JPS6131516Y2 - - Google Patents

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JPS6131516Y2
JPS6131516Y2 JP10893981U JP10893981U JPS6131516Y2 JP S6131516 Y2 JPS6131516 Y2 JP S6131516Y2 JP 10893981 U JP10893981 U JP 10893981U JP 10893981 U JP10893981 U JP 10893981U JP S6131516 Y2 JPS6131516 Y2 JP S6131516Y2
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高周波トランスを用いた調理器に係
る。
従来、例えば電子レンジ、誘導加熱調理器等の
高周波トランスを用いた調理器においては、その
加熱制御をデユーテイサイクルを変える方法で行
つていた。従つて、被加熱物の温度が所定温度を
中心に上下にハンチングし、正確に所定温度を保
持できないという欠点があつた。
本考案は上記の調理器において被加熱物の温度
を一定に保持しうるように工夫された調理器に係
る。
本考案の一実施例である複合調理器は第1図の
よつうに構成されている。これによれば、1は商
用周波電源(AC100V60/50Hz)を高周波(20〜
30KHz)に変換する高周波変換装置であり、その
出力端子は高周波トランス2の一次側巻線に接続
される。高周波トランス2の二次側巻線には巻数
を変えて高圧端子21と低圧端子22が備えら
れ、高圧端子21にはコンデンサ3とダイオード
4とで構成されたマグネトロン駆動回路5が接続
され、スイツチ6を閉成することによつてオーブ
ン内にマイクロ波を供給するマグネトロン7を駆
動するための高圧電源が印加される。一方、低圧
端子22にはコンデンサ8と誘導加熱コイル9と
で形成される誘導加熱コイル駆動回路10が接続
され、前記スイツチ6に連動するスイツチ11を
閉成するとスイツチ6は開成しマグネトロン7の
駆動はしや断され、誘導加熱コイル9から交番磁
束がでて鍋12を加熱する。
このようにスイツチ6,11の択一閉成にあつ
てマグネトロン駆動回路5に高周波トランス2が
接続された場合にはマグネトロン7より2450MHz
のマイクロ波が出力され、オーブン庫内の食品を
マイクロ波加熱調理する。一方、誘導加熱コイル
駆動回路10に高周波トランス2が接続された場
合には誘導加熱コイル9から出力される交番磁束
により鍋12が加熱され、鍋12内の食品をその
伝導熱により加熱調理する。
高周波トランス2は一次側巻線、二次側巻線を
巻回した交流磁極の他に制御巻線23を巻回した
直流磁極を有するトランスである。このような高
周波トランスを用いると、制御巻線23を流れる
直流電流を変化させることによつて二次側の磁束
量が変わり二次電流が変えられる。即ち、一次側
巻線に電流が流れることによつて発生した磁束は
二次側の磁極と制御巻線23を巻回する直流磁極
を通る。制御巻線23を流れる直流電流を変える
ことによつて制御巻線側の磁束の通路の磁気抵抗
が変わるため、制御巻線側と二次巻線側の磁束量
を変えることができる。
13は直流定電流回路であり、前記高周波トラ
ンス2の制御巻線23に接続され、それに直流電
流を流す。この直流電流に比例して高周波トラン
ス2の二次側巻線に電流が流れるため、マグネト
ロン7の出力も誘導加熱コイル9の出力も前記直
流定電流回路13により制御される。しかも直流
電流の値を変えるだけの出力調整が可能なわけで
あるので、従来のようにデユーテイサイクルを変
えずに出力レベルを任意に設定でき、非常に料理
する上で有利である。
所で従来、この種の調理器によれば、被加熱物
の温度を一定に保持するめにサーミスタ等の温度
依存性抵抗器を用意し、被加熱物の温度を直接も
しくは間接に検出するようにして、検知点の温度
が設定値より高くなると加熱源の動作を停止し、
設定値より低くなると加熱源の動作を再開し、以
後このような加熱源の断続動作を繰り返して一定
に保持するようにしていた。然しながら、そのよ
うな加熱源の断続動作によれば被加熱物の温度は
設定温度を基準にしてある温度範囲内で上下に変
動してしまうため、正確な温度特性は得られてい
なかつた。
本考案はこのような点に鑑みなされたものであ
り、前記第1図に示された高周波トランス2の制
御巻線23に流れる電流を被加熱物の温度変化に
応じて制御し、もつてマグネトロンあるいは誘導
加熱コイルの出力を調整するようにした複合調理
器を提供するものである。
本考案の調理器は第1図の直流定電流回路13
を第3図のように構成した所に特徴があり、第2
図の回路はその一般的従来回路例である。
第3図によれば、101は入力端子X,X′を
介して商用高周波電源(AC100V)に接続される
降圧整流平滑回路であり、低圧直流に変換する働
きをもつ。この降圧整流平滑回路101の出力端
子には直列にあるツエナーダイオード108と抵
抗109,抵抗110とコレクタ・エミツタが直
列にあるトランジスタ107を介してコンデンサ
111が接続される。尚、出力端子Y,Y′を介
して制御巻線23が接続される。前記ツエナーダ
イオード108には可変抵抗器102と、抵抗1
12に直列なサーミスタ103が並列接続され、
可変抵抗器102の出力端子をb接点(基準電圧
用端子),サーミスタ103と抵抗112の接続
点をa接点(自動調節用端子)にそれぞれ接続さ
れるスイツチ105の可動接点にはトランジスタ
106のベースが接続される。このトランジスタ
106はエミツタ・コレクタをトランジスタ10
7のコレクタ・ベースに並列接続される。104
はサーミスタ103に接続され、被加熱物が設定
温度を検出するとリレー113を附勢してスイツ
チ105をa接点に切り換える温度検知回路であ
る。そのサーミスタ103は被加熱物に挿入して
直に被加熱物の温度を検出するが、オーブンの排
気口に設置してオーブン庫内より排出され排気温
度に基いて被加熱物の温度を間接的に検出する。
ここで、可変抵抗器102は出力端子を動かすこ
とによつて直流定電流回路13の定電流値を変え
るように働らく。
以上のようにしてなる複合調理器によれば、い
ま被加熱物を所望の設定温度にまで急速に上昇さ
せその設定温度に保持する動作を説明すると、調
理開始時スイツチ105はb接点側にあり温度検
知回路104が働らいて加熱に伴なう被加熱物の
温度を順次検出していく。その後、被加熱物の温
度が設定値に達すると温度検知回路104がリレ
ー113を附勢しスイツチ105をa接点に切り
換える。スイツチ105がこの状態に切り換わる
とサーミスタ103がトランジスタ106のベー
スに接続されることとなり、被加熱物の温度変化
をトランジスタ107に作用させることになる。
すなわち、スイツチ105の出力はトランジスタ
106に電流制御信号として供給される。従つ
て、設定値に達した後被加熱物の温度が更に上昇
しようとするとサーミスタ103の抵抗値が下が
り、トランジスタ106のベース電圧を下げる。
それにつれてトランジスタ107のエミツタ電流
を減少させる。そのため高周波トランス2の二次
側電流が制御され、マグネトロン7あるいは誘導
加熱コイル9の出力を下げる。逆に、被加熱物の
温度が設定値より下がろうとするとサーミスタ1
03の抵抗値が上昇し、トランジスタ106のベ
ース電圧を上げる。それにつれてトランジスタ1
07のエミツタ電流を増加させるので、高周波ト
ランス2の二次側電流は促進され、マグネトロン
7あるいは誘導加熱コイル9の出力を下げる。
このように、被加熱物の温度に基いて直流定電
流回路13の出力電流、換言すれば制御巻線23
に流れる制御電流を変化させ高周波トランス2の
二次電流を制御するようにしたフイードバツク作
用のため、被加熱物は設定温度に能率よく保持さ
れる。
叙上のように、本考案によれば加熱源をオン,
オフすることなく被加熱物を一定温度に保持でき
るので、正確な温度特性を得ることができる。
しかも、被加熱物が所定温度に達するまでは加
熱源を一定とした急速加熱を行い、所定温度に達
してからは加熱源の出力を被加熱源の温度に基づ
いて増減しながら加熱を行うので調理を効率よく
行うことができる。
又、被加熱物が所定温度に達したことを検知す
るための温度依存性抵抗器と、被加熱物を一定温
度に保持するための温度依存性抵抗器とを共用し
ているので回路構成が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る複合調理器の
電気回路図。第2図はその直流定電流回路13の
従来回路例。第3図は同直流定電流回路13の本
考案例。 1……高周波変換装置、2……高周波トラン
ス、5……マグネトロン駆動回路、7……マグネ
トロン、9……誘導加熱コイル、10……誘導加
熱コイル駆動回路、13……直流定電流回路、2
3……制御巻線、101……降圧整流平滑回路、
103……サーミスタ、104……温度検知回
路、105……スイツチ、a,b……端子、10
6,107……トランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一次側に高周波変換出力を接続し、二次側に加
    熱源駆動回路を接続した高周波トランスを有し、
    この高周波トランスの直流磁極に巻回した制御巻
    線に定電流回路を介して電流を供給し、この制御
    巻線に流れる電流を制御することにより加熱源の
    出力を調整するように成した調理器において、 上記定電流回路は、 基準電圧を供給する第1の端子と、被加熱物の
    温度を検知する温度依存性抵抗器の出力を供給す
    る第2の端子と、上記第2の端子の電圧に基づい
    て被加熱物の温度が所定温度になつたことを検知
    する温度検知回路と、この温度検知回路の出力に
    より、上記第1の端子から上記第2の端子に択一
    的に切り換えられ上記第2の端子の電圧を電流制
    御信号とするスイツチ手段とから成ることを特徴
    とする調理器。
JP10893981U 1981-07-21 1981-07-21 Expired JPS6131516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10893981U JPS6131516Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10893981U JPS6131516Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5732309U JPS5732309U (ja) 1982-02-20
JPS6131516Y2 true JPS6131516Y2 (ja) 1986-09-12

Family

ID=29470152

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JP10893981U Expired JPS6131516Y2 (ja) 1981-07-21 1981-07-21

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