JPS6123480Y2 - - Google Patents

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JPS6123480Y2
JPS6123480Y2 JP1981001620U JP162081U JPS6123480Y2 JP S6123480 Y2 JPS6123480 Y2 JP S6123480Y2 JP 1981001620 U JP1981001620 U JP 1981001620U JP 162081 U JP162081 U JP 162081U JP S6123480 Y2 JPS6123480 Y2 JP S6123480Y2
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container
vehicle
plate
pot
holding plate
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JP1981001620U
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JPS57114737U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車等の車両に用いて好適な引
出し式のコツプ立てに関する。
従来の自動車用のコツプ立てとしては、例えば
米国特許第3606112号がある。この米国特許のコ
ツプ立ては、第1図に示すように、自動車のイン
ストルメントパネル1の一部に水平方向引出し可
能にテーブル2が装着されており、このテーブル
2にコツプ等の容器が挿通可能な貫通穴3,3が
形成され、この貫通穴3の下方にはそれぞれコの
字形の帯状支持部材4が上向きに固着されて、貫
通穴3に挿通されたコツプ5等の容器を保持でき
るように構成されていた。
しかしながら、上記のごとく引出し可能に構成
されたコツプ立てにおいては、コツプを支持する
支持部材4の深さを深くするほど挿入されたコツ
プ5を安定に保持することができるが、支持部材
4の深さが深いとテーブル2全体の高さ(厚み)
が大きくなつて、インストルメントパネル1内に
収納できなくなり、この特許のようにぶらさげる
ことになる。また、テーブル2をインストルメン
トパネル1内に収納できるようにするため、支持
部材4の深さを浅くすると、車両走行中における
コツプ5の支持が不安定になつてしまうという問
題点があつた。
この考案は上記のような問題点に着目してなさ
れたもので、上下各1枚のプレート状部材に形成
され、車両前方向端部において車両後方向部が拡
開可能なるように支持された前記プレート状部材
を、車体に設けられた取付用パネルに車両の前後
方向で且つ水平方向に移動可能に装着し、前記取
付用パネル内に収納された際には重合され、前記
取付用パネルより車両後方向に引出された時に
は、前記プレート状部材の上側の部材又は下側の
部材のいずれか一方を回転又は平行移動により、
上下に離間するようにし、前記上側の部材にはコ
ツプ等の容器が挿通可能な貫通穴を少なくとも一
つを設け、前記下側の部材には前記容器の底部を
支持可能な容器支持部を設けることによつて、前
記プレート状部材収納時(不使用時)には全体の
厚みが薄くなつて極めてコンパクトにインストル
メントパネル等の取付用パネル内に収納できると
ともに、前記プレート状部材を引出した使用状態
では下側の部材の容器支持部が上側の部材の貫通
穴からなり離れて深くなり、安定してコツプを保
持できるようにした車両用コツプ立てを提供する
ことを目的とする。
以下図面に基づいて本考案を説明する。
第2図は本考案の第一の実施例を示し、6はイ
ンストルメントパネル等の取付用パネル1内に水
平に配設され、固定される収納ケースで、この収
納ケース6の両側壁6aの内面には、スライドス
プリング7がリベツト等によりそれぞれ固着され
る。このスライドスプリング7は、テーパ状のス
ライド案内面7aを有するスライダ7bと、この
スライダ7bとの間に後述の上側の部材たるテー
ブル8の端部を挾持するスプリング7cとからな
る。上側の部材たるテーブル8は上記収納ケース
6内に水平方向引出し可能に装着されるように、
両側部に上記スライダ7bの案内面7aと当接可
能なテーパ状のスライド面8a,8aが形成さ
れ、テーブル8は上記スライドスプリング7によ
つて両側部を保持されて摺動できるように構成さ
れているとともに、上記スライド面8aの後端に
は上記スライダ7bと当接してテーブル8の抜け
止めをするストツパ8bが設けられている。又、
上記テーブル8にはコツプ等の容器が挿通可能な
貫通穴3,3が形成されている。
次に、9は上記テーブル8の下面に回転自在に
装着される下側の部材たる保持プレートで、この
保持プレート9には上記テーブル8の貫通穴3,
3に対応して半楕円形の切欠き9a,9aが形成
され、また、後端には下方へ傾斜した傾斜辺部9
bが形成され、この傾斜辺部9bの基部にヒンジ
ピン10,10が取り付けられており、このヒン
ジピン10,10が上記テーブル8の下面後端に
設けられた軸受部11,11に枢支され、保持プ
レート9はこのヒンジピン10,10を中心にし
て上下方向に回転できるようになつている。ま
た、保持プレート9の上面前端には複数個の軸受
部12が設けられており、この軸受部12には、
上記切欠き9a,9aに係合可能な容器支持部1
3a,13aを有する容器支持部材13がヒンジ
ピン14により回転可能に取り付けられる。そし
て、この容器支持部材13は上記ヒンジピン14
の両脇の肩部13bが上記保持プレート9の軸受
部12の両脇のプレート上面9cに当接すること
により回転位置規制がなされる。
更に、上記容器支持部材13の前端縁には取手
15が設けられている。また、上記テーブル8の
下面の上記貫通穴3縁部には下方へ突出した係止
爪16,16が設けられ、かつこの係止爪16,
16に対応して上記保持プレート9の切欠き9a
の縁部には係合凹部17,17が形成されてお
り、保持プレート9を上方に回転させたときに、
この係合凹部17が上記係止爪16に係合され
て、保持プレート9がテーブル8の下面に係止さ
れるように構成されている。
次に上記のごとく構成されたコツプ立ての作用
を第3図および第4図を用いて説明する。
第3図はコツプ立てすなわちテーブル8を収納
ケース6内に収納した状態を示し、保持プレート
9は係止爪16によつてテーブル8の下面に係止
されている。この状態から、取手15に手を引つ
掛けてテーブル8を水平方向に引き出し、次に取
手15を下方へ引つ張つて係止爪16から保持プ
レート9を外してやると、第4図に示すように、
保持プレート9がヒンジピン10を中心に下方へ
回転して、後端の傾斜辺部9bがテーブル8の下
面に当接してそれ以上回転できなくなる。そし
て、取手15から手を離すと、容器支持部材13
が自重によつて保持プレート9と逆方向に回転
し、肩部13bが保持プレート9のプレート上面
9cに当接して略水平姿勢となつて止まる。この
状態で、第4図のごとく、テーブル8の貫通穴3
よりコツプ5を挿入すると、コツプ5は容器支持
部13aに当接して支持されるとともに、貫通穴
3の周縁部に囲繞されて倒れにくくなる。
一方、上記コツプ立てを収納する場合には、上
記とは逆に取手15をつかんで保持プレート9を
持ち上げて回転させ、係止爪16に係合させてテ
ーブル8の下面に保持プレート9を接合、係止さ
せ、全体を薄くしてから、収納ケース6内に押し
込んでやればよい。
第5図は本考案の第2の実施例を示すもので、
保持プレート9の端部すなわちテーブル8の貫通
穴3の真下に容器支持部18を一体に形成したも
ので、保持プレート9が図のように下方へ回転し
て所定の角度傾斜した状態で容器支持部18が水
平姿勢になるように、容器支持部18と保持プレ
ート9との角度を設定してある。他の構成および
コツプ立ての作用は上記実施例と略同様である。
第6図乃至第8図は本考案の第3の実施例で、
20は、インストルメントパネル等の取付用パネ
ル1内に水平に配設され、固定される収納ケース
で、灰皿のケースカバーでもよい。22は上側の
部材で、この上側の部材22の下面に下側の部材
24が配される。上記上側の部材22は、下側の
部材24に形成された雌ねじ26に螺合可能なビ
ス28の挿脱自在な貫通孔30を有する固定部3
2と、コツプ等の容器が挿通可能な貫通穴34,
34を少なくとも1個有する保持部36と、上記
固定部32および保持部36に薄肉ヒンジ38,
39を介して連結された連結部40とよりなる。
下側の部材24は、収納ケース20の両側壁20
aの凹部21に係止可能なストツパー42が下面
に突設され、コツプ等の容器の底部を支持する容
器支持部44が上面に刻設されている。46は、
下側の部材24上面の容器支持部44周りに突設
された係止部で、この係止部46は、上端が上側
の部材22の下面に、また下端が容器支持部44
周りに夫々圧接されたスプリング48の下端を支
持する。50は一端が上側の部材22の保持部3
6にビス52で螺結され、他端が、下側の部材2
4の側面の溝54に摺動自在に支持されたストツ
パーアーム、56は下側の部材24の前端に設け
られた取手である。
次に作用を説明する。
第7図の状態は、取付用パネル1内に上側、下
側の部材22,24を収納した状態で、スプリン
グ48は圧縮され、両部材22,24は重合した
状態で収納ケース20によつて確実に保持されて
いる。次に、第8図に示すように取手56をもつ
て引き出すと、スプリング48が伸張して上側の
部材22の保持部36を上方にもち上げ、貫通穴
34と下側の部材24とを上下に離間することに
なる。このとき、保持部36が上がりすぎないた
めに、ストツパーアーム50が一定量の所で上昇
を停止させる。
第9図は前記スプリング48の代りに、上側の
部材22の固定部32と、連結部40との薄肉ヒ
ンジ38の上面に板ばね60を設けた例である。
以上説明したごとくこの考案は、上下各1枚の
プレート状部材に形成され、車両前方向端部にお
いて車両後方向部が拡開可能なるように支持され
た前記プレート状部材を、車体に設けられた取付
用パネルに車両の前後方向で且つ水平方向に移動
可能に装着し、前記取付用パネル内に収納された
際には重合され、前記取付用パネルより車両後方
向に引出された時には、前記プレート状部材の上
側の部材又は下側の部材のいずれか一方を回転又
は平行移動により、上下に離間するようにし、前
記上側の部材にはコツプ等の容器が挿通可能な貫
通穴を少なくとも一つを設け、前記下側の部材に
は前記容器の底部を支持可能な容器支持部を設け
て構成したので、収納時(不使用時)には全体の
厚みが薄くなつて極めてコンパクトにインストル
メントパネル等の取付用パネル内に収納できるの
で、ていさいもよくじやまにならないとともに、
プレート状部材を引き出した使用状態では、下側
の部材の容器支持部が上側の部材からかなり離れ
て深くなるため、コツプ等の容器を極めて安定に
保持することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用コツプ立ての一例を示す
斜視図、第2図は本考案に係る車両用コツプ立て
の一実施例を示す分解斜視図、第3図はその作用
を示す収納状態の断面側面図、第4図は同じくそ
の引出し状態の断面側面図、第5図は本考案の第
2の実施例を示す断面側面図、第6図は本考案の
第3の実施例を示す分解斜視図、第7図はその作
用を示す収納状態の断面側面図、第8図は同じく
その作用を示す引出し状態の断面側面図、第9図
は本考案の第4の実施例を示す引出し状態の断面
側面図である。 1……取付用パネル(インストルメントパネ
ル)、3,34……貫通穴、5……容器(コツ
プ)、8,22……上側の部材、9,24……下
側の部材、13a,18,44……容器支持部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下各1枚のプレート状部材に形成され、車両
    前方向端部において車両後方向部が拡開可能なる
    ように支持された前記プレート状部材を、車体に
    設けられた取付用パネルに車両の前後方向で且つ
    水平方向に移動可能に装着し、前記取付用パネル
    内に収納された際には重合され、前記取付用パネ
    ルより車両後方向に引出された時には、前記プレ
    ート状部材の上側の部材又は下側の部材のいずれ
    か一方を回転又は平行移動により、上下に離間す
    るようにし、前記上側の部材にはコツプ等の容器
    が挿通可能な貫通穴を少なくとも一つを設け、前
    記下側の部材には前記容器の底部を支持可能な容
    器支持部を設けたことを特徴とする車両用コツプ
    立て。
JP1981001620U 1981-01-09 1981-01-09 Expired JPS6123480Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981001620U JPS6123480Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1981001620U JPS6123480Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

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Publication Number Publication Date
JPS57114737U JPS57114737U (ja) 1982-07-16
JPS6123480Y2 true JPS6123480Y2 (ja) 1986-07-14

Family

ID=29800063

Family Applications (1)

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JP1981001620U Expired JPS6123480Y2 (ja) 1981-01-09 1981-01-09

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JPH0511078Y2 (ja) * 1986-11-06 1993-03-18
JPH0530520Y2 (ja) * 1987-01-28 1993-08-04
JPH0525958Y2 (ja) * 1987-03-03 1993-06-30
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