JPS61285268A - スウエ−ド調表面仕上用被覆組成物 - Google Patents

スウエ−ド調表面仕上用被覆組成物

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JPS61285268A
JPS61285268A JP12930285A JP12930285A JPS61285268A JP S61285268 A JPS61285268 A JP S61285268A JP 12930285 A JP12930285 A JP 12930285A JP 12930285 A JP12930285 A JP 12930285A JP S61285268 A JPS61285268 A JP S61285268A
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JP
Japan
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polyurethane resin
parts
weight
coating composition
polybutylene
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JP12930285A
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Takamitsu Daito
大東 隆光
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Honny Chemicals Co Ltd
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Honny Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、人工皮革、合成皮革等のスウエード調表面仕
上用被覆組成物に関する。
(従来の技術) 従来、人工皮革、合成皮革等の表面仕上用被覆剤として
、種々のものが提案されている。このうち、スウエード
調触感を付与するものとして、例えば、ポリウレタン樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂−アクリル系樹脂等に、アニオ
ン系又はノニオン系界面活性剤を配合して、被覆層にヌ
メリ感を出す方法が実施されている。
しかし、この方法では、被覆層表面に油成分がブリード
し、手で触れるとベタつきがおり、又指絞跡が残るなど
の欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、前記従来の表面仕上用被覆剤では成し
得なかったヌメリ感及びスウエード調触感を容易に付与
しうる表面仕上用被覆組成物を提供することにある。
(問題を解決するための手段) 本発明を概説すると、ポリウレタン樹脂を主成分とし、
これにポリブチレン及びシリカを配合してなる被覆組成
物において、該ポリウレタン樹脂は、そのフィルムの1
00%伸び抗張力が20〜40tcg/criであり、
かつ各成分の配合比がポリウレタン樹脂100重量部に
対し、ポリブチレン 5〜50重量部、シリカ7〜40
重量部よりなるスウ工−ト調表面仕上用被覆組成物に関
する。
本発明は、前記従来の表面仕上用被覆剤が有する欠点を
、通常、表面被覆剤としての用途には不適当とされてい
るフィルムの100%伸び抗張力が20〜40KI/c
rAという低い範囲のポリウレタン樹脂を使用し、これ
にポリブチレン及びシリカを特定凹配合することにより
解消することに成功したもので、この結果、天然のスウ
エードと同様に表面にベタつきがなく、ヌメリ感を付与
することに成功したものである。
本発明で使用するポリウレタン樹脂は、フィルムの10
0%伸び抗張力が20〜40Kg/cmを有するもので
ある。この理由は、20KFJ/ci未満のものでは、
表面粘着性が大きく、耐ブロッキング性に劣り、一方、
40KI/ctAを越えるとヌメリ感の付与性が大幅に
低下するためである。
このようなポリウレタン樹脂は、ポリオール成分の分子
量によって変動するが、一般的にはポリオール成分1モ
ルに対し、ジイソシアネート化合物1〜2モル、鎖延長
成分0〜1モルを反応させることにより得られる。
なお、本発明でいう100%伸び抗張力は、JIS  
K−6301の引張り試験方法に記載の内容に準じて測
定した値である。
本発明で使用するポリウレタン樹脂を構成する各成分は
次に示す通りでおる。
(a)ポリオール成分 このポリオール成分は、分子回分布に関係なく、平均分
子量が500〜4000、好ましくは1000〜300
0の範囲のものを使用するのが好適である。これは、平
均分子量が500未満であれば、フィルムの柔軟性が失
われ屈曲性等が劣り、一方、4000を越えると柔らか
くなり弾性が失われて好ましくないためである。
ポリオール成分としては、ヒドロキシル基を有するポリ
エステル、ポリエーテル、ポリエステルエーテルなどが
あり、ポリエステルとしては多価アルコール、たとえば
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,6−
ヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、ソルビタ
ンなどと多価カルボン酸、たとえばコハク酸、アジピン
酸、フマル酸、グルタル酸、イソフタル酸、ピロメリッ
ト酸などとの縮合物、ヒドロキシカルボン酸と多価アル
コールとの縮合物、ラクトン重合物などが挙げられる。
ポリエーテルとしては、たとえばポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコールなどが使用できる
又、ポリエステルポリエーテルとしては、前記ポリエス
テルにアルキレンオキサイドを付加させたもの、ポリエ
ーテルとポリカルボン酸とを縮合させた末端にヒドロキ
シル基を有するものなどが使用できる。
(b)有機ジイソシアネート化合物 ポリオール成分と反応させる有機ジイソシアネート化合
物としては、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリメ
チルへキサメチレンジイソシアネート、2,6−リジン
ジイソシアネートのような脂肪族ジイソシアネート、4
,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4−
及び2,6−ドリレンジイソシアネート、m−キシリレ
ンジイソシアネートなどのような芳香族ジイソシアネー
ト、イソホロンジインシアネート、芳香族ジイソシアネ
ートの水素添加化合物のような脂環族ジイソシアネート
などが使用できる。
(C)ジオール成分及び/又はアミン成分よりなる鎖延
長剤 鎖延長剤に使用するジオール成分としては、炭素数が1
〜6のジオールを使用する。炭素数7以上のジオールを
使用すると、耐ブロッキング性が低下し好ましくない。
ジオールとしては具体的にはエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、トリメチレングリコール、1,4−
ブタンジオール、1.5−ベンタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、シクロペンクン−1,2−ジオール
、シクロヘキサン−1,2−ジオール、シクロヘキサン
−1,4−ジオールなどが適当である。
一方上記ジオールと併用するか、又は、単独で使用する
ジアミンとしては、エチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、トリメチルへキサメチレンジンアミンなどの
脂肪族ジアミン、イソホロンジアミン、ピペラジン、ア
ミノエチルピペラジン、2.5−ジメチルピペラジン、
3,9−ビス−(3−アミノプロピル)−2,4,8,
10−テトラキサスピロ[5,5]ウンデカンなどの脂
環族および複素環式ジアミン、ざらに、m−フェニレン
ジアミン、p−フェニレンジアミン、2,4−トリレン
ジアミン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジ
アミン、4,4−ジアミノジフェニルメタンなどの芳香
族ジアミンが用いられる。
前記(a)〜(C)の3成分からポリウレタン樹脂を製
造するに当り使用する溶媒としては、ジメチルホルムア
マイド、ジエチルホルムアマイド、ジメチルアセトアマ
イド、アセトン、メチルエチルケトン、ジメチルスルホ
キサイドなど、従来一般にポリウレタン樹脂の溶解剤と
して用いられているものから任意の組合せで選択使用す
ればよい。
ポリウレタン樹脂の数平均分子量はポリウレタン製造に
おいて、ポリオール成分の数平均分子量および鎖延長剤
の使用モル量で調整する。
本発明で使用するポリウレタン樹脂の一例を示すと、分
子量500〜4000を有するポリエステルポリオール
又は、ポリエーテルポリオール1モルに対し、ジイソシ
アネート成分1モル〜2モルとを50〜100’Cで3
〜12時間反応させ、えられる末端イソシアネート基を
有するウレタンプレポリマーを有機溶媒で希釈し、さら
に、鎖延長剤0〜1モルを用いて40〜100℃で2〜
50時間反応させてえられる。
ポリブチレンは、分子ff1350〜1500の範囲の
ものが好ましく、前記ポリウレタン樹脂100重量部に
対し5〜50重量部の範囲で添加配合する。これは、基
材表面にヌメリ感を付与するための必須成分で必り、配
合量が5重量部未満では、その効果がえられず、一方5
0重量部を越えると粘着性が増大し好ましくない。
シリカは、表面粘着性を抑制するための必須成分であり
、又、これは、スウエート調外観及び触感を付与する作
用を示す。
本発明では、シリカは、前記ポリウレタン樹脂100重
量部に対し7〜40重量部の範囲で添加配合する。これ
は、添加量が7重量部未満であれば粘着性抑制効果及び
スウエート調外観かえられず、一方40重量部を越える
とヌメリ感が小さくなり好ましくないためである。
本発明の被覆組成物は、樹脂固形物10〜30重量%に
調整して使用する。
本発明の被覆組成物が適用できる素材としては、織布、
不織布、合成皮革、人工皮革、紙、壁紙、合成樹脂シー
ト等が挙げられる。
被覆方法としては、スプレー法、グラビアプリンター法
、ロールコータ−法、リバースコーター法、ドクターナ
イフ法、へヶ塗り等が使用できる。
(実施例) 以下、本発明をより具体的に説明するために、実施例を
示す。ただし、本発明は、これらの実施例の範囲に限定
されるものではない。実施例中の部数は、特にことわり
のない限り重量部を示す。
[ポリウレタン樹脂溶液イの調製] 平均分子量2,000のポリエステル100部、4.4
′−ジフェニルメタンジイソシアネート16.25部を
加え、70〜80’Cで4時間は反応を行った。 つい
で、ジメチルホルムアマイド81.3部およびメチルエ
チルケトン190.265を加えたのち、1.4−ブタ
ンジオール0゜135部を加え、60〜80’Cで4時
間反応を行いポリウレタン樹脂溶液を調製した。このポ
リウレタン樹脂のフィルムの100%伸び抗張力を測定
したところ20に’j/criであった。
「ポリウレタン樹脂溶液口〜トの調製コポリウレタン樹
脂溶液1の調製において、第1表に示す内容に変更する
以外はすべて同じ方法によりポリウレタン樹脂溶液を調
製した。
実験例1 ポリウレタン樹脂溶液4333重量部に、ポリブチレン
(商品名ポリブテン5日、出光石油化学社製二分子量4
00)15重量部及びシリカ微粉末(商品名 TS−1
00デグサジャパン社製)15重量部を添加し、十分に
混合したのちメチルエチルケトン/ジメチルホルムアマ
イドの1/1を混合溶媒して樹脂固形分を15重量%に
調製し、表面仕上用被覆組成物をえた。
実施例2〜5及び比較例1〜2 実施例1の方法において、使用するポリウレタン樹脂溶
液の種類を第2表に示すように変更する以外は、すべて
同じ方法で表面仕上用被覆組成物を調製した。
第2表 実施例6〜7及び比較例3〜4 実施例1の方法において、ポリブチレンを第3表に示す
分子量を有するものに変える以外はすべて同じ方法で表
面仕上用被覆組成物を調製した。
実施例8〜9及び比較例5〜7 実施例1の方法において、ポリブチレンの添加量を第4
表に示すよう変量させる以外はすべて同じ方法で表面仕
上用被覆組成物を調製した。
第4表 実施例10〜11及び比較例8〜10 実施例1の方法において、シリカ微粉末の添加量を第5
表に示すよう変量ざぜる以外はすべて同じ方法で表面仕
上用被覆組成物を調製した。
第5表 実験例 前記実施例1〜11及び比較例1〜10で調製した各被
覆組成物を用いて、ウレタン合成皮革の表面にグラビア
プリンター(100メツシユ)で塗装し、ついで80℃
で1分乾燥を行ない表面仕上げした。塗装は2〜3μで
あった。
得られた塗膜の状態は第6表に示す通りであった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ポリウレタン樹脂を主成分とし、これにポリブチレ
    ン及びシリカを配合してなる被覆組成物において、該ポ
    リウレタン樹脂は、そのフィルムの100%伸び抗張力
    が20〜40Kg/cm^2であり、かつ、各成分の配
    合比がポリウレタン樹脂100重量部に対し、ポリブチ
    レン5〜50重量部、シリカ7〜40重量部であること
    を特徴とするスウエード調表面仕上用被覆組成物。
JP12930285A 1985-06-13 1985-06-13 スウエ−ド調表面仕上用被覆組成物 Granted JPS61285268A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0460608A2 (en) * 1990-06-06 1991-12-11 Seikoh Chemicals Co., Ltd. Suede touch surface finishing composition
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