JPS61238799A - ペプチダ−ゼ阻害作用を有する新規化合物及びその製法並びに用途 - Google Patents
ペプチダ−ゼ阻害作用を有する新規化合物及びその製法並びに用途Info
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- JPS61238799A JPS61238799A JP8087285A JP8087285A JPS61238799A JP S61238799 A JPS61238799 A JP S61238799A JP 8087285 A JP8087285 A JP 8087285A JP 8087285 A JP8087285 A JP 8087285A JP S61238799 A JPS61238799 A JP S61238799A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、プロ、リルエンドハプチダーゼ(EC。
3、4.21.2G、 Pro’1yl−endops
ptidase)に対して、酵素阻害活性を示す新規な
化合物に関し、さらにその化学合成法、ならびにそれを
有効成分として含有するプロリルエンドペプチダーゼ活
性阻害剤及び薬剤、特に抗健忘症剤としての利用に関す
るものである。
ptidase)に対して、酵素阻害活性を示す新規な
化合物に関し、さらにその化学合成法、ならびにそれを
有効成分として含有するプロリルエンドペプチダーゼ活
性阻害剤及び薬剤、特に抗健忘症剤としての利用に関す
るものである。
(従来技術)
プ01Jルエンドにブチダーゼは、神経伝達物質とされ
ている。サブスタンスP、TRH(甲状腺刺激ホルモン
)及びノイロテンンンや記憶と関係−があると考えられ
ている、パップレシンに作用し。
ている。サブスタンスP、TRH(甲状腺刺激ホルモン
)及びノイロテンンンや記憶と関係−があると考えられ
ている、パップレシンに作用し。
これらを不活性化することが知られている。一方長崎大
学薬学部 鶴、芳太両氏は、プロリルエンドペプチダー
ゼ活性を阻害する化合物がラットのスコポツミンによる
実験的健忘症を予防することを見出し、記憶の固定にプ
ロリルエンドペプチダーゼ インヒビターが関与すると
推論した。またこの結果プロリルエンド1−!ブチダー
ゼ インヒビターが健忘症の予防および治療に利用でき
る可能性を示唆している。
学薬学部 鶴、芳太両氏は、プロリルエンドペプチダー
ゼ活性を阻害する化合物がラットのスコポツミンによる
実験的健忘症を予防することを見出し、記憶の固定にプ
ロリルエンドペプチダーゼ インヒビターが関与すると
推論した。またこの結果プロリルエンド1−!ブチダー
ゼ インヒビターが健忘症の予防および治療に利用でき
る可能性を示唆している。
(発明が解決しようとする技術課題)
本発明者らは、上記の知見に基づき、プロリルエンド
イプチダーゼ阻害活性が強<シかも鐘忘症活性を有する
化合物を見出す≧く研究した。さらに、毒性の充分低い
新規な化合物を見出すべく、天然化合物として安全性の
高℃・脂肪酸さらにはアミノ酸、はプチド系化合物の組
合せにより天然物に近似した化合物を合成し、下記一般
式(1)で表わサレル抗プロリルエンドペプチダーゼ活
性を有する新規化合物が健忘症に著しく優れた作用を有
する事を見出し本発明を完成した。
イプチダーゼ阻害活性が強<シかも鐘忘症活性を有する
化合物を見出す≧く研究した。さらに、毒性の充分低い
新規な化合物を見出すべく、天然化合物として安全性の
高℃・脂肪酸さらにはアミノ酸、はプチド系化合物の組
合せにより天然物に近似した化合物を合成し、下記一般
式(1)で表わサレル抗プロリルエンドペプチダーゼ活
性を有する新規化合物が健忘症に著しく優れた作用を有
する事を見出し本発明を完成した。
(発明の構成)
本発明のN−アシルピロリジン誘導体は、一般式(1)
: R3 (式中、nは0〜2の数を示し。
: R3 (式中、nは0〜2の数を示し。
R1は炭素数5から25までの飽和又は不飽和の直鎖式
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく。
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく。
R3は低級アルキルエステル基、−CH20H基。
又はアルデヒド基を示す。)
で表わされる。
本発明の式(1)の化合物は、プロリン残基。及び直鎖
型脂肪鎖を含む点で、従来よく知られているピ2セタム
誘導体系の抗健忘症剤とは大きく異なっており、さらに
アミノ酸又はイプチド誘導体のため、生体に対する毒性
も極めて低いものである。
型脂肪鎖を含む点で、従来よく知られているピ2セタム
誘導体系の抗健忘症剤とは大きく異なっており、さらに
アミノ酸又はイプチド誘導体のため、生体に対する毒性
も極めて低いものである。
式(1)の化合物のうち、抗プロリルエンドペプチダー
ゼ活性が大きい点で好ましい化合物は次のものである。
ゼ活性が大きい点で好ましい化合物は次のものである。
なお、以下これらの化合物をかっこ内の番号で呼ぶこと
がある。
がある。
αD
(E)
本発明化合物は、−数的ベプチド合成法により合成する
ことができるが、以下に説明する本発明の合成法によれ
ば都合よく合成される。なお各略号は次の意味を表わす
。
ことができるが、以下に説明する本発明の合成法によれ
ば都合よく合成される。なお各略号は次の意味を表わす
。
Z:ベンジルオキンカルボニル基
Ala:アラニン残基
00CH3
CH20H
Val aバリン残基
Lθ−二ロインン残基
OMe :メチルエステル基
WSCD : N−エチル−H2Hz −ジメチルアミ
ノプロピルカルボジ゛イミド9 TEA:)リエチルアミン 本発明の一般式(11の化合物は、次のようにして合成
することができる。
ノプロピルカルボジ゛イミド9 TEA:)リエチルアミン 本発明の一般式(11の化合物は、次のようにして合成
することができる。
(1)まず一般式filに於いてR3が低級アルキルエ
ステル基である一般式+11 0OR4 (式中、nはO〜2の数を示し。
ステル基である一般式+11 0OR4 (式中、nはO〜2の数を示し。
R1は炭素数5から25までの飽和又は不飽和の直鎖式
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく。
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく。
R4は低級アルキル基を示す。)で表わされる化合物の
合成は、一般式: %式% (式中、R□は炭素数5〜25までの飽和、又は不飽和
の直鎖式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個
の二重結合を含んでいてよい。)で表わされるカルボン
酸クロリドと、一般式(■)二(式中、nはO〜2の数
を示し。
合成は、一般式: %式% (式中、R□は炭素数5〜25までの飽和、又は不飽和
の直鎖式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個
の二重結合を含んでいてよい。)で表わされるカルボン
酸クロリドと、一般式(■)二(式中、nはO〜2の数
を示し。
R3は低級アルキルエステル基を示す。)で表わされる
カルボキンル末端を低級アルキルエステル化されたプロ
リン残基を含むヘプチドか。
カルボキンル末端を低級アルキルエステル化されたプロ
リン残基を含むヘプチドか。
又は、低級アルキルエステル化されたプロリンの塩酸塩
から常法により容易に合成できる。
から常法により容易に合成できる。
(2)次に一般式+11に於いてR3が−CH20H基
である式帽 H20H (式中、nはO〜2の数を表わし。
である式帽 H20H (式中、nはO〜2の数を表わし。
R□は炭素数5から25までの飽和又は不飽和の直鎖式
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく。
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく。
わされる化合物を得るには、次の反応による。
一般式(2)で表わされる化合物と水素化ホウ素ナトリ
ウムの第3ブチルアルコール又はテトラヒドロフランの
懸濁液に、メタノールを滴下することにより一般式(5
): (式中、nは0〜2の数を示し。
ウムの第3ブチルアルコール又はテトラヒドロフランの
懸濁液に、メタノールを滴下することにより一般式(5
): (式中、nは0〜2の数を示し。
R□は炭素数5から25までの飽和又は不飽和の直鎖式
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく。
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく。
わされる本発明物質に係るアルコール体を得る。
(3)さらに一般式(国で表わされる化合物から三酸H
O (式中、ΩはO〜2の数を表わし。
O (式中、ΩはO〜2の数を表わし。
R□は炭素数5〜25までの飽和又は不飽和の直鎖状有
機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結合
を含んでいてよく。
機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結合
を含んでいてよく。
わされる本発明化合物を合成する。溶媒はジメチルスル
7オキンドを用い1反応基度は室温。
7オキンドを用い1反応基度は室温。
反応時間は1時間程度である。
次に実施例および参考例に基づいて1本発明をさらに詳
しく説明する。
しく説明する。
参考例 式(田で表わされる出発物質の合成式([1に
於いてn−Qの場合はプロリンのメチルエステル塩酸塩
を用いる。
於いてn−Qの場合はプロリンのメチルエステル塩酸塩
を用いる。
式(n)に於いてn==mlのとき。
(al B −Aha −Pro −OMeZ−A、
、ea−OH(1当i ) 、 Pro −OMe
塩酸塩(1当量)及びTEA(1当′Ik)を乾燥塩化
メチレンに溶解し、氷冷下にWSCD (1当量)を加
える。室温で20時間攪拌したのち1反応液をIN塩酸
、水、飽和重曹水、水、及び飽和食塩水で洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧留去して得られ
る残渣な、シリカゲルを用いた中圧カラムクロマトグラ
フィーで精製する。得られたZ −Aha −Pro
−OMe を(1当量)エタノールに溶解し、三フッ
化ホウ素−エーテル錯体(1当11)とパラジウムカー
ボン(少量)を加えて接触還元によりZ基を除去し、溶
媒を減圧留去して目的物を得る。
、ea−OH(1当i ) 、 Pro −OMe
塩酸塩(1当量)及びTEA(1当′Ik)を乾燥塩化
メチレンに溶解し、氷冷下にWSCD (1当量)を加
える。室温で20時間攪拌したのち1反応液をIN塩酸
、水、飽和重曹水、水、及び飽和食塩水で洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧留去して得られ
る残渣な、シリカゲルを用いた中圧カラムクロマトグラ
フィーで精製する。得られたZ −Aha −Pro
−OMe を(1当量)エタノールに溶解し、三フッ
化ホウ素−エーテル錯体(1当11)とパラジウムカー
ボン(少量)を加えて接触還元によりZ基を除去し、溶
媒を減圧留去して目的物を得る。
上記(a)でZ JLga−OHのかわりに@Z−Va
ノー0H1(イ)Z−Leu−OH%を用いることによ
りそれぞれ(ア) H−Va4−Pro−OMe 、
(イ勺 H−Leu−Pro −OMe を得るこ
とができる。(油状化合物)式(川に於いてo−2のと
き。
ノー0H1(イ)Z−Leu−OH%を用いることによ
りそれぞれ(ア) H−Va4−Pro−OMe 、
(イ勺 H−Leu−Pro −OMe を得るこ
とができる。(油状化合物)式(川に於いてo−2のと
き。
(b) H−Leu−Leu−Pro−OMeZ−L
eu−OH(1当量) 、 (a)で合成したH−Le
u−Pro−OMe (1当量)及びTEA(1当り
を乾燥塩化メチレンに溶解し、水冷下にWSCD(1当
量)を加える。室温で20時間攪拌したのち、反応液を
1N塩酸、水、飽和重曹水、水、及び飽和食塩水で洗い
、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧留去し
て得られる残渣をシリカゲルを用いた中圧カラムクロマ
トグラフィーで精製する。得られたZ −Leu −L
eu −Pro −OMe を(1当量)エタノール
に溶解し、三フッ化ホウ素−エーテル錯体(1当量)と
パラジウムカーボン(少量)を加えて水素雰囲気下接触
還元によりZ基を除去し、溶媒を減圧留去して目的物を
油状化合物として得る。目的の化合物はいずれもオイル
状で取得できる。
eu−OH(1当量) 、 (a)で合成したH−Le
u−Pro−OMe (1当量)及びTEA(1当り
を乾燥塩化メチレンに溶解し、水冷下にWSCD(1当
量)を加える。室温で20時間攪拌したのち、反応液を
1N塩酸、水、飽和重曹水、水、及び飽和食塩水で洗い
、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を減圧留去し
て得られる残渣をシリカゲルを用いた中圧カラムクロマ
トグラフィーで精製する。得られたZ −Leu −L
eu −Pro −OMe を(1当量)エタノール
に溶解し、三フッ化ホウ素−エーテル錯体(1当量)と
パラジウムカーボン(少量)を加えて水素雰囲気下接触
還元によりZ基を除去し、溶媒を減圧留去して目的物を
油状化合物として得る。目的の化合物はいずれもオイル
状で取得できる。
本化合物のZ−グリシル−プロリル−β−ナフチルアミ
ド9のプロリルエンドペプチダーゼによる分解を阻止す
る効力について調べた結果、後述の試験例に示されるご
とく大へん強い抗ゾロリルエント9ペプチダーゼ活性を
示し、パパイン、プロメライン、トリプシン、キモトリ
プシン、サーモライシンパブシン等のブロティナーゼに
は全く阻害活性を示さなかった。
ド9のプロリルエンドペプチダーゼによる分解を阻止す
る効力について調べた結果、後述の試験例に示されるご
とく大へん強い抗ゾロリルエント9ペプチダーゼ活性を
示し、パパイン、プロメライン、トリプシン、キモトリ
プシン、サーモライシンパブシン等のブロティナーゼに
は全く阻害活性を示さなかった。
また、このようにして得た本化合物は新規であり、実施
例で示すように抗健忘症作用を有する。
例で示すように抗健忘症作用を有する。
実施例1
a)N−オレオイル−Pro−OMe (SUAM
1131)Pro−OMe塩酸塩(1当量)とTEA(
2当量)を乾燥テトラヒドロフランに溶解し、水冷下オ
レイン酸クロリド(1轟量)を滴下した。室温で6時間
攪拌し、析出したTEAの塩酸塩を濾過除去した。溶媒
を減圧留去し、少量のエーテルに溶解してIN塩酸、飽
和負塩水、飽和重曹水、飽和良塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。
1131)Pro−OMe塩酸塩(1当量)とTEA(
2当量)を乾燥テトラヒドロフランに溶解し、水冷下オ
レイン酸クロリド(1轟量)を滴下した。室温で6時間
攪拌し、析出したTEAの塩酸塩を濾過除去した。溶媒
を減圧留去し、少量のエーテルに溶解してIN塩酸、飽
和負塩水、飽和重曹水、飽和良塩水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。
減圧濃縮したのちジアゾメタンのエーテル溶液を加え(
過剰)未反応のオレイン酸をメチルエステル化した。溶
媒を減圧留去して得た残渣をシリカゲルを用いた中圧カ
ラムクロマトグラフィーで精製して目的化合物を得た。
過剰)未反応のオレイン酸をメチルエステル化した。溶
媒を減圧留去して得た残渣をシリカゲルを用いた中圧カ
ラムクロマトグラフィーで精製して目的化合物を得た。
(油状化合物)上記(a) K於いてオレイン酸クロリ
ド9のかわりK(7)パルミチン酸クロリド9を用いる
ことにより(ア)ノ” /l/ミトイ# −Pro −
OMe (SUAM 1135) を得た。
ド9のかわりK(7)パルミチン酸クロリド9を用いる
ことにより(ア)ノ” /l/ミトイ# −Pro −
OMe (SUAM 1135) を得た。
(b) N−オレオイル−Leu −Pro −OM
e (SUAMLeu−Pro−OMe (1当量)
とTEA(l当量)を乾燥テトラヒドロフランに溶解し
、水冷下オレイン酸クロリド(1当量)を滴下した。室
温で6時間攪拌し、析出したTERAの塩酸塩を濾過除
去した。溶媒を減圧留去し、少量のエーテルに溶解して
IN塩酸、飽和食塩水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄
し無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
e (SUAMLeu−Pro−OMe (1当量)
とTEA(l当量)を乾燥テトラヒドロフランに溶解し
、水冷下オレイン酸クロリド(1当量)を滴下した。室
温で6時間攪拌し、析出したTERAの塩酸塩を濾過除
去した。溶媒を減圧留去し、少量のエーテルに溶解して
IN塩酸、飽和食塩水、飽和重曹水、飽和食塩水で洗浄
し無水硫酸マグネシウムで乾燥した。
減圧濃縮したのち、ジアゾメタンのエーテル溶液を加え
て(過剰)未反応のオレイン酸をメチルエステル化した
。溶媒を減圧留去して得た残渣をシリカゲルを用いた中
圧カラムクロマトグラフィーにより精智して目的化合物
を得た。(油状化合物)上記(blに於いてオレイン酸
クロリドのかわりに(7)パルミチン酸クロリド、(イ
)ステアリン酸クロリド、(つ)リルン酸クロリドを用
いることにより。
て(過剰)未反応のオレイン酸をメチルエステル化した
。溶媒を減圧留去して得た残渣をシリカゲルを用いた中
圧カラムクロマトグラフィーにより精智して目的化合物
を得た。(油状化合物)上記(blに於いてオレイン酸
クロリドのかわりに(7)パルミチン酸クロリド、(イ
)ステアリン酸クロリド、(つ)リルン酸クロリドを用
いることにより。
それぞれ(ア′) バルミトイル−Leu −Pro
−OMe(stnM 1141)、<イ勺ステアロイk
−Leu−Pr。
−OMe(stnM 1141)、<イ勺ステアロイk
−Leu−Pr。
−OMe(SUAM 1142)、(つ′) リルオ
イルーLeu、−Pro−OMe(SUAM 1143
) を得た。また上記(b)に於いてLeu−Pro
−OMe のかわりにf−iVa4−Pro−OMe
、 (iAJa−Pro−OMe 、 (力Leu −
Leu −Pro−OMeを用いることによりそれぞれ
(工勺オレオイル−Va4−Pro−OMe(SUAM
1i47)、(オリオレオイル−Aha−Pro−
OMe(SUAM 1076)。
イルーLeu、−Pro−OMe(SUAM 1143
) を得た。また上記(b)に於いてLeu−Pro
−OMe のかわりにf−iVa4−Pro−OMe
、 (iAJa−Pro−OMe 、 (力Leu −
Leu −Pro−OMeを用いることによりそれぞれ
(工勺オレオイル−Va4−Pro−OMe(SUAM
1i47)、(オリオレオイル−Aha−Pro−
OMe(SUAM 1076)。
(力勺 オレオイル−Leu −Leu −Pro −
OMe (SUAM1159)を得た。
OMe (SUAM1159)を得た。
実施例2
(aJ オレオイル−L e u −P r o −
CH20H(S U AM実施例1で得たオレオイル−
Le u −Pr o −OMe(SUAM 113
6)(29)と水素化ホウ素ナトリウム(600■)を
第3ブチルアルコール(60M)に溶解し、加熱攪拌す
る(80℃)。次いで還流下無水メタノール(50ml
)を滴下し1滴下終了後、2時間加熱還流攪拌した。反
応液を室温にもどじ、水冷下に水(数WLt)を加え未
反応の水素化ホウ素ナトリウムを不活化した。メタノー
ルと第3ブチルアルコールを減圧留去した後、酢酸エチ
ルで抽出、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残渣
をシリカゲルを用いた中圧カラムクロマトグラフィーで
精製し目的化合物(II)を得た。(油状化合物) 上記(a)に於いて原料化合物としてオレオイル−Le
u−Pro−OMe のかわりに、(7)オレオイ/
I/ −Pr。
CH20H(S U AM実施例1で得たオレオイル−
Le u −Pr o −OMe(SUAM 113
6)(29)と水素化ホウ素ナトリウム(600■)を
第3ブチルアルコール(60M)に溶解し、加熱攪拌す
る(80℃)。次いで還流下無水メタノール(50ml
)を滴下し1滴下終了後、2時間加熱還流攪拌した。反
応液を室温にもどじ、水冷下に水(数WLt)を加え未
反応の水素化ホウ素ナトリウムを不活化した。メタノー
ルと第3ブチルアルコールを減圧留去した後、酢酸エチ
ルで抽出、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた残渣
をシリカゲルを用いた中圧カラムクロマトグラフィーで
精製し目的化合物(II)を得た。(油状化合物) 上記(a)に於いて原料化合物としてオレオイル−Le
u−Pro−OMe のかわりに、(7)オレオイ/
I/ −Pr。
−OMe (SUAM 1131)、イ)バルミトイ
ル−Pro−OMe(SUAM 1135)、(つ)
ツクルミトイルーLeu−Pro−OMe(SUAM
1141)、(”lステアロイ/I/ −Leu−P
ro−OMe(SUAM 1142)、(iリルオイ
ル−Leu−Pro−〇MEI(SUAM 1143
)、(至)オレオイル−AJ?a−Pro−OMs(S
UAM 1076)、に)オレオイル−VaJ−Pr
o−OMe(SUAM 1147)、(qオレオイル
−Leu−Leu−Pro−OMe(SUAM IJ5
9)を使用し、目的化合物として、それぞれ(ア勺 オ
レオイル−Pro−CH20H(SUAM 1133
)、 (イ′)バルミトイル−P r O−CH20
H(S UAM 1137 )、(つ′)バルミトイ
ル−Leu−Pro −CH20H(SUAM1141
F)、 (工’)ステアロイル−Lsu −Pro −
CH20H(SUAM 1145)、(、+’)
リルオイル−Leu−P r o −CH20H(S
U AM 1153 )、(力′)オレオイル−A−
13a −P r o −CH20H(S U A M
1077 )、(−+’) 、オレオイル−Va
n−Pro−0M20H(SUAM 1151)。
ル−Pro−OMe(SUAM 1135)、(つ)
ツクルミトイルーLeu−Pro−OMe(SUAM
1141)、(”lステアロイ/I/ −Leu−P
ro−OMe(SUAM 1142)、(iリルオイ
ル−Leu−Pro−〇MEI(SUAM 1143
)、(至)オレオイル−AJ?a−Pro−OMs(S
UAM 1076)、に)オレオイル−VaJ−Pr
o−OMe(SUAM 1147)、(qオレオイル
−Leu−Leu−Pro−OMe(SUAM IJ5
9)を使用し、目的化合物として、それぞれ(ア勺 オ
レオイル−Pro−CH20H(SUAM 1133
)、 (イ′)バルミトイル−P r O−CH20
H(S UAM 1137 )、(つ′)バルミトイ
ル−Leu−Pro −CH20H(SUAM1141
F)、 (工’)ステアロイル−Lsu −Pro −
CH20H(SUAM 1145)、(、+’)
リルオイル−Leu−P r o −CH20H(S
U AM 1153 )、(力′)オレオイル−A−
13a −P r o −CH20H(S U A M
1077 )、(−+’) 、オレオイル−Va
n−Pro−0M20H(SUAM 1151)。
ψ′)オレオイル−Leu −Leu −Pro −C
H20H(SUAM 1152)を得た。
H20H(SUAM 1152)を得た。
実施例3
(aJ オレオイル−Leu−Pro−CHO(SU
AM 1140)実施例2で得たオレオイ# −Le
u −Pro −CH20H(SUAM 1138)(
1g)とTEA (800〜)を無水ジメチルスルフオ
キシド(8罰)に溶解シ、攪拌下に三酸化イオウ−ピリ
ジン錯体(700mIi)のジメチルスルフオキシ)”
(8−)溶液を加えた。
AM 1140)実施例2で得たオレオイ# −Le
u −Pro −CH20H(SUAM 1138)(
1g)とTEA (800〜)を無水ジメチルスルフオ
キシド(8罰)に溶解シ、攪拌下に三酸化イオウ−ピリ
ジン錯体(700mIi)のジメチルスルフオキシ)”
(8−)溶液を加えた。
室温で約1時間攪拌後、氷水(100m1)に注ぎ、酢
酸エチルで抽出し、10%クエン酸溶液、飽和良塩水、
飽和重1水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、得られた残渣をシリ
カゲルを用いた中圧カラムクロマトグラフィーで精製し
、目的化合物を得た。
酸エチルで抽出し、10%クエン酸溶液、飽和良塩水、
飽和重1水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、得られた残渣をシリ
カゲルを用いた中圧カラムクロマトグラフィーで精製し
、目的化合物を得た。
(700■)(油状化合物)
上記(alに於いて、原料化合物としてオレオイルLe
u−Pro−CH20H(SUAM 1138)
のか:Nhりに。
u−Pro−CH20H(SUAM 1138)
のか:Nhりに。
(7)オレオイル−Pro−CH26H(SUAM
1133)。
1133)。
(イ)バルミトイル−P r o −CH20H(S
U A M 1137 ) %(つ)バルミトイル−
Leu −Pro −CH20I((SUAM1144
)、に)ステアロイル−Leu −Pro −CH20
H(SUAM 1145)、(3)リルオイル−Le
Xu−Pr。
U A M 1137 ) %(つ)バルミトイル−
Leu −Pro −CH20I((SUAM1144
)、に)ステアロイル−Leu −Pro −CH20
H(SUAM 1145)、(3)リルオイル−Le
Xu−Pr。
−CH20H(SUAM 1153)、(刈オレオイ
ル−AJ3aP r o −Cki 20 H(S U
A M 1077 ) −f”FiミオレオイルV
aミノ−r o −CM 20H(S U AM 1
151 ) 、り)オレオイル−Leu−Leu−Pr
o−CH20H(SUAM 1152)、を使用し、目
的化合物としてそれぞれ(アリ オレオイル−Pro
−CHo (SUAM i 134 )、(イ′)ノ
’!ルミトイルーPPro−Cl1O(SUA 11
39)、(つ′)バルミトイル=Leu−Pro−CH
O(SUA、M 1155)、(工勺 ステアロイル
−Leu −Pro −CHo (SUAM1154)
、ケ′)リルオイル−Leu −Pro −CHO(S
UAM 1157)、(力りオレオイル−Aha −
Pro −aao(suAM 1092)、(キ’ )
:ir V 、+ 4 ルー V’a−e−Pro−
CHO(SUAM 1156)、(31’) 第1
/;t4に−Leu−Leu−Pro−CHO(SUA
M 1158)、 を得た。
ル−AJ3aP r o −Cki 20 H(S U
A M 1077 ) −f”FiミオレオイルV
aミノ−r o −CM 20H(S U AM 1
151 ) 、り)オレオイル−Leu−Leu−Pr
o−CH20H(SUAM 1152)、を使用し、目
的化合物としてそれぞれ(アリ オレオイル−Pro
−CHo (SUAM i 134 )、(イ′)ノ
’!ルミトイルーPPro−Cl1O(SUA 11
39)、(つ′)バルミトイル=Leu−Pro−CH
O(SUA、M 1155)、(工勺 ステアロイル
−Leu −Pro −CHo (SUAM1154)
、ケ′)リルオイル−Leu −Pro −CHO(S
UAM 1157)、(力りオレオイル−Aha −
Pro −aao(suAM 1092)、(キ’ )
:ir V 、+ 4 ルー V’a−e−Pro−
CHO(SUAM 1156)、(31’) 第1
/;t4に−Leu−Leu−Pro−CHO(SUA
M 1158)、 を得た。
得られた化合物の物理化学的データは表1に示す。
実施例4
抗プロリルエントイブチダーゼ活性の測定は、芳本(T
、 Yoshimotoおよびり、Tsuru、 Ag
r。
、 Yoshimotoおよびり、Tsuru、 Ag
r。
Biol、 Chem、 42.2417.1978)
等の方法で行った。即ち、0.0025M Z−グリ
シル−プロリン−β−ナフチルアミド”0.2511/
、0.1 Mリン酸緩衝液(pH,7,o ) 0.9
9−および本発明ノ抗プロリルエンドハプチダーゼ化合
物の溶液0.01−を含む混合液を試験管中で37℃、
3分間加温した後、プロリルエンドペプチダーゼ溶液(
0,:IJL位/rILl)を0.1 m加え、35℃
で10分間反応させた。その後、1M酢酸緩衝液(pH
4,0)中のトリトンX −100(Triton X
−100)溶液2.0コを界面活性剤の最終濃度が10
%となるように加え、室温1c15分間放置したのち、
410 nmにおける吸光度falを測定した。
等の方法で行った。即ち、0.0025M Z−グリ
シル−プロリン−β−ナフチルアミド”0.2511/
、0.1 Mリン酸緩衝液(pH,7,o ) 0.9
9−および本発明ノ抗プロリルエンドハプチダーゼ化合
物の溶液0.01−を含む混合液を試験管中で37℃、
3分間加温した後、プロリルエンドペプチダーゼ溶液(
0,:IJL位/rILl)を0.1 m加え、35℃
で10分間反応させた。その後、1M酢酸緩衝液(pH
4,0)中のトリトンX −100(Triton X
−100)溶液2.0コを界面活性剤の最終濃度が10
%となるように加え、室温1c15分間放置したのち、
410 nmにおける吸光度falを測定した。
同時に抗ゾロリルエンドハプチダーゼ化合物の溶液の代
りに緩衝液のみを用いた盲検の吸光度(bJを測定し、
プロリルエンドハプチダーゼ阻害率を。
りに緩衝液のみを用いた盲検の吸光度(bJを測定し、
プロリルエンドハプチダーゼ阻害率を。
次式:
%式%)
により計算し、50%阻害に必要な量〔工C5o〕を求
めた。試験結果を表2に示す。
めた。試験結果を表2に示す。
実施例5
ラットを用いたスコポラミンによる実鋏的健忘症の予防
効果の測定(腹腔内投与) 本発明ノ抗プロリルエン)4イブチダーゼ化合物ニツイ
てスコポラミンによる長期記憶固定阻害を防止する効果
を検討した。即ち1本発明の化合物を1η/に9.0.
25 WIi/ゆ 0.1■/ゆ 0.025■/′k
g 0−010■/ゆに相当する量I;調整し生理食塩
水0.3 mJに溶解した後、夫々ウィスター(Wi8
ter)系雄性ラット(100〜120.1の腹腔に1
回投与し、投与1時間後に電気ショック(1,7mA)
による受動的回避学習を行ない、直後にスコポラミ
ン3■/ゆに相当する量を腹腔内投与した。
効果の測定(腹腔内投与) 本発明ノ抗プロリルエン)4イブチダーゼ化合物ニツイ
てスコポラミンによる長期記憶固定阻害を防止する効果
を検討した。即ち1本発明の化合物を1η/に9.0.
25 WIi/ゆ 0.1■/ゆ 0.025■/′k
g 0−010■/ゆに相当する量I;調整し生理食塩
水0.3 mJに溶解した後、夫々ウィスター(Wi8
ter)系雄性ラット(100〜120.1の腹腔に1
回投与し、投与1時間後に電気ショック(1,7mA)
による受動的回避学習を行ない、直後にスコポラミ
ン3■/ゆに相当する量を腹腔内投与した。
効果の判定は24時間後、及び48時間後の受動的回避
テストで、供試化合物を投与しないでスコポラミン及び
生理食塩水を腹腔内投与した対照動物群と供試化合物の
投与及びスコポラミンの投与を共に行なった動物群の各
々につき、健忘症ラット、非健忘症ラットの数を対比す
る事により行なった。試験結果を表3に示す。
テストで、供試化合物を投与しないでスコポラミン及び
生理食塩水を腹腔内投与した対照動物群と供試化合物の
投与及びスコポラミンの投与を共に行なった動物群の各
々につき、健忘症ラット、非健忘症ラットの数を対比す
る事により行なった。試験結果を表3に示す。
SUAM 1156、1140は1■/ゆの量では顕
著な効果を示さなかったが、0.1−η/kl?、 0
.025■/に9%0.010■/睦の量の化合物投与
で大へん優れた成績を示した。これらの化合物は全てそ
の作用が投与量に依存する。
著な効果を示さなかったが、0.1−η/kl?、 0
.025■/に9%0.010■/睦の量の化合物投与
で大へん優れた成績を示した。これらの化合物は全てそ
の作用が投与量に依存する。
表3 ラットを使用した抗健忘症テスト (腹腔内設1
)生理食塩水 生理食塩水 96゜2
2.3 11、p、腹腔内投与 1)0 230.0 209.3 3/、33
%)0 90.6 110.4 8/□。8
0%)Oi 184.0 119.8 5/
50%O )0 240.6 226.0 2/、。20
%)Oaoo 276.4 ”/□o10
%)0 73.0 103.0 31560
%)0 263 284 11520%)
0 300 300 0150%)0
300 300 8150%)0 185
.0 189.0 21540%手 続 補
正 書 昭和60年6月よ日
)生理食塩水 生理食塩水 96゜2
2.3 11、p、腹腔内投与 1)0 230.0 209.3 3/、33
%)0 90.6 110.4 8/□。8
0%)Oi 184.0 119.8 5/
50%O )0 240.6 226.0 2/、。20
%)Oaoo 276.4 ”/□o10
%)0 73.0 103.0 31560
%)0 263 284 11520%)
0 300 300 0150%)0
300 300 8150%)0 185
.0 189.0 21540%手 続 補
正 書 昭和60年6月よ日
Claims (5)
- (1)一般式(1): ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、nは0〜2の数を示し、 R_1は炭素数5から25までの飽和又は不飽和の直鎖
式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重
結合を含んでいてよく、 R_2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、又は−CH_3基
を示し、 R_3は低級アルキルエステル基、−CH_2OH基、
又はアルデヒド基を示す。) で表わされる化合物。 - (2)一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、
表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は炭素数5〜25までの飽和又は不飽和
の直鎖式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個
の二重結合を含んでいてよい。)で表わされるカルボン
酸、無水カルボン酸、又はカルボン酸クロリドと、一般
式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、nは0〜2の数を示し、 R_2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼又は−CH_3の基
を示し、 R_3は低級アルキルエステル基を示す。)で表わされ
る、カルボキシル基を低級アルキルエステル化されたプ
ロリン残基を含むペプチドか又は、低級アルキルエステ
ル化されたプロリンの塩酸塩を反応させ、一般式(III
): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、nは0〜2の数を表わし、 R_1は炭素数5〜25までの飽和又は不飽和の直鎖式
有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重結
合を含んでいてよく、 R_2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、又は−CH_3の
基を示し、 R_4は低級アルキル基を示す。)で表わされるN−ア
シルピロリジン誘導体を製造する方法。 - (3)一般式: R1−COOH、▲数式、化学式、表等があります▼、
▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1は炭素数5から25までの飽和又は不飽
和の直鎖式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数
個の二重結合を含んでいてよい。)で表わされる、カル
ボン酸、無水カルボン酸、又はカルボン酸クロリドと、
一般式(II):▲数式、化学式、表等があります▼(I
I) (式中、nは0〜2の数を示し、 R_2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、又は−CH_3の
基を示し、 R_3は低級アルキルエステル基を示す。)で表わされ
るカルボキシル末端を低級アルキルエステル化されたプ
ロリン残基を含むペプチドか、あるいは低級アルキルエ
ステル化されたプロリンの塩酸塩を反応させ、一般式(
III):▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II
I) (式中、nは0〜2の数を示し、 R_1は炭素数5から25までの飽和又は不飽和の直鎖
式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重
結合を含んでいてよく、 R_2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、又は−CH_3の
基を示し、 R_4は低級アルキル基を示す。) で表わされるN−アシルピロリジン誘導体を得、これを
還元して一般式(IV): ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、nは0〜2の数を示し、 R_1は炭素数5から25までの飽昭又は不飽和の直鎖
式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重
結合を含んでいてよく、 R_2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、又は−CH_3基
を示す。) で表わされる化合物とし、これをさらに酸化して、一般
式(V): ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、nは0〜2の数を示し、 R_1は炭素数5から25までの飽和又は不飽和の直鎖
式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重
結合を含んでいてよく、 R_2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、又は−CH_3の
基を示す。) で表わされるN−アシルピロリジン誘導体を製造する方
法。 - (4)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、nは0〜2の数を示し、 R_1は炭素数5から25までの飽和または不飽和の直
鎖式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二
重結合を含んでいてよく、R_2は▲数式、化学式、表
等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、又は−CH_3の
基を示し、 R_3は低級アルキルエステル基、−CH_2OH基、
又はアルデヒド基を示す。) で表わされるN−アシルピロリジン誘導体よりなるプロ
リルエンドペプチダーゼ活性阻害剤。 - (5)一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、nは0〜2の数を表わし、 R_1は炭素数5から25までの飽和又は不飽和の直鎖
式有機基を表わし、ここで不飽和炭素鎖は複数個の二重
結合を含んでいてよく、 R_2は▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、
化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、又は−CH_3の
基を示し、 R_3は低級アルキルエステル基、−CH_2OH基、
又はアルデヒド基を示す。) で表わされる、N−アシルピロリジン誘導体を有効成分
として含有する抗健忘症剤。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8087285A JPH0699472B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | ペプチダ−ゼ阻害作用を有する新規化合物及びその製法並びに用途 |
CA000506769A CA1298033C (en) | 1985-04-16 | 1986-04-16 | Dipeptide derivative of fatty acid |
DE8686105233T DE3684633D1 (de) | 1985-04-16 | 1986-04-16 | Dipeptid-derivate von fettsaeure, verfahren zu ihrer herstellung, heilmittel, das sie enthaelt und anwendung. |
EP86105233A EP0201743B1 (en) | 1985-04-16 | 1986-04-16 | Dipeptide derivatives of fatty acids, process for preparing them, pharmaceutical composition and use |
US06/852,709 US4772587A (en) | 1985-04-16 | 1986-04-16 | Dipeptide derivative of fatty acid |
AT86105233T ATE74365T1 (de) | 1985-04-16 | 1986-04-16 | Dipeptid-derivate von fettsaeure, verfahren zu ihrer herstellung, heilmittel, das sie enthaelt und anwendung. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8087285A JPH0699472B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | ペプチダ−ゼ阻害作用を有する新規化合物及びその製法並びに用途 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61238799A true JPS61238799A (ja) | 1986-10-24 |
JPH0699472B2 JPH0699472B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=13730431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8087285A Expired - Lifetime JPH0699472B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | ペプチダ−ゼ阻害作用を有する新規化合物及びその製法並びに用途 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0699472B2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-16 JP JP8087285A patent/JPH0699472B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0699472B2 (ja) | 1994-12-07 |
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