JPS6150A - Ν−アシルアミノ酸アミドの製造方法 - Google Patents

Ν−アシルアミノ酸アミドの製造方法

Info

Publication number
JPS6150A
JPS6150A JP2916084A JP2916084A JPS6150A JP S6150 A JPS6150 A JP S6150A JP 2916084 A JP2916084 A JP 2916084A JP 2916084 A JP2916084 A JP 2916084A JP S6150 A JPS6150 A JP S6150A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
water
acid
acylaminoacid
amine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2916084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0353297B2 (ja
Inventor
Toru Ikeda
徹 池田
Shinji Higuchi
樋口 信二
Katsutoshi Hashimoto
橋本 勝利
Masao Honma
本間 正男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ajinomoto Co Inc
Original Assignee
Ajinomoto Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ajinomoto Co Inc filed Critical Ajinomoto Co Inc
Priority to JP2916084A priority Critical patent/JPS6150A/ja
Publication of JPS6150A publication Critical patent/JPS6150A/ja
Publication of JPH0353297B2 publication Critical patent/JPH0353297B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN−アシルアミノ酸アミドの改良された製造方
法に関するものである。
N−アシルアミノ酸アミドは低毒性で皮膚刺激性が少な
く生分解性の良好な油溶性非イオン界面活性剤として抗
酸化剤、香粧品添加剤、帯電防止、剤あるいは抗菌剤等
の用途に用いられ、また、油類に添加した際に油類を凝
固せしめる性質を有すゐことから(特公昭53−134
3.4号公報)、油凝固剤としてその工業的利用価値が
注目されている。
従来、N−アシルアミノ酸アミドはアミノ酸アミド合成
の中間体として一種のペプチド合成手法により多く合成
されてきた。すなわち、アミノ酸のアミノ基をホルミル
基、アセチル基、あるいはベンジルオキシカルがニル基
管で保護し、次いでアミノ酸のカルがキシル基をアルキ
ルエステル、フェノールエステル、酸ハライドあるいは
酸無水物等の形で活性化したのち、アルキルアミン等を
反応させ、N−保護アミノ酸アルキルアミド等を合成す
る方法である。
また、炭素数1〜22のアシル基を有するN−アシルア
ミノ酸と炭素数8以上のアルキルアミン等とを直接加熱
反応せしめてN−アシルアミノ酸アミドを得る方法が知
られているが(特公昭52−18691号公報)、アル
キルアミンが炭素数7以下あるいはアンモニアである場
合には、当該方法の適用は困難である。す々わち、当該
公知方法はN−アシルアミノ酸と炭素数8以上のアミン
とを・混合したのち、160〜200℃に直接加熱も[
7〈はキシレン等の不活性溶媒の存在下で加熱還流脱水
を行なうことにより、目的とするN−アシルアミノ酸ア
ミドを得る方法であるが、炭素数7以下のアルキルアミ
ン等にこの方法を適用する場合、当該アミンの沸点が低
いため、160〜200℃の直接加熱もしくはキシレン
等の存在下における加熱の条件下で、当該アミンが逸散
t、、反応収率が低下する欠点を有している。また、N
−アシルアミノ酸のアミノ酸残基が酸性アミノ酸残基で
あって、複数個のカルボキシル基を有する場合には、一
方のカルボキシル基は容易に反応するものの、他方は反
応性が低くなる傾向が著しい。
このため、ビスあるいはトリスアミド置換体を得るため
には、高温かつ長時間という苛酷な反応条件が必須とな
る。このような反応条件下では目的とするカルボキシル
基とアミンの縮合反応の他に、アミンの酸化、N−アシ
ル基とアミンの交換縮合反応、あるいはニトリル化等の
副反応による副生成物の生成が起り、あるいは光学活性
N−アシルアミノ酸を原料として用いた場合にはラセミ
化が同時に進行するため、目的とする光学活性N−アシ
ルアミノ酸アミドが得られない等の問題が生じる。
本発明者はN−アシルアミノ酸アミドの工業的に有利な
製造方法について鋭意検討した結果、N−アシルアミノ
酸を何ら活性化することなく、アルキルアミン、アルキ
レンアミン、シクロアルキルアミン、アリールアミン等
の一級アミンもしくはアンモニアと加熱反応せしめる際
に、触媒として水溶性酸性ホウ素化合物を共存せしめる
ことによって目的とするN−アシルアミノ酸アミドが高
収率で得られることを見出し、本発明を完成した。
本発明に係わる触媒の効果としては、比較的低温でかつ
速やかに反応が進行し高収率で目的物が得られること、
副反応生成物が少々く従って精製が極めて容易となるこ
とおよび低温で反応するため原料に光学活性N−アシル
アミノ酸を使用した場合でもラセミ化が抑えられること
等が挙げられる。更に捷た触媒は水溶性であり、反応液
を反応終了ののち水または稀アールカリ水溶液で洗滌す
ることにより容易に目的物と分離できるため、精製工程
に悪影響を及ぼさない特徴を有している。
本発明に於て原料として用いられるN−アシルアミノ酸
のアミノ酸成分としては特に限定されないが、グリシン
、アラニン、バリン、ロイシン等の中性アミノ酸、フェ
ニルアラニン等の有核アミノ酸、セリン、スレオニン等
の官能性置換基を有する中性アミノ酸、リジン、オルニ
チン等の塩基性アミノ酸およびグルタミン酸、アスノ4
ラギン酸等の酸性アミノ酸を例示することができる。ア
シル成分としては特に限定されないが、炭素数1〜22
の飽和1たけ不飽和脂肪酸より誘導されるアシル基、例
えばホルミル、アセチルプロぎオイル、カプロイル、カ
プリロイル、カブリノイル、ラウロイル、ミリストイル
、バルミトイル、ステアロイル、アラキノイル、ペヘノ
イル、オレオイル、カルオイル等の単一脂肪酸アシル基
、ヤシ油脂肪酸アシル、硬化牛脂脂肪酸アシル等の天然
系混合脂肪酸アシル基の他、安息香酸アシル、桂皮酸ア
シル等の芳香族カルぎン酸アシル等を例示することがで
きる。
N−アシルアミノ酸と共に加熱反応させるべき一級アミ
ンもしくはアンモニアを一般式で表示すれば次の通りで
ある。
NH2 (但し、Rは水素および炭素数1〜22のアルキル基、
アルキレン基、シクロアルキル基、凍たはアリール基を
示す) かかる−級アミンとしては、メチルアミン、エチルアミ
ン、ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、
2−エチルヘキシルアミン、ラウリルアミン、セチルア
ミン、スデアリルアミン等の直鎖または分岐鎖脂肪族ア
ミン、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン、
4−イソプロピルシクロヘキシルアミン等の脂環式アミ
ン、およびアニリン、ベンジルアミン、ナフチルアミン
、4−インゾロ巧ア=リン等の芳香族アミン等全例示す
ることかできる。
反応系に共存させる触媒として用いられる水溶性酸性ホ
ウ素化合物としては、ホウ酸、メタホウ酸、酸化ホウ素
、フェニルホウ酸、三フッ化ホウ素などが好適である。
これらの水溶性酸性ホウ素化合物は反応を著しく促進す
る効果を有し、反応時間を短縮させるのみならず、当該
水溶性酸性ホウ素化合物を反応系に共存させた場合には
、熱に不安定なN−アシルアミノ酸および一般アミンが
分解等の副反応を起すことなく目的とする脱水反応が進
行する。原料としてN−アシル酸性アミノ酸を選んだ場
合、触媒として当該水溶性酸性ホウ素化合物を反応系に
共存させない場合にはモノアミド化合物が主生成物であ
るのに比し、当該水溶性酸性ホウ素化合物を反応系に共
存させた場合には、ビスアミド化合物が高収率で得られ
も。さらに、原料として光学活性N−アシルアミノ酸を
用いた場合、低い反応温度でも充分に実用的な反応速度
が得られるため、ラセミ化を起すことなく目的とする光
学活性N−アシルアミノ酸アミドを得ることか可能であ
る。
本発明を実施するにあたっては、N−アシルアミノ酸と
一般アミンまたはアンモニアを共存せしめ、さらに水溶
性酸性ホウ素化合物を少量加え、共沸脱水媒体の存在下
あるいは無媒体下に加熱するだけでよく、操作ははなは
だ簡易である。
原料のN−アシルアミノ酸と一般アミンの比率はN−ア
シルアミノ酸のカルボキシル基1尚量あたゆ、−級アミ
ン1.0〜1.2当量が一般的に好ましい。すなわち、
反応に消費される一般アミンはカルボキシル基1尚量あ
たり1当量であ−るが、反応進行につれて遊離アミンの
濃度が低下し、反応るとよい。−級アミンがメチルアミ
ン、エチルアミンおよびアンモニアである場合には、原
料のN−アシルアミノ酸のカルブキシル基あたりのこれ
ら一般アミン当量比はより多くすることが好ましい。す
なわち、これらの−級アミンはいずれも沸点が極めて低
い物質であるために、加熱反応中に反応系から逸散しや
すい傾向を有し、反応進行中にこれらの一般アミンをガ
ス状にして少量ずつ補充して、反応系内の残存カルブキ
シル基に対するこれらの一般アミンの当量比が1.0以
上となるようにする方法がよい。
触媒と1−て用いる水溶性酸性ホウ素化合物の添加量は
特に限定されないが、N−アシルアミノ酸に対し1〜2
0重量%が好ましい。すなわち、1重量%未満の場合は
触媒としての反応促進効果が充分でなく、また20重9
%を超える場合は経済的に、また反応終了後の触媒除去
操作において、不利になりやすい次らである。
反応時の加熱温度は、無媒体の場合、反応によって生じ
た水を除くため100℃以上の温度が一般に好ましく、
加熱温度が高いほど反応が促進されるが、副反応を抑制
するために、110〜140・  ℃が最も好ましい。
特に光学活性N−アシルアミノ酸アミドを得る場合には
、ラセミ化を抑制するために110〜125℃が最も好
ましい。無媒体下での反応は、炭素数8以上の一般アミ
ンを用いる場合に好ましく、炭素数8未満の一般アミン
またはアンモニアを用いる場合には攪拌等の梅作性が悪
くなりやすいため、装置等の工夫が必要である。
一方、共沸脱水媒体の共存下で加熱反応を行う場合には
、反応によって生じた水が共沸で容易に反応系外に除か
れるため、炭素数8未満の一般アミンまたはアンそニア
を原料として用いる場合にも適している。共沸脱水媒体
は、原料のN−アシルアミノ酸あるいは一般アミン、ア
ンモニアと反応しないものであれば特に制限はないが、
反応終了後に水、酸またはアルカリ水溶液で分層洗滌が
容易に行えることから炭化水素化合物が最も適している
。共沸媒体としては、沸点98〜140℃の炭化水素化
合物が最も好ましい。すなわち、沸点が98℃未満の場
合には反応系の温度が充分な反応速度を得るには低過ぎ
、沸点が140℃を超える場合には反応が速やかである
もののN−アシルアミノ酸の分解、アミンの酸化などの
好ましくない副反応が進行するからである。特にラセミ
化才1′ハリ を巷掛する必要のある場合には、沸点98〜15℃の炭
化水素化合物が最も好ましい共沸媒体であり、ヘプタン
、イソオクタン、メチルシクロヘキサン、シクロヘゾタ
ン、メチルシクロヘキセン、ジイソブチレン、トルエン
、オクタン、オクテンレン等の高沸点炭化水素化合物を
適宜混合して沸点を125℃以十に調整した混合物等が
好適な例として挙げられる。
反応に要する時間は反応に供する原料、加熱温度および
触媒の種類と添加量等によって異々るが、大略1〜35
時間で反応が完結する。
反応完結後に、目的とするN−アシルアミノ酸アミドを
単離する方法としては、無媒体下で反応した場合、反応
後酢酸エチル等の有機溶媒に加熱溶解し、触媒等の不溶
物質を濾過除去した後、冷却再結晶して目的とするN−
アシルアミノ酸アミドを得ることができる。N−アシル
アミノ酸アミドの種類によっては油類のみならず酢酸エ
チル等の有機溶媒をゲル化させる場合があり、このよう
な場合には冷却時に結晶化せず全体がrル花するので、
反応組成物を水、酸またはアルカリ水溶液等でスラリー
洗滌を繰返すことによって触媒、未反応原料あるいは副
反応生成物を除去して目的とするN−アシルアミノ酸ア
ミドを得ることができる。
炭化水素化合物等を共沸脱水媒体として用いた場合、反
応終了後に共沸脱水媒体を蒸留除去してから上記のごと
く酢酸エチル等の有機溶媒から再結晶する方法も可能で
あるが、目的とするN−アシルアミノ酸アミドが水に難
溶である性質を利用して次のような方法を用いることが
できる。
すなわち、反応混合物に水を加え充分攪拌したのち分層
し、水層に触媒を抽出除去させる。同様に鉱酸゛の稀水
溶液捷たはアルカリ稀水溶液を用いることにより、未反
応の一般アミン、N−アシルアミノ酸および副反応生成
物等を抽出除去させる。
この操作を繰返すことによって目的とするN−アシルア
ミノ酸アミドを共沸脱水媒体との混合物として精製する
ことができる。この方法を実施する際、共沸脱水媒体と
して用いた炭化水素化合物の存在は分層分離を容易なら
しめ、操作が簡易となる特徴を有する。特に目的とする
N−アシルアミノ酸アミドが油類をゲル化させる性質を
有する場合、共沸脱水媒体として用いられた炭化水素化
合物をゲル化させるととが多く、分層分離に際し、炭化
水素化合物層は粒状のrル状組成物となって浮上するた
め、容易に水層を分離除去することができる。
精製が終了1−たのち、共沸脱水媒体とN−アシルアミ
ノ酸アミドの混合物に水を加え、攪拌しながら水蒸気蒸
留または水との共沸蒸留を行うことによって、共沸脱水
媒体を留出除去させると、目的とするN−アシルアミノ
酸アミドの水性スラリーが得られ、これを固−液分離、
乾燥して目的物が単離される。この方法によれば、固液
分離は最終工程の一回だけでよく、反応から精製までを
一つの反応装置の中で実施できるため、製造装置が簡便
になり、工程操作もはなはだ簡易となる。
以下、実施例により具体的に説明するが、本発明はこれ
に限定されるものでないことは言うまでもない。
実施例I N−ラウセイルーL−グルタミン酸329 g(1モル
)、n−ブチルアミン149.!li’(2,04モル
)およびホウ酸30gをトルエン11に加え、H字管を
取付は加熱還流を24時間行ったところ、水36プ(2
モル)を生じた。
反応液を0.5規定硫酸水溶液21.0.5規定苛性ソ
ーダ水溶821.水21で順次抽出分層して洗滌したの
ち、水2ノを加え、攪拌下に加熱し、トルエン11を水
と共に留出させ、水性スラリーを得た。これを濾過乾燥
して目的とするN−ラウロイル−L−グルタミン酸酸ビ
スn−ブチルアミド430g(収率98%)を得た。m
p148〜15゛0 ℃ 元素分析値  C(%)   H(係)N(チ)計算値
  68.29 11.23 9.56実施値  68
.37 11.18 9.58また、このものの旋光度
は以下に示した通り標品と一致し、何らラセミ化は伴な
ゎ力かった。
サンプル  旋光度(250nrn : 19&エタノ
ール溶液)実施例   −305゜ 対照    −308゜ 比較例 N−ラウロイル−L−グルタミン酸3291I(1モル
)およびn−ブチルアミン149g(2,04モル)を
キシレン11(比較例1とする。)またはトルエン17
(比較例2とする。)にそれぞれ加え、比較例1におい
ては8時間、比較例2においては45時間の加熱反応を
行った。実施例、1と同様に、反応液を硫酸水溶液、苛
性ソーダ水溶液および水で順次、抽出分層して洗滌した
のち、溶媒を共沸除去し、濾過乾燥してN−ラウロイル
グルタミン酸ビスn−ブチルアミドを得た。その結果を
表−1に示す。
比較例1は表−1に示されたようにラセミ化が著しく進
行していることが明らかになった。比較例2は極めて低
収率であったが、これは苛性ソーダ水溶液による抽出分
層洗滌の際に1大半の生成物が抽出除去されたことに由
来する。。当該症出液に硫酸を加えpH2に中和して得
られる固形物318#Fi’N−ウラロイルグルタミン
酸モノn−ブチルアミドが主成分であることが、既知の
方法で得られる標品との比較により確認された。
実施例2 表−2に示したように、各種N二アシルンルタミン酸0
.5そル、各種−級アミン1.1セルをそれぞれ共沸脱
水媒体500mに入れ、水溶性酸性ホウ素化合物をそれ
ぞれ10f加えたのち、H字管を取付け、所定温度でそ
れぞれ加熱還流を24時間行ったところ、水1モル(1
8m)がそれぞれ溜 H字管の底に中りた。
反応液を0.5規定硫酸水溶液IJ、0.5規定アンそ
ニア水溶液17および水17で順次抽出分層洗滌を行っ
た後、水17.を加え、加熱蒸気を吹込み、共沸脱水媒
体500−を水蒸気蒸留で除去して水性スラリーな得た
。これを濾過乾燥して、N−アシルグルタミン酸ビスア
ミドを得た。得られたビスアミドの畳量及び収率を一括
して同表に示した。
実施例3 N−カゾロイルアスパラヤン酸217y−(1モル)と
2−エチルヘキシルアミン266 fF(2,06モル
)をトルエン1!に加え、メタホウ酸20f/を加えた
のち、H字管を取付は加熱還流を20時間行ったところ
、水が36d(2モル)生じた。
反応液を0.5規定塩酸水溶液27,0.5規定苛性カ
リ水溶液2!、水2jで順次抽出分層を行ない洗滌した
のち、水2!を加え、攪拌しながら加熱してトルエンエ
!を水と共に留出させ、水性スラリーを得た。これを濾
過後乾燥し、目的とするN−カプロイルアルパラギン酸
ビス2−エチルへキシルアミド439p(収率97チ)
を得た。
mp、 137〜140℃ 元素分析値 C(優)   H(%)   N(チ)計
算値  68.83  11.33  9.26実測値
  68.74  11.38  9.20実施例4 N−カプリロイルグルタミン酸273%(1モル)、ラ
ウリルアミン40OFF(2,16モル)およびメタホ
ウ酸201を攪拌機、窒素吹込容管および脱水器を取付
けた反応容器に入れ、120℃に加熱し、窒素、fスを
毎分1!の速さで通じながら攪拌し、6時間、反応を行
った。脱水器の底には水18m1が留出した。
冷却後、反応器内容物を酢酸エチル3!に加熱溶解した
。不溶性のメタホウ酸を沖過除去したのち、冷却してN
−カプリロイルグルタミン酸ビスラウリルアミドを析出
せしめ、白色結晶577FF(収率95チ)を得た。m
p、 12’8〜130℃元素分析値 C(チ)   
 f((チ)   N(チ)計算値  73.09  
12.10  6.91実測値  73.18  12
.I5  6.85実施例5 表−3に示したよりに、各mN−アシルアミノ酸0.5
モルと各m−9アミン0.6モルヲトルエン5001n
tに加え、メタホウ酸10Fをそれぞれ加えたのち、H
字管を取付け、加熱還流を24時間行ったところ、水9
td(0,5モル)がそれぞれHう督 字管底部に舒った。
反応液を0.5規定塩酸、0.5規定水酸化カリウム水
溶液および水それぞれ500−で順次抽出分層洗滌を行
ったのち、水1!を加え、水蒸気蒸留によってトルエン
500−を留出除去して、水性スラリーを得た。これを
濾過乾燥してN−アシルアミノ酸アミドを得た。得られ
たN−アシルアミノ酸の畳量及び収率な同表に一括して
示した。
実施例6 NN’−シカプリノイルリジン229z及びメ゛タホウ
酸20pをトルエン500dK加え、H字管を取付けた
後、攪拌下に加熱還流を行にい)がら、乾燥したアンそ
ニアガス15!を毎分500+7!ずつ反応容器底よシ
吹込んだ。さらに、毎分50dずつの速度で乾燥したア
ンモニアガスを反応容器底より吹込みつつ加熱還流を5
時間続けたところ、り唱r H字管底に水9−が瀞った。
反応液を0.5規定塩酸、0.5規定水酸化ナトリウム
および水それぞれ500dで順次抽出分層洗滌を行った
のち、水500−を加え、水蒸気を吹込みつつトルエン
−500−を留出除去して、水性スラリー90C)−を
得た。これを濾過し、固型物を乾燥してNN’−シカプ
リノイルリジンアミド224 i(収率98チ)を得た

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N−アシルアミノ酸と一級アミンもしくはアンモ
    ニアとを加熱せしめてN−アシルアミノ酸アミドを製造
    する際に、水溶性酸性ホウ素化合物を反応系に共存させ
    ることを特徴とするN−アシルアミノ酸アミドの製造方
    法。
  2. (2)共沸脱水媒体として、沸点98〜125℃の炭化
    水素化合物または炭化水素混合物を用いる特許請求の範
    囲(1)項記載のN−アシルアミノ酸アミドの製造方法
JP2916084A 1984-02-17 1984-02-17 Ν−アシルアミノ酸アミドの製造方法 Granted JPS6150A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2916084A JPS6150A (ja) 1984-02-17 1984-02-17 Ν−アシルアミノ酸アミドの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2916084A JPS6150A (ja) 1984-02-17 1984-02-17 Ν−アシルアミノ酸アミドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6150A true JPS6150A (ja) 1986-01-06
JPH0353297B2 JPH0353297B2 (ja) 1991-08-14

Family

ID=12268506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2916084A Granted JPS6150A (ja) 1984-02-17 1984-02-17 Ν−アシルアミノ酸アミドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6150A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0795540A1 (de) * 1996-03-15 1997-09-17 Hoechst Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von N-Lauroyl-L-glutaminsäure-di-n-butylamid
EP1094059A1 (en) * 1999-10-20 2001-04-25 Ajinomoto Co., Inc. Process for production of N-acyl amino acid amide
JP2001131145A (ja) * 1999-08-20 2001-05-15 Toray Ind Inc 光学活性3−アミノピロリジン誘導体の製造法
US6335468B1 (en) 1999-10-20 2002-01-01 Ajinomoto Co., Inc. Process for production N-acyl amino acid amide
US7745661B2 (en) 2005-04-07 2010-06-29 New Japan Chemical Co., Ltd. Process for producing tricarboxylic acid tris (alkyl-substituted cyclohexylamide)
WO2013122130A1 (ja) * 2012-02-17 2013-08-22 国立大学法人名古屋大学 ヒドロキシカルボン酸アミド化合物の製法及び新規なアリールボロン酸化合物
CN107382972A (zh) * 2016-05-16 2017-11-24 江苏同禾药业有限公司 一种富马酸卢帕他定中间体的合成方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0795540A1 (de) * 1996-03-15 1997-09-17 Hoechst Aktiengesellschaft Verfahren zur Herstellung von N-Lauroyl-L-glutaminsäure-di-n-butylamid
JP2001131145A (ja) * 1999-08-20 2001-05-15 Toray Ind Inc 光学活性3−アミノピロリジン誘導体の製造法
EP1094059A1 (en) * 1999-10-20 2001-04-25 Ajinomoto Co., Inc. Process for production of N-acyl amino acid amide
US6335468B1 (en) 1999-10-20 2002-01-01 Ajinomoto Co., Inc. Process for production N-acyl amino acid amide
US7745661B2 (en) 2005-04-07 2010-06-29 New Japan Chemical Co., Ltd. Process for producing tricarboxylic acid tris (alkyl-substituted cyclohexylamide)
JP4978466B2 (ja) * 2005-04-07 2012-07-18 新日本理化株式会社 トリカルボン酸トリス(アルキル置換シクロヘキシルアミド)の製造方法
WO2013122130A1 (ja) * 2012-02-17 2013-08-22 国立大学法人名古屋大学 ヒドロキシカルボン酸アミド化合物の製法及び新規なアリールボロン酸化合物
US9162972B2 (en) 2012-02-17 2015-10-20 National University Corporation Nagoya University Method for production of hydroxycarboxylic acid amide compounds and novel arylboronic acid compound
CN107382972A (zh) * 2016-05-16 2017-11-24 江苏同禾药业有限公司 一种富马酸卢帕他定中间体的合成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0353297B2 (ja) 1991-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3652671A (en) Process for making a cationic methacrylamide
KR100345170B1 (ko) β-히드록시알킬아미드의 제조방법
US5300665A (en) Process for preparing fatty acid esters and amides of sulfonic acid salts
JPS6150A (ja) Ν−アシルアミノ酸アミドの製造方法
US5455377A (en) Process to prepare alkansulphonamides
EP1094059B1 (en) Process for production of N-acyl amino acid amide
US6335468B1 (en) Process for production N-acyl amino acid amide
GB2220000A (en) Preparation of iodoalkynyl carbamates
JPH0278656A (ja) 2―ヒドロキシ―3―(2―アミノフェニルチオ)―3―(4―メトキシフェニル)―プロピオン酸ラセミ混合物からの(2s,3s)―トレオ型光学的対象体の分割方法
US5792880A (en) Process for the preparation of N-lauroyl-L-glutamic acid di-n-butylamide
US2810754A (en) Synthesis of l-glutamine from l-glutamic acid
CN109970609A (zh) 一种组合物及其应用
JPH039898B2 (ja)
US2898353A (en) Preparation of amides
CN112409237B (zh) 一种n-苄基邻苯二甲酰亚胺的制备方法
US3105092A (en) Purification of beta-alanine
US3668232A (en) N-substituted 2-aminomethyl-2{40 -biphenylcarboxylic acid and derivatives
JPH06211752A (ja) 2,2−ビス(3−ニトロ−4−ヒドロキシフェニル)ヘキサフルオロプロパンの製造方法
JPS6317851A (ja) 高純度3−ニトロベンズアルデヒドの製造法
SU178759A1 (ja)
JPS5946255A (ja) 2−アルコキシメチレン−3,3−ジアルコキシプロパンニトリル類の製法
JP4892849B2 (ja) 1,3,5−ベンゼントリカルボン酸アミドの製造方法
CN115636866A (zh) 一种桥环化合物的合成方法及其中间体
JPS604808B2 (ja) ペンタフルオロプロパン酸誘導体の製法
JPH0296559A (ja) アミドアルカンスルホン酸の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees