JPS61230828A

JPS61230828A - フライス削りと旋削による機械加工用工作機械

Info

Publication number: JPS61230828A
Application number: JP7410386A
Authority: JP
Inventors: ベルナー　バベル
Original assignee: Maho Werkzeugmaschinenbau Babel and Co
Current assignee: Maho Werkzeugmaschinenbau Babel and Co
Priority date: 1985-04-01
Filing date: 1986-03-31
Publication date: 1986-10-15
Also published as: DE3511933A1; EP0198223A1; DE8509777U1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】１１立ｌ亘１１本発明はフライス削り、穿孔及び旋削によって工作物を
機械加工するための工作機械であって水平及び垂直一般
主軸を有する左右に移動可能な主軸頭を有する支承部と
水平にかつ垂直に動かされ得る工作物用ターンテーブル
及び該工作物ターンテーブルのテーブル板台であって歯
付き輪を介して、あらかじめ応力をかけられ得る伝動装
置を有する駆動装置によって駆動されるテーブル板台と
から成る工作機械に関する。

先行技術の簡単な説明汎用フライス盤は、フライス削り及び穿孔センタのよう
に、複数の異なった機械加工操作が連続的にかつ再チャ
ックされねばならない工作物なしに相次いで遂行され得
る点において対応する単一機より優れている。自動的に
プログラムされた副票装置で、これらの異なった機械加
工操作であって、工具の交換及び他の付加的作業を含む
機械加工操作は、自動的に行なわれる。それ故、最も複
雑な工作物でさえ一回のチャック操作でそして短い取り
付は時間で機械加工され得る。多数の異なった機械加工
の可能性が、例えば、割出し装置とか、主軸頭等の上で
回転させるように装備されてなるフライス盤頭部のよう
な適当な付加的装置を追加することにより顕著に増大さ
れ得る。

以前は、しかしながら、フライス盤であって、該フライ
ス盤により、一方において、フライス削りと穿孔が、そ
して他方において、旋削が、−回のチャック操作で工作
物上に実施され得るフライス盤はなかった。旋盤であっ
て、回転可能に駆動される工具用一般主軸を装備するこ
とにより、旋盤についての典型的な方法でチャックされ
ｆ工作物上にあるフライス削りと穿孔を実施することを
可能にしているフライス盤が既に存在していることは真
実である。これらの工具用一般主軸は、しかしながら、
単に旋盤用の付加的装置にすぎず、ただ、低い切削能力
で、実施さるべき限られた数の機械加工操作を可能にし
ているにすぎない。工作機械であってフライス削りと旋
削とを等しく良〈実施することの出来る工作機械の欠如
の理由はフライス削り切削に対する条件と旋削に対する
条件の矛盾にある。フライス削りによって工作物を機械
加工するときの駆動概念に対する前提条件はターンテー
ブルの比較的低回転速度での、例えば、０．００３回転
／分から１１回回転力での一定トルク円形テーブル駆動
と、１　：４０００の駆動列の調整範囲と、遊びのない
プレストレス状の歯車列であって回転方向の逆転の機能
を有する歯車列と、そして制動効果を有する円形テーブ
ルの堅固な軸方向ラジアル装着である。切削力は最初に
回転するフライス削り用工具によって加えられるので、
一般主軸にフライス削り用工具を装着することとフライ
ス削り用一般主軸を旋削用駆動で駆動することは特殊に
有意である。

旋削による機械加工に対する工作機械の場合には、逆に
、他の基準が主要なものになる。即ち、一定の駆動出力
と、例えば、１０回転から少なくともｉ　ｏｏｏ回転の
工作物用テーブルの回転速度の範囲と、１：１００の駆
動の調整の範囲と、そしてテーブル駆動であって、出来
る限り少ない摩擦を持つテーブル駆動が、好ましくは工
作物用テーブルに対する引き留め装置なしのまさに一方
向回転のテーブル駆動とが主要な基準である。工作物は
もしも可能ならば三筒のジョーチャックの中でしつかり
締められるべきである。

発明の目的本発明の目的は工作機械であって該工作機械上でフライ
ス削りと穿孔の双方がそしてその上多くの異なった種類
の旋削が必要な機械加工精度で、高い切削能力でそして
該工作機械の個々の部分上に有害な影響なしにそして工
作物を再チャックする必要性なしに実施され得る工作機
械を提供することである。

ＦＬ！Ｌ！！２ＪＬ麹この目的は特許請求の範囲第１項の特徴をなしている特
質による本発明によって達成される。

本発明による技術的概念は条件であって、それ自身にお
いては矛盾している条件を、フライス削り切削用のそし
て旋削切削用の別個のギヤーユニットによってそしてこ
れらの２箇の駆動列の少なくとも一つの中に継手と、そ
して、例えば、梗形支承輪にねじり応力を受けさせるこ
とによる軸方向制動であって、該制動がフライス削りの
間じゆう実効的でありそして旋削の間じゆう機能しない
制動とを提供することにより、組み合わせている。

旋削の場合に固着されたフライス盤一般主軸からの公知
の有害な阻止振動を避けるために、この旋削切削におい
てはフライス削り一般主軸に関係する取付けに関与して
いる応力は本発明に従って締付は装置により除去されて
いる。

旋削切削の間じゆう固定されたフライス削り一般主軸上
の応力を除去する目的のために締付は装置が開発された
。該締付は装置においては、螺旋リングは、該螺旋リン
グが主軸頭に自縛状になるように、該螺旋リングによっ
て動かされる把持ジョーが一般主軸を中央にきっかりと
締付ける迄電気機械式回転駆動装置によってよじられる
。

独立の旋削ギヤーユニットを用いることにより、旋削に
よる工程に必要な高い回転速度が可能にされた。即ち、
フライス削りギヤーユニットが停止させられているとき
はフライス削りギヤーユニットの結合を解除することに
より、それ故に総摩擦を減じそしてそれ故に円形テーブ
ル内での熱の発生を弱める。

２箇のギヤーユニットは共通の駆動モータに連結され得
る、さもなければ各ユニットは独立の駆動モータに割り
当てられ得る。最初の場合にはモータは広い範囲の回転
速度内で調整可能でなければならないし、そして、少な
くともそのより低い範囲の回転速度においては、トルク
であって出来るだけ一定であるトルクを、この一定トル
クがフライス削り切削を実施するために好ましい、すな
わち必要であるので、供給することが出来なければなら
ない。単一の駆動モータの回転速度の範囲を限定すると
いう目的のために、ギヤーユニットは可変のものとして
（そして出来れば連続的に可変のものとして）設計され
るべきである。モータの型によっては両方のギヤーユニ
ットは減速ギヤーユニットとして設計され得る。即ち、
フライス削りにおいて作動するギヤーユニットは減速ギ
ヤーユニットでありそして旋削切削用ギヤーユニットは
増速ギヤーユニットとして設計される。

構成に関して有利な本発明の具体例は、あらかじめ応力
をかけられているフライス削りギヤーユニットの２箇の
駆動ピニオンであってフライス削り操作においてターン
テーブルの歯付き輪に噛合する２箇の駆動ピニオンを継
手が同時に噛合させ、また噛合を解除さすという特徴を
持っている。このことは、流体力学的ピストン形シリン
ダ装置であって、そのピストン棒が自付きリングと噛合
連結され得る駆動ピニオンの２箇の軸上の担持体を介し
て作動する流体力学的ピストン形シリンダ装置によって
有利に実施される。このことは、フライス削りによる機
械加工の目的に対して、あらかじめ応力をかける装置で
あって、例えば、流体力学的に作動させられ得る装置に
よってフライス削り駆動のプレストレスを調整するとい
う有利な可能性を与える。

本発明による工作機械のターンテーブルの装着は、該工
作機械がフライス削り切削を実施するときと旋削にする
機械加工をするときとにおける矛盾する要望に満足を与
えねばならないので、特殊な有意のことなのである。フ
ライス削りの場合には、主要なことは高トルクの調節と
頻発するしかしゆっくりとしたテーブルの回転動きであ
る。所望される高い制動効果を持つ遊びのない装着を得
るために、本発明によると、軸方向ラジアル軸受であっ
て選択に従ってあらかじめ応力をかけ得るそしてテーブ
ルの下側の中央円筒状突出部上に軸方向の間をあけられ
て有益に配装されてなる軸方向ラジアル軸受に、ターン
テーブルは装着されている。これと対比して、旋削切削
を実施するためには、出来るだけ少ない摩擦を持つテー
ブル装着が高回転速度のためには必要である。本発明に
よると、テーブルのこの低摩擦装着は旋削切削の場合に
は圧力媒質軸受によって達成される。軸方向ラジアル軸
受のプレストレスを減じた後、（そしてそれは例えば流
体力学的に起され得るが）、ターンテーブルは解除され
る。間隙が固定された水平軸受表面とテーブルの下側と
の間に形成される。

フライス削り切削の場合には、間隙は軸受プレストレス
を増大することにより、より小さくされる。それ故、良
いυ１動効果と混合されたＩｎが達成される。

旋削切削を実施するためには特に、固定された担持体構
成であって、テーブル板台の中実軸に回転可能な旋盤セ
ンタを持ちそして信頼出来る方法で回転軸の中において
円形テーブル上の工作物を中心におくことを可能にして
いる固定された担持体構成が推薦される。

発明の好ましい具体例の詳細な１゛本発明の好ましい例示的具体例が図面の助けで以下に詳
述される。

本発明による汎用フライス削り及び穿孔機械であって、
すべての旋削切削に対しても適切である機械は、支承部
１であってその上側に水平一般主軸３と垂直一般主軸４
とを持つ主軸頭２が左右に移動可能な様式で配備されて
なる支承部を含有している。垂直一般主軸４は垂直フラ
イス盤頭部５であって傾斜頭部６の一つの前側にねじり
可能に装着されている垂直フライス盤頭部に置かれてい
る。この傾斜頭部６は４５°軸であって、一点鎖線で示
されている４５°軸のまわりに、その操作位Ｗ１（示さ
れている如く）から、水平一般主軸３で切削するときの
、主軸頭上方の非操作位置に旋回させられ得る。垂直フ
ライス盤頭部５は、しかしながら、また、他の方法で主
軸ｇｉ２の前側に固着され得る。この主軸頭２は駆動モ
ータ７を担持しモして支承部１上の水平ガイド８の中に
おいて案内される。ブラケット９であって、該ブラケッ
トへテーブル板台１２と共に工作物用テーブル１０が固
着されているブラケット９は、高さが調整され得るよう
に垂直ガイドの中において支承部１の前部に固着される
。フライス削り切削用のＩ及び旋削切削用の■の２箇の
駆動装置であって、以下に詳細に説明される２箇の駆動
装置は前記工作物用テーブル１０の中に全体にまとめら
れている。

第２図から見られ得る如く、テーブル板台１２は円形テ
ーブル１０の基部１１上の軸受１３内に枢軸で旋回され
るように装着されている。歯付きリング１４であって、
該＠付きリングと、フライス削り駆動装置Ｉの２箇の駆
動ピニオン１５．１６及び旋削駆動装置■の駆動歯車１
７が示されている操作状態に噛合する歯付きリング１４
がテーブル板台１２の下側で軸受１３に固着されている
。

フライス削り駆動装置Ｉは連続的に可変の電動モータ２
０であって、その出力画車輪２１が中間軸２２の端部に
はめられている歯付き輪２３を駆動する連続的に可変の
電動モータ２０を含有している。２１！ｉの歯車２４．
２５、であって、はすば平歯車であり、かつ、はすば平
歯１２６．２７、と噛合させられる２箇の歯車２４．２
５が前記中間軸２２に固着されている。これらの２箇の
自重２６．２７は、２箇の駆動ピニオン１５．１６を２
箇の軸２８．２９を経て同時に駆動する。フライス削り
駆動装置工のギヤー内において調整可能なプレストレス
を得るために、軸方向の力が矢印の方向に、即ち、流体
力学的ピストン形シリンダ装置３０であって補助軸２２
の上端において作動する流体力学的ピストン形シリンダ
装置を介して、中間軸２２の上に作用する。対の歯車２
４．２６及び２５．２７、のはすばギヤー性の故に、こ
の軸方向の力は南斜面への一定圧の適用へと到り、その
ことによる、２箇のピニオン１５．１６の軽い相対的よ
じれの結果として、フライス削り駆動袋！ｉｔＩの全ギ
ヤー装置内のバックラッシュが補整される。そして、プ
レストレスであって、あらかじめ選択し得るそして個々
の負荷に適する大きさであるプレストレスが産出され得
る。

工作物（示されていない）であってテーブル板台１２の
上にチャックされている工作物を旋削するために、何倍
かの高速の回転速度が用いられる。

フライス削り駆動装置であって、低速度回転のためにの
み設計されているフライス削り駆動装置は、はずされる
。そして、そのことは、転位継手３１であって、その作
動部分として流体力学的ピストン形シリンダ装置３２で
あってそのピストン棒３３が２箇の軸２８．２９の担持
体３５，３６に作用する転位部分３４と連結されている
流体力学的ピストン形シリンダ装置３２を含有している
転位継手３１によってなされる。ピストン形シリンダ装
＠３２を作動させることにより２箇の駆動ピニオン１５
，１６はターンテーブル１０の歯付きリング１４からは
ずされる。それ故、後者は（プレストレスのあらかじめ
の減少の後に）自由になり得る。

旋削駆動装置■はより高速の回転速度用に設計された連
続的に可変の電動モータ４０であって、その出力歯車４
１が歯車４２を直接的にあるいは歯付きベルトあるいは
チェインのような伝動要素を介して駆動する電動モータ
を含有する。２箇の歯付き伝動輪４４．４５であって、
転位歯車セット４６によって交互に噛合させられ得る２
箇の歯付き伝動輪４４．４５が前記歯車４２の軸４３上
に間をあけて離して固着されている。前記転位歯車セッ
ト４６はねじれ的に安全な方法で装着されているのでそ
れ故にそれは歯車１７の軸４７上を軸方向に移動可能で
ある。転位歯車セット４６上に作用する転位指４８のた
めの活動部材として流体力学的ピストン形シリンダ装置
４９であってそのピストン棒に転位担持体４８が固着さ
れている流体力学的ピストン形シリンダ装置４９が都合
が良い。旋削駆動＠置■のギヤー装置は前記ピストン形
シリンダ装置４９の助けで２つの段階とアイドリングの
状態とに転位され得る。

第３図に示された具体例は複数回の構成要素であって第
２図のそれらに共通であり、そして、従って同一の参照
番号で示されている構成要素を持っている。本質的差異
は、まさに一つの単一の適切に大きさをきめられた駆動
モータ５０であってその駆動歯車５１が旋削駆動装置■
の入力歯車及び／あるいはフライス削り駆動袋＠Ｉの歯
車２３を直接的にかあるいは伝動装置を介して駆動する
駆動モータ５０を用いている点にある。フライス削りギ
ヤー装置Ｉはその構成の点から第２図に示されたそれに
対応する。第３図による旋削ギヤー装置■は歯車１７及
び５３であって軸４７上で間を置いて離して固着されて
いる歯車１７及び５３から成り立っている。軸４７はね
じれ的に安全な方法で入力歯車５２と連結されていて軸
方向に移動可能である。歯車１７及び５３はピストン形
シリンダ装置４９によって歯付き輪１４及び５４と噛合
させられるかあるいはアイドリングの位置に転位させら
れる。

中空の円筒的延伸部５７であって、２箇の軸方向に間隔
を置いて設置されている軸受５５．５６の中で作動する
延伸部５７がテーブル板台１２の下側で中央に固着され
ている。これらの２１１の軸受５５．５６は要望された
ときに、適切な方法で、例えば、圧力流体を採用するこ
とによりあらかじめの応力であって、この応力をあらか
じめかけることがフライス削り及び穿孔切削を遂行する
のに有益であるあらかじめの応力−をかけられ得る。プ
レストレスを軸受５５．５６に与えることにより、軸方
向の不変性が実質的に増大され、そしてテーブル板台１
２が下方に−引かれる。それ故にフライス削りのときに
滑動支持面が現われ出る。プレストレスをひっこめるこ
とによりターンテーブル上の滑動表面は自由になり、テ
ーブル板台１２とハウジングの固定されている部分との
間に充分な遊びが保証される。流体力学的１ＩＩＩＩＷ
ＩＩＩｌ！Ｊが旋削による機械加工の場合に、この間隙
に現われ出る。防護壁的空気がチップ及び他の不純物の
侵入を妨げるためにテーブル板台１２の外側直径の所の
ラビリンスに吹きつけられる。この実装が２５００回／
分をこえるテーブル回転速度であって、旋削によるすべ
ての種類の機械加工に充分である回転速度を用いること
を可能にしている。

第４図は、第２図及び第３図に示された具体例における
フライス削り駆動装置Ｉのギヤーユニット内にプレスト
レスを得る方法を輪郭だけで示している。２箇の自付き
輪２４．２５が、それらがお互いに関して、歯の傾斜面
へ圧力のあらかじめ定められた適用であって、普通のバ
ックラッシュを補整する適用が起こるような方法で角度
的に少し相殺されるように、軸２２上に配設されている
。

この圧力はピストン形シリンダ装置３０によって生じせ
められそして継手３１がこのギヤーユニットを噛合しあ
るいは噛合を解除するために活動させられる前に除去さ
れ得る。

フライス削り駆動装置ＩＩのギヤーユニット内にプレス
トレスを生じさせるための構成的により簡単な可能性で
あって、即ち第２図に示されている具体例の対の歯付き
輪２４．２６及び２５．２７を持った補助軸２２なしで
の可能性が第５図に示されている。フライス削り駆動装
置工のプレストレスは旋削駆動装置ｍのギヤーユニット
がずっと、即ち、フライス削りによる機械加工の間じゅ
うでさえも、ブレーキをか１ノられて作動し、そして結
果として噛合している歯の傾斜面への一定圧の適用と、
これに伴うバックラッシュの補整を惹起するという事実
によって達成される。表示法からの指令の変化の間じゆ
うのみ、このプレストレスは作用しない。

機械加工されるべき工作物は、もしも必要ならば該工作
物のパレットと共に、フライス削りに対する従来の方法
でテーブル板台上の中央にチャックされる。もしもフラ
イス削りがら旋削への転換があるときは、作業者はフラ
イス削り駆ｖＪ装置を解除しそして旋削駆動装置■であ
って、次に調整された回転速度でテーブル板台を駆動す
る旋削駆動装置■を連結するだけ１よい。所望される回
転速度が達成された後に、一般主軸内にセットされた仕
上げ工具が主軸頭を動かすことにより切削位置に前進さ
せられ得る。次に、そしてその上、必要とする附加的装
置なしで回転可能に駆動される工具でもって切削すると
いう有利な可能性がある。

すべての機械加工と移動操作はそれぞれの制御プログラ
ムに従って自動的に起こり得る。旋削切削用円形テーブ
ル上の工作物のセンタリングを改良するために、装備で
あって円形テーブルの直進に従いそしてテーブル軸内に
クロスヘッド内の旋盤センタを持っている装備が支承構
造（示されていない）のためになされ得る。

第６図〜第８図（第１図Ａの断面図）は、プレセットさ
れた角度の位置で軸をしっかりと固定するための締付は
装置の種々の具体例を示し、そしてその上、具体例の矢
視Ｘの図であって、その低部位置が軸方向で示されてい
る矢視Ｘの図が示されている。一般主軸３及び４は、適
正な位置決め基準点、トルク保持体そして工具締付金具
に対する旋削工具の調節を可能にしている。一般主軸の
本質的部分は、旋削工具とフライス削り工具が同じグリ
ッパで交換され得るように、フライス削り用工具の急傾
斜式受と同一である。この目的のために工具カラーであ
って、フライス削り用工具の場合における如き工具カラ
ーが、各旋削用工具に装備されている。（図示されてい
ない。）一般主軸の前端部は、がんじょうな軸受６５の
中に従来の方法でフライス盤頭部５の中に装着される。

第６図による具体例の場合には、ボルトねじ６７であっ
てその頭部円座ぐり加工で頭部をフライス盤頭部本体に
埋め込まれるボルトねじ６７によってフライス盤頭部の
前側に、リング円板６６が固着される。前記リング円板
６６の面内に機械加工されているのが環状溝６８であっ
て四角い横断面を持ちその中に螺旋リング６９の隣接用
前面上の環状外延部が係合している環状溝６８である。

この螺旋リング６９はリング円板６６よりもより小さい
直径を持ちそしてその外周辺に歯付構造７０であってそ
の中にピニオン７１であって、該ピニオンの軸が該軸の
軸芯を一般主軸と平行にして装着されそして電気機械式
駆動モータによって駆動されピニオン７１が係合してい
る歯付構造を担持している。螺旋リング６９の他の面に
設けられているのが螺旋溝７２であって四角い横断面を
もっている螺旋溝７２である。いくつかのグリッパ・ジ
ョー７３であって、それらが周辺上にジグザグに配置さ
れるように、第６図においては唯−箇の締付はジョーが
示されているだけであるが、配装されているグリッパ・
ジョーが、それらの一つの面上に外延部７４であって四
角い横断面を持ちそして螺旋リング６９の螺旋溝７２の
中に係合している外延部７４を持っている。締付はジョ
ー７３は、一般主軸４の広げられた端部分に関して半径
方向に移動し得るし凹部７５であって、例えば、ねじに
よってリング円板６６に固定的に連結されてなる環状体
７６の中に穿設されている。

ピニオン７１の旋回動きの結果として、螺旋リング６９
は、尚ピニオン７１は後者と噛合しているのであるが、
対応する歯車で少なくよじられる。

螺旋リング６９の螺旋的に延伸している溝７２とジョー
７３との係合のために、螺旋リング６９のこの旋回動き
は、締付はジョー７３であって、結果として一般主軸４
の広げられた端部分に外側周表面に対して強く押圧され
８締付はジョー７３の半径方向の前進動きに転換される
。環状本体７６であって、リング円板によってフライス
盤頭部５に固定されている環状本体７６内での締付ジョ
ー７３の半径方向への、形状ロック用案内の故に、旋削
の場合における一般主軸４上の工具によって加えられる
力とモーメントは、一般主軸のローラ軸受６５上に何等
の影響も与えずにフライス盤頭部５のハウジングへ直接
伝達される。

第７図及び第８図による具体例の場合には適正な位置決
め基準点におかれた水平一般主軸３あるいは垂直一般主
軸４が流体力学的に活動化される環状スプリング８ｏに
よってフライス盤頭部５の　４゜ハウジングに締付けら
れる。フライス削りの間じゆうこれらのスプリングの作
用はスプリングを元へもどすことにより解除される。第
６図による固定装置は、一般主軸及び他の構成要素の熱
的膨張を考慮すると特に有利である。しかしながら、他
の固定装置であって旋削切削の間じゆう工具に加えられ
る力をフライス盤頭部あるいは主軸頭に直接伝達するこ
とを可能にする他の固定装置は可能である。

第９図にはターンテーブル用装着の２つの具体例であっ
て、それらの各々が軸方向に間を置いて中央中空円筒５
７と係合している２つの具体例が示されている。潤滑油
供給装置を持ったコラ配付ローラ軸受が上方軸受５５ａ
、５５ｂとして用いられる。所謂ハイドラ・リブ軸受が
、下方軸受５ｅａ、ｓｏｂであって、所望のプレストレ
スを得るために、示されている圧力管路を介してそれら
に圧力油が供給され得る下方軸受５６ａ、５６ｂとして
、有利に、組み入れられ得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるフライス削りと旋削という目的の
ための工作機械の側面図を図解によって示している。第２図は独立のフライス削り用駆動装置と旋削用駆動装
置を持つターンテーブルを図解によって示している。第３図は２ｆｉのギヤーユニットとまさに一つの駆動モ
ータとを持つターンテーブルを図解によって示している
。第４図はフライス削り用ギヤーユニットにプレストレス
を与えるための設定を示している。第５図はプレストレス付与のための他の可能性であって
、そこにおいてはギヤーユニットＩ及び■が協力してい
るプレストレス付与のための他の可能性を図解的に示し
ている。第６図から第８図は一般主軸締付は装置の種々の具体例
を軸方向断面で示している。第９図はテーブル装着に対する２つの可能性を図解的に
示している。　″ 図中、１：支承部、２：主軸頭、３：水平一般主軸、４
：垂直一般主軸、５：垂直フライス盤頭部、１２：テー
ブル板台、２４．２５．２６．２７：はすば歯車、伝動
及びプレストレス用、３０ニジリンダ装置、プレストレ
ス用、３１：転位継手、５５ａ、５５ｂ：軸方向ラジア
ル軸受、５７：中央中空円筒、６９：螺旋リング、７３
ニジヨー、Ｉ：フライス削り用ギヤーユニット、■：旋
旋用用ギヤーユニット

Claims

【特許請求の範囲】

（１）フライス削りと旋削によつて工作物を機械加工す
る工作機械であつて：左右に移動可能な主軸頭と垂直及び水平一般主軸とを有
する支承部と；ベッドあるいはブラケット上を並進的に可動でかつギヤ
ーユニットであつて、歯付き輪を介して、あらかじめ応
力をかけられ得るギヤーユニットを有する駆動装置によ
つて回転可能に駆動される工作物用ターンテーブルとか
ら成る工作機械において：ターンテーブル駆動装置が少
なくとも一つの駆動用モータと２つのギヤーユニット（
I 、II）であつてターンテーブルと駆動モータに連結
されることが出来そして少なくとも２つのギヤーユニッ
トの一つがもし所望されればあらかじめ応力をかけられ
得る２つのギヤーユニット（ I 、II）とを有すること
を特徴とする工作機械。
（２）特許請求の範囲第１項に記載の工作機械において
；該工作機械が旋削による機械加工の間じゆう一般主軸
の装着を解除すると共に水平あるいは垂直一般主軸を主
軸頭内のあらかじめ設定された回転位置に位置決めして
固定する装置であつて、一般主軸の前端部に作用する締
付け装置を有している装置によつて特徴づけられている
ことを特徴とする工作機械。
（３）特許請求の範囲第２項に記載の工作機械において
；一般主軸締付け装置が螺旋リングであつてモータによ
つてねじられ得る螺旋リングを有する螺旋リング締付金
具として、あるいは流体力学的締付金具として構成され
ていることを特徴とする工作機械。
（４）特許請求の範囲第１項に記載の工作機械において
；ターンテーブルがブラケットハウジング内において軸
方向ラジアル軸受であつて選択に従つてあらかじめ応力
をかけられ得る軸方向ラジアル軸受に装着され、そして
少なくとも応力が除去されている軸受での旋削作業の間
じゆうターンテーブルが少なくとも一つの圧力媒質軸受
に装着されていることを特徴とする工作機械。
（５）特許請求の範囲第４項に記載の工作機械において
；少なくとも２箇のあらかじめ応力をかけることのでき
る軸方向ラジアル軸受がターンテーブルの延長部分であ
つて中央にある、中空円筒の、下方向延長部分に軸方向
に間隔を置いて配置されていることを特徴とする工作機
械。
（６）特許請求の範囲第１項に記載の工作機械において
、フライス削り駆動機構の軸継手が流体力学的ピストン
形シリンダ装置であつてテーブル板台に固着された歯車
リングに同時に噛合連結し得る２箇の駆動ピニオンの軸
の担持体上に作用する転位部分が流体力学的ピストン形
シリンダ装置のピストン棒に固定されている流体力学的
ピストン形シリンダ装置を含有していることを特徴とす
る工作機械。
（７）特許請求の範囲第１項に記載の工作機械において
；２組の一対の歯車でできたフライス削り駆動の伝動装
置内における対向形はすば歯車伝動装置であつて、そし
て所望されるプレストレスを得るために調節できる力に
よつて軸方向に作用される対向形はすば歯車伝動装置の
装備によつて特徴づけられていることを特徴とする工作
機械。
（８）特許請求の範囲第１項に記載の工作機械において
；旋削駆動の伝導装置が水力学的に可変段階の伝導装置
であつて空転できる可変段階の伝導装置であることを特
徴とする工作機械。
（９）特許請求の範囲第１項に記載の工作機械において
、フライス削り駆動の伝導装置が唯一の出力歯車を有し
そしてその上旋削駆動が歯車列についての必要なプレス
トレスを得るためにフライス削りの間じゆう制動様式で
作動することを特徴とする工作機械。
（１０）特許請求の範囲第１項に記載の工作機械におい
て；該工作機械が円形テーブルの上の固着された担持体
構成であつて、テーブル板台の中心軸の中に枢軸で旋回
させられる旋盤センタを有する固着された担持体構成に
よつて特徴づけられていることを特徴とする工作機械。