JPS6140448B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、推移可能なフイルター板が案内担持
体に懸垂支承されている如き板状フイルタープレ
スに関する。

上記した如き板状フイルタープレスはドイツ国
特許第1109647号明細書により公知のものとなつ
ている。上記の公知となつているフイルタープレ
スの構造においては、フイルター板を推移させる
時のフイルター板の振子運動を次の様にして阻止
している。即ち夫々のフイルター板は２箇の案内
ローラを有し、該ローラーは、平行な２本の案内
レール上を走行し、その際、１つの案内ローラー
はフイルター板の運動方向に見てフイルター板の
平面の前方に位置し、別のローラーはフイルター
板の平面の后方に位置する。２本の案内レール
は、構成上の理由から相互に僅かな間隔を隔てて
いるから、夫々のローラーによつて導かれている
フイルター板のローラーの支持点を結合する軸線
のまわりの傾斜回動運動は全く避けることができ
ない。この様な傾斜回動運動を避けるため、上記
した公知となつている構成においては、夫々のフ
イルター板がそれの側方の縁に案内突起を備え、
該案内突起により夫々のフイルター板は、側方に
おいて、フイルタープレスの台の結合ロツドに支
えられている。懸垂配置されているフイルター板
では、フイルター板の推移は個々のフイルター板
の懸垂装置の近傍に力を作用することで行われる
のが合目的であるが、公知となつている構成で
は、フイルター板の推移を実施するとき上記の案
内突起を介して力を作用させるため、フイルター
板移動装置の連行体の結合点が懸垂装置から大な
る距離だけ離れた位置にあるため、フイルター板
を移動させる都度、運動方向と反対向きの摩擦力
がフイルター板に作用し、かくして懸垂装置には
このため大なる荷重がかかるという欠点を有して
いる。側方に結合ロツドを備えていないフイルタ
ープレスでは、側方から支えられるという可能性
が失われる。

本発明の目的は上記の欠点を除き、かくして特
に大なるフイルタープレスにおいて、作動中フイ
ルター板に作用するすべての傾斜回動運動を惹起
するモーメントがフイルター板案内装置の範囲で
収容されそしてフイルター板の移動中、フイルタ
ー板が傾斜回動をしない安定した移動を保証され
る様なフイルタープレスを得ようとするものであ
る。

上記の目的は本発明により次の様にして解決さ
れる。即ち夫々のフイルター板には案内担持体の
案内レール上を走行する３箇の案内要素、特に３
箇のローラーが固着されていること、２箇の案内
要素は相互に向き合つた位置にあつて案内担持体
の第１の案内面上を案内され、第３の案内要素は
案内担持体に設けられた第１の案内面に平行な第
２の案内面上を案内されていることおよび上記第
３の案内要素は、フイルター板の運動方向に見
て、別の２箇の案内要素から或る距離を隔てて案
内担持体上に載つていることにより解決される。
この様な配置は次の特徴を有する。即ち先づ、
各々のフイルター板は案内担持体上で３点で支持
され、かくして静力学的に平衡して支持されてい
る。フイルタープレスを開放する過程で個々のフ
イルター板を推移させる際、フイルター板に作用
する加速のための力は、第３の案内要素により完
全に収容される。手働によつて開放される様な板
状フイルタープレスにおいては、本発明による３
点懸垂は次の様な特徴を有するものとなる。即ち
公知となつている板状フイルタープレスの構成と
異なり、一人の操作員が唯一人でフイルター板を
手働で開放のため推移させることができる。何故
ならばフイルター板の平面に対して距離を隔て
て、移動方向に見て后方に配置されている案内要
素により、開放のための力によりフイルター板に
作用する傾斜回動モーメントが収容されるからで
ある。３点懸垂により、垂直軸のまわりの旋回も
案内レールによつて避けられる。フイルター板移
動装置を有するフイルタープレスでは第３の案内
要素は移動方向に見て前方に配置される。何故な
らばこの様にすることによつて加速力による傾斜
回動モーメントが収容されるからである。

本発明の１つの形成においては、第３の案内要
素の案内レールは別の２箇の案内要素の案内レー
ルの間に位置する。この様な配置は、第１の案内
面の２つの案内要素により、フイルター板の平面
に対して直角な軸のまわりの振子運動が避けら
れ、また第３の案内要素により、フイルター板の
平面内に位置する軸のまわりの傾斜回動運動が阻
止されるという特徴を有するものである。

本発明の別の形成では、案内担持体として断面
丁型の梁が用いられ、丁型のフランジ縁が第１の
案内面を形成しそして丁型の梁の部分には、第３
の案内要素のための第２の案内レールが設けられ
ている。この様にして、フイルタープレスの台の
１部を形成している特に小型に形成された案内担
持体の構造が得られる。大型のフイルタープレス
では断面Ｈ型の担持梁を用い、要求される長さに
対する剛性を増加する。更に、Ｈ型の梁の部分に
向いた内側担持縁が第１の案内面を形成しそして
更に第３の案内要素の案内レールがＨ型の梁の部
分にできるだけ密接して設ける様にすれば、２つ
の異なる案内レールを集結した配置が得られると
いう特徴あるものとなる。断面Ｈ型の担持体を用
いる場合、この様な形成は次の特徴を有するもの
となる。即ち案内要素が、プレスから上昇して来
る、場合によつては腐蝕する様な蒸気に対し、下
方に位置するフランジによつてかなり防衛されて
いるという特徴を有するものとなる。この様な配
置のもう１つの特徴は、フイルター板移動装置を
使用する場合、Ｈ型担持体の双方のフランジの間
の梁の部分にあつて走行する案内要素は外部から
到達可能であり、従つて走行や停止の制御が容易
に行われる。

本発明の形成において更に、第３の案内要素
に、フイルター板移動装置の連行体と連結可能な
結合および（または）連行装置が設けられること
が提案されている。上記結合装置により一方で
は、濾過過程が終了しそして締め付け圧力を減少
した后で、フイルター板の推積物はなお該結合装
置を介して閉鎖された状態に留りそしてフイルタ
ー板の間に閉じ込められたフイルターケーキが不
意に落下することがなく、手働による場合でも或
いはフイルター板移動装置を介して行う場合で
も、第１番目のフイルター板が、閉鎖が解除され
て推移させられそしてフイルター板の間の空間が
開放された時に始めて落下する様になつている。
フイルター板移動装置を有するフイルタープレス
では結合および連行装置の構造により、フイルタ
ー板移動装置の連行体による自動的な解除が実現
可能であり、また別の方面では連行装置が第３の
案内要素の近傍に配置されていることにより移動
のための力の特に有利な作用点が得られる。

本発明の形成において更に次のことが提案され
る。即ち案内要素が、特に保持腕を介して横梁に
結合し、該横梁にフイルター板が固定されている
ことが提案される。このことにより次の様な特徴
を有するものになる。即ち外部から懸垂部分に作
用する力は、大部分懸垂部分自体に収容されそし
て横梁とフイルター板との間の結合構造に作用せ
ず、この様にしてこの結合構造は主としてフイル
ター板の重量を収容するためにのみ配置されてい
ることになる。

本発明の形成において更に次のことが提案され
る。即ち横梁は、それの長手方向の軸のまわりに
与えられた量だけ回動可能な如くフイルター板と
結合していることおよび弾性を有する引戻し要素
が配置されていることが提案される。この配置に
より次の特徴が得られる。即ちフイルタープレス
のための終端板および圧板が使用可能となり、こ
れらの終端板と圧板とは案内板に懸垂させられそ
してこれらの終端板と圧板とにより、フイルター
板の堆積物が傾斜して重なり合つている場合で
も、関節的に支承されている結合ロツドを介して
締め付けられる。弾性を有する引戻し装置はこの
際、閉鎖されているが締め付けられていないフイ
ルター板の堆積物においては、閉じ込められてい
るフイルターケーキの重量がフイルター板を開放
することができない様な強さに選定する。この弾
性を有する引き戻し装置は、フイルタープレスを
締め付ける時、終端板に接触するフイルター板の
平面が、推移可能な圧板に接触しているフイルタ
ー板の平面と或る角度をなしている時、実際上必
要な範囲の旋回を可能にする。この際横梁がな
お、垂直な軸のまわりに回動可能な如くフイルタ
ー板と結合しておれば更に有利である。この様に
構成されることによつて、終端板に接触するフイ
ルター板の平面が水平な横方向の軸のまわりに回
動傾斜した状態ばかりでなく、垂直な軸のまわり
に回動した状態にも対応することができる。

本発明は、１つの実施例を示す添附図により后
述にて詳細に説明され、前記以外の本発明の特徴
が示されている。

第１図において締め付けられている状態で表現
されている板状フイルタープレスの側面図によれ
ば、該フイルタープレスは案内担持体１を有し、
該担持体はそれの両端で台２および３により床に
支えられている。案内担持体は例えば断面Ｈ型の
担持体として形成され、下部に配置される縁に
は、１枚の終端板４、多数のフイルター板５並び
に１枚の圧板６が懸垂配置される。終端板４はこ
の際、案内担持体１に対し移動し得ない様に固定
され、一方圧板６は案内担持体上を推移可能な如
く支承されている。フイルター板５は、案内担持
体の下部に配置される縁に懸垂装置１２で吊り下
げられ、該懸垂装置は、フイルタープレスを開放
又は閉鎖する際、個々のフイルター板を縦方向に
推移させる。懸垂装置の形成は第２乃至５図の説
明において詳細に説明される。

圧板６には４箇の油圧ピストン・シリンダー装
置７が夫々の偶部に固着されている。上記油圧ピ
ストン・シリンダー装置のピストンロツド８は結
合部９を介して結合ロツド１０と固着されてお
り、該結合ロツドは球状受け座１１を介して終端
板と結合している。ピストン・シリンダー装置７
は、詳細が図示されていないが、適合する制御装
置を介して油圧源に接続され、かくして、フイル
ター板の堆積物５が濾過過程にあるとき、必要と
される締め付けの圧力で締め付けられ、濾過過程
終了后には、圧板の図示の閉鎖位置から開放位置
に推移させられる。結合ロツド１０はこの目的の
ため縦方向において推移可能な如く終端板４に結
合している。詳細を図示していない公知となつて
いるフイルター板移動装置によつて、フイルター
ケーキの投棄のためおよび何等かの洗浄過程のた
め、フイルター板５は開放位置にある圧板６の方
向に順次に移動させられる。新らしく濾過過程を
開始する前に、フイルター板はすべて油圧シリン
ダー７により圧板６を介して再び終端板４に向つ
て押し付けられる。

第２図は、個々のフイルター板５の懸垂装置１
２の１つの実施例の拡大図である。図において案
内担持体１は、図を判り易くするため透明なもの
として表現されている。懸垂装置１２は横梁１３
を有し、該横梁に腕１４，１５および１６が配置
され、これらの腕の自由端にはローラ１７，１８
および１９が案内要素として支承されている。ロ
ーラー１７，１８はこの場合、案内担持体のフラ
ンジ２２の内側の縁上に設けられた案内レール２
０，２１上を導かれそして第１の案内面における
案内要素となつている。ローラー１９は、第１の
案内面の上部にあり案内要素１の梁部２４に設け
られた案内レール２３上を導かれている。この場
合案内レール２３は、梁部２４の面にできるだけ
密接し且つ案内ローラー１９は、フイルター板の
重量を支えるため下方から支えられるだけでなく
傾斜回動運動を与える力の影響に抗するため上方
からも支えられている。

図示の実施例では案内ローラー１７および１８
は、フイルター板の平面に関して次の様に配置さ
れている。即ち２つのローラー１７，１８の軸
は、フイルター板の面に平行であるがフイルター
板の中心を通る垂直面から僅かな距離を隔てた垂
直面内に位置する。即ち腕１４および１５は短い
形成となつている。腕１６は傾斜回動モーメント
に対する安定度を高めるため腕１４および１５よ
りも長く形成されている。個々のフイルター板懸
垂装置の３本の腕１４，１５および１６は相互に
曲げられて形成され、従つてフイルター板は積み
重ねられた時、縁部で相互に締め付けられる様に
なつており、このことは隣接しているフイルター
板５″によつて表現されている。

フイルタープレスがフイルター板移動装置によ
り開放される場合には、第３図に更に詳細に示さ
れている如く、開放過程は矢印２５の方向に実施
され、その際フイルター板移動装置の連行体がロ
ーラー１９の近傍に結合されるのが合目的であ
る。それ故腕１６は個々のフイルター板に関し進
行方向の前方に位置する。

前述した構造の懸垂装置を有する板状フイルタ
ープレスが手働により開放させられる場合、即ち
操作する人がフイルター板の下部に位置する外縁
に取り付けられた把子を握る場合には、発生する
傾斜回動モーメントを吸収するため腕１６は進行
方向の后方に配置されなければならない。即ち第
２図に示されている懸垂装置では開放過程の方向
が矢印２６の方向にならなければならない。

第３，４図および５図にはフイルター板懸垂装
置の別の実施形態が示されている。第２図に示さ
れている実施形態とのちがいは、ローラー１７，
１８（第２図）に対応するローラー２７および２
８は共通な軸上に配置されておらず、ローラー２
７の軸は、フイルター板５の中心面の延長上に配
置され、一方ローラー２８の軸は上記中心面に平
行な平面内にあり、それに応じた長い腕２９上に
配置されている。腕１６（第２図）に対応してい
る腕３０の配置は第２図に示す通りである。

第３，４および５図に示されている実施例で
は、フイルタープレスを開放するため、フイルタ
ー板移動装置が用意されており、該移動装置は、
第３の案内要素の案内レール２３の上部に設けら
れた循環走行する移動鎖３１から成り立ち、該鎖
上には一定間隔を隔てて爪３２が回動可能に支承
されている。爪３２は案内縁３３を有し、腕３０
に結合されている突起３４により、矢印３５の方
向に引張られる爪３２と突起３４とは引懸らな
い。矢印３５の方向に見て最后の突起３４の所で
爪３２は突起３４と引懸る様に下方に向つて旋回
し、かくして最后のフイルター板の突起を引懸け
矢印３５の方向に連行する。

図示（第３，４および５図）の実施例では結合
装置が設けられており、該結合装置は腕３０上に
回動可能に支承され、ばねの力を受けているＳ字
形の２重爪から成り立つており、その際図示され
ていないばねの力は矢印３７の方向に作用してい
る。突起３４はこの場合、上記２重爪３６と固着
し、爪３２が２重爪３６を引懸けた時、ばねの力
の作用に抗して爪３６が回転し、かくして引き離
されるべきフイルター板がその他のフイルター板
堆積から離され、この様にしてフイルター板は順
次１枚宛引き離され、その他の堆積物の結合が互
に解除されることがない。

ローラー２７，２８および３８の配置は第４図
に示した平面図によつて明らかである。該平面図
から更に、案内担持体１の梁部２４の１方の側面
に位置する腕２９および３０は、個々のフイルタ
ー板が密着して締め付けることができる様に曲げ
られている。

第３図の−線に沿う断面図が第５図に示さ
れており、該図により更に詳細な構造が示されて
いる。図示されている実施例では、ローラー２８
の案内レール２１並びにローラー３８の案内レー
ル２３は夫々適合した型鋼により造られ案内担持
体１と固く結合している。ローラー３８の案内レ
ール２３はこの際、案内ローラー３８の上部と僅
かな距離で終つている突出した縁３９により、最
も都合が悪い時、即ちローラー３８が持ち上げら
れる場合でも、上記突出縁によつてローラー３８
をおさえる様になつている。

ローラー２８，３８は夫々軸承ボルトを介して
夫々の腕２９，３０に結合しているが、ローラー
２７はねじ込みボルト４０に差し込まれているの
みである。このことは破損したフイルター板を交
換するため、ボルト４０をゆるめて引抜いた后で
そのフイルター板を僅かに持ち上げ案内レール２
３のまわりに回転させ、ローラー３８を案内レー
ルから持ち上げることができる特徴を有する。

第５図には更に略図によりフイルター板移動装
置が示されている。この装置は案内レール２３の
上部に固定されそして２つの案内４１，４２を有
し、これらの案内上を夫々ローラー４３に支えら
れて移動鎖３１の上部部分および下部部分が導か
れている。略図によつて示された爪３２はこの
際、上記鎖３１に関節止めされている。ローラー
３８の支承ボルト上には、腕３０の反対側に、ば
ねの力を受けている２重爪３６が結合・連行装置
として支承されている。

第６図の部分断面図が示す如く、横梁１３は、
フイルター板５と夫々両端でねじ４４により固着
される。第７図の拡大断面図に示した様に、横梁
１３に設けられるねじ４４のための貫通孔４５
は、充分な遊隙を有する寸法となつている。横梁
１３は硬いばね要素、例えば板ばね４６を中間に
はさんでフイルター板５にねじ止めされ、従つて
力が作用した時、横梁はフイルター板に対して傾
くことが可能である。

横梁とフイルター板を通る垂直な中心軸上には
フイルター板上部縁から突出している中心筒４７
が設けられ、該中心筒のフイルター板から突出し
た上端は球状に形成され、かくして横梁１３は、
力を受けた場合、板ばね４６により定められる範
囲で傾くことができるが、フイルター板の中心軸
は横梁に対し、従つてまた懸垂装置に対し正確な
位置を保つている。この構造は更に僅かではある
が、垂直中心軸４８のまわりでの、フイルター板
に対する横梁の回転を可能にしている。かくして
フイルター板が相互に斜めになつている時、締め
付けの力によつて、力が懸垂装置に伝達されない
様に、フイルター板をならわせることができる。
また板ばね４６は、締め付けられてはいないが相
互に結合されているフイルター板がフイルターケ
ーキの重量によつて開口するのを避ける程の強さ
を持つていなければならない。

第２図の説明に付加的に、案内レール２０，２
１と案内レール２３との距離は、ローラー１８を
有する腕１５が隣接するフイルター板の案内腕１
６の下を通つて導かれる程大なる距離を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は締め付けられた状態にある板状フイル
タープレスの側面図、第２図はフイルター板懸垂
装置の斜視図、第３図はフイルター板懸垂装置の
別の実施例の拡大側面図、第４図は第３図に示し
た実施例の平面図、第５図は第３および４図に示
した実施例の部分断面正面図、第６および７図は
フイルター板懸垂装置とフルター板との間の結合
構造の１つの実施例を示す。 図において、１……案内担持体、５……フイル
ター板、１３……横梁、１４，１５，１６……
腕、１７，１８，１９……案内要素（ローラ
ー）、２１，２２，２３……案内レール、２４…
…梁部、２５，２６……運動方向、２８……案内
要素（ローラー）、３１……フイルター板移動装
置、３２……爪、３４……突起、３６……２重
爪、２８……案内要素（ローラー）、４６……引
戻し要素（板ばね）、４８……垂直中心軸であ
る。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 推移可能なフイルター板が案内担持体に懸垂
   支承されている板状フイルタープレスにおいて、
   夫々のフイルター板５には案内担持体１の案内レ
   ール２１，２２，２３上を走行する３箇の案内要
   素１７，１８，１９、特にローラーが固着されて
   いること、ほぼ向き合つた位置にある２箇の案内
   要素１７，１８は案内担持体１の第１の案内面上
   を案内され、第３の案内要素１９は案内担持体に
   設けられた第１の案内面に平行な第２の案内面上
   を案内されることおよび上記第３の案内要素１９
   は、フイルター板の運動方向２５，２６に見て、
   別の２箇の案内要素１７，１８から或る距離を隔
   てて案内担持体１上に載つていることを特徴とす
   る板状フイルタープレス。 ２ 特許請求の範囲第１項記載の板状フイルター
   プレスにおいて、第３の案内要素１９の案内レー
   ル２３は別の２箇の案内要素１７，１８の案内レ
   ール２１，２２の間に位置することを特徴とする
   板状フイルタープレス。 ３ 特許請求の範囲第１項または第２項記載の板
   状フイルタープレスにおいて、案内担持体１とし
   て断面丁型の梁が用いられ、丁型のフランジ縁２
   ２が第１の案内面を形成しそして丁型の梁部分２
   ４には第３の案内要素１９のための第２の案内レ
   ール２３が設けられていることを特徴とする板状
   フイルタープレス。 ４ 特許請求の範囲第３項記載の板状フイルター
   プレスにおいて梁の部分に向いている内側担持縁
   が第１の案内面を形成することを特徴とする板状
   フイルタープレス。 ５ 特許請求の範囲第１項から第４項までのうち
   のいずれか一つに記載の板状フイルタープレスに
   おいて、第１の案内面の案内要素２８を支える点
   は、フイルター板の面から或る距離を隔て、特に
   第３の案内要素３８が位置する側と反対側のフイ
   ルター板５の側面側に位置することを特徴とする
   板状フイルタープレス。 ６ 特許請求の範囲第１項から第５項までのうち
   のいずれか一つに記載の板状フイルタープレスに
   おいて、第３の案内要素１９，３８に結合装置お
   よび（または）連行装置３４，３６が配置され、
   該装置はフイルター板移動装置３１の連行体３２
   と結合可能となつていることを特徴とする板状フ
   イルタープレス。 ７ 特許請求の範囲第１項から第６項までのうち
   のいずれか一つに記載の板状フイルタープレスに
   おいて、案内要素１７，１８，１９は横梁、特に
   腕１４，１５，１６に結合され、フイルター板５
   は横梁に固定されていることを特徴とする板状フ
   イルタープレス。 ８ 特許請求の範囲第７項記載の板状フイルター
   プレスにおいて、横梁１３は与えられた量だけ長
   手軸のまわりに回動可能な如くフイルター板５に
   結合されていることおよび弾性的な引き戻し要素
   ４６が設けられていることを特徴とする板状フイ
   ルタープレス。 ９ 特許請求の範囲第８項記載の板状フイルター
   プレスにおいて、横梁１３は垂直軸４８のまわり
   に回動可能な如くフイルター板５と結合している
   ことを特徴とする板状フイルタープレス。