JPS614060A - カラ−写真感光材料用自動現像機 - Google Patents

カラ−写真感光材料用自動現像機

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JPS614060A
JPS614060A JP12464384A JP12464384A JPS614060A JP S614060 A JPS614060 A JP S614060A JP 12464384 A JP12464384 A JP 12464384A JP 12464384 A JP12464384 A JP 12464384A JP S614060 A JPS614060 A JP S614060A
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tank
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liquid
acid
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一博 小林
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重治 小星
Satoru Kuze
哲 久世
Kazuyoshi Miyaoka
宮岡 一芳
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本光明は、カラー写真感光材料を処理する自動現像機に
関するものである。詳しくは、実質的に発色現像、漂白
定着及び安定化処理の処理工程から構成Xれ、実質的に
水洗槽を有さないカラー写J:r、感光材料用自動現像
機に関するものである。
[従来の技術] 従来、カラー写真感光材料の処理は一般にラボと呼ばれ
る処理施設において、自動現像機により行なわれている
が、近年、大型ラボから小型サイズのラボ処理に移行す
る傾向がある。こ−で利用される自動現像機は、周知の
如く、発色現像、漂白、定着、水洗及び安定等の工程を
自動的に行うものであるが、いくつかの方式の装置が知
られている。
カラー写真感光材料の処理においては、仕上り写真性能
が重要であるが、同様にカラー写真の色素の耐久保存性
も重要であり、これを維持するため充分なる水洗処理を
行うことは写−真処理の一般常識となっている。
[発明が解決しようとする問題点] 」−記したラボにおいては、水沈水のほか、処理液冷却
水等を含めて多量の水の供給及び排水が必要であり、特
に大型ラボの場合には立地条件に限定があるほか、設備
、ヒト水道に要する費用もル大である。他力、処理量が
小yいいわゆるミニラボにおいては、自動現像機の小型
化、簡易設置可能性と共に、処理量が少なくても処理液
が醇化しないような処理管理の容易な自動現像機の出現
が強く望まれている。
」二足実情を背景にして、本願発明者等は、第1に、自
動現像機の現像処理を水沈水を用いることなく可能なら
しめること、第2に、作業環境上危険な配管を取除き、
より安全性を高めること、第3に、配管工事を不要とし
新設又は移設を極めて容易ならしめること、第4に、水
洗水を無くし廃液を少なくし廃液の化学的、物理的処理
が容易で誓      かつ回収もできて環墳汚染が少
ないようにすること、第5に、必要に応じて冷却用水道
水までも省略可能にし、社会的ニーズである水の節約に
貢献できるようにすること、第6に、低補充量でも処理
液の更新率が高く処理液の経時劣化が少ないようにする
こと、を課題として技術開発に努力した結果、既に、特
開昭58−14834号、同58−10514.5号、
同59−134634号、同58−18631号公報等
々において、解決策の提案を行った。
本発明は上記した提案に述べら、れているカラー′す゛
直感光材料用自動現像機に関して更に改良提案を行うも
のである。
[発明の構成] カラー写真感光材料を自動現像処理は1、へ、処理液の
組成 カラー写真感光材料の発色現像、漂白定着及び安定化処
理を行うための処理液の化学的組成、製造方法、等々に
関する; B、処理液の取り扱い 上記した処理液の供給、貯蔵、排出、品質管理τ、ヤに
関する。
C、カラー写真感光材料の取り扱い 処理しようとするカラー写真感光材料の供給、排出、に
関する; D、オペレーションシステム 上記処理を安全確実に、しかもスピーディ番こ行うため
のもので、各要素の自動制御、メンテナンヌψシヌテム
を含む; から成る構成の自動現像機によって行われるものである
が、その具体例は上記した明細書等に説明されている。
次に、本発明によって改良された部分を上記の区分に従
って、詳■に説明する。
蜆1亙二1虞 本発明の自動現像機における処理工程の1つの例として
は、実質的に発色現像、漂白定着(または漂白、定着)
、水洗代替安定化処理の少なくとも3工程から構成され
る。各処理槽に用いられる処理液等について説明する。
本発明において、発色現像処理工程とはカラー色画像を
形成する工程であり、具体的には発色現像主薬の酸化体
とカラーカプラーとの力・ンプリング反応によってカラ
ー色画像を形成する工程である。
従って、発色現像処理工程においては通常発色現像液中
に発色現像主薬を含有させることが必要であるが、カラ
ー写真材料中に発色現像主薬を内蔵さけ、発色現像主薬
を含有させた発色現像液又はアルカリ液(アクチベータ
ー液)で処理することも含まれる。
光色現像液に含まれる発色現像主薬は芳香族第1級アミ
ン発色現像主薬であり、アミンフェノール系及びp−フ
ェニレジンアミン系誘導体が含まれる。これらの発色現
像主薬は有機酸及び無機酸の塩として用いることができ
、例えば塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩、P−)ルエンスルホ
ン酸塩、亜硫酸塩、シュウ酸塩、ベンゼンジスルオン酸
塩等を用いることができる。
これらの化合物は一般に発色現像#1文について約0.
1g〜約3 Q gの濃度、更に好ましくは、発色現像
液 1Ω」こついて約1g〜15gの濃度で使用する。
0.1gよりも少ない添加量では充分なる発色濃度が得
られない。
また、発色現像槽の処理液温度は10°C〜65°C1
より好ましくは25°C〜45℃で処理される。
−に記アミノフェノール系現像剤としては例えば、0−
アミンフェノール、P−アミンフェノール、5−アミノ
−2−オキシ−トルエン、2−アミノ−3−オキシ−ト
ルエン、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチル−
ベンゼン等が含まれる。
特に有用な第1級男香族アミン系発色現像剤はN、N’
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であり
、アルキル基及びフェニル基は置換されていても、ある
いは置換Sれていなくてもよい。その中でも特に有用な
化合物例としてはN、N’−ジメチル−p−フェニレン
ジアミン塩酸塩、N−メチル−p−フェニレンジアミノ
塩酸塩、N、N’−ジメチル=p −フェニレンジアミ
ン塩酸塩、2−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデシ
ルアミ/)lルエン、N−エチル−N−β−メタンスル
ホンアミドエチル−3−メチル−4−一      ア
ミノアニリノ硫酸塩、N−エチル−N−β−ヒドロキシ
エチルアミノアニリン、4−アミノ−3−メチル−N、
N’−ジエチル7ニリン、4−アミノ−N−(2−メト
キシエチル)−N−エチル−3−メチルアニリン−p−
トルエンヌルすネート等を挙げることができる。
また、上記発色現像主薬は単独であるいは2種以」−併
用して用いてもよい。さらにまた、上記発色現像主薬は
カラー写真材料中に内蔵されてもよい。例えば、米国特
許第3,718,492号の如き発色現像主薬を金属塩
にして内蔵させる方法、米国特ル乍第3.342,55
9号やリサーチ・ディスクロー;’ヤ−(Resear
ch Disclosure ) +97Et年No、
15159に・トされるが如き、シッフ塩にして発色現
像主薬を内蔵させる方法、特開昭58−65429号及
び同58−24137号等に示されらが如き色素プレカ
ーサーとして内蔵させる方法や、米国特許第3,342
,597号に示されるが如き発色現像主薬プレカーサー
として内蔵させる方法等を用いることができる。この場
合、ハロゲン化銀カラー写真感光材料を発色現像液のか
わりにアルカリ液(アクチベーター液)で処理すること
も可能であり、アルカリ液処理の後、直ちに漂白定着処
理8Jnる。
本発明に用いる発色現像液は、現像液に通常用いられる
アルカリ剤、例えば水酸化ナトリウJ1、水酸化カリウ
ム、水酸化アンモニウム、炭酸すトリウム、炭酸カリウ
ム、硫酸ナトリウJ\、メタホウ酸ナトリウムまたは硼
砂等を含むことができ、更に種々の添加剤1例えばベン
ジルアルコール、ハロゲン化アルカリ金属、例えば、臭
化カリウム、または塩化カリウム等、あるいは現像調節
剤として例えばシー・ラジン酸等、保恒剤としてヒドロ
キシルアミンまたは亜硫酸塩等を含有してもよい。
さらに各種消泡剤や界面活性剤を、またメタノール、ジ
、メチルホルムアミドまたはジメチルスルホキシド等の
有機溶剤等を適宜含有せしめることができる。
本発明に用いる発色現像液のPHは通常7以−ヒであり
、好ましくは約8〜13である。
また1本発明に用いられる発色現像液には必要に応じて
酸化防止剤としてジエチルヒドロキシアミン、テトロン
酸、テトロンイミド、2−アニリノエタノール、ジヒド
ロキシアセトン、芳香族第2アルコール、ヒドロキサム
酸、ペントースまたはヘキソース、ピロガロール−1,
3−ジメチルエーテル笠が含有されてもよい。
本発明に用いる発色現像液中には、金属イオン」I鎮剤
として、種々なるキレート剤を併用することかで5る。
例えば該キレート剤としてエチレンジアミノ四酢酸、ジ
エチレントリアミノ五酢酸等のアミンポリカルボン酸、
1−ヒドロキシエチリデン−1,1°−ジホスホン酸等
の有機ホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)
もしくはエチレンジアミンテトラリン酸等のアミノポリ
ホスホン酸、クエン酸もしくはグルコン酸等のオキシカ
ルボン酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−)リカル
ポン醇等のホスホノカルボン酸、トリポリリン酸もしく
はヘキサメタリン酸等のポリリン酸、ポリヒドロキシ化
合物等が挙げられる。
本発明において漂白定着工程とは、現像によって生成し
た金属銀を酸化してハロゲン化銀に代え1次いで水溶性
の錯体を形成すると共に発色剤の未発色部を発色させる
工程である。
漂白定着液に使用される漂白剤としての有機酸の金属錯
塩は、アミノポリカルボン酸又は蓚酸、クエン酸等の有
機酸で鉄、コバルト、銅等の金属イオンを配位したもの
である。このような有機酸の金属M塩を形成するために
用いられる最も好ましい有機酸としては、ポリカルボン
酸またはアミノポリカルボン酸が挙げられる。これらの
ポリカルボン酸またはアミノポリカルボン酸はアルカリ
金属塩、アンモニウム塩もしくは水溶性アミ〉・塩であ
ってもよい。これらの具体例としては次の如きものを挙
げることができる。
[1] エチレンジアミンテトラ酢酸 [2] ジエチレントリアミンペンタ酢酸[3] エチ
レンジアミン−N−(β−オキシエチル)−N、NいI
′−トリ酢酸 [41プロピレンジアミンテトラ酢酸 [51ニトリロトリ酢酸 [81シクロヘキサンジアミン子トう酢酸’     
[7]4E/2、 [81ジヒドロキシエチルグリシンクエン酸(または酒
石酸) [91エチルエーテルジアミンテトラ酢酸[10]グリ
コールエーテルジアミンテトラ酢酸[11]エチレンレ
アミンチトラプロピオン酸[121フエニレンジアミン
テトラ酢酸[131エチレンジアミンテトラ酢醇ジナト
リウム塩[14] エチLノンジアミンテトラ酢酸テト
ラ(トリメチルアンモニウム)塩 [15Jエチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム
塩 [16]ジエチレントリアミンペンタ酢酸ベンタナI・
リウム塩 [17]エチレンジアミン−N−(β−オキシエチル)
−N 、 N’、 N’−トリ酢酸ナトリウム塩[18
1プロピしノンジアミンテトラ酢酸ナトリウム塩[18
1ニトリロ酢酸ナトリウム塩 [20]シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
塩 これらの漂白剤は5〜450g/4、より好ましくは2
0〜250g/Ωで使用する。
漂白定着液には前記の如き漂白剤以外にハロゲン化銀定
着剤を含有し、必要に応じて保恒剤として卯硫酸塩を含
有する組成の液が適用される。また、エチレンジアミン
四酢酸鉄(In )錯塩漂白剤と前記のハロゲン化銀定
着剤の他の臭化アンモニウムの如きハロゲン化物を少量
添加した組成からなる漂白定着液、あるいは逆に臭化ア
ンモニウムの如きハロゲン化物を多量に添加した組成か
らなる漂白定着液、yらにはエチレンジアミン四酢酸鉄
(■)錯塩漂白剤と多量の臭化アンモニウムの如きハロ
ゲン化物との組合わせからなる組成の特殊な漂白定着液
等も用いることができる。前記ハロゲン化物としては、
臭化アンモニウムの他に塩化水素酸、臭化水素酸、臭化
リチウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、沃化ナトリ
ウム、沃化カリウド、沃化アンモニウム等も使用するこ
とができる。
漂白定着液に含まれる前記ハロゲン化銀定着剤としては
通常の定着処理に用いられるようなハロゲン化銀と反応
して水溶性の錯塩を形成する化合物、例えば、チオ硫酸
カリウム、チオ硫酸ナトリラム、千オ硫酸アンモニウム
の如き千オ硫酸塩、チオシアン酸力1)ラム、チオシア
ン酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウムの如きチオ
シアン酸塩、チオ尿素、チオエーテル等がその代表的な
ものである。これらの定着剤は5g/文以」二、溶解で
きる範囲の邦−で使用するが、−・般には70g〜25
0g/文で使用する。
なお、漂白定着液には硼酸、硼砂、水酸化ナトリウト、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウム
、水酸化アンモニウム等の各種p)l緩衝剤を単独ある
いは2挿具り組合わせて含有せしめることができる。さ
らにまた、各種の蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活性
剤を含有せしめることもできる。またヒドロキシルアミ
ン、ヒドラジン、アルデヒド化合物の重亜硫酸付加物等
の保恒剤、アミノポリカルボン酸等の有機キレート化剤
あるいはニトロアルコール、硝酸塩等の安定剤、メタノ
ール、ジメチルスルホアミド、ジメチルスルホキシド等
の有機溶媒等を適宜含有せしめることができる。
本発明に用いる漂白定着液には、特開昭46−280号
、特公昭45−8506号、同46−556号、ベルキ
ー特許第770,910号、特公昭45−8836号、
同53−9854号、特開昭54−71634号及び同
49−42349号等に記載されている種々の漂白促進
剤を添加することができる。
漂白定着液のpHは4.0以上で用いられるが、一般に
はpH5,0以上pH(9,5以下で使用され、望まし
くはp)l 8.0以上pH8,5以下で使用され、更
に述べれば最も好ましいPHは6.5以上8.5以下で
処理される。処理の温度は80°C以下で発色現像槽の
処理液温度よりも3℃以上、好ましくは5°C以上低い
温度で使用されるが、望ましくは55℃以下で蒸発等を
抑えて使用する。
本発明において使用される安定化処理は水洗代4   
  替処理であり、前記特開昭58−134636号な
どの他、特願昭58−2709号等に記載のような画像
安定化処理をさし、水洗処理をなくすためのものである
。従って処理浴の名称は必ずしも安定化処理でなくても
よい。
安定液にはカラー画像を安定化させる機能の処理と水洗
ムラ等の汚染を防止する水切り浴的機能の安定液もある
。他にはカラー画像を着色する着色調整液や、帯電防止
剤を含んだ帯電防止液もこれらの安定液に含まれる。安
定液には前浴から漂白定着成分が持ち込まれるときには
、これらを中和化、脱塩及び不活性化し色素の保存性を
劣化させない工夫がされる。
このような安定液に含まれる成分としては鉄イオンとの
キレート安定度定数が6以上(特に好ましくは8以上)
であるキレート剤がある。これらのキレート剤は、有機
カルボン酸キレート剤、有機リン酸キレート剤、ポリヒ
ドロキシ化合物、無機リン酸キレート剤等があり、なか
でも好ましいキレート剤としては、エチレンジアミンジ
オルトヒドロキシフェニル酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒド
ロキシエチレンジアミン三酢酸、ジエチレントリアミン
五酢酸、ヒドロキシエチルイミン二酢酸、ジアミノプロ
パノール四酢酸、エチレンジアミンテトラギスメチレン
ホスホン酸、ニトリロトリメチレノホスホン酸、l−ヒ
ドロクシエチリデン−1,1″−ジホヌホン酸、1,1
′−ジホスホンエタン−2−カルボン酸、2−ホスホノ
ブタン−1,2,4−)リカルポン酸、1−ヒドロキシ
−1−ホスホノプロパン−1,2,3−トリカルボン酸
、カテコール−3,5−ジスルホン酸、ピロリン酸ナト
リウム、テトラポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン
酸ナトリウムがあり、本発明の効果のために特に好まし
くはジエチレントリアミン五酢酸、l−ヒドロキシエチ
リデン−1,ヒージホスホン酸やこれらの塩である。
これらの化合物は一般に安定液1文について約0、1g
〜10gの濃度、更に好ましくは、安定液IJljにつ
いて約0.5g〜5gの濃度で使用する。
本発明の安定液に添加する特に望ましい化合物としては
、アンモニウム化合物がある。これらは各種の無機化合
物のアンモニウム塩によって供給されるが、具体的には
水酸化アンモニウム、臭化アンモニウム、炭酸アンモニ
ウム、塩化アンモニラム、次亜リン酸アンモニウム、リ
ン酸アンモニウム、炬リン酸アンモニウム、フッ化アン
モニウム、酸性フッ化アンモニウム、フルオロホウ酸ア
ンモニウム、ヒ酸アンモニウム、 炭酪水素アンモニウ
ム、フッ化水素アンモニウム、硫酸水素アンモニウム、
硫酸アンモニウム、ヨウ化アンモニウム、硝酸アンモニ
ウム、五ホウ酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、アジ
ピン酸アンモニウム、アラリントリカルポン酸アンモニ
ウム、安息香酸アンモニウム、カルバミン酸アンモニウ
ム、クエン酸アンモニウム、ジエチルジチオカルバミン
酸アンモニウム、ギ酸アンモニウム、リンゴ酸水素アン
モニウム、シュウ酸水素アンモニウム、フタル酸水素ア
ンモニウム、酒石酸水素アンモニウム、乳酸アンモニウ
ム、リンゴ酸アンモニウム、マレイン酸アンモニウム、
シュウ酸アンモニウム、フタル酸アンモニウム、ピクリ
ン酸アンモニウム、ピロリジンジチオカルバミン酸アン
モニウム、サルチル酸アンモニウム、コハク酸アンモニ
ウム、スルファニル酸アンモニウム、酒石酸アンモニウ
ム、チオグリコール酸アンモニウム、2,4.13−1
−りこトロフェノールアンモニウム等である。
これらのアンモニウム化合物の添加量は安定液1文当り
0.05〜100gの範囲で使用することができ、好ま
しイは0.1〜20gの範囲である。
更に本発明の安定液に添加するのに望ましい化合物とし
ては、酢酸、硫酸、塩酸、硝酸、スルファニル酸、水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム等
のpH調整剤、安息香酸ソーダ、ヒドロキシ安息香酸ブ
チル、抗生物質、テヒドロ酢酸、ソルビン酸カリウム、
サイアベンタゾール、オルト−フェニルフェノール等の
防パイ剤、5−クロロ−2−メチル−4−インチアゾリ
ン−3−オン、2−オクチル−4−イソチアゾリン−3
−オン、1−2−ベンツイソチアゾリン−3−オン、水
溶性金属塩等の保恒剤、エチレングリコール、ポリエ4
    ’rv y’l゛l) :l −tb、 :1
1J Y’=>IyeOIJ F 7 (P“K−15
、ルビスコールに−17等)等の分散剤、ホルマリン等
の硬膜剤、蛍光増白剤等が挙げられる。
これらの添加化合物の中で最も有効なものは特願昭58
−58693号明細書に記載されるアンモニウム化合物
である。これらは画像被膜中にpHを保存にとって最適
な弱酸性に調整する働きをする。アンモニウム化合物と
ともに好ましく用いられる化合物としては酸があり、硫
酸、塩酸等がより好ましく用いられる。
本発明に係わる安定液のpH値は0.1〜10に調整す
るのがよく、好ましくは2〜8、より好ましくはpH4
〜 8.5が好適な範囲である。
安定化処理に際しての処理温度は、15°C〜e o 
’cであって発色現像槽よりも3℃以上、好ましくは5
°C以」二低い温度であり、より好ましくは20 ’C
!〜38°Cの範囲がよい。また処理時間も迅速処理の
観点から短時間であるほど好ましいが、通常20秒〜1
0分間、最も好ましくは20秒〜3分間であり、複数槽
安定化処理の場合は前段槽はど短時間で処理し、後段槽
はど処理時間が長いことが好ましい。
#寺に前槽の20%〜50%増しの処理時間で順次処理
することが望ましい。また、安定化処理工程は多段槽と
し、補充液は最終段槽から′補充し、順次前膜種にオー
バーフローする逆流方式にすることが補充叶を少なくで
きて好ましい。本発明による安定化処理の後には水洗処
理を全く必要としないが、極く短時間での少量水洗によ
るリンス、表面洗浄等は必要に応じて任意に行うことは
できる。
特に写真材料を搬送するエンドレスベルトやソーター等
の搬送担持体は、わずかの水によるリンス(溜水が好ま
しい)やスポンジ等を水でぬらしながら洗浄することが
好ましい。
本発明の漂白定着処理工程に続き、実質的に水洗工程を
経ずに直接安定化処理を行うときは、漂白定着浴と安定
化浴の間に銀回収のための短時間の銀回収や溜水による
リンス等を設けてもよい。
また安定化処理の後、界面活性剤を含有する水切り浴等
を設けてもよいが、好ましくは、銀回収浴、リンスおよ
び水切り浴等は設けないことである。これらの伺加処理
はスプレーや塗りつけ処理をすることもできる。
本発明は、該安定液とイオン交換樹脂を接触させながら
処理することもできる。このことは、感光材孝゛1を処
理している安定化槽に直接イオン交換樹脂を布袋等に入
れ接触させることや、または安定化槽に直接連結された
樹脂カラムやフィルターケース内に、化学繊維等で作っ
た袋等に入れ安定液と接触させることを示す。また本発
明の安定液のオーバーフロー液とイオン交換樹脂と接触
後、少なくともその一部を該安定液として使用すること
もできる。このことは、安定化槽から安定液をlfiり
出し、安定化槽とは別にして、イオン交換樹脂とカラム
法または混合法等で接触させた後、少なくともその一部
を安定化槽に入れることを示す。この場合、安定化槽に
入れるとは補充液として入れることもできるが、好まし
くは補充系とは関係なく循環系でイオン交換処理後この
液を再び安定化槽に戻すことをさす。
なお、イオン交換樹脂は安定化浴が多槽の場合どの槽で
接触させてもよいが、好ましくは漂白定着処理直後の槽
で処理する。更に好ましくはこの処理は2つ以上の槽で
行い、特に好ましくは全槽で行うことである。
安定化浴が1槽の場合の好ましい址;様は、樹脂カラム
にイオン交換樹脂を入れ安定化槽に直結して接触させる
ことである。安定化浴が2槽の場合の好ましい態様は、
樹脂カラム又はフィルターケースにイオン交換樹脂を入
れ、漂白定着処理直後の14fj目に直結して接触させ
る、更に好ましくは2槽目でも同様に接触させる。安定
化浴が3槽以上の場合の好ましい態様は、漂白定着処理
直後の1槽目で前記と同様に直結して接触させることで
あり、更に好ましくは第1槽以外の安定化浴の各種にお
いて直結して接触させることである。上記のごとく安定
化槽と直結してイオン交換樹脂と安定液を接触させるこ
とが最も好ましいが、自動現像機に樹脂カラム、フィル
ターケースの設置スペースが取れない場合、オーバーフ
ロー又は補充量を増加させたりして強制的に安定化槽か
ら取り出した安定液とイオン交換樹脂と接触させ安定化
4    イ9□tユ、□6□オイ、ヨヵ、14oヵ。
、取り出した安定液を樹脂カラムを使用してイオン交換
樹脂と接触させ、接触後の安定液を安定化槽に戻す。こ
の場合、好ましくは接触後の安定液成分を添加すること
である。安定化浴が2槽以−にの場合、漂白定着処理工
程に近い最前槽よりオーバーフローと樹脂カラムを使用
してイオン交換樹脂と接触させ、より乾燥側の安定化槽
に戻す。この場合安定液成分を添加し戻すことが望まし
い。
又、上記のイオン交換樹脂と接触後の安定液を補充液と
して再使用することは可能であるが、この場合安定液成
分を添加することが望ましい。
なお、上記イオン交換樹脂は安定液と接触後、漂白定着
液と接触させ、その後再生することが好ましく、特に陰
イオン交換樹脂の場合には樹脂の再生で銀回収を行うこ
ともでき、効果が大きい。
以上、安定液をイオン交換樹脂と接触させる場合につい
て説明したが、これに限定されず電気透析処理(特願昭
59−96352号参照)や逆浸透処理(特願昭59−
96350号参照)等を用いることもできる。
本発明においては前記発色現像処理の後にコンディショ
ニング槽を設けてもよく、該コンディショニング槽は現
像を停止させ、漂白反応を促進させるために使用し、漂
白定着液への現像剤のR人を防止し、その悪影響を少な
くするために役立つものであり、該コンディショニング
槽には例えば漂白促進剤とバッファー剤が含有される。
該漂白促進剤としては、一般には有機イオウ化合物が用
いられ、メルカプト化合物やチオン化合物が使用される
。更に酢酸やクエン酸、コハク酸、硫酸、水酸化ナトリ
ウム等の酸やアルカリ剤がコンディショナーのpHを調
整するために使用される。
これらの漂白促進剤やバッファー剤の添加量はコンディ
ショナー 1見当り0.001gから100gの範囲で
使用される。また上記添加剤以外にもキレート剤等を添
加することもできる。このコンディショニング槽も処理
液容積が50文以下に構成されるのが好ましい。
以下、処理される感光材料がネガ用である場合に用いら
れるネガ用安定液について説明を加える。
ネガ用安定液には写真画像保存性改良のため、アルデヒ
ド誘導体が添加される。
前記アルデヒド誘導体は下記一般式(1) 、 (2)
または(3)で表わされるアルデヒド化合物、アルデヒ
ド付加物であって、これらの中から選ばれた少なくとも
1種が用いられる。これらの添加によって色素画像の安
定化および感光材料物性の向]二が起る。
一般式(1)   R,−GHO 一般式(2) %式% 一般式(3) 式中、 R1は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、
ホルミル基、アセチル基、アセトニル基およびヒドロキ
シ基またはアルコキシ基、ホルミル基、アミン基、ヒド
ロキシイミノ基、/\ロゲン原子等で置換されてもよい
炭素数1〜5のアルキル基を表わす。R2は水素原子ま
たは炭素数1〜5のアルキル基、R5は置換されてもよ
い炭素数1〜5のアルキル基、阿はアルカリ金属、R午
、R5は水素原子または置換されてもよい炭素数1〜5
のアルキル基、nは0〜4の整数を表わす。
以下に上記一般式で示される化合物の具体的な例を記載
するが、本発明がこれによって限定されるわけではない
〔一般式(1)で示される例示化合物〕1 ホルムアル
デヒド 2 アセトアルデヒド 3 プロピオンアルデヒド (4イソブチルアルデヒド 5n−ブチルアルデヒド 6n−バレルアルデヒド 7 イソバレルアルデヒド 8 メチルエチルアセトアルデヒド 9 トリメチルアルデヒド +o  n−へキサアルデヒド 11  メチル−n−プロピルアルデヒド12  イソ
へキサアルデヒド 13  グリオキザール 14  マロンアルデヒド 15  コハク酸アルデヒド 16  グルタルアルデヒド 17  アセトアルデヒド 18  メチルグリオキザール 19  アセト酢酸アルデヒド 20  グリコールアルデヒド 21  エトキシアセトアルデヒド 22  アミノアセトアルデヒド 23  ベタインアルデヒド 24  クロラール 25  クロルアセトアルデヒド 26  ジクロルアセトアルデヒド 27  プロマール 28  ジクロルアセトアルデヒド 29  ヨードアセトアルデヒド 30  α−クロルプロピオンアセトアルデヒド31 
 α−ブロムプロピオンアセトアルデヒド〔一般式(2
)で示される例示化合物〕1 ホルムアルデヒド重亜硫
酸ナトリウム2 アセトアルデヒド重亜硫酸ナトリウム
3 プロピオンアルデヒド重亜硫酸ナトリウム4 ブチ
ルアルデヒド重亜硫酸ナトリウム〔一般式(3)で示さ
れる例示化合物〕1 コハク酸アルデヒド重亜硫酸ナト
リウム2 グルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナトリウム
3 β−メチルクルタルアルデヒドブス重亜硫酸ナトリ
ウム 4 マレイ酸ジアルデヒドビヌ重亜硫酸ナトリウム 一ト記一般式で示される化合物はネガ用安定液11当り
0.01〜50gの範囲で使用するのが好ましく、yら
に好ましくは0.05〜20g加える際に良好な結果が
得られる。
前記ネガ用安定液には必要に応じて各種の添加剤を加え
ることができる。例えば、シロキサン誘導体等の水滴ム
ラ防1F剤、硼酸、クエン酸、燐酸、酢酸、あるいは水
酸化ナトリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸カリウム等
のPH調整剤、カリ明ばん、クロム明ばん等の硬膜剤、
メタノール、エタノール、ジメチルスルホキシド等の有
機溶媒、エチレングリコール、ポリエチレングリコール
等の調湿剤、その他色調剤等処理効果を改善、拡張する
ための添加剤を加えることは任意である。
また前記ネガ用安定液は前記した安定液と同様向流流路
長を長くするため2つ以上の区画に仕切ってもよい。ま
た補充液の作り方や補充量並びに処理温度は前記安定液
の場合と同様である。
また本発明ではカラーペーパー用発色現像液や安定液で
スチルベン系蛍光増白剤を用いることができ、該蛍光増
白剤としては、下記一般式(4)で示される化合物が包
含される。
一般式(4) ここでRJ、R7およびRyはそれぞれ水酸基、塩素、
臭素等のハロゲン原子、モルホリノ基、置換、未置換の
アルコキシ基(例えば、メチキシ、エトキシ、メトキシ
エトキシ等)、置換、未置換のアリールオキシ基(例え
ば、フェノキシ、p−スルホフェニキシ等)、置換、未
置換のアルキル基(例えば、メチル、エチル等)、置換
、未置換のアリール基(例えば、フェニル、メトキシフ
ェニ(ル等)、アミン基、置換、未置換のアルキルアミ
ノ基(例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、プ0ピル
アミノ、ジメチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、β−
ヒドロキシエチルアミン、ジ(β−ヒドロキシエチル)
アミノ、β−スルホエチルアミノ、N−(β−スルホエ
チル) −N−メチルアミノ、N−(β−ヒドロキシエ
チル)N−メチルアミン等)等を示す。
前記一般式(4)で示される蛍光増白剤は安定液1g当
り、 0.2〜IOgの範囲で用いられ、好ましくは0
.5〜3.0gの範囲である。
処」賢希口へ考(址」[す B1:処理液キットの装填 処理液を収納する槽を処理槽と補充槽の2槽に分け、補
充槽の上部に補充液キットを装填する構成に付いては、
特願昭59−69161号特許願の明細書に詳細に説明
されている。これは、第1に取り扱いの容易性、確実性
を考慮したものであるが、この点を更に徹底させるため
に次のように改良されるのが好ましい。
第1図(A)〜l)に示す如く、補充液キット1は補充
槽2の上部に確実に保持された状態でセットされる。こ
の場合、補充液キント1の形状は限定的ではないが残液
が生じないような形状であることが望ましい。補充液キ
ット1を確実に保持するには、図示の如く補充槽2の上
部に受部材3を設けるが、この受部材3の形状は図示の
ものに限定されるものではない。この様に構成すること
により補充液キット1をセントした際に補充液が他の処
理(補充)液に混入することが防止可能であると共に、
その間、作業者の手が自由になる利点が有る。
上記の構成に加えて、補充液キラ)lの目部分には、シ
ールを貼っておいてセット時に破れるようしたり、或い
は、セットすると開口するような特殊なキャップを設け
ておくなどして、キット装填時に処理液がこぼれないよ
うに工夫されている。
また、異種の処理液が補充槽に誤って投入されることを
防止するために、補充液の種類毎にキットそのもの、或
いは上記したキャップの形状を変えたり、色分けしたり
、或いは、上記した受部のサイズを補充液槽の種類毎に
変えて、そのサイズに見合ったキットのみが挿入出来る
ようにすることが好ましい。更に、補充液の補充作業に
異種の処理液が槽内に飛散、混入するのを防止する為に
、各種には処理槽全体を被覆する大蓋を設け、該大蓋に
各処理槽の開口部位置に合せて小蓋を設けたり、個別に
蓋を設けておくのが望ましい。この蓋は図示しないが、
引き上げて開くのもと、押し下げて開くもの、或いはス
ライドさせるもの等々に構成可能である。
B2:攪拌手段 処理液の化学的組成、温度等を均質化するため補充槽に
は攪拌手段を設けるが、例えば、特願昭59−8169
2号明細書に記載されている攪拌林の構成において、補
充槽の内側に段差、或いはス) yパを配して動作量を
規制する。また、攪拌手段としては、上記明細書に記載
されている攪拌林、手動スクリュウ等の外、洗濯機等に
例が見られる電動の回転翼を利用したり、或いは、処理
液の循環系における循環パイプの一部に分#翼を内装さ
せておく構成にする。更に、この様に循環系を利用する
場合においては、処理液の上方からジャワ状に吹き伺け
るようにすることも有効である。また、循環系を利用す
る場合においては、専用の循環ポンプを設けても良いが
、二方コック等の使用により、処理槽の循環ポンプが利
用出来るような構成であれば、ポンプが少なくてすみ、
コストやヌペーヌを低減出来、有利である。この様な構
成は、特に1昆合しにく−強い攪拌が必要とされる性情
解性アルコール含有発色現像液の場合に特に有効である
B3:処理液の調製 自動現像処理に使用される処理液には、補充液と、スタ
ート液が有り、夫々の調製方法及び調製装置に付いては
特願昭59−69158.59−81692.59−6
9160.59−6916ψ       I、59−
58351.59−58350号明細書に詳細に説明さ
れている。これは、省スペース化、配管フリー化、簡易
化を狙ったものであるが、本発明においては、この点を
更に徹底させる為に、次の如く改良されることが好まし
い。
本発明の補充槽には、処理液の調製の際に利用される液
面表示手段が設けられている。この液面表示手段は1処
理液の仕上げ量の位置を示すものであっても良いし、処
理キ・ントを入れる前の溶解ないし希釈水の液面を示す
ものであっても良い。
この液面表示手段としては、例えば、第2図に示す如ぐ
、処理液の仕上げ量を示す印A、処理液の調製に必要な
水の量を示す印Bを施した液面計や、補充槽の内壁に付
けられた印であっても良いし、補充槽内の液が見えるよ
うに透明ないし半透明の板等を処理槽の一部に設けてお
いて、位置表示を透視出来るようにしたものや、或いは
、所定位置にセンサを配置しておいて、ランプ、ブザー
等で報知するものであっても良い。
−1−記した液面表示手段を設けることにより、処J’
l!液を簡単かつ正確に調製することが可能となるが、
この構成は、先に提案した特願昭59−69160号特
許願の明細書に記載されている定量カップを用いる処理
液の調製方法とを併用することが出来る。この場合、前
記定量カップによる調液において、全ての補充液調製で
最初から正確な仕上げ量になるように企画する必要が無
い利点が有る。即ち、一つの定量カップを二足」二の補
充液調製に共通としたとき、いくつかの補充液調製の場
合、上記用Aまで水を補充することによって什」二げ星
にすることが可能となる。これによって、正確かつ簡単
な調製が可能である。
また、特願昭59−69159号特許願の明細書に記載
されている定量カップによるスタート液の調製方法は特
願昭59−58350号特許願の明細書に記載されてい
る補充槽をスタート液の調製容器として利用する調製方
法において利用することが出来る。この場合、定限カッ
プの容量が処理液の調製に必要な水の皺に対し多少の過
不足が有っても正確かつ簡単な調製が可能である。
補充槽による処理液の調製は、液の飛散によるコンタミ
ネーションの防11−の為に、他の補充槽の補充液キッ
トの挿入「1に蓋をした状態で行う必要が有る。カラー
ペーパの発色現像補充液のように、性情解性アルコール
を含有するパートを含む処理液を調製しようとする場合
においては、定量カップによって処理液の調製に必要な
水の全量を定量カップにより加えて、次に性情解性パー
トを加え、特願昭59−81692号明細書に記載され
ている如き攪拌手段により攪拌して後、残りのパートを
加えるようにした方が性情解性アルコールが混合し易く
オイル状にならない利点が有る。
更に、この場合、定量カップに少しの水を残しておき、
補充液キットを取り外した後、挿入口を水洗するように
すれば、酸化物等が付着することを防止することが可能
である。
カラーネガ用の発色現像補充液や、カラーペーパ用の漂
白定着補充液のように、析出性や安定性から複数のパー
トに分れているが、混合溶解の比較的容易な処理液は、
最初に定量容器で処理液の調製に必要な水の全量または
半量程度を供給し、ノ′−トを順次加えて仕上げるか、
残りの水を加えて仕上げ、上記した攪拌手段、或いは本
願明細書に記載した攪拌手段を利用して攪拌した方が処
理液の調製時に析出等のトラブルが発生することがなく
好都合である。また、カラーネガ用の発色現像補充液の
場合は、定量カップによる水の供給を、最初と最後の2
回に分けた方が、前述した如く、補充液キット挿入口に
酸化物が付着することが無く好都合である。
また、カラーネガ用漂白補充液や定着補充液のように、
キットの容置が大きぐ、しかも、一つのパートによって
構成されている場合、最初にキ・ントによって補充液を
加え、次いで水を加えた方が、水を加える際に攪拌効果
が期待出来、好都合である。
更に、カラーネガ用安定補充液(カラーネガ用水切補充
液を含む)のように、一つのパートから構成されており
、かつ、キットの容量が小さいものに付いては、定量カ
ップの水の中にキットの補充液を直接加えて、補充槽に
移すようにすれば、4    、やよい。やヨえお13
ヤ、21−ヵ、イヤ4オ6゜を防げるし、正しい処理液
の調製が可能である。
この様に、比較的に混合が容易である場合においては、
簡易な攪拌手段も必要でなくなるものである。
また、カラーペーパ用の無水洗安定補充液のように、一
つ一つの容量が小さいが複数のノ々−トから成っている
場合においては、ある一つのノクート中に他のパートを
加え混合した後、補充槽に加えるようにすれば、上記し
た液の溜りや、付着【こよる事故を防ぐことが出来る。
また、このように、定量カップによる水の供給を最初と
最後に分けて比較的楽に混合出来る場合には、簡易攪拌
も必要でなイなる。
スタート液の調製に付いては、性情解性アルコールを含
有するカラーペーパ用の発色現像スタードウ液の場合に
は、特願昭59−69158号、同59−58351号
特許願の明細書に記載されている装置および方法が用い
られる。即ち、スタート液は補充槽で循環攪拌混合して
処理槽に送られるが、この場合、必ずしも補充槽で規定
液量に什−ヒげる必要は無く、処理槽に移送した後、更
に、キットの一部を加えたり、水を加えても良い。仕上
げ方法に付いては、特願昭59−69159号特許願の
明細書に記載されている定量カップ方式や、本発明の液
面表示手段を有した補充槽、或いは、特願昭59−58
351号の明細書に記載されている液面表示手段を有し
た処理槽が用いられるが、これらを併用しても良い。例
えば、定量カップの水とキットから補充液を混合調製し
、処理槽に移送した後、ヌタータを加え、更に処理槽に
設けられた標線まで定量カップで水を加えて仕−1−げ
ろようにすれば、定量カップの容量が必ずしも最後の仕
上げ用に必要な水の量に丁度対応しておらず、多少過不
足があっても定量カップを有効に使用することが出来る
カラーペーパ用発色現像スタート液以外のスタート液の
調製には、処理槽が好ましく用いられる。全ての処理槽
(カラーペーパ発色現像槽を含)は、特願昭59−58
350号特許願の明細書に記載されている液面表示手段
を有している方が好ましく、特願昭59−69159号
特許願の明細書に記載されている定量カップを併用する
ことがカラーペーパ用発色現像スタート液の調製の場合
と同じ理由で好ましい。全ての処理槽の搬送用ラックは
、キットや水の供給の際に邪魔にならないよう着脱して
おくのが望ましい。スタート液の調製に際しては、跳ね
によって液が飛散し、調製済の他の処理液を汚染させ、
廃棄しなければならなどなる事態を避ける為、カラーネ
ガ用のスタート液の場合にあっては、水切スタート液、
安定スタート液、定着スタート液、漂白スタート液、発
色スタート液の順に、他方、カラーペーパ用のスタート
液の場合、安定スタート液、漂白定着スタート液、発色
現像スタート液の順に調製するのが良い。更に、発色現
像処理槽は発色現像スタート液以外のスタート液の調製
の際、カバーを設けることによって、コン取タミネーシ
ョンを防止することが好ましい。全ての液が調製された
後、全てのランクを装着し、循環ポンプのスイッチをO
Nにして攪拌溶解すれば、オーバーフロー口の下までの
スタート液が過不足なく調製される。しかる後、定着カ
ップによって水が供給され、次いで、キットが供給され
、最後に再び定量力・ンプによって標線まで水が供給さ
れる。
B4:補充液の管理 補充槽中の補充液が空になり、処理槽への処理液の補充
が行われないま覧操作されるのを防1トする為に、例え
ば、補充槽の下方位置にセンサを設けておき、残液が少
なくとも一回分の補充量に至ったことを検知したとき、
ブザー・パネル表示等の手段により報知させるようにす
る。
更に、各補充槽の下端形状は望ましくは円錐形で、その
端部にはドレインコ・ンクを配置し、槽内の処理液を抜
くことが出来るようにすれば、特に少量処理時において
酸化等のトラブルが発生した場合でも処理液の交換に際
して便利である。
B5:補充槽の位置・取付構造等 補充槽は、処理槽と並列で操作者側に近い側に(“6・
001′““ゞ“601°゛19・装置6体を例えば壁
側に押し付けて設置することが可能となり、しかも、キ
ット装着等の作業を楽に行うことが可能である。
作業性を良好にするには、循環系のポンプ等を含む補充
槽をユニット化して装置全体から引き出せるように構成
する。この構成は、メンテナンスに際しても極めて有効
である。この場合、補充槽全体をユニット化しても良い
し、個別にユニット化しても良い。
更に、例えば、安定化槽のみ、或いは容量の大きい補充
槽のみを固定とし、他の補充槽をユニット化して引き出
し可能とすれば、引き出し操作が簡単で有利である。
上記において、引き出し機構は様々に設計可能であり、
蝶番を利用した戸開き方式、観音開き方式、ガイドレー
ルを利用した引き出し方式等々の採用が可能である。蝶
番を利用する場合、蝶番に過度の重量がか−らないよう
にする為に、下面を支持する支持レール等の支持構造を
設けるのが望ましい。この支持構造は、引き出される補
充槽の低面側に設けても良いし、自動現像機本体側に設
けても良い。
B6:処理液の循環系 循環系の作動は、エネルギーコストの低下を目的として
自動的にコントロールされる。即ち、処理しようとする
カラー感光材料がセ・ントされた状態で初めて作動開始
するようにする、一定温度以下でヒータの作動と同時に
作動開始させる、断続的に作動させる等々の制御を行う
ものである。
処理槽でスタート液を溶解したり、補充槽で調髪したス
タート液を処理槽に満たし、循環ポンプを作動させた場
合、気泡が発生して液がはじけコンペタミネーションが
起るのを防止する為に、処理槽4に循環パイプ5を取り
付けるに際しては、循環パイプが密閉系の場合、例えば
、第3図に示す如く、循環パイプ5の一部が取り付は位
置よりも上方位置になることは、この部分に空気が溜る
虞があるので望ましくない。
然しなから、一般に処理槽中の処理液は、感光フィルタ
は口過作用の効率化の為、循環パイプに接続される。こ
の場合、フィルタの交換を考慮してフィルタボックスの
壁の高さを処理槽の処理液面とはζ同じにして、交換時
に処理槽の処理液が逆流して流れ出さないように工夫す
る必要があり、この場合、循環ポンプの一部が取り付は
位置よりも上になることを避けることは出来ない。
従って、か\る場合には、フィルタボックス内の空気を
抜くコックが必要となり、操作が極めて煩雑である。こ
の様な欠点はフィルタ室を解放系にすることにより解決
されるものである。この見地から先に、特願昭59−6
9158号明細書において、液浄化用フィルタを配置す
る構成を提案したが、具体的には第4図及び第5図に示
す如くに構成されている。即ち、フィルタ機構6は、処
理槽4の側面上部に固定されているボックス7に収納さ
れている。フィルタ機構6の具体的構成例は第5図に示
されており、中空で周囲に透孔が多数設けられている基
体6Aに筒状のフィルタ部材6Bがストッパ6C・6D
に押えられた形で取り付けられている。このフィルタ機
構6はボックス7の下面に連設されているパイプ5の上
端に取り付けられているが、処理液がフィルタ機構6を
介さずに、直接にパイプ5に流れ込むことが無いように
水密状態に取り付ける必要がある。また、処理液の液面
は常にフィルタ機構6より上方にあるように制御される
。けだし、処理液の液面より上にフィルタ機構6の一部
が出ることになると、空気を引き込む虞があり、液跳ね
や、空気による処理液の酸化が生じる虞があるからであ
る。液面位置の検出には公知の種々のセンサ手段を利用
することが出来、マルファンクションが検出されると、
ブザー・パネル表示等により報知される外、ポンプ8の
作動を停止させる。なお、処理槽4とボックス7内の処
理液の液面位置は同一であり、液面センサはどちらに配
置しても良い。また、フィルタ機構6はボックス7の蓋
7Aを開いて簡単に取り出し可能となっている。
9は、温度調整用センサであり、ボックス7内’   
 j:&fiit6:&i、:よ0.5−2□、ヵ、5
よく、正確な温度の検出が可能である。7Bは補充槽か
ら補充液を供給する補充パイプlOをセットする為の開
口部であり、処理槽4に直接に補充液を供給するより補
充パイプ10の着脱が容易であり、しかも、補充液は必
ずフィルタ機構6を介してから処理槽4に導入されるこ
とになるので、万が−にも異物が混入したりしていた場
合にあっても事故を未然に防ぐことが可能である。
第6〜8図は、特に発色現像処理を行う場合に有効な処
理液循環系の構成を示すものである。即ち、処理槽4か
らフィルタ機構6を介してポンプ8により循環される処
理液は、パイプ5により再び処理槽4内に導入されるの
であるが、特に発色現像液の場合においては、単に処理
槽4中に放出するのではなく、図示の如く、パイプ5の
終端に0.5IIlva〜5IllII+、望ましくは
2m1m程度の多数の細孔11を有する端末具12を取
り付けておき、この細孔11から処理液を処理しようと
するカラー感光材料に対して噴出させるようにする。 
細孔11の構成は単なる透孔だけでも良いし、ノズルの
如く構成しても良い。また、細孔11の数・配タクは限
定的ではないが、例えば千鳥状で、処理しようとするカ
ラー感光材料の巾方向に対して少なくとも3ケ所以上に
吹き付けるようにするのが望ましい。本発明の端末具暁
は、その細孔11の全てが槽液中に浸漬された状態で用
いられる必要がある。上記の如く構成することにより特
に発色現像処理の場合の攪拌むら防止に有効である。
なお、上記した吹き付は機構は、循環ポンプ8により処
理液の循環に関連させた構成であるが、これと別に吹き
付は機構を独立させても良い。
更に、上記に加えて、省エネルギを達成する為、処理槽
内でカラー感光材料が処理されている時にのみ吹き付は
機構を作動させるようにするのも望ましい。
B7:温度調整 特に寒冷地において利用される場合、処理液が凍結して
組成分が析出してしまう虞があるので、例えば、15°
C以下、0℃以上、好ましくは3℃以上、より好ましく
は5℃以上等の所定温度になると温度調整機構を作動さ
せるようにする。この場合、液の局部的な劣化を防ぐ為
、循環ポンプを同時に作動させるのが望ましい。また、
この場合、温度センサは処理槽内の処理液の平均温度が
測定可能な位置に配置するのが望ましい。また、自動現
像機のスイッチをON・OFF 、寒冷地用、タイマ用
の如く分ける方が望ましい。更に、ヒートアップ時間の
短縮を目的として、ヒートアップ時と、温度コントロー
ル時で、例えば、ONにするヒータの数を変える等の手
段によりヒータ出力を調整するのが望ましい。
更に、この発明においては、処理槽・補充槽の冷却に関
して、例えば、利用されていない補充槽や、専用タンク
に溜水しておき、この溜水による冷却方式にすれば、従
来の如き冷却水を用いなくとも良い。溜水には防パイ剤
を添加したり、磁場無理(昭和59年6月13日出願の
特許願Cを参照)、紫外線照射処理(昭和59年6月1
3FI出願の特許願Aを参照)することにより長期”に
使用可能であるが、安定液を利用することも出来、この
場合、冷却用の水を用意する必要も無い。溜水による冷
却は、ファンで、或いは冷媒で溜水を冷却して処理槽の
内側ないし外側にパイプで導いて行えば良い。
また、冷蔵庫の如く、冷奴による方式によっても冷却水
を用いる必要が無い。この場合 処理液を直接冷却して
も良いし、機内の空気を冷却するようにしても良い。ま
た、隣接する槽の温度差を利用して冷却する方式、等々
が採用される外、機内の空気をファンで排出させるだけ
の方式でも有効である。
B8:補充液の補充 本発明によれば、例えば各処理槽の処理液容積比は [
CD槽]  :  [BF槽]  :  [ST槽] 
= [1−5〜2.5コ :[1]:[2〜3]とする
ことが好ましく、ST槽を2以]二に分割するときは略
同等の処理液容積となるようにすれば良い。
安定液の補充は連続少歇補充よりも、処理区を1   
“1″’L7:I″″M & * mjfn It t
 Z= :”IAH*Lbz。
例えばカラーペーパーE版(82mmX 117mm)
 70〜120枚(好ましくは80〜100枚)処理す
る毎に、8版1枚当り 2〜3mσになるように計算し
て間欠犬♀補充を行う方が好ましい。
感光材料の処理量を計算する方法は任意であり、例えば
、感光材料の搬送速度を一定とし、処理感光旧ネ′1の
巾と処理時間を検知計測して計算すれば感光材料の処理
面積として得られる。
本発明における安定液の補充量は、例えば[CI]補充
液は]  :  [ST補充液ダニ] = [11: 
 [1〜4]、より好ましくは[+]:[1,5〜3]
とするのがよい。
更に、補充液の補充電に4=Jいては、処理量に応じて
2種以」二の区分に設定しておくのが望ましい。例えば
、−日平均当り、24枚フィルムに換算して15本の処
理量が2週間以上にわたり継続するのを基準として、基
準処理量を設定し、これ未満を低処理量と規定して、補
充液の補充量等に差を設けるのが望ましい。この様にす
るのは、特に低処理量の場合、処理槽中の処理液の更新
率が低くなったり、或いは、蒸発する比率が大きくなる
からである。
低処理ダ用の補充量の設定は、基準補充量に対し10%
以上多くすることによって決められる。
低処理量用の補充液は、基準処理用補充液を蒸発分だけ
希釈、例えば、150%に希釈して仕上げるが、この場
合にあっても、実質的に補充される薬品量は変らず処理
コスト面では有利である。しかし、低処理量に伴ない処
理槽中の処理液の停滞時間が長くなることによって起る
液の劣化が著しい場合には、基準処理量用補充液をその
ま一使用して、補充量を基準補充量より多くしなければ
ならない。勿論、この場合、この両者を併用した形、例
えば補充液を150%に希釈して、基準補充量の200
%を補充しても良い。
処理液の管理は通常、コントロールヌトリップによって
行うが、簡易的な分析手段によって、処理液中の特定な
成分を分析し、それによって処理液の状態を知り、しか
る後に施策をとる管理方法が好ましく用いられる。例え
ば、この方法として、光色現像中のブロマイドイオン濃
度を検出し、その分析結果に多じて補充液量を調製する
方法、発色現像液中の鉄イオン濃度を検出し、漂白定着
液のコンタミネーシゴンにを検出し、分析結果に応じて
、その原因を調査する方法、漂白定着液以外の亜硫酸イ
オン濃度を検出し、分析結果に応じて亜硫酸イオンを含
有した添加剤を添加する方法、等がある。また、安定処
理槽の如く特に沈ゲ2が発生し易い第1槽目の亜硫酸イ
オンの濃度を検出して、その分析結果に応じて亜硫酸イ
オンを含有する添加剤を添加する方法があり、この場合
、市販の亜硫酸テストペーパが使用される。この場合、
必要に応じて漂白足着槽にも添加剤を加えるとより効果
が高く好ましい。
B8;廃液処理 この発明が適用される自動現像機においては、水洗水が
不要であるから、何対にでも設置可能であるが、処理液
の廃液は何らかの方法で処理する必要がある。この点に
関し、昭和59年6月13I」提出の特許願(B)の明
細書において廃液タンクを利用することを提案したが、
その具体例は次の如く構成されている。即ち、第9図に
おいて、方形の廃液回収タンク13の平面部には平面部
上に突出することが無い状態で蓋を有する廃液受口14
が設けられている。15はハンドルであり、その逆位置
には排出「116が設けられている。
タンク13は、図示の如く構成されているので装置内の
所定位置に、カセッ)・方式で簡単に着脱させることが
6丁能である。また、タンク13は発色現像液用と、安
定・漂白定着液用の2種類を設けるのが望ましい。けだ
し、廃液から銀を回収しようとする場合、前者の廃液中
には銀が含まれておらず、従って、両廃液を混合してし
まうと回収効率が低下する等の見地から好ましどないか
らである。
更に、タンク13内に溜った廃液量は、例えば重量検出
等の手段により機械的、或いはブザー・パネル表示等の
電気的手段により報知させるようにして、廃液があふれ
出す等の事故が未然に防止される。
−カラー1□第2[。1□ C1:エンドレスベルト以外の搬送手段カラー感光材料
を処理槽槽中に供給・搬送する手段として、エンドレス
ベルトを利用することを提案したが、この方式によると
、ベルトが異種の処理槽中を循環する結果、少量でtよ
あるが異種の処理液がまざり合うことになり、処理液組
成に悪影響を与える外、ベルトにより空気が処理液中に
匣び込まれ空気酸化が進行し易い等々の難点が有る。こ
の点を解決する為に、ローラートランスポート方式、シ
ョートリーダ方式、その他の搬送方式を採用するのが望
ましい。
C2;駆動コントロール 省エネルギ、搬送系の空作動による液中への空気混入の
防止を目的として、駆動が自動的にコントロールされる
。カラー感光材料が装着されたことを検知したときのみ
間欠的に搬送系を駆動させるようにするのが望ましい。
また、上部ローラの−・部が液面から外に出ている場合
、ローラに付着した処理液が乾固し、感光材料に傷笠の
故障をもたらすのを防ぐ為、感光材料を搬送していない
時でも間欠的にローラを駆動させることが望ま1−い。
C3:カラー感光材料の乾燥 カラー感光材料の処理開始から完了までには一定の時間
が必要なことから、カラー感光材料の位置情報に従って
乾燥装置を制御するのが処理コストカゞ低減され、かつ
、十分な乾燥を与える為に望ましい。
例えば、通常はヒータの電源をOFFの状態にしておき
、処理開始情報から完了時間を計算し、若しくはカラー
感光材ネ1の位置情報に従って、完了予定時間に先立っ
て予備加熱しく乾燥室の温度上昇)、処理完了情報に従
って乾燥を開始させれば消費電力を大幅に節約すること
が可能である。
[発明の効果] この発明は上記の如く構成されているので、無水洗方式
のカラー感光材料用自動現像機に適用した場合、頭記し
た技術的課題を解決可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、補充液キットの取り伺は構造を示す断面図、 第2図は、液面表示手段を示す概略図、第3図は、処理
液循環系を示す概略図、第4図は、浄化フィルタ機構を
示す斜視図、第5図は、フィルタ部分の分解斜視図、第
6図〜第8図は、吹き伺は機構を示すもので第6図は斜
視図、第7図および第8図は正面と平面の組合せ図、 第9図は、廃液タンクを示す斜視図、 である。 図中において、1は補充前キット、2は補充槽、3は受
部材、4は処理槽、5はパイプ、6はフィルタ機構、6
Bはフィルタ、7はボックス、7Aは蓋、7Bは開口部
、8はポンプ、9は温度センサ、10は補充バイブ、1
1は細孔、12は端末具、14は廃静受日、16は廃液
排出口、を特徴とする

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも安定化処理槽を有し水洗用水道配管を
    省略可能に構成されていることを特徴とするカラー写真
    感光材料用自動現像機。
  2. (2)処理槽に対し補充処理液を補充する補充槽を具有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラ
    ー写真感光材料用自動現像機。
  3. (3)処理槽からの廃液を貯溜する廃液回収タンクを具
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載のカラー写真感光材料用自動現像機。
  4. (4)安定化処理槽が水洗代替安定化処理槽であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項または第3
    項記載のカラー写真感光材料用自動現像機。
JP12464384A 1984-06-18 1984-06-18 カラ−写真感光材料用自動現像機 Granted JPS614060A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04301633A (ja) * 1991-03-29 1992-10-26 Fuji Photo Film Co Ltd 現像所用処理液供給方法及び供給ボトル

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