JPS6139847A

JPS6139847A - 円筒型リニアパルスモ−タ

Info

Publication number: JPS6139847A
Application number: JP16082984A
Authority: JP
Inventors: Hirobumi Ota; 博文大田
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1984-07-30
Filing date: 1984-07-30
Publication date: 1986-02-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えばワードプロセッサの７０ツピーヘツ
ドドライブ等に用いられる円筒型リニアパルスモータに
関する。

（ロ）発明の背景従来のこの種のリニアパルスモータとして社例えば実開
ｔｉｌｌ（５８−９７７５９号公報に記載のものが知ら
れている。

すなわち、このリニアパルスモータ＃′ｉ第３図に示す
如く、用筒状固定子４１の中心にその軸線にそってガイ
ド軸４２を配設し、このガイド軸４２に軸受４３を介し
て移動子４４を摺動可能に取り付けている。

そして、この移動子４４は中央の永久磁石４５と、その
左右両側に連結したヨーク４６．４７とからなり、これ
ら各ヨーク４６．４７の中央凹部にコイル４８．４９を
巻回すると共に、前述の各ヨーク４６．４７におけるコ
イル４８．４９をへだてた左右に磁極歯５１．５２．５
３．５４をそれぞれ形成したものである。

また、これらの各磁極歯５１〜５４は、固定子４１の磁
極歯５０に対して、Ｉ相磁極歯５１を基準にすると、夏
相磁極歯５２は１／２ピツチ、ｌ相磁極歯５３は１／４
ピツチ、ｌ相磁極歯５４Ｆｉ３／４ピッチ位相をずらせ
ている。

暑上記構成の従来のリニアパルスモータ等価磁気回路は第
４図の通りである。

つまり、Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３，Ｒ４はそれぞ五二相、１相
、工相、ｌ相の磁気ギャップ部分の磁気抵抗、Ｒ５ｔｉ
５定子４１の磁気抵抗、ＲＹＨヨーク４６．４７の磁気
抵抗、ＦＦｉ氷久磁石４５の起磁力を表わし、同図の如
き回路構成となる。

これにより、従来“のリニアパルス千−夕では永久磁石
４５から１相磁極歯５１までの距離と、■相磁極歯５２
までの距離とが互に異なるので、磁気抵抗の差（ＲＹ十
Ｒ５）が生じる。

したがって、コイル４８に通電して保持力特性を測定す
ると、ｉ図に示す如く、■相と１相とで推力に差が生じ
、このような各相間の推力差は、リニアパルスモータと
してのダイナミック特性、すなわち、整定時間あるいは
自起動周波数のばらつきとなる問題点を有していた。

なお、特開昭５０−９８６１８号公報に既に開示されて
いる如くフラット型のリニアパルスモータにおいてはス
ケールおよびスライダの磁極歯対向面積を変えて各相銀
の保持力を等しくするものがあるが、円筒型のリニアパ
ルスモータにおいては、このような先行技術は存在しな
い。

（ハ）発明の目的この発明は、移動子の各相間における推力差（推力変動
）を小さくシ、以ってダイナミック特性、位置決め精度
の向上を図ることができる円筒型リニアパルスモータの
抵供を目的とする。

仲）発明の要約この発明は、移動子における各ヨークの反永久磁石側（
永久磁石に遠い外側）の磁極歯数を、永久磁石側（永久
磁石に近ｍ１１りの磁極歯数よシも大と成した円筒型リ
ニアパルスモータであることを特徴とする。

（ホ）発明の効果この発明によれば、移動子の各相の磁極歯の数を変える
ことにより、永久磁石よりみた各相の磁気ギャップ部で
の磁気抵抗が等しくなるので、相聞の推力差を小さくす
ることができる効果がある。

したがってダイナミック特性、位置決め精度の向上を図
ることができる。

（ハ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は円筒型リニアパルス門−夕を示し、第１図に驚い
て、ｌは用筒状の固定子で、この固定子ｌの内周面Ｋｌ
／−１多数のリング状の磁極歯２・・・を一体形成して
いる。

また、この固定子ｌ内の中心部Ｖｒ、、はその軸線にそ
ってガイド軸３を配設し、このガイド軸３に軸受４を介
して移動子５を摺動可能に取り付けて−る。

そして、この移動子５＃ｉ中央の永久磁石６と、その左
右両側に連結したヨーク７．８とからなり、これら左右
の各ヨーク７．８の外周略中央部分の凹溝にコイル９．
ｌＯを巻回すると共に、これら各・ローフ７．８におけ
るコイル９，１ｏをへだてた左右に磁極歯１１，１２．
１３．１４をそれぞれ形成している。

ここで、Ｉ相磁極歯１１を基準にすると、１相磁極歯１
゛２はｌ／２ピツチ、夏相磁極歯１３＃ｉ１／４ピツチ
、工相磁極歯１４は３／４ピッチ位相°をそれぞれずら
せている。

しかも、反永久磁石側の１相、二相の磁極歯１１．１４
の数を３とし、永久磁石側の■相、！相め磁極歯１２．
１３の数を２として、磁極歯１１．１４０数〉磁極歯１２．１３の数の関係式
が成立するように構成している。

図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下作用
を説明する。

第１図において９６ｍは永久磁石６による磁束、φ９は
左側のコイル９により発゛生ずる磁束を示し、移動子５
の１相磁極歯１１と、固定子１の磁極歯２とが互に対向
した状態になっている。

この状態下において、左側のコイル９への通電を遮断し
、右側のコイル１０に通電し第１図の矢印方向の磁束？
１０を流すと、この磁束９！１１０発生部位における移
動子５例の磁極歯が固定子ｌ側の磁極歯２と対向するよ
うに移動子５Ｆｉ右方向へ歩進する。

同様に１相、！相の磁極歯１２．１４を、固定子１の磁
極歯２に対向させるように各コイル９゜１０に通電する
と、移動子５／Ｉｉ右方向へ推進移動する。

ここで、前述の移動子５の各相の磁極歯１１゜１２．１
３．１４のＩｉｌ：は、Ｉ相、■相では３に、また■相
、ｌ相でＦｉ２に七れぞれ選定して、永久磁石６よりみ
た各相の磁気ギャップ部での磁気抵抗が等しくなるよう
に形成している。

つまり、■相、！相の磁極歯１１．１４の数を、１相、
Ｉ相の磁極歯１２．１３０数よりも大とし、Ｉ相および
１相の磁気抵抗（磁気ギャップ部分の磁気抵抗と、固定
子ｌの磁気抵抗と、ヨークの磁気抵抗との総和）が■相
および１相の磁気抵抗（磁気ギャップ部分の磁気抵抗）
と等しく成るように形成しているので、各相間の推力差
は第２図に示す如くほとんどなくなる。

したがって、移動子５を滑らかに推進移動させることが
でき、ダイナミック特性、位置決め精度の向上を図るこ
とができるのである。

【図面の簡単な説明】

図面社との発明の一実施例を示し、第１図は円筒型リニアパルスモータの断・面図、第２図
はその特性図、第３図は従来例のリニアパルスモータの断面図、１・・
・固定子　　　　、　　２・・・磁極歯５・・・移動子
　　　　　　６・・・永久磁石７．８・・・ヨーク１１．１２，１３．１４・・・磁極歯代理人　弁理士　永　１）良　昭第１図第４ｍ第５図

Claims

【特許請求の範囲】１、多数の磁極歯を有する用筒状の固定子と、各別にコ
イルを有する左右のヨークを永久磁石の左右両側に取り
付けた移動子とからなり、前記各ヨークのコイルをへだ
てた左右に磁極歯をそれぞれ形成してなる円筒型リニア
パルスモータであって、前記各ヨークの反永久磁石側の磁極歯数を、永久磁石側
の磁極歯数よりも大と成した円筒型リニアパルスモータ。