JPS6143161A - 16‐フエノキシテトラノルプロスタトリエン酸誘導体 - Google Patents

16‐フエノキシテトラノルプロスタトリエン酸誘導体

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JPS6143161A
JPS6143161A JP60169654A JP16965485A JPS6143161A JP S6143161 A JPS6143161 A JP S6143161A JP 60169654 A JP60169654 A JP 60169654A JP 16965485 A JP16965485 A JP 16965485A JP S6143161 A JPS6143161 A JP S6143161A
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JP
Japan
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yloxy
tetrahydropyran
compound
formula
oxo
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JP60169654A
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English (en)
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ゲイリー・エフ・クーパー
ジヨン・エイ・エドワーズ
アルバート・アール・バン・ホーン
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Syntex USA LLC
Original Assignee
Syntex USA LLC
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の背景] 本発明は、ある種の新規なプロスタグランジン化合物、
即ち、9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−フェノ
キシおよび16−置換−フエノキシ−17,18,19
,20−テトラノルプロスタ−4.5.13(E)−ト
リエノアート誘導体に関するものである。 さらに詳しくは、本発明は、式・ [式中、Rは水素、低級アルキル、Xは水素、ハロ、ト
リフルオロメチル、低級アルキルまたは低級アルコキシ
、波線はαまたはβ配置を示す。 ただし、一方の波線がαである時、他方はβである1 で示される16−フェノキシおよび+6−(o、mまた
はp)−置換フェノキシプロスタグランジンのエナンチ
オマーもしくはエナンチオマーの混合物、またはRが水
素である式(I)の化合物の製薬上許容し得る非毒性塩
に関する。 第2の態様においては、本発明は、式二〇 L式中、RおよびXは前記と同意義てあり、R”はエー
テル形成基である] で示される化合物のR”基を酸により加水分解すること
からなる、式(1)の化合物の製造方法に関するもので
ある。 [定 義] アレン基を有する式は、該アレン基の一端上に置換基を
有し、他端上の置換基に対して90°に配向するものと
して表わされる。破線は、その置換基がアレン基の平面
の後方にあり、α位置にあるものとして指定されること
を表わす。長三角形の線は、アレン基の平面の前方にあ
り、β位置にあると呼ばれる置換基を定義する。式(I
)に示すように、アレン基土に少なくとも3個の異なる
基が置換して存在するとき、このアレン部分は不斉とな
る。 上記式および本明細書の他の式中、炭素8,9゜11お
よび15位における破線は、それに結合する置換基がα
配置であること、すなわちンクロベンクン環または下側
の側鎖の平面の下にあることを示す。C−12位におけ
る三角形の線は、β配置すなわち置換基がシクロペタン
環の平面の上にあることを表示する。 これらの式中の(、−13位の二重結合は、天然形のP
GEおよびPGE系のプロヌタグランジン類と同様にト
ランス配置を有する。 本発明化合物は不斉中心を有し、それ故これをラセミま
たは非ラセミ混合物としてまたは個々のの(+)−もし
くは(−)−光学対掌体として製造することができる。 各光学対掌体は、合成のある適当な工程における中間体
のラセミまたは非ラセミ混合物を分割することにより得
ることができる。 ラセミまたは非ラセミ混合物および個々の(+)−もし
くは(−)−鏡像体は本発明の範囲内に包含される。 本発明化合物(1)は、任意の下記単一構造の化合物(
Ia )、 (Ia’)、 (Ib )および(Ib’
)、成分2個または3個の任意割合のすべての組合わせ
および成分4個すべての任意割合の混合物を包含する 各成分化合物は、後記反応工程のラクトン体(式l)の
適当な各光学対掌体を出発物質とし、後記方法により製
造することができる。また化合物(Ia)と(Ia’)
、(Ib)と(Ib’)、(1a)と(Ib)および(
Ia’)と(Ib’)のそれぞれの混合物または4種の
成分化合物の混合物は下記方法により製造することがで
きる。化合物(Ia)と(1’a″)または化合物(I
b)と(Ib”)の混合物あるいは4種の成分化合物す
べての混合物はラクトン体(式l)のラセミもしくは非
ラセミ修飾体を出発物質として製造することができる。 化合物(Ia)と(Ib)または化合物(Ia’)と(
Ib’)の混合物は光学活性を有する適当なラクトン(
式l)を出発物質として製せられる。また、上記すべて
の混合物または化合物(Ia)と(Ib’)もしくは化
合物(夏b)と(Ia’)の混合物は後記方法により得
られる適当な中間体あるいは各成分を混合することによ
り製造することができる。3成分の任意の混合物は後記
方法により得られる適当な中間体または各成分を混合す
ることにより製造することができる。 説明を簡潔にするため、後記製造法において1種の光学
対掌体すなわち天然形のプロスタグランジン配置を有す
る光学対掌体のみについて説明するが、この発明はラセ
ミおよび非ラセミ混合物ならびに非天然形の光学対掌体
も包含し、これらは対応するラセミまたは非ラセミ混合
物もしくは非天然形の光学対掌体出発物質を用いること
により得ることができる。 天然形の配置は式(Ia)および(Ib)により表わさ
れる。非天然形の配置は式(Ia’)および(Ib’)
により表わされる。 混合物という語は化合物(1)に適用される用語であっ
て、この語は本明細書において4種すべての成分(前記
式(ra)、(Ia’)、(Ib)および(Ib’)で
示される化合物)の任意割合における任意の組合わせ、
および4種の成分のうちの任意2または3種のすべての
組合わせとして定義される。後記反応工程における式8
〜17の合成中間体に適用されるような混合物という用
語は本明細書において波線で示される立体異性体および
立体異性体の光学対掌体の任意割合の各組合わせとして
定義される。 置換基の頭に付する記号Rの用法は、カーンーインゴー
ルドープレログ則(Cahn −1ngold −Pr
elog rules) [カーノら:アンゲバンテ・
ヘミ−・インチルナチオナル・エデイチオーン(Ang
ew、 Chme、 Inter、 Edit、 )第
5巻385頁(1966年)正誤表511頁、カーノら
: Angew。 Chem、第78巻413頁(1966年)、カーノお
よびインゴールド、ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサ
イアテイ(J 、 Chem、  Soc、 )(oン
ドン)1951巻612頁、カーノら、エクスペリエン
チア(E xperientia)第12巻81頁(1
956頁)、カーノら、ジャーナル・オブ・ケミカル・
エデュケイション(J 、 Chem、 Educ、 
)第41116頁(1964年)参照]に従ってその置
換基の総体立体化学構造を示す。接頭辞αまたはβの記
号を存する化合物中、指摘する置換基と他の置換基との
相互関係によって、1種の置換基の絶対配置の命名はそ
の化合物中のすべての置換基の総体配置、従ってその化
合物全体の総体配置を決定する。 各用語は次の意味を有する。 異性体は同一分子式を有する異なる化合物を示す。 立体異性体は原子または原子団が空間に配列している方
法においてのみ異なる異性体を示す。 光学対掌体(エナンシオマー)は互に重ね合わせること
ができない鏡像である1対の立体異性体を示す。 ジアステレオマーは互に鏡像でない立体異性体を示す。 エピマーは1個の不斉中心の配置のみが異なるジアステ
レオマーである。 ラセミ混合物はそれぞれの光学対掌体同一部を含む混合
物を意味する。非ラセミ混合物はそれぞれの光学対掌体
の異部混合物である。 本発明では、低級アルキルまたはアルキルは炭素数1〜
6の直鎖もしくは分枝状アルキル基を包含する。かかる
基の例はメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブ
チル、t−ブチル、 l−ブチル、5ec−ブチル、ペ
ンチル、ヘキシルなどである。低級アルコキシはRが低
級アルキルである基−ORを意味する。ハロはフルオロ
、クロロ、ブロモまたはヨードを表わす。アリールは置
換基の炭素数を計算に入れない、環式部分が炭素数6〜
lOを含むアリール(たとえばフェニル、ナフチルなど
のような基)を表わす。低級アルキルアリールは低級ア
ルキルが上記のような基である低級アルキル鎖を有する
上記のようなアリールを表わす。置換(低級)アルキル
アリールは、上記低級アルキルアリール中の上記アリー
ル環が上記低級アルキル、ハロまたは低級アルコキシの
ような置換基1個またはそれ以上で置換された基を表わ
す。 w/v%(重量/容量%)は、溶液100m4中の成分
のg数を表わす。 薬理学的に許容される製薬上許容される非毒性塩は、カ
ルボン酸官能基を有する本発明関連の化合物の塩基誘導
型塩を表わす。これらの塩類は製薬上許容される非毒性
無機塩基または有機塩基から誘導される。 無機塩基から誘導される塩類はナトリウム塩、カリウム
塩、リチウム塩、アンモニウム塩、カルシウム塩、マグ
ネシウム塩、第一鉄塩、亜鉛塩、銅塩、第一マンガン塩
、アルミニウム塩、第二鉄塩、第二マンガン塩などを包
含する。アンモニウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩、
カルシウム塩およびマグネシウム塩が特に好ましい。製
薬上許容される非毒性の有機塩基から誘導される塩類は
、第一、第二または第三アミン塩類、天然産の置換アミ
ン類、環式アミン類、塩基性イオン交換樹脂を含む置換
アミン塩類、たとえばイソプロピルアミン、ジエチルア
ミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、エタノ
ールアミン、2−ジメチルアミノエタノール、2−ジメ
チルアミノエタノール、トロメタミノ、ジシクロヘキシ
ルアミン、リジン、アルギニン、ヒスチジン、カフェイ
ン、プロ力イン、ヒドラバミノ、コリン、ベタイン、エ
チレンジアミン、グルコサミン、メチルグルカミン、テ
オブロミン、プリン酸、ピペラジン、ピペリノン、N−
エチルピペリジン、ポリアミン樹脂などのようなアミン
から誘導されるアミン塩類を包含する。特に好ましい非
毒性有機塩基は、イソプロピルアミン、ジエチルアミン
、エタノールアミン、トロメタミノ、ジシクロヘキシル
アミン、コリンおよびカフェインである。 目的化合物の酸塩を製造するのが適当である場合、これ
らの化合物は、対応する化合物の遊離酸を製薬上許容さ
れる塩基少なくとも1モル当量で処理することにより製
造される。このたぬの製薬上許容される代表的塩基は、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化アンモニウ
ム、水酸化カルノウム、トリメチルアミン、リジン、カ
フェインなどがある。この反応は、水中または不活性な
水混和性有機溶媒単独もしくは水と組合わせ、約θ〜約
100℃(好ましくは室温)で進行させる。 不活性で水混和性の典型的有機溶媒はメタノール、エタ
ノールまたはジオキサンを包含する。化合物(1)と使
用する塩基のモル比は特定の塩のために必要な比が得ら
れるように選択する。 目的化合物の位置番号は、天然産のPGEおよびPGF
化合物に使用する位置番号に従う。これを次に示す。 本明細書において、分析について述べる場合、特定の中
間体の炭素原子は最終生成物すなわち化合物(1)が有
する位置番号と同じものにされる。 たとえば下記反応工程の弐8中のR2エーテル基が置換
している炭素原子は、式(I)の対応する炭素原子の位
置番号と同様にC−9と命名される。 本発明化合物はプロスタグランジン様生物活性を示し、
したがってプロスタグランジンの使用が適応となる哺乳
類の処置に使用される。本発明化合物は、気管支拡張剤
であるため、また伝達物質の放出の阻害による抗アレル
ギー特性を表すため、喘息発作の制御に有用である。さ
らに、本発明化合物は、気管支痙縮の、または気管支拡
張剤が適応となる哺乳類の処置?こも有用である。本化
合物は血管拡張特性をも示し、哺乳類の高血圧の制御ま
たは軽減に有用であり、また、さらに哺乳類の中枢神経
系の制御活性を示し、鎮静剤として有用である。 さらに本発明化合物は、胃液の分泌、特に胃酸の分泌を
減少させ、したがって潰瘍性疾患の治療に有用である。 これらの化合物は、意外にも、胃酸分泌を減少させる点
においては、9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキ
シ−16−フニノキシー1 ’7;18,19.20−
テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸
メチル化合物より有効である。 本発明化合物は、経口、非経口もしくは眼への投与、ま
たは気管支拡張剤の場合は吸入に適した医薬組成物の形
で、単独または薬学的に共存できる他の薬物と組み合わ
せて、多様な剤型で投与することができる。製薬用担体
は、当該化合物を溶解し、分散し、または懸濁する、固
体物質、液体、またはエアロゾルのいずれかであること
ができ、所望により、少量の保存剤および/またはp)
(緩衝剤を含むことができる。 液体組成物は、例えば、溶液、乳剤、懸濁剤、シロップ
、またはエリキシルの形をとることができる。固体組成
物は、錠剤、散剤、カプセル剤、火剤等の形をとること
ができ、好ましくは、容易な投与または正確な用量を期
するための単位投薬形態とする。好適な固体担体は、例
えば製薬用等級の澱粉、乳糖、サッカリンナトリウム、
タルク、重亜硫酸ナトリウム等を包含する。 本化合物を経口投与する場合、好ましくはその製剤は、
これらの化合物を弾性の軟セラヂンカプセル中に充填し
て安定とする溶媒を含む。本化合物は、11−ヒドロキ
ン基を有するPGE誘導化合物より幾分安定ではあるが
、最終組成物の長期安定性を確保するためにPGE型化
合物と共に使用するべく開発された溶媒中に、本化合物
を製剤化することが好ましい。容認できるPGE形製剤
を供するとして当分野で知られる溶媒は、例えばエタノ
ール、トリアセチン、炭酸プロピレン、)アルキルポリ
エチレングリコール等である。これらの溶媒および同一
の効果を有するその他の溶媒は、米国特許第37498
00.3826823.3829579.385205
2.3833725.422]793および44105
45号に開示されている。弾性軟ゼラチン製剤の調製に
好適な他の溶媒については、これらの特許を参照された
い。この引例の列挙は、本化合物を含むSEG製剤に使
用可能な溶媒を全て列挙することを意図している訳では
ない。満足できる製剤寿命を与える溶媒のいずれかを使
用すればよい。 本発明化合物は、典型的には体重Ikg当たり約000
1μg〜100μgの容量で投与する。無  ”論、正
確な有効量は、投与様式、処置される病態および患者に
依存して変わる。したがって、例えば気管支拡張を達成
するには体重1にg当たり約1μ9〜約10μ9をエア
ロゾルで投与し、胃液分泌の阻害を達成するには、体重
ny当たり約1μ9〜約50μ9を経口投与する。 本発明化合物および新規中間体の製造法の概要は下記反
応工程によって示される。 上記反応工程において、R1は塩基に安定で酸に不安定
なエーテル形成基、R2は後記のような塩基に不安定な
エーテル形成基、R”はR1またはR2、Mは水素また
はアルカリ金属イオンのような金属イオンである。 [製造法] 次に本発明の製造法について詳述する。 出発物質(式I)は米国特許第3,880.712号、
同第3,985,791号および同第4.304.90
7号に開示された操作に従って製造することができる。 この操作を本明細書で引用し開示の一部とする。 出発物質(式1)のラクトン環を開環する而に、2個の
ヒドロキシル基をエーテル基に変換する。 これら2個の基はそれぞれR1と命名され、塩基に安定
で酸に不安定なエーテル形成基として定義される。この
ような基は、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムの
ような強塩基の水溶液で処理するとき加水分解されるこ
となく、生成物(1)を損傷させない緩和な条件下に酸
で加水分解されうるエーテル形成基であることができる
。塩基に安定で酸に不安定な基の例としてテトラヒドロ
フラニル、テトラヒドロピラニル、2−エトキシエチル
などがあげられる。アルキルエーテル基、ベンジルエー
テル基およびアルキルアリールエーテル基などはこの定
義から除外される。かかるエルチル基の酸加水分解を行
なうのに正常に必要な条件は、もし実際に酸による加水
分解を行なうならばその加水分解の間に生成物の分解を
引起すことになる。 テトラヒトロビラ二ノ区テトラヒドロフラニルまたは2
−エトキシエチルでC−11およびC−15ヒドロキシ
ル基を保護するのが好ましい。このような基によるエー
テル形成は、一般に酸触媒と共にハロゲン化炭化水素の
ような非プロトン溶媒中、この技術分野でよく知られた
量と反応条件を用いて行なわれる。エーテル形成剤が少
な(とも約21当量のジヒドロピランであって、塩化メ
チレン中、p−トルエンスルホン酸の存在下に゛)山さ
せるのが最も好ましい。この反応は一般に20〜50℃
、好ましくは雰囲気温度で15分ないし4時間、好まし
くは約2時間にわたって処理することにより達成される
。 ラクトン環の加水分解的開環は、塩基好ましくはアルカ
リ金属塩基の水溶液を用い、極性有機溶媒中で行なわれ
る。ラクトン体含有極性荷機溶媒に、水酸化リチウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのような塩基の
水溶液を加え、これらすへてを不活性(たとえば窒素)
雰囲気下に行う。 添加する塩基の濃度は約1〜4M、より好ましくは28
〜3Mである。水酸化カリウムか好ましい塩基である。 窒素雰囲気下、テトラヒドロフランまたは簡単なアルコ
ール(たとえばメタノール)のような溶媒にラクトン体
をあらかじめ溶解して、この溶液に塩基水溶液を加える
。加水分解は、室温ないし100℃、好ましくは窒素雰
囲気下、溶液を加熱還流することにより行なわれる。薄
層クロマトグラフィー(TLC)により反応の進行を監
視するのが有利である。 ラクトン体の加水分解により形成されるヒドロキシル基
を、塩基に不安定なエーテルの形成剤でエーテル基に変
換する。この基はR1と命名され、塩基に不安定なエー
テル形成基として定義される。 この基は一8iR4RsRe (基中、R4、R5およ
びR6はアルキル、フェニルまたはアリールアルキル(
ただしこれら3種の基すべてが同時にメチルであること
はできない)を表わす)で最も好適に例示されろ。ここ
ではアルキルは炭素数1〜6の基を意味する。アリール
アルキルは、その基中のアルキルか低級アルキルと同意
義を有し、アリールがフェニル、アルキル置換フェニル
およびナフチル(ただしこれらの基に限定されるもので
はない)基を包含ずろ。特に好ましいノリル基はt−プ
チルシメヂルンリル、トリイソプロピルシリル、トリフ
ェニルノリル、 t−プチルジフェニルンリルおよび2
.’4.6−トリーt−プチルフエノキシジメヂルンリ
ル基である。 シリル化剤を用いる場合には、この試剤のための標準的
な条件を適用する。たとえば一般に極性非プロトン溶媒
中、過剰量(22〜4当量)のシリル化剤およびノリル
化剤に対して過剰量の窒素含有化合物(たとえばイミダ
ゾール)を用いてソリル化反応を行なう。シリル化は通
常、0〜50℃で行なう。 好ましくはヒドロギン酸塩の乾燥ツメチルポルムアミド
溶液に6当量のイミダゾールと約3当量のt−ブチルノ
メチルンリルクロリトを加え、はぼ室温で一夜撹拌する
。好ましくはこの反応の完結をTLCにより確認する3
、この反応はノリルエーテル体と酸のシリルエステル体
を与えろ。シリルエステル体は必要ではないので、反応
系に水を加えて、単離することなくその反応系中で加水
分解し、次いでシリルエーテル化合物をその遊離酸型と
して回収する。 得られた遊離酸(式4)をアルデヒド体(式7)に変換
する。この反応は次に例示する好ましい4種の適当な方
法により達成することができる。第1の場合、化合物(
式4)をエステル化して化合物(式5)を製し、これを
還元してアルコール体(弐6)を製し、これを酸化して
アルデヒド体(式7)を得る。第2の方法は遊離酸(式
4)を還元してアルコール体(弐6)を製し、これを酸
化してアルデヒド体(式7)を得る方法である。第3の
方法は遊離酸(式4)をエステル化し、このエステル体
を還元して直接アルデヒド体(式7)を得ることから成
る方法である。第4の方法は初めに遊離酸(式4)を酸
ハライド(アノルハライド)に変換した後、ローゼンム
ント還元反応に付してアルデヒド体(式7)を得る方法
である。 第1の方法の最初の工程は標準的エステル化、たとえば
ヨウ化アルキルまたはジアゾアルカン試剤のいずれかを
用いることにより遊離酸をエステル化する方法である。 ここにアルキルおよびアルカンはそれぞれ前記低級アル
キルと同意義である。 試剤がヨウ化アルキル(好ましくはヨウ化メチル)であ
るとき、反応操作はジメチルホルムアミドまたはジメチ
ルアセトアミドのような非プロトン溶媒中、炭酸水素ナ
トリウムのような弱塩基を含有せしめて行なう。大過剰
量(たとえば約7〜10当量)のヨウ化アルキルと対応
する大過剰量の場合を用いる。不活性(た七えば窒素)
雰囲気下、使用するヨウ化アルキルの沸点を越えること
なく軽く加熱してこの反応を進めるのか好ましい。試剤
がヨウ化メチルであるとき、約40〜45℃で反応させ
るのが好ましい。反応させるため通常数時間(16〜2
4時間)を要する。T L Cにより反応完結を確認す
ることができる。初めの反応時間後の反応を完結しなけ
れば、更にヨウ化アルキル1当量と対応量の塩基を加え
、前記のような反応を続ける。必要なたけこの反応を繰
返し行ない、反応を完結する。 ジアゾアルカン(好ましくはジアゾメタン)を用いる場
合、ジアゾメタンを発生させてこれと遊離酸を反応させ
るための標準的操作に従って反応させる [アルント(
F、 Arndt)・オーガニック・ンンセシス、コし
・クチイブ・ボリュームIt(Org。 Syn、 Co11. II)I 65(1943年)
およびペヒマン(H,von Pechmann):ヘ
ミツンエ・ベリヒテ(Chem、 Ber、 )第27
巻1888(1894年)と第28巻855(1895
年)参照コ。 第1の方法の2番目の工程において、カルボン酸エステ
ル(式5)を還元してアルコール体(式6)を得るのに
、水素化アルミニウムジイソブチル、水素化アルミニウ
ムリチウムなどのような水素化金属を用いて処理する。 この反応は、選択された還元剤と両立しうる溶媒中、好
ましくは不活性雰囲気下に50°Cを越えない温度で約
4時間を越えない時間にわたって行なわれる。 還元剤が水素化アルミニウムジイソブチルであるとき、
トルエン、ベンゼンまたは同様の非極性溶媒中で反応さ
せる。カルホン酸エステル(式5)の***液(0−10
℃)に、トルエン中水素化アルミニウムジイソブチルを
加えた後、反応溶液を室温でもどし、通常30〜45分
後、反応を終了する。水素化アルミニウムジイソブチル
を名目上2゜5当量用いて還元する。TLCで反応を監
視することができる。もし反応が完結しない場合、更に
水素化物を加えて更に30分間内外撹拌を続ける。 水とフッ化ナトリウムまたは硫酸ナトリウムのようなア
ルカリ金属塩を加えて未反応水素化物を分解する。 またエチルエーテル、テトラヒドロフランなどのような
極性溶媒中、水素化アルミニウムリチウムを用い、カル
ボン酸エステルをアルコール体に還元してもよい。上記
水素化アルミニウムジイソブチルに関する記載と同様の
試剤量比および同様の反応条件下、水素化アルミニウム
リチウムで還元する。 アルコール体のアルデヒド体への酸化は緩和な酸化剤を
用いて行なう。酸化処理するために数種の緩和な酸化剤
を使用することができるか、好ましくは三酸化クロム(
Vl)、ツクロム酸ピリジニウム塩、クロロクロム酸ピ
リジニウム塩など(好ましくは三酸化クロム)を、ピリ
ジン、ヘキサメチルリン酸トリアミド、3.5−ジメチ
ルピラゾールなど(好ましくはピリジン)の存在下に用
いるか、または酢酸ナトリウムとクロロクロム酸ピリノ
ニウムを用い、有機溶媒(たとえばジクロロメタン、ジ
クロロエタンなど(好ましくはジクロロメタン)または
その混合物を存在させ、約−10〜30℃(好ましくは
約15〜25℃)で約0.5〜2時間(好ましくは約1
5〜45分間)反応させることにより、アルデヒド体(
式7)が得られる。この反応は不活性(たとえば窒素)
雰囲気下、無水条件で行なうのが何刊である。 第2の方法は遊離酸を単に還元して直接、アルコール体
を製し、この化合物を酸化してアルデヒド体(式7)を
得ることにより行なわれる。最初の工程の酸を還元して
アルコール体を得る反応は硫化メチルボランを用いて行
なわれる。この反応では、メチルエステル体を極性溶媒
に溶解し、溶液を約0〜25℃の浴中で安定にし、この
系に乾燥窒素を導入する。撹拌しながら硫化メチルポラ
ン約3当量を滴加後、約6時間(好ましくは約3.5時
間)を越えない時間撹拌を続けて反応させる。 アルコール体を生成させた後、これを前記化合物(式6
)から(式7)への酸化と同様の操作で酸化してアルデ
ヒド体を得る。 第3の方法は、最初前記方法で遊離酸(式4)をエステ
ル化し、このエステル体(式5)を水素化ア  、ルミ
ニウムジイソブチルにより低温で還元して、直接アルデ
ヒド体を得ることから成る方法である。 この反応では前記のような試剤量比で反応させるが、こ
の場合温度は約−70℃またはその前後で反応させる。 第4の方法において、遊離酸をまず塩化チオニル、三酸
化リンまたは塩化オキザリルと反応させて核酸をその酸
ハライド(酸クロリド)に変換し、次いでローゼンムン
ト還元またはその均等処理することによりアルデヒド体
に還元する。 次に適当な無水有機溶媒(たとえばハロゲン化アルカン
、エーテル類、炭化水素などのような溶媒)中、好まし
くは不活性(たとえば窒素)雰囲気下、金属アセチリド
を用いてプロパルキルアルコール体(式8)を形成させ
る。あらかじめ、塩化メチレン、ジクロロエタン、テト
ラヒドロフラン、ジエチルエーテル、トルエンなど(好
ましくは塩化メチレン)のような溶媒中にアルデヒド体
を溶かした溶液に、窒素雰囲気下で過剰量の金属アセチ
リド試剤(たとえば塩化エチニルマグネシウム、臭化エ
チニルマグネシウム、ヨウ化エチニルマグネシウム、リ
チウムアセヂリドエチレンジアミン錯体およびエチニル
リチウム)を加える。好ましい金属アセチリドは塩化エ
チニルマグネシウムである。この反応は0〜50℃(好
ましくは20〜30°C)で反応完結(T’LCで確認
することができる)まで(通常30分以内、最も普通に
は5〜10分以内)処理することにより行なわれる。 プロパルギルアルコールエピマーの混合物は、クロマト
グラフィー(たとえばシリカゲルTLCまたはカラムク
ロマトグラフィー上、非極性溶媒と適度に極性の溶媒の
種々の混合物)により、単−純フロハルギルエビマ〜含
有分画に分割することができる。 アレン異性体混合物(化合物(Ia)と(Ib)または
(I a’ )と(Ib″)または4種の化合物すべて
の混合物が所望であるとき、この分割工程を省略する。 プロパルギルアルコール体からアレン体への変換は、立
体特異性ホモローブ化/転位反応を行なう任意の反応に
よって行なうことができる。この方法によりプロパルギ
ルアルコール単一エピマーを、対応するアレニル単一異
性体に変換することができる。ここでは、オルト酢酸ト
リアルキルと触媒量の低分子量アルカン酸(たとえば酢
酸、プロピオン酸など)を用い、クライゼン型転位反応
により転位するのが好ましい。この場合、酸の触媒量は
、オルト酢酸トリアルキルの容量に対して5容量%以下
の量である。 使用することができるオルト酢酸トリアルキルはオルト
酢酸トリメチル(もしくはトリエチル)などである。プ
ロパルギルアルコール体を、好ましくは窒素雰囲気下、
オルト酢酸トリアルギル中に触媒量のアルカン酸(通常
オルト酢酸トリアルギルに対して約1容量%)と共に溶
解する。このオルトエステル体とプロパルギルアルコー
ルとが迅速に反応して混合オルトトリアルキルエステル
体に生成し、これを単離することなくその反応系中で加
熱することにより転位を起こさせる。反応フラスコをあ
らかじめたとえば約150〜250’Cに加熱した油浴
中に浸し、反応容器温度を約100〜130℃(好まし
くは約110〜120℃)に保持しながら短い時間(約
30分間)撹拌する。加熱処理の間、反応系からオルト
トリアルキルエステル−アルカノール−酸の同容量を同
時に留去しながら、反応系に上記と同比率のオルト酢酸
エステル体とアルカン酸の混合物を加える。蒸留処理の
間、反応浴を好ましくは約170〜175℃に保持する
。この生成物はエステル化(式9)である。 最終生成物を得るため、分子上のアレンまたは他の部位
の立体化学構造に影響を及ぼさないような方法で化合物
(式9)のアレン基と酸官能基の間に炭素原子1個を加
える(ホモローブ化)ことが必要である。所望のホモロ
ーブは(式13)で表わされる。ホモローブ化はこの技
術分野で知られた多くの方法により達成することができ
る。好ましい方法は、ホモローブ化の最終工程で強塩基
を用いて同時にR2を脱離し、化合物(式13)を得る
ことである。他の反応順序は、ホモローブを形成させた
後C−9ヒドロキシル基(式13)を得るために塩基で
処理することである。 クライゼン転位により得られたアルキルエステル体を適
当な還元剤(たとえば水素化アルミニウムリチウム、水
素化アルミニウムジイソブチルなどのような水素化金属
)で還元することにより、ホモローブ化して対応する第
一アルコール体を得る。このアルコール基を良好な脱離
基である官能基に変換し、これをシアン化アルカリ金属
で処理し、次いでこれを強塩基で処理してニトリル基と
C−9位のR2基の双方を加水分解する。 アルコール基から変換される脱離基は、たとえばブロモ
またはクロロのようなハロ基もしくはスルホニルエステ
ル基であることができる。この技術分野で知られた種々
の方法によりアルコール体を対応するハロ化合物に変換
することができる。 次に生成物をシアン化アルカリ金属(たとえばシアン化
アルキルまたはシアン化カリウム)のようなシアン化物
で処理してニトリル体を得る。このニトリル体を強塩基
で加水分解し、これは同時にR″(塩基に不安定なエー
テル基)を加水分解する。 また、ニトリル体を得るためのアルコール体をアルキル
またはアリールアルキルスルホニルエステル形成剤で処
理する。かかる試剤は、好ましくはメタンスルホニルク
ロリドもしくはp−トルエンスルボニルクロリドまたは
同様のスルホニルハライドである。次いでシアン化アル
カリ金属塩(好ましくはシアン化ナトリウムまたはシア
ン化カリウム)により、スルボニルエステルをニトリル
に変換する。このニトリル体を強塩基で処理して酸を形
成させると同時にR2基を加水分解することにより、化
合物(式13)を得ることができる。 更に次に示す別法によると、エステル体(式9)のエス
テル基を還元してアルデヒド体を製し、ウイテイッヒ反
応に付し、加水分解し、得られたホモローブ化アルデヒ
ド体を酸化し、次いでこの酸生成物を塩基で処理するこ
とにより、R2を加水分解する。この連続的工程におい
て、エステル体(式9)を還元してその対応するアルコ
ール体を製し、これを酸化してアルデヒド体を得る。ま
たは水素化アルミニウムジイソブチルを用い、低温(た
とえば−70℃)でエステル体を還元して、直接、アル
デヒド体を得ることができる。得られたアルデヒド体を
リンイリド:(フェニル)3P=cHOCH,、次いで
Hg (OAc)z/ HIで処理して化合物(式14
)のアルデヒドホモローブを得る。 アルデヒド体を緩和な酸化剤(ii?j記のような酸化
剤のいずれか1種)で処理して保護された酸を得る。保
護された酸を強塩基の希溶液で処理することによりR2
基を加水分解する。塩基加水分解条件の十分な説明を後
述する。 第3の変法はアルントーアイステルト合成法である。た
七えば塩化オキサリルまたは塩化チオニルを用いてエス
テル体(式9)をその酸ハライド(酸クロリド)に変換
し、これをジアゾメタンで処理してジアゾケトン体を得
る。ジアゾケトン体を酸化銀と水で処理してホモローブ
化酸を得る。この酸を塩基で処理してR2基を加水分解
することにより、化合物(式13)を得ることができる
。 化合物(式9)をその同族体(式13)に変換するため
に好ましい方法は、エステル体(式9)を還元して対応
するアルコール体を製し、このアルコール体のスルホニ
ルエステル体を製し、スルホニルエステル体をシアン化
アルカリ金属で処理してニトリル体を製し、ニトリル体
を塩基で加水分解して酸に変換すると同時にR”(塩基
に不安定なエーテル基)を加水分解する方法である。 好ましい連続工程において、酸エステル体(式9)を、
好ましくは不活性雰囲気下、無水条件で水素化金属によ
り還元してその対応するアルコール体を得る。乾燥不活
性雰囲気下、無水ノエチルエーテルなどのような無水極
性非プロトン溶媒を仕込み、還元剤たとえば水素化アル
ミニウムリヂウム(LAH)などのような水素化金属(
2,2〜4当量)、次いでアレン型エステル体を加える
。低温(約0〜15℃)で反応成分を混合し、次いで溶
液を10〜30分間、またはTLCが反応完結を示すま
で還流するのが好ましい。 還元反応が終結したとき、反応混合物を再び0〜15℃
に冷却し、過剰の試剤(LAH)とカルボニル含有化合
物(たとえばアセトンまたは酢酸エチル)を反応させる
ことにより後続する完全な分解を調節する(完全な分解
は、酒石酸すトリウムカリウムまたは同様のアルミニウ
ム錯体形成塩のような錯体形成剤水溶液を加えた後で起
る)。 ニトリル体製造のため、前節で製せられた第一アルコー
ル体をまずアルキル(またはアリールアルキル)スルホ
ニルエステル体(たとえばメタンスルホニルエステルま
たはp−トルエンスルホニルエステル誘導体)に変換す
る。アレニルアルコール体を、無水極性有機溶媒(ハロ
ゲン化アルカンすなわち塩化メヂレン、ジクロロエタン
などのような溶媒)に溶解し、反応フラスコ中に、トリ
エチルアミンのような無水トリアルキルアミンと共に導
入する。反応フラスコに乾燥窒素を導入し、混合物を約
−40〜25℃に冷却する。混合物の温度を約−40〜
−20℃(好ましくは−30〜−20℃)に保持して撹
拌しながら、スルボニルエステル形成剤(たとえばメタ
ンスルボニルクロリド)の無水有機溶媒溶液を加える。 約2倍モル過剰量のエステル形成剤を用いる。スルホニ
ルエステル形成剤の添加を終ったとき(約15〜30分
)、TLCによりできる監視に従って反応が完結するま
で約−30〜−10℃で混合物を撹拌する。反応が完結
したとき、冷浴を除き、更にあらかじめ有機溶媒に溶解
したトリアルキルアミンを加える。強く撹拌しながら炭
酸水素ナトリウムまたは同様の塩基の水溶液を加えて過
剰1量のエステル形成剤を分解する。 上記スルホニルエステル体から、ノアン化アルカリ金属
(最も好ましくはシアン化カリウム)により所望のニト
リル体を製造する。この反応は、不活性雰囲気下、極性
溶媒(たとえばジメチルスルホキッド)中、50〜12
0℃で1時間を越えない時間処理することにより行なわ
れる。乾燥条件であるのか好ましい。 最初ンアン化金属約5〜8当量を、不活性(たとえば窒
素)雰囲気下のフラスコ中に入れる。溶媒を加え、フラ
スコをあらかじめ約75〜80℃に加熱した浴中に置き
、溶媒に溶解した中間体を加える。T L Cによりで
きる監視に従って反応が完結するまで2時間を越えない
時間(好ましくは1時間)加熱、撹拌を続けろ。 次にニトリル体を塩基で加水分解し、得られた塩(式I
3の一〇〇〇M)を酸性にしてam酸を生成させ、同時
に前記のような塩基に不安定なエーテル基で保護したヒ
ドロキシル基を脱保護させることができる。かかる加水
分解は、水酸化アルカリ金属(たとえば水酸化リチウム
、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど)のような強
塩基の希溶液で行なう。希溶液は005〜2M(好まし
くは約0 、5 M)の濃度を有するものである。適当
な溶媒は、たとえば水と混和し得る2−メトキノエタノ
ールまたは同様の極性溶媒である。好ましくは不活性雰
囲気を維持する。温度および時間については、溶媒の還
流温度で約72時間を越えない時間加熱することにより
反応させる。 好ましくはかかる加水分解は、反応フラスコに溶媒と試
剤を入れ、あらかじめ水に溶解した塩基を加え、この系
に窒素を導入する。この混合物を約60時間還流する。 反応混合物を冷却して中和した後、9−ヒドロキシ−1
−酸生成物を単離する。 酸(式13)および(式15)はこれを前記化合物(式
4)のエステル化の記載と同様の方法によりエステル化
することができる。 ヒドロキシル基(C−’9)の酸化は、化合物(式6)
の酸化に関して記載したような緩和な酸化剤により行な
われる。好ましくは酸化剤は三酸化クロム(45〜10
当量)と3.5−ジメチルピラゾールまたはコリンズ試
薬(二酸化クロムとピリジン)であって、反応処理は不
活性雰囲気下、極性非プロトン溶媒中で行なう。低温(
約−30〜−1量℃)で試剤と溶媒を合せて撹拌しなが
ら試剤を完全に混和する。追加溶媒中にアルコール体を
入れて添加し、添加の間および反応残余時間(通常約1
〜2時間)にわたって初めの低温を保持させる。好まし
くは乾燥窒素雰囲気下、塩化メチレン中、約1時間にわ
たって反応させる。 C−11およびC−15位の封鎖基の加水分解は、酸た
とえば炭素数1〜6のアルカン酸(以下、揮発性脂肪酸
VFAという)またはノ10ゲン化水素酸により行なわ
れる。 酢酸を使用する場合は、この技術分野でよく知られた標
準的操作を適用することができる。たとえば酢酸および
極性溶媒(テトラヒドロフランなど)を用いる標準的加
水分解を行なう。フラスコ中、窒素雰囲気下にアルキル
エステル、氷酢酸、水および有機溶媒を混合し、低温(
約20〜60℃、好ましくま40°C)で16時間(好
ましくは12時間)加温する。好ましい反応媒体は氷酢
酸20〜60w/v%水溶eL85〜95W/V%と有
機溶媒5〜+5w/v%である。最も好ましくは、反応
媒体は水60w/v%、酢酸30w/v%およびテトラ
ヒドロフランlow/v%である。 またエーテル基の加水分解は、ハロゲン化水素、好まし
くは水に混合しない溶媒中に分散させた酸の水溶液を、
放出された封鎖基と反応するスカベンジャーと共に使用
し、−40〜50℃で約5分ないし5時間にわたって反
応させることによっても行なう。この方法はハロゲン化
水素の水溶液と中間体を溶解した水非混和性溶媒を攪拌
することから成る。ハロゲン化水素はフッ化水素、塩化
水素、臭化水素またはヨウ化水素であることができる。 酸をわずかなモル過剰量(たとえば酸少なくとも約20
5当量)で存在させるべきであるが、大過剰量(すなわ
ち10当量を越えない量またはそれ以上)の酸を用いる
ことにより反応を行なうことできる。好ましくは2.0
5〜3.0当単、最し好ましくは約2,5当量を用いる
。水に混和しない有機溶媒を用いてもよいが、ハロゲン
化炭化水素(たとえば塩化メチレン、ジクロロメタンな
どのような溶媒)を用いるのが好ましい。放出された封
鎖基を捕捉するため、反応性スカベンジャーを反応混合
物に加える。スカベンジャーは好ましくはメルカプタン
(たとえばメルカプトエタノール)である。スカベンジ
ャーは2.0〜3.0当量(好ましくは約2.0当量)
の量で存在せしめる。 この反応は、約30〜60分、約−30〜50°C(好
ましくは10〜50℃)で完結する。 (式19)化合物は、酸水溶液を用いた(式18)化合
物の脱水により生成する。任意の鉱酸または水溶性有機
酸でこの脱水が達成されろが、ここでは酢酸の使用が好
ましい。化合物を過剰の酸を含有する水溶液に溶解する
。次いで、脱水を加速するためにこの溶液を、例えば約
65℃で、脱水が完結するに充分な時間加熱オろ。通常
、この反応は一夜で達成できる。次いで生成物を常法に
より回収する。 次に、(式1)から(式2)または(弐3)から(式4
)への変換について、本明細書中で前に記載したと同一
の反応体および条件を用いて、15α−ヒドロキン基を
エーテル形成基によって保護する。 次いで、二重結合およびカルボニル基を、金属水素化物
還元剤によって還元するが、これは水素化硼素ナトリウ
ムのような水素化硼素金属の場合アルコール(メタノー
ル)のような適当な溶媒中室温または加熱下に行い、水
素化アルミニウムリチウム等の場合乾燥T’HF中θ℃
で行うことができる。還元は、水素化硼素ナトリウムの
場合、反応溶液を蒸気浴で数時間、好ましくは約3時間
加熱することにより実施することができる。次いでケト
ンまたはその他の適当なカルボニル含有化合物を添加し
て過剰の還元剤を消費させ、この後、常法により生成物
を回収する。 前述の反応から得た9−ヒドロキシ化合物を、次に9−
オキソ化合物を得るために、クロムを基礎とする緩和な
酸化体を用いて酸化する。この反応は、塩化メチレンの
ような溶媒を使用し、乾燥条件および不活性雰囲気下に
実施する。酸化体は好ましくは、この反応にとって標準
的な量および条件を用いた三酸化クロム/3.5.−ジ
メチルビラソールであるのが好ましい。反応体を、低温
、例えば約−20℃で、窒素またはその他の不活性気体
雰囲気下で、塩化メチレンのごとき乾燥溶媒中で合わせ
る。溶液を始めの温度で約1時間、次い七室温でさらに
約1時間攪拌する。次に生成物を常法により回収する。 次に、式15またはi6の化合物の脱保護とし−rPt
−閲岳1 チー9″#辻出ろれ−ナ!、−1#−Aイー
アC15ヒドロキシ保護基を酸により除去する。 個々の9−オキソ−15α−ヒドロキン−16−フェノ
キシ−トリエン酸アルキル異性体は、式IOの単独プロ
パルギルアルコール異性体を取り、この単独異性体を、
上に開示した次工程に付すことにより製造する。 [実施例] 次に実施例をあげて本発明の好ましい目的化合物の製造
法を詳述する。実施例は本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 実施例1 (lα−ヒドロキソ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−フェノキノー I (E)−
ブテン−1−イル)フクロペンタ−2α−イル)酢酸ラ
クトンの製造。 磁気撹拌棒とドライアライト(D rierite、商
標)乾燥管を備えたl!丸底フラスコに、(Iα、4α
−ノヒドロキノー3β (3α−ヒト七キンー4−フエ
ノキン−1(E)−ブテン−1−イル)フクロペンタ−
2α−イル)酢酸ラクトン16.5g、塩 ・化メチレ
ン500J、ジヒドロピラン8.8Jおよび少量のp−
1ルエンスルホン酸l水化物結晶を入れる。混合物を室
温で2時間撹拌する。トリエチルアミン2滴を加えてこ
の溶液を2分間撹拌する。反応混合物を飽和塩化ナトリ
ウム水溶液で(50mi、×1回)洗い、硫酸すトリウ
ムで乾燥する。溶媒を蒸発させて残渣を最少量の酢酸エ
チルに溶解し、純ヘキサンで充填した/リカゲル500
gのカラム(直径7 、5 cm)にかける。カラムを
ヘキサン中20〜40%酢酸エチルの勾配溶離剤で溶離
する。適当な分画を合せて蒸発乾固し、標記化合物を得
た。 上記出発物質の代りに適当な置換フェノキンラクトンを
用い、上記同様7こ処理して次?こ示ず化合物を得た: (lα−ヒドロキン−4α−(テトラヒドロビランン−
2−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−4−(m−)リフルオロメチル
フェノキシ)i(E)−ブテン−1−イル)シクロペン
タ−2α−イル)酢酸ラクトン(lα−ヒドロキシ−4
α−(テトラヒドロビランン−2−イルオキシ)−3β
−(3α、−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)
−4−(Ill−フルオロフェノキシ)−1(E)−ブ
テン−1−イル)シクロペンタ−2α−イル)酢酸ラフ
I・ン(lα−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−4−(o−フルオロフェノ
キシ)−1(E)−ブテン−■−イル)シクロペンタ−
2α−イル)酢酸ラクトン (1α−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(p−フルオロフェノキシ)
−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α−
イル)酢酸ラクトン (Iα−ヒドロキン−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(p−クロロフェノキン)−
1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−イ
ル)酢酸ラクトン (1α−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ) −4−(o−クロロフェノキン)
−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−
イル)酢酸ラクトン (lα〜ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(m−クロロフェノキシ)−
1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−イ
ル)酢酸ラクトン (lα−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ) −4−(m−ブロモフェノキシ)
−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α−
イル)酢酸ラクトン (lα−ヒドロキン−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(o−ブロモフェノキシ)l
(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−イル
)酢酸ラクトン (lα−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(’p−ブロモフェノキシ)
−1(E)−ブテン−I−イル)シクロペンタ−2α−
イル)酢酸ラクトン (1α−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(m−メチルフェノキノ)−
I(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−イ
ル)酢酸ラクトン (Iα−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(o−メチルフェノキシ)−
1(E)〜ブテンー1−イル)シクロペンタ−2α−イ
ル)酢酸ラクトン (1α−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(p−メチルフェノキン)−
1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α−イ
ル)酢酸ラクトン (Iα−ヒト七キシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(m−メトキシフェノキシ)
−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−
イル)酢酸ラクトン (lα−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(o−メトキシフェノキシ)
−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α−
イル)酢酸ラクトン (1α−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(p−メトキシフェノキシ)
−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−
イル)酢酸ラクトン 実施例2 (1α−ヒドロキン−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−フェノキシ−1(E)−ブテ
ン−I−イル)シクロペンタ−2α−イル)酢酸カリウ
ムの製造: 磁気撹拌機と頭部窒素導入口を有する還流冷却器を備え
た反応フラスコに、テトラヒドロフラン25+dと(1
α−ヒドロキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2−イ
ルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−4−フェノキシ−1(E)−ブテン−
1−イル)シクロペンタ−2α−イル)酢酸ラクトン5
gを入れる。 この懸濁液を試剤が溶解するまで撹拌し、この間フラス
コを減圧にして窒素でパージする。2.91M水酸化カ
リウム/水3.82m1を加え、再び反応フラスコを減
圧にして窒素でパージする。この溶液を窒素雰囲気下、
反応完結まで(TLCで監視)還流する。冷却した溶液
を蒸発乾固し、トルエン50IIfl に溶解し、減圧
下に蒸発乾固して標記化合物を得た。 上記出発物質の代りに実施例1で得られたずへての類似
体を用い、上記と同様に処理して該類似体をそれぞれ対
応するカリウム塩に変換した。 実施例3 (1α−
【−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒト七ピランー2−イルオキシ)−4−フェノキ
ン−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α
−イル)酢酸の製造:(lα−ヒドロキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノ
キン−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2
α−イル)酢酸カリウム7.76gを反応フラスコに導
入し、乾燥ジメチルホルムアミド25m1を加える。こ
の混合物を撹拌しながらイミダゾール4.32g、次い
で[−ブチルツメデルノリルクロリド4.7gを加える
。混合物を室温で一夜撹拌後、強く撹拌しながら30〜
45分間にわたって水5mflを加える。ジエチルエー
テルで生成物を抽出し、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗
った後、溶液を硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下
に除き、残留物を得る。酢酸エチル/ヘキサン(10v
/v%)中、シリカゲル95gのスラリーを充填した3
50J “C″焼結ガラスフィルターに残留物を通し、
Iθ%酢酸エチル/ヘキサンl000m夕で遊離酸を溶
離することにより該残留物を精製する。適当な分画を合
せて溶媒を除き、標記化合物を得た。 前記実施例2で製せられた化合物を上記同様の方法で処
理し、対応するt−ブチルジメチルシリルエーテル化合
物を得た。 実施例4 (1α−【−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
ノー1(E)−ブテン−1−イル)フクロペンタ−2α
−イル)酢酸メチルの製造:撹拌機と頭部に窒素/減圧
/隔壁の開口を有する還流冷却器を備えた反応フラスコ
に、乾燥ジメチルポルムアミド80+Ill、(Iα−
1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキノー1(
E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α−イル)
酢酸6.24g、炭酸水素ナトリウム3.00gおよび
ヨウ化メチル12.01gを導入する。 このフラスコを減圧にて窒素で5回パージ後、40〜4
5℃に加温し、−夜撹拌する。更にヨウ化メチル1.4
6gを加え、翌−夜40〜45℃を続ける。反応混合物
に水500Jを加え、これを塩化メチレンで(50mj
ijx3回)抽出する。塩化メチレン層を合せて更にヘ
キサン等容歯で希釈する。得られた有機層を水(50J
x 2回)、飽和塩化ナトリウム(50JX’1回)で
洗い、硫酸ナトリウムで乾燥する。溶媒を蒸発させて得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーによ
り精製する。15%酢酸エチル/ヘキサンで充填したシ
リカゲルカラムを調製し、化合物を上記の溶媒混合物で
溶離する。適当な分画を合せて蒸発乾固し、標記化合物
を得た。 上記出発化合物の代りに実施例3で製せられた各化合物
を用い、」二記と同様に処理することにより実施例3の
各化合物をそれぞれそのメチルエステル体に変換した。 実施例5 (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
シ−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α
−イル)−2−エタン−1−オールの製造: 窒素/減圧/隔壁の開口を有する反応フラスコに、(1
α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラ
ヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキシ−
1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α−イ
ル)酢酸メチル5.3gの乾燥トルエン53m!溶液を
導入する。混合物を水浴で冷却し、5回窒素で減圧パー
ジする。乾燥注射器注入法により、トルエン中水素化ア
ルミニウムジイソブチルの1.0M溶液21.4mi、
を滴下漏斗に入れ、これを前記冷反応溶液に、約20分
間にわたって添加する。水浴を除いて、30分後に混合
物をTLCでチェックする。もし反応が完結していなけ
れば更に水素化物溶液4.28Jを加える。反応が完結
したとき、反応混合物を乾燥ヘキサン26m4で希釈し
、強く撹拌しなからフッ化ナトリウム粉末4.32gを
加える。次に水1.39Jを、撹拌しながら加える。更
に30〜40分経過後(この間、撹拌を続ける)、反応
溶液をセライトを介して濾過し、塩化メチレン100m
!で洗う。溶媒を減圧下に除き、残渣を更にシリカゲル
カラムクロマトグラフィーにより精製する。標記化合物
の’H−NMRスペクトルデータを次に示す。 炙」胆 7.28     2H,t、 J=7.5Hz、 H
−196,86〜6.98  3H,m、 H−18,
205,46〜5.83  2H,m、 H−13〜1
44.92       ttr、 H−2’ Tl4
P4.81       m、 H−2’ THP4.
67       m、 H=2’ THP3.88 
    2H,m、 H−6’ THP3.47   
  2H,va、 H−6’ THP0.89    
  9H,s、 t−ブチル0.5       s、
シリルメチルQ、 7       S、シリルメチル
3.9〜4.15   3H,m、 H−11,164
,1911−1,m、 H−9 4,521H,m、 H−15 3,622H,m、 H−6 前記実施例4で得られたすべての化合物を上記と同様に
処理し、それぞれ対応するアルコール体に変換した。 実施例6 (夏α−t−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
ン−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α
−イル)−2−エタン−l−オールの製造・ この実施例は標記アルコール体を製造するための別法で
ある。 撹拌機と隔壁/窒素/減圧のための開口を備えた丸底フ
ラスコに、(Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−
4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β
(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4
−フェノキシ−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペ
ンター2α−イル)酢酸i、o8gを秤り込む。乾燥テ
トラヒドロフラン11m1.を加えて酢酸化合物を溶解
する。このフラスコを水浴(約18〜20℃)上に置き
、乾燥窒素で5回パージする。次いで硫化メチルボラン
0゜392talを30分間にわたって滴下する。約3
゜5時間撹拌を続ける。次にメタノール1mLを滴下す
る(滴下速度によりガス放出を制御する)。更にメタノ
ール5IIILを加えて溶液を30分間撹拌する。反応
混合物を濃縮し、残留物をメタノールに溶解し、再濃縮
する。この濃縮物をジエチルエーテル25ijijに溶
解し、水(5m1.x1回)、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液(5dX]回)、食塩水(5mlXI回)で洗い
硫酸ナトリウムで乾燥する。この乾燥溶液を一過、濃縮
し、無色油状物を得る。 この油状物を、10%酢酸エチル/ヘキサンで湿潤充填
したシリカゲル10gカラムに通して濾過する。10%
酢酸/ヘキサン200IIlf、、20%酢酸/ヘキサ
ンおよび30%酢酸/ヘキサンの連続的部分を用いて各
分画20m4を集めながら生成物を溶離することにより
精製する。分画12〜30を合せて溶媒を減圧下に除き
、無色油状物として標記化合物を得た。 実施例7 (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
シ−1(E)−ブテン−!−イル)シクロペンタ−2α
−イル)アセトアルデヒドの製造: 反応フラスコに滴下漏斗と乾燥窒素人口/出口バルブを
取付ける。このフラスコに無水塩化メチレン150m1
と無水玉酸化クロム(Vl)5.96gを入れる。フラ
スコを窒組で減圧パージし、水浴上約15℃に冷やす。 フラスコ内を強く撹拌しながらこれに無水ピリジン9.
46gを添加後、混合物を乾燥窒素雰囲気下、雰囲気温
度で30分間強く撹拌する。窒素雰囲気下、乾燥セライ
)5.0g、次いで無水塩化メチレンI 8.5J中(
lα−t−ブチルジメメチンシリオキシ−4α−(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキシ
−1(E)−ブテン−I−イル)シクロペンタ−2α−
イル)−2−エタン−1−オール47gを加える。この
溶液を15〜20分間、またはTLCが反応の完結を示
すまで撹拌し、この時点で粉砕硫酸水素ナトリウム・I
氷化物12.5gを加える。更に15分間強く撹拌後、
反応混合物を濾過し、保持物(retentate)を
塩化メチレンで(50m、iX3回)洗う。塩化メチレ
ン溶液を合せて水で(50miX3回)洗い、水層を塩
化メチレン(25s+fXZ回)逆抽出する。乾燥(無
水硫酸ナトリウム)塩化メチレン溶液を減圧下に蒸発さ
せて標記化合物を得た。その’H−NMRスペクトルデ
ータを次に示す。 克」朋 7.28     2H,t、 J=7.5Hz、 H
−196,86〜6.98   3H,m、 H−1g
、 205.46〜5.73   2H,m、 H−1
3〜144.95m、H−2° THP 4.80       m、 H−2’  THP4.
67       m、 H−2’  THP3.88
      21−1. m、 H−6’  THP3
.47      2 H、和、H−6° THPO,
899H,s、 t−ブチル 0.5       s、ソリルメチル0.7    
   S、シリルメチル3.9〜4.15   3H,
m、 H−11,164,231H,m、 H−9 4,501H,m、 H−15 9,751H,m、 H−6 前記実施例5および6で製せられた化合物を上記同様に
処理し、それぞれ対応する下記アセトアルデヒド化合物
に変換した: (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
)リフルオロメチルフェノキシ)−1(E)−ブテン−
1−イル)−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデ
ヒド (Iα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒト七ピランー2−イルオキン)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
フルオロフェノキシ)l(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンター2α−イル)アセトアルデヒド (Iα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
フルオロフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンター2α−イル)アセトアルデヒド (Iα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
フルオロフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
クロロフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
クロロフェノキン)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−Cm−
クロロフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (lα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(n+
−ブロモフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンター2α−イル)アセトアルデヒド (Iα−1−プチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
ブロモフェノキシ)−,1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
ブロモフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンター2α−イル)アセトアルデヒド (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α=(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
メチルフェノキシ)l(E)−ブテン1−イル)−シク
ロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
メチルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
フクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (1α−t−プチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
メチルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(+n
−メトキシフェノキシ)−] (E)−ブテン−1−イ
ル)−シクロペンター2α−イル)アセトアルデヒド (lα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
メトキシフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
メトキシフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド 実施例8 (Iα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
シ−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α
−イル)アセトアルデヒドの製造・ 前記実施例4のメチルエステル体から直接標記アルデヒ
ド体を次に示す別法により製造することができる。 撹拌機と隔壁/窒素/減圧のための入口を備えた丸底フ
ラスコに、(1α−t−ブチルジメチルシリルオキシー
4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β
(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4
−フェノキシ−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペ
ンタ−2α−イル)酢酸メチル0.100gを秤り込む
。トルエンIJを加え、この系を窒素で5回減圧パーン
する。この溶液をトライアイス/イソプロパツール浴上
で冷却し、トルエン中水素化アルミニウムン1′ツブチ
ルIM溶液0.324m児を約8分間にイったって滴下
する。この溶液を窒素雰囲気下、−78℃で2時間撹拌
後、ジエチルエーテルIOJで希釈する。冷浴を除き、
飽和塩化アンモニウム水溶液4mlを加え、この溶液を
30分間強く撹拌後、セライトに通してr過する。水層
をジエチルエーテルで抽出し、抽出物を合せて乾燥し、
減圧下に溶媒を除き、油状物として標記アルデヒドを得
る。 前記実施例4で製せられた他のメチルエステル体を上記
のように処理し、それぞれその対応する下記アルデヒド
体に変換した。 (Iα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
ヘキツルフエノキノ)−1(E)−ブテン−I−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (Iα−1−ブチルジメチルシリルオキソ〜4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
へキシルフェノキン)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンター2α−イル)アセトアルデヒド (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキソ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
−ヘキシルフェノキシ)l(E)−ブテン−1=イル)
−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(Il
l−ヘキシルオキシフェノキン)l(E)−ブテン−1
−イル)−フクロベンター2α−イル)アセトアルデヒ
ド (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
ヘキシルオキシフェノキン)−1(E)−ブテン−1−
イル)−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
ヘキシルオキシフェノキン)−1(E)−ブテン−1−
イル)−シクロペンタ−2α−イル)アセトアルデヒド 実施例9 (lα−1−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
シ−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α
−イル)ブタ−3−イン−2−オールの製造: 等圧滴下漏斗と乾燥窒素人口/出口バルブを備えた反応
フラスコに、無水塩化メチレンa od中(lα−1−
ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキノー1(E)
−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−イル)アセ
トアルデヒド4゜65g(7,9ミリモル)を入れる。 このフラスコを乾燥窒素で減圧パージし、強く撹拌しな
から約15℃に冷却する。この溶液にテトラヒドロフラ
ン中塩化エチニルマグネシウム1.25M溶液9.0m
flを添加後、容器内を雰囲気温度で5〜10分間また
はTLCで監視して反応が完結するまで撹拌する。次い
で塩化メチレン30mflおよび濾過した加温(35℃
)飽和塩化アンモニウム水溶液50m4を加え、溶液を
5〜IO分間強く撹拌する。 更に5〜IO分間撹拌しながら温水(35℃)50mf
lを加える。溶液を濾過し、保持物(retentat
e)を塩化メチレン50Jで洗い、水層を塩化メチレン
で(15m、e×2回)抽出する。塩化メチレン抽出物
を合せて水100Jと混合し、塩化メチレン層を除いて
水層を塩化メチレン20+n4で逆抽出する。塩化メチ
レン溶液を合せて無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過し、
減圧下に溶媒を除き、油状残留物として標記化合物を得
た。 次の方法で各異性体に分割する:上記油状物をヘキサン
で充填したシリカゲルカラム上で、クロマトグラフィー
に付し、5〜15%酢酸エチル/ヘキサン(5%段階で
酢酸エチル濃度を増加)で生成物を溶離する。この分割
方法でそれぞれ立体化学的に純粋なプロパルギルアルコ
ール体を含む分画2種を得る。 (1α、4α−ジヒドロキシ−3β−(3α−ヒドロキ
シ−4−フェノキシ−1(E)−ブテン−I−イル)シ
クロペンタ−2α−イル)−1−ブタ−3−イン−2−
オールの純粋であるが分割されていない2種の異性体、
およびそのクロマトグラフィーによる分割後の各異性体
2種の130−NMRスペクトルを測定した。NMRス
ペクトル測定前にC−9、C−11およびC−15位の
保護基を酸で加水分解する。加水分解は後記実施例17
の条件と試剤を用い酢酸で行なう(またこの目的のため
に後記実施例I8の条件と試剤を用いることもできる)
。スペクトルの測定はプルカー(B ruker)WM
300スペクトロメータを用い、CD(4a/CD30
D中、測定周波数75.473MHz、スペク゛トル幅
18,500Hz1フリップ角40°で測定した。16
にのデータと32Kまでのゼロフイリンクを行い、線幅
1゜0Hzになるウィンドウ処理を行った。得られた周
波数領域スペクトルのデジタル分解能は0.O3ppm
である。すべてのスペクトルのための−内部標準物質と
してテトラメチルシランを使用した。 得られたスペクトルデータを下表に示す。化合物の各炭
素について化学シフトが得られる。番号1〜16は式(
1)に関する特定の当該炭素を意味する。番号17〜2
0はフェノキン部分のそれぞれ酸素置換位置、オルト、
メタおよびパラ位置の炭素を意味する。この実施例にお
いて、最初の炭素3個は存在しないので化学シフトは記
録されなし)。これを文字NA(not applic
able)で表わす。 分割した異性体は、単なる同定の目的で異性体1および
2と命名する。 異性体混合物 1、  NA          6. 60.65.
 61,372、  NA          7. 
34.28. 35.713、  NA       
   8. 45.42. 47,334.72.68
.73,39    9.71.84,71.965.
84.38,85.17   10.42.IO,42
,1911,76,86,76,95+6.71.65
゜12.55.47,5.5.76   17.15g
、5613、130.89       18.114
.7514.134.86.+34.95   19.
129.5615.70.90,70.97   20
.121.20異性体! 1、 NA   6.60.69 11.77.032
、 NA   7.34.20 12.55.643、
 NA   8.45.55 13.1.30.704
.73,36  9.71.89 14.134.92
5.84.27 10,42.01 15.70.92
16、71.64 17、158.54 18、114.70 19、129.56 20、121.20 異性体2 1、 NA   6.61J6  Il、 76.85
2、 NA   7.35.71 12.55.823
、 NA   8.47.43 13.+30.864
.72.54  9.71.94 14.134.86
5.85.+8 10.42.10 15.70.87
16、71.66 17、158.57 18、114.75 19、、129.56 20、121.21 前記実施例7および8で製せられたアセトアルデヒド体
に、上記と同様の試剤と条件を適用し、クロマトグラフ
ィーによる分割を反復適用して対応するアルコール体に
変換し、次いで各立体異性体に分割した。これらの化合
物を次に示す。 (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
hリフルオロメチルフェノキン)i(E)−ブテン−1
−イル)−シクロペンタ−2α−イル)−1−ブタ−3
−イン−2−オール(1α−1−ブチルジメチルシリル
オキシー4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキソ
)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオ
キシ)−4−(m−フルオロフェノキン)−1(E)−
ブテン−1−イル)−シクロペンタ−2α−イル)−1
−ブタ−3−イン−2−オール (1α−【−プチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
フルオロフェノキシ)−1(E)−ブテン−I−イル)
−フクロペンタ−2α−イル)−1−ブタ−3−イン−
2−オール (lα−t−プチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)1−(p−フ
ルオロフェノキシ)l(E)−ブテン−1−イル)−シ
クロペンター2α−イル)−1−ブタ−3−イン−2−
オール (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−47(+)
−クロロフェノキシ)−1(E)−ブテン−■−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)−1=ブタ−3−イン−
2−オール (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピランニ2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
クロロフェノキシ)−1(E)−ツブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル月−ブター3−インー2−
オール (1α−も−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
クロロフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル月−ブター3−インー2−オ
ール (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
ブロモフェノキン)−1(E)−ブテン−1−イル)−
フクロベンター2α−イル)1−ブタ−3−イン−2−
オール (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
ブロモフェノキシ)−1(E)〜ブテンー1−イル)−
シクロベンター2α−イル)1−ブタ−3−イン−2−
オール (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
ブロモフェノキン)−1(E)−ブテンミーイル)−シ
クロペンタ−2α−イル)1−ブタ−3−イン−2−オ
ール (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
メチルフェノキシ)−1(E)−ブテン−■−イル)−
シクロペンタ−2α−イル月−ブター3−インー2−オ
ール (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
メチルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル月−ブター3−インー2−オ
ール (lα−t−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(l−
メチルフェノキシ)l(E)−ブテン−1−イル)−シ
クロペンタ−2α−イル月−ブター3−インー2−オー
ル (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
メトキシフェノキシ)−1(E)−ブテン−■−イル)
−シクロペンタ−2α−イル月−ブター3−イン−2−
7r−ル (1α−L−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
メトキンフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル月−ブター3−インー2−
オール (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
メトキシフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンター2α−イル月−ブター3−インー2−
オール (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
ヘキシルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)1−ブタ−3−イン−2
−オール (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
へキツルフエノキシ)−1(E)−ブテン−I−イル)
−シクロペンター2α−イル)■−ブター3−インー2
−オール (lα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
へキツルフエノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)1−ブタ−3−イン−2
−オール (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
へキシルオキシフェノキシ)i(E)−ブテン−1−イ
ル)−シクロペンター2α−イル)l−ブタ−3−イン
−2−オール (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
へキシルオキシフェノキシ)、−1(E)−ブテンー1
−イル)−シクロペンター2α−イル)l−ブタ−3−
イン−2−オール (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
ヘキツルオキンフエノキン)−1(E)−ブテン−1−
イル)−シクロペンター2α−イル月−ブター3−イン
ー2−オール 実施例1O (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
シ−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α
−イル)−6−ヘキサ−3,4−ジエン酸エチルの製造
: 三頚フラスコに窒素導入針、等圧滴下漏斗およびコール
ドフィンガー型冷却器付属の減圧型蒸留ヘッドを取付け
る。オルト酢酸トリエチル18IIli、に(lα−1
−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキシ−1(E
)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α−イル)−
1−ブタ−3−イン−2−オールの1種の異性体3.1
8gを溶解し、この溶液に氷酢酸0.18n+1.を加
え、反応容器に導入する。溶液に乾燥窒素を吹き込み、
撹拌しながら170〜175℃の油浴上で加熱する。 この溶液に、更に氷酢酸0.ImLとオルト酢酸トリエ
チル6、Odを30〜35分間にわたって加える。反応
系からオルト酢酸トリエチル−エタノール−酢酸6ml
、を留去後、熱時反応溶液を第2のフラスコに移し、反
応溶液にトルエン12.0m児を加える。試剤を減圧下
に留去して油状物を得る。油状物にトルエンを加えた後
、減圧下にトルエンを除き、次に示す’H−NMRスペ
クトルデータろ有する標記化合物を得た: 炙」即 7.28     2H,t、 J=7.5Hz、 H
−196,86〜6.98  3H,m、 H−18,
205,43〜5.82  2H,m、 l−l−13
〜144.98       m、 H−2’ THP
4.81       m、 H−2’ THP4.6
7       m、 H−2’ THP3.88  
   2H,m、 H−6°THP3.47     
2 H,m、 H−6°T HPO,899H,s、 
t−ブチル 0.5       s、シリルメチル0、7    
   S、シリルメチル3.9〜4.+5   3H,
m、 H−11,164,191H,m、 H−9 4,521H,m、 H−15 5,222H,m、 H−4,6 4,132H,q J=’/、0.OCH。 3.01       2H,m、  H−31,27
2H,m、  CH3 次いでこの粗アレニルエステル体をンリヵゲル上でクロ
マトグラフィーに付し、ヘキサンないし50%酢酸エチ
ル/ヘキサンの勾配溶離剤で溶離し、プロパルギルアル
コール前駆体からアレン化合物を分離した。 前記実施例7または8で製せられた化合物の各異性体も
しくは未分割の混合物を、前記同様の方法で処理して転
位させ、対応する下記ジエン酸エステル体を得た: (Iα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(+a
ミートリフルオロメチルフェノキシ−1(E)−ブテン
−1−イル)−シクロペンタ−2α−イル)−6−ヘキ
サ−3,4−ジエン酸エチル(lα−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシー4α−(テトラヒドロピラン−2−イ
ルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−4−(m−フルオロフェノキシ)−1
(E)−ブテン−1−イル)−シクロペンタ−2α−イ
ル)1−6−ヘキサ−3,4〜ジエン酸エチル (1α−t−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
フルオロフェノキシ)−1(E、)−ブテン−1−イル
)−シクロペンタ−2α−イル)1−6−ヘキサ−3,
4−ジエン酸エチル (1α−t−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
フルオロフェノキシ)−1(E)−ブテン−■−イル)
−ノクロペンタ〜2α−イル)l−6−ヘキサ−3,4
−ツエン酸エチル (lα−t−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
クロロフェノキシ)−夏(E)−ブテン−I−イル)−
シクロペンタ−2α−イル月−6−ヘキサー3,4−ジ
エン酸エヂル (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒト七ピランー2−イルオキシ)−4−(o−
クロロフェノキン)−1(E)−ブテン−■−イル)−
シクロペンタ−2α−イル)1−6−ヘキサ−3,4−
ジエン酸エチル (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキン)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
クロロフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル月−6−ヘキサー3.4−ジ
エン酸エチル (1α−1−プチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β〜(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキ/)−4−(m−
ブロモフェノキン)−](E)−ブテン−1−イル)−
フクロベンター2α−イル月−6−ヘキサ−3,4−ジ
エン酸エチル (1α−t−ブチルジメチルシリルオキンー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
ブロモフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンター2α−イル月−6−ヘキサー3.4−ジ
エン酸エチル (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
ブロモフェノキン)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル月−6−ヘキサー3.4−ジ
エン酸エチル (1α−[−ブチルジメチルシリルオキシ−4α=(テ
トラヒト七ピランー2−イルオキソ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
メチルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロベンター2α−イル)1−6−ヘキサ−3,4−
ジエン酸エチル (1α−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
メチルフェノキシ)−1(E)−ブテン−■−イル)−
シクロペンタ−2α−イル月−6−ヘキサー3.4−ジ
エン酸エチル (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
メチルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンター2α−イル月−6−ヘキサー3,4−ジ
エン酸エチル (Iα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(+n
−メトキシフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル
)−シクロペンタ−2α−イル)l−6−ヘキサ−3,
4−ジエン酸エチル (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
メトキシフェノキシ)l(E)−ブテン−I−イル)−
シクロペンター2α−イル”lI−6−ヘキサ−3,4
−ジエン酸エチル (lα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
メトキシフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンター2α−イル)■−6−ヘキサー3.4
−ジエン酸エチル (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒト七ピランー2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−
ヘキシルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−フクロペンタ−2α−イル月−6−ヘキサ−3,4−
ジエン酸エチル (Iα−1−ブチルジメチルノリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
ヘキシルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)1−6−ヘキサ−3,4
−ジエン酸エチル (1α−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α=(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
へキシルフェノキン)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)l−6−ヘキサ−3,4
−ジエン酸エチル (lα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−
ヘキシルオキシフェノキノ)−1(E)−ブテン−1−
イル)−シクロペンタ−2α−イル月−6−ヘキサー3
.4−ジエン酸エチル(lα−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキ
シ)−38−(3α−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−4−(o−ヘキシルオキシフェノキノ)−1
(E)−ブテン−1−イル)−シクロペンター2α−イ
ル)l−6−ヘキサ−3,4−ジエン酸エチル(lα−
1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラ
ヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−へキシル
オキシフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−
シクロペンタ−2α−イル)1−6−ヘキサ−3,4−
ジエン酸エチル実施例11 (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
シ−1(E)−ブテン−1−イル)フクロペンタ−2α
−イル)−6−ヘキサ−3,4−ジエン−1−オールの
製造 温度計、等圧滴下漏斗、乾燥窒素導入口および減圧用出
口を備えた三頚反応フラスコに、無水ジエチルエーテル
62.5m  を加え、反応系を乾燥窒素でパージする
。乾燥窒素雰囲気下、撹拌しながら粉末水素化アルミニ
ウムリチウム0.32gを少量づつ加える。この溶液を
雰囲気温度で15〜20分間撹拌し、約lθ℃に冷却す
る。無水ジエチルエーテル23.5m  中(lα−t
−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキシ−1(E
)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α−イル)−
6−ヘキサ−3,4−ジエン酸エチル6.56gの溶液
を、温度が10〜15℃に保持されるような速度で添加
する。混合物を、還元が完結するまで室温で撹拌し、再
び約lθ℃に冷却し、アセトン3.0m  を約15分
間にわたって加えた後、反応容器内を更に15分間撹拌
する。飽和酒石酸ナトリウムカリウム水溶液2.5m 
を滴下する。水素ガスが放出されなくなったとき、更に
飽和酒石酸ナトリウムカリウム水溶液290m を加え
る(反応容器内は雰囲気温度である)。水層を回収して
酢酸エチルで(25m  x2回)抽出する。エーテル
および酢酸エチル抽出物を合せて水35mで洗う。有機
層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過し、減圧下に濃縮
し、次の’H・NMRスペクトルデータを有する標記ア
ルコール体を得た:6p胆 7.2g      2H,L、 J=7.5Hz、 
H−196,86〜6.98  3H,UA、 H−1
8,205.46〜5.83   2H,m、  H−
13〜144.96ffl、H−2° THP 4.82m、H−2° THP 4.67111.H−2° TRIP 3.88       2H,ra、  )(−6’ 
 THP3.47      2H,IIl、 H−6
° THPO,899H,s、 t−ブチル。 05      S、シリルメチル 0・7               s、  ンリ 
ルメ チル3.9〜4.15       3  H,
m、  H−11,164,19l  H,m、  H
−9 4,521H,m、  Hi5 3.67            2H、t、   J
=6.  H−25、Q8            1
  H,IIl、 H−45,101H,ta、  H
−6 前記実施例1Oで製せられたジエン酸エステルを同様の
試剤および条件で還元し、対応するアルコール体を得た
。 実施例12 (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
シ−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンタ−2α
−イル)−6−(1−メタンスルホニルオキシ)ヘキサ
−3,4−ジエンの製造:窒素導入口/排出口バルブと
機械的撹拌器を取付けた反応フラスコに、無水塩化メチ
126フ中(lα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−
4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β
(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4
−フェノキシ−1(E)−ブテン−I−イル)シクロペ
ンター2α−イル)−6−ヘキサ−3.4−ジニンー1
−オルルア 24gを加える。これに無水トリエチルア
ミン6、7m を加え、このとき反応系を乾燥窒素でパ
ージし、約−30℃に冷却する。これに無水塩化メチレ
ン13.5m  中堀化メタンスルホニル2.3 5g
を、反応溶液が最初の温度に保持されるように15〜2
0分間にわたって加える。反応が完結するまで(約30
分間)撹拌する。冷浴を取除き、トリエチルアミン2.
0+nの塩化メチレン20m  溶液、次いで飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液20m  を加える。塩化メチレ
ン層を回収し、水層を塩化メチレンで(50m×2回)
抽出する。塩化メチレン抽出物を合せて飽和炭酸水素ナ
トリウム(1 : 1  (v:v))2 011  
で洗う。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下
で溶媒を除き、次に示す’H−NMRスペクトルデータ
を有する標記化合物を得た・堕」四 7、28      2H, t+ J=7.5Hz,
 H−196、86〜B’.!11   3H, ra
, H−18. 205、46〜5.i!13   2
H. +Il, H−13〜144、96m,H−2°
THP 4、81111,H−2°THP 4、67       cm, H−2°THP3、8
8      2H, m, H−6’ THP3、4
7      2H. ta. H−6°THPO.8
9       9H. s. L−ブチル0、5  
     s,シリルメチルQ.7       s,
シリルメチル3、9〜4.15     3H, ta
.  H−11.  164、19         
1 H,  m,  H−94、52        
 1 H.  m,  H−154、23      
  2H,  t,  J=6.  H−25、04 
        1 H.  IIl.  H−45、
13        1 H,  m.  H−62、
98        3H,s,SO3Me前記実施例
11の方法により製せられた他のジエノール類を上記の
ように処理し、対応するメシレート類に変換した。 実施例13 (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−フェノキ
シ−1(E)−ブテン−1−イル)シクロペンター2α
−イル)−6−ヘキサ−3.4−ジニノーl−ニトリル
の製造: 乾燥窒素導入口/排出口バルブを備えたフラスコに、シ
アン化カリウム4.7gと無水ジメチルスルホキシド1
6,5− を入れ、これを乾燥窒素雰囲気下、75〜8
0℃で約30分撹拌する。これに無水ジメチルスルホキ
シド20m  中(lα−t−ブチルジメチルンシリオ
キシ−4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)
−3β(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ
)−4−フェノキシ−1(E)−ブテン−1−イル)シ
クロペンタ−2α−イル)−6−(1−メタンスルホニ
ルオキン)−ヘキサ−3,4−ジエン8.13gを、一
度に加える。60〜80℃の浴上、約60分間反応させ
て反応を完結する。反応溶液を約40℃に冷却し、塩化
メチレン5m を加える。混合物を更に雰囲気温度に冷
却し、塩化メチレン120mを含む分岐漏斗に移す。反
応フラスコ内容を塩化メチレンで洗い、洗液を抽出漏斗
に移す。粗ニトリル体の塩化メチレン溶液を水160m
  と共に振盪後、水性の上層を回収し、塩化メチレン
で(40m ×3回)抽出する。塩化メチレン抽出物を
合せて水120m  で洗う。水層を合せて再び塩化メ
チレン40m  で抽出する。すべての塩化メチレン抽
出物を合せて無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過し、減圧
下に溶媒を除き、標記化合物を得た。 この粗ニトリル体を更にシリカゲルカラムに通し、ヘキ
サン150%酢酸エチル−ヘキサン勾配溶離剤で溶離し
て精製し、次に示す’H・NMRスペクトルデータを有
する標記化合物の分画を得た。 L土坦 7.28     2H,t、 J =7.5Hz、 
H−196,86〜6.98  3H,m、 l−1−
18,205,46〜5.83  2H,m、H−13
−144,96m、 H−2’ THP 4.82       m、 H−2’ TI(P4.
67       m、 H−2’  TI−IF5.
88     2H1m、 H−6° THP3.47
     2H,m、 H−6’ TI−(PO,89
9H,s、 L−ブチル 0.5       s、シリルメチル0.7    
   s、シリルメチル3.9〜4.15   3H,
m、 H−11,164,191H,m、 l−l−9 4,521H,tp、 H−15 前記実施例I2で製せられた他のメシレート類または同
様のスルホニルエステル体を、上記方法で処理してそれ
ぞれ次に示す化合物に変換した。 (lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m”
)リフルオロメチルフエノキシ)−1(E)−ブテン−
1−イル)−シクロペンター2α−イル)−6−ヘキサ
−3,4−ジェノ−1−ニトリル(lα−1−ブチルジ
メチルシリルオキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキソ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(m−フルオロフェノキン)
−1(E)−ブテン−1−イル)−フクロベンター2α
−イル)−6−ヘキサ−3,4−フェノ−l−ニトリル
(lα−t−プチルジメチルシリルオキシー4α−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(o−
フルオロフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)
−シクロペンタ−2α−イル)−6−ヘキサ−3,4−
ジェノ−1−二トリル(lα−t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキ
シ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキソ)−4−(p−フルオロフェノキシ)−1(E)
−ブテン−1−イル)−フクロペンタ−2α−イル)−
〇−ヘキサー3.4−ジェノー1−二トリル(lα−t
−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−クロロフェ
ノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−シクロペン
タ−2α−イル)−6−ヘキサ−3,4−ジェノ−1−
二トリル(1α−L−ブチルジメチルシリルオキシ−4
α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−
(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4
−(o−クロロフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−
イル)−シクロペンター2α−イル)−6−ヘキサ−3
,4−ジェノ−1−二トリル(Iα−t−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2−イ
ルオキシ)−3β−(3α〜(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−4−(m−クロロフェノキシ)−1(
E)−ブテン−1−イル)−シクロペンタ−2α−イル
)−6−ヘキサ−3,4−ジェノ−1−ニトリル(lα
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(m−ブロモ
フェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−シクロ
ペンタ−2α−イル)−6−ヘキサ−3,4−ジェノ−
1−ニトリル(1α−t−プチルンメチルシリルオキノ
ー4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3
β−(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)
−4−(o−ブロモフェノキシ)−1(E)−ブテン−
1−イル)−シクロペンタ−2α−イル)−6−ヘキサ
−3,4−ジェノ−1−二トリル(lα−1−ブチルジ
メチルシリルオキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−4−(p−ブロモフェノキシ)−
1(E)−ブテン−1−イル)−シクロペンタ−2α−
イル)−6−ヘキサ−3,4−ジェノ−■−ニトリル(
lα−1−ブチルジメチルシリルオキシー4α−(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−メ
チルフェノキン)−1(E)−ブテン−■−イル)−シ
クロペンター2α−イル)−6−ヘキサ−3,4−ジェ
ノ−l−二トリル(lα−1−ブチルジメチルシリルオ
キンー4α〜(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)
−3β−(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキ
シ)−4−(o−メチルフェノキシ)−1(E)−ブテ
ン−1−イル)−シクロペンタ−2α−イル)−6−ヘ
キサ−3,4−ジェノ−1−ニトリル(lα−1−ブチ
ルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−4−(+aミーメチルフェノ
キシ−1(E)−ブテン−1−イル)−シクロペンタ−
2α−イル)−6−ヘキサ−3,4−ジェノ−1−ニト
リル(lα−1−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3
α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(
m−メトキシフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イ
ル)−シクロペンタ−2α−イル)−6−ヘキサ−3,
4−ジェノ−1−ニトリル(1α−t−ブチルジメチル
シリルオキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン−2−
イルオキシ)−4−(o−メトキシフェノキシ)−1(
E)−ブテン−1−イル)−シクロペンター2α−イル
)−6−ヘキサ−3,4−ジェノ−1−二トリル(lα
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3α−(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(p−メトキ
ンフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−シク
ロペンタ−2α−イル)−6−へキサ−3,4−ジエノ
ー1−ニトリル(lα−t−ブチルジメチルシリルオキ
シ−4α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−
3β−(3α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ
)−4−(p−ヘキシルフェノキシ)−1(E)−ブテ
ン−1−イル)−シクロペンタ−2α−イル)−〇−ヘ
キサー3,4−ジェノー1−ニトリル(lα−t−ブチ
ルジメチルシリルオキンー4α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−4−(o−へキシルフェノキ
シ)71(E)−ブテン−1−イル)−シクロペンター
2α−イル)−6−ヘキサ−3,4−フェノ−l−ニト
リル(lα−t−ブチルジメチルシリルオキシ−4α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3
α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−4−(
In−ヘキシルフェノキシ)−1(E)−ブテン−1−
イル)−シクロペンター2α−イル)−〇−ヘキサー3
.4−ジェノー1−ニトリル(lα−1−ブチルジメチ
ルシリルオキシ−4α−(テトラヒドロピラン−2−イ
ルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−4−(m−ヘキシルオキシフェノキシ
)−1(E、)−ブテンー1−イル)−シクロペンタ−
2α−イル)−6−ヘキサ−3,4−ジェノ−1−ニト
リル(1α−t−プチルノメチルノリルオキン−4α−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−3β−(3
α−(テトラヒドロピラン−2−イルオキソ)−4−(
o−ヘキシルオキシフェノキシ’)、−1(E)−ブテ
ン−ニーイル)−シクロペンタ−2α−イル)−6−ヘ
キサ−3,4−ジェノ−1−二トリル(1α−t−ブチ
ルノメチルシリルオキン−4α−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−3β−(3α−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−4−(p−ヘキシルオキシフ
ェノキシ)−1(E)−ブテン−1−イル)−シクロペ
ンタ−2α−イル)−6−ヘキサ−3,4−フェノ−1
−ニトリル実施例14 9α−ヒドロキン−IIα、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−ジェノキシー1
7.18.19.20−テトラノルプロスタ−4,5,
13(E)−トリエン酸メチルの製冷却器と窒素導入口
/排出口バルブを備えた反応フラスコに、1−ニトリル
体(実施例13の生成物)3.47gの2−メトキシエ
タノール37.Om 溶液を入れる。これに水酸化カリ
ウム09gの水3.1m  溶液を添加後、この系を乾
燥窒素で減圧パージする。混合物を窒素雰囲気下に約6
3時間加熱還流する。反応混合物を約50〜60℃に冷
却し、減圧下に溶媒を除く。残留物を水50m に溶解
し、等圧滴下漏斗と叶l電極を備えた反応フラスコに移
す。この溶液を5〜10℃に冷却し、溶液のpHが約2
となるまで冷(10°C)水性塩酸(水2部に対して濃
塩酸1部)を加える。 酢酸エチル/ジエチルエーテル(l・I)20m  を
加え、この系を雰囲気温度で撹拌する。水層を回収し、
更に酢酸エチル/ジエチルエーテル(1:1)で(20
m  X2回)抽出する。有機層を合せて水で(5m 
 x2回)洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥、濾過する
。減圧下に溶媒を除き、粗残留物として標記酸を得た。 この時点で酸を抽出、クロマトグラフィーなどのような
通常の方法で回収、精製することができる。酸生成物は
下記’H−NMRスペクトルデータを有する。 堕」胆 7.28     2H,t、 J=7.5Hz、 H
=196.86〜6.98  31−1. m、 H−
18,205,44+−5,8728,m、 H−13
〜144.95       m、H−2° T HP
4.85       m、 l−1−2° T HP
4.67   ’     m、H−2° THP3.
88      2I−1,m、 H−6° T HP
3.47      ’ 21−1. m、 f(−6
’、THP3.9〜4.15   3H,m、 H−1
1,164,191I−(、m、 H−9 4,521H,m、 H−15 しかし精製することなく、上記粗酸生成物を次のように
処理してもよい。すなイつちこの粗酸をジメチルホルム
アミド45m  で反応フラスコに移す。この溶液に粉
末炭酸水素ナトリウム1.65g、次いでヨウ化メチル
2.9gを加える。 この溶液を45℃で48時間またはエステル形成が完結
するまで撹拌する。反応混合物をセライトを介して濾過
する。濾過ケーキを塩化メチレン50m  で洗い、有
機溶媒を合せて減圧下に蒸発させて油水残留物を得る。 残留物を塩化メチレン65m  に溶解し、水洗(15
mx2回)する。水層を塩化メチレンで逆抽出し、前の
塩化メチレン溶液と合せて無水硫酸ナトリウムで乾燥、
−過する。溶媒を除いて得られた粗メチルエステル体を
ノリカゲルクロマトグラフィーで精製する。クロマトグ
ラフィーによる精製は、ヘキサン150%酢酸エチル−
ヘキサン勾配溶離剤、75%酢酸エチル−ヘキサンおよ
び必要に応じて最終的に酢酸エチルを用いて行なう。純
メチルエステル体を含む分画を合せて減圧下に溶媒を除
き、次に示す’H−NMRスペクトルデータを有する標
記化合物を得た: 克」匹 7.28      2H,t、 J=7.5Hz、 
H−196.86−6.98    ’3H,m、  
H−18,205,46〜5.83   2H,m、 
 H−13〜144.96        m、  H
−2’  THP4.79        m、H−2
’  THP4.70m、H−2° THP 3.88       2H,m、H−6’  THP
3.47       2H,m、H−6’  THP
3.9〜4.15    3H,m、  H−11,1
64,2311−1,rn、  H−9 4,521H,m、H−15 3,673H,s、  OMe 前記実施例13で製せられた他のニトリル化合物を、上
記方法に従って処理してそれぞれ次に示す対応ケる9−
ヒドロキシジエン酸メチルエステル体に変換した。 9α−ヒドロキン−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−トリフルオ
ロフルオロフェノキン−17,18,19,20−テト
ラノルプロスター4.5.13(E)−トリエン酸メチ
ル 9α−ヒドロキシ−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−フルオロフ
ェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロス
ター4.5.13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−11α、15α−ヒス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−o−フルオロフ
ェノキン−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,l 3(E)−)ジエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−11α、+5α−ビス−(テトヂヒ
ドロピランー2−イルオキノ)−16−p−フルオロフ
ェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロス
ター4.5.13(E)−1−ジエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−p−クロロフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−)ジエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−o−クロロフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキノ−+1α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−1,6−m−クロロフ
ェノキン−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−)ジエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−ブロモフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E:l−)ジエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−+1α、15α−ビス=(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−o−ブロモフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−p−ブロモフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−p−メチルフェ
ノキシー17,18,19.20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、15α−ヒス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−o−メチルフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、+5α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−メチルフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
ー4.5.13CE)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16〜m−メトキシフ
ェノキン−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、15α−ヒス=(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−1,6−o−メトキシ
フェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロ
スター4.5.13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−11α、15α−ヒス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−p=メトキンフ
ェノキン−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、+5α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−pへキツルフエ
ノキン−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−Itα、15α−ヒス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−o−ヘキシルフ
ェノキシ−17,+ 8.19.20−テトラノルプロ
スタ−4,5;I 3(E)−)リエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−11α、】5α−ビス=(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−ヘキシルフ
ェノキシー17.18.19.20−テトラノルプロス
ター4.5.13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、+5α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−ヘキシルオ
キシフェノキン−17,18,19,20−テトラノル
プロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−o−ヘキシルオ
キシフェノキン−17,18,19,20−テトラノル
プロスター4.5.+ 3(E)−1−リエン酸メチル 9α−ヒドロキシ−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラン−2−イルオキシ)−16−p−ヘキシルオ
キソフエノキシー17.+ 8.19.20−テトラノ
ルプロスタ−4,5,13(E)〜トリエン酸メチル 9α−ヒドロキン−11α、15α−ビス−(テトラヒ
ドロピラノ−2−イルオキシ)−16−フェノキノー1
7.18,19.20−テトラノルプロスタ−4,5,
13(E)−)リエン酸9α−ヒドロキシ−IIα、1
5α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)
−16−o−フルオロフェノキシ−17,18,19,
20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリ
エン酸9α−ヒドロキノ−11α、+5α−ヒス−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−p−フル
オロフェノキノー17.18.19,20−テトラノル
プロスタ−4,E+、13(E)−)リエン酸9α−ヒ
ドロキシ−I iα、+5α−ビス−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−16−m−フルオロフェノキ
シ−17,18,19,,20−テトラノルプロスター
4,5.13(E)〜トリエン酸9α−ヒドロキシー1
1α、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−16−m−メチルフェノキソー17.18.
19.20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)
−トリエン酸9α−ヒドロキシ−11α、15α−ビス
−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−p
−メチルフェノキン−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスタ−4,,5,13(E:)−トリエン酸9
α−ヒドロキノ−11α、15α−ビス−(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)−16−p−メトキシフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
ー4.5.13(E)−トリエン酸9α−ヒドロキシ−
]1α、+5α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イ
ルオキシ)−16−o−メトキシフェノキン−17,1
8,19,20−テトラノルプロスター4.5.13(
E)−トリエン酸9α−ヒドロキシ−11α、15α−
ビス=(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ’)−1
6−p−メトキシフェノキシ−17,1B、19.20
−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン
酸実施例15 9α−オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−16−フェノキシー17.
18.19.20−テトラノルプロスタ−4,5,13
(E)−トリエン酸メチルの製造:乾燥窒素雰囲気下、
塩化メチレン10.Om  中、三酸化クロム2.66
gの懸濁液(約−20℃に冷却)に、固体3,5−ンメ
チルピラゾール2.58gを加える。−20℃で約0.
5時間撹拌後、9α−ヒドロキノ−11α、15α−ビ
ス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−
フェノキノー17.18,19.20−テトラノルプロ
スタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル3.37
gの塩化メチレン50m  溶液を加える。この低温で
約1時間撹拌を続ける。これにシリカゲル50gを加え
、減圧下に溶媒を除く。含浸したシリカゲルを、別にヘ
キサンで調製したソリカゲル力ラムの頂部上に仕込む。 ヘキサン中5〜50%酢酸エチル勾配溶離剤で標記化合
物を回収、分離する。 適当な分画を合せて減圧下に濃縮し、次に示す1H−N
MRスペクトルデータを有する標記化合物を得た: L」四 7.28      2H,t、 J=7.5Hz、 
H−1−96,86−6、,983H,m、 H−18
,205,48−5,9528,m、 H−13〜14
4.96       m、H−2° THP4.82
       m、 l−1−2° T HP4.67
       m、 H−2° THP3.88   
   2H,m、 H−6”  THP3.50   
   2H,m、 H−6’  THP3.9〜4.+
5   3H,m、 H−]1.164.19    
  1 H,m、 H−94,561H,m、 H−1
5 3,663H,s、 OMe 上記16−フェノキシー置換化合物の代りに実施例14
で製せられた適当なメチルニスデル体または遊離酸を用
い、上記と同様に処理して該実施例14のすべての化合
物を、それぞれ次に示す対応するC −9オキソ化合物
に変換した:9−オキソー11α、15α−ビス−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−トリ
フルオロメチルフェノキシ−17,18,19,20−
テトラノルプロスター4.5.13(E)−トリエン酸
メチル 9−オキソ−IIα、15α−ビス−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−16−m−フルオロフェノキ
ン−17,18,19,20−テトラノルプロスタ−4
,5,13(E)−トリエン酸メチル9−オキソ−11
α、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオ
キシ)−16−o−フルオロフェノキン−17,18,
19,20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)
−トリエン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ヒス
−(テトラヒドロビラン−2−イルオキシ>−16−p
−フルオロフェノキン−17,18,19,20−テト
ラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチ
ル9−オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロ
ビラン−2−イルオキシ)−16−p−クロロフェノキ
ン−17,18,19,20−テトラノルプロスタ−4
,5,13(E)−トリエン酸メチル9−オキソ−11
α、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオ
キシ)−16−o−クロロフェノキシ−17,18,1
9,20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−
トリエン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−
クロロフェノキシ−17,18,19,20−テトラノ
ルプロスタ−4,5,13(E)−)リエン酸メチル9
−オキソ−IIα、!5α−ヒスー(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−16−m−ブロモフェノキシ−
17,18,19,20−テトラノルプロスター4.j
、13(E)−)リエン酸メチル9−オキソ−11α、
15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ
)−16−o−ブロモフェノキシ−17,18,19,
20−テトラノルプロスター4.5.13(E)−トリ
エン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−p−プロ
モフェノキシ−17,18,19,20−テhう)ルブ
ロスター4.5.13(E)−)リエン酸メチル9−オ
キソ−11α、15α−ビス=(テトラヒドロピラン−
2−イルオキシ)−16−p−メチルフェノキシー+7
.18.19.20−テトラノルプロスター4.5.1
3(E)−)リエン酸メチル9−オキソ−11α、15
α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−
16−o−メチル1エノキシ−17,18,19,2O
−−テトラ)ルプロスター4.5.13(E)−トリエ
ン酸メチル9−オキソ−11α、!5α−ヒスー(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−メチル
フェノキン−17,18,19,20−テトラノルプロ
スタ−4,5,13(E)−)リエン酸メチル9〜オキ
ソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2
−イルオキシ)−16−m−メトキシフェノキシ−17
,18,19,20−テトラノルプロスター4.5.1
3(E)−トリエン酸メチル9−オキソ−1lα、15
α−ヒス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−
16−o−メトキシフェノキシ−17,18,19,2
0−テトラノルプロスタ−4,,5,13(E)−)リ
エン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス−(テ
トラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16〜p−メト
キシフェノキシ−17,18,19,20−テトラノル
プロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル9−
オキソ−Itα、15α−ビス−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−16−p−ヘキシルフェノキノー
17.18.19.20−テトラノルプロスタ−4,5
,13(E)−トリエン酸メチル9−オキソ−11α、
15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ
)−16−o−ヘキシルフェノキノー17.18,19
.20−テトラノルプロスター4.5.13(E)−ト
リエン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−ヘ
キシルフェノキノ−17,18,19,20−テトラノ
ルプロスター4.5.13(E)−トリエン酸メチル9
−オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−16−m−ペキツルオキノフエ
ノキン−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9−オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−16−o−ヘキツルオキンフ
エノキン−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9−オキソ−11α、+5α−ビス−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−16−p−ヘキツルオキノフ
エノキン−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−1−リエン酸メチル 9−オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒ)・ロ
ピラノー2−イルオキノ)−16−フェノキノー17.
18.19.20−テトラノルプロスタ−4,5,13
(E)−トリエノエート9−オキソ−11α、+5α−
ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16
−o−フルオロフェノキン−17,18,19,20−
テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエノエ
ート9−オキソ−+1α、15α−ビス−(テトラヒド
ロピラン−2−イルオキシ)−16−p−フルオロフェ
ノキシ−17,+8.19.20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエノエート9−オキソ−I
Iα、15α−ビス−(テトラヒドロピラノ−2−イル
オキシ)−16−m−フルオロフェノキシ−17,18
,19,20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E
)−)ジェノエート9−オキソ−11α、15α−ヒス
=(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−m
−メチルフェノキシ−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスタ−4,5,13(E)−)ジェノエート9
−オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−16−p−メチルフェノキシ−
17,18,19,20−テトラノルプロスター4.5
.13(E)−トリエノエート9−オキソ−11α、1
5α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)
−16−p−メトキシフェノキシ−17,18,19,
20−テトラノルプロスター4.5.13(E)−トリ
エノエート9−オキソ−11α、15α−ビス=(テト
ラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−o−メトキ
ノフェノキシ−17,+ 8.19.20−テトラノル
プロスタ−4,5,1a(F4)−トリエノエート9−
オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−16−p−メトキシフェノキシ−
17,18,19,20−テトラノルプロスター4.5
.13(E)−)リエノエート実施例16 9−オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−16−フェノキンー17.1
8.19.20−テトラノルプロスター4.5.13(
E)−トリエン酸メチルの製造・9−オキソ−+1α、
15α−ヒス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ
)−16−フェノキシー17.18,19.20−テト
ラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸0 
、3 mgを無水ジエチルエーテル10m  に溶解し
、これに過剰量のジアゾメタンを室温で加える。TLC
で反応過程を追求し、反応完結のとき、エーテルと過剰
量のジアゾメタンを減圧下に除き、標記メチルエステル
体を得た。 前記実施例15で製せられたすべての9−オキソ酸化合
物を上記のように処理し、これらをそれぞれ次に示す対
応するメチルエステル体に変換した: 9−オキソ−11α、!5α−ビスー(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−16−m−トリフルオロメチ
ルフェノキン−17,18,19,20−テトラノルプ
ロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9−オキソ−+1α、15α−ビス−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−16−m−フルオロフェノキ
シ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ−4
,5,13(E)−)ジエン酸メチル9−オキソ−11
α、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオ
キシ)−16−o−フルオロフェノキシ−17,18,
19,20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)
−トリエン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス
−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−p
−フルオロフェノキソー17.18,19.20−テト
ラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチ
ル9−オキソ−11α、15α−ビス−(テトラヒドロ
ピラン−2−イルオキシ)−16−p−クロロフェノキ
シ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ−4
,5,13(E)−)ジエン酸メチル9−オキソ−11
α、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオ
キシ)−16−o−クロロフェノキシ−17,18,1
9,20−テトラノルプロスター4.5.13(E)−
トリエン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−
クロロフェノキシ−17,18,19,20−テトラノ
ルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル9
−オキソ−11α、15α−ビス=(テトラヒドロピラ
ン−2−イルオキシ)−16−m−ブロモフェノキシ−
17,18,19,20−テトラノルプロスタ−4,5
,13(E)−)ジエン酸メチ11・9−オキソ−11
α、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオ
キシ、)−16−o−ブロモフェノキシ−17,18,
19,20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)
−トリエン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス
=(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−p
−ブロモフェノキシ−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスタ−4,5,13(E)−)ジエン酸メチル
9−オキソ−11α、+5α−ビス−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−[6−p−メチルフェノキシ
−17,18,19,20−テトラノルプロスター4.
5.13(E)−トリエン酸メチル9−オキソ−11α
、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキ
シ)−16−o−メチルフェノキシ−17,18,19
,20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−ト
リエン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−m−メ
チルフェノキシ−17,18,19,20−テトラノル
プロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル9−
オキソ−11α、15α−ビス=(テトラヒドロピラン
−2−イルオキシ)−16−m−メトキシフェノキン−
17,18,19,20−テトラノルプロスタ−4,5
,13(E)−トリエン、酸メチル9−オキソ−11α
、15α−ビス−(テトラヒドロピラン−2−イルオキ
シ)−16−o−メトキノフェノキン−17,18,1
9,20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−
)リエン酸メチル9−オキソ−11α、15α−ビス−
(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−p−
メトキシフェノキン−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル
実施例17 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキン−16−フ
ェノキシー17.18.19.20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−トリエン酸メチルの製造 前記実施例15の保護されたメチルエステル体0 、3
 mgを、氷酢酸10.0m  、水6.0m および
テトラヒドロフラン1.7m  の溶液に溶解する。 この混合物を乾燥窒素雰囲気下、約40℃で12時間撹
拌する。溶媒を減圧下に除き、残留物をトルエン(10
m  x3回)と共沸蒸留する。ヘキサンで調製したノ
リカゲルカラム上で生成物をヘキサン中酢酸エチル(7
5%)で溶離して精製する。 適当な分画を合せて減圧下に恭発乾固し、標記化合物を
得た。 前記実施例15および+6で製せられたエステル体を上
記同様に処理し、それぞれ次に示す対応するジヒドロキ
ン化合物を得た。 9−オキソ−IIα、15α−ジヒドロキン−16−m
−トリフルオロメチルフェノギン−17゜+8.19.
20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)4リエ
ン酸メチル 9−オキソ−+1α、15α−ジヒドロキノー16−m
−フルオロフェノキノー17.18.19゜20−テト
ラノルプロスタ−4,5,13(E)−1−リエン酸メ
チル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−16−0
−フルオロフェノキシ−17,+8.19゜20−テト
ラノルプロスター4.5.13(E)−トリエン酸メチ
ル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−16−p
−フルオロフェノキシ−17,18,19゜20−テト
ラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチ
ル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−16−p
−クロロフェノキン−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9−オキソ−+1α、15α−ノビトロキノ−16−o
−クロロフェノキシ−+ 7.18,19.20−テト
ラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチ
ル 9−オキソ−+1α、15α−ジヒドロキシ−16−m
−クロロフェノキン−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−16−m
−ブロモフェノキシ−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−16−〇
−ブロモフェノキンー17.18.19.20−テトラ
ノルプロスタ−4,,5,13(E)−トリエン酸メチ
ル 9−オキソ−11α、+5α−ジヒドロキノー16−p
−ブロモフェノキン= +7.+s、rc+、20−テ
トラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メ
チル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキン−16−p
−メチルフェノキン−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスタ−4,5,13(E)−)リエン酸メチル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキン−+6−o
−メチルフェノキシ−17,18,19,20−テトラ
ノルプロスター4.5.13(E)−)リエン酸メチル 9−オキソ−1lα、15α−ジヒドロキシ−16−m
−メチルフェノキ’i −17,18,19,2O−テ
トラノルプロスタ−4,5,13(E)−)リエン酸メ
チル 9−オキソ−11α、15αニジヒドロキシ−16−m
−メトキシフェノキシ−17,18,19゜20−テト
ラノルプロスター4.5.13(E)−トリエン酸メチ
ル 9−オキソ−IIα、15α−ジヒドロキシ−16−o
−メトキシフェノキ:/−17,18,19゜20−テ
トラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メ
チル 9−オキソ−+1α、15α−ジヒドロキン−16−p
−メトキンフェノキシ−17,18,19゜20−テト
ラノルプロスタ−4’、5.13(E)−トリエン酸メ
チル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ=16−p
−へキシルフェノキシ−17,18,19゜20−テト
ラノルプロスタ−4,5,13(E)−)リエン酸メチ
ル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−16()
−へキシルフェノキシ−17,+ 8.19゜20−テ
トラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メ
チル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキン−16−ト
ヘキシルフエノキシー17,18,19゜20−テトラ
ノルプロスター4.5.13(E)−トリエン酸メチル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−1ト1−
へキシルオキシフェノキン−17,18゜19.20−
テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸
メチル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ=16−o
−へキシルオキシフェノキシー17.+8゜19.20
−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン
酸メチル 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−t5−p
−へキシルオキシフェノキシ−17,18゜19.20
−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン
酸メチル また上記方法を用いて前記実施例における各中間体のエ
ーテル基を加水分解して対応化合物を得実施例18 9−オキソ−11α、15α−ジヒドロキシ−16−フ
ェノキシー17.18,19.20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−トリエン酸メチルの製造。 前記実施例15で製した保護されたメチルエステル50
0mgを塩化メチレンに溶解し、強く撹拌しながら48
%フッ化水素酸0.1m  を加える。 これにメルカプトエタノールの塩化メチレン溶液(17
mg/m’ )7.5m  を30分間にわたって滴下
する。溶液を炭酸水素ナトリウム水溶液的03m で中
和する。塩化メチレンで生成物を抽出し、抽出物を合せ
て硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を除き、生成
物をシリカゲルカラムを用いて精製する。20%酢酸エ
チル/ヘキサン、50%と75%酢酸エチル/ヘキサン
および最終の酢酸エチルで段階的にカラムを溶出する。 実施例17と同様に実施例15および16で製造された
すべてのアルキルエステル化合物を上記方法で加水分解
することができる。 前記実施例9で製せられた単一プロパルギルアルコール
異性体を用い、実施例1O〜18の後段の処理によりそ
の単一異性体を処理し、個々の9−オキソ−11α、1
5α−ジヒドロキシ−16−フェノキシートリエン酸ア
ルキルを得た。 実施例9と同様に、異性体混合物および各アレン異性体
について13C−NMRスペクトルを測定した。実施例
9と同一の方法および条件でスペクトルを得た(ただし
化合物をCDC、に可溶化するためCD、ODを加えな
かった)。スペクトルデータは実施例9と同様の番号を
付した。アレン異性体“R”は実施例9の異性体lから
、アレン異性体“S”は実施例9の異性体2から誘導さ
れた。 スペクトルデータを次に示す。 異性体混合物 1、173.59        6. 88.762
.33.08,33,24    7.26.733.
23.71,23,83    8.53.34.53
,484.90.26,90,40    9,213
.63,213,405、204.79       
10. 45.9911.71.97,72.01  
  16.71.57゜12.54.14.54.19
    17.158.3923、 131.91  
       18. 114.65+4.133.2
3,133.34    19.129.6415、 
70.80         20. 1’21.65
0鷺e  51.65 1、]773.5g     6.88.77   1
1.71.942.33.08     7.26.7
0   12.’54.+33.23.70    8
.53.43    +3.131,904.90.3
7     9.213.62   14.133.4
95.204.75    10.45.94    
15.70.8616、 71.54 17.158.39 18.114.63 19、 129.62 20.121.40 0Me  51.63 ]、173.53     6.8g。74    1
1.71,982.33,24     7.26.7
5    12.54,193.23.83     
8.53.46    13.+31.914.90.
26     9.213.62    14.133
,235.204.71    10.46.02  
 15.70.7916、 71.58 17.158.39 1B、114.65 19.129.63 20.121.42 0Me  51.65 実施例19 9−オキソー15α−ヒトaキシ−16−フェノキシ−
17.18,19.20−テトラノルプロスタ−4,5
,10,13(E)−テトラエン酸メチルの製造 実施例18より得たメチルエステルの試料4゜91gを
、氷酢酸286Rρおよび水32RQから成る溶媒に溶
解する。この溶液を一夜65℃に加熱する。次に溶媒を
減圧で除去する。次いでトルエン25aQを加え、減圧
で除去し、この操作を2回反復Jる。得られた残留物を
真空乾燥して適状物を得る。この油状物を、ジエチルエ
ーテル330mQおよび水83xρ間に分配する。有機
層を食塩水で洗浄し、硫酸二トリウムで乾燥する。エー
テルを除き、得られた油を20%酢酸エチル/ヘキサン
を充填したシリカゲルに漬み込まず。次いでこのカラム
を、20%酢酸エチル/ヘキサン(600mσ)、25
%酢酸エチル/ヘキサン(2000tnσ)、30%酢
酸エチル/ヘキサン(500!1ρ)および35%酢酸
エチル/ヘキサン(50’OzQ)で溶離する。適当な
分画を合わせ、溶媒を除去した後に、標記化合物が無色
の油として得られた。 実施例20 9−オキソ−15α−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−16−フェノキシ−17.18゜19.20
−テトラノルプロスター4.5,10.13(E)−テ
トラエン酸メチルの製造 マグネチックスクーラーおよびトリエライト(D ri
erite、商標)乾燥管を備えた250RCの丸底フ
ラスコに、乾燥テトラヒドロフラン90RQに入れた実
施例19で得た化合物6.30gを仕込む。 これに、ジヒドロピラン36iσおよびp−トルエンス
ルホン酸・Ha060zgを添加する。この混合物を室
温でおよそ1時間攪拌し、この時点で炭酸水素ナトリウ
ム末600III9を加える。この混合物をおよそ15
分間攪拌し、次いで水30011Qおよび酢酸エチル1
0011Qを加える。酢酸エチル層を回収し、水層を酢
酸エチル30m(で、さらに2回抽出する。合わせた有
機層を、飽和炭酸水素ナトリウム水30xQ1水301
(2で2回、食塩水6011σで1回洗浄する。次いで
酢酸エチルを硫酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、濃縮し
て黄色の油を得る。この油を、10%酢酸エチル/ヘキ
サンで湿潤充填したシリカゲルカラムでさらに精製する
。 10%酢酸エチル/ヘキサン2600i12に続いて2
0%酢酸エチル/ヘキサン2400a12を用いて標記
化合物を溶出する。適当な分画を合わせ、濃縮して、標
記化合物を、わずかに着色した油として得た。 実施例21 9〜ヒドロキン−15α−(テトラヒドロピラン−2−
イルオキシ)−16−フニノキノー17゜18.19.
20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−1−
リエン酸エチルの製造 無水エタノールに入れた9−オキソ−15α−(テトラ
ヒドロピラン−2−イルオキシ)−16−フェツキンー
17.18,19.20−テトラノルプロスタ〜4.5
.10.13(E)〜テトラエン酸メチル250mgの
撹拌溶液に、無水エタノール222mlに入れた水素化
硼素ナトリウム0.’84gの溶液1.07m1を室温
下に添加する。この溶液を室温で30分間撹拌した後、
蒸気浴によって加熱する。加熱を3時間続け、その後、
水素化硼素ナトリウム試薬をさらに05ml加える。こ
の溶液を、冷却しながらさらに15分間撹拌する。次い
でアセトンを滴下して過剰の水素化硼素を消費させる。 この溶液を冷却するまで撹拌し、その後飽和塩化アンモ
ニウム水10+nlおよびジエチルエーテル4mlを、
撹拌しつつ加える。水層をジエチルエーテル2X 4 
mlて抽出する。合せ′た有機層を、水1x2ml、食
塩水lX2m1で洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥する。 乾燥した溶液を濾過し、減圧濃縮すると、標記化合物が
無色油状物として得られた。 実施例22 9−オキソ−15α−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキソ)−16−フェツキンー17.18゜19.20
−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン
酸エチルの製造 窒素雰囲気下で、乾燥三酸化クロム0.29gに塩化メ
チレン4.9mlを加える。この溶液を一20℃に冷却
し、3,5−ジメチルピラゾール0.29gを撹拌しつ
つ加える。撹拌を30分間続け、その後、塩化メチレン
1.5ml中の9−オキソ−15α−(テトラヒドロピ
ラン−2−イルオキシ)−16−フエツキノー17,1
13,19,20−テトラノルプロスタ−4,5,13
(E)−テトラエン酸エチル220mgを加え、塩化メ
チレン2X1mlで洗い込む。−20℃で1時間、次に
室温で1時間撹拌する。反応溶液を大形フラスコに移し
、シリカゲル1.1gを加え、混合物を蒸発乾固する。 ヘキサジを加え、混合物を再度蒸発乾固する。シリカゲ
ルに吸着された生成物を、12%酢酸エチル/ヘキサン
で充填した5gのノリカゲル力ラムの頂部に入れる。こ
のカラムを、充填した溶媒で溶出する。lomlの分画
50個が集められた。適当な分画を合せ、蒸発乾固して
、標記化合物を黄色油状物として得た。 実施例23 9−オキソ−15α−(テトラヒドロピラン−2−イル
オキシ)−16−フェノキシ−17.18゜19.20
−テトラノルプロスター4.5.13(E)−トリエン
酸メチルの製造 無水メタノール4−.5mlに9−オキソ−15α−(
テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)=16−フエツ
キソー17.18,19.20−テトラノルプロスタ−
4,5,1a(E)−トリエン酸エチル0.13gを溶
解し、ここに無水メタノール中の飽和無水炭酸カリウム
1mlを加える。この溶液を室温で20時間撹拌する。 次いて、メタノールを蒸発除去し、残留物にジエチルエ
ーテル5mlおよび水5+nlを撹拌しながら加える。 水層をジエチルエーテル3X5mlで抽出する。合わせ
た有機層を、水10m1、食塩水10m1で洗浄し、硫
酸ナトリウムで乾燥し、濾過し、減圧濃縮して、標記化
合物を無色の油状物として得る。 上記操作から得られる水層を1M蓚酸で酸性化(pH−
約2)する。この酸性化した溶液をジエチルエーテル3
x5mlで抽出する。合せた有機層を、水5+Ill、
食塩水2IIllで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥し、
濾過し、減圧濃縮して油を得る。この油をジアゾメタン
でエステル化して、標記化合物を得た。 実施例24 9−オキソ−15α−ヒドロキン−2−イルオキシ)−
16−フェノキシ−1フ、18,19.20=テトラノ
ルプロスタ−4,5,13(E、)−トリエン酸メチル
の製造 氷酢酸、テトラヒドロフランおよび水の8:l。 4の混合物6mlを、9−オキソ−15α−(テトラヒ
ドロビラン−2−イルオキノ)−16−フエツキノー1
7.18,19.20−テトラノルプロスター4.5.
13(E)−テトラエン酸メチル100mgに添加し、
この溶液を室温で一夜撹拌する。 揮発成分を蒸発させ、トルエン50m1の添加および蒸
発除去を2回行なって、標記化合物の粗生成物を得る。 この粗生成物を、6 inX 20mmカラムのシリカ
ゲルによるフラッンユカラムクロマトグラフィーにかけ
、47%酢酸エチル/へ作サンで溶出することにより、
さらに精製する。適当な分画を合せ、減圧濃縮すると、
標記化合物が無色の油として得られる。この化合物の赤
外およびマススペクトルデータは以下の通りである。 IR:3460.1970.1740.760.689
cm−’。 MS : 384(m= )、366.311.291
.283.277.273.259.199゜ 上の段落に記載した化合物の代わりに、実施例18また
は実施例19から実施例23までの反応から得られる適
当な前駆体を用いる以外は、同じ方法によって、以下の
化合物を製造する・9−オキソ−15α−ヒドロキノ−
16−m−トリフルオロメチルフェノキン−17,18
,19゜20−テトラノルプロスター4.5.13(E
)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキソ−16−m−フルオロ
フェノキシ−17,18,+9,20−テトラノルプロ
スタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキン−16−o−フルオロ
フェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロ
スタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−p−フルオロ
フェノキノー17.18,19.20−テトラノルプロ
スター4.5.13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−1,6−p−クロロ
フェノキン−+7.18,19.20−テトラノルプロ
スタ−4,5,13(E)−4リエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキン−+6−o−クロロフ
ェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(IEI:)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキソ−1ト1−クロロフェ
ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−mTジブロモ
ェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロス
ター4.5.13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキン−16−o−ブロモフ
ェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロス
ター4.5.13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロギン−+6−p−ブロモフ
ェノキソー17.18,19.20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)lリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキノ−16−p−メチルフ
ェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキン−+6−o−メチルフ
ェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−m−メチルフ
ェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロス
タ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−m−メトキン
フェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロ
スター4.5,13(E)−)リエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−1,6−o−メトキ
ンフェノキノー17.18.19.20−テトラノルプ
ロスター4.5,13(E)−)リエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−p−メトキシ
フェノキノー17.18.19.20−yトラノルプロ
スタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキン−+6−1)−ヘキシ
ルフェノキノー17.18,19.20−テトラノルプ
ロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−o−ヘキシル
T)xツキノー17.18,19.20−テトラノルプ
ロスター4,5.13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキン−16−m−ヘキシル
フェノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロ
スタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−m−ヘキシル
オキンフェノキノー17.18.19.20−テトラノ
ルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキン−16−〇−ヘキツル
オキンフェノキンー17.18.19.20−テトラノ
ルプロスター4.5.13(E)−トリエン酸メチル、 9−オキソ−15α−ヒドロキン−16−p−ヘキツル
オキンフェノキンー17.+ 8.19.20−テトラ
ノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸メチル
。 個々の9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−フェノ
キシ−トリエン酸アルキル異性体は、実施例9で製造し
たように単独プロパルギルアルコール異性体を取得し、
この単独異性体を、実施例1O〜24に記載したような
、続く工程に沿って処理することにより製造する。 実施例25 胃液分泌阻害の測定 (材料および方法) スプラーグートーレイ由来のヒルトップ雄ラット(20
0〜250g)を、実験に先立ち個別のかごの中で48
時間絶食させる。円形のプラスチック製カラムを各ラッ
トの首の回りにステーブルで止め、糞食および体毛摂食
を「防ぐ」。水は自由に摂取させる。48時間の絶食後
、実験日の午前中に、被験化合物(9−オキソ−15α
−ヒドロキノ−16−フニノキシー17.18,19.
20−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリ
エン酸メチル)を、外科的処置の30分間に投与する。 被験化合物は経口(p、o、)投与する。化合物を投与
した後、ラットをエーテル麻酔し、結紮糸を入れて食道
をくくり、唾液が胃内に流れ込むのを防ぐ。正中線で開
腹を行なって胃を露出させ、胃の幽門括約筋付近で十二
指腸を結紮する。次いで切癒挾子により切開部を閉じ、
この動物にヒスタミン40 mg/ kgを3時間の実
験期間中に1回、皮下注射する。3時間の経過後、ラッ
トを殺し、胃液を胃から完全に吸引し、容量を記録する
。この液の一部を、終点の決定にベックマンl)Hメー
ターを使用して、0.02N水酸化ナトリウムでpH7
,0±0.1まで滴定する。体重100g当りの塩酸の
ミリ当量を算出する。I)Hもまた記録する。 被験化合物の各用量につき8〜lO匹のラットで試験を
行なった。スチューデントのt検定を用いて統計学的評
価を行なった。 (結果) 用量(μg/kg)        阻害%実施例26
 毒性 実施例25に記載の方法に従った場合、60μg/kg
の用量において死亡例は認められなかった。 したがって、ラットにおける9−オキソ−15α−ヒド
ロキン−16−フニノキシー17.18.19.20−
テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエン酸
メチルの経口L D 60は、60μg/kgより大で
ある。 特許出願人 ンンテックス(ニー・ニス・エイ)インコ
ーポレイテソト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは水素、低級アルキル、Xは水素、ハロ、ト
    リフルオロメチル、低級アルキルまたは低級アルコキシ
    、波線はαまたはβ配置を示す。ただし、一方の波線が
    αである時、他方はβであるで示される化合物もしくは
    その非天然形プロスタグランジン配置の対応物質または
    その混合物、またはRが水素である式( I )の化合物
    の製薬上許容し得る非毒性塩。 2、Rがメチルであり、Xが水素である化合物、即ち(
    dl)−9−オキソ−15α−ヒドロキシ−16−フェ
    ノキシ−17,18,19,20−テトラノルプロスタ
    −4,5,13(E)−トリエン酸メチルエステルであ
    る、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3、構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲第2項記載の化合物のエナン
    チオマー。 4、構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示される特許請求の範囲第2項記載の化合物のエナン
    チオマー。 5、ひとに、製薬上許容し得る賦形剤および式▲数式、
    化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは水素、低級アルキル、Xは水素、ハロ、ト
    リフルオロメチル、低級アルキルまたは低級アルコキシ
    、波線はαまたはβ配置を示す。 ただし、一方の波線がαである時、他方はβである] で示される化合物もしくはその非天然形プロスタグラン
    ジン配置の対応物質またはその混合物、または、Rが水
    素である式( I )の化合物の製薬上許容し得る非毒性
    塩からなる製薬上許容し得る組成物を投与することから
    なる、胃酸分泌を減少させる方法。 6、式( I )の化合物が、Rがメチルであり、Xが水
    素である化合物、即ち(dl)−9−オキソ−15α−
    ヒドロキシ−16−フェノキシ−17,18,19,2
    0−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエ
    ン酸メチルエステルである、特許請求の範囲第5項記載
    の方法。 7、製薬上許容し得る賦形剤および式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは水素、低級アルキル、Xは水素、ハロ、ト
    リフルオロメチル、低級アルキルまたは低級アルコキシ
    、波線はαまたはβ配置を示す。 ただし、一方の波線がαである時、他方はβである] で示される化合物もしくはその非天然形プロスタグラン
    ジン配置の対応物質またはその混合物、またはRが水素
    である式( I )の化合物の製薬上許容し得る非毒性塩
    を含む、医薬組成物。 8、式( I )の化合物が、Rがメチルであり、Xが水
    素である化合物、即ち(dl)−9−オキソ−15α−
    ヒドロキシ−16−フェノキシ−17,18,19,2
    0−テトラノルプロスタ−4,5,13(E)−トリエ
    ン酸メチルエステルである、特許請求の範囲第7項記載
    の医薬組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) [式中、Rは水素、低級アルキル、Xは水素、ハロ、ト
    リフルオロメチル、低級アルキルまたは低級アルコキシ
    、波線はαまたはβ配置を示す。 ただし、一方の波線がαである時、他方はβである] で示される化合物もしくはその非天然形プロスタグラン
    ジン配置の対応物質またはその混合物、またはRが水素
    である化合物の製薬上許容し得る非毒性塩を製造する方
    法であって、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ′) [式中、R、Xおよび波線は前記と同意義であり、R″
    はエーテル形成基である] で示される化合物もしくはその非天然形プロスタグラン
    ジン配置の対応物質またはその混合物のR″基を酸によ
    り加水分解し、所望により、Rが水素である式( I )
    の化合物を、その製薬上許容し得る非毒性塩に変換する
    ことからなる方法。 10、特許請求の範囲第9項記載の方法により製造した
    、特許請求の範囲第1項記載の化合物。 11、医薬組成物の製造における特許請求の範囲第1項
    記載の化合物の用途。 12、特許請求の範囲第9項記載の方法により製造した
    特許請求の範囲第1項記載の活性成分を、製薬上許容し
    得る担体と混合する、特許請求の範囲第9項記載の方法
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