JPS6138680A - 計量装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、被計量物をその重量別に複数の重量選別段階
に選別するようにした計量装置に関するものである。

（従来技術） 本発明の属する技術分野における従来技術としては特公
昭５６−７７５１号公報に記載された計量装置があるる ところが、この従来の計量装置は、被計量物をその重量
別に選別する機能しか備えておらず、従って重量別に選
別された被計量物をさらに選別段階毎に所定重量づつ容
器に詰め込む場合（即ち、定量計量）には、重量選別さ
れた被計量物をさらに別設置の定量計量装置を用いて計
量しなければならず、装置か大型化し且つ作業が煩雑で
ありしかも作業能率が低劣であるという問題があった。

（発明の目的） 本発明は上記従来技術の項で指摘した問題点を解決又は
改善しようとしてなされたもので、被計量物をその重量
別に複数の重量選別段階に選別（重量選別作業）したの
ち、さらに各重量選別段階の各被計量物を所定重量づつ
容器内に取り込む（定量計量作業）ようにした計量装置
において、計量装置の小型化を図るとともに、計量作業
を簡略化して作業能率の向上を図ることを目的としてな
されたものである。

（目的を達成するための手段） 本発明は上記の目的を達成するための手段として、第１
図に示す如く被計量物の重量を検出して該検出重量に対
応する重量信号Ｓ１を出力する計量器２と、複数の重量
選別段階を有し且つ該各重量選別段階に対応する複数の
重量段階信号Ｓ２を出力出力される重量信号Ｓｌと前記
重量段階設定手段５１から出力される複数の重量段階信
号Ｓ２とを比較し前記重量信号Ｓｌが前記複数の重量選
別段階のいずれの重量選別段階に対応するのかを判別し
て所定の選別信号Ｓ３を出力する選別手段５２と、前記
選別手段５２から出力される選別信号Ｓ３を受けて重量
選別段階が決定された前記被計量物を前記重量選別段階
数と同じ区分数の容器側に搬送し且っ該被計量物の重量
選別段階に対応する容器内に取り込む搬送・取込み手段
５５と、前記被計量物の重量信号Ｓｔを前記重量選別段
階毎に累計して該各重量選別段階毎の累計重量を算出し
所定の累計重量信号Ｓ４を出力する演算手段５３と、曲
記重量選別段階毎に累計された累計重量値が予じめ設定
した設定値に達した場合に前記被計量物の前記容器への
取り込みを停止させる取込み停止信号Ｓ５を出力する搬
送・取込み制御手段５４とを備えたものである。

（作用） 本発明では上記手段によって、計量器から出力される重
量信号にしたがって被計量物をその重量別に所定の重量
選別段階に仕分けする（重量選別作用）とともに、各重
量選別段階に仕分けした各計量物を前記重量信号を利用
してさらに所定重量づつ自動的に累積計量する（定量計
量作用）という作用が得られる。

（実施例） 以下、第１図及び第２図を参照して本発明の好適な実施
例を説明する。

第２図には本発明実施例に係る計量装置Ｚが示されてお
り、図中符号１は被計量物３をストックするストッカー
であり、該ストッカーｌ内の被計量物３，３・・は、該
ストッカーＩに内蔵した送給装置（図示省略）により該
ストッカー１から順次１個づつ計量器２側に送給される
。

計量器２は、被計量物３を載置搬送する計量ベル）１３
と該計量ベルト１３によって搬送される被計量物３の重
量によって上下方向に変位せしめられる計量台１２とを
有し、該計量台１２の変位をロードセル（図示省略）の
出力変位として検出し、これを被計量物３の重量に対応
する重量信号Ｓ１として出力するように構成されている
。尚、この計量器２からの重量信号Ｓ１は、後述する如
く被計量物３の重量別の仕分は信号と重量累計信号及び
数量信号としてそれぞれ利用されるものであって制御器
５に入力される。

計量器２の搬送方向前方位置には、該計量器２によって
計量された被計量物３を順次能力側に搬送する搬送コン
ベア７が配置されている。この搬送コンベア７の一方の
側部には、５本のシリンダ８Ａ、８Ｂ・・が該搬送コン
ベア７の搬送方向に沿ってほぼ等間隔でしかも該搬送コ
ンベア７の搬送方向に直交する方向に向けて取り付けら
れている。

一方、搬送コンベア７の他方の側部のしかも該搬送コン
ベア７をまたいで前記各シリンダ８Ａ。

８Ｂ・・に対向する位置には、その流通方向中間位置に
シャッター１１Ａ、１１Ｂ・・を備えた被計量物導入部
材１０Ａ、ＩＯＢ・・がそれぞれその導入側の開口を該
各シリンダ８Ａ、８Ｂ・・側に向けた状態で配置されて
いる。またこの各被計量物導入部材１０Ａ、ＩＯＢ・・
の導出側の開口端部には、被計量物詰込み用の容器９Ａ
、９Ｂ・・がそれぞ′れ着脱自在に取付けられている。

従って、各シリンダ８Ａ、８Ｂ・・を伸長させることに
より搬送コンベア７上のしかも各シリンダ８Ａ。

８Ｂ・・の直前方位置に位置する被計量物３，３・・は
、各被計量物導入部材１０Ａ、１０Ｂ・・の各シャッタ
ー１１Ａ、Ｉ　ＩＢ・・が開いている場合にはそれぞれ
該各シリンダ８Ａ、８Ｂ・・の押込み力により各被計量
物導入部材１０Ａ、１０Ｂ・・を介して対応する各容器
９　Ａ、９　Ｂ・・内に押し込まれる。また各シャッタ
ー１１が閉じられている場合には、該各シャッター１１
Ａ、１１Ｂ・・の上流側に形成されるストックスペース
１４Ａ、１４Ｂ・・内において一時的にストックされる
。即ち、この実施例においては、搬送コンベア７と各シ
リンダ８Ａ、８Ｂ・・と各被計量物導入部材１０’Ａ、
ＩＯＢ・・で特許請求の範囲でいうところの搬送・取込
み手段５５を構成している。

尚、各シリンダ８Ａ、８Ｂ・・は、後述する如く制御器
５によってその作動が制御される。又、各シャッター１
１Ａ、ＩＩＢ・・は、後述する如く制御器５から取り込
み停止信号Ｓ５が入力された場合においてのみ閉じ、そ
れ以外の場合には開放状態のまま保持される。さらに、
前記各容器９Ａ。

９Ｂ・・は、それぞれ容器取替手段５５（第１図参照）
によって必要に応じて取替えられる。

制御器５は、第１図に示す如く被計量物３を重量選別す
るための５つの重量選別段階を有し且つ各重量選別段階
に対応する重量段階信号Ｓ２を出力する重量段階設定手
段５１と、該重量段階信号Ｓ２と前記計量器２から出力
される重量信号Ｓ１とを比較して現在計量されている被
計量物３の重量選別段階を判定して選別信号Ｓ３を出力
し、前記搬送・取込み手段５５の所定のシリンダ８Ａ、
８Ｂ・・を作動させる選別手段５２と、前記被計量物３
の重量信号Ｓ１を重量選別段階毎に累計して該各重量選
別段階毎の累計重量信号Ｓ４を出力する演算手段５３と
、各重量選別段階毎に累計された各累計重量値のうちど
れかひとつでも予じめ設定した設定値（即ち、各容器９
　Ａ、９　Ｂ・・にそれぞれ詰められる被計量物３の規
定総重量）に達した場合に前記搬送・取込み手段゛５５
の各被計量物導入部材１０Ａ、ＩＯＢ・・の各シャッタ
ー１１Ａ、、ＩＩＢ・・に、該シャッター１１Ａ、１１
Ｂ・・を閉じて被計量物３の流通を阻止させる取込み停
止信号Ｓ５を出力するとともに、容器取替手段５６に容
器取替信号Ｓ６を出力する搬送・取込み制御手段５４と
を有している。

尚、この実施例においては、重量選別段階を５段階に設
定し、前記各シリンダ８Ａ、８Ｂ・・を各重量選別段階
に対応させている。即ち、この実施例においては被計量
物３の重量Ｗが１００ｇ以下である場合を第１段階、重
量Ｗが１００ｇくＷ≦１２０ｇである場合を第２段階、
重量Ｗが１２０ｇ＜Ｗ≦１４０ｇてあ、る場合を第３段
階、重量Ｗが１４０ｓ＜Ｗ≦１６０ｇである場合を第４
段階、重量ＷがＷ＞３６０ｇである場合を第５段階とし
、第１段階においては第２シリンダ８Ａが作動（伸長）
し、第２段階においては第２シリンダ８Ｂが作動し、第
３段階においては第３シリンダ８Ｃが作動し、第４段階
においては第４シリンダ８Ｄが作動し、第５段階におい
ては第５シリンダ８Ｅが作動するように構成している。

又、この実施例においては、計量器２からの重量信号Ｓ
１を受（プて計量数量の累計を表示し、また累計重量信
号Ｓ４を受けて被計量物３の累計重量を表示する表示器
６を制御器５に付設している。

続いて、この計量装置Ｚの作動を第１図及び第２図を参
照して簡単に説明すると、ストッカー１内に供給される
被計量物３，３・・は該ストッカー１から順次１個づつ
計量器２側に供給され、該計量器２においてその重量か
計測されたのち、該計量器２から搬送コンベア７側に送
給される。

計量器２から順次被計量物３．３・・の重量に対応した
重量信号Ｓ１が制御器５に入力されると、先ず選別手段
５２において各被計量物３，３・・の重量がどの重量選
別段階に含まれるのかを該重量信号Ｓ１と重量段階信号
Ｓ２とから判別する。

判定の結果、例えば今、計量された被計量物３の重量信
号Ｓ１が１３０ｇに相当するものであったとすると、こ
の重量１３０ｇは第３段階に含まれるものであるため、
搬送・取込み手段５５に第３段階を示す選別信号Ｓ３を
出力して所定時間（即ち、今、計量された被計量物３が
第３シリンダ８Ｃのさせて被計量物３を第３段階に対応
する第３被計量物導入部祠１０Ｃを介して第３容器９Ｃ
に取り込む（重量選別作業完了）。

一方、演算手段５３においては、選別手段５２から人力
される選別信号Ｓ３に基づいて計量器２から入力される
重量信号Ｓ１を各重量選別段階毎に累計し、その累計重
量信号Ｓ４を搬送・取込み制御手段５４と表示器６に出
力する。尚、表示器６においては逐次人力される重量信
号Ｓ１と累計重量信号Ｓ４を受けて総計置数と各重量選
別段階毎の累計重量と各重量選別段階毎の累計重量の合
計値（総計上述の如き被計量物３の重量選別と重量の累
計作用とが繰り返して行なわれることにより、ストッカ
ーｌ内に供給される被計量物３．３・・が順次その重量
選別段階に対応、した容器９　Ａ　、　９Ｂ・・内に詰
め込ま１ｔでゆくが、この被計量物３．３・、・の容器
９　Ａ、９　Ｂ・・への詰め込み作業の開始及び停止は
制御器５によ−って自動的に制御される。

即ち、演算手段５３によって累計される各重量選別段階
毎の累計重量のうち、いずれかひとつの重量選別段階（
例えば第５段階）の累計重量が予じめ設定した重量（即
ち、容器１個に対する規定詰め込み重量）に達した場合
には、搬送・取込み制御手段５４から搬送・取込み手段
５５の第５被計量物導入部材１０Ｅに取込み停止信号Ｓ
５を出力し第５ツヤツタ−１１Ｅを閉じて第５容器９Ｅ
内への被計量物３の取込みを停止させる（定量計量作用
、第２図図示状態）とともに、容器取替手段５６（第１
図参照）に容器取替信号Ｓ６を出力して被計量物３の詰
め込みが完了した第５容器９Ｅを新しい容器に取り替え
させろ。この容器の取り替えが行なわれている間、被計
量物３は第５シヤツターｌＩＥの上流側に形成された第
５ストツクスペース１４Ｅ内に一時的にストックされる
。

このように、特定の容器への詰込み作業が中断されてい
る場合にも、各シリンダ８Ａ、８Ｂ・・は通常通り作動
しており、計量器２の計量作業と各シリンダ８　Ａ、８
　Ｂ・・による選別作業は連続して行なわれている。尚
、特別なケースとして、容器の取り替え作業が手間どり
、ストックスペース内の被計量物３，３・・の重量が該
ストックスペースの許容ストック量に達しｊこような場
合には、ストックｌの送給装置（図示省略）にライン停
止信号Ｓ８を出力して該ストックｌからの被計量物３゜
３・・の送り出しを停止させるようになっている（ライ
ン停止）。

詰め込みの完了した容器９Ｄの取り替えが終了すると容
器取替手段５６からのリセット信号Ｓ７を受けて第５シ
ヤツター１１Ｅが開作動され、第５段階の選別・容器詰
め作業が他の段階と同様に続行される。

上述の如き作業手順を順次繰返すことにより、被計量物
３の計量、選別及び容器詰め作業が連続的に行なわれる
。

尚、上記の説明ではベルトコンベア式の搬送装置を使用
する場合を実施例として説明したが、本発明はこのよう
なベルトコンベア式搬送装置を使用するものに限定され
るものではなく、他形式の搬送装置（例えばパケット式
搬送装置）を使用するものにも適用し得るものである。

又、上記実施例においては、搬送コンベア７の側方に、
該搬送コンベア７の搬送方向に直交する方向に向けて伸
縮するシリンダ８Ａ、８Ｂ・・を取付は該シリンダ３　
Ａ、８　Ｂ・・の押込力（伸張力）によって搬送コンベ
ア７上から被計量物３を被計量物導入部材１０Ａ、ｌＯ
Ｂ・・側に取出すようにしているか、本発明はこれに限
定されるものでなく例えば上記シリンダ８　Ａ、８　Ｂ
・・にかえて搬送コンベア７の側方に電磁弁によって切
換制御されるエアノズルを配置し、該エアノズルから吹
出される高圧エアによって被計量物３を吹き飛ばして被
計量物導入部材＋　ＯＡ、１０Ｂ・・側に取出すように
してもよい。この方法は特に被計量物３が計量である場
合に好適である。

（発明の効果） 本発明の計量装置は上記の説明からも明らかなように、 （１）被計量物側々の重量選別と容器内に詰め込まれる
被計量物の定量計量とを同一ライン内においてしかも自
動的に行なうようにしているため、重量選別機能のみを
有し定量計量を別設置の定量計量装置を使用して行なう
ようにしていた従来の計量装置（例えば、特公昭５６−
７７５１号公報）に比して装置の小型化が図れしかも計
量作業の簡略化により作業能率が飛躍的に向上する、（
２）計量器から出力される重量信号を被計量物の重量選
別信号と累計重量信号の両方に利用するようにしている
ため、重量選別信号と累計重量信号とをそれぞれ別設置
の装置からとる場合に比して装置の小型化及びコ、スト
ダウンが図れる、という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の計量装置の機能ブロック図、第２図は
本発明実施例に係る計量装置の全体システム図である。 ■　・・・・・ストッカー ２　・・・・・計量器 ３　・・・・・被計量物 ４　・・・・・回送コンベア ５　・・・・・制御器 ６　・・・・・表示器 ７　・・・・・搬送コンベア ８　・・・・・シリンダ ９　・・・・・容器 １０　・・・・・被計量物導入部材 １１　　・・・・！シャッター １２　・・・・・計量台 １３　・・・・・計量ベルト ５１　・・・・・重量段階設定手段 ５２　・・・・・選別手段 ５３　・・・・・演算手段 ５４　・・・・・搬送・取込み制御手段５５　・・・・
・搬送・取込み手段 ５６　・・・・・容器取替手段 ２　・・・・・計量装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、被計量物（３）の重量を検出して該検出重量に対応
   する重量信号（Ｓ１）を出力する計量器（２）と、複数
   の重量選別段階を有し且つ該各重量選別段階に対応する
   複数の重量段階信号（Ｓ２）を出力する重量段階設定手
   段（５１）と、前記計量器（２）から出力される重量信
   号（Ｓ１）と前記重量段階設定手段（５１）から出力さ
   れる複数の重量段階信号（Ｓ２）とを比較し前記重量信
   号（Ｓ１）が前記複数の重量選別段階のいずれの重量選
   別段階に対応するのかを判別する選別手段（５２）と、
   前記選別手段（５２）により重量選別段階が決定された
   前記被計量物（３）を、前記重量選別段階と同じ区分数
   の容器（９Ａ）、（９Ｂ）、・・側に搬送して該被計量
   物（３）の重量選別段階に対応する容器（９Ａ、９Ｂ、
   ・・）内に取り込む搬送・取込み手段（５５）と、前記
   被計量物（３）の重量信号（Ｓ１）を前記重量選別段階
   毎に累計して該各重量選別段階毎の累計重量を算出する
   演算手段（５３）と、前記重量選別段階毎に累計された
   累計重量値が予じめ設定した設定値に達した場合に前記
   被計量物（３）の前記容器（９Ａ）、（９Ｂ）、・・へ
   の取り込みを停止させる搬送・取込み制御手段（５４）
   とを備えたことを特徴とする計量装置。