JPS6122966B2 - - Google Patents

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JPS6122966B2
JPS6122966B2 JP53099884A JP9988478A JPS6122966B2 JP S6122966 B2 JPS6122966 B2 JP S6122966B2 JP 53099884 A JP53099884 A JP 53099884A JP 9988478 A JP9988478 A JP 9988478A JP S6122966 B2 JPS6122966 B2 JP S6122966B2
Authority
JP
Japan
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light
fundus
photography
eye
lens
Prior art date
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Expired
Application number
JP53099884A
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English (en)
Other versions
JPS5526959A (en
Inventor
Juji Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS5526959A publication Critical patent/JPS5526959A/ja
Publication of JPS6122966B2 publication Critical patent/JPS6122966B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般撮影と螢光眼底撮影を行なう眼底
カメラに関する。
眼底撮影の1つとして螢光眼底撮影法は、肘静
脈から注入したフリオレツセン・ナトリウム等が
眼底循環系に到達した時間を見計らつて眼底を青
色近傍波長の励起光で照明し、血柱から螢光を発
生させ、被検眼からの反射光の内から螢光のみを
照明することで実行される。その際、撮影光路中
にはバリヤーフイルターが、そして撮影光路中に
はエキサイターが装着されていて波長の分離を行
なうため、フイルターの透過特性に応じて光量は
低下し、また眼底で発生する螢光光の発光率がか
なり低いため、一般のカラー撮影に比較してより
多くの照明光量が要求される。
一方、撮影系と照明系が共軸的に配置された眼
底カメラでは、角膜で照明系の一部が反射して撮
影系に混入するのを防止するため照明光路中に黒
点を設け、角膜で反射する光を予め遮断する方法
が古くから実施されている。しかしながら最近、
対物レンズが広角化(45゜)されるに及んで水晶
体による有害反射光が問題になつた。と言うの
は、従来の狭角眼底カメラ(30゜)では、黒点影
すなわち像が角膜の反射領域のみならず水晶体も
覆つていたのに対し、対物レンズが広角になるに
従つて黒点の影は短縮され、水晶体でも有害光が
発生することになつたためである。
その対策として特公昭51−24249号では水晶体
の前面もしくは前後面の中間に黒点の像を形成し
て水晶体面による反射光を除去しており、また実
開昭52−107140号は水晶体の後面と共役な、照明
系内に黒点を設けて、水晶体内及び水晶体後面に
よる散乱光を除去している。
ところで被検眼内に黒点の像を形成することは
それだけ照明光量が減少することを意味するか
ら、螢光眼底撮影にとつては不都合である。
本発明の目的は螢光撮影を行なう場合に照明光
量を増加させることにある。
以下図面に従つて一実施例を説明する。
第1図で、Eは被検眼、Efは眼底、Epは瞳、
cは水晶体、Rは水晶体後面である。また1は
広角対物レンジ、2は結像レンズ、3は感光フイ
ルム、4は絞りで、これら1から4の部材は撮影
系を構成する。次に5はクイツク・リターン・ミ
ラー、6は光路屈曲鏡、7はアイピースで、5か
ら7の部材はフアインダーを構成する。
9は開口9aを備えた孔あき鏡で、撮影系の光
軸に対して斜設する。10は観察光源用タングス
テンランプ、11はコンデンサーレンズ、12は
撮影光源用ストロボ管、13は第2のコンデンサ
ーレンズ、14は光路屈曲鏡である。15は円環
状スリツト15aを備えた遮光板で、中央の遮光
部は、眼底を発してフイルムに達する光束が通過
する領域を形成する機能を持ち、スリツトの外縁
は眼底照明光束径を制御する。また16はリレー
レンズである。これら9から16の部材および対
物レンズ1は照明系を構成する。ここで、リレー
レンズ16と孔あき鏡9の鏡面および対物レンズ
1に関して遮光板15と共役な位置は、対物レン
ズ1に関して絞り4と共役になるように構成し、
遮光板15の像が形成される位置は角膜の頂点と
虹彩の間で、好ましくは瞳孔Ep上である。
次に17は、遮光点18aを固着させた透光板
18とエキサイター19を保持するターレツト
で、軸20を中心に回転可能であり、遮光点18
aもしくはエキサイター19の中心を光軸に一致
して装着するために、図示しない機構に結合され
ているものとする。そして遮光点18aの配置位
置は、リレーレンズ19と孔あき鏡9の鏡面およ
び対物レンズ1に関して水晶体の後面Rの頂点よ
り若干角膜寄りの位置と共役にすれば水晶体によ
る反射光のみならず散乱光も同時に除去される。
また光路長を一致させるために透光板18とエキ
サイター19の光学的厚さを一致させるのが良
い。
21はバリヤーフイルターで、絞り4とフイル
ム3の間に着脱自在である。エキサイターとバリ
ヤーフイルターは周知の通りであるから詳しく述
べないが、エキサイターは励起フイルターとも呼
ばれ青色をしており、白色光中から螢光物質を励
起するに適した波長域の光を通過させる機能を持
ち、バリヤーフイルターは過フイルターとも呼
ばれて黄色をしており、眼底反射光の中から螢
光々のみを通過させる機能を持つ。そして励起波
長域と過波長域は互いに分離されている。
以上の構成において、一般カラー撮影の場合は
遮光点18aを照明系光軸上に装着し、タングス
テンランプ10を点燈すると、ランプ10を発し
た光束はコンデンサーレンズ11によつて一旦ス
トロボ管12上に集光した後、発散し、コンデン
サーレンズ13で収斂屈折されて鏡14で反射し
て遮光板15上に集光する。遮光板の環状スリツ
ト15aは二次光源として作用し、スリツト15
aを発した光束はリレーレンズ16によつて孔あ
き鏡9aに一旦収斂した後、そこで反射し、対物
レンズ1によつて被検眼の瞳Ep上にスリツトの
明像を形成し、次いで眼底Efを一様に照明す
る。
第3図は被検眼内の照明光束の様子を描いてお
り、Efが眼底、Ecが水晶体、Rが水晶体後面を
指すことは第1図と同様であるが、更に15′は
遮光板15の像、18a′は遮光点18aの像であ
る。またl1とl2は軸上に入射する照明光束、l3とl4
は軸外へ入射する照明光束であるが、図から分か
るように遮光板像15′のスリツト部から眼底Ef
へ入射している。光束l4は水晶体Ec内及び後面
Rを横切つて反射・散乱を生じる処、この光束は
遮光点の像18a′で遮断されるから有害光は除去
される一方で、第4図のようにすべての光束が眼
底へ入射する場合に比べて照明光量が低下するこ
とは避けられない。
眼底で散乱反射した光束は遮光板像15′の中
央から射出し、対物レンズ1で一旦結像した後、
絞り4通過し、結像レンズ2で収斂屈折されクイ
ツク・リターン・ミラー5で反射されて空中像を
結び、次いで鏡6で反射し、アイピース7へ到す
る。ここで検者は視野を確認しながら位置の選択
とフオーカシングを行ない、これらの調節が終つ
たならば、レリーズ操作をして、ランプ10を消
灯し、ストロボ管12を発光させ、ミラー5を跳
上げて不図示のシヤツターを開放してフイルム3
を露光する。
他方、螢光眼底撮影を行なう場合は、ターレツ
ト7を回転させて遮光点18aの替りにエキサイ
ター19を光路中に装着すると共にバリヤーフイ
ルター21を撮影光路中に装着する。ランプ10
を点燈すると、ランプ10を発した光束の内、エ
キサイター19を通過した励起波長の光束が瞳E
p上にスリツトの像を形成した後、眼底Efを照明
して眼底の血管中の螢光物質を励起し、螢光々を
生じさせる。その際、遮光点18aが離脱された
結果として、第4図のように遮光板の像15′の
スリツト部を通過した光束はすべて眼底を照明す
るから、眼底から発生する螢光々の量は増加す
る。
次いで眼底で発生した螢光々及び散乱反射光は
対物レンズ1で結像された後、絞り4を通過しバ
リヤーフイルター21へ入射する。バリヤーフイ
ルター21では螢光々は通過するが、散乱反射光
は遮断されるから、結像レンズ2で収斂されてア
イピース7へ達する光束は螢光々のみとなるわけ
である。
なお、遮光点18aを離脱させた結果、水晶体
による有害光は発生するが、この有害光は励起波
長域に属するためバリヤーフイルター21で遮断
され、画質を損うことはないわけである。
そしてストロボ管12を発光させた時にも上述
と同じ過程をたどり、ミラー5が跳上げられてフ
イルム3は螢光々で露光される。このように、一
般撮影時に用いられる遮光物は螢光撮影時に無効
化される。なお一般撮影時にはエキサイター19
の光路外への移送と遮光物の光路内の所定位置へ
の装着が連動する。
ここに述べた実施例で、遮光板15を除去すれ
ば更なる光量増加が望めるわけであるが、遮光板
を再装着する際の再現精度が写真の画質へより大
きな影響を与える点に注意すべきである。また遮
光点を付した透光板とエキサイターの交換はター
レツトで行なつているが、他の連動機構で着脱し
ても良いし、エキサイターは実施例とは別の位置
に装着しても良い。なお螢光撮影時に遮光点を付
した透光板を光軸方向へ変化させて遮光点を実質
的に無効化しても良い。
以上説明した本発明は、螢光撮影で照明光と撮
影光の波長が相違すると言う個有の性質を利用す
ることで、フレアーのない広角の一般撮影を可能
にするとともに螢光撮影時の照明光を増加させた
ものである。
そして螢光撮影では、短い時間内に多数の連続
したフラツシユ撮影を行なうことが多いために既
に消費の多い電源を必要とし、また広角撮影では
狭角撮影に比べてより多くの照明光量を要するの
に対し、光源の発光量を増加させることなく眼底
照明光量を増加させ得る本発明はきわめて優れた
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図。第
2図はターレツトの平面図。第3図と第4図は夫
夫、被検眼内の様子を描いた図。 図中、1……対物レンズ、2……結像レンズ、
10……観察用光源、12……撮影用光源、17
……ターレツト、18……遮光点、19……エキ
サイター、21……バリヤーフイルターである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 眼底照明系と眼底撮影系を備え一般撮影の
    他、眼底照明光と眼底撮影光を波長分離した蛍光
    撮影が可能な共用眼底カメラにおいて、眼底照明
    系内で被検眼前眼部と光学的に共役な位置に設け
    られるリングスリツトと、 一般撮影時に眼底照明系内で前記リングスリツ
    トの近傍に設けられ、被検眼前眼部での有害光を
    除去する遮光物と、 蛍光撮影時に前記遮光物の被検眼前眼部での有
    害光を除去する機能を無効化する手段とを備えた
    ことを特徴とする共用眼底カメラ。 2 蛍光撮影のため眼底照明系内に設けられるエ
    キサイタフイルタの一般撮影時の光路外への移送
    と、前記遮光物の光路内の所定位置への装着が連
    動する特許請求の範囲第1項記載の共用眼底カメ
    ラ。
JP9988478A 1978-08-16 1978-08-16 Eyeground camera for common use Granted JPS5526959A (en)

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JP9988478A JPS5526959A (en) 1978-08-16 1978-08-16 Eyeground camera for common use

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JP9988478A JPS5526959A (en) 1978-08-16 1978-08-16 Eyeground camera for common use

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Publication Number Publication Date
JPS5526959A JPS5526959A (en) 1980-02-26
JPS6122966B2 true JPS6122966B2 (ja) 1986-06-03

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ID=14259205

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JP9988478A Granted JPS5526959A (en) 1978-08-16 1978-08-16 Eyeground camera for common use

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5223335U (ja) * 1975-08-09 1977-02-18

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JPS5526959A (en) 1980-02-26

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