JPS61282717A - コンロバ−ナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭などで使用されるコンロバーナに関するも
のである。

２　く− 従来の技術 最近、ガスコンロにおいても熱電対と電磁弁を用いた火
炎吹消え安全装置が組込まれ利用され始めて来た。これ
は第６図にも示すようにコンロバーナ外周に設けた主炎
孔１の一部に熱電対２を近接配置し火炎の有無を熱的に
感知しガス回路を閉塞させるものであり、生ガス放出に
対し安全性高いものである。

発明が解決しようとする問題点 しかし現在の方式では主炎孔１の火炎の安定性によりコ
ンロを使用できる範囲がきまる。即ち、コンロは一般に
広い燃焼量範囲で使われ標準的なもので２２００〜４０
０Ｋｃａ６／Ｈ程度（１／６〜１／６の絞り）で実使用
されている。ところが熱電対安全弁を用いると熱電対を
火炎が効果的に電磁弁の起磁力を保つための温度に加熱
するには例えば２２００〜６００Ｋｃａｌ／Ｈというよ
うに最少絞り熱量を大きくとらねばならない。これは火
炎の長さが燃焼量により変化すること、しかも少々の風
や寸法関係のばらつき、火炎変化などで安定しだ熱電対
加熱ができる絞り燃焼量が必要なことなどによるもので
ある。従って、安全装置がついだことにより従来の便利
性が失なわれたというクレームが多く発生している。又
調理面から見た最低絞りは２００　Ｋｃａｆｆ／Ｈ程度
が要求されている現在はこれを満足する装置がないとい
う問題点を有していた。

本発明はかかる従来の問題点を解消するもので、安定な
広い絞り域をもった吹消安全装置を有し、バーナの加工
性を容易にしたコンロバーナを提供することを目的とす
る。

問題点を解決するだめの手段 本発明のコンロバーナは、バーナボディの上面開口部多
数の歯部をもったバーナキャップを着脱自在に装着しバ
ーナボディとバーナキャップの歯部で外周部に多数の炎
孔を構成し、歯部とバーナボディ上面で形成される炎孔
通路に多数の炎孔に供給される主ガス供給管の主ガス供
給通路とは分離独立した補助ガス供給通路と連接した種
火用ガス供給管を望ませて一体成形し、種火用ガス供給
管を望ませた炎孔通路出口部に相対して火炎検出装置を
設け、この種火用ガス供給管の種火ガス入り口面と主ガ
ス供給管の主ガス入り口面を略同一平面としたという構
成を備えたものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、バーナボディとバーナ
キャップで構成された炎孔を主ガス供給管の主ガス供給
通路と連通した主炎孔と、との炎孔の一部を主ガス供給
通路とは分離独立した補助ガス供給通路と連通させ種火
用ガス供給管に望ませて種火用炎孔となっているので、
種火用炎孔に相対して火炎検出装置が設けられているか
ら、主ガス供給通路へ供給される燃焼量を変化しても、
種火用炎孔へ供給される燃焼量は変化させないので、最
少燃焼量が小さくできる。この時の種火燃焼量は１５０
　Ｋｃａｌ／Ｈ程度に設定し、主炎孔の主バーナ２００
　Ｋｃａｌ／Ｈ程度に設定しておくと、最少燃焼量は１
５０　Ｋｃａｌ！／Ｈまで得られる。また、２個の主ガ
ス供給管の主ガス入り口面と種火用ガス供給管の種火ガ
ス入り口面を略同一平面とじたので、各々の主ガス入り
口面と種火ガス入り口面を機械によって切断加工をして
平滑な面を得る作業で各々の面切削加工が一度の作業で
容易にできる。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図、第２図、第３図、第４
図、第５図にもとづいて説明する。

Ａはコンロバーナで主ガス供給管３と種火用ガス供給管
４をもったバーナボディ５と、このバーナボディ５の上
面６開ロ部に着脱自在に装着した多数の歯部７をもった
バーナキャップ８よりなり、歯部７と上面６で形成され
る空間、を炎孔通路９とし上流側をバーナボディ５内側
に開口し、下流側を炎孔通路９出口として炎孔１０を構
成させている。１１は主ガス供給管３に望ませた主ノズ
ルでコック１２に連結され、コック１２は内部で主ガス
供給管３へのガス供給通路と種火用ガヌ供給管４へのガ
ス供給通路の２通路を並列に有している。

種火用ガス供給管４はバーナボディ５に主ガス供給管と
一体成形され、種火ノズル１４に望ませて６　Ｎ　、′ コック１２に連結され、種火用ガス供給管４の先端は、
バーナボディ５の当接面１５とバーナキャップ８０当接
面１６で構成された種火通路１７に開口し、歯部７の当
接面１６で区切られた種火用炎孔通路１８とし上流側を
種火通路１７側に開口し、下流側を種火用炎孔通路１８
出口とする。種火用炎孔通路１７は当接面１５．１６で
炎孔通路９とは分離独立した気密保持が保たれている。

１９は種火用炎孔通路１８に相対して設けられた火炎検
出装置で熱電対２と電気的２０にコック１２内に内蔵さ
れた安全弁と接続されている。

２１はバーナボディ５の固定部で保持ハリ２２の嵌合孔
２３内に挿入し、バーナボディ５は主ガス供給管３と主
ノズル１１の嵌合、種火用ガス供給管４と種火ノズル１
４の嵌合及び嵌合孔２３と固定部２１の３点支持にて所
定の位置に固定され、種火用ガス供給管４と主ガス供給
管３は平行に一体成形され、２４は種火用ガス供給管４
０種火ガス入り口面で、２６は主ガス供給管３の主ガス
入り口面で両入り口面は略同一平面にて加工されている
。２６は種火ガス入り［上面２４に半固定された種火ダ
ンパー、２７は主ガス入り口面２５に半固定された主ダ
ンパーで構成されている。

上記構成において、コック１２において主ガス供給管３
へ供給される燃焼量を絞ると炎孔通路９にて燃焼する量
は絞られる。種火用炎孔通路１８にて燃焼する量は変化
しない。従って絞りには関係なく種火を安定に保持でき
る。尚、この種火燃焼量ｋ　１５０　Ｋｃａｌ／Ｈ程度
の種火炎ができ、外見的には従来の主炎孔１〜３面残し
他炎孔で熱量可変を行えば良いことになる。例えば種火
燃焼＃ｆｆ：１５０　Ｋｃａ＃／Ｈに設定すると従来の
バーナとして２１５０Ｋｃａ６／Ｈ仕様のもので２００
０〜４００Ｋ　ｃ　ａ　Ｏ／Ｈの調節ｒｌｌを取り、こ
れ以下は主燃焼量をゼロにし、種火燃焼量１５０　Ｋｃ
　ａ　ｌ／Ｈのみで利用できる。

マタ、コンロバーナＡの種火ガス入り口面２４と主ガス
入り口面２５は種火ダンパー２６と主ダンパー２７それ
ぞれと互いに密接して半固定される。なぜならば、各々
のダンパーは各々のガス供給管内に吸引される空気量を
面積で規制するから、両者間に隙間が生じていると空気
量が変化して燃焼不良を生じるからである。従って、コ
ンロバーナＡは鋳物で一体成形された後、種火ガス入り
口面２４と主ガス入り面２５は機械加工にて平滑面を得
る作業をする時、種火ガス入り口面２４と主ガス入り口
面２５を同一平面にすることで、旋盤等での加工一工程
で作業が終了するので２面の加工が一度に終る。

また、使用時に煮こぼれが生じた時にコンロバーナＡを
取りはずし掃除をして再度装着する時に、コンロバーナ
Ａの支持部３点はほとんどがたつきなく嵌合される構成
であるから、主ガス供給管３と主ノズル１１の嵌合と面
部２１と嵌合孔２３の２点の嵌合であれば容易に作業で
きるのに対し、３点の嵌合であるから作業は難かしくな
るが、主ガス供給管３と種火用ガス供給管４を平行にし
、それぞれの主ノズ）ｖｌｌと種火ノズ）ｖ１４とが同
時に嵌合するようにすれば、３点の嵌合が実際は２点の
嵌合と同等となるので、種火ガス入り口面２４と主ガス
入り口面２５は、それぞれの種火ガス供給管４と主ガス
供給管３軸心方向に対し、略垂直に加工されていると、
より各部の嵌合が容易となる効果がある。

発明の効果 以上のように本発明のコンロバーナを用いることによっ
て、 （１）種火用ガス供給管と主ガス供給管を一体としたコ
ンロバーナにて、火炎検出装置を種火用ガス供給管に望
ませた炎孔通路出口部に相対して設けているので、常時
安定な起電力が得られ、絞り変化とは無関係に安全が確
保される。

（２）また、絞り域も広く、最少絞りとして要求を満足
する熱量を提供できる。

（３）種火用ガス入り口面と主ガス入り口面を略同一平
面で一体成形加工しているので、加工工程が一工程で一
度の加工で得られる。

以北、動作説明で述べたように従来の利便性を失なわず
、小さな最少絞り量の設定を可能にした安全で、加工コ
ストの安いものを提供するもので１　０　　＜−、゛ ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すコンロバーナの断面図
、第２図は同コンロバーナの断面図、第３図は同コンロ
バーナのボディの斜視図、第４図は同コンロバーナのキ
ャップの平面図、第５図は同コンロバーナのボディの平
面図、第６図ハ従来のコンロバーナ要部断面図である。 ３・・・・・・主ガス供給管、４・・・・・・種火用ガ
ス供給管、５・・・・・・バーナボディ、６・・・・・
・バーナボディ上面、７・・・・・・歯部、８・・・・
・・バーナキャップ、９・・・・・・炎孔通路、１９・
・・・・・火炎検出装置、２４・・・・・・種火ガス入
り口面、２５・・・・・・主ガス人υ口面、Ａ・・・・
・・コンロバーナ。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第４図 第３図　　　　　　、６ 第５図 第６図 ！

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バーナボディの上面開口部に多数の歯部をもったバーナ
   キャップを着脱自在に装着し、前記バーナボディとバー
   ナキャップの歯部で外周部に多数の炎孔を構成し、前記
   歯部とバーナボディ上面で形成される炎孔通路に前記多
   数の炎孔に供給される主ガス供給管の主ガス供給通路と
   は分離独立した補助ガス供給通路と連接した種火用ガス
   供給管を望ませて一体成形し、前記種火用ガス供給管を
   望ませた炎孔通路出口部に相対して火炎検出装置をを設
   け、前記種火用ガス供給管の種火ガス入り口面と前記主
   ガス供給管の主ガス入り口面を略同一平面としたコンロ
   バーナ。