JPS61259848A - 自動車用デイフアレンシヤルギアケ−スの成形方法 - Google Patents

自動車用デイフアレンシヤルギアケ−スの成形方法

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JPS61259848A
JPS61259848A JP60100160A JP10016085A JPS61259848A JP S61259848 A JPS61259848 A JP S61259848A JP 60100160 A JP60100160 A JP 60100160A JP 10016085 A JP10016085 A JP 10016085A JP S61259848 A JPS61259848 A JP S61259848A
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JP
Japan
Prior art keywords
differential gear
gear case
pressure
forming
water pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP60100160A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Ozaki
仁 尾崎
Satoshi Suzuki
慧 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOHO SEISAKUSHO KK
Tokyu Car Corp
Original Assignee
TOHO SEISAKUSHO KK
Tokyu Car Corp
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Publication date
Application filed by TOHO SEISAKUSHO KK, Tokyu Car Corp filed Critical TOHO SEISAKUSHO KK
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Retarders (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車用ディファレンシャルギアケースの成形
方法、さらに詳しくはディファレンシャルギアを組込ん
で装着するためのギアケースの成形方法の改良に関する
、 (従来の技術) 従来、この種ディファレンシャルギアケースの成形方法
としては、鋳造による成形方法、或いは第5図(イ)に
示すように2枚の板上の加工素材15b、 15bを同
図(ロ)のようにプレス加工するとともに必要に応じて
同図(ハ)のように切欠19bを形成すべく打抜き加工
し、その後プレス加工等の施された加工素材15bの接
合部21.21を溶接して同図(ニ)のようなギアケー
ス20bを成形する方法がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら前者の成形方法に於いては、熔融材料が固
化するまでに時間を要する等作業能率が悪く、又鋳造後
の砂落し、バリトリ等の作業が面倒である等の欠点があ
る。
又、後者の成形方法に於いては、ディファレンシャルギ
アケースが左右に湾曲し且つ中央が膨出しているという
特殊な形態なる故、プレス加工自体が煩雑になるととも
に、プレス加工後に溶接作業が必要となるため全体の作
業が非常に煩雑で且つ多大な作業時間やコストを要して
いた。しかもこの後者の成形方法においては、溶接作業
が必要であるために成形後の製品の強度が不均一となり
且つ溶接箇所の気密性が不良になるおそれがある他、製
品の品質にバラつきが生じ易いという問題点があった。
いずれにしても従来では上記のような成形方法によって
成形されていたために、作業が非常に煩雑であり、多大
な作業時間、製造コストを要することとなっていたので
ある。
本発明はこのような問題点をすべて解決するために、特
に上記のような溶接作業を不要にするという観点から、
加工゛素材として従来のギアケースの成形方法では到底
加工し得ないパイプ状の加工素材を使用するという点に
着眼してなされたもので、成形が極めて短時間に且つ非
常に容易に行なえ、全体としての作業の自動化、大量生
産化を可能ならしめることを口約とするものである。
(問題点を解決するための手段) そして本発明の上記問題点を解決するための手段は、パ
イプ状の加工素材を予めディファレンシャルギアケース
の形状に応じて形成された金型内に設置し、次に該金型
内と連通すべく別途設けられた液圧発生装置により瞬間
的に発生する高圧状態の液圧を前記加工素材の中空部内
に流入せしめて該加工素材の略中央部を膨出させ、その
後、膨出した加工素材の中央部の両側面にディファレン
シャルギア挿入用の孔を打抜き形成して成形する成形方
法にある。
(作用) すなわちこのような成形方法なるために、従来の成形方
法では加工が困難であったパイプ状の加工素材を使用す
るにもかかわらず、前記瞬間的に発生する液圧を加工素
材の中空部内に流入せしめることによってその加工素材
の略中央部を極めて容易に膨出させることができ、その
後膨出した略中央部の両側面を打抜き形成することによ
り、所望形状のディファレンシャルギアケースが極めて
短時間に且つ非常に容易に成形されることとなるのであ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施態様について図面に示した一実施例
に従って説明する。
第1図は一実施例としてのディファレンシャルギアケー
スの成形工程の一部切欠正面図並びに正面図、第2図は
ギアケースを成形するために成形装置の概略断面図、第
3図は同要部拡大断面図である。
先ず、ギアケースの成形方法を説明するにあたり、その
成形方法に使用される一実施例としての成形装置の概略
について説明すると、この成形装置は第2図に示すよう
に水圧発生装置lと、成形加工装置2とで構成されてい
る。
3.4は外部の減圧弁5の調整により空気溜6から前記
水圧発生装置1のシリンダ7内に圧縮空気を送り込むた
めの給気弁及び締切弁8は該締切弁4の直下に設けられ
たハンマで下部にプランジャ9が設けられている。10
は前記シリンダ7の下部に設けられた水圧室、11は該
水圧室10内に給水するための給水弁、12は該水圧室
10の下部に設けられた副ハンマを示す。
13は前記成形加工装置2内に設けられた金型で、その
内部は水路14を介、して前記水圧室10に連通されて
なり、且つ成形すべきディファレンシャルギア用カバ一
体の形状に応じて中央部が凹状に形成されてなる。
次にこのような成形装置にてディファレンシャルギア用
カバ一体を成形する成形方法について説明すると、先ず
第1図(イ)に示すような炭素鋼からなるパイプ状の加
工素材15を、第3図(イ)のように該加工素材15の
中空部16が前記水路14と連通ずるよう前記金型13
内に設置する。
次にこのようにして加工素材15を設置した状態で水圧
発生装置を作動させる。すなわち減圧弁5にて調整され
た圧縮空気を給気弁3.締切弁4を介してシリンダ7内
に流入すると、その圧縮空気は締切弁4の作用で自動的
に膨張しながら前記ハンマ8を下向きに加速させ、その
ハンマ8の下部のプランジャ9が水圧室10内の水を高
速度で瞬間的に圧縮し、それによって高圧状態の水圧が
瞬間的に発生することとなる。又これと同時に副ハンマ
12が上向きに加速し、上下からの圧縮により水圧室1
0内の水が水路14を通って成形加工装置2の金型13
内に送られ、前記高圧状態の水圧によって金型13内に
設置された加工素材15の略中央部が第3図(ロ)のよ
うに膨出されて第1図(ロ)の如き膨出部17が形成さ
れることとなる。
そしてこのようにして加工素材15に膨出部17が形成
された後、さらに加工素材15の中空部16内に水圧を
充填し、水圧を破壊状態にすると内圧が急激に上昇し、
それによって前記膨出部17の両側面に第1図(ハ)の
ように孔18.18が打凄き形成されることとなる。
このようにして孔18.18を形成した後、その孔18
、18の対面する周縁に切欠19.19を形成すること
によって所望形状のディファレンシャルギアケース20
が成形されることとなるのである。
このように上記実施例では圧縮空気の原動力により瞬間
的に発生する水圧を金型内に設置されたパイプ状の加工
素材15の中空部16内に流入せしめることによりその
略中央部を容易に膨出させることができ、その後水圧に
よって膨出部17の両側面に孔I8を打抜き形成するこ
とにより、全体としてカバ一体20の成形が極めて短時
間に且つ非常に容易に行なうことが可能となったのであ
る。
尚、カバ一体20の成形工程としては上記のように加工
素材15の設置、水圧による膨出部17の形成、水圧に
よる孔18の打抜き形成、切欠19の形成からなる工程
にかぎられるものではなく、例えば第4図のように膨出
部17を形成する前に同図(ロ)のごとく加工素材15
の両端部15a、 15aを絞り加工してもよい。この
絞り加工は、加工素材15が伸び率の低い素材で構成さ
れている場合に特に効果的である。又、膨出部17の形
成後、孔18を形成する前に加工素材15を必要に応じ
て焼鈍しする工程を含むことも可能である。
さらに該実施例では孔18の打抜き形成を水圧によって
行なっているため、その作業を極めて容易且つ短時間に
行なうことができるという好ましい利点を得たが、孔1
8を形成するための手段は決してこれに限定されるもの
ではな(、たとえばプレス加工等によって打抜き形成し
てもよい。
さらに該実施例では液圧を発生させる手段として、圧縮
特性、経済性、取扱いの容易さ等が優れている点から水
が使用されているが、水辺外の液体によって液圧を発生
させることも可能である。
尚、液圧を発生させる液圧発生装置の構造も決して該実
施例に限定されるものではなく、要は加工素材15を設
置するための金型13と連通する液圧発生装置から瞬間
的に発生する高圧状態の液圧を加工素材15の中空部1
6内に送り込まれればよく、装置の構造等は決して問わ
ない。
さらに加工素材15の材質も該実施例の炭素鋼に躍らず
、たとえばステンレス鋼、アルミニウム、銅合金等のも
のであってもよく、その材質は決して問わない。要は加
工素材15がパイプ状のものであればよい。
(発明の効果) 叙上のように本発明は、パイプ状の加工素材の金型内に
設置し、その金型内部と連通して設けられた液圧発生装
置により瞬間的に発生する高圧状態の液圧を加工素材の
中空部内に流入せしめて該加工素材の略中央部を膨出さ
せ、その後、膨出した中央部の両側面に孔を打抜き形成
してディファレンシャルギアケースを成形する方法なる
ため、すなわち瞬間的に発生する液圧を利用した成形方
法なるため、従来の鋳造やプレス加工による成形方法に
比べて成形に要する作業時間を著しく短縮することがで
き、且つその作業が著しく容易になり、作業の自動化、
大量生産化が可能になるという格別顕著な効果を有する
に至った。
さらに上記のような液圧利用によりパイプ状の加工素材
をそのまま使用して成形できるため従来特に問題となっ
ていたプレス加工における溶接作業が全く不要となり、
これが作業性の向上に大幅に寄与することとなる他、溶
接作業が不要なるため、成形後の製品の強度が均一とな
り、且つ気密性を損なうこともなく、しかも成形後の製
品の品質にバラつきを生じさせないという利点がある。
さらに上記のようなディフルンシャルギアケースを成形
するにあたり、たとえば両端からの押し込み成形の方法
によると、ギアケースの中央膨出部の両側部が比較的長
い場合に、材料が中央部に十分補給されず、成形がうま
く行なえないのに対し、本発明のような衝撃液圧、すな
わち瞬間的に発生する高圧状態の液圧を利用する方法に
よると、上記中央膨出部の両側部の長さが長くなっても
何ら支障なく成形できるのである。
その他、作業工数や製造コストを従来に比べて。
大幅に低減できるという実益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としてのディファレンシャルギアケー
スの成形工程を示し、(イ)は加工素材の一部切欠正面
図、(ロ)は液圧による膨出部形成工程の一部切欠正面
図、(ハ)は孔形成工程の正面図、(ニ)は切欠形成工
程の正面図をそれぞれ示す。 第2図はギアケースを成形するための成形装置の概略断
面図。 第3図は同要部拡大断面図で、(イ)は加工素材の設置
状態、(ロ)は液圧流人状態をそれぞれ示す。 第4図は他実施例の成形工程の正面図を示し、(イ)は
加工素材、(ロ)は絞り加工工程、(ハ)は膨出部形成
時をそれぞれ示す。 第5図は従来の成形方法を示す斜視図で、(イ)は加工
素材、(ロ)はプレス形成工程、(ハ)は切欠形成工程
、(ニ)は溶接工程をそれぞれ示す。 13・・・金型       15・・・加工素材16
・・・中空部      17・・・膨出部18・・・

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、パイプ状の加工素材15を予めディファレンシャル
    ギアケースの形状に応じて形成された金型13内に設置
    し、次に該金型13内と連通すべく別途設けられた液圧
    発生装置により瞬間的に発生する高圧状態の液圧を前記
    加工素材15の中空部16内に流入せしめて該加工素材
    15の略中央部を膨出させ、その後、膨出した加工素材
    15の中央部の両側面にディファレンシャルギア挿入用
    の孔18、18を打抜き形成して成形することを特徴と
    する自動車用ディファレンシャルギアケースの成形方法
    。 2、前記孔18の打抜き形成が、前記瞬間的に発生する
    液圧によって行なわれる特許請求の範囲第1項記載の自
    動車用ディファレンシャルギアケースの成形方法。 3、前記加工素材15が炭素鋼からなる特許請求の範囲
    第1項又は第2項記載の自動車用ディファレンシャルギ
    アケースの成形方法。
JP60100160A 1985-05-10 1985-05-10 自動車用デイフアレンシヤルギアケ−スの成形方法 Pending JPS61259848A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515341A (en) * 1978-07-17 1980-02-02 Watanabe Press Kogyo Kk Method of producing frame rack for bicycle
JPS56136245A (en) * 1980-03-28 1981-10-24 Bridgestone Cycle Co Formation of frame pipe for bicycle

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515341A (en) * 1978-07-17 1980-02-02 Watanabe Press Kogyo Kk Method of producing frame rack for bicycle
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