JPS61233083A - 石炭ガス化複合発電装置 - Google Patents

石炭ガス化複合発電装置

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JPS61233083A
JPS61233083A JP7278585A JP7278585A JPS61233083A JP S61233083 A JPS61233083 A JP S61233083A JP 7278585 A JP7278585 A JP 7278585A JP 7278585 A JP7278585 A JP 7278585A JP S61233083 A JPS61233083 A JP S61233083A
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JP
Japan
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gas
line
pressure
coal
sent
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JP7278585A
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Masamichi Kashiwazaki
柏崎 正道
Yoshitaka Koga
古閑 義孝
Toshio Haneda
羽田 壽夫
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は石炭ガス化炉で生成される可燃性ガスをガスタ
ービンに送る石炭ガス化複合発電装置に関し、特に該装
置における石炭ガス化炉の合目的な起動手段及びガス化
炉と耐圧容器の安全を確保できる石炭ガス化複合発電装
置に関する。
(従来の技術) 従来の石炭ガス化複合装置の構成及びその起動システム
の例を第2図に示す。
この従来のガス化炉1は圧力容器の内側に100〜15
0霞以上の耐火断熱材を設け、上部をガス化部、下部を
冷却部とし、冷却部にはラディアントクーラ2が設けら
れている。ガス化炉1の上部には、石炭3、酸素又は空
気のようなガス化剤4及び起動用燃料5の投入口が設け
られ、下部には生成ガス出口6及びスラグ出ロアが設け
られている。
ガス出口6を出たガスは熱交換器8で熱交換され、脱塵
装置?、HI3の脱硫装置10を経てガスタービン11
に送られ発電される。12はガスタービン11に送給さ
れない起動時のガスを燃焼させるフレアスタックである
上記のような石炭ガス化複合装置のガス化炉1は、厚い
耐火断熱材で内張シされているので、ウオーミングに長
時間が必要で、かつ起動用燃料5の使用量が増えるとい
う欠点をもっている。
また更に、起動時には熱交換器8中の過熱器には水蒸気
が流通していないため熱交換器8人ロガス温度を低く保
たないといけないが、ラディアントクーラ2のみでは冷
却不足であるため水を注入して冷却を行う必要がある場
合さえある。このような水注入による冷却は不経済であ
るばかシでなく、後流側でのドレンによるトラブルを惹
起させるおそれがある。
更に上記のような1段噴流床方式の場合には、起動用燃
料から石炭への切換え、更にガス化に移行するまでに長
時間を要するという欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、短かい起動時間、起動用燃料から発生するガ
スの確実なパージ手段を可能とし、しかも、ガスタービ
ン燃焼の確実性の維持、ガス化炉及び圧力容器の安全を
確保などを同時に満足させることができる石炭ガス化複
合発電装置を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は圧力容器内に配置された石炭ガス化
炉で生成された可燃ガスを脱塵手段、脱硫手段を介して
ガスタービンに送る石炭ガス化複合発電装置において、
前記石炭ガス化炉に起動用燃料供給手段を設け、前記脱
塵手段と脱硫手段との間の管路からガスを分岐抽出して
フレアスタックに導くバイパスラインと前記圧力容器内
に導くパージラインとを設け、前記圧力容器内のガスを
前記フレアスタックに導く排出ラインを設け、前記脱硫
手段と前記ガスターピ/との間の管路からガスを分岐抽
出して前記フレアスタックに導く燃焼用ラインとコンプ
レッサとアキュムレータとを介して前記圧力容器内ニ導
く差圧コントロール用ラインとを設けたことを特徴とす
る石炭ガス化複合装置である。
以下、本発明の石炭ガス化複合発電装置の一実施態様を
第1図に従って詳述する。
圧力容器1内に、全体を比較的薄い(約50霞以下)水
冷壁2で囲まれ、燃料を燃焼させて高温の雰囲気を形成
するコンパスタ5、このコンパスタ3の上部に位置して
コンパスタ3と連通し燃料を乾留・熱分解させると共に
前記コンパスタ3からの高温ガスと燃料とを混合するデ
ィフューザ4及びこのディフューザ4の上部に位置して
ディフューザ4と連通し吸熱のガス化反応を行わせて前
記ディフューザ4からの炭素粒をガス化させるレダクタ
5からなるガス化炉6が挿入されている。ガス化炉6内
上部には下から順に煙道蒸発器7、過熱器8及び節炭器
9よシなる熱交換器群が内設され、ガス化炉6の下部に
は灰ホッパ10が設けられている。
・ガス化炉6から発生したガスは熱交換器群と熱交換し
て、脱塵手段11、脱硫(迅S脱硫)手段12を経てガ
スタービン13に供給され、コンパスタ3よシ排出され
る灰は灰ホッパ10を経て水冷され、水冷スラグとして
系外に排出される。
ガス化炉6は、上述したように1コ/バスタ3、ディフ
ューザ4、レダクタ5よシ構成され、燃料は一部はコン
パスタ3に投入され、残シはディフューザ4に投入され
る2段噴流床方式である。
圧力容器1とガス化炉60間の空間14には、発生ガス
を精製した精製ガスが差圧コントロール用ツイン15、
コンプレッサ16、アキュムレータ17、調節弁18を
通して注入され、この間の空間の圧力を制御しうるよう
になっている。
又、ガス化炉6のコンパスタ5には石炭19、空気又は
酸素のようなガス化剤20及び油系又はガス系の起動用
燃料21が投入されるようになっている。セして又石炭
19の一部はディフューザ4にも投入されるようになっ
ている。
以下、本発明装置の起動方法について説明する。
ガス化炉6の起動時には、起動用燃料21がコンパスタ
5に投入され、比較的低いO,の状態で燃焼が行われ、
この燃焼ガスによってガス化炉6のウオーミングが行わ
れる。ウオーミングに使用された排ガスは、炉6上部よ
シ脱塵手段11を経た後、脱塵手段11と脱硫手段12
と間の管路から分岐している起動用バージライン22を
経て耐圧容器1とガス化炉6との間の空間144C導入
される。起動用パージライン22を脱塵手段11と脱硫
手段12の間の管路から分岐させたのは下記の理由によ
る。すなわち起動時の排ガス中はH,Bは殆んど含まれ
ずSO工が大部分であるが、これをH,Sの脱硫手段1
2に供給すると、そこに充填されている触媒が劣化する
可能性があるばかシでなく、脱硫手段12を通過するこ
とによるガス圧の圧力低下が引き起こされるので、脱硫
手段12へ通す前に分岐させるのが合目的であるからで
ある(脱塵手段11を経なければ、空間14に塵がもち
こまれるので当然脱塵手段11を経なければまらない)
起動用パージライン22よシ空間14に送られてくる排
ガスは、残存0.濃度が十分低くしであるので、この排
ガスは享実上イナートガスと変らない。空間14に送る
以外の排ガスは起動時のバイパスライン22′を通って
フレアスタック24に送られる。
このガスによって、圧力容器1とガス化炉6との間の空
間14のバージを行い、この空間14をイナート化する
。その排ガスは起動時のバージライン23を経てフレア
スタック24から大気に放出される。ライン23中には
安全弁25が設けられ、空間14内の圧力を調節するよ
うにしている。
ガス化炉6の温度が十分高くなった後、ガス化炉6に石
炭190投入が開始される。最初コンパスタ3へ石炭1
9が投入され燃焼が行われると同時に起動用燃料21を
徐々に減する。起動用燃料21の供給が停止される頃に
、ディフューザ4への石炭19の投入が行われ、ガス化
が開始されゐ。
ガス開始初期の発熱量の低いガスは、脱塵手段11、脱
硫バイパスライン26を経てフレアスタック24で焼却
されるか、あるいは脱硫手段12を通過後、生成ガス焼
却ライン26を経てフレアスタック24に導かれる。ガ
ス化開始後は、起動用パージライン22.25は閉鎖す
る。
ガス化が進み、十分彦発熱量のガスが得られるようにな
れば、遮断弁27、調整弁28を開き、ガスタービン1
3の燃焼器に送られる。同時に生成ガス焼却ライン26
は閉鎖され、差圧コントロール用ライン15が開となシ
、コンプレッサ16、アキュムレータ17、調節弁18
 。
を通して精製ガスの一部が空間14に注入さへ空間14
の圧力が制御される。なお空間14にはバックアップ用
N−がライン29から供給できるようになっている。
またガス化炉本体6の出口には、第1図に示すように直
接過熱器8は設置しないで、強制循環方式の煙道蒸発器
7を配置するようにすると、この部分によシ十分な熱吸
収が行われるので、後流の過熱器8の入口ガス温度を適
正な温度まで冷却でき、このため起動用燃料21使用時
においても過熱器8のメタルは十分に保護することが可
能であシ、従来装置におけるような注水による冷却は不
要になる。
更に第1図に示すように圧力容器1の上部には圧力調整
用安全弁25が設けられているので、圧力容器1の保護
を完全にすることができる。
なお装置の消化停止時には基本的には上述した起動時と
逆の手順によシ安全に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の石炭ガス化複合装置の一実施態様を示
す図、第2図は従来の同種装置を示す図である。 復代理人  内 1)  明 復代理人  萩 原 亮 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 圧力容器内に配置された石炭ガス化炉で生成された可燃
    ガスを脱塵手段、脱硫手段を介してガスタービンに送る
    石炭ガス化複合発電装置において、前記石炭ガス化炉に
    起動用燃料供給手段を設け、前記脱塵手段と脱硫手段と
    の間の管路からガスを分岐抽出してフレアスタツクに導
    くバイパスラインと前記圧力容器内に導くパージライン
    とを設け、前記圧力容器内のガスを前記フレアスタツク
    に導く排出ラインを設け、前記脱硫手段と前記ガスター
    ビンとの間の管路からガスを分岐抽出して前記フレアス
    タツクに導く燃焼用ラインとコンプレツサとアキユムレ
    ータとを介して前記圧力容器内に導く差圧コントロール
    用ラインとを設けたことを特徴とする石炭ガス化複合装
    置。
JP7278585A 1985-04-08 1985-04-08 石炭ガス化複合発電装置 Granted JPS61233083A (ja)

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