JPS614059A - カラ−写真感光材料用自動現像機 - Google Patents

カラ−写真感光材料用自動現像機

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JPS614059A
JPS614059A JP59124637A JP12463784A JPS614059A JP S614059 A JPS614059 A JP S614059A JP 59124637 A JP59124637 A JP 59124637A JP 12463784 A JP12463784 A JP 12463784A JP S614059 A JPS614059 A JP S614059A
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JP
Japan
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tank
stabilizing
color
processing
acid
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Application number
JP59124637A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kobayashi
一博 小林
Shigeharu Koboshi
重治 小星
Satoru Kuze
哲 久世
Kazuyoshi Miyaoka
宮岡 一芳
Masayuki Kurematsu
雅行 榑松
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Priority to AU43739/85A priority patent/AU588531B2/en
Priority to DE85304353T priority patent/DE3586973T4/de
Priority to EP85304353A priority patent/EP0165805B1/en
Priority to DE8585304353A priority patent/DE3586973D1/de
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Priority to US07/118,741 priority patent/US4780737A/en
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03DAPPARATUS FOR PROCESSING EXPOSED PHOTOGRAPHIC MATERIALS; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03D3/00Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion
    • G03D3/08Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material
    • G03D3/13Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly
    • G03D3/135Liquid processing apparatus involving immersion; Washing apparatus involving immersion having progressive mechanical movement of exposed material for long films or prints in the shape of strips, e.g. fed by roller assembly fed between chains or belts, or with a leading strip

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  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、カラー写真感光材料の処理に用いられる自動
現像機に関するものである。詳しくは、実質的に発色現
像、漂白定着及び安定化処理の処理槽から構成され、実
質的に水洗槽を有さないカラー写真感光材料用自動現像
機に関するものである。
[従来の技術] 写真処理では、処理する写真感光材料がカラー用である
場合、例えば、発色現像、漂白、定着、水洗及び安定等
の工程を自動的に行うよう構成きれており、漂白と定着
とは1つの浴で両方に機能を持たせた漂白定着処理で行
われる場合もある。
写真処理には発色現像槽等の処理槽に現像に必要な量の
処理液を収容し、この槽中の処理液に力ラー写真感光材
料を浸漬しながらバッチ方式で処理する方法がある。こ
の方法は一般にタンク現像ないし槽現像と呼ばれている
。この方法では水洗は溜め水で行われるが、一般にカラ
ー色素の安定性が損なわれる欠点があり、また発色現像
液も2〜3回処理すると疲労し、発色現像特性が変って
しまう欠点もある。この欠点を補うために疲労性の消費
成分を補充しながら処理する方法があるが、多量のカラ
ー写真感光材料を安定に処理することはこのバッチ処理
では難しい。そのために一般には写真材料を連続的に処
理しながら消費成分も逐次連続補充して、処理液成分を
一定に保つことによって仕上り写真性能を常に一定に維
持することが行われている。
一方、こういった写真特性と同じようにカラー写真の色
素の耐久保存性も極めて重要な特性であ(リ・現在では
0の耐久保存性を充分″′水洗処理を行うことによって
維持することが極めて一般的な常識となっている。従っ
て商業用の連続カラー写真処理では多量の水を必要とし
、かつ排水量も多く、多量の水洗水の供給及び排水が許
される、という立地条件が必要とされていた。
しかるに最近では水の開発費の高騰等による市水道水の
価格の」二昇が急激であり、かつ下水道排水費も高騰を
続けている。このような水の価格の高騰は単なる経済的
理由に過ぎないかもしれないが、一方では人口の緻密な
大都市では需要の拡大に供給が追いつかない状況も現実
に起っている。
このように無限といわれた水も有限の時代に入り、日本
のどこかで給水制限に結びつくような渇水状態も現実に
起っている。このような地域では飲料水や洗濯水にも事
欠く状況が起っており、写真処理での水洗水確保は極め
て難いと思われる。
そして大都市では節水型社会が形成されつつあり、写真
処理にも多量の水沈水を使うことが許されなくなってき
ている。
また一般には、これら各自動現像機の周りには所望の広
さの作業スペースを必要とし、補充コックの調整や蒸発
の補正、処理液交換、補充液の溶解等の作業が行われて
いる。これらの作業を行う足下に、水洗水用水道配管や
排液用配管があることは、作業環境上、危険であり好ま
しくない。さらにまた、自動現像機を新たに設置、また
は移設する際は必ず配管工事が必要であり、かかる工事
のための時間と費用が必要である。このため、排液回収
タンクを具有する自動現像機が望まれる。
更に、近年における他の傾向として、カラー自動現像処
理は大型ラボから小型サイズのラボ処理に移行しつつあ
り、処理量が小さいいわゆるミニラボが急速に台頭して
いることが挙げられる。こういった小サイズのラボラト
リ−では自動現像機の小型化が強く望まれている。そし
て、このような小型自動現像機の場合、水洗用水道配管
を省略できるようにするという要請に加え、各処理槽か
ら排出される処理排液を下水道等に流すための配管まで
も省略できるようにするという要請があるし、このため
に排液回収タンクの容量も可能な限り小さくすることが
望まれる。
そして、水洗を行わずに漂白定着又は定着処理後、直ち
に安定化処理を行う処理方法が本出願人による特開昭5
8−14834号、同58−34448号、同57−1
32146号及び同58−18631号等によって提案
されており、前記問題に対する解決策を明らかにしてい
る。しかし、本発明者の研究の結果、これとても種々問
題を有していることが判明したのである。例えば、従来
水洗水には多量の水を使用しているため感光材料に伺着
して持ち込まれた前浴成分は可成り稀釈されることとな
る。このため、その排液は河川や下水道等にそのまま排
出することが可能であったが、前記安定化処理を行おう
とする際には前浴成分が安定化処理液中に多量蓄積する
こととなるため、この排液はそのまま河川や下水道に流
すことが公害上の法規制の点から不可能となる。このた
め、排液回収処理の専門業者等に回収料金を支払って回
収してもらう必要が生じる。このため水洗水に要する経
費は無くなるものの、該排液の処分のために多大の経費
が必要となってしまう。
更に、本発明者の研究によって次のような問題のあるこ
とが判明した。
即ち、感光材料を搬送ベルトや搬送ロールのような搬送
体で搬送する際、該搬送体がエンドレスベルトによって
構成されていると、該エンドレスベルトによって、処理
槽の最終槽である安定化槽に満された安定液成分が、処
理槽の最前槽である発色現像槽に持ち込まれ蓄積し、該
発色現像液の成分比を変えてしまい、液の劣化(空気酸
化)を速めたりし、終いには写真性能に著しい悪影響を
及ぼしてしまう。従って、発色現像液に対する補充液量
を一定以下に低下することは困難であることが判明した
。このことは処理液補充に伴なう排液量の低減に限界が
あることを示しており、公害防■トの要請や排液中の銀
回収の要請から設けられる排液回収タンクの容量を低減
化できないし、タンク回収頻度も低減できないことを示
している。
このような事実は、処理槽の最終槽に流水による(  
 よ、1□、、4.ア。、le*om□□、1,1□題
にならないことであって、本発明の如く、水洗代替安定
化処理を行う自動現像機に特有の問題である。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明はかかる実情を背景にしてなされたもので、ff
1lに、自動現像機の現像処理を水洗用水道配管なくし
て可能ならしめること、第2に、安定液成分が発色現像
液中に混入し、写真性能が劣化するのを防止すること、
第3に、発色現像液や安定液の補充隈の低減化を可能に
すること、第4に、作業環境」二危険な処理排液用配管
をも取除き、より安全性を高めること、第5に、配管工
事を不安とし新設又は移設を極めて容易ならしめること
、第6に、処理排液の回収もできて環境汚染が少ないよ
うにすること、第7に、処理排液を貯蔵する刊液回収タ
ンクを小型化しても、回収頻度を高くする必要がなくい
ようにすること、を技術的課題とする。
[問題を解決するための手段] 」二記技術的課題を解決するための本発明のカラー写真
感光材料用自動現像機は、処理層の最前槽に発色現像槽
を有し、処理層の最後檜に安定化槽を有するカラー写真
感光材料用自動現像機において、前記安定化槽に満たS
れた安定液成分を前記発色現像槽に満たされた発色現像
液中に持ち込むことがない感光材料搬送系を有すること
を特徴とする。
本発明の好ましい実施態様は、自動現像機が着脱自在の
排液回収タンクを具有し処理槽からの排液を貯蔵する構
成であることであり、スルなくとも2つの排液回収タン
クを具有し、1つ排液回収タンクが発色現像槽からの排
液を貯蔵するタンクであり、他の1つのタンクが定着能
を有する処理槽及び安定化槽からの排液を混ぜて貯蔵す
るタンク(共用タンク)であることであり、更に、定着
能を有する処理槽が漂白定着槽であることである。また
本発明の発色現像槽には水道水による熱交換型冷却装置
を設けないことが好ましい。
本発明は、カラー用写真感光材料を現像処理するのに好
適であり、特に水洗処理用水道配管までも省略できるカ
ラー写真感光材料用自動現像機である。即ち、水洗の代
りに、特開昭58−14834号、特開昭58−105
145号、特開昭58−134634号及び特開昭58
−18631号各公報等に記載されているが如き、安定
液ない1−リンス液を用いるシステムが採用される。
本発明の自動現像機における処理工程の1つの例として
は、実質的に発色現像、漂白定着、水洗代替安定化処理
の少なくとも3工程から構成される。
本発明の自動現像機は、感光材料の搬送方式としてはエ
ンドレスベルト方式以外の方式を採用することによって
、安定液成分が発色現像槽に持ち込まれるのを防止する
ものである。本発明に好ましく用いられる搬送方式は、
特開昭51−60526号、同55−48746号、同
56−5544号、実公昭55−27875号、同55
−39391号、実開昭57−90438号、同57−
205144号等に記載の如く、ショートリーダ一方式
、リーダー又はローラートランスポート方式が挙げられ
るが、その他、前記安定化槽に満たされた安定液成分を
前記発色現像槽に満たされた発色現像液中に持ち込むこ
とがない感光材料の搬送ローラないし搬送ガイドを有す
る構成のものであればよい。。
各処理槽は処理液容積が50立以下に構成されることが
好ましく、ここに処理液容積が50J1以下とは、実際
の処理のときに満たされている処理液量を表わすが、処
理液補充が間欠的に行われる場合、その処理液の満杯時
の処理液量を表わす。各処理液補充は、処理液満杯時容
積の95%以下(より好ましくは80%以下)の液量に
なったときに行われてもよい。また本発明におけるそれ
ぞれの処理工程(浴)は単槽であることが最も好ましい
が、必ずしもl槽である必要はない。処理スピードをあ
げる目的で、2槽以」−であってもよく、それぞれの浴
は連結され、液が自由に出入りする構成であってもよい
し、向流方式と呼ばれるオー(バーフローが逆流する方
式で結ばれている方法であってもよい。又それぞれの処
理液は別の機能を有する複数の処理剤からなっていても
よい。例えば、第1発色現像槽と第2発色現像槽が別々
な処理剤からなっている処理液を張ってあり、かつ消費
成分の補充が別々にきれ、槽も互いに分離していてもよ
い。又安定液についても、第1安定液が防パイ剤を主成
分として含み、第2安定液が界面活性剤を主成分として
含む液であってもよい。もちろんこの場合も、補充液が
別々に用意され、それぞれに補充される。そして、」二
記のように液が出入りできるように構成された「2以上
分割処理槽」の場合、処理工程が同一のときに限り、「
2以上分割処理槽」全体の処理液容積が50交以下に構
成されるのが好ましいが、各々が50文以下でもよい。
−1−記載1安定液と第2安定液との関係のように別々
に補充5れる場合は各処理槽は独立して構成され、各独
立処理槽の処理液容積が50文以下になるように構成さ
れることが好ましく、かつ各処理槽はその処理液容積が
40文以下、より好ましくは30見以下、最も好ましく
は20文以下となるように構成するのがよい。
以下、本発明について具体的に詳述する。
本発明における処理槽構成の代表例は、第1図〜第8図
に示されており、各図において、CDは発色現像槽、B
Fは漂白定着槽、STは安定化槽、BLは漂白槽、Fi
には定着槽、STRはリンス安定化槽(本出願人による
昭和59年5月31日出願の特許願(E)参照。)そし
てCondはコンディショニング槽を各々示しており、
かつ該各種を示す記号の後ろに付した1、2Φ・・の数
字は核種が第1、第2・・・というように、液組成を異
にする2以」二の槽に分離されていることを示しており
、また(イ)、 (ロ)・・・のような文字は同一組成
の処理液が張られている槽を示している。
各図において、実線は、各種が実質的に仕切られている
ことを示し、破線と一方向矢符とは、隣接槽が自流方式
で結ばれていることを示し、破線と二方向矢符とは、隣
接槽が各々自由に混合する方式で結ばれていることを示
している。そして、A、B、C・・・の英大文字は、各
種に対する補充液を示し、a、b、C・・・の英小文字
は、各種からのオーバーフロー液を示している。
望ましい処理槽配列は」−記載1図〜第8図に示す通り
であり、特に第4図及び第5図の例は、カラーネガ用で
安定液が2種類使われることが特徴であり、漂白定着液
成分を脱塩する目的の第1安定液と、最終水切り、浴的
効果を発揮し水滴ムラを防止する第2安定液に分れてい
る例を示している。
なお第1安定液については、■槽の場合にくらべ2槽の
場合はコンパクト性は失われるが、同−脱塩効果を得る
ための補充量は極めて少なくてもよい。これは向流方式
により脱塩効果が極めてよくなるためである。
これらの処理槽配列を有する本発明の自動現像機はその
総排液量が各処理槽に対する補充処理液間開の0.95
倍以下(好ましくは0.9倍以下、特に好ましくは0.
8倍以下)とされる。このようにするf段は任意であり
、例えば、後記実施例に示す如く、密封用パネル等を用
いて処理槽全体を密封系とする共に、各処理槽に張った
処理液の蒸発が促進されるように排気ファンによって排
気すればよい。また各処理液温度を30°C以」=(好
ましくは33°C以上)の高温処理とし、蒸発を促進し
てもよい。更に又、例えば、安定液の排液の一部分又は
全部を再生処理して安定化槽に再度入れることや、漂白
定着液又は定着液等の他の処理槽の処理液として利用す
ることによって総補充処理液量に対する総排液都を減少
させるようにしてもよい。
そして、これらの2以」−を組合せてもよい。
次に」−2第1図〜第8図に示す構成を例にとって排液
回収の具体例を説明する。第1図〜第8図における排液
Cとb(又はCとg)と、排液aとは別個の排液回収タ
ンクに回収貯蔵される。この場合、排液Cとbとは同一
の排液回収タンクに回収貯蔵されてもよいし、別個の排
液回収タンクに貯蔵されてもよい。第1図〜第8図にお
ける上記以外の排液d、e、f及びhは、上記排液aの
排液回収タンクに貯蔵されてもよいし、上記Cとす、 
    (x+”°“g) 0’)f#′WNJM9 
yl:eR8hl bよいし、又は全く別個の排液回収
タンクに貯蔵されてもよい。
本発明に用いられる排液回収タンクは、必ずしも自動現
像機本体に内蔵されている必要はなく、例ば本体の底部
に架設されるとか、架台に収納されるとか、本体の近傍
に備えられるとか、本体外部に備えられる場合を本発明
は含むものである。
また、」−記のように各種の槽配列を有する本発明の自
動現像機において、安定液が上記第1安定液槽5T−1
と第2安定液槽5T−2のように分離されている場合、
定着能を有する処理液(漂白定着液又は定着液)に近い
方の槽5T−1の排液を定着能を有する処理液と混ぜて
(1つの回収タンクに)貯蔵することが好ましいが、槽
5T−1及び5T−2とも定着能を有する処理液と混ぜ
て(1つの回収タンクに)貯蔵してもよい。
本発明によれば、例えば各処理槽の処理液容積比は [
CD槽コ :  [BF槽]  :  [ST槽]  
=  [1,5〜2.5]  :  [l]  :  
[2〜3]とすることが好ましく、ST槽を2以上に分
割するときは略同等の処理液容積となるようにすればよ
い。
安定液の補充は連続少量補充よりも、処理量を計算して
間欠大量補充することが好ましい。例えばカラーペーパ
ーE版(82mmX 117mm)を70〜120枚(
好ましくは80〜100枚)処理する毎に、E版1枚当
り2〜3++lになるように計算して間欠(逐次)大量
補充を行う方が好ましい。
感光材料の処理量を計算する方法は任意であり、例えば
、感光材料の搬送速度を一定とし、処理感光材料の巾と
処理時間を検知計測して計算すれば感光材料の処理面積
として得られる。
本発明における安定液の補充量は、例えば[CD補充液
量]  :  [ST補補充液量−[1]:’[1〜4
]、より好ましくは[1]  :  [1,5〜3コと
するのがよい。
以下に各処理槽に用いられる処理液等について説明する
本発明において、発色現像処理工程とは、カラー色画像
を形成する工程であり、具体的には発色現像主薬の酸化
体とカラーカプラーとのカップリング反応によってカラ
ー色画像を形成する工程である。
従って、発色現像処理工程においては通常発色現像液中
に発色現像主薬を含有させることが必要であるが、カラ
ー写真材料中に発色現像主薬を内蔵させ、発色現像主薬
を含有させた発色現像液又はアルカリ液(アクチベータ
ー液)で処理することも含まれる。
発色現像液に含まれる発色現像主薬は芳香族第1 級ア
ミン発色現像主薬であり、アミンフェノール系及びp−
フェニレジンアミン系誘導体が含まれる。これらの発色
現像主薬は有機酸及び無機酸の塩として用いることがで
き、例えば塩酸塩、硫酸塩、燐酸塩、piミルエンスル
ホン塩、亜硫酸塩、シュウ酸塩、ベンゼンジスルホン酸
塩等を用いることができる。
これらの化合物は一般に発色現像液tiについて約0.
1g〜約30gの濃度、更に好ましくは、発色現像液1
文について約1g〜15gの濃度で使用する。0,1g
よりも少ない添加量では充分なる発色濃度が得られない
また、発色現像槽の処理液温度は10℃〜65°Cがよ
く1、より好ましくは25°C〜45°Cで蒸発を促進
して処理される。
上記アミノフェノール系現像剤としては例えば、0−ア
ミンフェノール、p−アミンフェノール、5−アミノ−
2−オキシ−トルエン、2−アミノ−3−オキシ−トル
エン、2−オキシ−3−アミノ−1,4−ジメチル−ベ
ンゼン等が含まれる。
特に有用な第1級芳香族アミン系発色現像剤はN、N’
−ジアルキル−p−フェニレンジアミン系化合物であり
、アルキル基及びフェニル基は置換されていても、ある
いは置換されていなくてもよい。その中でも特に有用な
化合物例としてはN、N’−ジメチル−p−フェニレン
ジアミン塩酸塩、N−メチル−p−フェニレンジアミン
塩酸塩、N、N“−ジメチル−p −フェニレンジアミ
ン塩酸塩、2−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデシ
ルアミノ)−トルエン、N−エチル−N−β−メタンス
ルホンアミドエチル−3−メチル−4−〈      
アミノアニリン硫酸塩、N−エチル−N−β−ヒドロキ
シエチルアミノアニリン、4−アミノ−3−メチル−N
、N−ジエチルアニリン、4−アミノ−N−(2−メト
キシエチル)−N−エチル−3−メチルアニリン−p−
)ルエンスルホネート等を挙げることができる。
また、上記発色現像主薬は単独であるいは2種以上併用
して用いてもよい。さらにまた、」−配充色現像主薬は
カラー写真材料中に内蔵されてもよい。例えば、米国特
許第3,719,492号の如き発色現像主薬を金属塩
にして内蔵させる方法、米国時ル1第3.342,55
9号やリサーチ・ディスクロージャー (Resear
ch Disclosure ) 1978年No、1
5159に示されるが如き、シッフ塩にして発色現像主
薬を内蔵させる方法、特開昭58−65429号及び同
58−24137号等に示されらが如き色素プレカーサ
ーとして内蔵させる方法や、米国特許第3,342,5
97号に示されるが如き発色現像主薬プレカーサーとし
て内蔵させる方法等を用いることができる。この場合、
ハロゲン化銀カラー写真感光材料を発色現像液のかわり
にアルカリ液(アクチベーター液)で処理することも可
能であり、アルカリ液処理の後、直ちに漂白定着処理さ
れる。
本発明に用いる発色現像液は、現像液に通常用いられる
アルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、硫酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウムまたは硼砂等
を含むことができ、更に種々の添加剤1例えばベンジル
アルコール、/\ロゲン化アルカリ金属、例えば、臭化
カリウム、または塩化カリウム等、あるいは現像調節剤
として例えばシトラジン酸等、保恒剤としてヒドロキシ
ルアミンまたは亜硫酸塩等を含有してもよい。
さらに各種消泡剤や界面活性剤を、またメタノール、ジ
メチルホルムアミドまたはジメチルスルホキシド等の有
機溶剤等を適宜含有せしめることができる。
本発明に用いる発色現像液のpHは通常7以上であり、
好ましくは約8〜13である。
また、本発明に用いられる発色現像液には必要に応じて
酸化防止剤としてジエチルヒドロキシアミン、テトロン
酸、テトロンイミド、2−アニリノエタノール、ジヒド
ロキシアセトン、芳香族第2アルコール、ヒドロキサム
酸、ペントースまたはヘキソース、ピロガロール−1,
3−ジメチルエーテル等が含有されてもよい。
本発明に用いる発色現像液中には、金属イオン封鎖剤と
して、種々なるキレート剤を併用することができる。例
えば該キレート剤としてエチレンジアミン四酢酸、ジエ
チレントリアミノ五酢酸等のアミンポリカルボン酸、1
−ヒドロキシエチリデン−1,1′−ジホスホン酸等の
有機ホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)も
しくはエチレンジアミンテトラリン酸等のアミノポリホ
スホン酸、クエン酸もしくはグルコン酸等のオキシカル
ボン酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボ
ン酸等のホスホノカルボン酸、トリポリリン酸もしくは
ヘキサメタリン酸等のポリリン酸、ポリヒドロキシ化合
物等が挙げられる。
本発明において漂白定着工程とは、現像によって生成し
た金属銀を酸化してハロゲン化銀に代え、次いで水溶性
の錯体を形成すると共に発色剤の未発色部を発色させる
工程である。
漂白定着液に使用される漂白剤としての有機酸の金属錯
塩は、アミノポリカルボン酸又は蓚酸、クエン酸等の有
機酸で鉄、コバルト、銅等の金属イオンを配位したもの
である。このような有機酸の金属錯Jliを形成するた
めに用いられる最も好ましい有機酸としては、ポリカル
ボン酸またはアミノポリカルボン酸が挙(デられる。こ
れらのポリカルボン酸またはアミノポリカルボン酸はア
ルカリ金属塩、アンモニウム塩もしくは水溶性アミン塩
であってもよい。これらの具体例としては次の如きもの
を挙げることができる。
口] エチレンジアミンテトラ酢酸 [2] ジエチレントリアミンペンタ酢酸[3] エチ
レンジアミン−N−(β−オキシエチル)−N、N’、
N’ トリ酢酸 [41プロピレンジアミンテトラ酢酸 [51ニトリロトリ酢酸 [81シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸[7]  イ
ミノジ酢酸 ’        [8]  ジヒドロキシエチルグリ
シンクエン酸(または酒石酸) [8] エチルエーテルジアミンテトラ酢酸[101グ
リコールエーテルジアミンテトラ酢酸[111エチレン
ジアミンテトラプロピオン酸[121フエニレンジアミ
ンテトラ酢酸[131エチレンジアミンテトラ酢酸ジナ
トリウム塩[14]エチレンジアミンテトラ酢酸テトラ
(トリメチルアンモニウム)塩 [151エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム
塩 [161ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタナトリ
ウム塩 [171エチレンジアミン−N−(β−オキジエチル)
−N、N’、N’lり酢酸ナトリウム塩 [181プロピレンジアミンテトラ酢酸ナトリウム塩[
18]ニトリロ酢酸ナトリウム塩 [20]シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸ナトリウム
塩 これらの漂白剤は5〜450g/Jl、より好ましくは
20〜250g/文で使用する。
漂白定着液には前記の如き漂白剤以外に/\ロゲン化銀
定着剤を含有し、必要に応じて保恒剤とじて亜硫酸塩を
含有する組成の液が適用される。また、エチレンジアミ
ン四酢酸鉄(m)錯塩漂白剤と前記のハロゲン化銀定着
剤の他の臭化アンモニウムの如きハロゲン化物を少量添
加した組成からなる漂白定着液、あるいは逆に臭化アン
モニウムの如きハロゲン化物を多量に添加した組成から
なる漂白定着液、さらにはエチレンジアミン四酢酸鉄(
m)錯塩漂白剤と多量の臭化アンモニウムの如きハロゲ
ン化物との組合わせからなる組成の特殊な漂白定着液等
も用いることができる。前記ハロゲン化物としては、臭
化アンモニウムの他に塩化水素酸、臭化水素酸、臭化リ
チウム、臭化ナトリウム、臭化カリウム、沃化ナトリウ
ム、沃化カリウム、沃化アンモニウム等も使用すること
ができる。
漂白定着液に含まれる前記ハロゲン化銀定着剤としては
通常の定着処理に用いられるようなハロゲン化銀と反応
して水溶性の錯塩を形成する化合物、例えば、チオ硫酸
カリウム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウム
の如きチオ硫酸塩、チオシアン酸カリウム、チオシアン
酸ナトリウム、チオシアン酸アンモニウムの如きチオシ
アン醇塩、チオ尿素、チオエーテル等がその代表的なも
のである。これらの定着剤は5g/ n以上、溶解でき
る範囲の量で使用するが、一般には70g〜250g/
見で使用する。
なお、漂白定着液には硼酸、硼砂、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭
酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウム
、水酸化アンモニウム等の各種pH緩衝剤を単独あるい
は2種以上組合わせて含有せしめることができる。さら
にまた、各種の蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活性剤
を含有せしめることもできる。またヒドロキシルアミン
、ヒドラジン、アルデヒド化合物の重亜硫酸付加物等の
保恒剤、アミノポリカルボン酸等の有機キレート化剤あ
るいはニトロアルコール、硝酸塩等の安定剤、メタノー
ル、ジメチルスルホアミド、ジメチルスルホキシド等の
有機溶媒等を適宜含有せしめることができる。
本発明に用いる漂白定着液には、特開昭46−280号
、特公昭45−8506号、同46−556号、ベルギ
ー特許第770,910号、特公昭45−8836号、
同53−9854号、特開昭54−71634号及び同
49−42349号等に記載されている種々の漂白促進
剤を添加することができる。
漂白定着液のPHは4.0以上で用いられるが、一般に
はpH5,0以上pH9,5以下で使用され、望ましく
はpH8,0以上pHE1.5以下で使用され、更に述
べれば最も好ましいpHは6.5以J−8,5以下で処
理される。処理の温度は80’O以下で発色現像槽の処
理液温度よりも3°C以上、好ましくは5°C以上低い
温度で使用されるが、望ましくは35°C以下で蒸発等
を抑制して使用する。
本発明において使用される安定化処理は水洗代(替処理
であり、前記特開昭58−134636号などの他、特
願昭58−2709号等に記載のような画像安定化処理
をさし、水洗処理をなくすためのものである。従って処
理浴の名称は必ずしも安定化処理でなくてもよい。
安定液にはカラー画像を安定化させる機能の処理と水洗
ムラ等の汚染を防止する水切り浴的機能の安定液もある
。他にはカラー画像を着色する着色調整液や、帯電防1
に剤を含んだ帯電防止液もこれらの安定液に含まれる。
安定液には前浴から漂白定着成分が持ち込まれるときに
は、これらを中和化、脱塩及び不活性化し色素の保存性
を劣化させない工夫がされる。
このような安定液に含まれる成分としては鉄イオンとの
キレート安定度定数が8以上(特に好ましくは8以」−
)であるキレート剤がある。これらのキレート剤は、有
機カルボン酸キレート剤、有機リン酸キレート剤、ポリ
ヒドロキシ化合物、無機リン酸キレート剤等があり、な
かでも好ましいキレート剤としては、エチレンジアミン
ジオルトヒドロキシフェニル酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒ
ドロキシエチレンジアミン三酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、ヒドロキシエチルイミン二酢酸、ジアミノプ
ロパノール四酢酸、エチレンジアミンテトラキスメチレ
ンホスホン酸、ニトリロトリメチレンホスホン酸、l−
ヒドロクシエチリデン−1,1フージホスホン酸、1,
1′−ジホスホンエタン−2−カルボン醇、2−ホスホ
ノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、1−ヒドロキ
シ−1−ホスホノプロパン−1,2,3−トリカルボン
酸、カテコール−3,5−ジスルホン酸、ピロリン酸ナ
トリウム、テトラポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリ
ン酸ナトリウムがあり、本発明の効果のために特に好ま
しくはジエチレントリアミン五酢酸、1−ヒドロキシエ
チリデン−1,1′−ジホスホン酸やこれらの塩である
これらの化合物は一般に安定液1見について約0、 I
g〜]Ogの濃度、更に好ましくは、安定液1文につい
て約0.5g〜5gの濃度で使用する。
本発明の安定液に添加する特に望ましい化合物としては
、アンモニウム化合物がある。これらは各種の無機化合
物のアンモニウム塩によって供給されるが、具体的には
水酸化アンモニウム、臭化アンモニウム、炭酸アンモニ
ウム、塩化アンモニウム、次亜リン酸アンモニウム、リ
ン酸アンモニウム、亜リン酸アンモニウム、フッ化アン
モニウム、酸性フッ化アンモニウム、フルオロホウ酸ア
ンモニウム、ヒ酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウム
、フッ化水素アンモニウム、硫酸水素アンモニウム、硫
酸アンモニウム、ヨウ化アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、五ホウ酸アンモニウム、酢Mアンモニウム、アジピ
ン酸アンモニウム、アラリントリカルポン酸アンモニウ
ム、安息香酸アンモニウム、カルバミン酸アンモニウム
、クエン酸アンモニウム、ジエチルジチオカルバミン酸
アンモニウム、ギ酸アンモニウム、リンゴ酸水素アンモ
ニウム、シュウ酸水素アンモニウム、フタル醇水素アン
モニウム、酒石酸水素アンモニウム、乳酸アンモニウム
、リンゴ酸アンモニウム、マレイン酸アンモニウム、シ
ュウ酸アンモニウム、フタル酸アンモニウム、ピクリン
酸アンモニウム、ピロリジンジチオカルバミン酸アンモ
ニウム、サルチル酸アンモニウム、コハク酸アンモニウ
ム、スルファニル酸アンモニウム、酒石酸アンモニウム
、チオグリコール酸アンモニウム、2,4.8− )す
ニトロフェノールアンモニウム等である。
これらのアンモニウム化合物の添加量は安定液1文当り
0.05〜100gの範囲で使用することができ、好ま
しくは0.1〜20gの範囲である。
更に本発明の安定液に添加するのに望ましい化合物とし
ては、酢酸、硫酸、塩酸、硝酸、スルファニル酸、水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム等
のpH調整剤、安息香酸ソーダ、ヒドロキシ安息香酸ブ
チル、抗生物質、テヒドロ酢酸、ソルビン酸カリウム、
サイアベンタゾール、オルト−フェニルフェノール等の
防パイ剤、5−クロロ−2−メチル−4−インチアゾリ
ン−3−オン、2−才クチル−4−インチアゾリン−3
−オン、1−2−ベンツイソチアゾリン−3−オン、水
溶性金属塩等の保恒剤、エチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ポリビニルピロリドン(PVP K−
415、ルビスコールに−17等)等の分散剤、ホルマ
リン等の硬膜剤、蛍光増白剤等が挙げられる。
これらの添加化合物の中で最も有効なものは特願昭58
−58693号明細書に記載されるアンモニウム化合物
である。これらは画像被膜中にpHを保存にとって最適
な弱酸性に調整する働きをする。アンモニウム化合物と
ともに好ましく用いられる化合物としては酸があり、硫
酸、塩酸等がよりV了ましく用いられる。
本発明に係わる安定液のpH値は0.1〜10に調整す
るのがよく、好ましくは2〜9、より好ましくはpH4
〜8.5が好適な範囲である。
安定化処理に際しての処理温度は、15°C〜60°C
が好ましく、発色現像槽よりも3°C以上、好ましくは
5°C以上低い温度であり、より好ましくは20°C〜
38°Cの範囲がよい。また処理時間も迅速処理の観点
から短時間であるほど好ましいが、通常20秒〜10分
間、最も好ましくは20秒〜3分間であり、複数槽安定
化処理の場合は前段槽はど短時間で処理し、後段槽はど
処理時間が長いことが好ま1〜い。特に前槽の20%〜
50%増しの処理時間で順次処理することが望ましい。
また、安定化処理工程は多段槽とし、補充液は最終段槽
から補充し、順次前段槽にオーバーフローする逆流方式
にすることが補充量を少なくできて好ましい。本発明に
よる安定化処理の後には水洗処理を全く必要としないが
、極〈短時間での少量水洗によるリンス、表面洗浄等は
必要に応じて任意に行うことはできる。
本発明の漂白定着処理工程に続き、実質的に水洗工程を
経ずに直接安定化処理を行うときは、漂白定着浴と安定
化浴の間に銀回収のための短時間の銀回収や溜水による
リンス等を設けてもよい。
また安定化処理の後、界面活性剤を含有する水切り浴等
を設けてもよいが、好ましくは、銀回収浴、リンスおよ
び水切り浴等は設けないことである。これらの付加処理
はスプレーや塗りつけ処理をすることもできる。
本発明は、該安定液とイオン交換樹脂を接触させながら
処理することもできる。このことは、感光材料を処理し
ている安定化槽に直接イオン交換樹脂を布袋等に入れ接
触させることや、または安定化槽に直接連結された樹脂
カラムやフィルターケース内に、化学繊維等で作った袋
等に入れ安定液と接触させることを示す。また本発明の
安定液のオーバーフロー液とイオン交換樹脂と接触後、
少なくともその一部を該安定液として使用することもで
きる。このことは、安定化槽から安定液を取り出し、安
定化槽とは別にして、イオン交換樹脂とカラム法または
混合法等で接触させた後、少なくともその一部を安定化
槽に入れることを示す。この場合、安定化槽に入れると
は補充液として入れることもできるが、好ましくは補充
系とは関係なく循環系でイオン交換処理後この液を再び
安定化槽に戻すことをさす。また、このように再生され
た安定化排液を漂白定着槽に入れることもできる。
なお、イオン交換樹脂は安定化浴が多槽の場合どの槽で
接触させてもよいが、好ましくは漂白定着処理直後の槽
で処理する。更に好ましくはこの処理は2つ以」二の槽
で行い、特に好ましくは全槽で行うことである。
安定化浴が1槽の場合の好ましい態様は、樹脂カラムに
イオン交換樹脂を入れ安定化槽に直結して接触させるこ
とである。安定化浴が2槽の場合の好ましい態様は、樹
脂カラム又はフィルターケースにイオン交換樹脂を入れ
、漂白定着処理直後のl槽目に直結して接触させる、更
に好ましくは2槽目でも同様に接触させる。安定化浴が
3槽以上の場合の好ましい態様は、漂白定着処理直後の
l槽目で前記と同様に直結して接触させることであり、
更に好ましくは第1槽以外の安定化浴の各種において直
結して接触させることである。上記のごとく安定化槽と
直結してイオン交換樹脂と安定液を接触させることが最
も好ましいが、自動現像機に樹脂カラム、フィルターケ
ースの設置スペースが取れない場合、オーバーフロー又
は補充量を増加させたりして強制的に安定化槽から取り
出した安定液とイオン交換樹脂と接触させ安定化浴に戻
すこともできる。安定化浴が1槽の場合、1     
″′“L i’1ffi5iki’′flem脂151
−’It4em°1“1′交換樹脂と接触させ、接触後
の安定液を安定化槽に戻す。この場合、好ましくは接触
後の安定液成分を添加することである。安定化浴が2槽
以」二の場合、漂白定着処理工程に近い最前槽よりオー
バーフローと樹脂カラムを使用してイオン交換樹脂と接
触させ、より乾燥側の安定化槽に戻す。この場合安定液
成分を添加し戻すことが望ましい。
又、上記のイオン交換樹脂と接触後の安定液を補充液と
して再使用することは可能であるが、この場合安定液成
分を添加することが望ましい。
なお、上記イオン交換樹脂は安定液と接触後、漂白定着
液と接触させ、その後再生することが好ましく、特に陰
イオン交換樹脂の場合には樹脂の再生で銀回収を行うこ
ともでき、効果が大きい。
以」二、安定液をイオン交換樹脂と接触させる場合につ
いて説明したが、これに限定されず電気透析処理(特願
昭59−96352号参照)や逆浸透処理(特願昭59
−96350号参照)等を用いることもできる。
本発明においては前記発色現像処理の後にコンディショ
ニング槽を設けてもよく、該コンディショニング槽は現
像を停止させ、漂白反応を促進させるために使用し、漂
白定着液への現像剤の混入を防止し、その悪影響を少な
くするために役立つものであり、該コンディショニング
槽には例えば漂白促進剤とバッファー剤が含有される。
該漂白促進剤としては、一般には有機イ才つ化合物が用
いられ、メルカプト化合物やチオン化合物が使用される
。更に酢酸やクエン酸、コハク酸、硫酸、水酸化ナトリ
ウム等の酸やアルカリ剤がコンディショナーのpl+を
調整するために使用される。
これらの漂白促進剤やバッファー剤の添加量はコンディ
ショナー1文当りO,001gから100gの範囲で使
用される。また上記添加剤以外にもキレート剤等を添加
することもできる。このコンディショニング槽も処理液
容積が50文以下に構成されるのが好ましい。
以下、処理される感光材料がネガ用である場合に用いら
れるネガ用安定液について説明を加える。
ネガ用安定液には写真画像保存性改良のため、アルデヒ
ド誘導体が添加される。
前記アルデヒド誘導体は下記一般式(1) 、 (2)
または(3)で表わされるアルデヒド化合物、アルデヒ
ド伺加物であって、これらの中から選ばれた少なくとも
1種が用いられる。これらの添加によって色素画像の安
定化および感光材料物性の向上が起る。
一般式(1)   R1−CHo 一般式(2) %式% 一般式(3) 式中、R1は水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、ホ
ルミル基、アセチル基、アセトニル基およびヒドロキシ
基またはアルコキシ基、ホルミル基、アミン基、ヒドロ
キシイミノ基、ハロゲン原子等で置換されてもよい炭素
数1〜5のアルキル基を表わす。R2は水素原子または
炭素数1〜5のアルキル基、R3は置換されてもよい炭
素数 1〜5のアルキル基、Xはアルカリ金属、R4、
R5は水素原子または置換されてもよい炭素数 1〜5
のアルキル基、nは0〜4の整数を表わす。
以下に上記一般式で示される化合物の具体的な例を記載
するが、本発明がこれによって限定されるわけではない
〔一般式(1)で示される例示化合物〕1 ホルムアル
デヒド 2 アセトアルデヒド 3 プロピオンアルデヒド 4 イソブチルアルデヒド 5n−ブチルアルデヒド 8n−バレルアルデヒド −7イソバレルアルデヒド 8 メチルエチルアセトアルデヒド 8 トリメチルアルデヒド 10  n−へキサアルデヒド 11  メチル−n−プロピルアルデヒド12  イン
へキサアルデヒド 13  グリオキザール 14  マロンアルデヒド 15  コハク酸アルデヒド 16  グルタルアルデヒド 17  アセトアルデヒド 18  メチルグリオキザール 19  アセト酢酸アルデヒド 20  グリコールアルデヒド 21  エトキシアセトアルデヒド 22  アミノアセトアルデヒド 23  ベタインアルデヒド 24  クロラール 25  クロルアセトアルデヒド 26  ジクロルアセトアルデヒド 27  プロマール 28  ジクロルアセトアルデヒド 29  ヨードアセトアルデヒド 30  α−クロルプロピオンアセトアルデヒド31 
 α−ブロムプロピオンアセトアルデヒド〔一般式(2
)で示される例示化合物〕1 ホルムアルデヒド重亜硫
酸ナトリウム2 アセトアルデヒド重亜硫酸ナトリウム
3 プロピオンアルデヒド重亜硫酸ナトリウム4 ブチ
ルアルデヒド重亜硫酸ナトリウム〔一般式(3)で示さ
れる例示化合物〕1 コハク酸アルデヒド重亜硫酸すト
リウム2 グルタルアルデヒドビス重亜硫酪ナトリウム
3 β−メチルクルクルアルデヒドブス重亜硫酸ナトリ
ウム 4 マレイ酸ジアルデヒドビス重亜硫酸ナトリウム 上記一般式で示される化合物はネガ相安定液IJJ当り
0.01〜50gの範囲で使用するのが好ましく、さら
に好ましくは0.05〜20g加える際に良好な結果が
得られる。
前記ネガ用安定液には必要に応じて各種の添加剤を加え
ることができる。例えば、シロキサン誘導体等の水滴ム
ラ防止剤、硼酸、クエン酸、燐醇、酢酸、あるいは水酸
化ナトリウム、酢酸ナトリウム、クエン酸カリウム等の
pH調整剤、カリ明ばん、クロム明ばん等の硬膜剤、メ
タノール、エタノール、ジメチルスルホキシド等の有機
溶媒、エチレングリコール、ポリエチレングリコール等
の調湿剤、その他色調剤等処理効果を改善、拡張するた
めの添加剤を加えることは任意である。
また前記ネガ用安定液は前記した安定液と同様向流流路
長を長くするため2つ以」二の区画に仕切ってもよい。
また補充液の作り方や補充量並びに処理温度は前記安定
液の場合と同様である。
また本発明ではカラーペーパー用発色現像液や安定液で
スチルベン系蛍光増白剤を用いることができ、該蛍光増
白剤としては、下記一般式(4)で示される化合物が包
含される。
ここでR6、R7およびR8はそれぞれ水酸基、塩素、
臭素等のハロゲン原子、モルホリノ基、置換、未置換の
アルコキシ基(例えば、メチキシ、エトキシ、メトキシ
エトキシ等)、置換、未置換のアリールオキシ基(例え
ば、フェノキシ、p−スルホフェニキシ等)、置換、未
置換のアルキル基(例えば、メチル、エチル等)、置換
、未置換のアリール基(例えば、フェニル、メトキシフ
ェニル等)、アミン基、置換、未置換のアルキルアミノ
基(例えば、メチルアミン、エチルアミノ、プ(ロピル
アミン、ジメチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、β−
ヒドロキシエチルアミノ、ジ(β−ヒドロキシエチル)
アミン、β−スルホエチルアミノ、N−(β−スルホエ
チル)−N−メチルアミノ、N−(β−ヒドロキシエチ
ル)N−メチルアミン等)等を示す。
前記一般式(4)で示される蛍光増白剤は安定液1、Q
、当り、 0.2〜10gの範囲で用いられ、好ましく
は0.5〜3.0gの範囲である。
[実施例] 以下、実施例を図面に基いて説明する。
第9図は前記第3図に示す槽構成について実施した場合
の具体例を示す自動現像機の要部断面図である。
第9図において、現像機本体1の前側に、露光済みで未
現像のカラーネガフィルム(ネガ感光材料)2またはカ
ラーペーパー(ポジ感光材料)3を供給する供給部4が
備えられ、後側には処理された感光材料2.3が取り出
される取出部5はそれぞれ設けられている。
この供給部4と取出部5との間、すなわち現像機本体1
の内部には供給部側から取出部側に、順次隣合わされた
発色現像槽6、漂白定着槽7、安定化第1槽8、安定化
第2槽9、安定化第3槽10及び乾燥部11が配設され
ている。
この各処理槽6.7.8.9、及び10並びに乾燥部1
1には、それぞれ多数のガイドローラ12が配設されて
いる。
ガイドローラ12に沿って感光材料が搬送されるように
搬送ガイドが設けられており、これによって感光材料2
または3を搬送する。この点、実公昭55−27875
号公報に記載のようなりロスオーバ一方式を採用するこ
とは好ましいことである。なお、13は感光材料2また
は3の巻取部を示す。前記供給部4には保持部14が配
設されており、この保持部14に露光済みで未現像の感
光材料2または3がセットされる。
前記発色現像槽6、漂白定着槽7、安定化第1槽8、安
定化第2槽9、安定化第3槽10は前記第3図に示すよ
うに構成されている。すなわち、発色現像槽6には前記
発色現像液が満たされており、この発色現像槽6の後段
に位置する各処理槽7並びに8.9.10にも各々前記
各処理液が満たされている。各処理槽に対する補充液供
給は前記第3図に示す通りであり、特に安定化のための
安定化第1.第2および第3槽8.9および10はそれ
ぞれオーバーフローが向流方式により第3槽から第2槽
へ、第2槽から第1槽へ流れるように液面レベルが変化
し、連結されている。そして、第3槽10からのオーバ
ーフロー液は第1槽8より槽外に排出される。もちろん
安定化槽は1槽でもかまわないし、2槽でもかまわない
が、多槽向流方式が安定効率が高く補充液の補充量は少
なくてよいという利点がある。
なお、図中、15はピラミッド型ブレード板等によるブ
レードないしスクイズ部を示しており、前槽から次槽へ
の液の持込みを効果的に防11−シている。
本実施例において、IEIA及び16Bは現像本体1の
底部に着脱自在に設けられた排液回収タンクを示してお
り、排液回収タンク18Aの方に発色現像槽6からのオ
ーバーフロー排液が貯蔵され、排液回収タンク18Bの
方に漂白定着槽7及び安定化第1槽8からのオーバーフ
ロー排液が貯蔵される。
排液回収タンク+8A 、16Bのオーバーフロー排液
パイプに対する接続方法は自然落下法等任意であるが、
排液回収タンク+8A 、 18Bを交換等のため引き
抜いた際に、例えばバルブ等が作用して該オーバーフロ
ー排液パイプの排液が垂れないようにすることが好まし
い。なお、排液回収タンク18A 、 ll3Bは前記
オーバーフロー排液パイプの受は口となる開口部の他に
、銀回収に際して又は他の目的のために使用する開口部
を有していてもよい(こられの開口部は蓋付きである。
)。
排液回収タンク+8A 、 18Bの容量は、自動現像
装置を毎日稼動させる場合1週間に約1回収度の回収を
行えば済むようにすることが好ましいが、特に限定され
るものではない。なお、該排液回収タンク18A 、1
11iBに、ある一定量貯った時に、これを検出(重量
を検知するとか、液面を検知するとか、排液回収タンク
位置を検知する)し、ブ’    q −y、r*□、
オ6゜、ッ1.□オ、。、7、□つな検出部及び警報又
は表示部を設けてもよい。なお、17はキャスター、1
8は排液回収タンクの把手を示す。
そして本実施例において18′は各処理槽6〜10を密
封系にするための大型蓋、19は該大型蓋18′の各処
理槽6〜10」二方に設けられた小型蓋を示す。
20はショートリーダ一方式、又はリーダーもしくはロ
ーラートランスポート方式による感光材料搬送手段であ
る。
本実施例において、処理液容積をCD槽=2Fl、BF
槽=15見、ST−1〜5T−3−各15fLとし、E
版のロール状ペーパーを1日平均100m処理した。そ
の際、処理液補充量を次のようにした。即ち、カラーペ
ーパー100 c m’当り、CD補充歇=2mu、B
F補充量=1m文、ST補充酸=2m交とした。
処理後、CD槽の発色現像液を採取し、アミノポリカル
ボン酸第2鉄塩の濃度を測定したところlppmに過ぎ
なかった。
次しこ、比較として」二足ローラートランスポート方式
に代えてエンドレスベルト方式を用い、かつカラーペー
パ−100cm’当り、BF補充量はそのままとし、C
D補充量及びST補充量を各3mlに増やした。それに
も拘らず、アミノポリカルボン酸第2鉄塩の濃度はlQ
ppmもあった。
なお、排液回収タンク1138中の排液に含まれる可溶
性銀塩を銀回収するには、例えば、電気分解法(仏間特
許第2,299,867号明細書記載)、沈澱法(特開
昭52−73037号公報記載、狭量特許第2,331
,220号明細書記載)、イオン交換法(特開昭51−
17114号公報記載、狭量特許第2,548,237
号明細書記載)、及び金属置換法(英国特許第1,35
3,805号明細書記載)等が有効に利用できる。更に
銀回収に際し、前記可溶性銀塩を処理液のオーバーフロ
ー液を回収し前記方法で銀回収し、残液は排液として処
分してもよいし、再生剤を添加し、補充液又は槽処理液
として使用してもよい。
次に、前記第4図に示す処理槽配列を実施した場合の自
動現像機の具体例を第10図に基いて説明する。なお、
本実施例は冷却用水道配管までも省略した例を併せ示し
ている。
即ち、第1O図は本発明に係るカラーネガフィルム用の
自動現像機の一実施例を示す要部断面図であり、第9図
と同一の符号を付したものは、該当符号と同一の部材を
示している。
図において、 101は撮影済のカラーネガフィルムを
接続して巻きとったロールを収納したマガジン103を
装着するための取付部で、自動現像機本体 104の側
壁に設けられている。
取イζj部101に装着されたフィルムマガジンのカラ
ーネガフィルム102は、本体入口部105から本体1
04内に入り、発色現像槽106、漂白定着槽107、
第1安定化槽108、第2安定化槽109を経て自動的
に現像処理された後、乾燥部110(開閉可能な蓋を有
する)で乾燥され、本体出口 111から取り出された
後、切断その他の工程を経て製品となる。
発色現像槽106、漂白定着槽107、第1安定化槽1
08、第2安定化槽109は図示の如く、並列に順次配
置され、各槽内にネガフィルム搬送用のローラが設けら
れ、ネカフィルム102を液に浸漬させながら所定の処
理がなされるように構成されている。なお各槽106〜
109上には開閉!19等を設けてホコリ等が侵入する
のを防11−シている。
本実施例の自動現像機には、発色現像槽106の隣接箇
所に冷却室112が設けられている。該冷却室112の
外壁にはファン113を設けてあり、外気導入孔+14
も適宜数穿設しである。該冷却室112は制御系機器室
を兼ねており、制御部116を収納しである。該制御部
tteは、温度センサー115によって検出した発色現
像槽10Bの液温の入力信号によって、大容量電熱ヒー
ター117及び小容量電熱ヒーター118の0N−OF
Fを制御して加熱についての温度コントロールを行うと
共にファン113の0N−OFFを制御して冷却につい
ての温度コントロールを行うものである。
この点、従来における自動現像機は、加熱系として大容
量電熱ヒーター117のみを有し、冷却系(“°””、
aeJ−”°°°”mMWtI=CI¥“”°1蛇管に
水道配管を行い、水を冷却媒体とする冷却手段を採用し
ていた。この従来例では、発色現像槽106の容量が2
0立の場合で、発色現像槽106を稼動時間(約12時
間)中38°Cに維持するには約10009−の水道水
が必要とされる。
しかるに、本実施例によれば、外気温25°Cの場合、
3台の排気ファン113を回動させるだけで、発色現像
槽106の液温を稼動時間(約12時間)中388C±
0.15℃の温度中に制御できた。即ち、本実施例によ
れば、前記従来例における冷却水を省くことができる。
その水道配管の必要性もない。なお、該実施例における
加熱系においては、スタート準備に際しては大容量電熱
ヒーター117(及び小容量電熱ヒーター118)を用
いて38℃まで液温を高め、ランニング処理時は小容量
電熱ヒーター118を用いて液温コントロールを行った
。そして、冷却系については3台のファン!13を稼動
時間中作動継続した。
なお1図中118は制御系機器室兼用冷却室112に収
納した液循環攪拌装置であって、発色現像槽106」三
方部分と下方部分を連結する通路120の途中に送液ポ
ンプ12+及び液清浄用フィルター 122を設けて成
る。なおまた、ファン113の取付位置は本実施例に限
定されず、天板側等であってもよい。 125はピラミ
ッド型ブレード板などによるプレードないしスクイズ部
を示しており、前浴から次浴への液の持込みを効果的に
防1トしている。
なお、図面中123は乾燥部、126は排液回収タンク
の把手を示している。
しかるに、本実施例において、!24A、124Bは排
液回収タンクを示しており、一方のタンク124Aに発
色現像液と第2安定液が、及び他方のタンク124Bに
漂白定着液と第1安定液とが流入される。
本実施例の第1安定化槽108は画像の安定化と防パイ
効果を持たせた安定液であり、主な目的は11M f!
浴である。一方、第2安定化槽109は界面活性剤とホ
ルマリン等を含有した水滴ムラ汚れ防1Fを目的とした
処理浴である。この場合には界面活性剤のみを添加した
液が用いられてもよい。
本実施例においても、前記第9図に示す実施例と同様に
行ってアミノポリカルボン酸第2鉄塩の濃度を測定した
ところ比較のエンドレスベルト方式の結果を含め、前記
実施例と同等の結果が得られた。
[発明の効果] 本発明によれば、処理層の最前槽に発色現像槽を有し、
処理層の最後槽に安定化槽を有するカラー写真感光材料
用自動現像機において、前記安定化槽に満たされた安定
液成分を前記発色現像槽に満たされた発色現像液中に持
ち込むことがない感光材料搬送系を有する構成としたの
で、上記本発明の技術的課題を解決することができるの
は勿論のこと、無配管であり処理排液を排出せず小型で
あるために高階上の床に設置することもできるし、又必
要に応じ移動できる、等の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はそれぞれ本発明に係る自動現像機の処
理槽構成を示すブロック図、第9図は前記第3図に示す
槽構成について実施した場合の具体例を示す自動現像機
の要部断面図、第10図は本発明に係るカラーネガフィ
ルム用の自動現像機の一実施例を示す要部断面図である
。 図面中、CDは発色現像槽、BFは漂白定着槽、STは
安定化槽、BLは漂白槽、Fixは定着槽、STRはリ
ンス安定化槽、Condはコンディショニング槽、18
.18は蓋、20はショートリーダ一方式、又はリーダ
ーもしくはローラートランスポート方式による感光材料
搬送手段、18A、18B、+24A、124Bは排府
回収タンクを各々示す。 特許出願人   小西六写真工業株式会社代 理 人 
  弁理士 坂 口 信 昭(ほか1名) ば)         ■ 日         日 ト        ■ @        II で−         Cq II         !1 (Y)        5s ri、II

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)処理層の最前槽に発色現像槽を有し、処理層の最
    後槽に安定化槽を有するカラー写真感光材料用自動現像
    機において、前記安定化槽に満たされた安定液成分を前
    記発色現像槽に満たされた発色現像液中に持ち込むこと
    がない感光材料搬送系を有することを特徴とするカラー
    写真感光材料用自動現像機。
  2. (2)排液回収タンクに処理槽からの排液を貯蔵する構
    成であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    カラー写真感光材料用自動現像機。
  3. (3)少なくとも2つの排液回収タンクを具有し、1つ
    排液回収タンクが発色現像槽からの排液を貯蔵するタン
    クであり、他の1つのタンクが定着能を有する処理槽及
    び安定化槽からの排液を混ぜて貯蔵するタンクであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のカラー写真
    感光材料用自動現像機。
  4. (4)安定化槽が水洗代替安定化槽であることを特徴と
    する特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のカラ
    ー写真感光材料用自動現像機。
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