JPS6144783A - 液体肥料用原体 - Google Patents
液体肥料用原体Info
- Publication number
- JPS6144783A JPS6144783A JP59166883A JP16688384A JPS6144783A JP S6144783 A JPS6144783 A JP S6144783A JP 59166883 A JP59166883 A JP 59166883A JP 16688384 A JP16688384 A JP 16688384A JP S6144783 A JPS6144783 A JP S6144783A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- caking
- liquid fertilizer
- water
- potassium pyrophosphate
- ammonium
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は液体肥料用原体に関する、
液体肥料川原体は、従来の液体肥料に比し、溶媒の水が
存在しないので高成分であること、およびこれからくる
輸送費、包装費等が割安になる等の利点があるが、固結
を起こし易いために取シ扱い上において困難を来たす場
合がしばしばある。
存在しないので高成分であること、およびこれからくる
輸送費、包装費等が割安になる等の利点があるが、固結
を起こし易いために取シ扱い上において困難を来たす場
合がしばしばある。
従来、周知の肥料の固結防止方法としては珪、藻土、タ
ルク、ベントナイト、酸性白土、次酸マグネシウム、水
酸化マグネシウム等の微粉末を添加する方法、または、
リン酸第二鉄塩を添加する方法（特公昭５ｌ−４０８７
７）、または、脂肪酸アミドと脂肪族アミンとを添加す
る方法（特公昭５８−８６６８）など種々の方法がある
が、これらの固結防止剤を液体肥料川原体に適用するこ
とは製品の使用目的によっては好ましくなく、例えば、
液体肥料用原体は水に溶解させた後、噴霧器等を用いて
葉面散布されることが多く、この場合従来の固結防止剤
のような、そのほとんどが水に難溶性か、あるいは不溶
性のものを使用したときには噴霧器等のスプレーノズル
の閉塞及びヌケ−ｐの付着等の悪影響を与えるので使用
出来ないこともある。従って、液体肥料用原体の固結防
止剤としては水溶性の高いものが要望されていた。
ルク、ベントナイト、酸性白土、次酸マグネシウム、水
酸化マグネシウム等の微粉末を添加する方法、または、
リン酸第二鉄塩を添加する方法（特公昭５ｌ−４０８７
７）、または、脂肪酸アミドと脂肪族アミンとを添加す
る方法（特公昭５８−８６６８）など種々の方法がある
が、これらの固結防止剤を液体肥料川原体に適用するこ
とは製品の使用目的によっては好ましくなく、例えば、
液体肥料用原体は水に溶解させた後、噴霧器等を用いて
葉面散布されることが多く、この場合従来の固結防止剤
のような、そのほとんどが水に難溶性か、あるいは不溶
性のものを使用したときには噴霧器等のスプレーノズル
の閉塞及びヌケ−ｐの付着等の悪影響を与えるので使用
出来ないこともある。従って、液体肥料用原体の固結防
止剤としては水溶性の高いものが要望されていた。
本発明者等は液体肥料用原体の固結防止に関して種々検
討した結果、ピロリン酸カリを液体肥料用原体に少量添
加することによってすぐれた固結防止効果が得られ、し
かも製品の使用において何らの悪影響をも及はさないこ
とを見い出した。
討した結果、ピロリン酸カリを液体肥料用原体に少量添
加することによってすぐれた固結防止効果が得られ、し
かも製品の使用において何らの悪影響をも及はさないこ
とを見い出した。
すなわち、本発明はピロリン酸カリを１〜１０重量％含
有することを特徴とする液体肥料川原体である。
有することを特徴とする液体肥料川原体である。
本発明において対象となる液体肥料用原体としては硝安
、尿素、硫安、塩安等の窒素質肥料、１燐安、２燐安等
の燐酸質肥料、塩化カリ、硫酸カリ等のカリ質肥料、並
びにこれらの肥料物質の組み合わせによ多数種の肥料成
分を含む配合肥料、あるい祉これらにマグネシウム、硼
素、マンガン等植物の生育に必要な要素を含有させた粉
粒体組成物が挙げられる。
、尿素、硫安、塩安等の窒素質肥料、１燐安、２燐安等
の燐酸質肥料、塩化カリ、硫酸カリ等のカリ質肥料、並
びにこれらの肥料物質の組み合わせによ多数種の肥料成
分を含む配合肥料、あるい祉これらにマグネシウム、硼
素、マンガン等植物の生育に必要な要素を含有させた粉
粒体組成物が挙げられる。
本発明において使用される固結防止剤としてのピロリン
酸カリは純粋である必要はなく、工業用として市販され
ているもので差し支えない。
酸カリは純粋である必要はなく、工業用として市販され
ているもので差し支えない。
本発明による固結防止剤は少量の添加によシ充分満足す
る固結防止効果が得られるが、その添加量があまシ少な
過ぎると固結防止効果が不充分であシ、またその添加量
が多過ぎても固結防止効果の著るしい向上は望めず経済
的に不利となるので、通常は液体肥料用原体に対して１
〜１０重量％、好ましくは３〜８重量％の範囲において
使用される◇ 添加方法は特に制限されることはなく、常法の手段を用
いて行なわれる。最も一般的には、回転円筒または回転
皿等の装置を用いて液体肥料用原体を転動させながら、
これにピロリン酸カリを添加混合する方法が採られる◇ とのように液体肥料用原体にピロリン酸カリを添加し処
理する時は、従来知られている固結防止剤に比し極めて
優れた固結防止効果が期待できる。
る固結防止効果が得られるが、その添加量があまシ少な
過ぎると固結防止効果が不充分であシ、またその添加量
が多過ぎても固結防止効果の著るしい向上は望めず経済
的に不利となるので、通常は液体肥料用原体に対して１
〜１０重量％、好ましくは３〜８重量％の範囲において
使用される◇ 添加方法は特に制限されることはなく、常法の手段を用
いて行なわれる。最も一般的には、回転円筒または回転
皿等の装置を用いて液体肥料用原体を転動させながら、
これにピロリン酸カリを添加混合する方法が採られる◇ とのように液体肥料用原体にピロリン酸カリを添加し処
理する時は、従来知られている固結防止剤に比し極めて
優れた固結防止効果が期待できる。
本発明による固結防止剤の固結防止効果がどのような機
構によって生ずるかは明らかではないが、肥料の固結性
が一般に水分の吸収に起因して隣接する粒子間に生ずる
飽和溶液から大気の状態変化に際して析出する結晶が各
粒子間の架橋になるためであると考えられているので、
本発明方法によればピロリン酸カリの粉末が肥料の粒子
相互間の接触を妨げるのみでなく、ピロリン酸カリが粒
子表面の水分を吸収してピロリン酸カリの水和物を生成
するので、肥料は乾燥状態を保つことになシ、かつ生成
するピロリン酸カリの水和物は非固結性物質で安定であ
るために、とれらの作用が合体相乗されて極めて優れた
固結防止効果を示すものと推定される。
構によって生ずるかは明らかではないが、肥料の固結性
が一般に水分の吸収に起因して隣接する粒子間に生ずる
飽和溶液から大気の状態変化に際して析出する結晶が各
粒子間の架橋になるためであると考えられているので、
本発明方法によればピロリン酸カリの粉末が肥料の粒子
相互間の接触を妨げるのみでなく、ピロリン酸カリが粒
子表面の水分を吸収してピロリン酸カリの水和物を生成
するので、肥料は乾燥状態を保つことになシ、かつ生成
するピロリン酸カリの水和物は非固結性物質で安定であ
るために、とれらの作用が合体相乗されて極めて優れた
固結防止効果を示すものと推定される。
従って、本発明方法によれば肥料の固結の原因となる粒
子の接触と、吸湿性に対して同時に対処できることにな
る。
子の接触と、吸湿性に対して同時に対処できることにな
る。
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない
。
、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない
。
なお、実施例中の％および部は特記しない限υすべて重
量％および重員部を示す。
量％および重員部を示す。
実施例１
態窒素：２１．１０％）９１部、結晶状１燐安（アンモ
ニア態窒素： １２．０８％、水溶性燐酸：６０．８９
％）１２３仏結晶状塩化カリ（水溶性力！Ｊ ： ６２
．０％：） ２０７部を回転皿を月いて転動させながら
、粉末状ピロリン酸カリ（水溶性燐酸：４１．７４％、
水溶性カリニ５５．２２％の工業用市販品）を常温で添
加し、５分間転動処理して硝安系液体肥料用原体を得た
移、固結度を測定した。結果を第−表に示す。
ニア態窒素： １２．０８％、水溶性燐酸：６０．８９
％）１２３仏結晶状塩化カリ（水溶性力！Ｊ ： ６２
．０％：） ２０７部を回転皿を月いて転動させながら
、粉末状ピロリン酸カリ（水溶性燐酸：４１．７４％、
水溶性カリニ５５．２２％の工業用市販品）を常温で添
加し、５分間転動処理して硝安系液体肥料用原体を得た
移、固結度を測定した。結果を第−表に示す。
なお、固結度の測定は次の方法で行なった。
すなわち、内径３２調、高さ３０調のポリ塩化ビニ／ｌ
’製円筒内に、試料を充填し、外径３０１１１ＩＩ＋１
高さ１０Ｉｌ！Ｉｌのポリ塩化ビニ／Ｌ’製円柱をのせ
、その上に１ ｋｆの荷重をかけ、ポリエチレン袋で包
んだ後、温度３０℃、湿度８０％の恒温恒湿槽内に７日
間放置する。放置後、円筒内の試料を取り出し、このも
のの圧力破壊強度を測定し、固結度を推定しプこ。
’製円筒内に、試料を充填し、外径３０１１１ＩＩ＋１
高さ１０Ｉｌ！Ｉｌのポリ塩化ビニ／Ｌ’製円柱をのせ
、その上に１ ｋｆの荷重をかけ、ポリエチレン袋で包
んだ後、温度３０℃、湿度８０％の恒温恒湿槽内に７日
間放置する。放置後、円筒内の試料を取り出し、このも
のの圧力破壊強度を測定し、固結度を推定しプこ。
比較例１〜４
実施例１と同一の硝安糸液体肥判用原体に、ピロリン酸
カリを添加しない場合、及び周知の固結防止剤：珪藻土
、タルク、酸性白土を添加した場合について、実施例１
と同一の操作を行ない、固結度を測定した。これらの結
果を第１表に示す。
カリを添加しない場合、及び周知の固結防止剤：珪藻土
、タルク、酸性白土を添加した場合について、実施例１
と同一の操作を行ない、固結度を測定した。これらの結
果を第１表に示す。
第 １ 表
（注）圧力破壊強度２ ｋ、以下は殆んど固結していな
い。
い。
硝安系液体肥料川原体の原試料の含有水分はいずれも０
．２８％であ、る。
．２８％であ、る。
第１表に示すように、本発明の固結防止剤ピロリン酸カ
リを添加したときは、周知の固結防止剤を添加したもの
に比し、極めて優れた固結防止効果を期待できることが
認められた□実施例２ 結晶状尿素（尿素態窒素：４６．４８％）８７１部、結
晶状硫安（アンモニア態窒素：２１．１０％）２１１１
゜結晶状１燐安（アンモニア態窒素：１２．Ｏｆ３％、
水溶性燐酸：６０．８９％）１２８凰結晶状塩化カリ（
水溶性力’） ： ６２．０％）２０７部を回転皿を用
いて転動させながら、粉末状ピロリン酸カリ（水溶性燐
酸：４１．７４％、水溶性カリニ５５．２２％の工業用
市販品）を常温で添加し、２分間転動処理して尿素系液
体肥料用原体を得た後、実施例１に記載した方法と同一
の方法で固結度を測定した。結果を第２表に示す。
リを添加したときは、周知の固結防止剤を添加したもの
に比し、極めて優れた固結防止効果を期待できることが
認められた□実施例２ 結晶状尿素（尿素態窒素：４６．４８％）８７１部、結
晶状硫安（アンモニア態窒素：２１．１０％）２１１１
゜結晶状１燐安（アンモニア態窒素：１２．Ｏｆ３％、
水溶性燐酸：６０．８９％）１２８凰結晶状塩化カリ（
水溶性力’） ： ６２．０％）２０７部を回転皿を用
いて転動させながら、粉末状ピロリン酸カリ（水溶性燐
酸：４１．７４％、水溶性カリニ５５．２２％の工業用
市販品）を常温で添加し、２分間転動処理して尿素系液
体肥料用原体を得た後、実施例１に記載した方法と同一
の方法で固結度を測定した。結果を第２表に示す。
比較例５〜８
実施例２と同一の尿素系液体肥料用原体に、ビロリン酸
カリを添加し安い場合、及び周知の固結防止剤：珪藻土
、タルク、酸性白土を添加した場合について、実施例２
と同一の操作を行ない、固結度、を測定した。これらの
結果を第２表に示す。
カリを添加し安い場合、及び周知の固結防止剤：珪藻土
、タルク、酸性白土を添加した場合について、実施例２
と同一の操作を行ない、固結度、を測定した。これらの
結果を第２表に示す。
第 ２ 表
Claims (1)
- ピロリン酸カリを１〜１０重量％含有する液体肥料用原
体
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59166883A JPS6144783A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 液体肥料用原体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59166883A JPS6144783A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 液体肥料用原体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6144783A true JPS6144783A (ja) | 1986-03-04 |
| JPH0244796B2 JPH0244796B2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=15839382
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59166883A Granted JPS6144783A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 液体肥料用原体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6144783A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008303122A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Murata Kensetsu:Kk | 土壌・植物成育改良材 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4008065A (en) * | 1974-02-16 | 1977-02-15 | Kali-Chemie Aktiengesellschaft | Granulated fertilizer composition and method for its preparation |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP59166883A patent/JPS6144783A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4008065A (en) * | 1974-02-16 | 1977-02-15 | Kali-Chemie Aktiengesellschaft | Granulated fertilizer composition and method for its preparation |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008303122A (ja) * | 2007-06-08 | 2008-12-18 | Murata Kensetsu:Kk | 土壌・植物成育改良材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0244796B2 (ja) | 1990-10-05 |
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