JPS6124781Y2 - - Google Patents

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JPS6124781Y2
JPS6124781Y2 JP4524581U JP4524581U JPS6124781Y2 JP S6124781 Y2 JPS6124781 Y2 JP S6124781Y2 JP 4524581 U JP4524581 U JP 4524581U JP 4524581 U JP4524581 U JP 4524581U JP S6124781 Y2 JPS6124781 Y2 JP S6124781Y2
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joint body
pipe
fixed
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fixing member
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JP4524581U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はステンレス鋼鋼管などの配管用管材を
接続する管継手用部材としての管接続用部材に関
するものである。
一般にステンレス鋼鋼管は化学プラント等の特
に腐食性の強い流体用の配管に使用されていた
が、最近は更に上水道配管やビルデイングなどの
建築物の給水・給湯・冷暖房用配管などにも逐年
使用されるようになつてきている。
しかるに、ステンレス鋼鋼管は、一般に配管用
として使用されている炭素鋼鋼管などに比べて高
価であり、一般の上水道配管や屋内配管にあつて
は経済性の面からJIS G 3448「一般配管用ステ
ンレス鋼鋼管」に規定されるような薄肉管が使用
されるために、管の接続部において管用ネジを螺
設することができないのでねじ込み式の管継手に
よる接合は不可能である。このため薄肉のステン
レス鋼鋼管の接続法としては、TIG溶接などの溶
接による方法や置きろう又は差しろうによるろう
接による方法と、第1図に示す如く内面にメネジ
を有する締付部材Bを端部外面にオネジを有する
継手本体Aに螺合することによつてパツキンCを
管Dの外面と継手本体Aの端部内面とに押圧せし
めて流体をシールする構造の管継手を用いる方法
とが採られている。
しかしながら、前者の方法は特殊で且つ高度の
作業技術を必要とするために一般作業員にはなじ
み難いと共に熱を使用するために現場での施工に
は適しておらず、後者の方法は使用する管継手の
構造上、継手本体Aが鋳造によつて製造されるの
で薄肉とすることが困難であるため重量が嵩み且
つ管Dと同一素材であるステンレス鋼鋳物を使用
するとコスト高となつて一般配管用継手としては
経済的に引き合わない。また管Dと異なる金属材
料を使用すると管Dと同程度の耐食性を期待する
ことができないという問題点を有している。この
腐食の問題を解決するために、継手本体Aの内周
面に合成樹脂をコートする方法も堤案されている
が、この方法は継手本体Aの製造工程に樹脂コー
トの工程が付加されてコスト高となることを免れ
ない。
本考案者らはかゝる従来の管継手の問題点を解
消すべく、薄肉のステンレス鋼鋼管の配管用とし
て好適な管継手として、端部が拡大された円筒体
より成る継手本体と、該継手本体の端部内面と該
継手本体内に嵌挿される管の外面との間に挿入さ
れる弾性体のパツキンと、該継手本体端部外側に
外嵌され該継手本体を端面に向つて押圧する押圧
リングと、該押圧リングに係合して該押圧リング
に該押圧ンにに押圧力を付与すると共に該パツキ
ンを保持する締付リングとより成ることを特徴と
する管継手を提案した。この管継手において継手
本体端部外側に外嵌され該継手本体を端面に向つ
て押圧する押圧リングは継手本体と一体を成して
いる場合と一体を成さない場合とがあるが、いず
れの場合においても押圧リングの外面に螺設され
ているオネジに締付リングの内面に螺設されてい
るメネジを螺合しようとすると締付リングの締付
力によつて押圧リングを回転しないように保持す
る必要がある。この際、継手本体をパイプレンチ
などによつて保持しようとすると、継手本体が薄
肉管より成つているために継手本体が変形してし
まうかまたは継手本体がステンレス鋼製であると
ステンレス鋼が硬質素材であるのでパイプレンチ
で把持することができないので好ましくないた
め、押圧リングが継手本体と一体を成していても
結局押圧リングを保持しなければならない。しか
るに押圧リングが継手本体と一体を成している場
合には押圧リングは外面にオネジが螺設されてい
るだけの円筒体であるので工具で保持し得る構造
にしようとすると押圧リングの形状が複雑になつ
て好ましくなく、また押圧リングが継手本体と一
体を成していない場合には押圧リングが継手本体
の拡大部と係合する複雑な形状を成していなけれ
ばならないために高価となつて好ましくないこと
が判つた。
そこで本考案者らはかかる従来の管継手の問題
点を解決すべく種々研究の結果、継手本体は薄肉
のステンレス鋼鋼管の少なくとも一端に拡大部を
設けたものとし、この拡大部には単なる円筒体で
その外面にオネジが螺設されているだけの固着部
材を固着し、継手本体の回転を防止するためには
継手本体の拡大部に近接した位置に継手本体より
軟質の素材から成る管状で且つ固着部材とは別体
の変形防止兼把持用円筒体を外嵌させて固定すれ
ば、この変形防止兼把持用円筒体に例えばパイプ
レンチの如き歯を食い込ませて使用する保持用工
具を当てて把持することにより継手本体及び固着
部材の回転を防止しても容易に管の接続を行なう
ことができ、しかも製作も安価且つ容易であるこ
とを究明して本考案を完成したのである。すなわ
ち、本考案は薄肉のステンレス鋼鋼管製で少なく
とも一端に接続すべき管が挿入され且つ該管の外
面との間に弾性体のパツキンが装着される拡大部
が設けられた継手本体と、該継手本体の拡大部の
外面に固着されており外面にオネジが螺設されて
いる固着部材と、該継手本体の拡大部に近接した
位置で該継手本体に外嵌されて固定されていて該
継手本体より軟質の素材よりなる管状の変形防止
兼把持用円筒体とから成ることを特徴とする管接
続用部材を提供するものである。
以下、図面により本考案に係る管接続用部材の
実施例について詳細に設明する。
第2図及び第3図はそれぞれ本考案に係る管接
続用部材の実施例を用いて管を接続した状態にお
ける上半分を断面で示した正面図である。
図面中、1は薄肉のステンレス鋼鋼管製で少な
くとも一端に接続すべき管4が挿入され且つその
管4の外面との間に弾性体のパツキン5が装着さ
れる拡大部1aが設けられている継手本体であ
り、この継手本体1の他端は一端の拡大部1aと
同様の拡大部が設けられていても、別の構造の例
えば通常のフランジ部が設けらているような継手
部分が設けられていても、更には容易にエルボや
ベンドやソケツトなどの構成部材となる薄肉のス
テンレス鋼鋼管と突合せシーム容接あるいはろう
接が可能なように第3図に示す如く切断したまま
あるいは縮管又は拡管したものであつてもよい。
かかる継手本体1の拡大部1aの形状は、第2図
に示す如く円錐状に拡大された後に円筒状部が連
設された形状や、第3図に示す如くほぼ垂直方向
に拡大された後に円筒状部が連設されれた形状な
どが採用できる。2は継手本体1の拡大部1aの
外面に固着されており、外面にオネジ2aが螺設
されている固着部材であり、この固着部材2の拡
大部1aの外面への固着方法としては外面のオネ
ジ2aを損傷せず且つ固着力が強固であることが
必要であるので、第2図に示す如く溶接による方
法や第3図に示す如くろう接による方法などが採
用できる。3は継手本体1の拡大部1aに近接し
た位置で継手本体1に外嵌されており継手本体1
より軟質の素材よりなる管状の変形防止兼把持用
円筒体であり、継手本体1よりも軟質であるため
保持用工具との係合部が特別に設けられていない
にもかかわらずパイプレンチなどによつて容易に
把持することができるのである。このような変形
防止兼把持用円筒体3用のステンレス鋼より軟質
な金属素材としては例えば普通鋼や銅などの素材
が好ましく用いられる。なお、この変形防止兼把
持用円筒体3を継手本体1に固定する方法として
は、スポツト溶接やシーム溶接などの溶接や、ろ
う接や、かしめ等の方法が採用できる。また、6
は第2図に示す如きパツキン5又は第3図に示す
如きセルフシール型のパツキン5を管4の外面と
継手本体1の拡大部1aの内面との間に押し込む
際にパツキン5の端面に当接するワツシヤ、7は
固着部材2の外面に螺設されたオネジ2aに螺設
されている袋ナツト状の締付部材である。
かかる構造より成る本考案に係る管接続用部材
は、管継手用部材の主要部材である継手本体1が
薄肉のステンレス鋼鋼管製であるので軽量で且つ
丈夫であり、近年広く使用されるようになつて来
たステンレス鋼鋼管と同種の素材で製作されてい
るので耐腐食性が向上せしめられており、しかも
継手本体1に固着される固着部材2は外面にオネ
ジ2aが螺設されているだけであり、また変形防
止兼把持用円筒体3は単なる円筒体であり、簡単
な構造であるから安価且つ容易に製作でき、特に
この変形防止兼把持用円筒体3が継手本体1の拡
大部1aに近接した位置に固定されているためこ
の変形防止兼把持用円筒体3にパイプレンチなど
の保持工具を当てて保持すれば締付部材7のメネ
ジ7aを固着部材2のオネジ2aに螺合させる際
に継手本体1及び固着部材2が締付部材7の締付
力によつて回転することを防止できるため良好な
作業性で管4の接続を可能とすることができると
共に、継手本体1の回転を防止できるため継手本
体1の拡大部1aとパツキン5との接触部で摩耗
の心配もなくなるなど種々の利点を有しており、
ステンレス鋼鋼管の利用分野を広げることに役立
ち、その実用的価値は大きなものがある。
【図面の簡単な説明】
図面はそれぞれ上半分を断面で示した正面図で
あり、第1図は従来の管継手で管を接続した状態
を、第2図及び第3図はそれぞれ本考案に係る管
接続用部材の実施例を用いて管を接続した状態
を、それぞれ示すものである。 1……継手本体、1a……拡大部、2……固着
部材、2a……オネジ、3……変形防止兼把持用
円筒体、4……管、5……パツキン、6……ワツ
シヤ、7……締付部材、7a……メネジ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 薄肉のステンレス鋼鋼管製で少なくとも一端
    に接続すべき管4が挿入され且つ該管4の外面
    との間に弾性体のパツキン5が装着される拡大
    部1aが設けられた継手本体1と該継手本体1
    の拡大部1aの外面に固着されており外面にオ
    ネジ2aが螺設されている固着部材2と、該継
    手本体1の拡大部1aに近接した位置で該継手
    本体1に外嵌されて固定されていて該継手本体
    1より軟質の素材よりなる管状の変形防止兼把
    持用円筒体3とから成ることを特徴とする管接
    続用部材。 2 固着部材2が継手本体1の拡大部1aの外面
    に溶接により固着されている実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の管接続用部材。 3 固着部材2が継手本体1の拡大部1aの外面
    にろう接により固着されている実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の管接続用部材。 4 変形防止兼把持用円筒体3が継手本体1に溶
    接により固定されている実用新案登録請求の範
    囲第1項から第3項までのいずれか1項に記載
    の管接続用部材。 5 変形防止兼把持用円筒体3が継手本体1にか
    しめにより固定されている実用新案登録請求の
    範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記
    載の管接続用部材。 6 変形防止兼把持用円筒体3が継手本体1にろ
    う接により固定されている実用新案登録請求の
    範囲第1項から第3項までのいずれか1項に記
    載の管接続用部材。
JP4524581U 1981-04-01 1981-04-01 Expired JPS6124781Y2 (ja)

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JP4524581U JPS6124781Y2 (ja) 1981-04-01 1981-04-01

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JPS57159083U JPS57159083U (ja) 1982-10-06
JPS6124781Y2 true JPS6124781Y2 (ja) 1986-07-25

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JP4524581U Expired JPS6124781Y2 (ja) 1981-04-01 1981-04-01

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