JPS5834319Y2 - 船外機用ウオ−タポンプ - Google Patents

船外機用ウオ−タポンプ

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Publication number
JPS5834319Y2
JPS5834319Y2 JP1322078U JP1322078U JPS5834319Y2 JP S5834319 Y2 JPS5834319 Y2 JP S5834319Y2 JP 1322078 U JP1322078 U JP 1322078U JP 1322078 U JP1322078 U JP 1322078U JP S5834319 Y2 JPS5834319 Y2 JP S5834319Y2
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JP
Japan
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impeller
drive shaft
pump
water
water pump
Prior art date
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Expired
Application number
JP1322078U
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English (en)
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JPS54119197U (ja
Inventor
大 厚海
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP1322078U priority Critical patent/JPS5834319Y2/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ウォータポンプ内への空気、排気ガスの吸入
を防止した船外機用ウォータポンプに関する。
一般に、排気通路が独立しておらず排気ガスがウォータ
ポンプにかかる構造の船外機にあっては、中立又は後進
時に排気通路が水面下に没するので船外機のケーシング
内圧が上昇し、吸入側が負圧になっているウォータポン
プ内にドライブシャフトとポンプハウジングとのシール
部から排気ガス・空気が吸入されてウォータポンプ内に
気泡が生じ、ポンプの性能及び冷却性能が低下する虞れ
がある。
その為、従来の船外機はポンプハウジングとドライブシ
ャフトとのシール部上方に水溜りを形成して常時水を溜
めウォータシールによって排気ガス・空気のウォータポ
ンプ内への吸入を防止し、或はポンプハウジングとドラ
イブシャフトとの間を二重構造にしている等積々その対
策を図っているが、ポンプハウジングの構造が複雑にな
っていると共に、後者の場合にあってはなお排気ガス・
空気がウォータポンプ内へ吸入される場合がある。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、インペラを
ゴム等の弾性素材にて形成し貫通しないキー溝を下端か
ら上方へ軸方向に設け、このインペラに内周端部に環状
突起を形成してドライブシャフトに密着させ、かつイン
ペラ上端のドライブシャフト挿通孔外側位置に環状突起
を設けてポンプハウジング内壁に当接させポンプハウジ
ング内外ヲシールしたことにより、従来のオイルシール
等のシール部材が不要でポンプハウジングの構造が簡略
で済み、さらにインペラの内側突起はドライブシャフト
に密着し該インペラとドライブシャフトの両者は同時に
回転して摺動することがないのでシールの信頼性が向上
し、従って排気ガス・空気のウォータポンプ内への吸入
が防止でき、而かも前記のようにインプラとドライブシ
ャフトとの密着部は摺動しないのでインペラの内側突起
は摩耗することなくシール寿命が長い船外機用ウォータ
ポンプを提供することを目的とする。
次に本考案の第一実施例を第1図及至第4図を参照して
説明する。
船外機用ウォータポンプ1は、吸入側2を負圧にし、吐
出側3を正圧するポンプハウジング4内にキー5を介し
てドライブシャフト6に軸着したインペラ7を配設して
構成され、船外機外の水、例えば海水を吸水しエンジン
のウォータジャケットへ冷却用水として供給するポンプ
である。
上記インペラ7は、合或樹月家金属等を素材とするブツ
シュ8をゴム等の弾性素材により形成され偏心具9を有
するインペラ本体にて被覆して構成され、上端に1で貫
通しないキー溝10が下端から上方へ軸方向に形成され
ている。
このインペラ7は、キー溝10上方の本体内周端部に環
状内側突起11を有して、該環状内側突起11をドライ
ブシャフト6外周に密着させるか又は図示する如くドラ
イブシャフト6に環状嵌合溝12を形成し該溝に嵌合密
着させている。
又、インペラ7は、ドライブシャフト挿通孔外側位置の
上端及び下端に環状突起13.13が形成されており、
この環状突起13.11ポンプハウジング4の内壁及び
後述のポンププレート16に当接させウォータポンプ内
外及びポンプ内の吸入側2と吐出側3とを遮蔽している
上記インペラ7に形成した環状内側突起11上端及び環
状突起13内側とドライブシャフト6との間は水溜り1
4になっている。
ポンプハウジング4は、吸入側2位置に吸入口15を有
するポンププレート16が底面に固着されていると共に
、吐出側3に吐出口17が形成されてウォータジャケッ
トに通じる導管18が接続している。
又、ポンプハウジング4の吐出口17には、インペラ7
上方に形成した水溜り14に水を供給する為の水通路1
9が形成されている。
尚、図中20は必要に応じてポンプ・・ウジフグ4上面
に設けられる水溜り用層を示す。
而かして、本考案ウォータポンプによれば、オイルシー
ル等のシール部材をポンプハウジング4とドライブシャ
フト6との間に設けることなく、インヘラ7の環状内側
突起11とドライブシャフト6外周との密着及びインペ
ラ7上端の環状突起13とポンプハウジング4内壁との
当接によってボン7’内外’にシールし、而かもドライ
ブシャフト6とウォータポンプとのシール部、即ちイン
ペラ7の環状内側突起11はドライブシャフト6ととも
に回転して摩耗することがなく、さらには上記インペラ
7の環状内側突起11及び該インペラ7上端の環状突起
13とドライブシャフト6外周との間には水溜り14が
形成されいわばウォータシールの作用をするようになっ
ているものである。
第5図に示すものは本考案の第二実施例である。
この実施例は、インペラ7の環状内側突起11上部にさ
らに第二の環状内側突起21をドライブシャフト6に当
接しない程度に突設し、この環状内側突起11.21間
を水溜り14としたものである。
尚、この実施例ではドライブシャフト6外周に環状嵌合
溝12を形成せず、環状突起11をドライブシャフト6
外周に密着させている。
第6図に示すものは本考案の第三実施例である。
この実施例は、インペラ7の環状内側突起11上部に水
溜り14を設けず、従ってポンプハウジング4の吐出口
17に導管18金形成しないタイプのものである。
。伺、本考案にあっては、ポンプハウジング4とドライ
ブシャフト6との間にオイルシール等のシール部材を設
けた従来の船外機用ウォータポンプに実施してもよいこ
とは勿論である。
本考案は上述のように、インペラをゴム等の弾性素材に
て形成し貫通しないキー溝を下端から上方へ軸方向に設
け、このインペラに内周面から内側へ突出する環状内側
突起を形成してドライブシャフトに密着させると共に、
インペラ上端のドライブシャフト挿通孔外側位置に環状
突起を設けてポンプハウジング内壁に当接させポンプ内
外ヲシールしてなるので、従来のオイルシール等のシー
ル部材が不要でポンプハウジングの構造が簡単でよく、
またインペラの内側突起はドライブシャフトに密着して
該ドライブシャフトとともに回転して摺動せず、従って
インペラ・ドライブシャフト間のシール性能が良好で排
気ガス・空気のポンプ内への吸入が防止でき、更には上
記インペラとドライブシャフトとの間のシール部は摺動
しないので摩耗することなく寿命上からも優れているも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一実施例を示す船外機の要部切欠正
面図、第2図は第1図の要部断面図、第3図は同上のイ
ンペラを示す平面図、第4図は第3図のTV−IV線断
面図、第5図は本考案の第二実施例を示す要部断面図、
第6図は本考案の第三実施例を示す要部断面図である。 図中符号1は船外機用ウオークポンプ、2は吸入側、3
は吐出側、4はポンプハウジング、5はキー、6はドラ
イブシャフト、7はインペラ。 10はキー溝、11は環状内側突起、13はインペラ上
端の環状突起を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船外機のドライブシャフトに軸着さへ船外機外の水を吸
    水して内燃機関のウォータジャケット内に圧送し、該機
    関を冷却する船外機用ウォータポンプにおいて、インペ
    ラをゴム等の弾性素材により形成し貫通しないキー溝を
    下端から上方へ軸方向に設け、このインペラに内周端部
    に環状突起を形成してドライブシャフトに密着させると
    共に、インペラ上端のドライブシャフト挿通孔外側位置
    に環状突起を設けてポンプ・・ウジング内壁に当接させ
    ウォータポンプ内外をシールして成る船外機用ウォータ
    ポンプ。
JP1322078U 1978-02-04 1978-02-04 船外機用ウオ−タポンプ Expired JPS5834319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1322078U JPS5834319Y2 (ja) 1978-02-04 1978-02-04 船外機用ウオ−タポンプ

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JP1322078U JPS5834319Y2 (ja) 1978-02-04 1978-02-04 船外機用ウオ−タポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54119197U JPS54119197U (ja) 1979-08-21
JPS5834319Y2 true JPS5834319Y2 (ja) 1983-08-01

Family

ID=28830905

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JPS54119197U (ja) 1979-08-21

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