JPS6139590Y2 - - Google Patents

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JPS6139590Y2
JPS6139590Y2 JP1988481U JP1988481U JPS6139590Y2 JP S6139590 Y2 JPS6139590 Y2 JP S6139590Y2 JP 1988481 U JP1988481 U JP 1988481U JP 1988481 U JP1988481 U JP 1988481U JP S6139590 Y2 JPS6139590 Y2 JP S6139590Y2
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JP
Japan
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valve body
valve
ink
ink chamber
pen tip
Prior art date
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JP1988481U
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JPS57132591U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインク室に充填したインクを弁体の移
動により開閉自在な弁孔を介してインクをペン先
へ供給する様構成したマーカーの改良に関する。
従来供るマーカーは実公昭48−36847等に開示さ
れる如くペン先を紙面等に押さえつけて筆圧によ
り弁を移動させ弁孔を開きペン先へインクを供給
する様構成しているがインク室のインクが直接ペ
ン先部分へ流入する構造となつているので液圧が
高くインクが供給過剰となつてボタ洩れする欠点
があつた。本考案は係る不都合を解消せんとする
ものである。
第1図乃去第3図は第1の実施例である。Aは
マーカー本体で1はインク容器であり内部は第1
のインク室2となつている。3は弁箱であり、容
器1の開口1′に密嵌されると共にそのつば部が
保持筒4を容器1に螺着することによつて両者間
に挟着固定されている。
弁箱3は箱体31と箱31の開口部に密嵌され
た蓋体32よりなつており、その内部は第2のイ
ンク室34となつている。箱体31の底部33と
蓋体32の中央部には夫々軸方向同心位置に第1
のインク室2と第2のインク室34を連通する第
1の弁孔35、第2のインク室34と保持筒4に
摺動自在に保持されたペン先5へ連通する第2の
弁孔36が穿設されている。
そして第1の弁孔35には該孔35を自然状態
で閉孔する第1の弁体37が装着されている。
第1の弁体37は先端部に鍔部37′と末端部
に第1のインク室2に突出し漸次拡大する拡大部
37″を有する形状となつており、底部33内端
と鍔部37′間に張設された強い弾発力を有する
スプリングS1によりペン先方向へ移動自在に弾発
されている。
又、第2の弁孔36には該孔36を自然状体で
閉孔する第2の弁体38が装着されている。
第2の弁体38は先端と末端に突出部38′,
38″を有する末端方向に向つて漸次拡大する笠
状に形成されており、末端が第1の弁体37先端
部の鍔37′に当接された第1のスプリングS1
り弱い弾発力を有するスプリングS2によりペン先
方向へ移動自在に弾発されており第1の弁体37
と第2の弁体38は同軸的に配設されている。
Kは第1の弁体37先端間と第2の弁体38の
末端間に形成された間〓である。
間〓Kは第2の弁孔36が開孔し得るに必要な
第2の弁体の移動距離となつている。
即ち第2の弁体38を第2のスプリングS2に抗
して末端方向へ移動した時第2の弁孔36は開孔
するが第2の弁体38末端が第1の弁体37の先
端鍔部37′に当接し更に末端方向へ移動しなけ
れば第1弁体37が末端方向へ移動して第1の弁
孔35を開孔しない構造となつている。
6は保持筒4の空間7に装着したスポンジ等よ
りなるインク吸収材でありその中心孔8より先端
がペン先5末端に当接された第2の弁体38の突
出部38′が突出している。
従つて、使用に当つてはまず第1のインク室2
及び第2のインク室34へインクを充填した状態
で公知のインクフリーマーカーの様に本体Aを把
持し、第2図に示す如くペン先5先端を下方に向
け例えば紙面Pに当接しA方向へ間〓Kに等しい
距離だけ軽く押圧するとペン先5は相対的にB方
向へ摺動すると共に第2の弁体38がスプリング
S2の弾発力に抗して移動し第2の弁孔36が開孔
する。そして第2のインク室のインクが第2の弁
孔36を通つてインク吸収材6に吸収されると共
に空間7内に充満し、毛細管作用によりペン先5
へ供給される。しかる後ペン先5の押圧を解くと
第2のスプリングS2の作用により、第2の弁体3
8は第1図に示す旧位置に復帰し第2の弁孔36
を閉孔し、この状態でペン先5、空間7、および
吸収材6に存在するインクが筆記により消費され
た時は第2図に示す様に再びペン先5を紙面Pに
当接し軽く押圧して間〓Kに等しい距離B方向に
移動させると第2の弁孔36が開孔して第2のイ
ンク室のインクが第2の弁孔36を通つて補給さ
れる。
補給後、ペン先5への押圧を解き第2の弁孔3
6を閉孔すると再び筆記することが出来る。この
繰返しにより第2のインク室34に充填されたイ
ンクが消費されるまで筆記できる訳であるがこの
時第1の弁孔35は閉孔している為に第2のイン
ク室34に充填されたインクに負荷される液圧は
小さく減圧に近い状態となる為にペン先5へイン
クが過剰に補給される恐れがない。又、ペン先5
の押圧具合により第2の弁孔36の開孔度の調節
が容易に行えるのでインクがボタ洩れすることな
くスムーズに筆記することが出来る。
第2のインク室34に充填されたインクが筆記
により消費された時は、同様にペン先5を紙面P
に当接してA方向へ強く押圧すると第3図に示す
如く第2の弁体38は第2のスプリングS2に抗し
て間〓Kに等しい距離移動した後第2の弁体38
の末端が第1の弁体37先端に当接し、その後更
に強い弾発力を有する第1のスプリングS1の弾発
力に抗して第1の弁体がB方向に移動して第1の
弁孔35が開孔し第1のインク室2に充填された
インクが該孔35を通つて第2のインク室34に
充填される。充填された後はペン先5への押圧を
解くと再び第1図に示す状態となり筆記可能とな
る。
本実施例に於ては第2のスプリングS2の末端が
第1の弁体先端に当接されているが、箱体の内周
面に段を形成して該段に当接しても良い。又、第
1の弁体先端と第2の弁体末端間に間〓Kを形成
し、第2のスプリングS2が圧縮され次いで第2の
弁体の末端即ち突出部38″末端が第1の末端先
端に当接した後第1の弁体が移動する様構成した
が前記突出部38″を省略して第2のスプリング
S2が最も圧縮される状態まで第1のスプリングS1
が圧縮されない様に、換言すれば第2のスプリン
グが最も圧縮されるまで第2の弁体を移動し更に
第2の弁体を移動しないと弁孔36が開孔しない
様に構成しても良い。尚スプリングは横U字状或
は断面ひし形等の板バネを使用しても良い。
第4図は第2の実施例である。
本実施例に於ては第2の弁体138がシリコー
ンゴム、NBR、クロロプレンゴム等の高弾性材
より形成されており自然状態でその末端138″
が第1の弁体137先端に当接されており、高い
弾発力を有する第1のスプリングS1を圧縮するこ
となく弁体138自身の有する弱い弾発力により
ペン先方向へ移動自在に弾発されている。
従つてペン先105を下方へ向けて軽い押圧力
で本体内に摺動すると第2の弁孔136は第1の
スプリングS1が圧縮されない状態で第2の弁体1
38が圧縮される範囲内で開孔し第2のインク室
134よりペン先105へインクが補給される。
更に強い押圧力を負荷すると第2の弁体138
先端が第1の弁体137先端に当接しているので
弁体137を第1のスプリングS1に抗して移動さ
せ第1の弁孔135が開孔し第1のインク室10
2のインクが第2のインク室134に充填され第
1の実施例同様使用することが出来る。
本実施例に於ては第2の弁体を高弾性材で形成
したのでスプリングを別途設ける必要がなく廉価
に製造できる利点がある。
尚第2の弁体138の突出部138″のみを高
弾性材で形成しても良いし別体としても良い。
又、ペン先の押圧により弁体を移動する様構成し
たが保持筒にレバーを摺動自在に挿入しレバーを
介して弁体を移動させる様に構成しても良い。
本考案は以上の様に構成したのでペン先へのイ
ンク補給時に過剰なインクが補給される恐れがな
くインクが完全に消費されるまでボタ洩れするこ
となくスムーズに筆記できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第1の実施例縦断面図。第2図、第3
図、第1の実施例の作用を示す縦断面図。第4
図、第2の実施例縦断面図。 A……マーカー本体、2,102……第1のイ
ンク室、34,134……第2のインク室、3
5,135……第1の弁孔、36,136……第
2の弁孔、37,137……第1の弁体、38,
138……第2の弁体、5,105……ペン先。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 インク室に充填したインクを弁体の移動によ
    り開閉自在な弁孔を介してペン先へ供給する様
    構成したマーカーに於て第1のインク室と第2
    のインク室に連通する第1の弁孔と第2のイン
    ク室とペン先に連通する第2の弁孔を配し、第
    1の弁孔を自然状態で閉孔する第1の弁体をペ
    ン先方向への強い弾発力で弾発すると共に第2
    の弁孔を自然状態で閉孔する第2の弁体を第1
    の弁体と同軸的に配設してなり第2の弁体はペ
    ン先方向の弱い弾発力により弾発していること
    を特徴とするマーカー。 2 自然状態で第1の弁体先端と第2の弁体末端
    間に第2の弁孔が開孔し得るに必要な第2の弁
    体が移動し得る距離の間〓を有する実用新案登
    録請求の範囲第1項のマーカー。 3 第2の弁体が高弾性体で構成されている実用
    新案登録請求の範囲第1項および第2項のマー
    カー。 4 自然状態で第1の弁体先端と第2の弁体末端
    が当接している実用新案登録請求の範囲第1項
    および第3項のマーカー。
JP1988481U 1981-02-13 1981-02-13 Expired JPS6139590Y2 (ja)

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JP1988481U JPS6139590Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13

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JP1988481U JPS6139590Y2 (ja) 1981-02-13 1981-02-13

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JPS57132591U JPS57132591U (ja) 1982-08-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011173340A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Mitsubishi Pencil Co Ltd 筆記具

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JPH055025Y2 (ja) * 1986-10-06 1993-02-09
JP2880865B2 (ja) * 1992-11-25 1999-04-12 ゼブラ株式会社 筆記具
JP4513996B2 (ja) * 1999-09-14 2010-07-28 株式会社サクラクレパス 塗布具

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