JPS6135734B2 - - Google Patents

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JPS6135734B2
JPS6135734B2 JP55166845A JP16684580A JPS6135734B2 JP S6135734 B2 JPS6135734 B2 JP S6135734B2 JP 55166845 A JP55166845 A JP 55166845A JP 16684580 A JP16684580 A JP 16684580A JP S6135734 B2 JPS6135734 B2 JP S6135734B2
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Kuraitsuaaru Haintsu
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Publication of JPS6135734B2 publication Critical patent/JPS6135734B2/ja
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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/50Testing of electric apparatus, lines, cables or components for short-circuits, continuity, leakage current or incorrect line connections
    • G01R31/58Testing of lines, cables or conductors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B3/00Line transmission systems
    • H04B3/02Details
    • H04B3/44Arrangements for feeding power to a repeater along the transmission line

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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、遠隔給電ループ内に、通信伝送装置
の給電局に設けられかつ給電心線対を介して互い
に接続された2つの電流源の直列回路が設けられ
ており、また第1の給電局に設けられた第1の電
流源が一定の公称電流を送出でき、かつ第2の給
電局に設けられた第2の電流源が公称電流より小
さい一定電流を送出でき、それにより通常動作に
おいて公称電流を送出する第1の給電局だけが給
電を行うようにした直流直列給電によつて通信伝
送技術の装置の中継局に遠隔給電を行う回路装置
に関する。
このような回路装置は、すでに提案されたもの
である(特願昭54―95113号明細書)。
さらに遠隔給電ループ内に給電心線対を介して
互いに接続された2つの定電流源の直列回路が設
けられており、かつ両方の定電流源が全伝送区間
に給電できるようになつている、直流直列給電に
よつて中継局に遠隔給電を行う回路装置は、例え
ば「ザ・ポスト・オフイス・エレクトリカル・エ
ンジニアーズ・ジヤーナル」Vol.66,Part.3,
1973年10月、第135頁ないし第137頁から公知であ
る。
公知の回路装置において接触保護のため、遠隔
給電回路の両端部に定電流源が接続されている。
両方の定電流が正確に一致し、かつどこか任意の
個所で給電ループの両心線が、誤つて人体の抵抗
を介して互いに接続されると、このような誤接続
によつて、障害個所において電圧が降下し、かつ
両方の給電局に相応した負荷配分が生じる。装置
は、給電心線に偶然に接触した人がそれにより傷
つくことのないようにするという役割を有する。
この機能は、接触の場合誤つた交差接続を介して
差電流が流れるので、定電流源から供給される電
流ができるだけ良好に一致していることを前提と
する。
このような給電の際区間に沿つた電圧分布は任
意でよい。
給電心線間のループ接続を識別できるようにす
るため、前記の提案に相応して2つの給電局のう
ち一方は小さな給電電流目標値で動作させること
ができる。それにより通常動作の際電位0点は明
らかにこの給電局へ移り、この給電局は、障害の
あつた場合に能動的に給電を始める。
前記の電位状態によれば、少ない方の給電電流
に設定された給電局の出力端子における電圧監視
によつて区間障害を検出することができる。故障
の場合給電局が能動的に給電し始めると、いずれ
にせよ公称電流より小さな電流が流れる。この減
少した遠隔給電電流は、電圧安定化回路、例えば
ツエナダイオードまたは制御変換器を介して中継
増幅器または再生中継器が動作する場合、これら
の動作にとつて重要ではない。
本発明の課題は、前記の障害監視能力を維持し
たまま、そのままでは大きな電流低下が許容でき
ない給電入力側に電圧安定回路が設けられていな
い中継増幅器または再生中継器を含む伝送区間に
も適用できるように、回路装置を構成することに
ある。
本発明の枠内にある考えによれば、区間におけ
る所望のはつきりした電位経過を、両方の電流源
の少なくとも一方が出力電圧に依存した所定の制
御特性を有することによつても得ることができる
とわかつた。
本発明によればこの課題を解決する回路装置は
次のようにして構成される。すなわち出力電圧の
所定の範囲において公称電流が放出され、かつこ
の電圧範囲を下まわるとそれよりも少ない一定電
流が送出されるように出力電圧に依存した制御特
性を少なくとも第2の電流源が有するようにした
のである。
その際出力電圧の所定の範囲とは、特に下側限
界値が少ない公称電流を増幅器範囲に供給する際
の出力電圧でありかつ上側限界値が公称電流を全
区間に供給する際の出力電圧である動作範囲のこ
とである。両方の電流源が前記の制御特性を持つ
場合、まず投入された給電局が全区間の給電を受
持つ。別の給電装置を給電状態にするためには、
給電を行つている給電装置において出力を一時的
に短絡するか、または出力電流を一時的に減少す
れば十分である。
これらの処置によつて次のような利点が得られ
る。すなわち区間障害の際公称電流による遠隔給
電は維持されたままであり、かつその際区間にお
ける一義的な電位状態のため区間障害はそれによ
り確実に検出または通知できる。
本発明の別の構成において回路装置は次のよう
に構成される。すなわち出力電圧の所定の範囲の
下側限界値が、少ない一定電流を増幅器範囲に供
給するため必要な出力電圧よりもいくらか小さい
ように決められている。これらの処置によれば、
中継局には、区間の任意の位置におけるループ接
続の際にも公称電流が供給されるという利点が得
られる。
本発明の変形において前記の制御特性は、次の
ようにして特に有利に達成できる。すなわち少な
くとも第2の給電局が、この給電局の出力電圧に
接続された閾値スイツチを含み、この閾値スイツ
チが、出力電圧の所定の範囲の下側限界値以上の
出力電圧の際、電流源に付属の一定電流調整器を
公称電流に設定し、また閾値スイツチが、所定の
第1の遅延を含んで出力電圧の変化に応動する。
その際第1の遅延によれば、特に区間への作用に
よつて生じる短い電圧パルスによつてそのまま回
路装置が、両方の給電局から正常な区間に同時に
公称電流を供給する状態になることはない、とい
う利点が得られる。
さらに回路装置を次のように構成すると有利で
あるとわかつた。すなわち少なくとも第2の給電
局が、出力電圧に関係なく一時的に少ない一定電
流に設定できる。このようにすれば、当該の給電
局は、直接手動または自動的な制御によつて給電
状態から非給電状態へ移行することができる。
他方において回路装置を次のように構成できれ
ば有利である。すなわち少なくとも第1の給電局
が、一時的に公称電流よりも大きな一定電流に設
定できるので、給電を行つていなかつた給電局
は、直接手動または自動的な制御によつて給電を
行なうように作動させる。
第1の給電局が通常動作の際全区間に給電し、
かつ通常動作の際給電を行わない他方の給電局
が、障害の場合にだけ、すなわち第1の給電局の
故障または区間障害の場合に給電を受持つように
なることが始めからわかつていると有利である。
この場合第2の給電局は前記の出力特性を有す
る。
このような回路装置は、次のように構成すると
有利である。すなわち給電局が基準電圧発生器を
含み、この基準電圧発生器が、選択的に高い公称
電流に対応する第1の基準電圧、公称電流に対応
する第2の基準電圧および低い公称電流に対応す
る第3の基準電圧を制御比較器に送出し、また基
準電圧発生器が、通常動作の際給電を行う端局に
おいては第1と第2の基準電圧の間で切換制御で
き、かつ通常動作の際には給電を行わない端局に
おいては第2と第3の基準電圧の間で切換制御で
きるように初期設定可能である。
これらの処置によれば、第1と第2の給電局が
同一に構成されており、かつその際の制御特性
が、選択的に一定公称電流に、または出力電圧と
の所定の関係に設定できるという利点が得られ
る。
第2の基準電圧が、出力電圧によつて制御可能
なかつ所定の第1の遅延時間の後に応動する閾値
スイツチを用いて低下されると有利である。第1
の給電局において一定電流を一時的に増加する期
間が、第1の時定数よりも長いように決められて
いる。
さらに少なくとも1つの給電局に出力電圧およ
び/または給電電流を監視する装置を設けること
ができる。その際通常動作の際には給電を行わな
い給電局において直流電圧の大きさまたは少なく
とも一方の出力部分電圧の極性を監視する有利で
ある。
さらに大きい方の電流値に設定された定電流源
において直流電圧の変化を監視してもよい。
本発明の実施例を以下図面によつて説明する。
第1図は、通信伝送装置の中継局Z1,Z2,
Z3にしや断なしに遠隔給電を行う装置を示して
いる。
その際遠隔給電ループは給電心線を介して延び
ており、これら心線は、光ケーブルに付加的に設
けるか、または同軸回路、例えば搬送伝送区間に
おいてはケーブルの内部導体によつて形成するこ
とができる。
中継局は、直列給電によつて一定電流の供給を
受ける。
遠隔給電心線対の両端部は、それぞれ遠隔給電
局または遠隔給電装置1または2に接続されてい
るので、同時に装置の冗長構成の存在する両側給
電が行われる。その際遠隔給電ループにおいて、
両方の給電装置1と2の直列回路が作用する。こ
れら両方の遠隔給電装置のそれぞれは、いわゆる
「ホツト・リザーブ」の方式により即ち予備装置
が投入接続状態(ホツト)で待機している方式に
より、全遠隔給電区間を給電することができる。
第2図は、遠隔給電区間における電位経過の例
を示している。電位0点は、直線対91において
は遠隔給電装置2内にあり、直線対93において
は遠隔給電装置1内にある。場合92において
は、両方の遠隔給電装置1と2の間の負荷配分は
偶然により定められる。91の場合においては遠
隔給電装置1が、93の場合においては遠隔給電
装置2が、全電力を供給する。
第3図に遠隔給電装置の出力特性が示されてい
る。負荷抵抗RLに依存して電流と電圧が示され
ている。負荷抵抗RLが小さい場合すなわ0から
動作範囲bの下側限界までの範囲aにおいて、減
少される一定電流IK3が送出される。電流IK3
公称電流Ioよりもいくらか、例えばほぼ5%小
さい。動作範囲b内において遠隔給電装置は公称
電流Ioに等しい一定電流IK2を供給する。動作
範囲bより上においては電圧は値Ugに制限され
る。
さらに第3図には増加された一定電流も記入さ
れており、この電流は、公称電流よりもいくら
か、例えばほぼ5%大きい。この増加された一定
電流IK1は、図には詳細に示されていないが、区
間の給電を引受けようとする遠隔給電装置から一
時的に送出されるものである。
第4図は、第5図、すなわち91の場合による
電位経過で両側遠隔給電を行う回路装置を示して
いる。遠隔給電装置1は、この場合能動装置とし
て制御装置R1によつて公称電流Ioに設定され
ている。第2の遠隔給電装置2は、受動装置とし
て第3図に示された出力特性または制御特性を備
えた制御装置R2を有する。
両方の遠隔給電装置は、それぞれ1つの電流源
Qを含み、この電流源は、制御装置R1またはR
2によつて制御される。制御装置には、それぞれ
測定抵抗Mにおける降下電圧および遠隔給電装置
1または2の出力電圧が供給される。両方の制御
装置R1およびR2は、第4図には示されれてい
ないが、同様に構成されており、かつ橋絡片A,
Bによつて一方または他方の制御特性に設定され
ている。さらに制御装置R1,R2にはそれぞれ
1つの押しボタンが設けられており、この押しボ
タンは、制御装置R1においては出力電流を高
め、制御装置R2においては出力電流を低下させ
る。
遠隔給電装置1または2の出力端子に対して並
列に、他方の遠隔給電装置から到来する給電電流
に対して遠隔給電ループを閉じるような極性のそ
れぞれ1つのダイオードDが設けられている。こ
のダイオードDと遠隔給電装置1または2の出力
端子との間において、それぞれ1つの内部抵抗
Riが作用する。この内部抵抗の値は、例えばこ
の内部抵抗での降下電圧が監視に適するように選
定されている。さらに給電局の出力端子とダイオ
ードDの間に、それぞれ1つの電流測定器Iが設
けられている。
通常動作の場合すなわち区間動作に障害の発生
しない間は、遠隔給電装置1が全区間に給電し、
他方遠隔給電装置2は電流を供給しない。遠隔給
電装置1が故障すると、遠隔給電装置2が区間の
給電を受持つ。区間の任意の個所で電流路の間の
接続が生じた場合、給電装置2は、この点までの
全電流の供給を受持つ。その際この状態を区間障
害警報によつて表示すると有利である。装置1が
再び動作できるようになると、すなわち正常な区
間状態が復旧すると、区間にはまず第2図の直線
対92に示されている任意の電位経過が生じる。
なぜなら動作範囲aにおいては両方の装置は等価
であるか、または両方の装置において公称電流に
制御されるからである。装置1だけが給電を行う
所望の給電動作を復旧するために、装置2は、再
び受動状態に戻される。このことは、特に第3図
に破線で示されているように装置2において、わ
ずかに数%、例えばほぼ5%だけ全負荷範囲の電
流制御を一時的に、すなわち装置1が負荷を受持
つまで、電流低下の方向へ調整することによつて
行なうことができる。
別の方法は次の点にある。すなわち装置1にお
いて電流制御は、第3図に破線で示されているよ
うに全負荷範囲において数%、例えば5%だけ一
時的に上昇させる。
第6図は、制御器Rの詳細を示しており、この
制御器は、選択的にそう入可能な橋絡片A,Bに
よつて、制御器R1または制御器R2として使用
できる。これらの橋絡片は、装置収容部に設ける
こともできる。そのため装置をそう入するだけで
動作様式が決まり、したがつて装置内で操作を加
える必要はない。
給電電流の一時的な低下は、押しボタンを介し
て当該の遠隔給電装置の出力端子を短絡して形成
することもできる。給電電流を一時的に減少する
ことにより、内部電流制御は低下した電流値に再
び設定され、かつ反対側の装置による即座の負荷
引き受けのため、この内部電流制御が安全に維持
される。同時に通常動作の場合は受動的な装置の
動作状態に関連した区間障害警報も、それにより
再び消去される。例えば受動動作用に設けられた
装置においてだけ作用する押しボタンによつて、
通常の区間動作中にも受動装置の電流が試験され
る。なぜなら出力回路内にある測定装置は、この
動作状態において区間電流を表示するが、装置固
有の電流を表示しないからである。
第6図に示されている給電局は、通常の動作の
場合に給電を行なう給電局1としても、あるいは
通常の動作の場合は給電を行なわない給電局2と
しても使用できるように、構成されている。通常
の動作の場合に給電を行なう給電局1として前も
つて設定する場合は、この給電局の有する制御器
Rにおいて端子a1とa2の間の橋絡片Aを挿入
接続する。他方、通常の動作の際に給電を行なわ
ない給電局2として前もつて設定する場合は、前
記の端子a1,a2間の橋絡片Aを除去して、橋
絡片Bを端子b1とb2の間に挿入接続する。
給電局は直流電源Qを含み、この電源は、両方
の制御比較器32と33によつて操作部31を介
して制御可能である。給電局の出力端子に対して
並列にダイオードDが接続されており、このダイ
オードは、給電局そのものから供給される電流に
対してしや断方向に極性づけられている。出力端
子のマイナス端子と電流源Qの間に測定抵抗Mが
接続されている。プラス端子は、電流測定器Iを
介して電流源Qに通じている。
制御比較器33は、定電流制御のために使われ
る。別の制御比較器32は、ツエナダイオード縦
続接続体によつて電圧制限を行う際ツエナダイオ
ードチエーン81に直列接続された抵抗82に生
じる電圧降下を主基準電圧UR0と比較し、かつ電
流源Qから取出される直流電流を減少することに
よつてツエナダイオード接続体を流れる成分を制
限する。
給電局は基準電圧発生器を含み、この基準電圧
発生器は、選択的に高められる公称電流IK1に対
する第1の基準電圧UR1、公称電流INに対応す
る第2の基準電圧UR2、および低下される公称電
流IK3に対応する第3の基準電圧UR3を制御比較
器33に送出する。基準電圧発生器は、選択的に
そう入可能な橋絡片によつて次のように初期設定
される。すなわち基準電圧発生器は、通常動作の
際給電を行う端局1においては第1と第2の基準
電圧UR1またはUR2の間だけで、また通常動作の
際給電を行わない端局2においては第2と第3の
基準電圧UR2またはUR3の間だけで制御されるよ
うにする。
基準電圧発生器4,5および6によつて発生さ
れる基準電圧UR1,UR2およびUR3は、減結合ダ
イオード43,53,63を介して制御比較器3
3に供給される。さらに基準電圧UR1またはUR2
は、それぞれ基準電圧を選択的に低下させる制御
可能な装置によつて、第3の基準電圧の値以下に
低下させられる。通常動作の際給電を行う端局に
設けられた橋絡片Aによつて、第2の基準電圧U
R2を低下する装置がしや断される。通常動作の際
給電を行わない端局に設けられた橋絡片Bによつ
て、第1の基準電圧UR1の低下が固定的に設定さ
れる。
基準電圧の発生のためには基準電圧発生器が使
われ、この基準電圧発生器は3つの基準電圧発生
器4,5および6を含んでいる。それぞれの基準
電圧発生器4,5または6は、主基準電圧UR0
接続された抵抗分圧器41,42;51,52;
または61,62を含んでいる。この分圧器のタ
ツプは、それぞれ1つのダイオード43,53ま
たは63を介して制御比較器33に通じているの
で、それぞれ3つの基準電圧のうち最大のものが
基準値として作用する。主基準電圧UR0は、ツエ
ナダイオード83によつて発生される。
第1の基準電圧UR1を選択的に低下する装置は
トランジスタ45を含み、このトランジスタのエ
ミツタコレクタ間が抵抗42をを橋絡する。第2
の基準電圧を選択的に低下する装置はトランジス
タ55を含み、このトランジスタのエミツタコレ
クタ間は抵抗52を橋絡する。
トランジスタ45においてベースは、コンデン
サ46および押しボタンT1を介してエミツタに
接続され、かつ抵抗44を介して補助電圧UH1
接続されている。
トランジスタ55のベースは、抵抗56を介し
てエミツタに接続され、かつリレーRの常閉接点
rおよびこれに直列接続された抵抗54を介して
補助電圧UH1に接続されている。常閉接点rに対
して並列に押しボタンT2が接続されており、こ
の押しボタンは、押しボタンT1と同時に操作で
きる。
トランジスタ55のベータエミツタ間は、橋絡
片Aによつて橋絡される。トランジスタ45のコ
レクタエミツタ間に対して並列に橋絡片Bが接続
される。
リレーRは電圧比較器として使われる演算増幅
器77によつて給電される。給電局の出力端子に
対して並列に、抵抗73と74から成る分圧器が
接続されており、この分圧器のタツプは、演算増
幅器77の反転入力端子に接続されている。演算
増幅器77の非反転入力端子は、主基準電圧UR0
に接続されている。抵抗74に対して並列に、ツ
エナダイオード76およびコンデンサ75が接続
されている。この接続体の時定数は例えばほぼ1
秒である。
通常動作の場合に公称電流を供給する給電局1
(第3図)として使用するため、橋絡片Aがそう
入される。トランジスタ55は、この場合リレー
Rが付勢されるかまたは押しボタンT2が操作さ
れるかに関係なくしや断されている。従つて第2
の基準電圧UR2は、第2の基準電圧発生器に常に
存在する。この場合橋絡片Bはそう入されていな
いので、押しボタンT1を操作していない際に導
通しているトランジスタ45は第1の基準電圧U
R1を、制御比較器33における3つの基準電圧U
R1,UR2,UR3の最大のものとして公称電流に対
応する基準電圧UR2が作用するまで、低下させ
る。
押しボタンT1を操作すると、トランジスタ4
5がしや断され、かつ第1の基準電圧発生器にお
ける基準電圧UR1の低下が中止される。同じ状態
は、コンデンサ46が放電した時の装置の始動の
場合に生じる。この場合、コンデンサ46と抵抗
44によつて前もつて与えられる例えばほぼ2秒
である期間τ2の間だけ基準電圧UR1が作用す
る。
通常動作の際給電を行わない給電局2(第3
図)に初期設定する場合は、橋絡片Bがそう入さ
れる。従つて抵抗42は常に短絡されているの
で、基準電圧UR1は生じない。従つて基準電圧U
R2またはUR3だけを作用させることができる。通
常動作の際、すなわち出力電圧が値U21よりも
小さい際、リレーRは遮断され、常閉接点rが閉
じ、かつトランジスタ55が導通になる。第2の
基準電圧UR2はこれにより、第3の基準電圧UR3
が制御比較器33において作用するまで低下され
ている。給電局は、低い一定電流IK3に設定され
ている。
出力電圧が値U21よりも大きい場合は、リレ
ーRは応動し、かつ常閉接点rは開かれている。
それ故にトランジスタ55がしや断されるので、
公称電流INに対応する第2の基準電圧UR2が作
用する。給電局は公称電流INを供給する。開い
た常閉接点rにより作動される、第2の基準電圧
R2を低下する装置のしや断は、押しボタンT2
の操作によつて一時的に中止できる、すなわち給
電局は、一時的に減少される一定電流IK3に設定
できる。
給電電流の一時的増加または減少は、押しボタ
ンT1,T2により手動で行うことができる。こ
のことは、図示されていないが、さらに自動的に
停止することもできる。特に給電局1は、始動の
直後に短時間たとえば2秒にわたつて前記のわず
かに増加した遠隔給電電流IK1を供給する。
さらに給電局2において負荷引き受けの場合に
所定の時間たとえば数秒後に、前記短期間のわず
かな電流低下をもう1度自動的に行うことができ
る。
前記の自動電流変化によれば、一時的な区間障
害、例えば落雷の後、バツテリー電圧の故障の後
または遠隔給電装置の交換の後に、前記の片側動
作が自動的に再構成される、という利点が得られ
る。このことは、特に無人の給電局における装置
の使用にとつて有利である。
比較的長く持続する区間障害の場合、たとえば
いわゆる付加スイツチを介したループ閉成を伴な
う短絡またはしや断の際、修理作業が終了した後
に初めの給電状態は、両方の給電局1または2の
一方において手で押しボタンを操作することによ
つて再形成される。
第2の給電局の出力端子において区間障害の信
号化のため使われる電圧監視は、場合により出力
分圧電圧の極性を監視することにより行うことが
できる。さらに第2の給電局は、給電を行う第2
の給電局において故障通知を行う電流弁別器を含
むようにすると好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、通信伝送装置の中継局にしや断なし
に遠隔給電を行う回路装置の図、第2図は、第1
図に示された回路装置において障害のない動作ま
たは給電局の故障の際の電位経過を示す図、第3
図は、遠隔給電を行う回路装置の給電局の出力特
性を示す図、第4図は、中継局にしや断なく遠隔
給電を行う回路装置の図、第5図は、第4図に示
された回路装置に対する障害のない際の遠隔給電
区間の電位区間の電位経過の図、第6図は、種々
の様式で初期設定できる制御器を有する給電局の
図である。 1,2…給電局、R1,R2,Q…電流源、3
1…操作部、32,33…制御増幅器、77…閾
値スイツチ、A,B…橋絡片。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遠隔給電ループ内に、通信伝送装置の給電局
    に設けられかつ給電心線対を介して互いに接続さ
    れた2つの電流源の直列回路が設けられており、
    また第1の給電局に設けられた第1の電流源が一
    定の公称電流を送出でき、かつ第2の給電局に設
    けられた第2の電流源が公称電流より小さい一定
    電流を送出でき、それにより通常動作において公
    称電流を送出する第1の給電局だけが給電を行う
    ようにした、直流直列給電によつて通信伝送技術
    の装置の中継局に遠隔給電を行う回路装置におい
    て、出力電圧U2の所定の範囲bにおいて公称電
    流INが送出され、かつこの電圧範囲bを下回わ
    るとそれより少ない一定電流IK3が送出されるよ
    うに出力電圧U2に依存した制御特性を少なくと
    も第2の電流源R2,Qが有するようにしたこと
    を特徴とする、直流直列給電によつて通信伝送技
    術の装置の中継局に遠隔給電する回路装置。 2 出力電圧U2の所定の範囲bの下側限界値U
    21が、少ない一定電流を増幅器範囲に供給する
    ため必要な出力電圧U2よりもいくらか小さいよ
    うに決められている、特許請求の範囲第1項記載
    の回路装置。 3 少なくとも第2の給電局2が、この給電局の
    出力電圧U2に接続された閾値スイツチ77を含
    み、この閾値スイツチが、出力電圧の所定の範囲
    bの下側限界値U21以上の出力電圧の際、電流
    源Qに付属の一定電流調整器33を公称電流IN
    に設定し、また閾値スイツチ77が、所定の第1
    の遅延素子τ1を含んで出力電圧の変化に応動す
    る、特許請求の範囲第1項記載の回路装置。 4 少なくとも第2の給電局2が、出力電圧U2
    に関係なく一時的に少ない一定電流IK3に設定で
    きる、特許請求の範囲第1項記載の回路装置。 5 少なくとも第1の給電局1が、一時的に公称
    電流INよりも高い一定電流IK1に設定できる、
    特許請求の範囲第1項記載の回路装置。 6 給電局1,2が基準電圧発生器を含み、この
    基準電圧発生器が、選択的に高い公称電流IK1
    対応する第1の基準電圧UR1、公称電流INに対
    応する第2の基準電圧UR2および低い公称電流I
    K3に対応する第3の基準電圧UR3を制御比較器3
    3に送出し、また基準電圧発生器が、通常動作の
    際給電を行う端局1においては第1と第2の基準
    電圧UR1,UR2の間で切換制御でき、かつ通常動
    作の際には給電を行わない端局2においては第2
    と第3の基準電圧UR2,UR3の間で切換制御でき
    るように初期設定可能である特許請求の範囲第1
    項記載の回路装置。 7 基準電圧発生器が、減結合ダイオード43,
    53,63を介して制御比較器33に通じる基準
    電圧信号発生器4,5,6を含み、また第1と第
    2の基準電圧UR1,UR2のため設けられた基準電
    圧信号発生器4,5が、第3の基準電圧UR3の値
    以下に基準電圧UR1,UR2を選択的に低下する制
    御可能な装置をそれぞれ有し、また通常動作の際
    給電を行う給電局1において初期設定によつて、
    第2の基準電圧UR2を低下する装置がしや断さ
    れ、かつ通常動作の際に給電を行わない給電局2
    において、第1の基準電圧UR1の低下が固定的に
    設定されている、特許請求の範囲第6項記載の回
    路装置。 8 第2の基準電圧UR2が、出力電圧U2によつ
    て制御可能なかつ所定の第1の遅延時間τ1の後
    に応動する閾値スイツチ77を用いて低下可能で
    ある、特許請求の範囲第1項記載の回路装置。 9 第1の給電局1において一定電流を一時的に
    増加する期間τ2が、第1の時定数τ1よりも長
    いように決められている、特許請求の範囲第5項
    記載の回路装置。 10 少なくとも一方の給電局1,2に、出力電
    圧Uを監視する装置が設けられている、特許請求
    の範囲第1項記載の回路装置。
JP16684580A 1979-11-30 1980-11-28 Circuit device for remotely feeding to intermediate position of communication transmission technique apparatus by dc series feeding Granted JPS5691540A (en)

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EP0030004B1 (de) 1983-06-01
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