JPS61263925A - 制癌補助剤 - Google Patents

制癌補助剤

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JPS61263925A
JPS61263925A JP60107685A JP10768585A JPS61263925A JP S61263925 A JPS61263925 A JP S61263925A JP 60107685 A JP60107685 A JP 60107685A JP 10768585 A JP10768585 A JP 10768585A JP S61263925 A JPS61263925 A JP S61263925A
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JP
Japan
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test
cisplatin
drug
carcinostatic
herb
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JP60107685A
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English (en)
Inventor
Masahiko Kinoshita
昌彦 木下
Yoshiaki Ikeda
善明 池田
Hidetaro Takebe
武部 秀太郎
Yuji Saito
雄二 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はシスプラチンの制癌作用を増強させ、かつ副作
用を軽減させる薬剤に関する。さらに詳しくは、麻黄湯
の抽出エキスよりなる。シスプラチンの制癌作用を増強
させ、かつ副作用を軽減させる薬剤に関する。
〔従来の技術〕
シスプラチン[シスージアミンジクロロプラチナム(I
I)1は重大腫瘍、前立腺癌、膀胱癌、卵巣癌および腎
孟・尿道腫瘍に有効な制癌剤として賞出Sれているが腎
障害、牌臓障害、胃腸障害等が認められている。特に腎
障害が著しく、これがシスプラチンの投与量規制因子と
なっている( TheAmerican Journa
l of Medicine 85巻 3Q? 〜31
4頁 1978年 参照)。
〔発明が解決しようとする問題へ〕
前述の様にシスプラチンは、臨床ト欠点を有しているの
で、その制癌作用を増強しかつ副作用を軽減させる事が
出来れば、シスプラチンによる癌治療は−8一層有効な
ものとなるだろう。本発明の目的は、シスプラチンの制
癌作用を増強させかつ副作用を軽減させる薬剤(以下、
本発明の薬剤という)を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等は種々の漢方薬の抽出エキスについて検討し
た結果、従来感冒および鼻風邪の治療に用いられている
麻美湯の抽出エキスが、本発明の目的にかなうものであ
ることを見い出し本発明を完成した。本発明における麻
黄湯の構成(重量此)は、麻駒(3,0〜5.0)、杏
仁(4,0〜5.0)、桂皮(2,0〜4.0)、 i
i草(l、θ〜2.0)であり、特に麻黄(5)。
杏仁(5)、桂皮(4)、甘草(1,5)が好ましい。
本発明においては、麻黄湯を溶剤で抽出し、その抽出液
はそのままで、または濃縮液として用いてもよいが、好
ましくは濃縮エキスとし、さらに要すれば乾燥エキス末
として用いるのが好ましい。
抽出は麻黄湯に対し、重醗比で5〜25倍、好ましくは
8〜20倍の抽出溶剤を加え、これを通常60〜100
°Cで30分〜2時間加熱して行われる。抽出溶剤は、
水、水溶性有機溶剤あるいはこれらの混合溶剤であり、
水溶性溶剤としてはエタノールが好ましい。
通常には、抽出液をろ過後、通常の濃縮手段、例えば減
圧濃縮し、要すればさらに通常の乾燥手段、例えば減圧
乾燥、噴霧乾燥あるいは凍結乾燥することにより本発明
の薬剤が得られる。
ト述の如くして得られる本発明の薬剤はエキス状または
乾燥粉末状である。これらはそのままシスプラチンと併
用することができるが、必要に応し、通常の賦型剤、崩
壊剤等を加えて常法により、カプセル剤、顆粒剤、錠剤
あるいは散剤等に製剤化して用いる事も出来る。
シスプラチンの用法としては、1日1回ずつ5日間連続
静注しその後2週間休養、1週間毎に1回静注、あるい
は3週間毎に1回静注という3方法がとられている(医
療薬 日本医薬品集、第8版、350〜351頁 日本
情報センター編集、薬事時報社 1884年参照)。本
発明の薬剤は、シスプラチンの投与の都度に経[」投与
されるが、1−記の如きシスプラチンの投与体重期間中
も毎日継続投与するのが望ましい。本発明の薬剤の投与
量は。
患者の病態、年令、体重により一定しないが、通常、成
人に対しl E1当り、乾燥エキス末として0.3〜l
Ogが1度にまたは2〜3回に分けて経口投与される。
〔発明の効緊〕
本発明の薬剤がシスプラチンの制癌作用に及ぼす効果を
、ザルコ−? −180(Sarcoma −180)
接種マウスを用いて検if t、たところ、本発明の薬
剤はそれ自身制癌作用を示さないが、シスプラチンの制
癌作用を増強させることがわかった(試験例1参照)。
−・h、シスプラチンの腎毒性に対する本発明の薬剤の
効果をラットを用い、面清中尿素窒素量(BUN値)お
よび血清クレアチニン量を指標にして検討した結果、本
発明の薬剤はシスプラチンに帰因するBUN値の1昇お
よびクレアチニン値の上昇を抑制することがわかった。
また、ラットを解剖し、腎臓の病理組織学的検査を行っ
たところ、シスプラチン単独投与では、腎臓の病理組織
学的変化が起るのに対して、本発明の薬剤を併用すると
、この病理組織学的変化が顕著に抑制されることがわか
った。
さらに、シスプラチンの牌臓障害に対する本発明の薬剤
の効果を検討したところ、本発明の薬剤は、シスプラチ
ンに帰因する牌臓重量の減少を仰向することがわかった
。また、本発明の薬剤はシスプラチンによる体重減少も
抑制することがわかった(以l−試験例2参照)。
さらに本発明の薬剤は、シスプラチンと併用するとシス
プラチンの致死毒性を緩和することもわかった(試験例
3参照)。なお、本発明の薬剤そのものの毒性は小さい
(試験例4参照)。
以トの種々の試験結果は、本発明の薬剤がシスプラチン
の制癌作用を増強すると共に副作用を軽減し、シスプラ
チンによる癌治療において有効かつ安全に使用し得るこ
とを示すものである。
以下試験例を挙げて本発明の効果を詳細に説明する。
試験例1(制癌作用増強効果) (1)試験材料 (イ)使用動物: ddY系雄性マウス(5i1!令。
体重23〜26g、一群10匹) (ロ)使用癌細胞:ザルコーマ−180(Sarcom
a(ハ)試験薬(投tg−酸) a:シスプラチン(1回当りの投与量は1mg/kg) A:実施例1の乾燥エキス末(1回当りの投与量は30
0mg/kg又は1100Os/ kg)&十人:シス
プラチンおよび実施例1の乾燥エキス末(両者を併用し
た。1回当 りの投与ψは(1)シスプラチン1mg/ kg 、実
施例1の乾燥エキス末300 mg/ kg (ii 
)シスプラチンlag/kg、実施例1の乾燥エキス末
1G(lhg/ kg 、の二種について検討した。) (2)試験方法 マウスの右鼠質部皮下に、−匹当りl X 106個の
癌細胞を接種した。その後24時間目何重5回にわたり
試験薬、aと試験薬Aをそれぞれ単独で、あるいは試験
薬aと試験薬Aを併用してマウスに投与した。試験薬a
を単独で投与する場合は、生理食塩水に溶解(濃度0.
’l mg/J) した試験薬aを24時間目何重5回
にわたり尾静脈内投与した。試験薬Aを単独で投与する
場合は、0.5(W/V)%カルボキシメチルセルロー
レスリウム水溶液に懸m(濃度;投与量300膳g/k
gの場合は30鵬g/d 、1000mg/kgの場合
は100mg/d)した試験薬Aを24詩間目毎に5回
にわたり経口投与した。試験薬aと試験薬Aを併用する
場合は,生理食塩水に上記と同様に溶解した試験薬、a
を尾静脈内に投与後、直ちに0.5(W/V)カルボキ
シメチルセルロース ナトリウム水溶液に上記と同様に
懸濁した試験薬Aを経口投与し,この併用投与・を24
時間目何重5回にわたり< jl返し実施した。
癌細胞接種後14日1にそれぞれ腫瘍を摘出し秤量した
。各試験薬没年群における平均腫瘍重量(Wt)と試験
薬無投与群における平均腫瘍重量(Wc)とを算出後、
下式により抗腫瘍率を求めた。
Wt 抗腫瘍率(%)= (1−−)XI 00c (3)試験結果 結果を第1表に示す。
第 1 表 上記の試験結果が示す通り、本発明の薬剤はシスプラチ
ンの制癌作用を明らかに増強する。
試験例2(−作用軽減効果) (1)試験材料 (イ)使用動物:ウィスター系雄性う・2ト(7週令,
体重180〜IHg,一群lO匹)〜 1口)試験薬(投与量) a:シスプラチン(1回当りの投与量は2mgノkg) A:実施例1の乾燥エキス末(1回当りの投与量は10
00膳g/ kg) a+A :シスプラチンおよび実施例1の乾燥エキス末
(両名を併用した。1回当 りの投与量はシスプラチン2mg/kg。
実施例1の乾燥エキス末1(loomg/ kg)(2
)試験方法 試験薬a,試験薬Aをそれぞれ単独で、あるいは試験薬
aと試験薬Aを併用して24時間目何重5回にわたりラ
ットに投与した。試験薬aを単独↑投与する場合は、生
理食塩水に溶解(濃度0.4mgノー)した試験薬aを
24時間目何重5回□にわたり尾静脈内に注射した。試
験薬Aを単独で投与する場合は,0.5(W/V)%カ
ルボキシメチルセルロース ナトリウム水溶液に懸濁(
濃度100鵬g/d)した試験薬Aを24時間目何重5
回にわたり経口投与した。試験薬aと試験薬Aを併用す
る場合は生理食塩水に溶解(濃度0 、4+sg/aQ
)した試験薬aを尾静脈内に注射後直ちに、0゜5 (
W/V)%カルボキシメチルセルロース ナトリウム水
溶液に懸濁(濃度100mg/aQ) した試験薬Aを
経口投与し、この併用投与を24時間目何重5回〈り仮
した。
最終の投与後5日目にラットの体重測定、採血、肺臓の
摘出、および腎臓の摘出を行い、下記の如くして(イ)
体重変化率、(r:1)肺臓重量変化率、(ハ)血清中
尿素窒素量(BUN値)」−昇華、(ニ)血清中クレア
チニン値に外車を求めた。さらに(ホ)腎臓の病理組織
学的検査を行った。
(イ)体重変化率C%):試験薬没年直前のラットの体
重(X g)および各試験薬最終投与5日後のラットの
体重(Y g)を秤酸し、各試験薬投与群ラットの体重
変化率を下式により求めた。
−X 体重変化率(%) =−X l 00 (ロ)肺臓重量変化率(%):試験薬無投学群ラントの
摘出肺臓重1(Xg)および各試験薬投与群ラットの摘
出肺臓重量(Yg)をそれぞれ秤酸し、下式により求め
た。
−X 肺臓東酸変化率(%)=−X100 (ハ) BUN値ト響率(%):各試験薬投与群ラット
あるいは試験薬無投与群ラットの大腿部動脈より採血し
た血液を室温下3000rp鳳で15分間遠心分離し、
被検血清を得た。この被検血清中のBUN値を、ウレア
ーゼ・インドフェノール法に基づく尿素窒素測定用キッ
ト(UreaNB−Test wako)を用いて測定
した。すなわち[−記被検血清の内、その20鉢交を試
験管に取り、発色試液A(ウレアーゼ溶液l容をp)1
7 。
0のリン酸緩衝液20容で希釈した液) 2.0 dt を加えよく混合し、37℃で15分間加温した。
これに発色試液B(次亜塩素酸ナトリウムおよび水酸化
ナトリウムを含有する液)を2.〇−加え良く混合し3
7℃で10分間加温して検液な調製した。一方、尿素含
量50mg/d文の水溶液あるいは蒸留水をそれぞれ2
0JLKLずつ試験管にとり、これらと発色試液Aおよ
び発色試液Bとを用い、上記の検液の調製の場合と同様
に処理してそれぞれ標準液および盲検液を調製した。分
光光度計により盲検液を対照として570 ntmにお
ける検液および標準液の吸光度を測定し、次式により被
検血清中のBUN値を求めた。
L記の如くして、薬剤無投与群ラット血清中のBUN値
(BUNc)および薬剤投与群ラット血清中のBUN値
(BUNt)を求めた後、下式によりBUN値上値上全
率めた。
BUNt −BUNc BUN値ト昇率外車) = −X 100UNc (ニ)クレアチニンI−外車(%):BUN値測音測定
合に得た被検血清の内、その0.5 Idをとり、Fo
lin−Wu法に基づくクレアチニン測定用キット(C
reatinine−test wako)を用いて測
定した。すなわち、試験管に入れた被検血清0.5II
Qに除蛋白試液(タングステン酸−硫酸溶液)3.0−
をふりまぜながら加え、室温でIO分間放置後3000
rpmで10分間遠心分離した。得られたl−清2.0
111Qを別の試験管にとり、これに25〜30℃でピ
クリン酸試液1.0−および0.75NNaO)I溶液
1.0−を加え、同温で20分間放置して検液を調製し
た。一方、これとは別にクレアチニン溶液(m度lO層
g/di’)あるいは蒸留水それぞれ0.51dを試験
管にとり、上記検液の調製の場合と同様に処理してそれ
ぞれ標準液および盲検液を調製した。検液、標準液およ
び盲検液調製後30分以内に、検液および標準液それぞ
れの520n■における吸光度を、自検液を対照として
分光光度計を用いて測定した後、次式により被検血清中
のクレアチニン値(mg/d l )を求めた。
L記の如くして薬剤無投与群ラットの血清中クレアチニ
ン値(Cc)および薬剤投与群ラットの血清中クレアチ
ニン値(Ct)を求めた後、下式によりクレアチニン値
ト外車を算出した。
(ホ)腎臓の病理組織学的検査 両側の腎臓を摘出後直ちに10%ホルマリン液に浸漬し
、−1後これをとり出し、再度新たな10%ホルマリン
溶液に浸漬した。−1後これをとり出し常法に従って、
パラフィン包埋し、6戸の厚さに薄切した。その後、ヘ
マトキシリン エオシン染色あるいは過ヨウ素酸シッフ
染色を施し、これを光学顕微鏡下で鏡検した。
(3)試験結果 体重変化率、肺臓電縫変化率、BUN値−F全率および
クレアチニン値−F全率を第2表に示す。
また病理組織学的検査結果は以下の通りであった。すな
わち試験薬aを投与したラット腎臓には、近位尿細管上
皮および尿細管腔における病理組織学的変化が認められ
た。具体的には、1−皮細胞の凝固壊死、脱落が10例
中8例に、上皮細胞の空胞変性がlO例中6例に認めら
れ、尿細管腔の拡張、形骸化がlO例中7例に、尿細管
腔における顆粒状円柱あるいは硝子様円柱が10例中8
例に認められた。一方、試験薬A投与群、および試験薬
aと試験薬Aの併用投与群におけるラット腎臓には病理
組織学的変化が認められなかった。
第2表 り記の試験(イ)〜試験(ホ)の結果が示す通り、本発
明の薬剤はシスプラチンに帰因する副作用を明らかに軽
減させる。
試験例3(致死毒性の緩和) (1)試験材料 (イ)試験動物: ddY系雄性マウス(6週令、体重
26〜28g、一群10匹) (ロ)試験薬(投与量) a:シスプラチン(1回当りの投与量4鳳g/ kg) A:実施例1の乾燥エキス末(1回当りの投与酸100
01g/kg a+A :シスプラチンおよび実施例1の乾tj 燥エキス末(両者を併用した。1回当 りの投与量はシスプラチン4膳g/ kg 。
実施例1の乾燥エキス末1000mg/ kg)(2)
試験方法 試験薬a、試験薬Aをそれぞれ単独で、あるいは試験薬
aと試験薬Aを併用して、24時間目何重5回にわたり
マウスに投与した。各試験薬の投与は試験例2の場合と
同様に行った。その後8日間マウスの生存数を観察し、
投与終了日から経過日数毎に生存率を求めた。
(3)試験結果 結果を第3表に示す。このように本発明の薬剤は、シス
プラチンと併用すると、シスプラチンの致死毒性を緩和
させる。
第3表 試験例4(急性毒性試験、 LD50)(])試験材料
および試験方法 実施例1で得られた乾燥エキス末を0.5(W/V)%
カルボキシメチルセルロース ナトリウム水溶液に懸濁
(濃度1000mg/aQ) して、ddY系雄性マウ
ス(6退会9体重26〜29g、  一群10匹)に経
口投与し、投与後2週間までの死亡数を観察した。
(2)試験結果 実施例1の乾燥エキス末10g/kgを投与しても、全
く死亡例を認めず、本発明の薬剤のLO50値はIOg
/kg以トである。
以上の試験例1〜試験例4の結束から、本発明の薬剤が
有効でかつ安全性の高い、シスプラチンの制癌補助剤と
なり得ることが明らかである。
〔実施例〕
次に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1 麻黄温の乾燥エキス末の製造麻黄5.Okg
、杏仁5.Okg、lt草1.5kgおよび桂皮4.0
 kgからなる混合生薬に水155 Qを加えて100
℃で1時間加熱抽出した。抽出液をろ過し、ろ液を約1
5文まで減圧濃縮後噴霧乾燥して乾燥エキス末1.5 
kgを得た。
実施例2 麻黄湯の乾燥エキス末の製造実施例1の場合
と同一の混合生薬にエタノール/水混合溶剤(V/V:
20/80) 125文を加えて30分加熱還流して抽
出した。抽出液をろ過した後、溶媒を減圧留去した。得
られた残渣を減圧乾燥後粉砕して乾燥エキス末1.35
kgを得た。
実施例3 顆粒剤の製造 主薬(実施例1の乾燥エキス末)3.6重量部乳糖  
            2.3重量部ヒドロキシプロ
ピルセルロース  Q、1重量部−1−記の各成分を十
分混合し、この混合物を圧縮成型機により板状物とした
後、オシレーターで粉砕粒状とし、整粒篩別して1g中
に生薬800 mgを含む顆粒剤を得た。
実施例4 錠剤の製造 主薬(実施例1の乾燥エキス末)  3.00重量部乳
糖              1.0θ重縫部トウモ
ロコシデンプン      0.90重量部合成ケイ酸
アルミニウム     0.20重量部カルボキシメチ
ルセルロース カルシウム 0.25重量部 ステアリン酸マグネシウム    0.05重量部一ト
記各成分を充分混合し、この混合物を打錠機で1錠30
0 sagに打錠して、1錠中に生薬187 mgを含
む錠剤を得た。
実施例5 カプセル剤の製造 主薬(実施例2の乾燥エキス末)  3.34重量部合
成ケイ酸アルミニウム     0.18重量部ステア
リン酸マグネシウム    0.08重量部L記の各成
分を十分混合し、この混合物の360I1g宛をカプセ
ルに充填して1カプセル中に主薬334 mgを含むカ
プセル剤を得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 麻黄湯の抽出エキスよりなる、シスプラチンの制癌作用
    増強ならびに副作用軽減剤
JP60107685A 1985-05-20 1985-05-20 制癌補助剤 Pending JPS61263925A (ja)

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