JPS61261337A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents
難燃性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61261337A JPS61261337A JP10309685A JP10309685A JPS61261337A JP S61261337 A JPS61261337 A JP S61261337A JP 10309685 A JP10309685 A JP 10309685A JP 10309685 A JP10309685 A JP 10309685A JP S61261337 A JPS61261337 A JP S61261337A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- weight
- parts
- ether
- resin composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は機械的性質と耐熱性のバランスがすぐれた難燃
性樹脂組成物に関するものである。
性樹脂組成物に関するものである。
近年、電気機器、ＯＡ機器等の普及に伴ない難燃性ポリ
スチレン系樹脂の使用量は急速に増ン系樹脂が要求され
ている。本発明はこれらの用途向けとして提供する難燃
性樹脂組成物に関するものである。
スチレン系樹脂の使用量は急速に増ン系樹脂が要求され
ている。本発明はこれらの用途向けとして提供する難燃
性樹脂組成物に関するものである。
ポリスチレンやＡＢＳ樹脂に代表されるポリスチレン系
樹脂は、離燃化する手段も従来より種々検討されている
。ポリスチレン系樹脂に比較的高度な難燃性を付与でき
、かつ耐熱性を有する難燃剤としては、（４）デカブロ
ムジフェニルエーテル、（Ｂ）オクタブロムジフェニル
エーテルが知られている。しかしながら、上記（４）の
難燃剤は、その融点が３００℃〜３１０℃と極めて高く
、ポリスチレン系樹脂への分散性が劣り、樹脂の機械的
性質を低下させるばかりでなく、成形物の外観を著しく
阻害するため、溶融混線時にかなりの高温度を採用しな
くてはならない。
樹脂は、離燃化する手段も従来より種々検討されている
。ポリスチレン系樹脂に比較的高度な難燃性を付与でき
、かつ耐熱性を有する難燃剤としては、（４）デカブロ
ムジフェニルエーテル、（Ｂ）オクタブロムジフェニル
エーテルが知られている。しかしながら、上記（４）の
難燃剤は、その融点が３００℃〜３１０℃と極めて高く
、ポリスチレン系樹脂への分散性が劣り、樹脂の機械的
性質を低下させるばかりでなく、成形物の外観を著しく
阻害するため、溶融混線時にかなりの高温度を採用しな
くてはならない。
ところが、高温度の溶融混線をするとコスト的に不利で
あるばかりでなく、樹脂の焼けが避けられないという問
題点がある。また（Ｂｌの難燃剤を使用すると成形品の
外観は良好であるが、十分な耐熱性が期待出来ないとい
う欠陥を有している。
あるばかりでなく、樹脂の焼けが避けられないという問
題点がある。また（Ｂｌの難燃剤を使用すると成形品の
外観は良好であるが、十分な耐熱性が期待出来ないとい
う欠陥を有している。
本発明は成形品の外観が良好で、機械的性質と耐熱性の
バランスがすぐれた難燃性ポリスチレン系樹脂組成物を
提供しようとするものである。
バランスがすぐれた難燃性ポリスチレン系樹脂組成物を
提供しようとするものである。
本発明はポリスチレン系樹脂１００重量部に対し、（Ａ
）デカブロムジフェニルエーテル５〜２５重量部、（Ｂ
）オクタブロムジフェニルエーテル１〜２５重量部およ
び（Ｃ１無機系難燃剤１〜１５重量部を配合し、しかも
この場合内と（Ｂｌをその合計量が６〜３０重量部とな
る割合で配合、したことを特徴とする難燃性ポリスチレ
ン系對脂組成物に関するものである。
）デカブロムジフェニルエーテル５〜２５重量部、（Ｂ
）オクタブロムジフェニルエーテル１〜２５重量部およ
び（Ｃ１無機系難燃剤１〜１５重量部を配合し、しかも
この場合内と（Ｂｌをその合計量が６〜３０重量部とな
る割合で配合、したことを特徴とする難燃性ポリスチレ
ン系對脂組成物に関するものである。
本発明によれば高融点で分散性の劣る体）デカブロムジ
フェニルエーテルの添加量が減少出来、しかも（Ｂｌオ
クタブロムジフェニルエーテルを併用することにより分
散性が相乗的に向上し、（Ａｌ単独で使用する場合より
も成形品の外観および機械的性質のすぐれた難燃性ポリ
スチレン系樹脂組成物を得ることができる。
フェニルエーテルの添加量が減少出来、しかも（Ｂｌオ
クタブロムジフェニルエーテルを併用することにより分
散性が相乗的に向上し、（Ａｌ単独で使用する場合より
も成形品の外観および機械的性質のすぐれた難燃性ポリ
スチレン系樹脂組成物を得ることができる。
本発明で用いるポリスチレン系樹脂としてはポリスチレ
ン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、α−メチル
スチレン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリ
ル−ブタジェン−スチレン共重合体（ＡＢＳ樹脂）など
が挙げられる。これらのポリスチレン系樹脂は通常の懸
濁重合法、塊状重合法、乳化重合法、塊状−懸゛濁重合
法などにより製造される。
ン、スチレン−アクリロニトリル共重合体、α−メチル
スチレン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニトリ
ル−ブタジェン−スチレン共重合体（ＡＢＳ樹脂）など
が挙げられる。これらのポリスチレン系樹脂は通常の懸
濁重合法、塊状重合法、乳化重合法、塊状−懸゛濁重合
法などにより製造される。
本発明で用いる（Ａｌデカブロムジフェニルエーテルの
添加量は、ポリスチレン系樹脂１００重量部に対し５〜
２５重量部、好ましくは６〜２０重量部である。添加量
が５重量部より少ないと十分な難燃効果が得られず、逆
に２５重量部を超えると十分な機械的性質をもった樹脂
組成物が得られないので、好ましくない。
添加量は、ポリスチレン系樹脂１００重量部に対し５〜
２５重量部、好ましくは６〜２０重量部である。添加量
が５重量部より少ないと十分な難燃効果が得られず、逆
に２５重量部を超えると十分な機械的性質をもった樹脂
組成物が得られないので、好ましくない。
また本発明で用いる（Ｂｌオクタプロムシ７二二ルエー
テルの添加量はポリスチレン系樹脂１００重量部に対し
１〜２５重量部、好ましくは３〜２０重量部である。添
加量が１重量部以下では目的とする効果は得られず、逆
に２５重量部以上では耐熱性が阻害されるので好ましく
ない。
テルの添加量はポリスチレン系樹脂１００重量部に対し
１〜２５重量部、好ましくは３〜２０重量部である。添
加量が１重量部以下では目的とする効果は得られず、逆
に２５重量部以上では耐熱性が阻害されるので好ましく
ない。
上記難燃剤（Ａｌおよび（Ｂｌを併用した場合の難燃効
果は（Ｃ１無機系難燃剤を併用することによりさらに高
められる。
果は（Ｃ１無機系難燃剤を併用することによりさらに高
められる。
無機系難燃剤としては三酸化アンチモン、五酸化アンチ
モン、ビスマス等が挙げられるが、三酸化アンチモンが
好ましい。
モン、ビスマス等が挙げられるが、三酸化アンチモンが
好ましい。
（Ｃ）無機系難燃剤の添加量はポリスチレン系樹脂１０
０重量部に対し１〜１５重量部、好ましくは２〜１０重
量部である。添加量が１重量部以下では難燃性が充分で
なく、逆に１５重量部以上ではポリスチレン系樹脂の機
械的性質が損なわれるため好ましくない。
０重量部に対し１〜１５重量部、好ましくは２〜１０重
量部である。添加量が１重量部以下では難燃性が充分で
なく、逆に１５重量部以上ではポリスチレン系樹脂の機
械的性質が損なわれるため好ましくない。
本発明においては、（Ａｌデカブロムジフェニルニーテ
ルト（Ｂｌオクタブロムジフェニルエーテルの合計は６
〜３０重量部である。この合計の添加量、つまり配合量
が６重量部より少ないと、難燃効果が十分でなく、逆に
３０重量部以上になると、得られる樹脂の機械的性質や
耐熱性が低下する。
ルト（Ｂｌオクタブロムジフェニルエーテルの合計は６
〜３０重量部である。この合計の添加量、つまり配合量
が６重量部より少ないと、難燃効果が十分でなく、逆に
３０重量部以上になると、得られる樹脂の機械的性質や
耐熱性が低下する。
本発明の難燃性ポリスチレン系樹脂組成物には種々の熱
安定剤、滑剤、着色剤等の添加剤や無機充填剤等を配合
することができる。かくしてなる本発明のポリスチレン
系樹脂組成物は高度の難燃性とともに耐熱性および機械
的性質を有しており、家電、ＯＡ機器などの種々の用途
に有用である。
安定剤、滑剤、着色剤等の添加剤や無機充填剤等を配合
することができる。かくしてなる本発明のポリスチレン
系樹脂組成物は高度の難燃性とともに耐熱性および機械
的性質を有しており、家電、ＯＡ機器などの種々の用途
に有用である。
実施例
以下実施例により本発明の詳細な説明する。
アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン共重合体樹脂
”ダイヤベット■″７００１（三菱レイヨン（株）製汎
用ＡＢＳ樹脂）１００重量部に対し、仄）離燃剤デカブ
ロムジフェニルエーテル、（Ｂｌｉ燃剤オクタブロムジ
フェニルエーテルおよび（Ｃ１三酸化アンチモンを表に
示す割合で配合し、さらにこの共重合体樹脂１００重量
部に対しジプチル錫マレート１部をそれぞれ添加した。
”ダイヤベット■″７００１（三菱レイヨン（株）製汎
用ＡＢＳ樹脂）１００重量部に対し、仄）離燃剤デカブ
ロムジフェニルエーテル、（Ｂｌｉ燃剤オクタブロムジ
フェニルエーテルおよび（Ｃ１三酸化アンチモンを表に
示す割合で配合し、さらにこの共重合体樹脂１００重量
部に対しジプチル錫マレート１部をそれぞれ添加した。
これら配合物をそれぞれスーパーミキサーで４０ Ｏｒ
、 ｐ６ｍ、の速度で５分間混合し、さらに３０龍φベ
ント付き二軸押出機により２００℃で溶融押出してペレ
ット化した。次にこのペレットを７０℃で１０時間以上
乾燥した後、２オンス射出成形機でＵＬ燃焼試験片（”
７；； ｘ ”ｙ’、’×５′）、アイゾツト衝撃試験
片（１／ ’ ｘ ３ ’ ｘ２、 ｓ’ ）およびビ
カット軟化温度試験片（３’ｘに定める方法に従って→
→４だ。アイゾツト衝撃試験はＡＳＴＭ Ｄ−２５６
、ビカット軟化温度試験片はＡＳＴＭ Ｄ−１５２５
に従ってそれぞれ成形した。これらの結果は表に示す。
、 ｐ６ｍ、の速度で５分間混合し、さらに３０龍φベ
ント付き二軸押出機により２００℃で溶融押出してペレ
ット化した。次にこのペレットを７０℃で１０時間以上
乾燥した後、２オンス射出成形機でＵＬ燃焼試験片（”
７；； ｘ ”ｙ’、’×５′）、アイゾツト衝撃試験
片（１／ ’ ｘ ３ ’ ｘ２、 ｓ’ ）およびビ
カット軟化温度試験片（３’ｘに定める方法に従って→
→４だ。アイゾツト衝撃試験はＡＳＴＭ Ｄ−２５６
、ビカット軟化温度試験片はＡＳＴＭ Ｄ−１５２５
に従ってそれぞれ成形した。これらの結果は表に示す。
また表には難燃剤図または（Ｂ）をそれぞれ単独で用い
た場合を比較例として併せて示した。表から明らかなよ
うに、難燃剤図とＣＢ）を併用した本発明の組成物は、
難燃剤（Ａｌ、 （Ｂｌをそれぞれ単独に使用した場合
と比較して、耐衝撃性と耐熱性のバランスがすぐれ、成
形品外観もすぐれている。
た場合を比較例として併せて示した。表から明らかなよ
うに、難燃剤図とＣＢ）を併用した本発明の組成物は、
難燃剤（Ａｌ、 （Ｂｌをそれぞれ単独に使用した場合
と比較して、耐衝撃性と耐熱性のバランスがすぐれ、成
形品外観もすぐれている。
特許出願人 三菱レイヨン株式会社代理人 弁理士
吉 沢 敏 夫 °八、・／
吉 沢 敏 夫 °八、・／
Claims (1)
- ポリスチレン系樹脂１００重量部に対し、（Ａ）デカブ
ロムジフェニルエーテル５〜２５重量部、（Ｂ）オクタ
ブロムジフェニルエーテル１〜２５重量部、および（Ｃ
）無機系難燃剤１〜１５重量部を配合し、かつこの場合
、（Ａ）と（Ｂ）をその合計が６〜３０重量部となる割
合で配合したことを特徴とする難燃性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10309685A JPS61261337A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 難燃性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10309685A JPS61261337A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 難燃性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61261337A true JPS61261337A (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=14345100
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10309685A Pending JPS61261337A (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 | 難燃性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61261337A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01182349A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
| JPH01256570A (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 難燃性樹脂組成物及びそれよりなる熱収縮チューブ、難燃絶縁電線 |
| JPH03157443A (ja) * | 1989-11-14 | 1991-07-05 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 難燃性スチレン系樹脂組成物 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP10309685A patent/JPS61261337A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01182349A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 難燃性樹脂組成物 |
| JPH01256570A (ja) * | 1988-04-06 | 1989-10-13 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 難燃性樹脂組成物及びそれよりなる熱収縮チューブ、難燃絶縁電線 |
| JPH03157443A (ja) * | 1989-11-14 | 1991-07-05 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 難燃性スチレン系樹脂組成物 |
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