JPS61238223A - 電気掃除機用床ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は回転ブラシを有する電気掃除機用床ノズルに関
するものである。

従来の技術 この種従来の床ノズルにあっては、掃除機の吸引側に接
続された床ノズル本体に、回転ブラシを内設した吸込室
と、エアータービンを内設したタービン室とをそれぞれ
形成し、またこれら両室は通気口で連通している。

掃除機を運転すると、その吸引力で吸込室→通気ロ→タ
ービン室と空気が流入されて、エアータービンが回転す
る。そしてこの回転はベルトなどの動力伝達手段を介し
て回転ブラシに伝えられるものである。

まだ別の方式として、床ノズル本体内に回転ブラシ駆動
用電動機を配置し、掃除機本体に設けたコンセントから
ホース延長管の外周に電源コードを配線して、回転ブラ
シを駆動するいわゆる電動ブラシ式床ノズルがある。

発明が解決しようとする問題点 前者のエアータービン式の床ノズルの場合、回転ブラシ
の回転力は吸引により流入する空気がエアータービンを
回転させることにより発生し、したがって、空気流入量
が低下するとエアータービンに当る空気の流速が低下し
、回転ブラシの出力も低下する。

この場合じゅうたんの抵抗によって回転ブラシの回転が
できない場合もある。

また、流入路の途中にエアータービンを配ｆｆ１ｌ、吸
引力によってエアータービンを回転させているため、吸
引力の大きな掃除機でないと使用できなかったり、さら
には性能の大部分をエアータービンで消費してしまう問
題がある。

そのうえ、このエアータービンの回転時に発生する音が
非常にうるさいことも問題である。

また、後者の電動ブラシ式の場合、床ノズル内の電動機
へ電流を送る配線を掃除機本体に設けたコンセントから
、床ノズルにかけて、ホックなどでホースや延長管に取
り付けて行なっているものがほとんどで、この配線作業
が掃除準備や終了後の始末にたいへんめんどうである。

また、この電動ブラシ式床ノズルは本格的にじゅうたん
を掃除するために考案されたもので、大きな回転ブラシ
を駆動するため、電動機も大きくなり、床ノズル全体が
大きくて、掃除操作の非常にしにくいものであった。

これらの欠点を解消したものとして、床ノズル内にバッ
テリーを内設し、電動機で回転ブラシを駆動するものが
考案されたが、電動ブラシのように配線がないため手元
で操作が行なえない欠点を有していた。

本発明はこのような従来の問題点を解消したもので、使
い勝手のよい、しかも性能的にもすぐれた床ノズルを提
供するものである。

問題点を解決するための手段 この問題点を解決する本発明の技術的な手段は、バッテ
リーを電源とする電動機で回転ブラシを駆動するものに
おいて、風量弁を利用したスイッチを設けたものである
。

作用 この技術的手段による作用は次のようになる。

すなわち、床ノズル本体を掃除機本体の吸引側に接続し
て作動させると吸引力によυ床ノズル本体内に流入した
空気流により風量弁が動作し、これに連動したスイッチ
が動作し、回転ブラシを駆動させるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。

第１図〜第３図において、７は上下本体部材８゜９をバ
ンパー１０を介して結合して構成した床ノズル本体で、
その前方には回転ブラシ１１を内蔵した吸込室１２が形
成してあり、また後方にはバッテリー１３と電動機１４
が左右略対称に配置されている。１６は略半円筒状の接
続ケースで、前記吸込室１２の後方中央に配置され、上
下本体部材８，９に俯仰自在に連結されている。１６は
接続ケース１６の開口部に回動自在に接続された接続パ
イプで、掃除機の吸引側に接続される。１７は電動機１
４の回転力を取り出す動力軸で、先端にはプーリー１８
が取り付けられている。このプーリー１８から回転ブラ
シ１１の一端に取シ付けられたプーリー１９にベルト２
０がかけられており、これにより動力が伝達される。２
１は回転ブラシ１１の両端に設けた軸受、２２は電動機
１４を作動させるスイッチ、２３は吸込室１２と接続ケ
ース１６の間に配置された風量弁で、床ノズル本体７内
を流れる風量を感知して変位するもので、軸２４に連結
したスイッチ２２を開閉する。

掃除をするには床ノズル本体７を掃除機に接続し、同掃
除機のスイッチを操作すると、床ノズル本体Ｔ内へ流入
する風量によって風量弁２３が変位して軸２４を回動し
、これに連結されたスイッチ２２を閉状態にする。よっ
て、電動機１４が作動し、回転ブラシ１１が回転する。

じゅ′うたんなどの場合には回転ブラシ１１により被掃
除面より塵埃をかき上げるとともに、掃除機本体の吸引
力により塵埃を吸引する。

したがって、掃除機本体の吸引力の低下によυ回転ブラ
シの回転も低下し、性能低下していたことが防止でき、
またタービンによる吸引力のロスがなくなるため、性能
の低い掃除機本体でも十分な掃除性能を得ることができ
る。さらにタービンによる騒音の発生がなくなるので静
かな床ノズルが得られる。

また、配線処理の必要がなく、現行の掃除機全部を対象
に使用可能で、じゅうたん掃除性能が大きく向上した床
ノズルが得られる。

発明の効果 このように本発明は回転ブラシの駆動をバッテリー電源
を利用した電動機で行ない、低騒音化。

性能ロスの低減、配線の不用を実現しつつ、掃除機本体
の操作だけで床ノズルの操作もできるようにしたもので
あシ、床ノズルの操作をかがんでする必要がなく、操作
性を非常に向上できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における床ノズルの上本体部
材を外した状態での平面図、第２図は断面図、鏑３図は
斜視図である。 ７・・・・・・床ノズル本体、１１・・・・・・回転ブ
ラシ、１３・・・・・・バッチ！Ｊ−１１４・・・・・
・電動機、２２・・・・・・スイッチ、２３・・・・・
・風量弁。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ＩＩ
　　図 第２図 １！Ｉ私７テシ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）床ノズル本体内にバッテリーと電動機と、この電
   動機により駆動される回転ブラシと、風量弁とを内設し
   、この風量弁によって床ノズル内の風の流れを感知し、
   回転ブラシを駆動するようにした電気掃除機、床ノズル
   。
2. （２）風量弁は吸込室と接続ケースを連通する通気口に
   設けた特許請求の範囲第１項記載の電気掃除機用床ノズ
   ル。