JPS6123983A - 超音波送受信装置 - Google Patents

超音波送受信装置

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JPS6123983A
JPS6123983A JP14367784A JP14367784A JPS6123983A JP S6123983 A JPS6123983 A JP S6123983A JP 14367784 A JP14367784 A JP 14367784A JP 14367784 A JP14367784 A JP 14367784A JP S6123983 A JPS6123983 A JP S6123983A
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capacitor
coupling capacitor
power supply
impedance
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/52Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S15/00

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  • Remote Sensing (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、超音波をオリ用して目標物体重での距離の測
定を行なう超音波測距装置や物体の有無の検知を行なう
超音波物体検知装置等において使用される超音波送受信
装置に関し、特に超音波送受信器として単一の圧電型セ
ラミックセンサ(以下、圧電センサと記す)を使用した
超音波送受信装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 近年、カメラ等の測距装置等、超音波の送受信動作を利
用した物体検知装置が種々実用化されてきており、中に
は約30儂という近距離まで目標物体の検知を行なえる
装置も出現している。
かかる装置は、超音波送受信器として静電型センサを使
用しており、その機械的Qの低さを有効に利用、即ち、
上記如くの近距離であっても送信信号の供給を停止した
俊速やかに超音波送受信器の振動動作が減衰してゆくと
いう送信動作における立下が9特性を急峻にできる利点
を十分に生かしているわけである。
一方、上記静電型センサと共に超音波送受信器として認
識されているものに圧電センサがあるが、この圧電セン
サは、静電型センサに比して高感度安価、湿度特性が良
好という種々の長所を有しているものの、その機械的Q
が高いことから送信動作における立下がり特性が極めて
悪く、信号増幅部に接続するといわゆる尾引き現象を生
じ、前述した約3o優前後の近距離からの反射波による
受信信号を識別することが極めて困難であり、近距離で
の物体検知動作は行なえない問題点を有していることが
知られている。
かかる点についてさらに説明すると、前述したように圧
電センサは通常機械的Qが高く、従って一度電気エネル
ギーにて゛振動させられると、その電気エネルギーを取
除いても、付与されたエネルギーを放出してしまうまで
継続して振動動作を行なうことになる。
すなわち、圧電センサは機械的Qが高いという素子固有
の特性から、送信信号の供給を停止した後も振動動作を
継続することになり、この結果、その送信動作における
立下がり特性は急峻な特性とはならなかったわけである
一方、前述した如くの超音波を利用した装置は、目標物
体からの反射波を受信したか否かを検出する動作を行な
わ々ければその機能を達成することができない装置であ
る。
従って2送信動作における立下がり特性が急峻でなく送
信動作終了後も振動動作が行なわれると、先の約30c
mの近距離に目標物体がある場合には超音波を送信して
から反射波が帰ってぐる迄の時間が極短時間となること
から、上記振動動作が上記極短時間内に終了しない場合
が生じ、よって単一の圧電センサにより超音波の送受信
を行なう場合、上記送信動作終了後の素子固有の振動動
作と反射波の受信による振動動作とを区別できなく々る
この結果、先にも述べたように、単一の圧電センサを利
用した超音波送受信装置にあっては、約1 ’m j 
9近い極近距離けちる目標物体に対しての測距動作等は
行なえないという認識が一般的となっていたわけである
尚以上述べた如くの関係を図面を用いて簡単に説明して
みると以下の如くとなる。
第1図は、従来周知の単一圧電センサを用いた超音波送
受信装置の略電気回路図であり、送信回路1、圧電セン
サ2、第1.第2の結合コンデンサ4,5.逆並列接続
された第1.第2のダイオード6.7%−よびアンプ8
からなる増幅部3を示している。
第2図は、第1図における構成あるいは任意地点におけ
る信号波形図を示し、もちろんがかる波形図自身も周知
である。
第1図において、送信回路1により第2図(イ)に示し
た如くの送信信号が形成され、超音波を送信するべく圧
電センサ2に供給されると、圧電センサ2の入出力端の
a点には第2図(ロ)に示した如くの信号が現われる。
即ち、a点には第2図(イ)の送信信号の供給が終了し
た後も圧電センサ2の振動動作が継続されていることを
示す逆並列接続されたダイオード6゜7の導通電圧未満
のピーク値を有する交流信号が生じることになる。
一方、圧電センサ2より送信された超音波は、例えば十
分に離れた距離にある目標物体にて反射されることによ
り再び圧電センサ2にて受信され、従って、上記a点に
は更に第2図(ロ)中にXで示した受信信号が現われる
ことになる。
上記a点の信号は、第1.第2の結合コンデンサ4,5
を介して増幅部3のアンプ8に供給され、この結果増幅
部3は図中のb点に第2図(ハ)に示した如くの受信信
号X1を含む信号を出力することになり、以下、かかる
増幅部3の受信信号X1の発生時点の検知にて距離情報
等を得ることになるわけである。
さて、上記増幅部3の第2図(ハ)に示した出力波形の
うちの通信時の波形をみてみると、第2図(イ)に示し
た送信信号の供給が停止された時点t1以降も、前述し
た圧電センサ2の素子固有の振動動作に基づく交流信号
が時点t2までの期間継続して存在している。
このため、例えば、上記時点t1からt2までの間に受
信信号の増幅波形が破線X2で示しだ如くに発生するよ
うな場合を考えてみると、その波形X2は上記時点t1
からt2までの間の圧電センサ2の素子固有の振動動作
による信号中に含まれてしまい、受信信号として区別す
ることはできず自然のことながらその発生時点を検知す
ることはできないことになる。
即ち、上記時点t1からt2までの間に反射波の帰って
くる距離にある目標物体は、単一の圧電センサを使用し
た従来の超音波送受信装置にあっては、前述したように
検知できなかったわけである。
ところで、上記如くの問題点を考慮した圧電センサとし
て、近年、圧電センサにおける振動動作を機械的に抑制
する。即ち圧電センサを構成する圧電素子やアルミ振動
板をシリコンゴム等で押さえることによシ、いわゆるQ
タンプを施したセンサが種々提案されている。
しかしながら、上記Qダン、プ方式も、前述した如くの
約30α前後の近距離における受信信号の検出を行なお
うとすると極めて抑制力の強いQダンプが必要であり、
大幅に感度が低下してし甘う問題点を有している。換言
すると感度をある程度に保ちつつ尾引き現象を十分に抑
制することは難しく、一方近距離における物体検知を行
なうべく感度の低下を無視すると、今度は遠距離側の目
標物体からの反射波を受信信号として出力できなくなる
問題点を生じることになるわけである。
発明の目的 本発明の目的は、上述した如くの従来装置の問題点を考
慮してなしたもので、圧電センサの素子固有の特性によ
る送信動作における立下がり特性を大きく改善し、約2
0α前後の目標物体の検知動作を行なうことのできる単
一の圧電センサを使用した超音波送受信装置を提供する
ことである。
本発明の他の目的は、圧電センサから見た回路インピー
ダンスを、圧電センサに直流信号を与えることなく送信
信号の供給停止後の任意時点までコンデンサの充電ある
いは放電動作を利用して低下させ、圧電センサに貯えら
れていた運動エネルギーを急速に放出せしめ、素子固有
の特性による尾引き現象を大幅に小さくできた超音波送
受信装置を提供することである。
発明の構成 本発明による超音波送受信装置は、単一の圧電センサと
、この圧電センサに送信信号を供給する送信回路と、圧
電センサと並列接続されるインピーダンス可変手段およ
びこのインピーダンス可変手段を送信信号の供給停止後
の任意時点まで充電あるいは放電動作によフて動作状態
となす電源用コンデンサとからなるインピーダンス制御
手段と、圧電センサの両端に現われる信号を増幅する信
号増幅部とから構成される。
実施例の説明 第3図は、本発明による超音波送受信装置の一実施例を
示す電気回路図であり、図中、第1図と同図番のものは
、同一機能部分を示している。
9は圧電センサ2の両端から見た交流信号に対する回路
インピーダンスを送信動作終了に連動して大幅に低下さ
せるインピーダンス制御手段を示し、第3図からも明ら
かなように、圧電センサ2と並列接続される電源用コン
デンサ1Qと整流ダイオード11とからなる第1の直列
体および、この整流用ダイオード11の両端に接続され
上記電源用コンデンサ10の充電電荷の放電ル−プを形
成するダイオード12と抵抗13とサイリスタ14とか
らなるインピーダンス可変手段である第2の直列体とか
ら構成されている。肖り5は送信回路1からの送信信号
の供給停止に連動してサイリスタ14のゲートにゲート
信号を供給するゲート回路である。
以下、上記如くのインピーダンス制御手段9を有する本
発明による超音波送受信装置の動作について、第4図に
図示した上記実施例における任意点の信号波形図を参照
して説明する。
送信回路1は、第1図に示した従来装置と同様であり、
超音波を送信する場合、時点t0〜t1において、第4
図(イ)の如くの送信信号を発生する。
かかる送信信号は、圧電センサ2およびインピーダンス
制御手段9等に供給され、従って、圧電センサ2は超音
波を送信し、その入出力端である8点には第4図仲)の
時点t0〜t1に示した如くの信号波形が現われ、一方
、インピーダンス制御手段9にあっては第4図(イ)の
如くの送信信号の供給による8点の信号によって電源用
コンデンサ10の整流用ダイオード11を介して9充電
動作が行なわれることになる。即ち、電源用コンデンサ
1゜の一端C点には第4図(ハ)時点t0〜t1に示し
た如くの信号が現われることになるわけである。
ところで第3図に図示した本発明の超音波送受信装置の
一実施例にあっては上記如くの送信信号の供給が行なわ
れる送信動作が終了した時点tつにおいて、即ち、送信
信号の供給停止と連動して第4図に)に示した如くのゲ
ート信号がゲート手段15よシサイリスタ14のゲート
に供給されることになる。
従って、サイリスク14は上記時点t1において導通状
態となり、いうまでもなく電源用コンデンサ1oの充電
電荷が放出するまで、その導通状態は維持されることに
なる。即ちインピーダンス可変手段は電源用コンデンサ
10の一端C点の電位が充電による直流電位であるため
、サイリスタ14の導通によって動作状態となり充電電
荷はダイオード12、抵抗13、サイリスタ14を介し
て放出されることになる。
ここで、上記した電源用コンデンサ10の充電電荷の放
出によるサイリスタ14の導通即ちインピーダンス可変
手段の動作について考えてみると、ピーク間の電位幅が
0点の電位の範囲内である交流信号に対する回路インピ
ーダンスを極めて低下せしめたことに他ならない。
換言するなら、0点の直流電圧に交流電圧信号が重畳さ
れた状態でサイリスタ14が導通状態を維持できるなら
ば、上記交流電圧信号は抵抗13等で消費されることに
なるわけである。
ここで、冒頭に述べた従来装置において問題となってい
た圧電センサ2の尾引き現象および図示した実施例にお
ける0点の直流電位についてみてみると、まず2尾引き
現象は送信動作中に貯えられたエネルギーに基づく振動
動作によってa点に交流電圧信号波形が生じる現象であ
シ、前述したようにその電位幅は逆並列接続されたダイ
オード6.7の導通電圧未満となシ大きくなく、現出時
間が長い現象である。
また、C点の直流電位については、送信信号の電圧レベ
ルはかなり高く、従って電源用コンデンサ1oの容量等
の適宜の設定によシ、極めて簡単に上記圧電センサ2に
生じる交流電圧信号が重畳されても十分にサイリスタ1
4の導通を維持できる電位とすることができ、もちろん
本発明による超音波送受信装置においては、上記如くに
C点の電位をある程度の高電位に設定している。
従って、本発明においては圧電センサ2に送信動作時に
貯えられていたエネルギーを急速に抵抗13等で消費で
きることになる。
即ち、本発明の超音波送受信装置においては、圧電セン
サ2への送信信号の供給が停止された時点t1以後の振
動動作は急速に減衰し、その振動により現われる信号波
形も第4図C口)の時点t1以後titでに示した如く
急速に零レベルに収れんすることになるわけである。
換言すれば、送信動作後の尾引き現象が大幅に減少し、
送信動作における立下がり特性が大きく改善されたこと
になるわけである。
従って、増幅部3のb点の信号も第4図(ホ)に示した
ように、当然のことながら送信動作終了後、時点t1〜
t3間という従来装置よりはるかに短かい時間で零レベ
ルとなシ、この結果、本発明による超音波送受信装置に
おいては、従来装置では検知できなかった例えば第2図
(ハ)中破線X2で示した如くの受信信号も第4図(ホ
)中に実線X’で示しだ如く確実に検知できることにな
る。
尚、上記如くの時点t1以後の動作時の電源用コンデン
サ10の一端のC点の状態は、あl)長くサイリスタ1
4を導通状態に維持すると、反射波の受信に基づく受信
信号をも抵抗13等で消費してしまうことになることか
ら、第4図(ハ)に示したように時点t1直後に圧電セ
ンサ2の素子固有の特性に基づく振動による交流電圧信
号が重畳さ糺た状態を経た後、急速に零レベルに収れん
するよう、電源用コンデンサ10の放電時定数の適宜の
設定により制御されている。
また、ゲート手段1−5による第4図に)に示したゲー
ト信号の供給停止であるが、サイリスタ14は周知のよ
うに導通保持電流を有しており、電源用コンデンサ10
の充電電荷が放出されてゆきその放電電流が上記保持電
流以下になれば自然と非導通状態と々す、加えて、強制
的な供給停止動作を行なうと圧電センサ2を含む回路に
悪影響を及ぼすことが考えられることから、急いで供給
停止動作を行なう必要はなく、即ち、受信信号の検知動
作が終了した後回路系に不都合を生じない時点、例えば
次回の超音阪送信動作の直前に行なえば良いことはいう
までもない。
さらに、詳しく述べるまでもないが、本発明における上
述した送信動作終了後の前述した電源用コンデンサ1o
の放電時定数に基づく期間におけ・る回路インピーダン
スの低下によシ消費できるエネルギーは圧電センサ2を
構成する圧電素子適宜の振動板のうちの圧電素子のエネ
ルギーが大部分であシ、他方振動板に貯えられたエネル
ギーは、上記動作により従来装置よりは小さくなるもの
のともすれば逆に圧電素子を振動させてしまう現象を生
せしめる恐れがあり、従って本発明における超音波送受
信装置は、冒頭に述べた機械的に振動動作を抑制するい
わゆるQダンプ方式と併用されることが、より好ましい
送信動作特性を得ることができる。
第5図は、本発明による超音波送受信装置の他の実施例
を示す電気回路図であり、図中、第1図。
第3図と同図番のものは同一機能部材を示している。
第6図からも明らかではあるが、かかる実施例は、第3
図に示した実施例におけるインピーダンス可変手段を形
成するダイオード12、サイリスタ14の機能を、増幅
部3の一部を形成している逆並列接続された一方のダイ
オード6にて達成しようとしたものであシ、いうまでも
なく先の実施例より簡単な構成となっている。
さて、第6図に示した実施例の動作であるが、まず電源
用コンデンサ10の送信時における充電動作は先の実施
例と全く同一である。
従って、その充電電圧値が高くなるとダイオード6が送
信時であっても常時導通状態となり、a点の送信のだめ
の送信信号もコンデンサ4、ダイ−オード6を介して抜
けようとするわけであるが、送信時における送信信号の
電圧レベルは極めて高く、圧電センサ2に供給されずに
抜ける交流信号は、結局は第1図に示した従、来装置同
様となり、即ち逆並列接続されたダイオードの導通電位
である約±0.6vまでの信号にとどまり全てが抜ける
ことはなく送信動作に特に影響はない。
次いで、先の実施例同様送信信号の供給が停止されると
、ダイオード6が電源用コンデンサ1Qの充電電荷によ
って導通状態を維持せしめられるため、圧電センサ2の
素子固有の特性によって生じ、る交流電圧信号は、上記
充電電荷の放出に重畳され、即ち、上記交流電圧信号は
レベル的には±○、eV  未満と大きくはなく、従っ
て電源用コンデンサ10の直流分に重畳されてコンデン
サ4あるいは抵抗13、°夕゛イオード6を介して放出
されることになる。
即ち、圧電センサ2の送信時に貯えられたエネルギーに
対しては先の実施例同様、ダイオード6の導通により急
速に放出できることになり、もちろんa点、b点の信号
波形は、図示はしないが急速に零レベルに収れんするこ
とになる。
従2って、従来装置においては検知できなかった極近距
離にある目標物体からの反射波の受信に受信信号を確実
に検知できることになるわけである。
第6図は、本発明による超音波送受信装置の他の実施例
を示す電気回路図であり、図中第1図。
第3図、第5図と同図番のものは同一機能部材を示し、
16は送信動作終了時点にて導通せしめられるトランジ
スタ、17.18,19は夫々抵抗を示している。
以下、第7図に示した実施例の動作について第6図に示
しだ図中の任意点の信号波形図を参照して説明する。
今、送信回路1によって前述した従来装置および実施例
同様第7図(イ)の如くの送信信号が時点t0〜t1に
て発生せしめられ圧電センサ2に供給されると、第7図
(ロ)の時点t0〜t1の如くの信号が図中のa点に現
われることになる。
この時、トランジスタ16はまだ非導通状態に保持され
ており、従って電源用コンデンサ10の任意電源Vcに
よる充電がなされることはない。
さて本実施例においては送信信号の供給が停止された時
点t1にてゲート手段15からトランジスタ16のベー
スに第7図e→の如くの導通信号がベース抵抗17を介
して供給されるよう構成されている。
従って、時点t1においてトランジスタ16は導通し、
この結果、電源コンデンサ1oの充電がかかる時点t1
より開始されることに、即ち抵抗18、ダイオード6を
介して充電電流が流れることになる。
ここで、ダイオード6を介して電源用コンデンサ10の
充電電流が流れる状態について考えてみると、電源用コ
ンデンサ10の動作は先の実施例における放電動作とは
異なるもあの、ダイオード6自体が導通していることに
おいては、先の実施例と同一の状態となる。
従って、第6図中の0点は直流電位、例えば約0.6■
となり、先の実施例と同様に、圧電センサ2に貯えられ
ていたエネルギーの放出による交流信号を上記直流電位
に重畳させた形で放出できることになるわけである。
尚、上記り点の電圧信号波形は第7図に)に示した如く
となることは、詳しく述べる寸でもない。
従って第6図に示した実施例においても、第3図、第5
図に示した実施例同様、圧電センサ2の送信動作後の尾
引き現象を第7図(ロ)の時点t1以降に示したように
極短時間とすることができ、即ち送信動作における立下
がり特性を著しく改善できることになる。
さらに、第6図に示した実施例にあっては、ダイオード
6を導通状態となすための電源用コンテンザ1Qの動作
である充電動作が、圧電センサ2への給電状態に影響を
及ぼさないように、即ち送信信号を充電に利用すること
なく行なわれており、従って、送信動作における立上が
り特性を先に述べた実施例に比して改善できることにな
る。
即ち、前述した実施例にあっては、サイリスタ14ある
いはダイオード6を導通状態となす電源用コンデンサ1
0の動作の1つである充電動作を送信信号を利用して行
なっていることから、圧電センサ2の給電状態、特に給
電開始時の状態にどうしても影響が現われ、送信動作に
おける立上がり特性は第4図(ロ)に示した如くゆるや
かな特性となっていたわけであるが、第6図((示した
実施例にあっては、電源用コンデンサ10の充電を送信
信号を利用せず、かつ送信動作終了時点から開始させて
いるため、先の実施例のように圧電センサ2の給電状態
に影響を及ぼすことはなく、立上がり特性を第7図(ロ
)に示した如く改善できるわけである。
かかる立上がり特性の改善は、受信信号の発生時点を検
出することを主動作とする超音波送受信装置にあっては
急峻であることが望まれることから、超音波送受信装置
の精度向上に寄与することになることはいう捷でもない
寸だ2図示はしないが、電源用コンデンサ10の結線位
置を抵抗19を置換し、かつトランジスタ16のベース
に供給するゲート信号を第7図(ハ)と逆関係の信号と
なすことにより、前述した実施例同様電源用コンデンサ
10の放電動作によってインピーダンス可変動作を行な
えることになることもいう寸でもない。
発明の効果 本発明による超音波送受信装置は、送信動作終了から所
定期間経過するまでに、送信時に圧電センサに貯えられ
るエネルギーを放出するためのインピーダンス制御手段
を有していることから、送信動作終了後の圧電センサの
素子固有の特性による振動動作を急速に終了せしめるこ
とができる作用を期待でき、かかる作用rよって、従来
単一の圧電センサにおいては検出不可能であった極近距
離の目標物体からの反射波の受信による受信信号を検出
することができる効果を有している。
このため、例えば測距装置に適用した場合、従来はどう
しても無理であった約20cmの近距離を測距できるこ
とになる実用的効果を期待できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来より周知の単一の圧電センサを使用した超
音波送受信装置の電気回路図、第2図は、第1図の従来
例における任意点の信号波形図、第3図は本発明による
超音波送受信装置の一実施例を示す電気回路図、第4図
は第3図の実施例における任意点の信号波形図、第5図
、第6図は木登 。 1・・・・・・送信回路、2・・・・・・圧電型セラミ
ックセンサ、3・・・・・増幅部、4,5・・・・・・
結合コンデンサ、6.7・・・・・(逆並列)ダイオー
ド、9・・・・インピーダンス制御手段、1o・・・・
・・電源用コンデンサ、11・・・・・・整流用ダイオ
ード、12・・・・・ダイオード、13・・・・・・抵
抗、14・・・・サイリスタ、15・・・・・・ゲート
手段、16・・・・・・トランジスタ。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第3図 第5図 第6図 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超音波送受信器である単一の圧電型セラミックセ
    ンサと、前記圧電型セラミックセンサに送信周波数の交
    流信号を送信信号として供給する送信回路と、少なく共
    ダイオードで構成され前記圧電型セラミックセンサと並
    列接続されるインピーダンス可変手段および前記圧電型
    セラミックセンサを介さず前記インピーダンス可変手段
    を介しての充電あるいは放電動作を前記送信信号の供給
    開始後の任意時点より供給停止後の任意時点までの任意
    期間行なうことにより前記インピーダンス可変手段を動
    作状態になす電源用コンデンサとからなるインピーダン
    ス制御手段と、前記圧電型セラミックセンサの両端に現
    われる信号を増幅する増幅部とを備え、前記圧電型セラ
    ミックセンサからみた交流信号に対する回路インピーダ
    ンスを前記電源用コンデンサの充電あるいは放電動作が
    行なわれる前記任意期間低下させることを特徴とする超
    音波送受信装置。
  2. (2)インピーダンス制御手段は、圧電型セラミックセ
    ンサの両端に接続される電源用コンデンサと整流用ダイ
    オードとからなる第1の直列体と、前記整流用ダイオー
    ドの両端に接続されるダイオードと抵抗とサイリスタと
    の第2の直列体にて形成されるインピーダンス可変手段
    と、前記サイリスタを送信信号の供給停止と連動して導
    通せしめるゲート信号を出力するゲート手段とから構成
    される特許請求の範囲第1項に記載の超音波送受信装置
  3. (3)増幅部は、圧電型セラミックセンサの両端に接続
    される第1の結合コンデンサと一対の逆並列接続された
    保護用ダイオードとからなる第1の直列体と、前記第1
    の結合コンデンサと前記保護用ダイオードとの接続点に
    一端が接続される第2の結合コンデンサと、前記第2の
    結合コンデンサの他端と接続されるアンプとから構成さ
    れ、インピーダンス制御手段は、前記圧電型セラミック
    センサの両端に接続される電源用コンデンサと整流用ダ
    イオードとからなる第2の直列体と、前記整流用ダイオ
    ードの両端に接続される抵抗と前記一対の保護用ダイオ
    ードのひとつとの第3の直列体にて形成されるインピー
    ダンス可変手段とからなる特許請求の範囲第1項に記載
    の超音波送受信装置。
  4. (4)増幅部は、圧電型セラミックセンサの両端に接続
    される第1の結合コンデンサと、一対の逆並列接続され
    た保護用ダイオードとからなる第1の直列体と、前記第
    1の結合コンデンサと前記保護用ダイオードとの接続点
    に一端が接続される第2の結合コンデンサと、前記第2
    の結合コンデンサの他端と接続されるアンプとから構成
    され、インピーダンス制御手段は、一端が任意の直流電
    源と接続されるスイッチ素子と、一端が前記スイッチ素
    子を介して前記任意電源と他端が前記第1の結合コンデ
    ンサと保護用ダイオードとの接続点と接続される電源用
    コンデンサと、前記スイッチ素子を送信信号の供給停止
    に連動して導通せしめるゲート信号を出力するゲート手
    段とから構成される特許請求の範囲第1項に記載の超音
    波送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013250169A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Panasonic Corp 超音波センサ

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JP2013250169A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Panasonic Corp 超音波センサ

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