JPS6123256Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6123256Y2
JPS6123256Y2 JP1980102428U JP10242880U JPS6123256Y2 JP S6123256 Y2 JPS6123256 Y2 JP S6123256Y2 JP 1980102428 U JP1980102428 U JP 1980102428U JP 10242880 U JP10242880 U JP 10242880U JP S6123256 Y2 JPS6123256 Y2 JP S6123256Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
series
temperature
transistor
display circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980102428U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5725951U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980102428U priority Critical patent/JPS6123256Y2/ja
Publication of JPS5725951U publication Critical patent/JPS5725951U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6123256Y2 publication Critical patent/JPS6123256Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 貯湯式の電気温水器は深夜電力によつて湯を沸
かし、温水容器を保温して昼間にその湯を使用す
るものである。
本考案はこれらの温水器の残湯表示回路に関す
るものである。
従来の技術 第1図は従来の残湯表示回路を示し、図中Gは
直流電源、T1,T2,T3は温水容器の側面の給水
口から温水取出口の間に取り付けられたサーモス
タツト、R1,R2,R3はそれぞれのサーモスタツ
トT1,T2,T3と直列接続された抵抗、Lは残湯
表示メータのコイルである。サーモスタツトと抵
抗のそれぞれの直列回路は並列接続され、この並
列回路とメータのコイルLとが直流電源Gに直列
接続されている。この場合に温水容器中の全ての
湯が所定の湯温となつているとサーモスタツト
T1,T2,T3は全てオン状態となつて、この時に
メータの振れが最大となるように抵抗R1,R2
R3の合成抵抗値が決められている。
一般に温水容器の給水口は下部に、また温水取
出口は上部に配置されているので、温水を使用し
た量だけ下部の給水口から水が補給され、温水容
器中の温水と水とはハツキリと分離されている。
従つてこの状態から湯を使いはじめると給水口よ
り水が入り込み、温水と水の分離点がサーモスタ
ツトT1の取り付け位置を通過するまでは第2図
の如く残湯量表示メータの振れは最大を示してお
り、サーモスタツトT1の取り付け位置を通過す
ると、サーモスタツトT1はオフ状態となり、メ
ータの振れは抵抗R2,R3の合成抵抗値で決定さ
れる所まで段階的に変化する。さらに温水と水の
分離点が上昇すると同様にサーモスタツトT2
T3が順次オフ状態となり、メータの振れは最大
表示から段階的に減少するよう変化していく。
考案が解決しようとする問題点 しかしこのように残湯量の表示が段階的とな
り、しかも温水と水との分離点が次段のサーモス
タツトを通過するまでは湯量が減少しても一定の
残湯量を表示しており、さらにサーモスタツトの
熱容量に起因した応答遅れにより温水と水との分
離点がサーモスタツトを通過してからしばらくし
てサーモスタツトがオフとなるまでは残湯量の表
示が変わらない等、実情に即さず非常に使用勝手
が悪いという問題があつた。
また、実公昭50−31571号のごとく、湯温の変
化を、感温線を利用して、その感温体に流れる電
流を直接表示計に流して残湯を表示させる技術で
は、感温体の温度に対する変化率が小さいため、
精度よく表示計に示されないという問題があつ
た。
さらに又夏、冬等で温水温度の設定を切換えて
使用すり時、夏場温水温度を低くすると給水口か
ら入り込む水の温度と湯風との温度差が小さくな
り、残湯表示回路のサーモスタツトの動作が増々
遅れたり、あるいは動作不安定となり、水温によ
つては動作しない場合もあつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点に鑑み感温体に流れる電流
変化をトランジスタにより電流増幅して、メータ
リレーを駆動させ、増幅電流を切替スイツチを用
いて、切替えるよう構成したものである。
作 用 本考案の残湯表示回路は残湯量をその量に応じ
て連続的な変化で示すことができ、実際に温水容
器内に残つている湯量を正しく把握してその使用
勝手を良好にしたものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を図によつて説明す
る。第4図は本考案の残湯表示回路の一例であ
り、図中6は温水容器下部側面の給水口から上部
の温水取出口の間に取り付けられた感温体で、こ
れは2つの電極2,4が負特性の感温層3を介し
て対向するよう設けられたものである。R4はト
ランジスタQ1のベース電位を決める抵抗素子A
で感温体6と直列に接続されて直列回路Iを構成
している。トランジスタQ1はそのコレクタに残
湯表示用のメータコイルLが、またエミツタに温
水容器に取り付けられ温水温度を設定するサーモ
スタツト(図示せず)に対応したR5,R6の抵抗
素子群Bとその切換スイツチSWとが直列接続さ
れて直列回路を構成している。上記それぞれの
直列回路,は感温体6がトランジスタQ1
ベース・コレクタ間に位置するように並列接続さ
れ、感温体6とR4の抵抗素子Aの接続中点はト
ランジスタQ1のベースに接続され、上記並列回
路の両端には直流電源Gが接続されている。第5
図はこの残湯表示回路に用いた感温体6の構成図
であり、図中1はポリエステル等の芯糸、2,4
は電極線、3は温度により抵抗等の変化する負特
性の感温層、5はポリ塩化ビニール等の絶縁外被
であり、第4図の2,3,4は第5図の電極線
2,4、感温層3に対応し、又電極線2,4は第
4図の接続点a,bのどちらに接続されてもよ
い。第6図は感温体6が温水容器に取り付けられ
た状態図であり、7は温水容器、8は給水口、9
は温水取出口、10は第4図の接続点a,bへの
接続リード線である。この時切換スイツチSWが
抵抗R5側に接続されていると、残湯量表示メー
タの振れ、すなわちメータコイルLに流れる電流
Lは次の式により算出される。
L=(E・R/RT+R−VBE)/R5……
E:直流電源Gの電圧 RTh:感温体6の抵抗 VBE:トランジスタQ1のベース・エミツタ
電圧 直流電源Gの電圧E、トランジスタQ1のベー
ス・エミツタ電圧VBE、感温体6の抵抗値RTh
サーミスタB定数が決まると、まず温水容器7中
が全て水の状態の時(感温体6の抵抗値RThが大
きいRThpの時)メータの振れが零(IL=0)と
なるように式によりR4の値を決定する。
E・R4/(RThp+R4)=VBE …… 次に温水容器7中が全て所定の湯温(湯温設定
用のサーモスタツトの動作温度が高く湯温の高い
時、切換えスイツチSWを抵抗R5側に接続してい
る)となつている時(感温体6のRTh→RThn
は前記式よりメータの振れが最大ILnとなる様
に式によりR5の値が決定される。
Ln=(E・R/RThn+R−VBE)/R5
… 又湯温設定用サーモスタツトの動作温度が低く
湯温の低い時は切換えスイツチSWを抵抗R6側に
する。
この時、温水容器7中が全て所定の湯温となつ
ていると(感温体6の抵抗値RThが小さいRThs
の時)、前記式よりメータの振れが最大ILn
なる様に式によりR6の値が決定される。
Ln=(E・R/RThs+R−VBE)R6……
温水容器7中が全て所定の湯温となつた後、温
水を使いはじめると、給水口6より温水容器7中
に入り込んだ水と温水容器7中の温水との分離点
が上昇し、感温体6の取り付け位置まではメータ
の振れは最大を示して動かず、その分離点が感温
体6の取り付け位置領域内に入ると、メータの振
れは感温体6の抵抗値に応じて減少していく。例
えばその分離点が感温体6の下から1/4の点にく
ると感温体6の下側の1/4は水温の抵抗値RTh1
なり、又残りの3/4は湯温の抵抗値RTh2となつて
いるので、感温体6としての合成の抵抗値
RTh′は RTh′=(1/1/RTh1+1/RTh2<RThn,R
Ths と大きくなり、式からわかる様にメータの振れ
は小さくなる。この様に温水を使いはじめ水と温
水の分離点が感温体6を下から上に移動するにつ
れてメータの振れはその温水容器7中の残湯量に
対応して連続的に小さくなり、使用勝手が極めて
良くなる。又サーモスタツト等の機械的な温度検
知方式と比べ、この種の感温体は構造的にその熱
容量を小さくすることが可能であり、水と温水と
の分離点の移動による応答性は第3図に示す如く
極めて良好である。
第7図から第11図は本考案の残湯表示回路の
他の実施例を示すものである。
第7図において、第4図と同一番号個所は同一
部品をあらわし、R4の抵抗素子Aと直列にトラ
ンジスタQ1と同極性のダイオードDが接続され
ている。この回路の基本動作は第4図のそれと同
様である。トランジスタQ1のベース・エミツタ
電圧VBEは雰囲気温度の変化によつて変動し、前
記式よりわかるようにメータの振れが変化して
しまう。これを防ぐ目的でダイオードDを用いて
いる。例えば雰囲気温度が変化し、トランジスタ
Q1のベース・エミツタ電圧VBEが大きくなる
と、ダイオードDの順方向電圧降下もその割合い
で大きくなり、ダイオードDと抵抗R4の両端電
圧が大きくなる。すなわちトランジスタQ1のベ
ース・エミツタ、抵抗R5またはR6及び切換スイ
ツチSWの直列回路の両端電圧も大きくなり、こ
の電圧よりトランジスタのベース・エミツタ電圧
BEを差し引いた電圧、つまりR5,R6の抵抗素
子Bの両端電圧は変化せず、メータコイルLを流
れる電流、すなわちメータの振れは変化しない。
第8図はR4の抵抗素子Aと直列に可変抵抗VR
を接続したもので、その基本動作は第4図のそれ
と同様である。感温体6、抵抗R4,R5,R6、ト
ランジスタQ1のベース・エミツタ電圧VBEには
それぞれバラツキがあるため、これを放置したま
まとすると、残湯表示回路毎にメータの振れが変
化してしまう。従つて可変抵抗VRを調整してト
ランジスタQ1のベース・エミツタ、抵抗R5また
はR6の直列回路に加わる電圧を調整し、メータ
コイルLに流れる電流を調整して温水容器7中が
全て温水の時、メータの最大振れが一定となる様
にしている。
第9図はR5,R6の抵抗素子Bと切換スイツチ
SWの直例回路と直列に可変抵抗VRが接続されて
おり、その基本動作は第4図のそれを同様であ
る。この回路も第8図と同様にそれぞれの回路部
品のバラツキによりメータの振れが変化するのを
調整するためのものであり、可変抵抗VRを調整
して温水容器7中が全て温水の時、メータの最大
振れが一定となる様にしている。
第10図はR4の抵抗素子Aと直列にトランジ
スタQ1と同様性となる様なダイオードD及び可
変抵抗VRが接続されており、その基本動作は第
4図と同様であつて、第7図、第8図の両回路の
効果を兼ねそなえている。
第11図はR4の抵抗素子Aと直列にトランジ
スタQ1と同極性となる様にダイオードDを接続
し、又R5,R6の抵抗素子BとスイツチSWとの直
列回路に可変抵抗VRを直列接続したもので、そ
の基本動作は第4図と同様であり、第7図、第9
図の両回路の効果を兼ねそなえている。
第12図、第13図は感温体6の他の構成例を
示すものである。
第12図において、11はポリエステル等の平
坦な基板、12は銅箔等からなる2つの電極、1
3は感温塗膜であり、第6図の如く温水容器7に
取り付け、2つの電極12をリード線で第4図の
接続点a,bに接続することにより同様の効果が
得られる。
第13図において、14はポリエステル、ポリ
塩化ビニール等の絶縁層、15は銅等のシート状
電極、16は2つの電極15の端子、17は感温
層であり、その接続と動作は第12図のそれを同
様である。
第14図は第4図に示すNPN型トランジスタ
Q1の代りにPNP型トランジスタQ2を使用した残
湯表示回路であり、その動作は第4図と同様であ
ることは言うまでもない。
考案の効果 以上より明らかなように、感温体に流れる電流
を増幅して、この増幅された電流でメーターコイ
ルを駆動し、また夏冬時の温水温度の設定を切換
えて使用できるため、確実に残湯量を表示でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の残湯表示回路図、第2図は従来
の残湯表示回路の残湯量とメータの振れとの関係
を示す図、第3図は本考案の残湯表示回路の残湯
量とメータの振れとの関係を示す図、第4図は本
考案の一実施例における残湯表示回路を示す図、
第5図は本考案における残湯表示回路の感温体の
構造を示す図、第6図は本考案における残湯表示
回路の感温体の温水容器への取り付け丈態で示す
図、第7図から第11図及び第14図は本考案残
湯表示回路の他の実施例を示す回路図、第12
図、第13図は本考案における残湯表示回路に用
いた他の感温体の構造を示す図である。 2,4……電極線、3……負の温度抵抗特性を
もつた感温層、5……絶縁外被、6……感温体、
7……温水容器、8……給水口、9……温水取出
口、R4……抵抗素子A、R5,R6……抵抗素子群
B、SW……切換スイツチ、D……ダイオード、
VR……可変抵抗。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 2つの電極が負の温度抵抗特性をもつた感温
    層を介して対向した感温体を温水容器の給水口
    から温水取出口までの間に配設し、この感温体
    と抵抗素子Aとを直列接続して直列回路Iと
    し、その接続点をトランジスタのベースに接続
    し、さらにトランジスタのエミツタには抵抗素
    子群Bとその切換スイツチを、コレクタにはメ
    ータコイルをそれぞれ接続して残湯表示回路。 (2) 抵抗素子Aと、これと直列にトランジスタと
    同極性となるようにダイオードを接続してなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の残湯表示
    回路。 (3) 抵抗素子Aに、これと直列に可変抵抗を接続
    してなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    残湯表示回路。 (4) 抵抗素子群B及びその切換スイツチの直列回
    路の任意の個所に可変抵抗を直列接続してなる
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の残湯表示
    回路。 (5) ダイオードと抵抗素子Aの直列回路の任意の
    個所に可変抵抗を直列接続してなる実用新案登
    録請求の範囲第2項記載の残湯表示回路。 (6) 抵抗素子群Bとその切換スイツチとの直列路
    の任意の個所に可変抵抗を直列接続し、かつ抵
    抗素子Aにはダイオードを接続してなる実用新
    案登録請求の範囲第4項記載の残湯表示回路。
JP1980102428U 1980-07-18 1980-07-18 Expired JPS6123256Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980102428U JPS6123256Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980102428U JPS6123256Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5725951U JPS5725951U (ja) 1982-02-10
JPS6123256Y2 true JPS6123256Y2 (ja) 1986-07-11

Family

ID=29463850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980102428U Expired JPS6123256Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6123256Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031571U (ja) * 1973-07-16 1975-04-07

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031571U (ja) * 1973-07-16 1975-04-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5725951U (ja) 1982-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4283944A (en) Apparatus for measuring the mass of a fluid medium
US7058532B1 (en) Flowmeter
JPH086268Y2 (ja) 熱式流量計
JPH0620974Y2 (ja) 感熱式流量センサ
JPS5823570B2 (ja) 液面検出装置
JPH0132419B2 (ja)
JPH0675247B2 (ja) 空気流量検出装置
JP2599854B2 (ja) 感熱式流量センサの設定方法
JPS6123256Y2 (ja)
JPS6123260Y2 (ja)
JPH10197304A (ja) 空気流量計測装置用測定素子及びそれを備えた空気流量計測装置
JPH0129866Y2 (ja)
JPH0682286A (ja) 熱式流量計
JPH0246239Y2 (ja)
JPS6329158Y2 (ja)
JPH0422268Y2 (ja)
JPH0674805A (ja) 感熱式流量センサ
JPS647374Y2 (ja)
JPS6228709Y2 (ja)
JPH0663800B2 (ja) ヒータ温度制御回路
JPH0220607Y2 (ja)
JPH0146008B2 (ja)
JPH0623946Y2 (ja) 内燃機関用熱線式流量計
JP2569733B2 (ja) 熱式空気流量検出装置
JPS6211007Y2 (ja)