JPS61229490A - レ−ザ加工機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分骨〕 本発明はレーザ加工機に関する。

〔従来の技術〕

従来１機械加工に使用されるレーザ加工機では、レーザ
を大気圧下で対象加工物に照射していた。

〔発明が解決しようとす７７１．問題点〕しかし、この
方法では、非金属材料、特に非酸化物系セラミックスの
材料においては、レーザ集光点が急激に高温状態となり
、大気圧下では固相から液相を経ずに直接に気化するも
のが多い。そのため切断に必要なレーザエネルギーは、
加工点において材料の温度を常温から昇華点まで上昇さ
せるための熱量と材料を昇華させるための昇華熱との総
和となり昇華熱に相当する大きなレーザエネルギーが無
駄に消費されていた。

一方、金属材料のように大気中でも溶断が可能な場合は
、必要とぎれるレーザエネルギーは材料の加工点温度を
常温から融点まで上昇させるための熱量と材料を溶融さ
せるための融解熱との総和となり、前記の昇華を伴う場
合に比較して数分の−のエネルギー消費で事足りる。

したがって、レーザ発振器の出力を同一に抑えた場合は
、昇華を伴う材料の加工速度は、溶断のみによる材料の
加工速度に比較して数分の一以下にとどまる欠点があっ
た。

本発明の目的は大気圧の雰囲気中でのレーザ加工で昇華
する材料につき上記の欠点を解消したトザ加工機を提供
することである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は大気圧の雰囲気中でのレーザ加工で昇華する材
料を高圧に耐える容器内に収容し、容器内にレーザを吸
収しない気体を十分高圧に封入して、容器の壁にレーザ
を吸収しない透過性材料を用いて設けられた窓を通して
レーザを導入し、加工材料の昇華を抑えて、溶融状態で
レーザ加工することにより必要なレーザエネルギーを節
約し加工速度を数倍に高めることができるようにしたも
のである。

すなわち、本発明によるレーザ加工機はレーザ光を吸収
しない材料でつくられたレーザ光導入窓を備え対象加工
物を収容する容器と、加工時に対象加工物が昇準するこ
とを防止するために必要な程度に前記容器内の雰囲気を
加圧する手段とを備えたことを特徴とする。

〔実施例〕 本発明の実施例について図面を参照して説明する０ 第１図は本発明によるレーザ加工機の一実施例を示す模
式図である。

このレーザ加工機は、加工用レーザ発振器１と、出力さ
れたレーザを加工材料６に導くためのミラーおよびレン
ズよりなる加工用光学Ｊ２と、レーザに対して透過性の
窓るを備えた高圧容器８と。

移動装置６と、制御装置７と、高圧ガス供給装置８、お
よび圧力調整装置９より構成されている。

加工用レーザ発振器１から出力されたレーザは加工用光
学系２を経て高圧容器８の内部に窓４を通して導入され
、加工材料を照射する。

高圧容器３内には高圧ガス供給装置ｔ８よりレーザを吸
収しない高圧ガスが封入されており、加工材料６のレー
ザによる昇華を抑制して、熔融状態での加工ができる。

圧力調整装置９は容器８内のガス圧力を調整して、ａ適
な加工時のガス圧力を得るためのものである。

加工用レーザ発振器１のレーザ出力と、移動装置６の移
動速度とは制御装置７により制御されて、加工材料の適
切な加工を行なう〇 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明は大気圧の雰囲気中でのレー
ザ加工で昇華する材料について、それを高圧雰囲気中に
収容して熔融状態でし７−ザ加工することにより、材料
の昇華を抑制して従来のレーザ加工機に比較して加工に
必要なレーザエネルギーの消費を減らして加工速度を数
倍に高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるレーザ加工機の一実施例の模式図
である。 ｌ・・・加工用レーザ発振器。 ２・・・、加工用光学系。 ８・・・高圧容器、 ４・・・レーザ透過窓、 ｂ・・・加工材料。 嘲ｉ ６・・・移動装置、 ７・・・制御装置。 ８・・・高圧ガス供給装置、 ９・・・圧力調整装置。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 加工用レーザ発振器と、その出力光を対象加工物に集光
   照射する加工光学系と、対象加工物と集光点との相互位
   置を移動させる手段とを備えたレーザ加工機において、 前記出力光を導入する窓を備え、対象加工物を収容する
   容器と、加工時に対象加工物が昇華することを防止する
   ために必要な程度に前記容器内の雰囲気を加圧する手段
   とを備えたことを特徴とするレーザ加工機。