JPS6137646A

JPS6137646A - 反転装置

Info

Publication number: JPS6137646A
Application number: JP15804384A
Authority: JP
Inventors: Sadao Nakamura; 中村　貞男
Original assignee: Nakamura Koki Co Ltd
Current assignee: Nakamura Koki Co Ltd
Priority date: 1984-07-27
Filing date: 1984-07-27
Publication date: 1986-02-22
Also published as: JPH0219063B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は木材、金属、その他等の大きな平面板の両面を
プレナー或いは研削盤その他等により加工する際に、−
面の加工が完了した材料を反転させる装置に係るもので
ある。

（ロ）従来の技術及び発明が解決しようとする問題点従来、大きな平面板の反転は二人掛かりて板材の両端を
持上げ一枚一々裏返ししたり又は、円筒状の旋回胴の内
側に板材の挿入部を設けて、その挿入部に重ね合わせた
多数の板材を挿入してから旋回胴を１８０度回同側せて
板材を反転させたり、回転軸の一側にＬ形の取付部を固
着し、そのＬ形の取付部に板材を挿入して板材が動かな
い様に固定してから回転軸を１８０度旋回させ回転軸の
反対側へ［形の取付部を移動させることにより板材を反
転させる様にしたものであるが、人力による時は板材の
反転に二人の作業者が必要となり、その反転作業は重労
働で然も危険を伴なうものであり又、上記装置を使用す
る時は一度に多数の板材を反転出来る利点はあるが、取
付けや取外しが煩わり、　＜て作業能率が悪く、装置自
体が大掛かりで複雑な機構で価格も高価なものであった
。

加うるに、この装置に於ては、板材が回転軸を隔ててそ
の反対側へ反転されるからローラーコンベアーを回転軸
の両側へ配設しなければならない複雑なものであった。

（ハ）問題点を解決する為の手段本発明は上記の問題に鑑み、機枠に昇降部材を取付け、
昇降部材には回転軸を貫設して、その回転軸の両端には
ベルトを掛渡したベルト車を取付けると共にベルト車の
両側下方にはベルトを横に広げるテンションプーリーを
配設し、ローラーコンベアーを設けた機枠のベースに溝
部を設けてこの底面にベルト車に掛渡したベルトの下辺
を接地させることにより機枠両側へ吊下げたベルトの内
側へ多数の重ね合せた板材を設置しでから昇降部材を上
昇させて一対のベルトにより板材を吊上げベルトを空中
で旋回させ板材を１８Ｃ１度旋回させることが出来る様
にして構造が簡単で操作が容易であり、且つ反転作業が
迅速に出来る装置を提供せんとするものである。

（ニ）実施例及び作用今、本発明の実施例を図面に付ぎ説明すれば下記の通り
である。

図中（１）は機枠で、その上端に軸（２）を支持させた
一対の軸受杆（３）＜３）を設け、軸（２）の中間部に
はスプロケット（４）を設けて機枠（１）上に設置した
昇降用駆動モーター（５）とチェーン（６）を介して連
結しである。

（７）（７）は軸（２）の両端に固着したスプロケット
で、このスプロケット（７）（７）に懸装したチェーン
（８）（８）の一端を夫々昇降部材（９）に連結しであ
る。

（１０）は昇降部材（９）を貫通させて取付けである旋
回軸で、その中間部には歯車（１１）を取付けて昇降部
材（９）の下面に取付けた反転用駆動モーター〈１２）
と噛み合せ両端にはベルト車（１３）（１３）を固着し
である。

＜１４）（１４）は旋回軸（１０）の両端に固着したベ
ルト車（１３）（１３）の両側方の機枠（１）の適所に
枢着したテンションアームで、その先端にはテンション
アーリー（１５）（１５）を枢着し、このテンションプ
ーリー（１５）（１５）とベルト車（１３）とにベルト
（１６）を掛渡しベルト（１６）の下辺は機枠ベース（
１７）上に設（プたローラーコンベアー（１８）の軌道
上の間欠部に設けた溝部（１９）（１９）の底面に接地
させである。

上記テンションアームく１４）・・・・・・（１４）は
自重により下方へ降下し、テンションプーリー（１５）
・・・・・・（１５）に掛渡したベル１〜（１６）’（
１６）が左右に広がる様にしである。

（２０）は昇降用駆動モーター（５）及び反転用駆動モ
ーター（１２）の操作スイッチ、（２１）は板材である
。

尚、ベルト（１６）は反転する板材の素材の種類に応じ
チェーンとかロープその他を使用するものである。

本発明は上記の様に構成されているから、今、本発明の
装置を使用して板材を反転しようとする時は、図面第３
図（ａ）に示す様に機枠（１）の両側に吊下げたベルト
（１６）＜１６＞の下辺をペース（１７）に設けた溝部
（１９）（１９）の底面に接地させて図面第３図に示す
（ｂ）の様に板、材（２１）（２１）・・・（２１）を
ローラーコンベアー（１８）上を走行させて、ベルト（
１６）（１６）の内側に両端部が位置する様に設置し、
操作スイッチ（２０）の所定ボタンを押して昇降用駆動
モーター（５）を正転させれば図面第３図に示ず（Ｃ）
の様にベルト（１６）（１６）により板材（２１）（２
１）・・・（２１）は中空へ持上げられるから、この時
操作スイッチ（２０）の別のボタンを押して反転用駆動
モーター（１−２）を回転させれば、図面第３図に示す
（ｄ　）及び（ｅ）の様にベルト（１６）（１６）は回
転して板材（２１）（，２１＞・・・（２１）を旋回さ
せ、図面第３図に示す〈［）の位置に板材（２１）（２
１）・・・（２１）が旋回した時に操作スイッチ（２０
）の押しボタンを戻して反転用駆動モーター（１２）を
停止させた後操作スイッチ（２０）の所定の押しボタン
を押し昇降用駆動モーター（５）を逆回転させて反転の
完了した板材（２１）（２１＞・・・（２１）を図面第
３図に示す（ｇ）の様にローラ−コンベアー（１８）の
上に下ろし引き続き昇降部材（９）を降下させてベルト
（−１６）（１６）を板材（２１）（２１＞・・・（２
１）から離し、ベル１−（１６）（１６）の下辺がベー
ス（１７）の溝部（１９）（１９）の底面に接地した時
に操作スイッチ〈２０）の押しボタンを戻して昇降部材
（９）を停止させてから、８ｉ材（２１）（２１）・・
・（２１）をローラーコンベアー（１８）上を送行させ
て工作機械まで搬送するものである。

（ホ）効果本発明の反転装置は上記の様に構造が簡単で、所定位置
へ板材を移送した後は直ちに操作スイッチを操作するこ
とにより多数の板材の反転が極めて短時間に行なわれる
ものであり、従来の装置の様に板材の取付けとか取外し
作業を必要とすることなく反転することが出来るから作
業効率が向上するものである。

加うるに重ね合わせた板材が多少孔れていても反転途上
に於て揃うから工作機械へ搬入するまでの板材の積み重
ね作業が極めて容易に且つ敏速に行なわれるものである
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す一部切欠斜視図。第２図は全土に於ける板材を所定位置へ設置した状態を
示す正面図。第３図（ａ　）〜（ｇ＞は本装置の使用状態を示す説明
図である。図　　　　中（１）は機枠。（５）は昇降用駆動モーター。くっ）は昇降部材。（１２）は反転用駆動モーター。（１３）はベルト車。（１５）はテンションプーリー。（１６）はベルト。（１８）はローラーコンベアー。（１９）は溝部。（２１）は板材。

Claims

【特許請求の範囲】

機枠上方へ設けた軸と駆動モーターとをチェーンを介し
て連結し、軸の両端にはスプロケットを固着して、該ス
プロケットに夫々懸装したチェーンの一端を昇降部材に
固着し、昇降部材には駆動モーターに連結した旋回軸を
設け、その軸の両端に固着したベルト車と根部を機枠へ
揺動自在に枢着したテンションアームの先端へ取付けて
ベルト車の両側下方へ配設したテンションプーリーとに
ベルトを掛け渡し、そのベルトの吊下した下辺が接地す
る溝部を機枠ベース上に設けたローラーコンベアーの間
欠部に設けてなる反転装置。