JPS61268438A - 防湿フイルム - Google Patents

防湿フイルム

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JPS61268438A
JPS61268438A JP60110851A JP11085185A JPS61268438A JP S61268438 A JPS61268438 A JP S61268438A JP 60110851 A JP60110851 A JP 60110851A JP 11085185 A JP11085185 A JP 11085185A JP S61268438 A JPS61268438 A JP S61268438A
Authority
JP
Japan
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moisture
proof film
film
layer
transparent conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP60110851A
Other languages
English (en)
Inventor
山本 英
和明 佐々
正治 関
横山 明聡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Nitto Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd, Nitto Electric Industrial Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP60110851A priority Critical patent/JPS61268438A/ja
Publication of JPS61268438A publication Critical patent/JPS61268438A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は湿気の侵入によってその性能が極端に低下す
る構造体、たとえば電場発光灯などに適用されて外部雰
囲気のしゃ断により上記構造体の性能維持に寄与させる
ための防湿フィルムに関する。
[従来の技術1 この種の防湿フィルムとしては、外部から構造物を目視
できるように、また電場発光灯などにあっては発光によ
る外部への表示を可能とするために、本来の防湿機能と
ともに透明性にすぐれたものであることが要求され、こ
の要求に対し、従来テハ、ポリクロロトリフルオロエチ
レンフィルムなどが特に好適なものとして用いられてい
る。
このような防湿フィルムの使用例につき、電場発光灯に
適用した第3図を用いて説明する。同図において、ポリ
エチレンテレフタレートなどからなるベースフィルム2
1. Aに透明導電層(表示極側透明電極)21Bを設
けた透明導電フィルム21の上記導電層21B側に発光
層22が形成され、これにさらに反射絶縁層23を介し
て導電層24(背面電極)が重ね合わされて電場発光灯
の基本構造物25が構成され、この構造物25は、その
表裏両面側に配された二枚の透明防湿フィルム26゜2
6によって被覆され、両フィルムの周辺部を接着剤層2
7により接着して封止されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、防湿フィルムは、上記のように、内部構造物
とは別体に構成されて、これを構造物外周に適用して一
体物とするため、その適用に際して構造物との間に位置
ずれが生じるおそれがあり、この位置ずれによって防湿
フィルム周辺部の接着封止に不良をきたす欠点がある。
しかも、電場発光灯のように構造物自体が何層もの積層
構成とされるものでは、防湿フィルムの適用によってさ
らに積層数が増え、これにより電場発光灯などの製造が
煩雑なものとなるのをどうしても免れなかった。
したがって、この発明は、防湿フィルムとしての本来の
機能とともに防湿するべき構造物の機能のひとつをも持
ち合わせた、つまり防湿フィルムの機能と構造物の機能
とを兼ね備えたような新規構成の防湿フィルムを開発す
ることにより、上記従来の問題点を解消することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明者は、上記目的を達成するために鋭意検討した
結果、前記電場発光灯の基本構造物25を構成する材料
のひとつである透明導電フィルム21が透明導電層21
Bとベースフィルム21Aとからなり、このベースフィ
ルム21Aは電場発光灯の機能を発揮させる上で特に必
要な素材ではなく、上記導電層21Hの単なる支持体と
なっているにすぎないことに着目し、このベースフィル
ム21. Aの代わりに前記従来の防湿フィルムを適用
すれば、防湿機能と導電機能とを兼ね備えた防湿フィル
ムが得られ、このフィルムを前記電場発光灯に応用した
ときには前述の如き問題点をすべて解消できることを知
り、この発明を完成するに至った。
すなわち、この発明は、電場発光灯などへの適用効果の
大きい新規構成の防湿フィルムに関し、透明防湿フィル
ムの片面に透明導電層を形成したことを特徴とする防湿
フィルムを要旨とするものである。
[発明の構成・作用] 以下、この発明を第1図および第2図を参考にして詳し
く説明する。
第1図はこの発明の防湿フィルムの一例を示したもので
、1は透明防湿フィルム、2は上記フィルム1の片面に
形成された透明導電層である。透明防湿フィルム1は透
明性が高くかつ水蒸気透過率の低い高分子フィルムから
なり、通常はポリクロロトリフルオロエチレンが用いら
れる。その他、ブチルゴムフィルム、ポリエチレンテレ
フタレートフィルムとブチルゴムフィルム、高密度ポリ
エチレンフィルムまたはポリアミドフィルムなどとの複
合フィルムなども使用可能である。この透明防湿フィル
ム1の厚みとしては、一般に50〜300p程度である
また、上記透明導電層2は、酸化インジウム、酸化スズ
、酸化インジウムと酸化スズとの混合物、金、銀、銅、
アルミニウム、パラジウムまたは白金などからなり、可
視光線領域で透明でありかつ導電性を有する厚さが通常
50〜1,0OOA程度のものから構成されている。
このような透明導電層2は、真空蒸着法、スパッタリン
グ法、イオンブレーティング法などの公知の方法で形成
される。たとえば、スパッタリング法では、透明防湿フ
ィルム1を基板とし、スパッタ電極上に導電層形成材料
(前記例示の材料のほか金属インジウム、金属スズなど
が用いられる)を配設した真空系内にアルゴンガスや酸
素ガスを含むガスを導入して所定の真空度に調整したの
ち、直流電圧を印加してグロー放電を発生させて所定時
間スパッタリングを行うことにより、表面抵抗100〜
500Ω/口程度の透明導電層2が容易に形成される。
第2図は上記第1図に示す防湿フィルムを電場発光灯に
応用した例を示したものである。図中、3は透明防湿フ
ィルム1と透明導電層2とからなる前記防湿フィルム、
4はけい光体と高分子バインダとからなる発光層、5は
反射絶縁層、6はアルミニウム箔、銅箔などからなる背
面電極層、7は透明防湿フィルム1と同様の材質からな
る防湿フィルムであり、この防湿フィルム7と前記防湿
フィルム3との周辺部は防湿フィルム7の全面に予め形
成された接着剤層8によって接着封止されている。
なお、上記発光層42反射絶縁層5.背面電極層6およ
び防湿フィルム7はそれぞれ従来のものと特に異なると
ころはない。たとえば、発光層4を構成させるけい光体
としては、硫化亜鉛、セレン化亜鉛、硫酸亜鉛と硫化カ
ドミウムの混晶などの主剤に銅、銀、金、マンガンなど
の金属粉末からなる活性剤や、ハロゲン、アルミニウム
、ガリウムなどの付活性剤を混合したものからなってお
り、また高分子バインダとしてはセルロース系樹脂、フ
ッ素樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂など
の各種樹脂が用いられる。また、反射絶縁層5は上記同
様の高分子バインダかあるいはこれに所望によりチタン
酸バリウム、酸化チタンなどを含ませたものからなって
いる。
これら構成要素の厚みも従来と同様であり、たとえば発
光層4で約20〜100μm反射絶縁層5で約10〜5
0/in1背面電極層6で約01〜]、 Q Q )n
u1防湿フィルム7で約50〜300.”’程度である
。もちろん、これら厚みは、上記範囲外に設定しても差
し支えないものである。
上記構成からなる電場発光灯は、たとえば以下の如く作
製される。まず、この発明の防湿フィルム3を電場発光
灯の大きさに合わせたたとえば方形に裁断し、このフィ
ルム3における透明導電層2の周囲部を図示されるよう
にエツチングによって除去したのち、残存する」―記導
電層2上に発光層4をスクリーン印刷により塗着する。
一方、背面電極層6上に反射絶縁層5をスクリーン印刷
により塗着し、これを上記絶縁層5と発光層4とが対接
するように前記の防湿フィルム3に加熱圧着する。しか
るのち、接着剤@8を有する防湿フィルム7を上記背面
電極層6側に貼着し、その周辺部を前記防湿フィルム3
と接着する。
このように作製される電場発光灯は、防湿フィルム3の
透明導電層2が背面電極層6に対向する表示極側透明電
極を構成して、従来の透明導電フィルムの使用が排除さ
れた構成となっているため、構造的に簡素化され、作製
工程の面でも有利となる。特に、防湿フィルム3上に発
光層4を塗着しこの上に対向極側を重ね合わせるもので
あるため、前記第3図の従来構成のものにみられた如き
防湿フィルムで被覆封止する際の位置ずれが抑制され、
接着封止をより確実に行えるという利点がある。
なお、上記例では、電場発光灯の作製にあたって、防湿
フィルム3における透明導電層2の周囲部をエツチング
によって除去しているが、この除去は必ずしも必要では
ない。また、防湿フィルム3と7との接着は、接着剤層
8を用いる代わりに熱融着などの他の手段によってもよ
い。
なおまた、上記の如く構成される電場発光灯の作動は、
従来と同様に行えるものであり、透明導電層2と背面電
極層6との間に所定の電圧を印加することにより、発光
層4のけい光体が励起されて発光し、この発光を防湿フ
ィルム3を介して外部に表示させることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明の防湿フィルムは、透明防湿フ
ィルムと透明導電層とからなる防湿機能と導電機能とを
兼ね備えたものであるため、これを電場発光灯に適用し
て上記透明導電層を表示極側透明電極として構成させる
こ吉により、従来構成に比し簡素化されたしかも接着封
止に際しての位置ずれがおこりにくい電場発光灯を製造
することができる。
また、この発明の防湿フィルムは、上記電場発光灯に限
られず、防湿フィルムによって封止されるべき構造物で
あってその構成要素として透明導電層を必要とするもの
であれば、上記同様に適用できかつ同様の効果を奏しう
るものである。さらに場合によっては透明導電層を必要
不可欠な構成要素としない構造物に対しても、防湿性に
よりすぐれた防湿フィルムとして有効利用できるもので
ある。
[実施例] 以下に、この発明の実施例を記載してより具体的に説明
する。
スパッタリング装置の基板ホルダー上に、厚さ200/
inのポリクロロトリフルオロエチレンフィルムをセッ
トし、スパッタ電極上に金属インジウム90重量%と錫
10重量%とから合金ターゲットを取り付けた。10P
aまで真空引きを行ったのち、アルゴンガスを100C
C/分、酸素ガスを15cc/分、流入させて、4X1
0  Paに保った。
スパッタ電極に直流電圧400Vを印加してグロー放電
を発生させ、30秒間スパッタリングを行うことにより
、上記基板ホルダーにセットされたポリクロロトリフル
オロエチレンフィルム上に酸化インジウムと酸化錫とか
らなる透明導電層を形成した。この透明導電層は300
Ω/口の表面電気抵抗を有し、厚みは300人であった
このようにして得られたこの発明の防湿フィルムを用い
て、以下の方法にて第2図に示す構成の電場発光灯を作
製した。すなわち、まず上記防湿フィルムを所定寸法の
方形に裁断し、その周囲部の透明導電層をエツチングに
より除去した。ついで、残存する透明導電層上にけい光
体ペースト(銅を注入した硫化亜鉛、シアンエチル化セ
ルロースおよびジメチルホルムアミドを各々40部、1
0部および50部として混練したペースト)をスクリー
ン印刷により塗布、乾燥して40μの発光層を形成した
。一方、1.00pn厚のアルミ箔からなる背面電極層
上に誘電体ペースト(チタン酸バリウム、シアノエチル
化セルロースおよびジエチルホルムアミドを各々20部
、20部および60部として混練したペースト)をスク
リーン印刷により塗布、乾燥して20μ厚の反射絶縁層
を形成し、これを上記反射絶縁層上発光層とが対接する
ように前記の防湿フィルムに150°C,50KF1/
ciの条件で加熱圧着した。しかるのち背面電極側に2
50μ厚の接着剤層を有する200/J厚のポリクロロ
トリフルオロエチレンフィルムを圧着し、その周辺部を
前記防湿フィルムと接着することにより、第2図の構成
の電場発光灯を得た。
この電場発光灯は、上記作製過程での防湿フィルムと内
部構造物との位置すれがみられないため、周辺部での接
着封止を良好に行え、したがって透明導電層と背面電極
層との間に所定の電圧を印加することによって、長期保
存下でも良好な表示を行えた。また、この発光灯は、従
来のものと較べて、透明導電フィルムの使用が排除され
た構造となっているため、構造的に簡素化され、作製工
程面でも有利となることが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の防湿フィルムの一例を示す断面図、
第2図は上記防湿フィルムを適用した電場発光灯の一例
を示す断面図、第3図は従来の防湿フィルムを適用した
電場発光灯の一例を示す断面図である。 1 透明防湿フィルム、2・・・透明導電層、3・防湿
フィルム 特許出願人 日東電気工業株式会社(外1名)第1図 1;3り!日H肢シS己ワ2イル/− 2:MEE34eN 3:r汐シ皿フィル4

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1.  (1)透明防湿フイルムの片面に透明導電層を形成し
    たことを特徴とする防湿フイルム。
  2.  (2)透明防湿フイルムがポリクロロトリフルオロエ
    チレンからなる特許請求の範囲第(1)項記載の防湿フ
    イルム。
JP60110851A 1985-05-22 1985-05-22 防湿フイルム Pending JPS61268438A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60110851A JPS61268438A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 防湿フイルム

Applications Claiming Priority (1)

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JP60110851A JPS61268438A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 防湿フイルム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61268438A true JPS61268438A (ja) 1986-11-27

Family

ID=14546266

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60110851A Pending JPS61268438A (ja) 1985-05-22 1985-05-22 防湿フイルム

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JP (1) JPS61268438A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05177083A (ja) * 1991-11-08 1993-07-20 Gunze Ltd ミシンの構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05177083A (ja) * 1991-11-08 1993-07-20 Gunze Ltd ミシンの構造

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