JPS6134912A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
内燃機関用点火コイルInfo
- Publication number
- JPS6134912A JPS6134912A JP15644284A JP15644284A JPS6134912A JP S6134912 A JPS6134912 A JP S6134912A JP 15644284 A JP15644284 A JP 15644284A JP 15644284 A JP15644284 A JP 15644284A JP S6134912 A JPS6134912 A JP S6134912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- coil
- primary
- axial direction
- bobbin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/12—Ignition, e.g. for IC engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は内燃機関用点火コイルに関する。
従来の点火コイルは、柱状のコアの外周上に、１次、２
次コイルを対称に巻線するのが一般的であるが、点火コ
イルの小型化に伴なって、コアおよび１次コイルと２次
コイルの高圧側とが接近し、耐圧不良を起こすことがあ
った。
次コイルを対称に巻線するのが一般的であるが、点火コ
イルの小型化に伴なって、コアおよび１次コイルと２次
コイルの高圧側とが接近し、耐圧不良を起こすことがあ
った。
また、点火プラグの火花持続時間を増大するため、コア
に対し１次コイルを一方に片寄って巻線して１次、２次
コイル間の結合係数を低下させることが考えられている
が（例えば、実開昭５６−１０６４３３号公報）、上記
耐圧不良に対しては何ら考慮されていない。
に対し１次コイルを一方に片寄って巻線して１次、２次
コイル間の結合係数を低下させることが考えられている
が（例えば、実開昭５６−１０６４３３号公報）、上記
耐圧不良に対しては何ら考慮されていない。
そこで本発明は、小型化しても充分な耐圧が得られると
同時に、火花持続時間の増大を可能とするものである。
同時に、火花持続時間の増大を可能とするものである。
Ｃ問題点を解決するための手段〕
そのため本発明は柱状のコアと、このコアの外周に巻線
された１次コイルと、この１次コイルの外周に、この１
次コイルおよび前記コアに対し一端を軸方向に突出させ
て配置した２次ボビンと、この２次ボビンの前記コアよ
り軸方向に突出する部分の外周上に高圧側を位置させて
前記１次コイルおよびコアに対して軸方向にずらして前
記２次ボビンの外周に巻線した２次コイルとを備える内
燃機関用点火コイルを提供するものである。
された１次コイルと、この１次コイルの外周に、この１
次コイルおよび前記コアに対し一端を軸方向に突出させ
て配置した２次ボビンと、この２次ボビンの前記コアよ
り軸方向に突出する部分の外周上に高圧側を位置させて
前記１次コイルおよびコアに対して軸方向にずらして前
記２次ボビンの外周に巻線した２次コイルとを備える内
燃機関用点火コイルを提供するものである。
これにより、コアおよび１次コイルと２次コイルの高圧
部との間の軸方向の距離を離すことができると共に、１
次、２次コイル間の結合係数も適度な値に低減すること
ができる。
部との間の軸方向の距離を離すことができると共に、１
次、２次コイル間の結合係数も適度な値に低減すること
ができる。
（実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第１図において、１は合成樹脂製の筒状の１次ボビンで
、その先端には蓋部１ａが一体に設けられている。さら
に、１次ポビン１の中間部外周には巻線用凹部１ｂが形
成されていて、この巻線用凹部１ｂに１次コイル２が巻
線されている。また、１次ポビン１の他端は開口端とな
しである。３は外周に複数の巻溝を形成した合成樹脂製
の２次ボビンで、１次ポビン１の外周に配置されていて
、外周の巻溝には２次コイル４が分割巻きされている。
、その先端には蓋部１ａが一体に設けられている。さら
に、１次ポビン１の中間部外周には巻線用凹部１ｂが形
成されていて、この巻線用凹部１ｂに１次コイル２が巻
線されている。また、１次ポビン１の他端は開口端とな
しである。３は外周に複数の巻溝を形成した合成樹脂製
の２次ボビンで、１次ポビン１の外周に配置されていて
、外周の巻溝には２次コイル４が分割巻きされている。
また、２次ボビン３の一端には蓋部３ａが形成されてい
て、この蓋部３ａの内底面中央には、１次ポビン１内に
向かって軸方向に突出するコア位置決め用突起３ｂが一
体に形成され、さらに蓋部３ｂの外側にはターミナル固
定用突起３Ｃが一体に形成されている。５はターミナル
固定用突起３ｃに固定した２次ターミナルで、２次コイ
ル４の高圧側端末が接続される突起５ａと、高圧コード
が接続されるねじ部５ｂとを有している。６は合成樹脂
製のケースで、その内部には、点火コイル側と制御回路
側とを区画する隔壁６ａが一体に形成されており、また
、外側壁には取付用ステー６ｂが一体に形成され、さら
に底壁にはケース６内と連通させて１次ターミナル用コ
ネクタ部６Ｃと高圧コード用筒部６ｄとが一体に形成さ
れていて、２次ターミナル５のねじ部５ｂが高圧コード
用筒部６ｄ内に突出配置されている。７は真空引きして
ケース６内に注入した後硬化させた熱硬化性樹脂である
。８は１次ポビン１の内径とほぼ同径（若干小径の方が
よい）の円柱状でコアであって、１次ポビン１の内側に
挿入されている。また、２次ボビン３のコア位置決め用
突起３ｂがコア８の端面に当接して、コア８および１次
ボビ°ン１が２次ボビン３に対して軸方向にずらして位
置決め配置されていて、２次コイル４の高圧側（２次タ
ーミナル側）を巻線した２次ボビン３の一端がコア８の
端面より軸方に突出することにより、２次コイル４の高
圧側とコア８および１次コイル２とを間の距離が、小型
化しても充分耐圧が得られるように離しである。
て、この蓋部３ａの内底面中央には、１次ポビン１内に
向かって軸方向に突出するコア位置決め用突起３ｂが一
体に形成され、さらに蓋部３ｂの外側にはターミナル固
定用突起３Ｃが一体に形成されている。５はターミナル
固定用突起３ｃに固定した２次ターミナルで、２次コイ
ル４の高圧側端末が接続される突起５ａと、高圧コード
が接続されるねじ部５ｂとを有している。６は合成樹脂
製のケースで、その内部には、点火コイル側と制御回路
側とを区画する隔壁６ａが一体に形成されており、また
、外側壁には取付用ステー６ｂが一体に形成され、さら
に底壁にはケース６内と連通させて１次ターミナル用コ
ネクタ部６Ｃと高圧コード用筒部６ｄとが一体に形成さ
れていて、２次ターミナル５のねじ部５ｂが高圧コード
用筒部６ｄ内に突出配置されている。７は真空引きして
ケース６内に注入した後硬化させた熱硬化性樹脂である
。８は１次ポビン１の内径とほぼ同径（若干小径の方が
よい）の円柱状でコアであって、１次ポビン１の内側に
挿入されている。また、２次ボビン３のコア位置決め用
突起３ｂがコア８の端面に当接して、コア８および１次
ボビ°ン１が２次ボビン３に対して軸方向にずらして位
置決め配置されていて、２次コイル４の高圧側（２次タ
ーミナル側）を巻線した２次ボビン３の一端がコア８の
端面より軸方に突出することにより、２次コイル４の高
圧側とコア８および１次コイル２とを間の距離が、小型
化しても充分耐圧が得られるように離しである。
９は点火コイルの１次コイル２の電流を断続するための
コンデンサ放電式点火回路の制御回路部で、ケース６内
に隔壁６ａを介して点火コイル側と分離して収納されて
いる。１３は制御回路部９各電気回路部品を装着したプ
リント基板、１４はプリント基板１３に圧入嵌合固定さ
れると共に１次ターミナル用コネクタ部６Ｃ内に配置さ
れた１次ターミナルである。
コンデンサ放電式点火回路の制御回路部で、ケース６内
に隔壁６ａを介して点火コイル側と分離して収納されて
いる。１３は制御回路部９各電気回路部品を装着したプ
リント基板、１４はプリント基板１３に圧入嵌合固定さ
れると共に１次ターミナル用コネクタ部６Ｃ内に配置さ
れた１次ターミナルである。
１５はターミナル１４の根本側外周装着されたゴム等の
弾性体よりなるブツシュで、その外周には、ひだ１５ａ
がリング状に一体に形成されている。そして、このブツ
シュ１５は、１次ターミナルコネクタ部６ｃ根本部にケ
ース６内部と連通させて形成した円形穴６ｅ内に圧入さ
れていて、このブツシュ１５の存在により、ケース６底
部からの注型樹脂７の漏れを防ぐようにしである。
弾性体よりなるブツシュで、その外周には、ひだ１５ａ
がリング状に一体に形成されている。そして、このブツ
シュ１５は、１次ターミナルコネクタ部６ｃ根本部にケ
ース６内部と連通させて形成した円形穴６ｅ内に圧入さ
れていて、このブツシュ１５の存在により、ケース６底
部からの注型樹脂７の漏れを防ぐようにしである。
上記構成において、２次コイル２の高圧側を巻線した２
次ボビン３の一端がコア８の端面より軸方向に突出して
いて、２次コイル４の高圧側とコア８および１次コイル
との間の距離が離れているため、小型化しても充分な耐
圧が得られる。
次ボビン３の一端がコア８の端面より軸方向に突出して
いて、２次コイル４の高圧側とコア８および１次コイル
との間の距離が離れているため、小型化しても充分な耐
圧が得られる。
また、１次コイル２およびコア８に対し２次コイル４が
軸方向にずれることによって、１次、２次コイル間の結
合係数も適度な値に低減して、点火プラグの火花持続時
間を増大することができる。
軸方向にずれることによって、１次、２次コイル間の結
合係数も適度な値に低減して、点火プラグの火花持続時
間を増大することができる。
ここで、上記第１図図示の実施例において、２次ボビン
３のコア位置決め用突起３ｂの高さを変えて、コア８お
よび１次コイル２の位置りを２次コイル４の東心位置に
対してずらした場合における、１次、２次コイル間の結
合係数ｋ、２次電圧Ｖ２、アーク時間ＴＡおよび誘導分
エネルギーＥ２の特性を第２図に示す。
３のコア位置決め用突起３ｂの高さを変えて、コア８お
よび１次コイル２の位置りを２次コイル４の東心位置に
対してずらした場合における、１次、２次コイル間の結
合係数ｋ、２次電圧Ｖ２、アーク時間ＴＡおよび誘導分
エネルギーＥ２の特性を第２図に示す。
しかして、コア８端面よりの２次ポビン３の一端の突出
量および、コア位置りは、点火コイルの体格や要求性能
等によって適宜選定されるものであることは勿論である
が、第１図図示の実施例においては、コア位置決め用突
起３ｂの高さを、２次ボビン３の巻線部の軸方向長さの
２０〜２５％の範囲とし、コア位置しは、はぼ１０ｍ１
とすることにより好適な結果が得られた。
量および、コア位置りは、点火コイルの体格や要求性能
等によって適宜選定されるものであることは勿論である
が、第１図図示の実施例においては、コア位置決め用突
起３ｂの高さを、２次ボビン３の巻線部の軸方向長さの
２０〜２５％の範囲とし、コア位置しは、はぼ１０ｍ１
とすることにより好適な結果が得られた。
なお、上述した実施例においては、２次ポビン３に一体
成形したコア位置決め用突起３ｂによって、コア８と２
次コイル４との相対位置を軸方向にずらすようにしたが
、２次ボビン３とコア８との間に拒絶スペーサを挿入し
たり、１次ポビン１の内周にコア位置決め用突起を一体
成形したりして、コア８と２次コイル４との相対位置を
軸方向にずらすようにしてもよい。
成形したコア位置決め用突起３ｂによって、コア８と２
次コイル４との相対位置を軸方向にずらすようにしたが
、２次ボビン３とコア８との間に拒絶スペーサを挿入し
たり、１次ポビン１の内周にコア位置決め用突起を一体
成形したりして、コア８と２次コイル４との相対位置を
軸方向にずらすようにしてもよい。
また、上述した実施例においては、点火コイルと制御回
路とを１つのケース６内に収納したが、点火コイルのみ
をケース６内に単体で収納するものにも本発明を適用す
ることができる。
路とを１つのケース６内に収納したが、点火コイルのみ
をケース６内に単体で収納するものにも本発明を適用す
ることができる。
以上述べたように本発明においては、コアおよび１次コ
イルと２次コイルの高圧部との軸方向の距離を離すこと
ができるがら、点火コイルを小型化しても充分な耐圧が
得られると共に、１次、２次コイル間の結合係数も適度
な値に低減することができるから、点火プラグの火花持
続時間を増大することができるという優れた効果がある
。
イルと２次コイルの高圧部との軸方向の距離を離すこと
ができるがら、点火コイルを小型化しても充分な耐圧が
得られると共に、１次、２次コイル間の結合係数も適度
な値に低減することができるから、点火プラグの火花持
続時間を増大することができるという優れた効果がある
。
第１図は本発明コイルの一実施例を示す縦断面図、第２
図は上記実施例におけるコア位置に対する特性図である
。 ２・・・１次コイル、３・・・２次ボビン、４・・・２
次コイル、８・・・コア。
図は上記実施例におけるコア位置に対する特性図である
。 ２・・・１次コイル、３・・・２次ボビン、４・・・２
次コイル、８・・・コア。
Claims (1)
- 柱状のコアと、このコアの外周に巻線された１次コイル
と、この１次コイルの外周に、この１次コイルおよび前
記コアに対し一端を軸方向に突出させて配置した２次ボ
ビンと、この２次ボビンの前記コアより軸方向に突出す
る部分の外周上に高圧側を位置させて前記１次コイルお
よびコアに対して軸方向にずらして前記２次ボビンの外
周に巻線した２次コイルとを備える内燃機関用点火コイ
ル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59156442A JPH0616456B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59156442A JPH0616456B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6134912A true JPS6134912A (ja) | 1986-02-19 |
| JPH0616456B2 JPH0616456B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=15627838
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59156442A Expired - Lifetime JPH0616456B2 (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0616456B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0281414A (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-22 | Hitachi Ltd | 内燃機関用点火コイル |
| JPH048419U (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-27 | ||
| EP1990536A1 (en) * | 2007-05-11 | 2008-11-12 | Delphi Technologies, Inc. | Twin Spark Ignition Coil with Provisions to Balance Load Capacitance |
| JP2008277536A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Toyo Denso Co Ltd | 点火コイル |
| US7796004B2 (en) * | 2007-04-27 | 2010-09-14 | Toyo Denso Kabushiki Kaisha | Ignition coil |
| JP2015180822A (ja) * | 2006-05-18 | 2015-10-15 | ノース−ウエスト ユニヴァーシティ | 点火装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5043423A (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-19 | ||
| JPS55101769A (en) * | 1979-01-26 | 1980-08-04 | Automob Antipollut & Saf Res Center | Plural sparks igniting device |
| JPS6050906A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-22 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP59156442A patent/JPH0616456B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5043423A (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-19 | ||
| JPS55101769A (en) * | 1979-01-26 | 1980-08-04 | Automob Antipollut & Saf Res Center | Plural sparks igniting device |
| JPS6050906A (ja) * | 1983-08-30 | 1985-03-22 | Nippon Denso Co Ltd | 内燃機関用点火コイル |
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|---|---|---|---|---|
| JPH0281414A (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-22 | Hitachi Ltd | 内燃機関用点火コイル |
| JPH048419U (ja) * | 1990-05-10 | 1992-01-27 | ||
| JP2015180822A (ja) * | 2006-05-18 | 2015-10-15 | ノース−ウエスト ユニヴァーシティ | 点火装置 |
| JP2008277536A (ja) * | 2007-04-27 | 2008-11-13 | Toyo Denso Co Ltd | 点火コイル |
| US7796004B2 (en) * | 2007-04-27 | 2010-09-14 | Toyo Denso Kabushiki Kaisha | Ignition coil |
| EP1990536A1 (en) * | 2007-05-11 | 2008-11-12 | Delphi Technologies, Inc. | Twin Spark Ignition Coil with Provisions to Balance Load Capacitance |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0616456B2 (ja) | 1994-03-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |