JPS61241259A - 操舵台車 - Google Patents

操舵台車

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JPS61241259A
JPS61241259A JP8160085A JP8160085A JPS61241259A JP S61241259 A JPS61241259 A JP S61241259A JP 8160085 A JP8160085 A JP 8160085A JP 8160085 A JP8160085 A JP 8160085A JP S61241259 A JPS61241259 A JP S61241259A
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wheel
axle
semi
wheels
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斎間 亨
光雄 鈴木
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Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、軌条の曲線路等を通過する際に自動的に輪軸
方向に操舵して走行するラジアル台車に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般に、交通機関における鉄道車輌は、操縦性能と高速
走行時の走行安定性とが互に相反する条件になることが
少なくない。
即ち、こ)で、操縦性能とは、台車でいえば、レールの
曲線通過性能のことであり、又、高速走行時の走行安定
性とは、蛇行動の安定性に対応するものである。
一方、鉄道車輌には、高速走行時に蛇行動と呼ばれる自
励振動が発生する。又、殆ど狂いのない軌道であっても
、走行速度の増加に伴って成る安定限界速度を越えると
、車体や台車が自然に振動を始める。つまり、走行速度
の増加に伴って車体が大きくゆれる一次蛇行動(車体蛇
行動)が生じる。さらに、速度が増加すると、車体の撮
動は収まる代りに、台車や輪軸が激しく振動する二次蛇
行動(台車蛇行動又は輪軸蛇行動)が発生する。
上記−取舵行動は、車体の左右動を押えるダンパにより
比較的簡単に防止できるけれども、二次蛇行動は、最終
的には脱線するおそれがある。
上記二次蛇行動の発生する速度(臨界速度)は、もつと
も簡単なモデルを使うと、次の式で表される。
こ)で、 b:軌間の半分    γ:車輪半径 λ:車輪の踏面勾配  m:輪軸の質量KXニー軸当り
の軸箱支持剛性(前後方向)KYニー軸当りの軸箱支持
剛性(左右方向)である。
上記数式によって、臨界速度を高くするための定性的な
傾向をつかむことができる。
即ち、臨界速度を高め、高速でも二次蛇行を発生させる
ことなく安定に走行させるためには、(1)軸箱支持剛
性を高くする。(2)車輪の路面勾配を小さくする。(
3)車輪の半径を大きくする。
(4)輪軸の質量を小さくする。(5)軌間(レール)
を広くする。
などの条件が必要である。
このような条件を実現させた台車が新幹線の台車である
。この台車では、等価的に軸箱支持剛性を低下させるガ
タを極力少くし、輪軸を充分な剛性を持った軸箱支持装
置により支えている。又、踏面勾配も設計上、1/40
と小さくしている。しかし、これでは、曲線通過性能を
悪化させるので、本線上の曲線半径を極端に大きくして
いる。
次に、曲線通過性能について最も簡単なモデルにより定
性的な様子だけを考慮すると、上記式(1)に対応して
、車体や台車枠の変位を無視して車輪に生じる定常的な
横圧を求めると、次の式%式% : こ〜で、a:輪軸間距離の半分、K:クリープ係数、R
:軌道の曲率半径 であり、これ以外の記号は、上記式(1)と同じである
しかして、上記式(2)から、低い曲線を通過するため
には、下記の条件が必要である。
即ち、(1)軸箱支持剛性を低くする。(2)車輪の路
面勾配を大きくする。(3)車輪の半径を小さくする。
(4)輪軸間距離を狭くする。(5)軌間を狭くする。
などの条件を必要とする。
このように、上述した臨界速度を高(する条件と曲線通
過性能との条件は、正反対の条件となり、その結果、臨
界速度を高めることと、曲線通過性能による曲線通過時
の横圧を低くすることを、どこで妥協させるかが、台車
設計の重要な問題となる。
又一方、リンク機構によって台車の走行性能を改善しよ
うとするのがラジアル台車である。
即ち、上記ラジアル台車は、第11図に示されるように
、台車台枠aの前後に前後各一対の軸箱b  、b  
、cl、C2を設け、この両軸箱b1゜b2及びC1,
C2に各車輪dと一体をなす各車軸eを軸装し、上記両
軸箱す、b2及びC1゜Cと上記台車台枠aの角隅部a
  、 C2、as 。
a に各軸箱支持ばねf  、f  、g、Q  を介
装し、さらに、上記両輪箱す、b2と01゜C2とを各
クロスアンカーリンクh、h2で連結して構成したもの
である。
このような構成を備えたラジアル台車は、輪軸eが線路
iに沿って動くことを妨げずに、これ以外の輪軸eのよ
けいな動きを拘束するようになっている。
さらに、上述したラジアル台車の各クロスアンカーリン
クh、h2を使用すると3、曲線通過性能が向上する。
特に、フランジが接触するような小さい半径の曲線軌道
では著しい効果はあるけれども、実際の台車に適用する
とき、リンク機構に生じ易いガタをどのように防止し、
電動台車でどのようにリンク機構を組込むか、又、リン
ク機構の分だけ重くなるばね下質量の増加をどのように
補うか等が問題になる。
又一方、台車の曲線路の通過を良好ならしめる上記ラジ
アル台車は、如何にして高速範囲まで安定した走行を行
えるかを考慮し、可能なかぎり、一台車の中の前・後の
2軸を高剛性材で平行に支持し、若干柔かい剛性で車軸
の軸方向に支持することが台車設計上、重要視されてい
る。
他方、−軸ごとに台車に対して自由にスイベル動を可能
にしたり、二輪が相互にスイベルした時、二輪を■字形
又は八字形の動きを拘束することにより、車軸に一軸蛇
行又は、二軸蛇行動を発生せしめ、これらの蛇行動が台
車を滑らかに軌条の曲線路に沿って旋回する機能を発生
するようにした上述のラジアル台車がある。
このラジアル台車の場合、車輪の蛇行は、車輪の踏面(
タイヤ面)のテーパ形状と車輪の7ランジとレールの間
隙によって決まるものであるから、上記車輪が急カーブ
(急曲線路)を走行しやすくするためには、上記車輪が
レールに対する踏面テーバの形状を特殊な円弧形状にし
、軌条の曲線路で車輪が僅かに外軌側によることによっ
て、輪軸が小さな曲率半径で旋回するように構成されて
きた。
このように、輪軸自体が蛇行動を行うような性質を利用
して、曲線通過を行わせようとする以外に、台車が曲線
路に入ることにより生じる台車とこれに載置された車体
との相対回転角(首振り角度)から車輌が走行している
曲線路の曲率半径を検出し、各輪軸の中心線が正常に上
記曲線路の曲率半径の方向に向くように、輪軸中心をリ
ンク機構で拘束する“半強制操舵方式″があらたに提案
されている。
既に提案されているラジアル台車は、第11図に示され
るように、車輪踏面(タイヤ面)のテーパは適性なる波
長の蛇行動を生じるように、前記台車台枠aの前後に前
後各一対の軸箱す、b2゜01、C2を設けて、各軸箱
支持ばねf、f2゜Ql 、Q2で前後、左右を適正な
剛性で上記各軸箱b  、b  、C、C2を保持し、
さらに、上記各クロスアンカーリンクh、h2が上記軸
箱b、b、を交叉して連結するように構成されている。
なお、こ)で、上記輪軸eは、各車輪dの路面(タイヤ
)にテーパ面又は円弧踏面を形成している。
このように、上述したラジアル台車は、軌条の直線路を
走行するとき、各輪軸(車軸)eが平行になり、各車輪
dのフランジがレールiに接触しない状態で直進するよ
うになっている。
又一方、上記ラジアル台車が曲線路に進入すると、この
台車の先行車輪dが曲線路の外軌側へ近寄るけれども、
上記各車輪dのテーパ面又は円弧踏面の機能によって上
記外軌車輪dが前進し、他方、内転側車輪dが遅れるよ
うになる。同時に、後行車輪dは、通常の状°況で曲線
路に進入すると、この後行車輪dは曲線路の内軟側へ近
寄るけれども、上記テーパ面又は円弧踏面のは能によっ
て内転側車輪dが前進し、その外軌側車輪dは遅れる。
このとき、上記軸箱b  −b  、c  、 C2が
上記各クロスアンカーリンクh、h2により相互に拘束
されているため、上記軸箱す、c2の前通量と、上記軸
箱す、clの後進量が等しくなることがら、結果的に上
記各輪軸(車軸)eの中心線延長は、曲線路の中心点で
交叉し、この各輪軸は、軌条の外軌側と内軟側との曲率
半径の比の分だけ、車輪径の比が合致するまで上記外軌
側に寄ったところで均衡する。特に、車輪の7ランジが
レールに接触することなく、曲線路を通過することがで
きる。さらに、このラジアル台車の特性は、二輪蛇行動
特性を用いたものでは、高速走行まで安定した走行が得
られ、上記クロスアンカーリンクh 、h2による構成
による差はあるけれども、良好な実績をもっている。
このようにラジアル台車は、上述した二輪軸を機械的に
連結しなくても、−輪軸単独の蛇行動を利用して曲線路
走行することもできるし、安定走行速度の範囲は低下す
るけれども、構造的には、複雑な構成による部分が少く
なり、低速範囲でのみ使用するときには、保守点検や台
車の価格の点で有用である。
しかしながら、上述したラジアル台車は、上記レール上
に異常な喰い違いや、石ころのような異物があったとき
、正常な車輪の転勤が損なわれた場合、この車軸が二輪
軸連結の場合より、簡単に異常な方向へ向いてしまい、
車輌の異常振動や脱線を起すおそれがある。
これに対し、台車の車体に対する旋回角により、車軸の
方向を制御しようとする技術手段は、例えば、特公昭4
9−32816号や特公昭50−24488号公報に示
されるように、車体と台車との回転角を幾何学的に検出
して前後、左右の軸箱間隔を変化させようとするもので
あるが、これは、輪軸の方向操舵を行う力が車輪の横圧
を利用する関係上、車輪の横圧が大きくなるか、又は、
台車が、軌条の曲線路に沿っての首振り速度と輪軸が曲
線路の中心に向くまでの時間が必ずしも合致しないため
、無理や緩衝機構を設けることを余儀なくされ、これに
起因して構造複雑となり、組立・調整及び保守点検が面
倒になる等の難点がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、軌条上を走行する輪軸を備え、しかも、車体を載置し
た台車において、台車に対する輪軸の首振り角度が台車
と車体の首振り角度から判断して異常角度になったとき
、半強制操舵機構で台車の輪軸方向を操舵して車輪の7
ランジ摩耗や脱線を防止すると共に、併せて、台車の安
全性の向上を図るようにしたことを目的とする操舵台車
を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明は、軌条上を走行する輪軸を備え、しかも車体を
載置した台車において、この台車の前後に位置する上記
各輪軸に各軸箱を設け、この各軸箱と上記車体の一部と
の間に、台車と車体との間の首振り角度検出機能を備え
た半強制操舵機構を設け、何等かの原因で台車に対する
輪軸の首振り角度が台車と車体の首振り角度から判断し
て異常角度になったとき、上記半強制操舵機構が作動し
て輪軸方向を操舵するようにして、フランジ摩耗や脱線
を防止するように構成したものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明をリニヤモータ推進台車に適用した図示の
一実施例について説明する。
第1図乃至第3図において、符号1は、軌条(レール)
であって、この軌条1の軌間には、リニアモータニ送板
2がレールの長さの方向に敷設されており、この軌条1
上には、鉄道車輌が走行するようになっている。又、上
記軌条1の上位には、略H形をなすように構成された台
車台枠(以下、たんに台枠という)3が設けられており
、この台枠3は、一対の側梁4a、4bの中程に各一対
をなす揺枕案内片5a、5bを植設し、この各一体をな
す揺枕案内片5a、5bに揺枕6の両端部を上記両側梁
4a、4bを跨ぐようにして、しかも、各空気ばねによ
る枕ばね7a、7bを介装して構成したものである。さ
らに、上記揺枕6の中央部には心皿孔8が穿設されてお
り、この心血孔8には、車体と一体をなす心皿9の心当
9aが貫通して軸装されている。ざらに又、上記台枠3
を構成する一対の側梁4a、4bの前、後端部には、各
軸箱10a、10b、11a、11bが各軸ばね12を
介して設けられており、この各軸箱10a、10b及び
11a、11bkt*各車輪13a、13bと一体をな
す車軸14a、14bが回転自在に軸装されている。
一方、上記リニアモータニ送板2の直上に位置する上記
各車軸14a、14bには、軸受15及びスフエリカル
軸受16がそれぞれ設けられており、この軸受15とス
フエリカル軸受16には、リニアモーター送板17が上
記リニアモータニ送板2に互に向き合うようにして設け
られている。
特に、上記軸受15とスフエリカル軸受16の位置する
このリニアモーター送板17には、各ブラケット17a
、17bが、上記軸受15とスフエリカル軸受16とを
跨ぐようにして設けられており、この両ブラケット17
a、17bは、上記軸受15とスフエリカル軸受16に
各回動中心ビン19.20によって回動自在に枢着され
ている。
又、上記ブラケット17bの近傍の上記リニアモーター
取板17の上面には、耳環17Cが付設されており、こ
の耳環17Cには、牽引連杆22がビンによって軸装さ
れており、この牽引連杆22の他端部は、前記心皿9の
心当9aにビン23で枢着されている。
他方、第2図に示されるように、上記各軸箱10aと1
1aには、各耳片10c、11cが互に内がわに向き合
って形成されており、この両耳片10c、11cには、
前記台枠3にそれぞれ各ビン24.25で枢着された各
作動積杆26゜27が各ガイドビン28.29によって
遊び空隙30a、30bを形成した中に遊嵌されている
又、上記両耳片100.11Gの位置する上記台枠3の
中程には、中間積杆31がビン軸32によって枢着され
ており、この中間積杆31の両端部には、上記両作動槓
杆26.27に軸着された各連結杆33.34がそれぞ
れ連結されている。さらに、上記中間積杆31の一端部
には、連杆35が枢着されており、この連杆35の一端
部は、第1図に示されるように前記車体と一体をなす垂
脚杆36に連結されている。このようにして、上記作動
積杆26,27、中間積杆31、連結杆33゜34及び
連杆35は、半強制操舵機構37を構成している。
従って、軌条1の直線路及び第3図に示される曲線路を
走行する場合、台枠3と車体とは、上記リニアモータニ
送板2とリニアモーター取板17とによって上記牽引連
杆22を介して走行すると共に、上記台枠3と上記枠体
とは心皿9の心当9aによって自由に首振り動作をし得
るようになっており、しかも、両車輪13a、13bと
一体をなす車軸14a、15aと上記台枠とは、上記軌
条1に対して軸受15及びスフエリカル軸受16によっ
て自由に蛇行して走行し得るようになっている。
又一方、上記台枠3と車体36との間に設けられた上記
半強制操舵機構37は、通常走行時、前記遊び空隙30
a、30bに“よる首振り角度検出機能によって自由に
首振り動作及び自由に蛇行しで走行するようになってい
る。
即ち、第3図に示される曲線路を走行するとき、例えば
、曲線路の中心Oに対して、台車3の中心をOとし、車
体の中心を02とした場合、車体36が上記曲線路に完
全に乗って走行するとき、上記輪軸14a、14bの中
心線の延長上が上記曲線路の中心Oにきており、車輌は
、円滑に走行するようになっている。この場合上記半強
制操舵機構37は作動しておらず、上記遊び空隙30a
30b内で遊動している。
しかしながら、何等かの原因、例えば、レールと車輪1
3a、13bのフランジがレールの不整により衝合した
り、レール上の異物が当ったりして台車に対する輪軸の
首振角が車体と台車の首振り角度に比して異常な状態に
なると、上記半強制操舵機構37が作動して上記台枠3
と車体36との自由な首振り軌作や自由な蛇行を規制し
て、最早やこれ以上の首振り動作や蛇行動をしないよう
になっている。
以下、本発明の作用を数式を入れて説明する。
第1図乃至第3図において、上記各車輪10a。
10b、11a、11b(7)各輪軸14a、14bは
、各回動中心ビン19.20を中心に回動し得るから、
上記軌条1と各車輪10a、10b。
11a、11bのフランジとの遊隙で許容される範囲内
で、踏面(タイヤ)形状に倣って蛇行動しながら軌条上
を走行するようになっている。これは、一定の限度を越
えると、上記半強制操舵機構37によって規制される。
この場合、上記リニアモーター取板17が上記輪軸14
a、14bの中心位置を拘束しているので、上記各軸ば
ね12は、適正な前後、左右のばね常数で上記各軸箱1
0a、10b、lla。
11bを保持しておけば、特に、台枠3との間の拘束は
不要となる。又、上記軸受15とスフエリカル軸受16
との作用で軌条に捩りがあり、しがも、上記輪軸14a
、14bの平行平面性が損われても、上記スフエリカル
軸受16によって、上記すニアモーター送板17が捩ら
れるのを防止するようになっている。
また、上記リニアモーター送板17で生じた推力は、直
接的に牽引連杆22を介して心皿9と一体の車体36へ
伝達されるので、各軸箱ioa。
1ob、 11a、iibと台枠3との間の前後方向の
伝達は、不必要になっている。しかし、牽引力を車体3
6へ伝える上記心皿9は、揺枕6の中心部に嵌合してい
るので、上記台枠3の両側梁4a、4bの位置は、揺枕
案内片5a、5bによって正しく保持されている。
次に、上記台車と車体36とが、第3図に示される曲線
路1を走行する場合、第3図において、車体と一体の垂
脚杆36の車体中心02からの距離をAとし、中間積杆
31に対し、連杆35の連結された位置からビン軸32
までの距離を8とし、各連結杆33と34及び上記中間
積杆31のビン軸32までの距離をそれぞれCとし、各
作動積杆26,27の各連結杆33.34とビン24゜
25での距離をDとし、上記各ガイドビン28゜29か
ら各ビン24.25までの距離をEとし、上記台車の中
心01から軸箱11aまでの距離をFとし、上記台車の
中心01から車体36の中心02までの距離をGとし、
さらに、両輪軸14aと14bとの距離を2Hとし、さ
らに、曲線路の半径をRとし、この曲線中心Oより上記
台車の中心Oと車体中心02の間を角度θ1とし、上記
曲線中心0より上記台車中心01と各輪軸14a、14
bの間を角度θ2とすると、 下記の式が成立することによって、両輪軸14a、i4
bの中心線の延長が上記曲線路1の曲線中心Oと合致す
ることになる。
なお、こ1で、sinθ +tanθ2Φθ2が成立す
ると、 sin&1″″〒−−−−−−−−−−−−−−−−−
−°−−−−−−−−(1)°i′8  ″″1°°0
2=〒1°°02=〒−−−−−°−° °記(3)式に、(1)、(2)を代入すると、となり
、 こ)で、上記(4)式のRを消去すると、となる。
さらに、こ)で、A、FSGlHは、最初から与えられ
る寸法なので、他の寸法は、下記の関係を保てばよいこ
とになる。
となる。
又、上記(6)式の関係が曲線半径に関係無く、両輪軸
14a、14bの中心線は、曲線路の中心に向くことが
できる。
しかし、実際問題として、曲線路には、スラックを与え
、台車3の曲線路通過を円滑にせしめるようにしている
が、直線路から曲線路に移行する過渡状態の区間で緩和
曲線と上記スラックの付は力次第で各輪軸14a、14
bと台枠3とは、第3図に示した理想的な関係を保持す
るものではない。このため、第2図に示したように、無
理な応力を逃げるために、上記半強制操舵機構37に遊
び空隙30a、30bを形成して、操舵リンク系を構成
する半強制操舵機構37には、接触すること無く走行す
るようにしであるので、円滑に台枠3と車体36の首振
が可能で輪軸の自由な蛇行動を拘束することはないが、
もし、仮に異常な輪軸首振が生じると、半強制操舵機構
がこの輪軸の動きを拘束して安全な走行が得られるよう
になっている。
即ち、上記各輪軸14a、14bは、車輪13a、13
bの踏面形状により決る自己操舵機構で曲線路に沿って
操舵走行して行くが、上記各作動積杆26.27は若干
の間隙を有した状態で遊び空隙30a、30bと各ガイ
ドビン28゜29とによって追随して変位する。このた
め、上記両輪軸14a、14bが正常な自己操舵特性を
もって走行しているとき、上記各作動積杆26゜27及
び中間積杆31、各連結杆33.34及び連杆35とで
構成される上記半強制操舵機構37には、全く力が作用
しないま)走行する。しかして、上記半強制操舵機構3
7が作動したときの反作用となる両輪軸14a、14b
の横圧の増大は生じない。
又一方、仮に、上記車輪13a、13bのいずれかに小
石等の異物や喰い違いレールが衝突すると、好ましから
ざる方向に転向し、レール1と車輪13a、13bのフ
ランジとの間のアタックアングルが過大になり、フラン
ジやレールの異常摩耗や脱線するおそれもある。
しかし、本発明では、車輪13a、13bが異常方向に
転向しそうとなると、各ガイドビン28゜29と遊び空
隙30a、30bとが接触して一定の範囲内で上記半強
制操舵機構37が作用して、上記車輪13a、13bを
操舵して、上記台車3が無理なく、直線路や曲線路を走
行するようになっている。
つまり、上記輪軸14a、14bが過大な首振り動作を
すると、前述したように、半強制操舵機構37が輪軸方
向を拘束して線路に沿った方向に車体36の向きを矯正
するようになっている。この矯正力は、上記台車の首を
振らせる車輪13a。
13bの7ランジ等に作用する横圧力を利用して、車輪
13a、13bの向きを矯正し、実際に生じた横圧力を
低減するようになっている。
従って、本発明は、基本的に正しく輪軸14a。
14bが線路に沿って走っているとき、ラジアル台車で
ありながら、異常路線の形状や条件で、輪軸14a、1
4bが正しい方向から離れようとすると、自動的に上記
半強制操舵機構37で規制して走行するようになってい
る。
なお、第1図、第2図、第3図において、手強IIJ操
舵機構が台枠の片側にだけ配されているように示されて
いるが、各輪軸がリニヤモータに対して回転中心ビン1
9.20で回動可能になっているので、台枠片側だけに
配されているだけで、十分条件を満足しているが、台枠
両側に半強制操舵機構を配しても何等機能的に差は無く
、信頼性を向上せしめる上では好ましいことである。
次に、第3図の半強制操舵機構の成立条件式である(6
)式において、連結杆33.34が直接軸箱10a、1
1aと結合しても、回答不都合は生じない。この場合は
、 /D=1になったことせしめれば良いことになる。
次に、第4図に示される本発明の他の実施例は、リニア
モータを使用しない通常の台車に半強制操舵機構37を
設けたものであって、各軸箱10a。
10b、11a、11bに、同形等大の各連結棒38a
、38b、39a、39bを介して、上記台車3に付設
された各三角作動板40a、40bと各作動積杆26’
 、27’ に連結し、この各三27′を各連杆41a
、41bで連結して構成したちのであり、上述した実施
例と同じ機能を有するものである。
又一方、第5図に示される本発明の他の実施例は、第4
図に示される実施例の変形であって、こ内作動板40a
、40bと8作動[’F26’。
れは各軸箱10aと11bとを各連結棒38a。
39bを介して台枠3の横杆42の両自由端部に連結ス
ルト共ニ、各軸箱10a、10b、11a。
11、bとを各クロスアンカーリンク43.44で連結
したものであり、上述した具体例と同じように、半強制
操舵機構37が組込まれている。
又一方、第6図乃至第7図に示される本発明の他の実施
例は、上記第5図に示された変形例であって、これは、
作動積杆26′に中間積杆31を上記台車に枢着した支
軸45で重合して枢着すると共に、上記作動積杆31の
中程に係止されコイルばね46の各係止ビン47a、4
7bで遊び空隙30a、30bを設けて、上記作動積杆
27′を拘束するように構成したものである。
次に、第9図及び第10図に示される実施例は、第5図
に示される実施例の変形例であって、これは、各軸受1
0a、10b、11a、11bにL字形をなす連結枠4
3’ 、44’ を設け、この両連結枠43’ 、44
’の中程に各耳片43a’。
448′を付設し、この両耳片43a’。
44a′とを支軸48で枢着して、上記両連結枠43’
 、44’をクロスアンカーリンク機能を持たせるよう
にし、上記耳片44a′に連結杆49を介して台車3に
枢着されたベルクランク50を連結し、このベルクラン
ク50に遊び空隙30bを形成し、この遊び空隙30b
に上記連結杆49の自由端に設けられたガイドビン29
を係合したものである。
なお、上記第9図に示される実施例を、第10図を参照
して、数式で解説すると、下記のようになる。又、第1
0図中の符号は、第3図に示され、るものと同じ構成の
ものは、同じ符号を使用する。
式(7)に(1)’ 、(2)’式を代入すると、こ)
で(8)式のRを消去すると、 選定すれば、前述した他の実施例と同じように、操舵リ
ンク系を構成する半強制操舵機構37に異常な応力が作
用しても、台枠3と車体36との自由な首振り動作や自
由な蛇行動を拘束して安全に走行することができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、軌条上を走行する車
輪13a、13bと一体をなす輪軸14a、14bを備
え、しかも、車体を載置した3において、この台枠3の
前・後に位置する上記各輪軸14a、14bに各軸箱1
0a、、10b。
11a、11bを設け、この各軸箱と上記車体の一部3
6との間に、台枠3と車体との間の首振り角度検出機能
を備えた半強制操舵機137を設け、何等かの原因で上
記台車と車体との首振り角度が異常角度になったとき、
上記半強制操舵機構37を作動して輪軸方向を操舵する
ようになっているので、車輪のフランジの摩耗や脱線を
防止し、しかも、高速走行による台車の安全、性及び信
頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による操舵台車の斜面図、第2図は、
上記操舵台車の一部を省略して示す平面図、第3図は、
本発明の詳細な説明するための図、第4図乃至第10図
は、本発明の他の実施例を示す図、第11図は、既に提
案されているラジアル台車を線図的に示す平面図である
。 1・・・軌条、3・・・台枠、4a、4b・・・側梁、
6・・・揺枕、9・・・心皿、10a、10b、11a
、11b・・・軸箱、12・・・軸ばね、13a、13
b・・・車輪、15・・・軸受、16・・・スフエリカ
ル軸受、19゜20・・・回動中心ビン、22・・・牽
引連杆、26゜27・・・作動積杆、28.29・・・
ガイドビン、30a、30b・・・遊び空隙、31・・
・中間積杆、33.34・・・連結杆、35・・・連杆
、37・・・半強制操舵機構。 出願人代理人  猪  股    清 基3図 第4図 奈5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軌条上を走行する輪軸を備え、しかも、車体を載置
    した台車において、この台車の前・後に位置する上記各
    輪軸に各軸箱を設け、この各軸箱と上記車体の一部との
    間に、台車と車体との間の首振り角度検出機能を備えた
    半強制操舵機構を設け、何等かの原因で上記台車と車体
    との首振り角度と、台車に対する輪軸の首振り角度の関
    係が異常角度になったとき、上記半強制操舵機構が作動
    して輪軸方向を強制操舵するようにしたことを特徴とす
    る操舵台車。 2、半強制操舵機構の一部に遊動空隙を形成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の操舵台車。 3、半強制操舵機構の一部に原位置へ復帰習性を付勢す
    る弾性体を介装したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の操舵台車。
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