JPS6143388B2 - - Google Patents

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JPS6143388B2
JPS6143388B2 JP53027835A JP2783578A JPS6143388B2 JP S6143388 B2 JPS6143388 B2 JP S6143388B2 JP 53027835 A JP53027835 A JP 53027835A JP 2783578 A JP2783578 A JP 2783578A JP S6143388 B2 JPS6143388 B2 JP S6143388B2
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JP
Japan
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formula
group
hydrogen
conh
methyl
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JP53027835A
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JPS53112927A (en
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Mozaa Herumuto
Rudorufu Fuon Toberu Hansu
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Sandoz AG
Original Assignee
Sandoz AG
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS53112927A publication Critical patent/JPS53112927A/ja
Publication of JPS6143388B2 publication Critical patent/JPS6143388B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H21/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties
    • D21H21/14Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its function, form or properties; Paper-impregnating or coating material, characterised by its function, form or properties characterised by function or properties in or on the paper
    • D21H21/28Colorants ; Pigments or opacifying agents
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B44/00Azo dyes containing onium groups
    • C09B44/02Azo dyes containing onium groups containing ammonium groups not directly attached to an azo group

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Coloring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は塩基性ジスアゾ染料に関する。 本発明は下記式で示される、スルホ基を含ま
ない、塩基性ジスアゾ及びトリスアゾ染料を提供
する。 上式中、Raは水素、メチル、エチル、2―ヒ
ドロキシエチル、2―ヒドロキシプロピル、 (−CH2)−oN(CH32又は(−CH2)−oN(CH33A

を表わし、R1aは水素、メチル又はメトキシを表
わし、R4a及びR6aは同一であつて、水素、塩
素、メチル又はメトキシを表わし、nは2又は3
を表わし、Aはアニオンを表わし、Zaは直接
結合(Z1)、―S―(Z5)、―O―(Z6)、―CH=
CH―(Z7)、―NH―(Z10)、―NHCO―(Z11)、
―CONH―(Z12)、―N(CH3)―CO―(Z13)、
―CON(CH3)―(Z14)、 ―CONHNHCO―(Z24)、
【式】
【式】―COCO―(Z32)、― NHCONH―(Z41)、 ―NHCOCH2CH2CONH―(Z44),―NHCOCH=
CHCONH―(Z45),―NHCO(CH24―CONH―
(Z46),―N(CH3)COCH2CH2CON(CH3)―
(Z47),―N(CH3)COCH=CHCON(CH3)―
(Z48),―N(CH3)CON(CH3)―(Z49), ―CH2―(Z52),―CH2CH2―(Z53),―
(CH23―(Z54),―(CH24―(Z55),―CONH
(CH22NHCO―(Z56),―CONH(CH23NHCO
―(Z57)又は―CONH(CH24NHCO―(Z58)を
表わし、X′は水素、塩素、メチル又はメトキシ
を表わし、Y′は塩素、―NHCH2CH2OH又は―N
(CH2CH2OH)2を表わし、K1はバルビツール酸の
カツプリング成分の基又は下記式:
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 【式】
の基の1つを表わし、n′は2又は3を表わし、
K0は―N(CH32,―N(CH33A,―N
(CH32CH2CH2OHA又は
【式】を表 わし、Wは水素又は
【式】を 表わし、R11aは下記式:
【式】
【式】
【式】
【式】 (式中、n″は2又は3を表わす) の基の1つを表わす。 を表わし、Z0は直接結合又は架橋基を表わし、K
xはピラゾロン―5、5―アミノピラゾール、β
―ナフトール、α―ナフトール、アニリン、フエ
ノールもしくはアセトアセチルフエニルアミド列
のカツプリング成分の基又はバルビツール酸、ジ
メドンもしくはジメドンカルボン酸エステルの基
を表わす。但し、これらの化合物は、Kxがピラ
ゾロン―5、5―アミノピラゾール、β―ナフト
ール、α―ナフトール、アニリン、フエノールも
しくはアセトアセチルフエニルアミド列のカツプ
リング成分の基である場合には、1,2又は3個
の塩基性基を含むものとし、Kxがバルビツール
酸、ジメドンもしくはジメドンカルボン酸エステ
ルの基である場合には1又は2個の塩基性基を含
むものとする。 Z0が架橋基である場合、このような基はビスア
ゾ又はトリスアゾ直接染料技術において通常の架
橋基のいかなるものであつてもよい。このような
架橋基の多くの例を後記に示す。 式I0の化合物において、環T1及びT2は当該技
術に通常の置換基、例えばハロゲン、アルキル又
はアルコキシ、により置換されていてもよい。 Kxがピラゾロン―5、5―アミノピラゾー
ル、β―ナフトール、α―ナフトール、アニリ
ン、フエノール又はアセトアセチルフエニルアミ
ド列のカツプリング成分の基である場合、このよ
うな基は、例えばカツプリング成分の芳香族又は
複素環式基に結合している架橋基の炭素原子に結
合された、塩基性基、例えばジメチルアミノ、ト
リメチルアンモニウム、ジメチル―2―ヒドロキ
シエチルアンモニウム又はピリジニウム基、を有
していてもよい。3―メチルピラゾロン―5カツ
プリング成分である場合、塩基性基、例えばアミ
ノ又は第四級アンモニウム基、は1個の炭素原子
を介して1―N―原子に結合していてもよい。 好ましい本発明の化合物は下記式で示される
化合物である。 上式中、R、R1及びAは前記規定に同一の
ものを表わし、R4、R5、R6及びR7はそれぞれ独
立に水素、ハロゲン、置換されていないC1〜4
ルキル又は置換されていないC1〜4アルコキシを
表わし(最大2つはハロゲンであり、最大2つは
アルキル及びアルコキシから選ばれるものとす
る)、Zは直接結合(Z1)、直鎖もしくは分枝鎖
C1〜4アルキレン(Z2)、―CO―(Z3)、―
NHCSNH―(Z4)、―S―(Z5)、―O―(Z6)、
―CH=CH―(Z7)、―S―S―(Z8)、―SO2
(Z9)、―NH―(Z10)、―NHCO―(Z11)、―
CONH―(Z12)、―N(CH3)―CO―(Z13)、―
CON(CH3)―(Z14)、
【式】
―SO2NH―(Z19a)、―NHSO2―(Z19b)、 ―N(R8)CO(−CH2)−nCON(R8)―(Z21)、―
N(R8)CO―CH=CH―CON(R8)―(Z22)、
―N(R8)―CO―N(R8)―(Z23)、―
CONHNHCO―(Z24)、―CH2CONHNHCOCH2
―(Z25)、―CH=CH―CONHNHCO―CH=CH
―(Z26)、
【式】
【式】―O―CO―O― (Z30)、―COO―(Z31a)、―OCO―(Z31b)、
―COCO―(Z32)、―O(−CH2(−nO―(Z33)、 ―CON(R8)(−CH2)−nN(R8)CO―(Z36)、―
CON(R8)(−CN2)−nO(−CH2)−nN(R8)CO―
(Z37)、―CON(R8)(−CH2)−nN(CH3)(−CH2

N(R8)CO―(Z38)、―CON(R8)(−CH2)−n
O(−CH2)−nO(−CH2)−nN(R8)CO―(Z39)、
又は―N=N―(Z40){ここで、*印は式中に示
す1の位置に結合する原子を示し、R8はそれぞ
れ独立に水素又は直鎖の置換さていないC1〜4
ルキルを表わし、mはそれぞれ独立に1、2、3
又は4を表わし、Xはハロゲン又は直鎖の置換さ
れていないC1〜4アルキルもしくはC1〜4アルコキ
ンを表わし、Yはハロゲン、―NHCH2CH2OH又
は―N(CH2CH2OH)を表わす}を表わし、K
はバルビツール酸のカツプリング成分の基又は下
記式()〜(XI):
【式】
【式】
【式】
【式】 【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 {式中、n′は2又は3を表わし、R9は―CH3
は―CONH―(CH2o0K0(n0は2又は3を表わ
す)を表わし、R10はH、置換されていないフエ
ニル又は
【式】を表わし、 R12は置換されていないC1〜4アルキルを表わし、
R11は下記式()〜(XI):
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】
【式】 (式中、n″は2又は3を表わす) Raとして好ましい基は即ち素、2―ヒドロキ
シエチル、(−CH2)−3N(CH32又は(−CH2)−3N
(CH33Aである。 R1aとして好ましい基はR1b即ち水素又はメチ
ルである。 R4a及びR6aはともに水素であるのがもつとも
好ましい。 Zaは後述するようなZbであるのが好ましい。 式の化合物において、n.n′及びn″は、それぞ
れ互いに他と独立に、3であるのが好ましい。
K0はK0′即ち―N(CH33A,―N
(CH32CH2CH2OHA又は
【式】で あるのが好ましい。 K1として好ましい基はK1′即ちバルビツール酸
のカツプリング成分の基、式又はの基、下
記式: {式中、基―NHCOCH2―K0′は3位又は4位
にあり、K0′は前記規定に同一のものを表わす} の基又は式
【式】{式 中、R11bは前記規定に同一のものを表わす}の
基である。 アニオンAの性質は厳密には重要ではなく、
カチオン染料技術に通常のいかなるものであつて
もよい。非発色性のアニオンが好ましく、例とし
ては塩素又は臭素のようなロゲン、硫酸、重硫
酸、メチル硫酸、アミノスルホン酸、過塩素酸、
ベンゼンスルホン酸、シユウ酸、マレイン酸、酢
酸、プロピオン酸、乳酸、コハク酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、メタンスルホン酸もしくは安息香酸アニ
オン、クロロ亜鉛複塩のアニオンのような錯アニ
オン、及びホウ酸、クエン酸、グリコール酸、ジ
グリコール酸及びアジピン酸のアニオンがある。 好ましい種類の式の化合物としては下記式
′で示される化合物がある。 上式中、Rb、R1b、K1′及びAは前記規定に
同一のものを表わし、ZbはZ1、Z11、Z12、Z13
Z14、Z29、Z42、Z44、Z45、Z46、Z47、Z48、Z50
Z53又はZ55を表わす。 ベンジジン及びその誘導体の一部は公知の発癌
物質であり、多くの国において工業的使用が制限
されているから、製造においてかかる化合物を用
いなければならないような本発明の化合物は少く
とも商業生産の観点からはそれほど好ましいもの
ではない。例えば、式′においてZbがZ1即ち直
接結合である化合物は、この理由から、それほど
好ましいものではない。 本発明はまた式の化合物の製造方法を提供す
る。この方法は下記式: で示されるジアミンのテトラゾ誘導体を、下記式
で示されるカツプリング成分と及び下記式
: H―Kx で示されるカツプリング成分とカツプリングさせ
ることを含んでなる。 化合物:化合物:化合物の
モル比は1:1:1であるのが好ましい。カツプ
リングは通常の方法で、例えば水性の又は水/有
機性の、酸性、中性又は塩基性媒体中、約−10℃
からほぼ室温までの温度において、必要ならばピ
リジン又は尿素のようなカツプリング促進剤の存
在下に、適切に実施することができる。 得られる式の化合物は通常の方法で単離さ
れ、精製される。所望ならば、上記プロセスによ
り直接得られる化合物中のアニオンAを、通常
のイオン交換技法を用いて、より望ましいアニオ
ンAと交換することができる。 式、及びの化合物は公知で
あるか又は入手可能な出発原料から、公知の化合
物に対すると同様にして、得られるものである。 本発明の化合物はカチオン染料であつて、カチ
オン染色可能な基材の染色又は捺染に有用であ
る。 これらの化合物は染料製剤に変成することがで
きる。安定な液体染料製剤への処理は一般に公知
の方法で、有利には例えばフランス特許第
1572030号明細書に記載のようにして、所望によ
り例えば安定剤のような助剤を添加した適当な溶
剤に溶解することによつて行うことができる。 従つて、液体製剤は、例えば、染料ベースの形
の100%染料1部を1〜6部の有機カルボン酸又
は有機カルボン酸混合物中及び1〜4部の水中に
溶解することによつて、好ましくは1部の染料を
1.5〜4部の有機酸中及び1.5〜4部の水中に溶解
することによつて得ることができる。 有機カルボン酸という語は一、二及び三塩基酸
を意味し、好ましくは蟻酸、酢酸及びプロピオン
酸のような、低分子量一塩基カルボン酸である。 染料製剤例a(液体製剤) 染料ベースとして、例96(後記)で得られた染
料160部を、40〜60℃で、300部の酢酸及び300部
の水に溶解する。安定な、透明な溶液が得られ
る。 固体粒子染料製剤への処理も一般に公知の方法
で、有利にはフランス特許第1581900号明細書に
従う粒子化によつて、行うことができる。 粒子製剤は、例えば、1部の100%染料、0.1〜
0.7部の有機カルボン酸及び0〜1.5部の固体、非
イオン型の、通常の稀釈剤、好ましくは1部の染
料、0.25〜0.65部の有機カルボン酸及び0〜1.5部
の稀釈剤を含んでいてもよい。 粒子を製造するに用いられる有機カルボン酸は
任意にヒドロキシ基を含む一、二又は三塩基酸で
あつてよく、有利には蟻酸、酢酸、プロピオン
酸、シユウ酸、コハク酸、マロン酸、フマル酸、
乳酸、リング酸及びクエン酸のような、任意にヒ
ドロキシ基を含む、一又は二塩基、低分子量、飽
和又は不飽和カルボン酸である。 固体非イオン型稀釈剤は、例えば、グリコー
ス、フルクトース又はガラクトースのようなデキ
ストリン又は砂糖であつてよい。 粒子は下記の組成を有するような溶液又は懸濁
液からの噴霧によつて有利に製造される。 1部の染料(100%) 0.1〜0.7部の有機カルボン酸 0〜1.5部の非イオン型稀釈剤、及び 1.5〜6部の水 好ましくは、 1部の染料(100%) 0.5〜0.65部の有機カルボン酸 0〜1.5部の稀釈剤、及び 2〜4部の水 染料製剤例b(粒子) 染料ベースとして、例1(後記)で得られる染
料160部及び80部のデキストリンを、40〜60℃に
おいて、47部の乳酸及び320部の水中に溶解し、
この混合物を公知の方法で粒子化する。 本発明の化合物はサイジングしたもしくはされ
ていない紙の染色、例えばパルプ染色紙の製造、
に特に有用である。これらはまた、予め形成され
た紙を浸漬法により染色するのに用いることもで
きる。両者ともに公知の方法を用いることができ
る。 本発明の化合物は冷水に対し良好な溶解性を有
する。更に抄紙機からの廃水は着色があつたにし
ても極めてわずかなものである。これらは紙に対
する染色の場合にまだらにならず、広いPH範囲に
わたり良好な不感受性を示す。紙の染色物は明る
く、良好な日光堅牢性を有する。長時間の露光後
は、色相はトーン―イン―トーンに変化する。染
色紙は水に対するだはでなく、ミルク、果汁、甘
味付けされたミネラルウオーター及びアルコール
飲料に対しても良好な湿潤堅牢性を示す。これら
の染料は高い直接性を有する。即ち、ほとんど定
量的に吸着され、先ずこれらを溶解することな
く、乾燥粉末又は粒子形で、直接紙パルプに添加
することができ、明るさや発色度を低下させるこ
とがない。染色紙は酸化又は還元により漂白する
ことができ、このことは染色紙の再生に重要であ
る。染色紙は良好な色相安定性を示す。 下記の例は本発明を更に説明するためのもので
あつて、例中「部」及び「%」は重量で示す。 例 1 22.7部の4,4′―ジアミノベンズアニリドを、
55部の30%塩酸及び13.8部の亜硝酸ナトリウムを
含む500部の水中、0〜5℃において、公知の方
法でテトラゾ化した。320部の水及び40部の酢酸
中に溶解した20.2部の6―ヒドロキシ―4―メチ
ルピリドニル―(3)―ピリジニウムベタインベース
を、激しく撹拌しながら3時間で、氷冷したテト
ラゾ溶液に滴下した。オレンジ色の懸濁液が得ら
れた。PHを5%水酸化ナトリウム溶液の添加によ
り2.5に調整した。次に、700部水及び160部の酢
酸中に溶解した14部の3―メチル―5―ピラゾロ
ン―1―カルバミジンを反応混合物に滴加した。
水酸化ナトリウム溶液を用いてPHを4に調整する
と、もはやジアゾ基は検出されなかつた。オレン
ジ色の懸濁液をPH10.5で過し、中性になるまで
水洗した。残留物を酢酸及び水に溶解すると黄橙
色になり、これは下記の染料であり、紙を良好な
堅牢性を有する、黄色に染色した。 例 2 例1のテトラゾ化合物に、例1に述べた条件下
に、先ず14部の3―メチル―5―ピラゾロン―1
―カルバミンを添加し、次いでこれをカツプリン
グさせ、カツプリング後次いで20.2部の6―ヒド
ロキシ―4―メチルピリドニル―(3)―ピリミジニ
ウムベタインベースを例1に述べた条件下にカツ
プリングさせた。これにより、紙を良好な堅牢度
を有する赤味黄色に染色する下記式の染料が得ら
れた。 染色例 A 70部の化学漂白亜硫酸セルロース(針葉樹材)
及び30部の化学漂白亜硫酸セルロース(カバ材)
を叩解機において2000部の水中で粉砕した。例1
に述べた染料0.2部をこのパルプ中にふりそそい
だ。20分間混合後、このパルプから紙を製造し
た。このようにして吸収紙が得られ、黄色に染色
されていた。廃水は実際上無色であつた。 染色例 B 例1で得られた染料0.5部を100部の熱水に溶解
し、室温に冷却した。この溶液を叩解機中で2000
部の水とともに粉砕した100部の化学漂白亜硫酸
セルロースに添加した。15分混合した後、サイジ
ングを行つた。このパルプから得られた紙は平均
的濃度の黄色を有し、良好な湿潤堅牢性を有して
いた。 染色例 C サイジングされていない、長い吸収紙を40〜50
℃の下記組成の染料溶液を通して引き出した。 0.5部の例1の染料 0.5部の澱粉、及び 99.0部の水 過剰の染料溶液を2本のローラーにより絞つ
た。乾燥された紙片は黄色に染色されていた。 上記染色例A,B及びCにおいて、等量の染料
製剤例aの組成物(液体製剤)又は染料製剤bの
組成物(粒子製剤)を用いて、同等に良好な紙染
色物が得られた。 例 3〜135 例1及び2に準じて製造することのできる他の
染料の構造を下記表に示す。それらは下記式に
相当するものであつて、式中は水素又はCH3
あり、K,Z及びRxは表中の対応欄に示すもの
である。 *印を付した原子は1位に結合している。アニ
オンAは前述したいかなるものであつてもよ
い。記号Qは下記の表Aに挙げるいかなる基Q
であつてもよい。これらの基は個々の染料にお
いて下に示す他のものと容易に交換することがで
きる。
【表】 基Rxは下記の表Bに挙げるいかなる基Rxであ
つてもよい。これらの基は個々の染料において下
に示す基Rxの他のものと交換することができ
る。
【表】 式(a)においは水素又はメチルであつてよいか
ら、下記の例はそれぞれ2つの例に関するもので
あり、1つはが水素で、他はがメチルであ
る。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 例95a〜107xにおける基―NHCOCH2Qは環
Eの3位又は4位にあつてよい。 例3a〜135fの染料は全て紙を黄色に染色する。 例示した染料のλnax値を下記の表に示す。こ
れらは酢酸/水の1:1混合物中で測定されたも
のである。
【表】
【表】
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式で示される、スルホ基を含まない、
    塩基性ジスアゾ染料。 上式中、Raは水素、メチル、エチル、2―ヒ
    ドロキシエチル、2―ヒドロキシプロピル、(−
    CH2)−oN(CH32又は(−CH2)−oN(CH33Aを
    表わし、R1aは水素、メチル又はメトキシを表わ
    し、R4a及びR6aは同一であつて、水素、塩素、
    メチル又はメトキシを表わし、nは2又は3を表
    わし、Aはアニオンを表わし、Zaは直接結合
    (Z1)、―S―(Z5)、―O―(Z6)、―CH=CH―
    (Z7)、―NH―(Z10)、―NHCO―(Z11)、―
    CONH―(Z12)、―N(CH3)―CO―(Z13)、―
    CON(CH3)―(Z14)、 【式】 【式】 【式】―COCO―(Z32)、― NHCONH―(Z41)、 ―NHCOCH2CH2CONH―(Z44)、―NHCOCH=
    CHCONH―(Z45)、―NHCO(CH24―CONH―
    (Z46)、―N(CH3)COCH2CH2(CH3)―
    (Z47)、―N(CH3)COCH=CHCON(CH3)―
    (Z48)、―N(CH3)CON(CH3)―(Z49)、 ―CH2―(Z52),―CH2CH2―(Z53),―
    (CH23―(Z54),―(CH24―(Z55),―CONH
    (CH22NHCO―(Z56),―CONH(CH23NHCO
    ―(Z57)又は―CONH(CH24NHCO―(Z58)を
    表わし、X′は水素、塩素、メチル又はメトキシ
    を表わし、Y′は塩素、―NHCH2CH2OH又は―N
    (CH2CH2OH)2を表わし、K1はバルビツール酸の
    カツプリング成分の基又は下記式: 【式】【式】 【式】【式】 【式】【式】 の基の1つを表わし、n′は2又は3を表わし、
    K0は―N(CH32,―N(CH33A,―N
    (CH32CH2CH2OHA又は【式】を表 わし、Wは水素又は【式】を 表わし、R11aは下記式: 【式】【式】 【式】【式】 (式中、n″は2又は3を表わす) の基の1つを表わす。 2 Raが水素、2―ヒドロキシエチル、 (−CH2)−3N(CH32又は(−CH2)−3N(CH33A
    である特許請求の範囲第1項記載の染料。 3 R1aが水素又はメチルである特許請求の範囲
    第1又は2項記載の染料。 4 R4a及びR6aがともに水素である特許請求の
    範囲第1項〜第3項のいずれか一項記載の染料。 5 K0が―N(CH33A,―N
    (CH32CH2CH2OHA又は【式】で ある特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか一
    項記載の染料。 6 n,n′又はn″が3である特許請求の範囲第1
    項〜第5項のいずれか一項記載の染料。 7 K1がバルビツール酸のカツプリング成分、 式,,又はの基又は下記式: {式中、Wは水素又は
    【式】を表わす} の基又は式【式】{式 中、R11aは式,,又はXIの基を
    表わす}の基である特許請求の範囲第1項〜第6
    項のいずれか一項記載の染料。 8 K1がバルビツール酸のカツプリング成分、 式又はの基、下記式: {式中、基―NHCOCH2―K0′は3位又は4位
    にあり、K0′は特許請求の範囲第5項に規定した
    K0と同一のものを表わす} の基又は式【式】{式中、 R11bは式においてK0が特許請求の範囲第1
    9項の規定に同一のものである基、式におい
    てnが3で、K0が特許請求の範囲第5項の規定
    に同一のものである基又は式XIにおいてK0
    特許請求の範囲第5項の規定に同一のものである
    基を表わす} の基である特許請求の範囲第7項記載の染料。 9 下記式′で示される特許請求の範囲第1項
    記載の染料。 上式中、Aは特許請求の範囲第1項の規定に
    同一のものを表わし、Rbは水素、2―ヒドロキ
    シエチル、(−CH2)−3N(CH32又は(−CH2)−3N
    (CH33Aを表わし、K1′はバルビツール酸のカ
    ツプリング成分、式又はの基、下記式
    {式中、基―NHCOCH2―K0′は3位又は4位
    にあり、K0′は特許請求の範囲第5項に規定した
    K0と同一のものを表わす} の基又は式【式】{式 中、R11bは式においてK0が特許請求の範囲
    第5項の規定に同一のものである基、式にお
    いてnが3で、K0が特許請求の範囲第5項の規
    定に同一のものである基又は式XIにおいてK0
    が特許請求の範囲第5項の規定に同一のものであ
    る基を表わす}の基を表わし、Zbは特許請求の
    範囲第1項に規定したZ1,Z11,Z12,Z13,Z14
    Z29,Z42,Z44,Z45,Z46,Z47,Z48,Z50,Z53又は
    Z55を表わす。 10 下記式で示される特許請求の範囲第1項記
    載の染料。 11 下記式で示される特許請求の範囲第1項記
    載の染料。 12 下記式で示される特許請求の範囲第1項記
    載の染料。 13 下記式で示される特許請求の範囲第1項記
    載の染料。 14 下記式、 〔上式中、Raは水素、メチル、エチル、2―
    ヒドロキシエチル、2―ヒドロキシプロピル、 (−CH2)−oN(CH32又は(−CH2)−oN(CH33A

    を表わし、R1aは水素、メチル又はメトキシを表
    わし、R4a及びR6aは同一であつて、水素、塩
    素、メチル又はメトキシを表わし、nは2又は3
    を表わし、Aはアニオンを表わし、Zaは直接
    結合(Z1)、―S―(Z5)、―O―(Z6)、―CH=
    CH―(Z7)、―NH―(Z10)、―NHCO―(Z11)、
    ―CONH―(Z12)、―N(CH3)―CO―(Z13)、
    ―CON(CH3)―(Z14)、 ―CONHNHCO―(Z24)、
    【式】 【式】―COCO―(Z32)、― NHCONH―(Z41)、 ―NHCOCH2CH2CONH―(Z44)、―NHCOCH=
    CHCONH―(Z45)、―NHCO(CH24―CONH―
    (Z46)、―N(CH3)COCH2CH2CON(CH3)―
    (Z47)、―N(CH3)COCH=CHCON(CH3)―
    (Z48)、―N(CH3)CON(CH3)―(Z49)、 ―CH2―(Z52),―CH2CH2―(Z53),―
    (CH23―(Z54),―(CH24―(Z55),―CONH
    (CH22NHCO―(Z56),―CONH(CH23NHCO
    ―(Z57)又は ―CONH(CH24NHCO―(Z58)を表わし、X′は
    水素、塩素、メチル又はメトキシを表わし、
    Y′は塩素、―NHCH2CH2OH又は―N
    (CH2CH2OH)2を表わし、K1はバルビツール酸の
    カツプリング成分の基又は下記式: 【式】【式】 【式】【式】 【式】【式】 の基の1つを表わし、n′は2又は3を表わし、
    K0は―N(CH32,―N(CH33A, ―N(CH32CH2CH2OHA又は【式】 を表わし、Wは水素又は
    【式】を表わし、R11aは下 記式: 【式】【式】 【式】【式】 (式中、n″は2又は3を表わす) の基の1つを表わす〕 で示される、スルホ基を含まない、塩基性ジスア
    ゾ染料を製造するに際して、下記式: で示されるジアミンのテトラゾ誘導体を、下記式
    で示されるカツプリング成分と及び下記式
    : H―Kx で示されるカツプリング成分とカツプリングさせ
    ることを含んでなる方法。
JP2783578A 1977-03-14 1978-03-13 Basic polyazo compound Granted JPS53112927A (en)

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