JPS61247376A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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JPS61247376A
JPS61247376A JP8867985A JP8867985A JPS61247376A JP S61247376 A JPS61247376 A JP S61247376A JP 8867985 A JP8867985 A JP 8867985A JP 8867985 A JP8867985 A JP 8867985A JP S61247376 A JPS61247376 A JP S61247376A
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JP
Japan
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sample
urine
block
scattering intensity
inoculation
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Pending
Application number
JP8867985A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Sagusa
佐草 壽幸
Hiroko Makiguchi
牧口 浩子
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Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Instruments Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to JP8867985A priority Critical patent/JPS61247376A/ja
Publication of JPS61247376A publication Critical patent/JPS61247376A/ja
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は自動分析装置に係り、特に病院などにおける細
菌検査、とりわけ尿中細菌の迅速スクリーニングに好適
な自動分析装置に関するものである。
〔発明の背景〕
細菌感染症の中でも***症は最も頻発する感染症の
1つで、女性では1〜7チ、男性では0.04〜0.0
54であり、検査を依頼される尿検体の15〜20係が
有意細菌尿である。
したがって、尿中細菌の測定は、多量の検体数をできる
だけ短時間で測定することが要求される。
尿中細菌の測定法の基本的な方法は、従来からよく知ら
れている混釈培養法である。これは試料尿を生理食塩水
によって102.10’ 、10’位に稀釈して、それ
ぞれの一定量を500のインヒユージョン寒天培地の一
定量と混和して24時間培養し、適当な稀釈率(30〜
300個程度のコロニーを形成している培地が数えやす
い)の培地上のコロニーを数えて、稀釈倍率を乗じて凍
原中の閑散を求める方法である。
このほかに基準となる方法としては、食品や上下水中の
細菌測定に用いられる液体培地による段階稀釈法C最確
法)がある。この方法は、尿試料を液体培地によって段
階的C通常10倍の稀釈段階)に稀釈して24時間培養
後、菌の増殖を認めない稀釈段階の稀釈率より凍原中の
菌数を求めるもので、同一の稀釈段階について複数の試
験を行って最確表によって菌数を求める場合もあるので
、最確法の別名もある。
いずれにしても、このような24時間の培養を必要とす
る基準法は、操作手技も面倒であり、前述のように多数
検体を迅速に処理する必要のある病院の細菌検査室にお
いてルーチン的に用いるには適当でない。
そのため、ルーチン検査で使用しやすい簡易検査法が数
多く開発されて汎用化されている。このような簡易法の
1つに、 dip 5lid法、T’TC櫃元法、グリ
コースオキシダーゼ法などがある。
dip 5lid法は、表面に培地が塗布されたスライ
ドを尿試料中に浸してから24時間培養してスライド上
にコロニー密度を対称表と比較して凍原中の菌数を求め
るものである。操作は比較的簡便であるが、24時間の
培養が必要であり、迅速性の点で問題がある。
TTC法は、Tryphenyl ’petrajel
iumChloride (T T Cと略す)が細l
1lWKよって還元されて赤色不溶性のTryphen
yl Formazan(TPFと略す)を生成する反
応を利用するもので、10’ CFU/−の陽性尿を検
出するために、4時間程度の培養が必要である。しかし
、簡便さと迅速性のために現在量もルーチン検査に汎用
されている。
グリコースオキシダーゼ法は、主として早朝尿の測定に
用いられる方法で、早朝尿中のグリコースを測定するこ
とによって間接的に菌数を推定するもので、所要時間は
約10分で、迅速性の点では最も優れているが、正確度
の点では最も劣る方法といえる。
いずれにしても、これら簡易キットは、簡便であるが故
に105CFU/−以上の細菌を含む有意感染尿をスク
リーニングするだけでもその正確度の点で多大の問題を
有するもので、まして、尿中の細菌数を定量することは
全く不可能である。
一方、陽性尿であっても含まれる細菌数が105CFU
/−なのが1070FU/−なのか、陰性尿であっても
10’CFU/−なのか1020FU−なのか、すなわ
ち、尿中細菌数を定量することは、***症の治療や
予後の観察に有効であることはいうまでもない。
多量の尿検体中の細菌数を定量するためには、装体培地
による培養法を自動化する方法が有効である。しかし、
対象が微生物であるから、その自動化が遅れていた細菌
検査も1980年代【なって徐々に自動化の傾向が強ま
り、アボット社のカタログである「アボット社の自動細
菌検査装置」に示しであるM S −2、pf 1ze
r社のカタログであるrAUtobac MTSj 、
DYNATEC社のカタログであるrMIC−2000
Jなどの装置が用いられ始めた。
例えば、MS−2の場合、尿試料をユーゴン培地によっ
て50倍に稀釈し、37Cで培養して5時間以内に吸光
度0.2以上の上昇を観測したものを陽性尿とする。吸
光度0.2は、菌m度として約lo’cF’U/−前後
である。すなわち、陽性尿の限界である10’ CFU
/−の尿は、接種後に2X103CFU、/meの0度
になり、5時間の培養によって約215倍(−殴代時間
を約20分七して)、すなわち、6X 10’ CFU
/−となり、陽性尿と判定される。また、MS−2にお
いては、この陽性限界に達するまでの時間が出力される
ので、10’ CFU/+w/ (凍原中漫度として)
以上の陽性尿に対しては、凍原中濃度が推定できるとさ
れている。
ユーゴングロスに尿試料を接種した後の操作は、すべて
自動化でれており、迅速性も5時間でがなり有効である
。しかし、陽性限界に達するまでの時間より凍原中濃度
を推定すること、また、一定の5時間ですべての菌種の
陽性を判断することは、菌種による世代時間(およそ1
5〜loo分)の差による誤差を含む欠点がある。
Antobac MTS  においても、はとんど同様
の測定が行われ、3時間中間値(79係検出率)と6時
間最終値(94鴫検出率)が報告されている。
これらの既存の自動装置を用いることによって陽性尿の
検出を行うと、5〜6時間で可能であり、しかも、その
結果は、前述の用手法簡易奔ットよりも高い。しかしな
がら、これらの迅速性、正確性は決して充分である訳で
はなく、正蓚な尿中細菌をより迅速に測定できる自動装
置の出現が期待されている。しかも、従来のこれらの機
種の最大の欠点は、増殖速度の遅い菌、例えば、ブドウ
球菌、ンユードモナスなどの陽性尿を見逃してしまうこ
とにある。すなわち、これらの菌は、5〜6111if
lfは10’ CFU/at(Dg櫨ekK (M尿1
0’CF’U/rnl)からlX 107 CFU/d
4でしか増殖しないため、陰性尿と判定されてしまう。
〔発明の目的〕
本発明は上記に菖みてなさnたもので、その目的とする
ところは、微生物検査、特に***症の診断に必要不
可欠な尿中細菌検査を正確、かつ、迅速に行うことがで
きる自動分析装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明の特徴は、角セルが透光性の部材よりなる下向き
に凸型の水平面を有する複数の培養ウェルを構成する滅
菌済みの複数のブロックよりなり、このブロックを自動
供給搬送するブロック搬送機構と、上記各ブロックの各
ウェルに所定量の培地を吐出する分圧機構と、尿などの
被検試料を入れる複数の試料容器と、この各試料容器を
自動搬送する試料容器搬送機構と、上記各試料容器中の
各試料を異なった2種類の初期濃度となるように2個以
上の上記ウェル中に接種する接種機構と、上記各ブロッ
クを所定温度に保持して所定時間毎に上方向よりレーザ
光源からのレーザ光線の平行光束を照射したときの上弓
己各ウェルの散乱強度を測定する測定系の光軸を横切っ
て循環移送するインキュベータを兼ねた散乱強度測定機
構と、上記各試料毎の2種類の接種濃度における増殖曲
線から上記各試料中の細菌濃度を演算するデータ演算機
構とを具備する構成とした点にある。
〔発明の実施例〕
以’F本発明を第1図、第2図、第4図〜第7図に示し
た実施例訃よび第3図、第8図〜第20図を用いて詳細
に説明する。
まず、本発明に至った経過について説明する。
尿中細菌を迅速に定量するためには、10’CF(J/
−程度の菌濃度を検出できる高感度に検出法が必要であ
る。一般的に吸光光度法の濃度の検出限界はlX1O−
2ABS程度であることが知られており、これは、菌濃
度として10’C,F(J/dに相当する。それゆえ、
吸光光度法を用いる限りにおいては、前述した既存の装
置の如く5〜6時間の培養が必要となる。
高感度が期待でさる方法として、蛍光法やバイオルミネ
センス法などが文献中に散見されるが、特殊な試薬や装
置tを必要とするこれらの方法をルーチン的に、しかも
、多数検体を処理しなければならない病院の尿中細菌検
査に応用することは全く現実的でない。
そのため、特殊な試薬などを必要とせず、吸光光度法と
同じように増殖した菌体そのものに基づく検出法が望ま
しく、免疫関連物質の測定などに応用されているレーザ
散乱法の応用が考えられる。
しかしながら、意外にもフローサイトメトリーのように
細胞や細菌の単一個体をレーザ散乱で検出する例は多い
が、集合本としての菌濃度をレーザ散乱で測定した例は
ほとんど見当らない。これは、細菌のようにル−ザの波
長に匹敵するほどの粒子径を有する物質の集合体として
の性質を見るには、レーザのような小さい光束は不適当
であるとの常識があるからかも知れない、、事実、通常
の方法によってレーザ散乱を用いると、菌種によっては
誤った結果を与えることがわかっている(詳細は後述す
る)。
まず、同一のレーザ光源を用いた場合の吸光光度法と散
乱強度法による検出感度を大腸直によって比較してみた
。光源としてはヘリウム ネオンガスレーザ(2mW)
を使用し、大vk爾としては、標準法E、 Ca1i、
 NI)(J  JC2を用いた。
第14図は吸光光度法による場合の測定原理図で、光源
141からのレーザ光(光束直径0.6 m )を10
■角セル142中の菌液に照射して、その出射光を適当
な距離(第14図では100 m l隔った2枚のスリ
ット(各直径0.7m)143゜143′を介してシリ
コンフォトダイオードC受光面3X3wl144で検出
しく1ft圧として測定)、菌濃度零時(r0゜)と光
源141のオフ時(T(1)との出力の関係より各菌液
の吸光度を求めた。
大腸菌濃度と吸光度およびその多重測定時のばらつき範
囲との関係を第15図に示した。この結果は、例えレー
ザ光のように高いエネルギーを有する入射光を用いても
、吸光光度法の検出限界は改良されず、従来と同程度の
3X10’ CFU/mcs/N=1として)楊度であ
ることを示している。
第46図は散乱強度法による場合の測定原理図で、光源
161からのレーザ光を角セル162の直前に設けたス
リット(直径0.7W)163を介して角セル162中
の菌液に照射して、角セル162の直後に設けた直進光
トラップ164、マスク(直径10m)165を介して
シリコンフォトダイオード(受光面12X12■)16
6によって約±5〜±356の前方散乱光を検出するよ
うにした。
この場合、菌濃度零と各濃度の菌液との出力電圧の差が
各濃度の菌液の散乱強度になる。大腸菌濃度と散乱強度
およびその多重測定時のばらつき範囲との関係を第17
図に示した。S/N=1とすると、検出限界は5X10
’ CFU/−となり、第14図の吸光光度法に比較し
て600倍以上の高感度であり、前述の尿中細菌の迅速
定量に著しく有効であることがわかった。
実際にlX10’CFU/−の濃度となるように接種し
た大腸菌の増殖過程を第14図の吸光光度法と第16図
の散乱強度法の両方で比較測定した結果を第18図、第
19図に示した。大腸菌としては、上記の標準法LCo
li、NIHJ−JC2を用い、培地としては普通ペプ
トン培地(トリプトリーヤ日水)を用いた。すなわち、
対数期にある上記株を、lX10’CFU/dとなるよ
うに上記ペプ′トン培地によって稀釈したi、37Cで
インキュベーションしながら30分間隔で吸光度と散乱
強度を第14図、第16図の系で測定した。
散乱強度法の場合は、第19図に示すように、接種1時
間後よりその増加が確実に観察され、接種後1.5〜2
時間で陽性尿と判定することができる。これに比較して
吸光光度法の場合は、第18図に示すように、1o’ 
CFU/−の接種菌が約107CFU/−まで増殖する
3〜3.5時間の間の増殖状態を観察することは全く不
可能であり、確実に陽性尿であることを判定するのに5
.5〜6時間を必要とすることがわかる。なお、本実験
において、接種菌#度を104CF’U/−としたのは
、陽性尿と判定される限界の凍原試料(1×105 C
FU/d)を培地によって10倍に稀釈することを想定
したからである。
to’cFU/−から10’CFU/mまで増殖するの
忙要する3〜3.5時間は、吸光光度法を用いた場合の
大腸菌の検出の遅れであるが、菌種が異なれば、この遅
れ時間はざらに大きくなる。
上述の大腸菌標準法の世代時間は約20分である。
***の原因菌として分離される細菌としては、大腸
菌などの腸内細菌群(1(lebsiell  の属。
protens  属、 5erratia属など)の
ほか忙プドウ球菌属、シュードモナス属、ストレプトコ
ッカス属、カンデイダなどがあるが、例えば、シュード
モナス属のあるものでは、世代時間が40〜60分とな
り、吸光光度法による検出遅れは6時間以上にもなり、
陽性尿を見逃す危険性が極めて高い。
このような増殖の遅い菌も第16図のレーザ散乱強度法
では4〜5時間以内Km実に陽性尿であることがわかる
ので、著しく有効である。
種々の菌種について検討した結果によれば、第16図の
レーザ散乱強度法は、桿菌1球菌、ラセン菌のようにク
ランピングを起こさない菌群については著しく有効であ
り、はとんどの菌種の104CFU/−接種後の確実な
菌の増殖、すなわち、凍原中の10’CFU/−以上の
菌の存在を1.0〜4.0時間で確実に検出することが
できる。
しかしながら、クランピングを起こしやすい連鎖球菌群
やブドウ球菌群などに属する多くの菌種は、第16図の
散乱強度法では測定不能であることがわかった。例えば
、ブドウ球菌属の一種である黄色ブドウ球+W (3t
aphylococcus anrensFJ)A20
9P、TC−1)を種k(D初期#lfKなるように前
述のペプトン培地で稀釈して37Cでインキュベーショ
ンしながら、416図の系で測定した増殖曲線を示すと
、第20図に示すようになる。すなわち、一度上昇した
散乱強度が菌自身は増殖しているにもかかわらす1/1
0以下に低下し念り、初期の菌量が少ないほどN認でき
る散乱強度に達する時間が予想以上に遅れるのみならず
、散乱強度のピーク値が低く、−見増殖していないよう
な不可解な現象を呈する。なお、第20図の各曲線に示
しである数値は接種濃度(CFU/st/)を示す数値
である。
この現壕は、上述の菌群では増殖の過程においてこれら
の菌がクランピングと呼ばれる現象を起こして大きい集
塊を形成して角セル162底部に不均一に沈降するため
であることがわかった。また、最初の接種菌量が少ない
ほどクランピングを起こしやすく、実際には増殖してい
るに本かかわらず、散乱強度のデータ上は、増殖が遅れ
たり、途中で停止したり、溶菌(菌の死IR)したよう
な現象を呈することがわかった。
このようなりランピング現象による散乱強度測定の不具
合を解消する手段として培養時に軽い振動を加える方法
を試みたが、上記現象を安全に解決するには至らなかっ
た。
次に、本発明の実施例について説明する。第1図は本発
明の自動分析装置の散乱強度測定系の一実施例を示す原
理構成図であり、第2図は第1図の角セルの一実施例を
示す図であり、(a)は縦断面図、(b)は平面図であ
る。第1図において、1はレーザ光(光束直径0.6 
m )を発生する光源、2は角セル、3は直径0.7 
mのスリットで、光源1からのレーザ光は、スリット3
を介して角セル2の上方向より照射され、角セル2の底
部に接近させて設は念直進光トラップ4、直径10寵の
マスク5を介してシリコンフォトダイオード6で±5〜
±30°の前方散乱光の強度が検出される。角セル(培
養容器)2の底部は、第2図に示すように、中心に適当
な平面を残して下向きに凸形の形状としである。
この凸部の中心、すなわち、角セル自身の中心の光軸に
垂直なフラット面はマスク5によって定まる前方散乱光
の取り込み角度に対して必要十分な大きさとすることが
望ましい(セル底部凸部の斜面による屈折光がフォトダ
イオード6に入らない方が望ましい)。
この方法によって黄色ブドウ球菌を全く同一条件で測定
して第3図に示す結果を得た。すなわち、接種菌陵が1
0” 、1030F’U/−のように微廷でも、最終的
如は108〜1o’CFU/−に相当する200mVの
散乱強度に到達し、しかも、各接種濃度の増殖曲線は、
完全な相似形を呈しており、上述のクランピングに基づ
く不具合を完全に解消できた。
また、第3図の結果は、ブドウ球菌のように増殖速度が
遅く、従来機種では10’、 CF U/a/a度の接
種量では5〜6時間で検出できる濃度CMS−2でFi
6 X 10’ CF U/me )に達せず、陰性尿
と誤判定されるブドウ球菌でも2時間以内で明らかにそ
の増殖がN認でき、3〜4時間では100チの自信をも
って陽性尿と判定することができる。
さらに、第3図の結東からは、各接種濃度の増殖曲、線
が相似形であり、対数期(増殖曲線の直線部分)におけ
る各増殖曲線の横軸、すなわち、時間差はほとんど一定
であり、このことは、接種濃度、すなわち、培地(よる
稀釈率を、列えば、10’cF[J/−と103 CF
’U/ゴのように一桁、程度変えて両方の増殖曲線を観
測することによってその萌種の増殖速度、すなわち、世
代時間を決定することができることを示しでいる。
すなわち、世代時間(1)が測定できれば、るる稀釈率
(n)の増殖曲線が10’CFU/−に相当する散乱強
度に到達するまでの時間(Tlとの関係から放尿中の細
菌濃度(X)を次式によって求めることができることは
明白である。
仮に測定時の培地による稀釈率を10倍、100倍の2
.Wi類とすると、その増殖曲線A、Bの対数期の時間
差(t′)と世代時間(1)との関係は次式で示される
以下、本発明の自動尿細菌測定の自動分析装置の実施例
について説明する。
第4図は本装置で用いる培養兼散乱強度測定用ブロック
の一実施例を示す構造図で、(a)は平面図、(b)は
縦断面図、(C)は側面図である。このブロックは透光
性のメタクリル樹脂の成形品で、成形後ガス酸層処理し
て100個単位で梱包され、使用後は内容物共に滅#i
廃棄されるディスポーザブル容器である。
ブロック22の内部は、図に示すように隔壁で仕切られ
た10個の独立のウェル21(内容積500μt)が構
成してあり、各ウェル21の内部底部は、下向きに凸形
の形状に成形しである。
さらに、ブロック22の上部外周にブロック移送時の転
倒防止のための※字形溝が形成しである。
第5図は被検尿用試料容器の一実施例を示す構造図で、
(a)は平面図、(b)は正面図であり、試料容器23
は透光性である必要はなく、ポリエチレンの成形品で、
その内部は隔壁によって5個の独立したウェルに仕切っ
てあり、5検体の尿試料を入れることができる。各ウェ
ルは1rRtの尿試料を入れたとき、その深さが約3.
3 Mとなるように約3−の断面積を有している。また
、これらは、成形後ガス滅菌して50ivA単位で梱包
され、使用後は内容物とともに滅菌して廃棄されるディ
スポーザブル容器となっている。また、上部外周には移
送時の転倒防止のためのV字形溝が形成しである。
上記ブロック22および試料容器23は、測定時に移送
用レールとして兼用される装置本体に着脱自在のそれぞ
れの容器の専用セットレールに装着される。
第6図は専用セットレールの一実施例を示す構造図で、
(a)は正面図、(b)は側面図である。セットレール
7は、アルミ合金製で、内部にはブロック22あるいは
試料容器23のV字形4に対応する凸形のV字形レール
71が設けである。図中の1点鎖線はこのセットレール
7内にセットされたブロック22あるいは試料容器23
の状態を示している。また、この各セットレール7は、
装置本体への着脱および運搬の便宜のための取手72、
装置への装着時の位置決めビン73が設けてあり、さら
に、その底部にはブロック22または試料容器23の移
送板の軸を通すための切り欠き74が設けである。そし
て、1本のセットレール7には、100個のブロック2
2または50個の試料容器23(250検体分)がセッ
トされる。
第7図は本発明の自動分析装置の一実施例を示す全体構
成斜視図である。本装置は尿中細菌の測定のはかに薬剤
感受性試験をも行う構成になっているが、ここでは尿中
細菌の定量に限定して説明する。
本装置は大別して測定部31と制御部32とより構成し
てめシ、制御部32は、16ビツトマイクロコンピユー
タ、カラーCRT321,2ドライブフロッピーディス
クメモリ322、プリンタ323、操作卓324、イン
ターフェイス(図示せず)などから構成してあり、検体
属性のデータの入力や測定部31の動作の制御、測定結
果の演算記憶2表示、出力、統計処理などを行う。
測定部31は、図示の都会上、空気恒温槽を形成する上
部カバー8を開いた状態を表示しである。
以下、尿中細菌測定に限って動作を説明する。
尿中細菌の測定に当っては、オペレータはまず試料容器
用セットレール7at[置より外して、第5図に示した
試料容器23の各ウェルにl−ずつの被検尿試料を入れ
(1容器に5検体ずつ)セットレール7a中にセントす
る(最大50容器、250検体までセットできる)。こ
のセットレール7a(f−襄+賃左端の試料供給部に図
示のように装着すると同時に、装置右端の試料容器収納
部には空の試料容器用セットレール7a′を装着する。
また、ブロック供給部のブロック用セットレール7b中
には前述の滅菌済みブロック22を501個または10
01固(試料容器用セットレールアaが空になったら別
の試料容器用セットレール7aを装着して500検体の
同時測定を行う場合であり、通常の250検体以下の場
合は、50個のブロック22をセットする)をセットす
る。試料容器用セットレール7a’は、薬剤感受性試験
時に用いられるもので、尿検査では使用されない。また
、左側のセットレール7b’には空のブロック22がセ
ットされる。
また、培地用瓶901本に普通ペプトン培地(トリプト
ンーヤ日水)をセットする。
次に、空気恒温槽を形成する上部カバー8を閉めて、カ
バー8の接種ピン移動用窓10を開いて、装置の主スィ
ッチをオンする。操作卓324より各被・検尿試料毎に
検体属性データC氏名、lj別。
採尿条件など)や培地の種類と入力した後、測定開始の
指示を入力する。ここ1での操作は、オペレーターの手
動操作であり、以後の測定操作はすべて自動的に実行さ
れる。
装置が稼動状態に々ると、まず、最初の滅菌済み空ブロ
ック22がブロック用セットレール7bより押し出され
(矢印A)、前部の固定レール上を左方向に2秒間隔で
ウェル間距離に等しいビッツチで間欠的に移送される。
そして、セットレール7bよりは20秒間隔で新しい空
ブロック22が供給される。
左方向に間欠的に移送された各ブロック22が培地分圧
位置に到達すると、培地分圧機構11が・動作して、指
定された培地を先頭、3番目、5番目、・・・・・・、
9番目、すなわち、奇数番のウェルには180μt1残
りの偶数番目のウェル(2,4゜・・・・・・、10番
目)Kは198alずつ定量分圧される。
この分圧機構11は、前面パネル内に設けられた3つの
シリンジ機構(図示せず)と対応して3種の培地用瓶9
のどれかの培地を定量分圧するもので、必要忙応じて、
例えば、その日の分圧処理がすべて終了したら、洗浄槽
に移行して流路系全体を殺菌ff(1%次亜塩素酸ナト
リウム)と滅菌水で洗浄することもできる。
各ブロック22がさらに左方向に移動されて、固定し〜
ル上の左端まで達すると、ブロック用セットレール7b
’の方向に移送され(矢印B)、試料接種位置において
20秒間停止する。試料接種位置は、固定レールより1
ブロック分後方である。
これと同期して対応する尿試料容器23が試料容器用セ
ットレール7aより押し出され(矢印C)、前方下段の
固定レール上を右方向に移送され、ブロック22と対応
する位置に停止している。すなわち、セットレール7a
からは20秒間隔で新しい尿試料容器23が押し出され
、下段の固定レール上を20秒間隔で右方向に間欠的に
移送され、右端に達した各試料容器23は、セットレー
ル7aと実質上は同一構造の試料容器用収納レール12
中に収納される。
また、ブロック22と試料容器23の移送と同期して接
種ビン駆動機構13が動作して、これによって駆動され
る接種ビン14によって各ブロック22の全ウェルに一
定量の尿試料が接種される。
接種ピン14は、左から奇数番の5木は20μt、偶数
番の5木は2μtの接種量である。すなわち、試料容′
!%23中の5検体の尿が奇数番目のウエルで10倍、
偶数番目のウェルでは100倍に稀釈接種される。仮に
陽性尿の限界でめるlXl0’CFU/−の尿試料を仮
定すると、奇数番目のウェルの接種直後の濃度はlX1
04 CFU/−で、右隣の偶数番目のウェルのそれf
′ii X 103CFU/−である。
この試料接種機構は、前述のように20秒間隔で動作す
るが、この中には高温滅歯炉15中での先端部の滅菌(
3秒)、冷却(10秒)、接種(7秒)の動作が含まれ
る。
試料を接種された各ブロック22は、次の20秒のサイ
クル中にセットレール7b’中を最後部まで移送され、
次のサイクルから後方の固定レール上を右方向に2秒間
隔でウェル間ピッチで間欠移送される。
この後方の固定レール上には、第1図、第2図の原理図
に基づく散乱強度測定用のシリコンフォトダイオード6
を含んでいる光度計16が設定してあり、各ウェルの初
期散乱強度が測定される。
測定終了後の各ブロック22は、後方の固定シル上をさ
らに右方向に移送され、ブロック用セットレール7b中
に移送嘔れ、未使用ブロック22の末端よシ順次配列さ
れる。
約17分で50個の試料容器23中の250検体の尿試
料のすべてが50fffdのブロック22に接種され、
未使用のブロン゛り22はなくなる。この状態で培地分
圧機構11と接種ビン機構14は後方で停止し、カバー
8の接種ビン移動用窓10が閉じられる。
次いで各ブロック22は、ブロック用セットレール7b
、7b’と前部および後部の固定レールで構成される循
環路f:15分Cセ分計セットレール7b′上の移送速
度18秒/ブロック、固定レール上の移送速度1.5秒
/ウェル)サイクルで間欠的に循環移送される。すなわ
ち、すべてのブロック(全ウェル)の散乱強度が15分
間隔で測定され、記憶される。
また、装置の測定部31のベース板と上部カバー8で構
成される空気恒温槽には、37C±0.5Cの恒温空気
が循環され、全ウェルの内容液の温度が37C±ICに
保たれる。
第8図は第7図の接種ビン14の動作原理説明図で、(
a)は正面図、(b)は側面図である。10本の接種ピ
ン14は、前述のように、20μtと2μtの2本で1
組となり、尿試料を10倍と100倍に稀釈接種する。
高温滅薗炉15は、赤外線ヒータ17を内蔵しており、
その内部の温度は500C±200に制御されている。
500t:’の高温下では、すべての菌種は3秒以内で
完全に死滅することが確認されている。接種ピン14は
、図中の矢印■〜■で示した動作順序によって試料容器
23中の5検体の尿試料の20μtと2μt2対応する
ブロック22の10個のウェル中に同時に接種する。そ
して、1試料容器22(5検体)の接種が終了する毎に
接種ピア14の先端部が高温滅菌炉15中に3秒間下降
して滅菌される。そして、滅菌炉15より上昇して充分
に冷却されてから次の試料の接種動作を実行する。
接種ピン14の10秒間の自然冷却が不充分な場合は、
細菌用フィルタを通した常温の高圧空気で接種ピン14
の先端を強制的に冷却することが望ましい。接種ピン1
4の材質としては白金が好ましいが、耐熱特殊鋼、例え
ば、5U8321なども使用できる。また、接種ピン1
4の先端の形状は、第8図(a)のA部拡大図である第
8図(C)に示すように、2μtの方は単純な丸棒でよ
いが、20μLの方は、図中に示しであるように、適轟
な溝18を設けて毛管現象によって試料液を保持する構
造として、移動中の落下や飛び敗りを防止することが望
ましい。
第9図は第7図の測定部31の測定系の一実施例を示す
構造図で、(a)は正面断面図、(b)は側面断面図で
ある。第7図に示したように、レーザ光源1よりの光束
(直径0.7■)は、平面ミラー19によって90°曲
げられて第9図の光度計のカバー91のスリット92よ
り導入され、光度計内部で再度平面ミラー93によって
90°曲げられて下向きの垂直光として直径0.7 t
tuaのスリット3を介してブロック22の各ウェルの
ほぼ中心に照射される。
ブロック22ば、2秒(最初のサイクル時のみ]または
1.5秒(2回目以降)間隔でウェル間距離に等しいピ
ッチで間欠移送(移動0.1秒、停止1.9または14
秒)される。各ウェルの散乱強度、すなわち、細菌濃度
に比例したシリコンフォトダイオード6の出力心土は1
60m&積分型A−D変換器(図示せず)を介してマイ
クロコンビエータ(図示せず)に取り込まれる。
なお、シリコンフォトダ・fオード6は、できるだけブ
ロック22、すなわち、ウェル21の底面に接近させ、
直進光を遮断し、散乱光の取り込み角度を規定するブロ
ッカ−20を介して散乱光を検知する。また、第9図で
は、ブロック円の直、径3晴、取り込み円の直径7Mで
、散乱光の取り込み角度は±5〜±30’としである。
このブロック22は、レーザ光を反射しない材とするの
が好ましく、表面?:荒した黒の紙テープをリン育鋼(
ブラック二ッケルメフキ)の薄板表面に貼りつけること
によって好結果を得た(濁りのない被検液に対する出力
′地圧が小さいほど高感度の散乱光測定が可能である)
水装置では、測定開始後2時間で+”4性尿(凍原換算
でIXI O’ CFU/−以上)、凝場性尿(104
〜10S CFU/d)、陰性尿(104CFU/sa
/)の断定結果を報告できるが、培養はそのまま継続さ
せることも可能であり、前述の方法で凍原中細菌濃度の
定量値を求めることができる。
なお、判定の方法は、2時間後に10倍、100倍博釈
の両方とも10S CFU/d(測定液中で)に相当す
る散乱強度の上昇f約0.3 m V )が観察された
場合が陽性、10倍稀沢の方のみ上昇が認められるもの
が凝場性、両方とも上昇が認められないものが陰性であ
る。また、判定時間をキー人力によって4時間、6時間
後のようえ変更して再演算することもできる。
次に、実験例について説明する。
実験例1 陽性尿、凝陽性尿、陰性尿を第7図の装置を用いて実測
した。ただし、培地としては、普通ペプトン培地(トリ
プトノーヤ日水)を用いた。それぞれの増殖曲線は第1
0図〜第13図に示した。
なお、各図中には認漠変の演算法も示しである。
第10図は表皮ブドウ球菌感染による陽性尿の測定例で
あり、陽性の判定は、培養後1時間で可能である。菌数
の定置値は3時間で可能であり、2.73 X l 0
7 CF(J/−となり、混釈培養による標準法による
測定−t 3.5 x 107CF U / atと一
致した。
411図、第12図は大腸菌感染による疑陽性尿の測定
例で、測定開始後2時間で疑陽性の判定が可能であり、
4時間あるいは5時間後に4.5X10’ CFU、/
Mt、  7.2 XI 03CB’U/ml)定量値
が得られ、それぞれ混釈法の測定値5.1×lo’ 、
6.5X 103  CFU/atと一致した。
第13図は緑膿菌を103CFU/−程度に添加した疑
似的陰性尿の測定例であり、測定開始後2時間で陰性と
判定でき、11時間の培養によって定置11IL480
CFU/ゴが得られ、混釈法の定量値520CFU/−
とよく一致した。
実験例2 液体培地段階稀釈法によってlX105〜1×tOac
Fo/*の陽性尿200検体を選別して、これを実験例
1と同様の方法で測定し、2時間。
4時間、6時間で陽性判定を行った。その結果を第1表
に示したが、2時間判定で94俤の検出率、4時間判定
で99.5%の検出率、6時間判定で100優の検出率
を得た。スクリーニング検査としては2時間値が充分に
使用できることが示唆された。
第1表 なお、12時間でl OOCFU/mt前後、18時間
で数CFU/m程度の細菌を定着できる本発明に係る装
置は、尿試料のほかに糧々の食品や上下水などの衛生管
理にも応用できることは明白である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、尿中細菌のスク
リーニング検査は従来の1/2〜1/3の2時間で94
俤の陽性床を検出することができ、かつ、被検尿試料を
試料容器に入れて装置にセットするのみですべての操作
が自動化され、250検体あるいは500検体の同時処
理が可能であり、***症のスクリーニング検査にお
ける省力化をはかることができ、さらに、従来と同様の
6時間培養を行うことによって、陽性床および凝陽性尿
の細菌数を、また、12時間の培養によって陰性床や食
品中の100CFU/d程度の細菌数を正確に定量する
ことが可能であり、***症の治療や予後の観察や食
品の衛生管理などく極めて有効であるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動分析装置の散乱強度測定系の一実
施例を示す原理構成図、第2図は第1図のセルの一実施
例を示す図、第3図は第1図、第2図により黄色ブドウ
球菌を測定した結果を示す線図、第4図は測定兼培養容
器(セル)の一実施例を示す構造図、第5図は被検試料
の菌液をセットするための試料容器の一実施例を示す構
造図、第6図は専用セットレールの一実施例を示す構造
図、第7図は本発明の自動分析装置の一実施例を示す全
体構成斜視図、第8図は第7図の接種ビンの動作原理説
明図、第9図は第7図の測定部の測定系の一実施例を示
す構造図、第10図〜第13図はそれぞれ第7図の装置
傾よる実験例の結果を示す増殖曲線図、第14図は吸光
光度法による場合の測定原理図、第15図は稟14図に
よる場合の大1腸菌濃度と吸光度およびその多重測定時
のばらつき範囲との関係を示す線図、第16図は散乱強
度法による場合の測定原理図、第17図は第16図によ
る場合の大腸菌濃度と散乱強度およびその多重測定時の
ばらつき範囲との関係を示す線図、第18図、第19図
はそれぞれ第14図、第16図の場合の培養時間と吸光
度、培養時間と散乱強度との関係を示す線図、第20図
は第16図による場合の連鎖球菌群やブドウ球菌群の培
養時間と散乱強度との関係を示す線図である。 1・・・レーザ光源、2・・・角セル、3・・・スリッ
ト、4・・・直進光トラップ、5・・・マーク、6・・
・シリコンフォトダイオード、7・・・セットレール、
8・・・上部カバー、9・・・培地用底、lO・・・接
種ビン移動用窓、11・・・培地分圧機構、12・・・
試料容器用収納レール、13・・・接種ピン駆動機構、
14・・・接種ビン、15・・・高温滅菌炉、16・・
・光度計、17・・・赤外線ヒータ、20・・・ブロッ
カ−121・・・ウェル、22・・・ブロック、23・
・・試料容器、31・・・測定部、32・・・制御部、
71・・・V字形レール、72・・・取手、73・・・
位置決めピン、74・・・切り欠き、91・・・カバー
、92・・・スリット、93・・・平面ミラー、321
・・・カラーCB、T、322・・・2ドライフ゛フロ
ツピーデイスク、323・・・プリンタ、324・・・
操作卓。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光源からの光をスリットを介してセルに照射して、
    直進光トラップ、マスクを介して光度計で前方散乱光を
    検出するようにした細菌などの微生物を検査する自動分
    析装置において、前記セルが透光性の部材よりなる下向
    きに凸型の水平面を有する複数の培養ウェルを構成する
    滅菌済みの複数のブロックよりなり、該ブロックを自動
    供給搬送するブロック搬送機構と、前記各ブロックの各
    ウェルに所定量の培地を吐出する分圧機構と、尿などの
    被検試料を入れる複数の試料容器と、該各試料容器を自
    動搬送する試料容器搬送機構と、前記各試料容器中の各
    試料を異なつた2種類の初期濃度となるように2個以上
    の前記ウェル中に接種する接種機構と、前記各ブロック
    を所定温度に保持して所定時間毎に上方向よりレーザ光
    線の平行光束を照射したときの前記各ウェルの散乱強度
    を測定する測定系の光軸を横切つて循環移送するインキ
    ュベータを兼ねた散乱強度測定機構と、前記各試料毎の
    2種類の接種濃度における増殖曲線から前記各試料中の
    細菌濃度を演算するデータ演算機構とを具備することを
    特徴とする自動分析装置。 2、前記2種類の初期濃度は、一方が他方の4〜20倍
    である特許請求の範囲第1項記載の自動分析装置。 3、前記データ演算機構は、前記被検試料が尿であると
    きは前記2種類の接種濃度における増殖曲線から陽性尿
    であることを判別する機能を備えている特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の自動分析装置。
JP8867985A 1985-04-26 1985-04-26 自動分析装置 Pending JPS61247376A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012518428A (ja) * 2009-02-25 2012-08-16 アリファックス ホールディング エスピーエー 生体サンプルの細菌検査方法および関連機器
JP2015021952A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 株式会社日立ハイテクノロジーズ 自動分析装置および分析方法
JP2015158374A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 株式会社日立ハイテクノロジーズ 反応セル、及び生化学自動分析装置

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