JPS6134848B2 - - Google Patents

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JPS6134848B2
JPS6134848B2 JP57122803A JP12280382A JPS6134848B2 JP S6134848 B2 JPS6134848 B2 JP S6134848B2 JP 57122803 A JP57122803 A JP 57122803A JP 12280382 A JP12280382 A JP 12280382A JP S6134848 B2 JPS6134848 B2 JP S6134848B2
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JP
Japan
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composition
thickener
xanthomonas
organopolysiloxane
pseudoplastic
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JP57122803A
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JPS5817802A (ja
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Boyajian Reimon
Biaru Misheru
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ROONU PUURAN SUPESHIARITE SHIMIIKU
Original Assignee
ROONU PUURAN SUPESHIARITE SHIMIIKU
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Publication date
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Application filed by ROONU PUURAN SUPESHIARITE SHIMIIKU filed Critical ROONU PUURAN SUPESHIARITE SHIMIIKU
Publication of JPS5817802A publication Critical patent/JPS5817802A/ja
Publication of JPS6134848B2 publication Critical patent/JPS6134848B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/02Foam dispersion or prevention
    • B01D19/04Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances
    • B01D19/0404Foam dispersion or prevention by addition of chemical substances characterised by the nature of the chemical substance

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Colloid Chemistry (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は増粘剤(thickner)として炭水化物醗
酵から生ずる多糖類を含有するオルガノポリシロ
キサン消泡剤組成物の擬似塑性水性コロイド分散
体に関するものである。 オルガノポリシロキサン消泡剤組成物の水性エ
マルジヨン及び分散体は多年の間知られており;
それらは一般的には界面活性剤とときには増粘剤
を含有する。 米国特許第3423340号はこの種類のエマルジヨ
ンを記述しており、それらのエマルジヨンは各々
次のものから成り立つている。すなわち、 (1) ジメチルポリシロキサン油及び微粉シリカか
ら成るオルガノポリシロキサン消泡剤組成物、 (2) ポリオキシエチレン化ソルビタンモノステア
レート、ソルビタンモノステアレート、及び
(または)グリセロールモノステアレートから
成る界面活性剤、 並びに (3) ナトリウムカルボキシメチルセルローズから
成る増粘剤。 これらのエマルジヨンは2段階でつくられる。
すなわち、消泡剤組成物、界面活性剤、及び増粘
剤をまず混合し、この混合物を次に磨砕によつて
水中で分散させる。これらは良好な消泡効果をも
つているがしかし大量の界面活性剤を含み、必ず
しも貯蔵上きわめて安定とはいえない。その上、
これらはやや擬似塑性であり、このことは撹拌す
るのにあるエネルギー消費を必要とする。 米国特許第4039469号はややちがつた方法によ
つてつくるオルガノポリシロキサン消泡剤組成物
の水性エマルジヨンを記述している。 事実、それは2成分を混合することから成り、
その一方の成分はカルボキシメチルセルローズの
ような慣用的増粘剤の水溶液から形成され、他方
の成分はオルガノポリシロキサン消泡剤組成物の
水性エマルジヨンから形成される。後者はいくつ
かの段階で得られる。すなわち (i) 界面活性剤の水中での溶解、 (2) 消泡剤組成物の溶液(i)中での分散、並び
に、 (3) (2)から生ずる分散体を安定な均質
のエマルジヨンが形成されるまで磨砕するこ
と、 である。 この方法は消泡剤エマルジヨンの製造用工業設
備のより合理的な使用を可能とするものであるけ
れども、これは磨砕による水性エマルジヨンの予
備製造を必要とし、そして増粘剤の水溶液へそれ
を添加するための取扱いも次に必要となる。その
上、このようにして得られた水性エマルジヨンの
擬似塑性が低く、貯蔵時の安定性が完全でなく;
これらの性質群はさらに改善されねばならない。 本発明はオルガノポリシロキサン消泡剤組成物
の新規な水性分散体の助けで以て上記諸欠点を克
服することを提案しており、この分散体は擬似塑
性でかつ貯蔵時に安定である。従つて本発明はこ
れらの分散体に関するものでありそしてまたその
製造方法に関するものである。 これらの水性分散体は次のものから成る(パー
センテージは重量で表わしている)。すなわち、 (A) 3から20%のオルガノポリシロキサン消泡剤
組成物、 (B) 0から5%の一つまたはそれ以上の非イオン
系界面活性剤、 (C) 0.3から2%の増粘剤、 並びに、100%とするための十分な量の水、で
ある。 これらは、増粘剤(C)をキサントモナス属微生物
による炭水化物醗酵によつて得られる多糖類の中
から選ぶことを特徴としている。 オルガノポリシロキサン消泡剤組成物(A)は、本
発明による水性分散体の3から20%、好ましくは
5から15%に相当するが、一般的には、 (h) 100部の式R3SiO(R2SiO)oSiR3のジオルガノ
ポリシロキサン油(式中、Rは、同じでも異つ
ていてもよく、メチル、エチル、あるいはフエ
ニルの基を表わし、これらの基の少くとも80%
がメチル基であり、記号nは25℃に於いて
20mPa.sから50000mPa.sの粘度を保証するの
に十分な値をもつ整数または分数である)、及
び (s) 一次粒子が0.1ミクロンより小さい平均粒径
をもつ、0.05から15部、好ましくは0.8部から
12部の微粉シリカ、 から成り立つている。 油(h)は式(CH32SiO、CH3(CH2=CH)
SiO、CH3(C2H5)SiO、CH3(C6H5)SiO、
(C6H5)SiO、のものの中から選ばれるジオルガ
ノシロキシ単位、並びに、式(CH33SiO0.5
(CH32CH2=CHSiO0.5、(CH32C6H5SiO0.5
CH3(C6H52SiO0.5、CH3(CH2=CH)
C6H5SiO0.5、CH2=CH(C6H52SiO0.5
(C6H53SiO0.5、のものの中から選ばれるトリオ
ルガノシロキシ封鎖用単位、から形成されること
ができる。 好ましくは、油(h)は式(CH33SiO
〔(CH32SiO〕o′Si(CH33に相当し、式中、記号
n′は25℃に於いて50から5000mPa.sの粘度を保証
するのに十分な値をもつ整数または分数を表わ
す。 油(h)はシリコーン製造業者により市販されてお
り;その上、すでに記述されている技術(フラン
ス特許第978058号及び第1025150号)によつて容
易につくることができる。 シリカ(s)は高熱シリカ、沈澱シリカ、及び
シリカエアロゲルの中から最もしばしば選ばれ
る。これは50m2/gに等しいかより大きい比表面
積を有し、そして500m2/gに及ぶこともできる。 これはそのまゝで使用することもでき、またこ
の目的に通常用いるオルガノシリコーン化合物、
例えばシラザン(ヘキサメチルジシラザン、ヘキ
サメチルシクロトリシラザン)、ポリシロキサン
(オクタメチルシクロテトラシロキサン、ヘキサ
メチルジシロキサン)、クロロシラン(トリメチ
ルクロロシラン、ジメチルビニルクロロシラン、
ジメチルジクロロシラン、メチルビニルジクロロ
シラン)、及びアルコキシシラン(トリメチルメ
トキシシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメ
チルジエトキシシラン)、で以て処理した後に用
いることもできる。 この処理中に於て、上述のオルガノシリコーン
化合物はシリカの表面帯域に結合及び(または)
反応するようになり;その結果、このシリカは自
らの重量の40%に至る重量、好ましくは30%に至
る重量のオルガノシリコーン化合物またはそれら
の反応生成物を含むことができる。 消泡剤組成物(A)は油(h)とシリカ(s)との混合
物を混練することによつてつくれら;この混練は
この油の中でのシリカの均質分散を保証せねばな
らない。特に有効な方法は、第一の段階に於て、
油とシリカの予備混合物をコロイドミル中で磨砕
し、第二段階に於て、得られた磨砕物を1時間か
ら12時間の間約60℃−200℃で加熱することを含
む。別の方法に於ては、この予備混合物を上の磨
砕物と同じ条件の下で加熱し、このように処理し
た予備混合物を次にコロイドミル中に通過させ
る。 オルガノポリシロキサンポリマーは消泡剤組成
物(A)の中に単に混合することによつて加えること
ができ、この消泡剤組成物は液状ペーストの外観
をもつている。これらのオルガノポリシロキサン
ポリマーは以下のものから成る群から選ばれる。
すなわち −式HOR2SiO(R2SiO)o″Hのヒドロキシジオ
ルガノポリシロキサン油(この式に於て、Rは、
同じでも異つていてもよく、油(h)について上記し
た意味をもち、記号n″は25℃に於て10から
500mPa.sの粘度を保証するのに十分な値をもつ
整数または分数である。) 式HO(CH32SiO〔(CH32SiO〕oHのヒドロ
キシジメチルポリシロキサン油を使用することが
好ましく、この式に於てnは25℃に於いて20か
ら250mPa.sの粘度を保証するのに十分は値をも
つ整数または分数を表わす。 −式R′3SiO0.5とSiO2の単位から成るコポリマ
ー(そのR′3SiO0.5/SiO2の比は0.4から1.2の範囲
であり、珪素原子へ結合した3%までのヒドロキ
シル基を含み; 記号R′はメチル基またはビニル基を表わし;
式R′3SiO0.5の単位あたり多くて1個のビニル基
が存在する。単位(CH33SiO0.5とSiO2とから成
るコポリマーを使用するのが好ましく、そのモル
比は0.5から1.1の範囲である)。 −ジメチルポリシロキサン鎖と少くとも一つの
ポリオキシアルキレンブロツクとから各々形成さ
れるコポリマー(ジメチルポリシロキサン鎖は少
くとも1000の分子量をもち、ポリアルキレンブロ
ツクは少くとも800の分子量をもつ)。 ポリオキシアルキレンブロツクは式OCH2CH2
の単位からあるいは式OCH2CH2の単位と
【式】の単位との混合物から形成され、 式
【式】の単位を多くて50モル%含む。 その自由端に於て、それは炭素原子数1個から4
個のアルコキシ基、ヒドロキシル基またはアセト
キシ基を含み、Si−C結合を経てジメチルポリシ
ロキサン鎖に結合する。ポリオキシアルキレンブ
ロツクと上述Si−C結合とを含むメチルシロキサ
ン単位は式
【式】及び
【式】のも のの中から選ばれ、これらの式に於て、記号Gは
炭素原子数1個から4個のアルキレン基を表わ
し、記号Qはポリオキシアルキレンブロツクを表
わす。その2つの端の各々に於て、ジメチルポリ
シロキサン鎖は上述の単位 及び(または)式(CH33SiO0.5の単位を含
む。 これらのコポリマーの具体的例として、次の式 に相当するものが挙げられるが、この式に於て、 G=−(CH23−であり また、式 に相当するものが挙げられ、この式に於て、 G=−(CH23−であり である。 上述のオルガノポリシロキサンポリマーは消泡
剤組成物(A)へ各種の量で添加され、この量は一般
にはかなり少量で、オルガノポリシロキサン油(h)
の100部あたり0.1部から10部の程度のものであ
る。 非イオン系界面活性剤(B)は、本発明による水性
分散体の多くて5%、好ましくは0.2%から3%
に相当するが、次のものから成る群から選ぶこと
ができる。すなわち、 ソルビタンモノステアレートのようなソルビト
ールまたはその無水物の脂肪酸エステル; ポリエチレングリコールのステアリン酸モノエ
ステル及びジエステルの混合物の形態できわめて
しばしば市販され、式OCH2CH2の7単位から50
単位を有する、ポリオキシエチレン化ステアレー
トのような、ポリエチレングリコールの脂肪酸エ
ステル; 式OCH2CH2の約20単位をもつポリオキシエチ
レン化ソルビタンモノステアレートのような、4
モルから25モルのエチレンオキサイドと反応した
ソルビトールまたはその無水物の脂肪酸エステ
ル; 並びに、 アルキル基が直鎖または分枝状であり、6個か
ら18個の炭素原子をもち、かつ式OCH2CH2の単
位の数が3個から25個の範囲にある;式
OCH2CH2の約6単位を有するポリオキシエチレ
ン化ノニルフエノール、及び式OCH2CH2の約9
単位をもつポリオキシエチレン化ドデシルメルカ
プタン、のようなポリオキシエチレン化アルキル
フエノール及びポリオキシエチレン化アルキルル
ルカプタン; である。 これらの界面活性剤はすべて化学製品市場で入
手できる。 増粘剤(C)は、本発明による水性分散体の0.3%
から2%、好ましくは0.5%から1.5%に相当する
が、既述の通り、キサントモナス属微生物による
炭水化物の醗酵によつて得られる多糖類の中から
選ばれる。 これらの多糖類は一般的には100万より大きい
高分子量の線状ポリマーであり、グルコース、シ
ユークローズ、セレローズ、フラクトーズ、マル
トーズ、ラクトーズ、可溶性澱粉、馬鈴薯澱粉、
及びとうもろこし澱粉、から成る群から、例えば
選ばれる製品の水性媒体中での醗酵から得られ
る。 燐の誘導体及びマグネシウムの誘導体が醗酵媒
体へ添加される。窒素源はまた有機生成物の形態
で媒体中に存在せねばならないし(米国特許第
3000790号、3271267号、及び3355447号、並びに
フランス特許第2414555号)、あるいは無機生成物
の形態で存在せねばならない(米国特許第
3391060号及びフランス特許第2342339号)。 これらの多糖類の製造にはキサントモナス属の
いろいろな種を用いることができ、例えば、キサ
ントモナス ベゴニア(begoniae)、キサントモ
ナス インカネ(incanae)、キサントモナス ピ
シー(pisi)、並びに、特に、キサントモナス
カムペストリス(campestris)である。 これらの多糖類の製造技術は多年にわたつて知
られており、上述の米国及びフランスの特許に示
されている方法(窒素源の使用について)はかな
り最近のものであり、従つて使用して有利であ
る。特に、フランス特許第2415555号に記載の技
術は、水に溶かすとき容易に過できるゲルを与
える多糖類を得ることを可能とするものである。 本発明による水性分散体の製造方法は実施する
のに簡単であり、実際にはそれは2段階E1及び
E2から成る。すなわち、 E1−増粘剤(C)を水と混合することによる擬似塑
性コロイド溶液の形成、 E2−上で得られるコロイド溶液中でのオルガノ
ポリシロキサン消泡剤組成物の分散、 である。 界面活性剤(B)を使用する場合には、全体として
は、 段階E1の間でそれらを増粘剤(C)及び水と単に
混合することによるか、 あるいは、段階E2の間でそれらを段階E1で得
られたコロイド溶液中に分散させるか、 のいずれかにより消泡剤組成物(A)と一緒に導入す
ることができ、(それらはあらかじめ組成物(A)中
に、例えばこの組成物(A)の製造中に添加すること
によるか、あるいはまた、あとで混合することに
よるかのいずれかによつて混入させてよく、そう
でなくてもよい)、あるいは、 段階E1とE2の両段階中で導入してよく、両段
階の間に界面活性剤は任意の割合で分配される。 段階E1に於てつくられる溶液を得るために
は、増粘剤(C)をはげしく撹拌した水へ少量で添加
するだけで十分であり;これによつて流動状ゲル
の外観をもつ擬似塑性溶液を形成することにな
る。このゲルは剪断力下で流動化するが、その剪
断力を取除くと直ちにその切期粘度へ戻る。その
上、一つの流動限界値すなわち、それ以下では流
動化がおこらない最小の剪断応力、をもつ。 その粘度は増粘剤の濃度に従つて変り、例え
ば、増粘剤(C)の濃度が0.8%のときには25℃に於
て2000mPa.sの程度であり、濃度が2%のときに
は25℃に於て8000mPa.sの程度であり、これらの
粘度は30rpmに於けるブルツクフイールド粘度計
で以て測定された。 しかし段階E1に於てつくられるこの擬似塑性
溶液中の増粘剤(C)の濃度は任意的ではなく;消泡
剤組成物(A)のあとで添加される量に応じて、そし
て、もし適切であるならば界面活性剤(B)の量に応
じて、増粘剤(C)を0.3%から2%含有する本発明
による分散体が得られるよう、確立さればならな
い。 ホルムアルデヒドのような殺菌剤を段階E1
よる擬似塑性溶液の製造中に添加することができ
る。 段階E2を次に実施するが、これは消泡剤組成
物(A)を上記擬塑性溶液中に分散させることから成
る。この操作は組成物(A)を激しく撹拌された擬似
塑性溶液の中に注入することによつて容易に実施
され;コロイドミルの使用は必須ではない。 このようにして得られる分散体は本発明の分散
体に適合する。それは比較的濃厚な分散体であ
り、なぜならば、3%から20%のオルガノポリシ
ロキサン組成物(A)を含むからである。その上、そ
れは段階E1に於て得られる溶液の性質を保有
し;かくして、擬似塑性的であり一つの流動限界
値をもつ。さらに、それは少くとも12ケ月の間の
貯蔵で変化しない。例示として、その粘度は
10rpmのブルツクフイールド粘度計の速度につい
てかつ含有化合物の平均の濃度について、25℃に
於て1500から3500mPa.sの範囲であることができ
る。 増粘剤としてカルボキシメチルセルローズを含
むオルガノポリシロキサン消泡剤組成物の水性分
散体は、増粘剤の同一濃度に於て、増粘剤(C)を含
む水溶液より明確に擬似塑性が少ない。 その結果、それら(製造されるときには、各種
の添加剤がその中に混入されるか、あるいは単に
水で以て稀釈される)を撹拌するには、本発明に
よる分散体を撹拌するよりも余計のエネルギー消
費が必要である。さらに、それらは流動限界値を
もたず、このことはそれらが含有している化合物
を懸濁状で有効に保持することを妨げる。 本発明による分散体は起泡問題に直面する工業
的操作のすべてに於て使用することができ、例え
ば、適当な栄養物媒体上での酵母、細菌、菌類の
作用から生ずる醗酵(例えば、ビタミン及び抗生
物質製造のための醗酵)、砂糖の精製、砂糖を含
むジユースの加工、食品及び飲料品の製造、染
色、織物製品のサイズ処理及び仕上げ、紙の製
造、接着剤及び膠の製造、工業的石鹸及び洗剤、
浮選による鉱石分離、油井掘さく、油圧油及び潤
滑油の循環、並びに合成ラテツクスの製造、であ
る。 この分散体は比較的濃厚であるので、稀釈水と
分散体の重量比が1から200の範囲で、好ましく
は2から150の範囲で使用前に稀釈することがで
き、あるいはそのままで使うこともできる。これ
らの稀釈溶液も貯蔵時に安定である。 以下の実施例は本発明を解説するものである。 実施例 ()(a) 88.8部の水と0.5部のホルムアルデヒド30
%水溶液とを、撹拌機として2000rpmで回転
するブレードタービンを備えた反応器の中へ
順次に導入し、この導入中はタービンをまわ
しておく。ロードポール23の名称で市販され
ているクリーム状白色の粉末(これはキサン
トモナスカムペストリスの助けで以て炭水化
物醗酵から生ずる多糖類であり、フランス特
許第2414555号の教示に従つてつくられる)
0.7部を30分の間に反応器の撹拌内容物の中
に混入させる。 反応器の内容物を粉末の添加終了後さらに
30分間撹拌する。これにより流動状ゲルの外
観もをつ擬似塑性コロイド溶液が生ずる。そ
の粘度は、型RVTのブルツクフイールド粘
度計で測定して、10rpmの速度を用いるとき
は25℃で2650mPa.sであり、100rpmの速度
を用いるときは395mPa.sである。その流動
限界値は45ダイン/cm2である。 (b) (a)でつくつたコロイド溶液を2000rpmで回
転するタービンで以て撹拌し、次の(C)に於て
述べる通りにつくつた消泡剤組成物P1の10部
をそれへ1分間で添加する。 混合物を次に30分間撹拌する。得られた消
泡剤分散体は(a)に於てつくつた溶液の性質を
もち;それはそれゆえ擬似塑性的であり、同
じ粘度値と流動限界値をもつ。これらの値は
分散体を密閉ガラス容器の中で12カ月間貯蔵
したのちも変化せず、分散体はこの期間中外
観の変化がなかつた。 (b′) もう一つの擬似塑性消泡剤分散体を(a)及
び(b)に述べた方法に従つて、すなわち同じ消
泡剤組成物P1を用いて、つくつた。しかし、
段階(a)に於て、88.8部の水の代りに87.8部の
水を使用し、ホルムアルデヒド溶液0.5部の
導入後でかつロードポール23の0.7部の導入
前に、セマルゾールNP6の名称で市販されて
いる約6個のOCH2CH2単位をもつポリオキ
シエチレン化ノニルフエノールの1部を添加
する。 この擬似塑性分散体は10rpmの速度を用い
るときに25℃で2600mPa.ssの粘度〔(a)に述
べたのと同様に測定〕をもち、100rpmの速
度を用いるときに25℃で370mPa.sの粘度を
もつており、その流動限界値は45ダイン/cm2
の程度である。 (b″) 擬似塑性的消泡剤分散体を(b′)に於て
述べた方法に従つて、すなわち段階(a)の製造
に於けるポリオキシエチレン化ノニルフエノ
ールの1部を用いて、調製する。しかし、今
回は、このポリオキシエチレン化ノニルフエ
ノールは、セマルゾール4の名称で市販され
ている6個のOCH2CH2単位をもつ上記ポリ
オキシエチレン化ノニルフエノールの0.5部
と4個のOCH2CH2単位をもつポリオキシエ
チレン化ノニルフエノールの0.5部とから成
り立つている。 この擬似塑性分散体は10rpm速度を用いる
ときに25℃に於て2850mPa.sの粘度〔(a)に於
て述べたように測定〕をもち、100rpmの速
度を用いるときに25℃に於て400mPa.sの粘
度をもつており、その流動限界値はまた45ダ
イン/cm2の程度である。 (c) 消泡剤組成物P1の製造 25℃に於て100mPa.sの粘度をもつα・ω
−ビス(トリメチルシロキシ)−ジメチルポ
リシロキサン油の100部を撹拌器を備えた反
応器の中に導入する。撹拌を開始し、200m2/
gの表面積と30ミリミクロンの平均一次粒子
径をもつ高熱シリカの5.5部を徐々にこの導
入油へ添加する。 このようにして得られる混合物を1時間撹
拌し、次いでコロイドミルに通過させること
によつて磨砕し、この磨砕温度は45℃と50℃
の間であり、磨砕のすき間は0.25mmに設定す
る。磨砕混合物を別の反応器中に落し込み、
その中で170℃で4時間加熱する。混合物を
約30℃へ冷却後、25℃で50mPa.sの粘度をも
つα・ω−ジ−(ヒドロキシ)−ジメチルポリ
シロキサン油の2・2部と、9個の
OCH2CH2基をもつポリオキシエチレン化ド
デシルメルカプタンの5.5部とを、単に撹拌
によつてその中に混入させる。 得られた消泡剤組成物は、これはP1とよぶ
が、擬似塑性の不透明な淡灰色の流動性ペー
ストの外観をもち、(a)に於てのべたように測
定して、10rpmの速度を用いるきは25℃で
7500mPa.sの粘度をもち、100rpmの速度を
用いるときは25℃で1050mPa.sの粘度をも
ち、その流動限界値は25ダイン/cm2である。 () 擬似塑性分散体b、b′、b″の消泡能力を測
定するために、多目的振とう機を使用する。こ
れは振動する一つの水平軸を有し、この軸へ金
属の腕が直角及び水平に固定され、それらの腕
の端はクランプを保有し、これらクランプは
250cm3の容量のガラスフラスコを握るのに十分
広く開く。 軸の振動数は約250/分であり;フラスコが
挿入されている位置での各振動の振幅は5cmで
ある。10秒間の振とう時間と60秒の静止時間と
から成る消泡サイクルは電気タイマーの設定に
よつて確立できる。 次の成分、 蒸溜水 1000cm3 ノニルナフタレンスルホン酸ナトリウム 5g 酢 酸 3g 酢酸ナトリウム 7g を単純に混合することによつてつくつた起泡性
溶液も使用する。 上記起泡性溶液100cm3と分散体b、b′、b″の
一つの50mgとを各々のガラスフラスコの中に入
れて振とう機にスイツチを入れる。フラスコ中
の泡が消失するのに要する時間を、振とうが停
止する時間から最初の消泡サイクルの間に、す
なわち60秒の静止期間の間に記録し、これは最
切の消泡に要する時間T1である。 この消泡時間が60秒より短かいか等しい消泡
サイクルの合計数を次に記録し、この数をNと
よぶ。 3つの消泡組成物b、b′、b″について、 (1) 最初の消泡に要する時間T1は3秒の程度の
ものであり、そして (2) 消泡サイクルNの数は25程度であることが見
出される。 比較のために、消泡剤組成物P1の消泡力を上記
方法に従つて測定する。この目的のために、5mg
のこの組成物P1と100cm3の上記使用起泡性溶液と
を各フラスコの中に入れる。最初の消泡時間T1
と消泡サイクルNの数とを記録し、次の値を見出
す: T1:3秒程度 N:32程度 これらの結果を検討すると、組成物P1の消泡力
は、分散体b、b′及びb″(これらは各々この組成
物P1の10%、すなわち試料50mgに対して5mgを含
む)をつくるために擬塑性コロイド溶液(a)、すな
わちタイプ(a)の溶液の中に本組成物を分散させる
ときに劣化しないことが示されている。 再び比較のために、溶液(a)に似たコロイド溶液
(a′)を、ロードポール23をカルボキシメチルセ
ルローズであるブラノーズR105の同重量によつ
て置き換えることによつてつくる。 この溶液(a′)はブルツクフイールド粘度計で
測定して、10rpmまたは100rpmのいずれかの速
度を用いて、25℃で2mPa.sの粘度をもつ。この
溶液が擬塑性でないことは明らかである。 消泡剤組成物P1の10部を(b)に於て述べた手順に
従つてこの溶液(a′)へ添加し;混合物を次に30
分間撹拌する。これにより、溶液(a′)の粘度値
をもつ分散体bが生ずる。 この分散体は不安定である。実際に、密閉ガラ
ス容器中で10ケ月貯蔵後に於て、それが不均質に
なつたことが見出されており、明瞭な2つの部分
に分離した。さらに、その消泡力を上述の振とう
機を用いかつb、b′及びb″の分散体について使用
した方法に従うことによつて測定する。 最切の消泡時間T1と消泡サイクルNの数を記
録し、次の値が見出される。 T1:3秒程度 N:15程度 これらの結果は、分散体bの消泡力は分散体
b、b′及びb″よりも劣ることを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A) 3から20%のオルガノポリシロキサン消
    泡剤組成物、 (B) 0から5%の一つまたはそれ以上の非イオン
    系界面活性剤、 (C) 0.3から2%の増粘剤並びに100%にするため
    の十分な水、 から成り、増粘剤(C)がキサントモナス属微生物に
    よる炭水化物の醗酵によつて得られる多糖類のな
    かから選ばれることを特徴とする、オルガノポリ
    シロキサン組成物の水性分散体。 2 キサントモナス属がキサントモナス ベゴニ
    ア、キサントモナス インカネ、キサントモナス
    ピシー、及びキサントモナス カムペストリスか
    ら選ばれることを特徴とする、特許請求の範囲1
    による水性分散体。 3 E1−増粘剤を水と混合することにより擬似
    塑性コロイド溶液をまず形成させ、 E2−オルガノポリシロキサン消泡剤組成物(A)を
    段階E1に於て得られるコロイド溶液中に次に
    分散させる、 ことを特徴とする、特許請求の範囲1及び2のい
    ずれかによる組成物の製造方法。 4 界面活性剤(B)を増粘剤及び水と単に混合する
    ことによつて段階E1中に導入することを特徴と
    する、特許請求の範囲3による製造方法。 5 界面活性剤(B)を段階E1に於て得られたコロ
    イド溶液中に分散させることにより、オルガノポ
    リシロキサン消泡剤組成物と一緒に、段階E2
    に導入し、この組成物の中に界面活性剤(B)をあら
    かじめ加えておいても加えておかなくてもよい、
    ことを特徴とする、特許請求の範囲3による製造
    方法。 6 界面活性剤(B)を特許請求の範囲4及び5に於
    てそれぞれ記載された方法に従うことによつて
    E1及びE2両段階中に導入し、これら2段階間の
    分配は任意的であることを特徴とする、特許請求
    の範囲3による製造方法。
JP57122803A 1981-07-15 1982-07-14 オルガノポリシロキサン消泡剤組成物の水性分散体 Granted JPS5817802A (ja)

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GB2103230B (en) 1984-11-14
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GB2103230A (en) 1983-02-16
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JPS5817802A (ja) 1983-02-02
BE893836A (fr) 1983-01-14
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CA1167733A (fr) 1984-05-22
DE3261131D1 (en) 1984-12-06
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