JP3178616B2 - アウターロータ型ステッピングモータ - Google Patents
アウターロータ型ステッピングモータInfo
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Description
磁巻線を備え、回転子を可変レラクタンス式としたアウ
タ−ロ−タ型ステッピングモ−タに関する。
するごとく配設され、複数の磁極を放射状に形成し夫々
の磁極に励磁巻線が巻装された固定子鉄芯とで固定子を
構成し、該固定子の内周面に可変レラクタンス式回転子
を配したアウタ−ロ−タ型ステッピングモ−タは従来技
術として存在する。図5及び図6は従来技術に成るイン
ナ−ロ−タ型ステッピングモータの例を示す正面図と側
面断面図である。
(本図では8)の固定子磁極が内側へ放射状に突設され
てそれぞれの磁極に卷線22, 28が巻装されている。
回転子鉄心23, 24は永久磁石25を挟持する様に配
設され、軸方向に着磁された該永久磁石25により、本
図では23がN極、24がS極に磁化され、それぞれ固
定子磁極の内周面とエアギャップ26, 27を介して対
向する如く回転自在に軸支されている。
鉄芯23, エアギャップ26を通過して固定子鉄芯21
に入り、別の位置のエアギャップ27を通って他方の回
転子鉄芯24に帰る磁路を形成する。本図に於いて、卷
線22に交番電流を流し固定子磁極がS極に磁化される
場合は、卷線22によって一方の回転子鉄芯23に対向
している固定子磁極では、巻線22と差交する磁束が回
転子鉄芯23の磁束と重なって強め合うので、該回転子
鉄芯23の極歯と巻線22で励磁される固定子側の極歯
とは互いに吸引し合い他方、回転子鉄芯24と対向して
巻線22で磁化される固定子側の極歯は、同じく巻線2
2でS極に磁化されており、回転子鉄芯24も又S極な
ので磁束は互いに弱め合う(減算)事になる。
ギャップ26で対向している固定子磁極の極歯と回転子
鉄芯23の極歯により成され、エアギャップ27で対向
している固定子磁極の極歯と回転子鉄芯24の極歯はパ
−ミアンスの最小の位置関係に向おうとする。即ちエア
ギャップ26では、巻線による磁束と永久磁石の磁束が
強め合う加算状態となり、エアギャップ27では弱め合
う減算状態となる。こうして巻線22に交番電流を流す
ことによりエアギャップ26, 27の加算・減算状態が
交互に変わり、巻線22, 28に電気角で90゜位相の
異なる交番電流を流すことにより、回転子は歩進回転す
る。これが、いわゆるインナ−ロ−タ・HB(ハイブリ
ッド)型ステッピングモ−タの回転原理である。
のと全く同一原理で回転するアウタ−ロ−タ型ステッピ
ングモ−タの従来技術の例である。図7は正面図、図8
はその側面断面図を示すもので、固定子鉄芯31, 3
1’は永久磁石33を挟んで対向し、それぞれの固定子
磁極31−1〜31−8及び31−1’〜31−8’
は、その先端にそれぞれ複数の極歯を備え、夫々対を成
す固定子磁極毎に双方に跨る様に巻線32−1〜32−
8が卷装されている。そして上述の対を成す固定子鉄芯
31, 31’は、それぞれの固定子磁極31ー1〜31
ー8と31ー1’〜31ー8’が互いにロ−タ歯ピッチ
の1/2ピッチずれた位置となる様に配置される。一方
の固定子磁極31−1〜31−8はエアギャプ34を、
他方の固定子磁極31ー1´〜31−8´はエアギャッ
プ35を介して回転子36と対向し、該回転子36の内
周には固定子磁極31ー1〜31−8の外周先端に設け
られた極歯と同ピッチの極歯が等ピッチで設けてある。
そして、エアギャップ34, 35において図5, 図6に
示すインナ−ロ−タ型ステッピングモ−タと同様に巻線
の磁束と永久磁石の磁束の強め合い、弱め合いが発生
し、巻線群32−1, 32−3, 32−5, 32−7を
一つの相として交番電流を流し、残りの巻線群32−
2,32−4, 32−6, 32−8を第2相として90
゜位相の異なる電流を流すことで回転子は歩進回転す
る。
6のものに比べて回転子直径が大きく取れる為、高トル
クを出すことができる長所がある。しかし該構造の従来
技術は、例えば特公平3−4153にも記載されている
様に、固定子磁極の数が4以上の偶数である必要があ
り、図7, 図8において、例えば対を成す固定子磁極3
1−1と31−1´は回転子の極歯ピッチの1/2だけ
位相ずれを設ける必要があった。
向の吸引力は、例えば、固定子磁極31−1と同31−
5では機械角で180゜ずれた点で引合う為回転軸の軸
心に働く力は理論的にはキャンセルされて零となる筈で
あるが、該構成では固定子が内側に配置される為、回転
子36を軸支する軸受構造が片持構造となり、軸支の剛
性や精度を考えると現実にはエアギャップ34, 35を
360゜全周に亘って均一に保つことは困難である。
又、対を成す固定子磁極31−1, 31−1’を1/2
ピッチずらせる事は、同じ寸法形状の固定子鉄心を併用
する場合、巻線を巻装するスロットを1/2ピッチずら
せる事になり、巻線を困難とする。一方、対の固定子磁
極31−1と31−1’を予め1/2ピッチだけずらせ
た異なる形状の別部材とし、これを併用する事は必然的
に経済上の問題を伴う。
ローター型ステッピングモータにおいては上述の如き従
来構造での問題点を解決し、下記の如き課題を実現する
事を目的とする。 (1)アウタ−ロ−タ型で高トルクを確保しながら、片
持構造の侭での低振動と位置決め精度を向上させる。 (2)ロ−コストでの微小ステップ角が得られる構造と
する。
ータ型ステッピングモータは、円環状ヨ−ク外側方向放
射状に等ピッチでQ個の磁極が植設され、該Q個の磁極
それぞれの外周に1以上で等数の極歯が設けられている
固定子鉄心を2ケ同心に配置し、該2ケの固定子鉄芯で
円環状の永久磁石を同軸状として挟む様に配設し、固定
子巻線をP相とした時、Q=mP(但し、mは1以上の
奇数、Pは3又は5、Qは15以下の奇数)の関係を有
し、前記永久磁石を挟んで対向するポ−ル対を回転軸方
向に同位置に配置すると共に、該ポ−ル対に跨って巻線
を巻装して固定子と成し、高透磁率の磁性体より成り、
その内周面の全周に亘ってZr個の極歯を等ピッチで設
け、軸方向に略2分する如く互いに1/2ピッチで歯ず
らしした状態で磁気的に結合せしめ回転子とし、且つ数
1に示す関係を有し、且つ/若しくは給電端子数を固定
子卷線の相数と等しくする如く構成される。
るアウターロータ構造の有利性を損なう事無しに、安価
な高精度の微小角動作の可能なステッピングモータを実
現できる如き作用効果をもたらす。
面断面図である。本発明は、固定子鉄芯1に植設される
磁極数が奇数である事を特徴とする。該実施例では9ケ
の構成とし図1にQ1 〜Q9 で該磁極群を示すが、説明
の簡略化の為に実際にはそれぞれの磁極先端に形成され
る複数の極歯を省略している。又、上記9ケの固定子磁
極Q1 〜Q9 にはそれぞれ巻線6が巻装され、該巻線6
は前記9ケの固定子磁極Q1 〜Q9 の機械角で120゜
離れたものを同相として接続され3相巻線として形成さ
れるもので、第1の相に属す巻線6は、図1に示す如く
磁極Q1, Q4, Q7 に巻装され接続されており、図1で
は省略している第2相に属す巻線6は磁極Q2, Q5, Q
8 に、同じく第3相に属する巻線6は磁極Q3, Q6, Q
9 に、それぞれ巻装される。従って例えば第1の相の巻
線6に通電すると、磁極Q1, Q4, Q7 が同極に磁化さ
れるが、永久磁石2を挟んで配置される固定子鉄芯1と
固定子鉄芯1’とは双方の磁極位置を同じとして軸方向
に対向し、しかもそれぞれが同じ巻線6で磁化される。
9 の外周面にエアギャップを介して対向する様に配設さ
れ、前記固定子磁極Q1 〜Q9 と対向する内周面に24
ケの回転子側極歯を形成している。該回転子は軸方向に
ほぼ2分する構造をしており、前記固定子鉄芯1とエア
ギャップ4を介して対向する一方の側3の内周面には所
定のピッチと数の極歯が形成され、他方の固定子鉄芯
1’と対向するエアギャップ5側3’の内周面には、等
ピッチ, 同数ではあるが前記極歯ピッチの1/2角度だ
け円周方向にずらせて極歯が位置する様に両者が一体固
着され回転自在に軸支される。
に通電する事により、回転子が固定子鉄芯1の磁極Q1,
Q4, Q7 と対向するエアギャップ4においては磁束は
強め合う事になり、固定子鉄芯1’の磁極Q1', Q4',
Q7'側のエアギャップ5では弱め合う事になる。即ち、
巻線6に交番電流を通電する事によりエアギャップ4,
5での磁束の強め合い, 弱め合いが交番し、第2相巻
線, 第3相巻線にそれぞれ電気角60゜ の位相差の交番
電流を通電する事で歩進, 回転する。
極の磁化を第1相と逆極性とする。例えば第1相に属す
る磁極Q1, Q4, Q7 がN極で強められる時は、第2相
に属する磁極Q2', Q5', Q8'がS極で強められる為、
磁極Q1, Q4, Q7 を出た磁束はエアギャップ4, 一方
の回転子極歯部3, 他方の回転子極歯部3’を通ってS
極の磁極Q2',Q5', Q8'に進む事になる。回転子鉄芯
をほぼ2分し両者を互いに極歯ピッチで1/2ずらせて
配置する目的は、上述磁路を形成する事にある。
子の磁極数が15, 回転子極歯数が21の組み合わせで
5相巻線を備える例である。第1相巻線は磁極Q1 〜Q
15の内、機械的に120゜分離されたQ1, Q6及びQ11
に巻装され、第2相分は磁極Q2, Q7, Q12、第3相分
は磁極Q3, Q8及びQ13、第4相分はQ4, Q9, Q14、
第5相分はQ5, Q10, Q15に、それぞれ巻装される。
該第2の例でも説明を簡単にする為、固定子磁極Q1 〜
Q15の先端の複数の極歯はこれを省略しており、前述第
1の例と同じく固定子、回転子の構造及びエアギャップ
での磁束の強め合い、弱め合いの状態も同じであるので
説明は省略する。
3で、該例では各磁極先端に極歯を3ケ形成しており、
回転子極歯数を16としたもので、磁極Q1, Q2, Q3
にはそれぞれ巻線C1, C2, C3 が巻装されている。該
例は、図1, 図2に示す第1の例や図3に示す第2の例
と少しその目的が異なるもので、固定子磁極Q1, Q2,
Q3 と、永久磁石を挟んでこれと対向する他方の固定子
磁極Q1´,Q2´, Q3´(図示を省略している)とは同
じ位置に配置される。
組合せは同じであるが、第1相分の巻線C1 が磁極Q1
のみに、第2相分の巻線C2 が磁極Q2 のみ、第3相分
巻線C3 が磁極Q3 のみに巻装される為、上述の2つの
実施例でのラジアル力のキャンセル効果は無いが、磁極
数が3で構造がシンプルである為コストの面で有利であ
る他、3相の構造である効果で、2相構造のものに対し
同一サイズではスッテップ角度を小さく出来るという効
果がある。
とすることにより、Q=mPでm=3とすることによ
り、図1, 図2に示す如く1相分の固定子磁極の極歯と
回転子側の極歯間の吸引力が120゜分離した点で回転
軸に作用する為、3点のベクトル合成でキャンセルされ
る事になり、従来技術での偶数個の磁極での180゜分
離した2点でのキャンセルに対し、キャンセル度がより
改善される訳である。又、アウタ−ロ−タ構造では、回
転子を軸支する軸受は片持構造となる為、エアギャップ
を均一に保持する事は難しく、この面からも吸引力の作
用する箇所が2点より3点、3点より5点と増加させて
吸引力のラジアル力を分散してキャンセルした方がキャ
ンセル度がより改善される。このベクトル和が零でない
と回転時に振動・騒音の原因になり易く、ステップ角精
度や回転子の位置決め精度も悪化し易い。
いう事は固定子磁極数Qが大きくなる事であり、磁極の
増加は巻線を複雑にするので経済的には限界がある。本
発明に成るアウターロータ型ステッピングモ−タの用途
は、OA機器の、例えばレ−ザ−ビ−ムプリンタのドラ
ム駆動の如き定速回転制御用を主目的としている為、実
用上からQは15以下とした。
は、実施例の図4の様になり、前述した低振動・低騒音
の効果は無くなるが磁極が少なく経済的に有利になる
為、振動・騒音のあまり問題にならない用途にはm=1
とする構造も利用可能である。ステッピングモ−タのス
テップ角θs は、数2で決まる為、固定子磁極数Qが小
さくても相数Pが3又は5で、回転子側極歯数Zrが2
相構造のものと同程度ならθsは小さくできる。
め精度は一般的に、ステップ角θsが小さい程向上す
る。これは位置決め量θをθ=Nθs とすると、θs が
小さいとNが大きくなり、ステッピングモ−タの誤差が
θs の3〜6%程度の水準でほぼ一定である事から、相
対的に精度が向上するのである。従って、2相モ−タよ
り磁極数Qが小さくても相数Pの効果で位置決め精度が
良くなる場合があり、m=1の存在理由がここにある。
実用上Qは15以下と限定してある。
mPを代入し、Zrについて解くことで求められる。
P相ステッピングモ−タのステップ角を表している。数
1でP=3、m=3の場合、nをパラメ−タとした時の
回転子側極歯数Zrとステップ角θs の関係を表2に示
す。
=15であるが、この場合は1相が5個の磁極で構成さ
れており、前述のラジアル吸引力を機械角72゜離れた
5点で分散キャンセルさせる事になり、より低振動、低
騒音化に適したものと言える。 又、別の構成例として
数1でP=5、m=3の場合、nをパラメ−タとした時
の回転子側極歯数Zrとステップ角θs の関係を表3に
示す。
が、この場合は1相が5個の磁極で構成されており、前
述のラジアル吸引力を機械角72゜離れた5点で分散し
てキャンセルさせる事になり、より低振動・低騒音化に
適したものと言える。
選択によりト−タルコストを小さくする事ができる。3
相ステッピングモ−タ、5相ステッピングモ−タ共に、
各相巻線の巻始め同士, 巻終わり同士を短絡する方法が
ある。図9はa, a',b, b',c, c' で示す6端子構
造の3相モ−タで、磁極A,B, CがそれぞれN, S,S
に磁化された状態を示し、図10は各巻線の巻終わり端
同士を短絡して入力端子をa, b, cの3とした例で、
aを(+)電源に、bとcを(ー)電源にスイッチング
素子で接続する事により各磁極A, B, Cの極性をそれ
ぞれN、S、Sとする事ができる。各入力端子a, b,
cの極性は自由に選べる為、各磁極, A, B, Cの極性
もその範囲内で自由度があり、回転磁界を作る事がで
き、本発明のステッピングモ−タを駆動することができ
る。
グモ−タの簡略図であり、磁極A,B, C, D, Eが
N,N,S,S,O(無極性,Eは無励磁)に磁化され
た状態を示すもので、図12は該5相ステッピングモ−
タの各巻線の巻終わり端同士を短絡した構成であり、該
構成では入力端子が5ケとなり、端子a, bを(+)電
源に、端子c, dを(ー)電源に、端子eは電源に非接
続とする事で、磁極A,B, C, D, Eが図11と同様
な極性となり、これは前述図10に示す3相の場合と同
じであり、図12においても各端子a, b, c, d, e
の電源の極性は自由に選択できる事から、その範囲内で
各磁極A〜Eの極性も任意に選択する事ができ、従って
回転磁界ができる様に各端子a, b,c, d, eの電源
極性をスイッチング素子で選べば、本発明の5相ステッ
ピングモ−タを駆動できる。
各相巻線の巻終わりと巻始めを順にリング状に結合する
事によっても給電端子数を減らすことができる。図13
は、前述図9において、端子aとb, bとc, cとaと
をそれぞれ結合し、その結合点をa, b, cとして3端
子とし、aを(+)、bを(ー)、cを(+)とした状
態を示し、各磁極A, B, Cの極性はそれぞれN,S,
O(無極性)となる。磁極Cの巻線には端子aと端子c
が(+)の同電位となり電流が流れない。
り端と巻始め端を順にリング状に結合しその結合点を5
つの入力端子とした場合であり、aとeを(+)、cを
(−)に、bとdを電源に非接続とする事で各磁極A,
B、C,D, Eを図11及び図12と同様な極性を得ら
れる事を示している。こうして図13, 図14も回転磁
界を作る事が可能で、本発明のステッピングモ−タを駆
動させることができる。
由は、相数Pが偶数であると図13や図14の如くリン
グ状結線にした時に回転磁界がうまくできないので、3
入力端子、5入力端子を実現する為である。例えば図1
3で磁極AはN極で出発して次にS極となる必要がある
が、4相モ−タ等の偶数ではS極に変わらず又N極とな
り、この様なリング結線で回転磁界を実現するには特別
な工夫を要するのである。
m=5の場合は、片持軸受構造でも低振動・低騒音で、
且つ高トルク・高精度のアウタ−ロ−タ型ステッピング
モ−タを提供できる。 (2)Q=mPにおいてm=1の場合には、3相又は5
相モ−タの効果を残しながら安価で高トルクのアウタ−
ロ−タ型ステッピングモ−タを提供できる。 (3)永久磁石を固定子側に配設するので、回転子側に
設けるより面積を大きく取れ効率が良い。 (4)永久磁石を挟んだ2つの固定子のスロットがずれ
ていない為、巻線が容易である。 (5)相数を奇数とし3端子又は5端子入力でも駆動出
来、安価な駆動手段で高トルクが出せる。
ある。
ある。
:固定子鉄芯 2,25,33
:永久磁石 3,3',23,14
:回転子鉄芯 36
:回転子 4,5,26,27,34,35
:エアギャップ 6,C1〜C3,22,28,32−1〜32−8 :
巻線 31−1〜31−8,31−1'〜31−8',Q1〜Q
15,Q1'〜Q15':固定子磁極
Claims (2)
- 【請求項1】円環状ヨ−ク外側方向放射状に等ピッチで
Q個の磁極が植設され、該Q個の磁極それぞれの外周に
1以上で等数の極歯が設けられている固定子鉄心を2ケ
同心に配置し、該2ケの固定子鉄芯で円環状の永久磁石
を同軸状として挟む様にした構造のアウタ−ロ−タ型ス
テッピングモ−タにおいて、固定子巻線をP相とした
時、Q=mP(但し、mは、3以上の奇数である、Pは
3又は5、Qは15以下の奇数)の関係を有し、前記永
久磁石を挟んで対向するポ−ル対を回転軸方向に同位置
に配置し該ポ−ル対に跨って巻線を巻装して固定子と成
し、高透磁率の磁性体より成り、その内周面の全周に亘
ってZr個の極歯を等ピッチで設け、軸方向に略2分す
る如く互いに1/2ピッチで歯ずらしした状態で磁気的
に結合せしめ回転子とし、且つ数1に示す関係を有する
こと、を特徴とする固定子に永久磁石を有するアウタ−
ロ−タ型ステッピングモ−タ。 【数1】Zr=m(P・n±(1−P)/2) (但しnは2以上の自然数) - 【請求項2】給電端子数を固定子巻線の相数と等しくし
たこと、を特徴とする請求項1記載のアウターロータ型
ステッピングモータ。
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-
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- 1991-11-18 JP JP32832991A patent/JP3178616B2/ja not_active Expired - Fee Related
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