JPS6136206B2 - - Google Patents
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- JPS6136206B2 JPS6136206B2 JP14849881A JP14849881A JPS6136206B2 JP S6136206 B2 JPS6136206 B2 JP S6136206B2 JP 14849881 A JP14849881 A JP 14849881A JP 14849881 A JP14849881 A JP 14849881A JP S6136206 B2 JPS6136206 B2 JP S6136206B2
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- polarizing
- hydrophilic polymer
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B1/00—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements
- G02B1/04—Optical elements characterised by the material of which they are made; Optical coatings for optical elements made of organic materials, e.g. plastics
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は部分偏光フイルムの製法に関するもの
で、更に詳しくは一枚の基板上に任意のパターン
で偏光能を有する領域を設けてなる部分偏光板を
得るのに用いる部分偏光フイルムの製法を提供す
るものである。
で、更に詳しくは一枚の基板上に任意のパターン
で偏光能を有する領域を設けてなる部分偏光板を
得るのに用いる部分偏光フイルムの製法を提供す
るものである。
従来、パターン状に偏光能を有する表示装置
は、一般の偏光板を所定の大きさ及び形状に裁断
してこれをパターン状に配置するか、或いは予め
パターン状に沃素染色した部分偏光フイルムより
作製した部分偏光板を用いて構成されている。
は、一般の偏光板を所定の大きさ及び形状に裁断
してこれをパターン状に配置するか、或いは予め
パターン状に沃素染色した部分偏光フイルムより
作製した部分偏光板を用いて構成されている。
しかして、前者の裁断した偏光板をパターン状
に配置する方法においては、突き合せ部の寸法精
度が劣るために、外観上見苦しいばかりか、表示
能を低下させるという欠点があり、また後者の場
合には染色時にフイルムが膨潤するなどのために
寸法精度が悪いという欠点がある。
に配置する方法においては、突き合せ部の寸法精
度が劣るために、外観上見苦しいばかりか、表示
能を低下させるという欠点があり、また後者の場
合には染色時にフイルムが膨潤するなどのために
寸法精度が悪いという欠点がある。
本発明は偏光能を有する部分と有さない部分と
の境界が直線状に美麗に形成される新規な部分偏
光フイルムの製法を提供するもので、その要旨と
するところは、ホウ酸類及び酸化剤を含有させた
一軸延伸親水性高分子フイルムに、沃化物を含有
する溶液を部分的に塗布した後、加湿処理するこ
とにある。
の境界が直線状に美麗に形成される新規な部分偏
光フイルムの製法を提供するもので、その要旨と
するところは、ホウ酸類及び酸化剤を含有させた
一軸延伸親水性高分子フイルムに、沃化物を含有
する溶液を部分的に塗布した後、加湿処理するこ
とにある。
本発明の部分偏光フイルムの製法は、一軸延伸
した親水性高分子フイルム中の酸化剤を、部分的
に塗布する沃化物を含む溶液の沃化物と酸化反応
させることによつて、寸法精度が良好で且つ耐久
性に優れる部分偏光フイルムを提供するものであ
る。
した親水性高分子フイルム中の酸化剤を、部分的
に塗布する沃化物を含む溶液の沃化物と酸化反応
させることによつて、寸法精度が良好で且つ耐久
性に優れる部分偏光フイルムを提供するものであ
る。
ホウ酸類及び酸化剤を一軸延伸親水性高分子フ
イルムに含有させる方法としては、オルトホウ
酸、メタホウ酸、四ホウ酸またはその塩などのホ
ウ酸類と、塩化第二鉄、塩化第二銅、硫酸銅など
に代表される酸化剤とを溶解させた水溶液に、ポ
リビニルアルコール系フイルム、部分ホルマール
化ポリビニルアルコール系フイルム、エチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物（EVOH）フイルム
などの親水性高分子フイルムを、概して0.5〜３
分間浸漬しつつ或いは浸漬後、約３〜５倍一軸方
向に延伸する方法が好ましいが、例えば上記の親
水性高分子フイルムを予め約３〜５倍に一軸方向
に延伸しておき、これをホウ酸類と酸化剤との混
合水溶液中に浸漬する方法でもよい。また親水性
高分子フイルムを作る段階でホウ酸類及び酸化剤
を添加し、これを延伸することによつても得られ
る。
イルムに含有させる方法としては、オルトホウ
酸、メタホウ酸、四ホウ酸またはその塩などのホ
ウ酸類と、塩化第二鉄、塩化第二銅、硫酸銅など
に代表される酸化剤とを溶解させた水溶液に、ポ
リビニルアルコール系フイルム、部分ホルマール
化ポリビニルアルコール系フイルム、エチレン−
酢酸ビニル共重合体ケン化物（EVOH）フイルム
などの親水性高分子フイルムを、概して0.5〜３
分間浸漬しつつ或いは浸漬後、約３〜５倍一軸方
向に延伸する方法が好ましいが、例えば上記の親
水性高分子フイルムを予め約３〜５倍に一軸方向
に延伸しておき、これをホウ酸類と酸化剤との混
合水溶液中に浸漬する方法でもよい。また親水性
高分子フイルムを作る段階でホウ酸類及び酸化剤
を添加し、これを延伸することによつても得られ
る。
このようにホウ酸類と酸化剤を含有させた一軸
延伸親水性高分子フイルムには、沃化カリウム、
沃化アンモニウム、沃化ナトリウム、沃化鉄の如
き沃化物を含む溶液を、目的とするパターン状に
塗布すると共に場合により乾燥し、次いで緊張下
で加湿処理（概して60〜80℃×90〜98％R.H.×
約１〜15分間の条件が好ましい）して、酸化反応
を速やかに進めて、沃素化合物を生成させ、偏光
能を部分的（パターン状）に形成した部分偏光フ
イルムを得る。
延伸親水性高分子フイルムには、沃化カリウム、
沃化アンモニウム、沃化ナトリウム、沃化鉄の如
き沃化物を含む溶液を、目的とするパターン状に
塗布すると共に場合により乾燥し、次いで緊張下
で加湿処理（概して60〜80℃×90〜98％R.H.×
約１〜15分間の条件が好ましい）して、酸化反応
を速やかに進めて、沃素化合物を生成させ、偏光
能を部分的（パターン状）に形成した部分偏光フ
イルムを得る。
なお沃化物を含む溶液には、沃化物以外に溶液
の粘度を調整するゲル化剤例えばアルギン酸ナト
リウムを適量配合して、溶液を50ポイズ以上（好
ましくは100〜500ポイズ）に調整しておくこと
は、パターンを直線状で形成するうえで望ましい
ものである。
の粘度を調整するゲル化剤例えばアルギン酸ナト
リウムを適量配合して、溶液を50ポイズ以上（好
ましくは100〜500ポイズ）に調整しておくこと
は、パターンを直線状で形成するうえで望ましい
ものである。
また加湿処理をするに際して、前述の如く緊張
下に行うのは、加湿処理により一軸延伸親水性高
分子フイルムが収縮するのを防止するために行う
ものであるが、例えば予め処理前の前記フイルム
の片面に、耐熱性良好なプラスチツクフイルムを
接着しておき、加湿処理時に前記延伸フイルムが
収縮しないようにしてから処理してもよい。上記
プラスチツクフイルムとしては、ポリエステルフ
イルム、ポリアクリル系フイルム、アセテートフ
イルムなどが挙げられる。
下に行うのは、加湿処理により一軸延伸親水性高
分子フイルムが収縮するのを防止するために行う
ものであるが、例えば予め処理前の前記フイルム
の片面に、耐熱性良好なプラスチツクフイルムを
接着しておき、加湿処理時に前記延伸フイルムが
収縮しないようにしてから処理してもよい。上記
プラスチツクフイルムとしては、ポリエステルフ
イルム、ポリアクリル系フイルム、アセテートフ
イルムなどが挙げられる。
このようにして作られた部分偏光フイルムの片
面又は両面には、表面保護層としての光学的透明
性を有するプラスチツクフイルムなどが接着さ
れ、部分偏光板とされる。また前述の加湿処理時
の収縮防止のために接着したプラスチツクフイル
ムは、そのまま表面保護層として用いることがで
きる。
面又は両面には、表面保護層としての光学的透明
性を有するプラスチツクフイルムなどが接着さ
れ、部分偏光板とされる。また前述の加湿処理時
の収縮防止のために接着したプラスチツクフイル
ムは、そのまま表面保護層として用いることがで
きる。
本発明の製法は、以上の如く、酸化剤を含む一
軸延伸親水性高分子フイルムに、沃化物を含む溶
液を部分的に塗布して加湿処理をするものである
から、偏光能を有する部分と偏光能を有さない部
分との形成が簡単で、しかも両者の境界が直線状
のものが得られるという特徴を有する。
軸延伸親水性高分子フイルムに、沃化物を含む溶
液を部分的に塗布して加湿処理をするものである
から、偏光能を有する部分と偏光能を有さない部
分との形成が簡単で、しかも両者の境界が直線状
のものが得られるという特徴を有する。
以下本発明の実施例を示す。文中％とあるのは
重量％を意味する。
重量％を意味する。
実施例
オルトホウ酸２％及び塩化第２鉄２％を含む水
溶液（液温30℃）に、厚さ75μｍのポリビニルア
ルコール系フイルムを１分間浸漬し、４倍に延伸
した後70℃で10分間乾燥する。
溶液（液温30℃）に、厚さ75μｍのポリビニルア
ルコール系フイルムを１分間浸漬し、４倍に延伸
した後70℃で10分間乾燥する。
次に沃化カリウム0.1％及びアルギン酸ナトリ
ウム0.5％を含むゲル状水溶液（粘度200ポイズ）
を、10mm幅で５mm間隔に筋状に塗布して風乾し、
これを緊張下で70℃×95％R.H.の条件下に２分
間放置して、部分偏光フイルムを得る。
ウム0.5％を含むゲル状水溶液（粘度200ポイズ）
を、10mm幅で５mm間隔に筋状に塗布して風乾し、
これを緊張下で70℃×95％R.H.の条件下に２分
間放置して、部分偏光フイルムを得る。
このフイルムの偏光能を有する部分の光線透過
率は40％で、偏光度は98％であつた。
率は40％で、偏光度は98％であつた。
Claims (1)
- １ ホウ酸類及び酸化剤を含有させた一軸延伸親
水性高分子フイルムに、沃化物を含有する溶液を
部分的に塗布した後、加湿処理することを特徴と
する部分偏光フイルムの製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14849881A JPS5849902A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 部分偏光フイルムの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14849881A JPS5849902A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 部分偏光フイルムの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5849902A JPS5849902A (ja) | 1983-03-24 |
| JPS6136206B2 true JPS6136206B2 (ja) | 1986-08-16 |
Family
ID=15454093
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14849881A Granted JPS5849902A (ja) | 1981-09-19 | 1981-09-19 | 部分偏光フイルムの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5849902A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60159704A (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-21 | Sekisui Chem Co Ltd | 偏光板 |
| JP3410523B2 (ja) * | 1993-10-05 | 2003-05-26 | 株式会社クラレ | 偏光フィルムの製造方法 |
| WO2005010576A1 (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-03 | Nitto Denko Corporation | ヨウ素染色されたポリビニルアルコール系フィルムの製造方法、偏光子の製造方法、偏光子、偏光板、光学フィルムおよび画像表示装置 |
| WO2020066318A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 日東電工株式会社 | 偏光子の製造方法 |
-
1981
- 1981-09-19 JP JP14849881A patent/JPS5849902A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5849902A (ja) | 1983-03-24 |
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