JPS61237861A - 燃料噴射弁の制御装置 - Google Patents

燃料噴射弁の制御装置

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JPS61237861A
JPS61237861A JP60078529A JP7852985A JPS61237861A JP S61237861 A JPS61237861 A JP S61237861A JP 60078529 A JP60078529 A JP 60078529A JP 7852985 A JP7852985 A JP 7852985A JP S61237861 A JPS61237861 A JP S61237861A
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capacitor
voltage
electrostrictive actuator
fuel injection
injection valve
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JP60078529A
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English (en)
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Masahiro Takigawa
滝川 昌宏
Toshihiko Ito
猪頭 敏彦
Yasuyuki Sakakibara
榊原 康行
Kazuhide Watanabe
和英 渡辺
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電歪式アクチュエータを用いたポンプタイプ
の燃料噴射弁により燃量噴射量の制御を行う内燃機関の
燃料噴射弁の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
第9図は、この種の燃料噴射弁の構成を例示する側断面
図であって、第9図において、該燃料噴射弁1は電歪式
アクチュエータ2の伸縮によって作動する。電歪式アク
チュエータ2は電歪効果を有する薄い円盤状の素子を円
柱状に積層したものであり、各々の素子の厚み方向に5
00vを印加すると約0.5μm伸長し、逆に−500
Vを印加すると約0.5μm収縮する。よってこの素子
を100枚積層すればその100倍の伸縮が得られる。
素子としてはチタン酸ジルコン酸鉛を焼結したセラミッ
クを用い、この両面に銀電極を形成して電圧の印加を行
なう。電圧を印加する為にリード線201を用いており
、このリード線はグロメット121を介して噴射弁1の
ケーシングアッパ101を貫通して外部に取り出され、
後述する駆動回路47に接続されている。電歪式アクチ
ュエータ2の伸縮動作はピストン120に直接伝達され
、これを往復動させる。
ピストン120はケーシングアッパ101内のシリンダ
102内を摺動しポンプ室103の容積を拡大及び縮小
してポンプ仕事を行なう、ポンプ室103内には皿バネ
104が設けてあり、電歪式アクチュエータ2の収縮方
向にピストン120を付勢している。
というのは電歪式アクチュエータ2の収縮力は伸長力に
比べて弱いからである。ポンプ室103が拡大する時、
逆止弁105を介して外部の燃料を吸入する。この時の
吸入路106はケーシングアッパ101を構成する壁の
中に設けである。また、逆止弁105はポンプ室103
と噴射弁107とを隔離する為のディスタンスピース1
08内に設けである。
噴射弁107はノズルボディ109とニードル110よ
りなる外開きの単孔ノズルである。ニードル110は皿
バネ111によって噴口112を閉じるように付勢され
ている。しかしポンプ室103が収縮する時ディスタン
スピース108の吐出口119を経て圧送される燃料は
その油圧によってニードル110を押し出し噴口112
を開けて外部に噴射される。
ケーシングアッパ101とディスタンスピース108と
ノズルボディ109とは同径であってその順序に積み重
ねられ、袋状のケーシングロア113によって軸方向に
押圧され固定される。ケーシングロア113のメネジと
ケーシングアッパ101のオネジとはねじ込みによって
結合される。ケーシングロアの下端には孔114があっ
て噴口112が露出している。ケーシングロアには更に
外周にオネジ115が設けてあってこれにより内燃機関
3に固定される。
なお116はOリング、117はノックピン、118は
ケーシングアッパ101に設けた燃料人口である。
噴射弁1の1回当りの噴射量は電歪式アクチュエータ2
のストロークによってきまり、ストロークは印加電圧に
よってきまる。今、印加電圧を一500■から+500
 Vにかえた時に10mg噴射するものとし、−300
Vから+300■にかえた時4mg噴射するものとする
。ここで印加電圧と噴射量がリニアな関係でないのは、
噴射量が電歪式アクチュエータの伸長量だけに依存する
のではなく、ポンプ室内のデッドボリューム、圧力損失
等の無効因子を含んでいるためである。
第1θ図は上記燃料噴射弁を含む内燃機関の全体構成を
概略的に示すもので、第10図において、3は内燃機関
であり、周知のようにシリンダブロック301、ピスト
ン302、点火栓303、吸気弁304、排気弁305
、吸気管306、排気管307等で構成されている。吸
気管306にはその内部にスロットル弁308が、その
管壁309には燃料噴射弁lが設けである。燃料噴射弁
1はスロットル弁308の上流でも下流でもどちらでも
よい。吸気管306はエアクリーナ310を介して大気
と導通しているが、このエアクリーナ310の下流には
空気量センサ51が設けである。
空気量センサ51は多くの種類のものが実用化されてお
り、そのいずれでもよいが、例えば熱線風速計を使い風
速に比例した、すなわち吸入空気量に比例した電圧を出
力とするエアフローメータを使うことにする。熱線風速
計の原理、構造は公知であり説明は省略する。空気量セ
ンサ51の出力は制御回路4に入力される。
燃料噴射弁1にはフィードポンプ7、フィルター8を介
して燃料タンク9より燃料が供給される。
フィードポンプ7は吐出圧が設定値を越えると作動を停
止する形式のごく一般的なものであり、通常はダイアプ
ラム又は電磁式がよく用いられる。
そのいずれでもよく吐出圧は0.5 kg/cm”に設
定される。図示していないが、フィードポンプ7と燃料
噴射弁1との間にはリザーバ又はアキュムレータを設け
るのが有効である。又フィードポンプ7を廃して、燃料
タンク9と燃料噴射弁1とに十分な落差をもたせるか、
さもなくば燃料タンク9内に加圧するかの方法をとるこ
ともできる。
シリンダブロック301にはウォータジャケット311
が設けてあり、その冷却水温度を検出する為の水温セン
サ52が設けである。水温センサ52の信号は制御回路
4へ入力される。更に必要に応じて排気管307には例
えば02センサ53が設けられる。そして該制御回路4
からの出力信号が燃料噴射弁1に供給され電歪式アクチ
ュエータ2が駆動される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで自動車用内燃機関の場合、必要とされる燃料量
の制御範囲は最小量の約50倍までの範囲である。した
がって、駆動周波数によって燃料の計量を行なう燃料噴
射弁を用いて上記の燃料量の制御を行なう場合、その駆
動周波数の最大周波数は最小周波数の約50倍が必要で
ある。
一方、上記の最小周波数は内燃機関の最大回転数におけ
る吸気周波数よりも大きいことが必要であり、例えば4
サイクル内燃機関の最大回転数600Orpmに対して
その最小周波数は50Hz以上となる。よって最小周波
数を50Hzとしたどき、燃料噴射弁の駆動周波数は5
0Hzから2500 Hzの制御範囲が要求される。
ところが、燃料噴射弁は高速応答性のものであっても、
燃料吸入時の応答遅れ等の理由により、安定に動作しう
る安定最大周波数は例えば1000Hz程度までである
。それゆえ、噴射燃料量の制御範囲を充分に広くとれな
いという問題点がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
燃料噴射弁の各駆動サイクル毎に電歪式アクチュエータ
に供給される電荷を放電させるにあたり、該各駆動サイ
クルの初期において所定の電圧になるように制御される
コンデンサによって、その放電電荷量を制御して該電歪
式アクチュエータの伸縮ストロークを可変にするという
着想にもとづいて、上記した駆動周波数範囲を特に増大
させることなく、該燃料噴射弁のダイナミックレンジを
大きく拡大できるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明によれば、電歪式ア
クチュエータの伸縮ストロークに応じて所定量の燃料を
噴射するようにした燃料噴射弁の制御装置であって、該
電歪式アクチュエータを充電するために直流電源と該電
歪式アクチュエータとの間に直列に設けられた第1の電
流制限素子(例えば第1のコイル)および第1のスイッ
チング素子(例えば第1のサイリスク)と、該電歪式ア
クチュエータの電荷の一部を抜くためのコンデンサと、
該電歪式アクチュエータと該コンデンサとの間に直列に
設けられた第2の電流制限素子(例えば第2のコイル)
および第2のスイッチング素子(例えば第2のサイリス
タ)と、該コンデンサの電圧を制御する回路とからなり
、該コンデンサの電圧を制御することにより該電歪式ア
クチュエータの伸縮ストロークを可変にした、燃料噴射
弁の制御装置が提供される。
〔作 用〕
上記構成によれば、燃料噴射弁の各駆動サイクル毎に、
該第1の電流制限素子および該第1のスイッチング素子
を介して該直流電源から該電歪式アクチュエータに所定
量の電荷が供給され、次いで該第2の電流制限素子およ
び該第2のスイッチング素子を介して該電歪式アクチュ
エータの電荷が該コンデンサに放電され、その際該各駆
動サイクル毎に該コンデンサの初期電圧を所定の値にな
るように制御することによって、該放電電荷量が制御さ
れ、その結果該電歪式アクチェエータの伸縮ストローク
が自由に制御される。
〔実施例〕
第1図は本発明にかかる制御装置における電歪式アクチ
ュエータの駆動回路47の1実施例を示している。第1
図中、475は電歪式アクチュエータ2を充電するため
の高電圧電源、476は前記電源475に並列に接続さ
れた大容量のコンデンサで電歪式アクチェエータ2を駆
動する際に必要な過渡的な大電流を供給する。471は
第1サイリスクでそのゲート入力には後述のトリガ発生
回路43より第1トリガ信号が供給される。473はイ
ンダクタンスを有する第1のコイルである。コンデンサ
476、第1サイリスタ4711第1コイル473、電
歪式アクチェエータ2は各々直列に接続されている。4
74は第2コイルであり、472は第2サイリスクで、
そのゲート入力にはトリガ発生回路43から第2トリガ
信号が供給される。477は電歪式アクチュエータ2の
電荷を所定の量だけ抜きとるためのコンデンサで、その
静電容量は電歪式アクチュエータ2の約3倍にしである
。電歪式アクチュエータ2、第2コイル474、第2サ
イリスタ472、コンデンサ477もまた各々直列に接
続されている。482はコンデンサ477の電圧を制御
するためのトランジスタで、電流制限用抵抗483を介
してコレクタがコンデンサ477の高圧側に接続されて
いる。480はオペアンプでその出力は抵抗481を介
してトランジスタ482のベースに接続されている。オ
ペアンプ480の非反転入力側には抵抗478.479
により分圧されたコンデンサ477の電圧が供給されて
いる。オペアンプ480の反転入力側には基準電圧V、
が入力端子484を通して供給される。
第2図はトリガ信号発生回路の1実施例を示すもので、
該トリガ発生回路43には駆動信号が入力端子431か
ら入力されており、駆動信号の立上りで第1ワンシヨツ
トマルチ432がトリ力゛され、その百出力にコンデン
サ433抵抗434で決まるノスルス幅(約30 、u
sec)の“O”レベルの信号が出力される。この信号
は抵抗435.436を介してトランジスタ437のベ
ースに接続されている。トランジスタ437のエミッタ
は電源に接続されており、コレクタはパルストランス4
38の1次側に接続されている。第1ワンシヨツトマル
チ432の百出力が“0”レベルのときトランジスタ4
37が導通しパルストランス438の1次側に電流が流
れ2次側に信号が発生する。この信号はダイオード43
9抵抗440を介して第1サイリスタ471のゲート入
力に接続される。抵抗441コンデンサ442はノイズ
防止用である。次に駆動信号の立下りに同期して第2ワ
ンシヨツトマルチ443がトリガされ同様な回路により
第2サイリスタ472のゲート入力に第2トリガ信号が
供給される。
次に上記駆動回路47の作動について説明する。
第1図において、駆動信号は後述の制御回路より接続さ
れるが、ここではパルス幅300μsecの周波数fな
るパルスとしておく、該駆動信号の立上りで、前述のト
リガ発生回路43より第1サイリスタ471をトリガす
るための第1トリガ信号が発生する。このため第1サイ
リスタ471は導通し、コンデンサ476、第1サイリ
スタ471、第1コイル473、電歪式アクチェエータ
2から成る直列共振回路が形成され、コンデンサ476
から電歪式アクチェエータ2へ電荷が供給され、電歪式
アクチェエータ2の端子電圧は電源電圧の約1.5倍と
なる。このため電歪式アクチュエータ2は伸長し、第9
図のピストン120の面積×伸長量の燃料を噴口112
より噴射する。電歪式アクチュエータ2への充電が終わ
ると第1サイリスタ471は自動的に転流し非導通とな
る。所定の時間(300μ5ec)後、トリガ発生回路
43より第2トリガ信号が発生し第2サイリスタ472
を導通させる。このため電歪式アクチュエータ2、第2
コイル474、第2サイリスタ472、コンデンサ47
7から成る直列共振回路が形成される。そして、回路に
正弦波状の電流が流れ、電歪式アクチュエータ2の電荷
はコンデンサ477へ移動するため、電歪式アクチュエ
ータ2の端子電圧は下がり、電歪式アクチュエータ2は
収縮する。したがって、チェック弁105を介してポン
プ室に燃料が補充され次の噴射に備える。
ここで、本発明の特徴であるのは、コンデンサ477の
初期電圧を制御している点である。以下この作動につい
て詳述する(第4図参照)、いま仮に第2サイリスタ4
72が導通した際、コンデンサ477の電圧がOvであ
れば、従来の電歪式アクチュエータ駆動回路と同様とな
り、電歪式アクチュエータ2の電圧低下幅は最大となり
、負電圧まで振れ、コンデンサ477の電圧は高くなる
。この時電歪式アクチュエータ2の収縮量は最大である
このままであると、次回には第2サイリスタ472が導
通しても、電歪式アクチュエータ2からコンデンサ47
7へ電荷の移動は少なくなってしまうため収縮量が減っ
てしまう0次回までにコンデンサ477の電荷をトラン
ジスタ482をONさせることにより抜いてしまえば、
毎回電歪式アクチュエータ2の収縮量は最大となる(第
4図左半分参照)。
電歪式アクチュエータ2へ充電する過程は毎回変わらな
いから伸長時の電歪式アクチュエータ2の長さは同じで
あるとすると、電歪式アクチュエータ2の伸縮ストロー
クは収縮量で決まると考えてよい、先の例ではコンデン
サ477の電圧をovにした場合であったが、コンデン
サ477の初期電圧を高くしていくと、第2サイリスタ
472が導通したときに電歪式アクチュエータ2からコ
ンデンサ477への電荷の移動量が少なくなるため電歪
式アクチュエータ2の収縮量は減少し、したがって伸縮
ストロークも減少する(第4図右手分参照)。
コンデンサ477の初期電圧は抵抗483を介してトラ
ンジスタ482を導通させることによって制御する。
また、第1図において、電歪式アクチュエータ2の電圧
を抵抗478.479により例えば1/100に分圧し
オペアンプ480の非反転入力に接続する。オペアンプ
480の反転入力には基準電圧vlが供給される。コン
デンサ477の電圧が基準電圧■8×100よりも高い
とオペアンプ480の出力は高くなり抵抗481を介し
てトランジスタ482を導通させ抵抗483を通してコ
ンデンサ477の電荷を抜き電圧を下げる。コンデンサ
477の電圧がV、X100よりも低くなるとオペアン
プ480の出力は低くなりトランジスタ482は非導通
となるためコンデンサ477の電圧はそれ以下には下が
らない。したがってコンデンサ477の電圧は常にV、
X100になるように制御される=抵抗483の値はコ
ンデンサ477の静電容量(約1.5μF)と、駆動信
号の最大周波数(500Hz)とから決定され、次のサ
イクルまでにコンデンサ477の電圧制御が完了するだ
けの時定数となるように設定され例えば200Ωとされ
る。以上の作動より、Vlを可変することにより、コン
デンサ477の初期電圧を変えることができ、したがっ
て、電歪式アクチュエータ2の収縮量すなわち伸縮スト
ロークを制御することができる。
なお、第3図は、第1図に示される駆動回路47の変形
例を示すもので、この駆動回路47′においては、第1
図に示される第1コイル473と第2コイル474の代
りにこれら2つのコイルを兼用するものとして共用のコ
イル473′が設けられているが、その動作は第1図の
回路と同様である。
また第1図および第3図に示される各駆動回路において
、第1サイリスタ471、第2サイリスタ472の代り
にそれぞれトランジスタ、FET、GTOなどを用いう
ろこと、およびトランジスタ482の代りにFET、G
TOなどを用いうろことは明らかである。
次に上記基準電圧vRに対する噴射量の特性を第5図に
示す。■ヨが0■のとき伸縮ストロークは最大であるた
め噴射量も最大となり、■、を高くしていくに従い噴射
量は減少していく0以上のことから、電源電圧は一定で
あっても基準電圧V、を変えることによりなめらかに精
度良く一回あたりの噴射量を可変でき、インジェクタの
ダイナミックレンジを飛躍的に拡大す、ることができる
次に第6図に具体的な制御の一例を示す。電歪式アクチ
ュエータの高速応答性を生かすため、アイドル時の最小
噴射量においても50Hzで駆動し、最高周波数は電源
容量、チェック弁の応答などの制約から500 Hzと
すると、駆動周波数のダイナミックレンジは10倍しか
とれない、エンジン側の要求を最小10cc/a+in
から最大500 cc/a+inと50倍のダイナミッ
クレンジとすると、このままでは実現できない。先に説
明した駆動回路で、基準電圧vRをかえることにより5
倍のダイナミックレンジを確保できればトータル50倍
の要求に答えることができる。第6図は、最大噴射量5
00 cc/lll1nにおいて駆動周波数500 H
z 、 v。
=OVとし、最小噴射量10cc/a+inのとき駆動
周波数50Hz 、Vm =4Vとすれば、50倍のダ
イナミックレンジをカバーできることを示している。最
大噴射量と最小噴射量の中間は、なめらかにつながるよ
うに駆動周波数および基準電圧Vえを変えていくように
されている。
上記の制御を行う演算制御回路41の構成を第7図に示
す。51は空気量センサで、公知のベーンタイプあるい
は熱線を用いたもので、エンジンの吸入空気量を計測す
る。52はエンジンに装着され、冷却水温を計測する水
温センサである。
411は入力インターフェースで、空気量センサ51お
よび水温センサ52の出力をAD変換しパスライン41
5へ送出する。412は演算制御を行うCPU、413
はプログラムおよび各種データが格納されたROM、4
14はRAMである。416は出力インターフェースで
、CPUの演算した駆動周波数に対応したデジタル値が
ロードされ該駆動周波数の信号を作成する。417はワ
ンシッットマルチで前記信号に同期した一定パルス幅の
駆動信号を発生する。パルス幅はコンデンサ418、抵
抗419の時定数で決定され300 μsecとしであ
る。
420はDA変換回路で、CPUの演算した基準電圧■
1に対応したデジタル値をアナログ電圧に変換し駆動回
路47に出力する。
上記構成の作動について、第8図に示されるフローチャ
ートを用いて説明する。燃料噴射量の制御ルーチンは、
最低駆動周波数である50H2の割込み信号により起動
される(ステップ801)。まず入力インターフェース
411より吸入空気量Qをよみこむ(ステップ802)
。この吸入空気量から所定の空燃比となる基本噴射量q
!I^3区を演算する(ステップ803)。次に入力イ
ンターフェース411より水温をよみこみ(ステップ8
04)、予めROMに記憶しておいた水温に応じた増量
マツプデータから増量係数Kを求める(ステ・ノブ80
5)。そして最終的な噴射量QFIN =KX(1mA
sgを演算する(ステップ806)。q FINが求ま
ったら第6図に基づきROMに記憶しておいた駆動周波
数マツプおよび基準電圧マツプをひき、駆動周波数rと
基準電圧■5を求める(ステップ807 、808)。
最後に駆動周波数のデータを出力インターフェース41
6へ、基準電圧データをDA変換回路420へ出力して
リターンする(ステップ809乃至811)。以後は前
述のハードウェアにより駆動信号、基準電圧■、が作成
され所定の噴射を行なう。
〔発明の効果〕
以上のように本発明にかかる制御装置によれば、一定の
電源電圧であっても、電歪式アクチュエータの伸縮スト
ロークを自由自在に電気的に応答性良く制御できるため
、燃料噴射弁のダイナミックレンジを大きく拡大できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる燃料噴射弁制御装置における電
歪式アクチュエータ駆動回路の一実施例を示す回路図、 第2図は、同じく燃料噴射弁制御装置におけるトリガ信
号発生回路の一実施例を示す回路図、第3図は、第1図
に示される駆動回路の変形例を示す回路図、 第4図は、第1図に示される駆動回路の動作を説明する
ためのタイミング図、 第5図は、第1図に示される駆動回路を用いた場合の基
準電圧と燃料噴射弁の噴射量との関係を示す図、 第6図は第1図に示される駆動回路を用いて燃料噴射弁
を駆動した場合の駆動周波数と噴射量との関係を示す図
、 第7図は、同じく上記燃料噴射弁制御装置における駆動
信号と基準電圧とを演算発生する回路の1実施例を示す
ブロック図、 第8図は、上記駆動信号の周波数と基準電圧との演算手
順をフローチャートにより示す図、第9図は、本発明に
よって制御される燃料噴射弁の構成を例示する断面図で
ある。 第10図は、本発明によって制御される燃料噴射弁を含
む内燃機関の全体構成を概略的に示す図である。 (符号の説明) 1:燃料噴射弁、 2:電歪式アクチュエータ、 3:内燃機関、 4:制御回路、 41:演算制御回路、 43:トリガ信号発生回路、 47:アクチュエータ駆動回路、 471:第1のスイッチング素子、 472:第2のスイッチング素子。 第2図 43・・・トリが信号発生回路 432.443・・・ワンショットマルチバイブレータ
コ 基準電圧(V) 第5図 駆動周波数0セ) 第6図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電歪式アクチュエータの伸縮ストロークに応じて所
    定量の燃料を噴射するようにした燃料噴射弁の制御装置
    であって、該電歪式アクチュエータを充電するために直
    流電源と該電歪式アクチュエータとの間に直列に設けら
    れた第1の電流制限素子および第1のスイッチング素子
    と、該電歪式アクチュエータの電荷の一部を抜くための
    コンデンサと、該電歪式アクチュエータと該コンデンサ
    との間に直列に設けられた第2の電流制限素子および第
    2のスイッチング素子と、該コンデンサの電圧を制御す
    る回路とからなり、該コンデンサの電圧を制御すること
    により該電歪式アクチュエータの伸縮ストロークを可変
    としたことを特徴とする燃料噴射弁の制御装置。
  2. 2.該コンデンサの電圧を制御する回路には該コンデン
    サの電圧が所定の電圧に低下するまで該コンデンサに蓄
    えられた電荷を放出させるためのトランジスタ素子が設
    けられている、特許請求の範囲第1項記載の燃料噴射弁
    の制御装置。
  3. 3.該コンデンサの電圧を制御する回路には外部から基
    準電圧が入力され、該コンデンサの電圧を該基準電圧に
    対応した電圧まで低下させるようにした、特許請求の範
    囲第1項記載の燃料噴射弁の制御装置。
  4. 4.該電歪式アクチュエータの駆動が、その駆動周波数
    と該コンデンサの電圧を制御する回路に入力される該基
    準電圧とにより制御される、特許請求の範囲第3項に記
    載の燃料噴射弁の制御装置。
  5. 5.該第1のスイッチング素子と該第2のスイッチング
    素子とにはそれぞれ所定周波数の駆動信号の立上り時お
    よび立下り時に発生する各トリガ信号が入力される、特
    許請求の範囲第4項記載の燃料噴射弁の制御装置。
  6. 6.燃料の噴射量に応じて該駆動周波数と該基準電圧と
    が同時に制御される、特許請求の範囲第4項記載の燃料
    噴射弁の制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002500720A (ja) * 1998-03-25 2002-01-08 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電磁的負荷の制御方法および制御装置
JP2003506625A (ja) * 1999-08-05 2003-02-18 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 燃料噴射弁を用いて燃料を調量する方法
JP2014518346A (ja) * 2011-06-24 2014-07-28 ワイドリンガー アソシエイツ,インコーポレーテッド 可変流量制御を伴う直接作動式圧電燃料インジェクタ

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