JPS6135781Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135781Y2 JPS6135781Y2 JP6152781U JP6152781U JPS6135781Y2 JP S6135781 Y2 JPS6135781 Y2 JP S6135781Y2 JP 6152781 U JP6152781 U JP 6152781U JP 6152781 U JP6152781 U JP 6152781U JP S6135781 Y2 JPS6135781 Y2 JP S6135781Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- flywheel
- pressure plate
- facing
- wear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等のクラツチ装置におけるクラ
ツチフエーシングの摩耗検出装置に関するもので
ある。
ツチフエーシングの摩耗検出装置に関するもので
ある。
クラツチフエーシングはエンジンのクランク軸
に固定されたフライホイールとプレツシヤプレー
トとに摩擦係合するため摩耗するので、所定の摩
耗限度に達したならば交換する必要がある。
に固定されたフライホイールとプレツシヤプレー
トとに摩擦係合するため摩耗するので、所定の摩
耗限度に達したならば交換する必要がある。
しかしながら、クラツチが組付けられている状
態でクラツチフエーシングの摩耗量を確認するこ
とは困難であり、従つて、一般には車輛の走行距
離やクラツチの滑り具合からクラツチフエーシン
グの摩耗量を推定して交換を行つている。このよ
うな方法ではクラツチフエーシングの摩耗が使用
限界に達する以前に交換することになつたり、ま
た、使用限界を超えることがあり、この場合には
フエーシング取付リベツトがフライホイール或は
プレツシヤプレートの摩擦面に当接して、該摩擦
面を損傷するという不具合が生ずる。
態でクラツチフエーシングの摩耗量を確認するこ
とは困難であり、従つて、一般には車輛の走行距
離やクラツチの滑り具合からクラツチフエーシン
グの摩耗量を推定して交換を行つている。このよ
うな方法ではクラツチフエーシングの摩耗が使用
限界に達する以前に交換することになつたり、ま
た、使用限界を超えることがあり、この場合には
フエーシング取付リベツトがフライホイール或は
プレツシヤプレートの摩擦面に当接して、該摩擦
面を損傷するという不具合が生ずる。
本考案は上記不具合を解消するためになされた
もので、以下図示の実施例に基づいて説明する。
もので、以下図示の実施例に基づいて説明する。
第１図において、１は図示しないエンジンのク
ランク軸に固定されたフライホイールで、その外
周部には環状部１ａが形成されており、該環状部
１ａには切り欠き部１ｂが設けられている。２は
該フライホイール１に対向して配設され変速機入
力軸３にスプライン嵌合されたクラツチデイスク
で、その外周部両面にクラツチフエーシング２
ａ，２ｂがリベツト２ｃによつて取付けられてい
る。該クラツチフエーシングの使用限界量は第２
図に示すようにフエーシングの摩擦面からリベツ
トまでの距離δ０である。
ランク軸に固定されたフライホイールで、その外
周部には環状部１ａが形成されており、該環状部
１ａには切り欠き部１ｂが設けられている。２は
該フライホイール１に対向して配設され変速機入
力軸３にスプライン嵌合されたクラツチデイスク
で、その外周部両面にクラツチフエーシング２
ａ，２ｂがリベツト２ｃによつて取付けられてい
る。該クラツチフエーシングの使用限界量は第２
図に示すようにフエーシングの摩擦面からリベツ
トまでの距離δ０である。
４はクラツチデイスク２に対向して配設された
プレツシヤプレートで、前記フライホイール１の
環状部１ａに設けられた切り欠き部１ｂに対応す
る外周に突出部４ａが形成されており、該突出部
４ａに軸方向の孔４ｂが設けられている。
プレツシヤプレートで、前記フライホイール１の
環状部１ａに設けられた切り欠き部１ｂに対応す
る外周に突出部４ａが形成されており、該突出部
４ａに軸方向の孔４ｂが設けられている。
５は該孔４ｂに嵌合される摩耗指示杆で、割り
ピン状に構成され孔４ｂの内面と摩擦係合されて
おり、その図において左端と前記フライホイール
１との間に所定の間隔δが設けられている。な
お、この間隔δは前記クラツチフエーシングの使
用限界量δ０の略々２倍に設定される。
ピン状に構成され孔４ｂの内面と摩擦係合されて
おり、その図において左端と前記フライホイール
１との間に所定の間隔δが設けられている。な
お、この間隔δは前記クラツチフエーシングの使
用限界量δ０の略々２倍に設定される。
６は前記フライホイール１の環状部１ａに取付
けられたクラツチカバー、７は該クラツチカバー
６とプレツシヤプレート４との間に配設されたク
ラツチスプリングで、プレツシヤプレート４を常
時フライホイール１側に押圧している。
けられたクラツチカバー、７は該クラツチカバー
６とプレツシヤプレート４との間に配設されたク
ラツチスプリングで、プレツシヤプレート４を常
時フライホイール１側に押圧している。
８は点検窓８ａを備えたフライホイールハウジ
ング、９は該フライホイールハウジングにボルト
１０によつて取付けられたクラツチハウジング
で、該両ハウジングによつて前記フライホイー
ル、クラツチデイスク、プレツシヤプレート等を
包囲している。
ング、９は該フライホイールハウジングにボルト
１０によつて取付けられたクラツチハウジング
で、該両ハウジングによつて前記フライホイー
ル、クラツチデイスク、プレツシヤプレート等を
包囲している。
本考案は以上のように構成されており、クラツ
チフエーシング２ａ，２ｂの摩耗に応じてプレツ
シヤプレート４がクラツチスプリング７の力によ
つて図において左方に移動するため、該プレツシ
ヤプレート４に装着された摩耗指示杆５の図にお
いて左端とフライホイール１との間隔δが減少す
る。この間隔をエンジンを停止して点検窓８ａか
ら見ることにより、クラツチフエーシングが摩耗
限界に達しているか否かを確認することができ
る。そして、前記間隔δが零になつたときクラツ
チデイスク２を交換すれば該クラツチデイスクを
使用限界まで確実に使用することができる。
チフエーシング２ａ，２ｂの摩耗に応じてプレツ
シヤプレート４がクラツチスプリング７の力によ
つて図において左方に移動するため、該プレツシ
ヤプレート４に装着された摩耗指示杆５の図にお
いて左端とフライホイール１との間隔δが減少す
る。この間隔をエンジンを停止して点検窓８ａか
ら見ることにより、クラツチフエーシングが摩耗
限界に達しているか否かを確認することができ
る。そして、前記間隔δが零になつたときクラツ
チデイスク２を交換すれば該クラツチデイスクを
使用限界まで確実に使用することができる。
また、本考案によれば摩耗指示杆５はプレツシ
ヤプレート４に設けられた孔４ｂに摩擦係合され
ているので、前記間隔δが零になり摩耗指示杆５
の左端がフライホイール１に当接した後に万一使
用した場合、クラツチフエーシングの摩耗に伴い
プレツシヤプレート４は更に図において左方に移
動するが、この移動に応じて摩耗指示杆５は前記
孔４ｂ内周面との摩擦抵抗に抗して、プレツシヤ
プレート４に対し相対的に図において右方に摺動
する形となる。従つて、摩耗指示杆５はプレツシ
ヤプレート４の図において左方への移動を規制す
ることはなく、クラツチの滑りの誘発を防止する
ことができる。
ヤプレート４に設けられた孔４ｂに摩擦係合され
ているので、前記間隔δが零になり摩耗指示杆５
の左端がフライホイール１に当接した後に万一使
用した場合、クラツチフエーシングの摩耗に伴い
プレツシヤプレート４は更に図において左方に移
動するが、この移動に応じて摩耗指示杆５は前記
孔４ｂ内周面との摩擦抵抗に抗して、プレツシヤ
プレート４に対し相対的に図において右方に摺動
する形となる。従つて、摩耗指示杆５はプレツシ
ヤプレート４の図において左方への移動を規制す
ることはなく、クラツチの滑りの誘発を防止する
ことができる。
また、クラツチデイスクの交換時にはフライホ
イール１およびプレツシヤプレート４の摩擦面を
再研摩するため、その都度前記間隔δは変化する
が、摩耗指示杆５は摩擦係合されているので、そ
の調整を極めて容易に行うことができる。
イール１およびプレツシヤプレート４の摩擦面を
再研摩するため、その都度前記間隔δは変化する
が、摩耗指示杆５は摩擦係合されているので、そ
の調整を極めて容易に行うことができる。
なお、上記実施例においては摩耗指示杆を１個
装着したものを示したが、該指示杆を複数個装着
すれば点検作業が更に容易となる。
装着したものを示したが、該指示杆を複数個装着
すれば点検作業が更に容易となる。
第１図は本考案による摩耗検出装置を備えたク
ラツチ装置の要部断面図、第２図はクラツチフエ
ーシングの要部拡大図である。 １：フライホイール、２：クラツチデイスク、
２ａ，２ｂ：クラツチフエーシング、３：変速機
入力軸、４：プレツシヤプレート、４ｂ：孔、
５：摩耗指示杆、６：クラツチカバー、７：クラ
ツチスプリング、８：フライホイールハウジン
グ、９：クラツチハウジング。
ラツチ装置の要部断面図、第２図はクラツチフエ
ーシングの要部拡大図である。 １：フライホイール、２：クラツチデイスク、
２ａ，２ｂ：クラツチフエーシング、３：変速機
入力軸、４：プレツシヤプレート、４ｂ：孔、
５：摩耗指示杆、６：クラツチカバー、７：クラ
ツチスプリング、８：フライホイールハウジン
グ、９：クラツチハウジング。
Claims (1)
- エンジンのクランク軸に固定されたフライホイ
ールと、該フライホイールに対向して配設され変
速機入力軸にスプライン嵌合されたクラツチデイ
スクと、該クラツチデイスクに対向して配設され
前記クラツチデイスクのクラツチフエーシングを
フライホイールに押圧するプレツシヤプレートか
らなるクラツチ装置において、前記プレツシヤプ
レートの外周部に軸方向の孔を設け、該孔に摩耗
指示杆を前記フライホイールと所定の間隔を設け
て摩擦係合せしめたことを特徴とするクラツチフ
エーシングの摩耗検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6152781U JPS6135781Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6152781U JPS6135781Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57174825U JPS57174825U (ja) | 1982-11-04 |
| JPS6135781Y2 true JPS6135781Y2 (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=29857770
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6152781U Expired JPS6135781Y2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6135781Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102006017975B3 (de) * | 2006-04-13 | 2007-08-23 | Voith Turbo Gmbh & Co. Kg | Hydrodynamische Kupplung |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6152781U patent/JPS6135781Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57174825U (ja) | 1982-11-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0545874Y2 (ja) | ||
| JPH07139590A (ja) | ダブルフライホイール | |
| US4046237A (en) | Clutch with torque limiting brake | |
| JPS5936743Y2 (ja) | 摩擦クラツチ | |
| US5416966A (en) | Control of spring assembly preload of a friction element for an automatic transmission | |
| JPS6135781Y2 (ja) | ||
| US6609601B2 (en) | Friction clutch | |
| JP2005308092A (ja) | 多板式クラッチ装置 | |
| US4972734A (en) | Torque variation absorbing device | |
| GB2294099A (en) | Friction clutch | |
| JP2528572Y2 (ja) | 湿式多板摩擦係合装置 | |
| JPH0133861Y2 (ja) | ||
| JPH0235079Y2 (ja) | ||
| JPS6135780Y2 (ja) | ||
| JPS621472Y2 (ja) | ||
| JPH0128349Y2 (ja) | ||
| JPS6132168Y2 (ja) | ||
| JPS601301Y2 (ja) | ダンパ装置 | |
| JPH0117700Y2 (ja) | ||
| JPH0232938Y2 (ja) | ||
| JP2555481Y2 (ja) | クラッチ装置の潤滑構造 | |
| CN115325041B (zh) | 具有自调整功能的离合器盖总成、装配方法及离合器总成 | |
| JPH0341152Y2 (ja) | ||
| JPH0322579Y2 (ja) | ||
| JP3361396B2 (ja) | クッショニングプレートおよびクラッチディスク組立体 |