JPS61267081A

JPS61267081A - 液晶表示装置

Info

Publication number: JPS61267081A
Application number: JP10824085A
Authority: JP
Inventors: 巧鈴木; 正敏斉藤; 新妻　良; 上原　清博
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-05-22
Filing date: 1985-05-22
Publication date: 1986-11-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】筑夏立夏本発明は、液晶表示装置に関し、詳しくは、可撓性フィ
ルムを用いた液晶表示装置の実装構造に関する。

従来夏援翌透明電極を形成する基板として可撓性のプラスチックフ
ィルムを用いた液晶表示パネルは、軽量化、・薄型化が
可能であり、また、曲面表示が行えるなどの優れた特性
を有する。そこで、実装に際してもこのような特性を生
かした実装構造とすることが望ましい。

液晶パネルを回路基板に実装するに際しては。

液晶パネルに設けられた電極取出部の各電極と、回路基
板の外部電極とをアライメントして両者を結合して導通
せしめることが必要となる。ガラス基板を用いた従来の
液晶パネルにおいては、あらかじめ上基板、下基板およ
びプリント回路基板に合マークを設け、この合マークの
一致を観°察しながらアライメントを行っていた。

しかしながら、プラスチックフィルムのような可撓性フ
ィルムを基板として用いた液晶表示装置においては、ガ
ラス基板セルのように光学的に合マークを一致させよう
としても、基板が可撓性を有し柔軟なために一致を取り
にくいという問題があった。

月１１０１在本発明は、可撓性フィルムを基板として用いた液晶セル
を、アライメントを容易かつ正確に行って回路基板に実
装することを目的とする。

見豆夏豊双本発明の液晶表示装置は、可撓性フィルムを基板として
用いた液晶表示セルを回路基板上に実装した液晶表示装
置であって、該回路基板に設けられた信号線電極アライ
メント用および走査線電極アライメント用穴または突起
と、該液晶表示パネルに設けられた信号線電極アライメ
ント用および走査線電極アライメント用穴ないし凹部と
が、それぞれ一致するようにして実装されていることを
特徴とする。

以下、添付図面に沿って本発明をさらに詳細に説明する
。

第１図は、異方導電性を有するフィルム状のコネクタに
より、電気的接続をとるとともに液晶表示パネルを回路
基板に固定した本考案の実施例を示す分解斜視図である
。プリント回路基板１１の上には、順次、反射偏光板３
１、液晶セル３９、偏光板７１、保護板７３が配設され
ている。液晶セル３９は２分割されており、上基板３５
の表示面からの突出部４１．４７の裏面にそれぞれ、第
１の信号線電極取出部４３、第２の信号線電極取出部４
９が形成されている。　第６図は、突出部４７の近傍を
示す一部底面図である。突出部４フの裏面には、ＩＴＯ
などにより所定のピッチ（ｐ）および幅（ｄ）で信号線
電極５１がパターンニングされて、電極取出部４９が形
成されている。

プリント回路基板１１の信号線用外部電極部１９には、
信号線電極アライメント用穴１８が設けられている。一
方、液晶セル３９の上基板３５の第２の信号線電極取出
部４９にも、信号線電極アライメント用穴４８が設けら
れており、この両者のアライメント用穴１８．４８を一
致させて、液晶セル３９をプリント回路基板１１に固定
することにより。

容易に信号線用外部電極１７と信号線電極５１とをアラ
イメントすることができる。

下基板３７の表示面からの突出部５３の表面には、走査
線電極取出部５５が形成されている６プリント回路基板
１１の走査線用外部電極部２３には走査線電極アライメ
ント用穴２２が設けられている。一方、液晶セル３９の
下基板３７の走査線電極取出部５５に、走査線電極アラ
イメント用の穴５６が、また、フレキシブルプリント基
板６３に走査線電極用アライメント穴６４が設けられて
おり、これらのアライメント用穴２２．５６．６４を一
致させて液晶セル３９をプリント回路基板１１に固定す
ることにより、容易に走査線用外部電極２１と走査線電
極５７とをアライメントすることができる。

走査線電極アライメント用穴２２．５６と、信号線電極
アライメント用穴１８．４８とをそれぞれ一致させるこ
とにより、液晶セル３９と、プリント回路基板１１との
位置関係とを規制することができるが、必要により、第
１の信号線電極取出部４３および第１の信号線電極用外
部電極部１５にもそれぞれアライメント用穴を設けても
よい。

プリント回路基板工１の信号線用外部電極部１５゜１９
と液晶セル３９の第１の信号線電極取出部４３および第
２の信号線電極取出部４９とは、それぞれヒートシール
型の異方導電性フィルムコネクタ２５．２７により結合
されている。また、プリント回路基板１工の走査線用外
部電極部２１と液晶セル３９の走査線電極取出部５５と
はヒートシール型の異方導電性フィルムコネクタ２９．
６１により、走査線と同じピッチ巾の導通路６５をもつ
フレキシブル基板６３を介して接続されている。

第２図は、第２の信号線電極取出部４９と信号線用外部
電極部１９との接続状態を模式的に示すためのＪ信号線
用外部電極近傍の一部断面図であり、第３図は第２図の
線■−■に沿った断面図である。信号線用外部電極部１
７上にヒートシール型の異方導電性フィルムコネクタ２
７を置き、この上に信号線用外部電極１７と信号線電極
５１をアライメントして突出部４７をのせ、上から発熱
体で押圧することにより、液晶セル３９の信号線電極取
出部４９がプリント回路基板１１に固定される。このと
き、信号線用゛外部電極１７に対応する部分では、異方
導電性フィルムコネクタ３７がより薄く圧接されて電気
的接続が得られる。ヒートシール型の異方導電性フィル
ムコネクタ２７は導電体粒子をフィルム中に分散したも
のであり、この薄く圧接された部分が他の部分よりも導
電性が高くなり、異方導電性を示す。異方導電性フィル
ムは、下基板３７や反射偏光板３１よりも薄いフィルム
とすることができるので、薄型実装が可能となる。また
、このフィルムにより導通と同時に液晶セル３９をプリ
ント回路基板１１に固定することができ、実装作業が簡
便となる。可撓性プラスチックフィルムを基板として用
いた液晶セルは軽いので、ヒートシートフィルムで十分
に固定することができる。液晶セルとプリント基板とを
接着する機能をもたないゼブラコントなどの異方導電性
コネクタを用いる従来のガラス基板を用いた液晶セルの
実装方法では、金具等による留具でコネクタを押えつけ
るなどして接続と固定を行なっているが、この金具が重
く大きいため、薄型、軽量実装を実現できなｔｌ。

第４図は、走査線電極取出部５５と走査線用外部電極部
２３との接続状態を模式的に示すための走査線用外部電
極部近傍の一部断面図であり、第５図はその線■−■に
沿った断面図である。

走査線電極５７と走査線用外部電極２１とが共に上面を
向いているので、両者を直接に結合することは困難であ
る。そこで、走査線電極５７と同じピッチ巾をもつ導通
路６５を有しているフレキシブルプリント基板６３を介
して接続されている。

フレキシブルプリント基板６３と走査線電極取出部５５
の結合、およびフレキシブルプリント基板６３と走査線
用外部電極部２３との結合は、第２図および第３図で説
明したのと同様に、ヒートシール型の異方導電性フィル
ムコネクタ２９．６１で行うことができる。ここでも、
異方導電性フィルムコネクタ２９．６１は、液晶セル３
９とプリント回路基板１１との電気的な接続と、プリン
ト回路基板１１への液晶セル３９の固定との両方の役目
を果たしている。基板や偏光板などの厚さのため、プリ
ント回路基板１１の走査線用外部電極部２３面と、液晶
セル３９の走査線電極取出部５５面との高さに違いが生
じるが、フレキシブルなプリント基板６３を用いること
により、高さの違いにもかかわらず両者を確実に接続す
ることができる。

第７図は、信号線電極アライメント用穴を用いて、上基
板３５の信号線電極１７とプリント回路基板１１との信
号線外部電極とをアライメントする方法について示す一
部断面図である。アライメント具１０１に形成された信
号線電極用アライメントピン１０３に、まず、プリント
回路基板１１の信号線電極用アライメント穴１８を挿入
する。

図示されていないが、アライメント治具１０３に形成さ
れた走査線電極用アライメントピンに、同様にプリント
回路基板１１の走査線電極用アライメント穴２２を挿入
する。ついで、プリント回路基板１１の外部電極部１５
．１９．２３および液晶セルの走査線電極取出部５５上
に異方導電性フィルムコネクタを敷設した状態で、信号
線電極用アライメントピン１０３に上基板３５の信号線
電極用アライメント穴４８を、走査線電極用アライメン
トピンにフレキシブルプリント基板６３の走査電極用ア
ライメント穴６４および下基板３７の走査線電極アライ
メント穴５６を挿入する。異方導電性フィルムコネクタ
は、アライメントピンの挿通の障害とならないよう、ア
ライメント穴の部分に敷設しないか、この部分に透孔を
設けておくよい。ついで、テープあるいは接着剤等で仮
留めして、アライメントピンをはずし、上から発熱体を
押圧して異方導電性フィルムコネクタをヒートシールし
て、液晶セルとプリント回路基板を固定する（第８図参
照）。もちろん、アライメントピンを挿入した状態でヒ
ートシールすることもできる。

第９図は、本発明の他のアライメント構造を示す断面図
である。プリント回路基板１１の上には、アライメント
用穴に代えてアライメント用突起１８′が形成されてお
り、このアライメント用突起に上基板３５の信号線電極
アライメント用穴４８を挿入することにより、治具を用
いる必要もなく簡単にアライメントを行うことができる
。

アライメント用突起１８′は、たとえばプリント回路基
板１１の電極形成時にＡｕやハンダ等のメッキを行うこ
とにより容易に形成することができる。

また、第７図〜第９図において、液晶セル基板３５．３
７はアライメント用穴に代えて、アライメント用凹部を
形成することもできる。

以上に示した実装例では、第１および第２の信号線電極
を設けて対向辺をヒートシールした例について説明した
が、１つの信号線電極取出部でプリント回路基板に固定
してもよい。また、信号線電極取出部あるいは走査線電
極取出部のいずれか一方だけで、プリント回路基板に液
晶セルを固定してもよい。もちろん、両電極取出部で固
定することにより、いっそうしっかりと固定することが
できる。

また、プリント回路基板と液晶セルとの固定および導通
は、異方導電性フィルムコネクタ以外の材料により行う
こともできる。

保護板としてはアクリル板などの剛体板が好適である。

保護板は、ビス止め、接着などにより、プリント回路基
板に固定される。また、偏光機能を有する保護板を用い
れば、偏光板を省略することも可能である。プラスチッ
クフィルムを用いた液晶表示セルは外部の圧力や切断力
などにより損傷を受けやすいが、保護板を一体化して実
装することにより、モジュールの取扱いが容易となり、
液晶表示素子の表面を傷つけることもない。

ｔＵυ碩艮本発明によれば、可撓性フィルム基板を用いた液晶セル
を、容易にしかも確実にアライメントしてプリント回路
基板に実装することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す分解斜視図、第２図は信
号線用外部電極部近傍の一部断面図、第３Ｗｉは第２図
の線ｍ−ｍに沿った断面図、第４図は走査線用外部電極
部近傍の一部断面図。第５図は第４図の線ｖ−■に沿った断面図、第６図は突
出部の電極取出部を示す底面図、第７図および第８Ｉ３
Ｉはアライメント方法を説明するための信号線用外部電
極部付近を示す一部断面図、第９図は他のアライメント
方法を示す信号線外部電極付近の一部断面図である。１１・・・プリント回路基板１３．１７・・・信号線用外部電極１５．１９・・・信号線用外部電極部１８・・・信号線外部電極用アライメント穴２１・・・
走査線用外部電極２２・・・走査線外部電極用アライメント穴２３・・・
走査線用外部電極部２５．２７，２９，６１・・・異方導電性フィルムコネ
クタ３１・・・反射偏光板　　　３５・・・上基板３７
・・・下基板　　　　　３９・・・液晶セル４１．４７
・・・上基板の突出部４３・・・第１の信号線電極取出部４８・・・信号線電極用アライメント穴４９・・・第２
の信号線電極取出部５１・・・信号線電極　　　５３・・・下基板の突出部
５５・・・走査線電極取出部５６・・・走査線電極アライメント穴５７・・・走査線用電極６３・・・フレキシブルプリント基板６４　　走査線電極用アライメント穴６５・・・導通路　　　　　７１・・・偏光板７３・・
・保護板　　　　１０１・・・アライメント治具１０３
・・・アライメントピン

Claims

【特許請求の範囲】

１、可撓性フィルムを基板として用いた液晶表示セルを
回路基板上に実装した液晶表示装置であって、該回路基
板に設けられた信号線電極アライメント用および走査線
電極アライメント用穴または突起と、該液晶表示セルに
設けられた信号線電極アライメント用および走査線電極
アライメント用穴ないし凹部とが、それぞれ一致するよ
うにして実装されていることを特徴とする液晶表示装置
。