JPS61228833A

JPS61228833A - 医用ｘ線診断装置

Info

Publication number: JPS61228833A
Application number: JP60068443A
Authority: JP
Inventors: 菊池　謙一; 仁中村
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-04-02
Filing date: 1985-04-02
Publication date: 1986-10-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、撮影可能なＸ線フィルムあるいは、■・エサ
イズが複数ある医用Ｘ線診断装置に関するものである。

［発明の技術的背景とその問題点］従来の医用Ｘ線診断装置の概略図を第４図に示す。

この装置の構成は、Ｘ線を発生する焦点２を有するＸ線
管装置１と、該Ｘ線管装置１の放射口に取り付けられた
、所定形状の穴（角穴）４を有する第１の較り３と、絞
り片６を設けた第２の絞り５と、患者を載置する天板８
と、１ｌｉｉ像手段たるＸ線フィルム９とから成る。

上記構成による従来の医用Ｘ１１診断装置において、撮
影可能なｘｗＡフィルムサイズが複数ある場合、第１１
す３の角穴４の大きさは、当該装置の撮影可能な最大サ
イズのＸ線フィルムに合わせで固定されていた。すなわ
ち、従来装置は、焦点〜第１絞りの距離を１１．焦点〜
Ｘ線フィルムの距離を１２．第１絞りの角穴の短い方の
辺の長さをＸｉ、第１絞りの角穴の長い方の辺の長さを
Ｖｌ。

当該装置において撮影可能な最大サイズのＸ線フィルム
の短い方の辺（この辺は、一般に、第１絞りの角穴の短
い方の辺と平行である。）の長さをｘ２．当該装置にお
いて撮影可能な最大サイズのＸ線フィルムの長い方の辺
（この辺は、一般に、第１絞りの角穴の長い方の辺と平
行である。）の長さをｙ２とすると、なる関係を満足していた。

しかし、従来装置において、式（１）の関係を満足する
のは、当該装置の撮影可能な最大サイズのＸ線フィルム
で撮影するときのみであった。

当該装置で撮影可能な最大サイズのＸ線フィルム以外の
Ｘ線フィルムで撮影すると、式（１）の関係を満足する
ことができず、なる関係を満足することになる。つまり実際に撮影に必
要なＸ１２ビームの利用ｖｓ錐１０は、第１の絞り３の
角穴４により作られたＸ線ビームの一部で足りるので、
ｘＷＡは第２絞り５の絞り片６により、多重にカットさ
れる。このため多くの散乱線ａ、ｂが発生し、画質の低
下及び患者の被曝量の増大を招いていた。

［発明の目的コ本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、散乱線
の発生を少なくすることにより、画質の向上を図り、検
診による病患部発見を正確に行い、かつ患者の被曝１１
ｔを低減する医用Ｘ線診断装置を提供することを目的と
する。

［発明の厩要］以上の目的を達成するための本発明は、Ｘ線管装置の放
射口に取り付けられた第１絞りの穴を、撮影しようとす
るＸ＃Ｉフィルムあるいは工・エサイズに適した大きさ
に変えることができるようにしたことを特徴とするもの
である。

［発明の実施例］次に本発明の実施例を図面を用いて説明する。

尚、従来例と共通する部分は、同一の符号を付す。

第１図（ａ）は、本発明の第１の実施例を示すものであ
り、図面中１〜１０までは第４図と同様であり、３ａ　
、３ｂは異なる大きさの角穴４ａ。

４ｂを有する第１の絞りとしての鉛部材であり、１１は
フレームであり、１２は鉛部材切換レバーである。４ａ
は大きいＸ線フィルム用の角穴であり、４ｂは小さいＸ
線フィルム用の角穴である。

同図（ｂ　）は鉛部材切換レバ一部の平面図である。

図は角穴４ｂを有する鉛部材３ｂを用いて、小さいＸ線
フィルムで患者の疾患部を撮影しようとしているもので
ある。この状態は式（１）の関係を満足している。次に
、この状態での撮影が終った後、大きいフィルムで患者
の疾患部を撮影する場合には、鉛部材切換レバー１２を
右へ移動し、鉛部材３を角穴４ａを有する鉛部材３ａに
換えることにより、大きいＸ１Ｍフィルムを用いる場合
にも式（１）の関係を満足することができる。

第２図は、本発明の第２の実施例を示すものであり、図
面中１〜１０までは第４図と同様であり、異なるところ
は、鉛部材３の構造を第３図の如くしたことと、鉛部材
３の側面に縦方向に沿ってラック１５を設け、この近傍
にラック１５と噛合するビニオン１３を設け、つまみ１
４によってビニオン１３を回転可能にしたことである。

第３図（ａ　）は鉛部材の平面図、同！１１（ｂ）はそ
のＡ−Ａ′線断面図、同図（Ｃ）は正面因である。この
鉛部材３は一対の上段ブロック３０ａ。

３０ｂとこのブロックと交差するように接触配置された
一対の下段ブロック３１８．３１ｂと、上段ブロックを
連結し、その上段ブロックの間隔を調整するために、中
間部を境として左右のネジが切られているネジ棒３２と
、下段ブロックを連結し、その下段ブロックの間隔を調
整するために、中間部を境として左右のネジが切られて
いるネジ棒３３と、ネジ棒３２．３３を回すためのつま
み３２ａ、３３ａとからなり、各ブロックは組合されて
、下方に向う放射状角孔が形成されるように対向側面だ
テーパ状となっている。

次に以上のように構成された本発明の第２の実施例の動
作について説明する。つまみ１４を回すと、ビニオン１
３とラック１５のかみ合せにより、鉛部材を上下に移動
することができる。また、つまみ３２ａ　、３３ａを回
すと、鉛板３０ａと３０ｂ、３１ａと３１ｂのそれぞれ
の間隔が変り、角穴の大きさを無段階に調整することが
できる。両方の操作を行うことにより、使用するｘｍフ
ィルムの大きさに合わせて、式（１）の関係を満足する
Ｘ線ビームを得ることができる。特に大きなフィルムに
対して分割撮影を行なう場合に有効である。

尚、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
たとえば第２実施例で鉛部材を固定したちのも含むもの
であることは言うまでもない。

又、上記実施例では緻一手段としてＸ線フィルムを想定
しているが、これに限定されず、イメージインテンシフ
ァイア（工・工）であってもよい。

この場合は鉛部材及び可動絞りの穴の形状を円形とすれ
ばよい。

［発明の効果］以上述べたように、本発明によれば散乱線の発生を減少
することにより、画質の向上を図り、検診による疾患部
発見を正確に行い、かつ患者の被ＩｌＩ線かを低減した
医用Ｘ線診断装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ　）は本発明の第１の実施例を示す概略図で
あり、同図（ｂ　）はその鉛部材部弁の平面図、第２図
は本発明の第２の実施例を示す概略図であり、第３図（
ａ　）は第２の実施例の鉛部材の拡大平面図、同図（ｂ
　）はそのＡ−Ａ−線断面図、同図（Ｃ）はその正面図
であり、第４図は従来の医用Ｘｔ線診断装置の概略図で
ある。３・・・鉛部材、４・・・角穴、１３・・・ビニオン、
１４・・・つまみ、１５・・・ラック、３２ａ　、３３
ａ・・・つまみ、３２．３３・・・軸。代理人　弁理士　則　近　憲　市（ほか１名）第１図（ａ）す（ｂ） ”　’　　　　　　　　　（ｂ）Ａ−１（Ｃ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）Ｘ線を発生するＸ線管装置と、該Ｘ線管装置の放
射口に取り付けられた所定形状の穴を有する第１の絞り
と、該第１の絞りの穴から出るＸ線ビームを撮像手段の
大きさに合わせて絞るための第２の絞りと、撮像手段と
からなる医用Ｘ線診断装置において、Ｘ線ビームを調整
するために、前記第１の絞りの穴を変更する変更手段を
設けたことを特徴とする医用Ｘ線診断装置。
（２）複数の大きさの異なる穴の位置を平行移動させる
ことによって、変更手段を構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の医用Ｘ線診断装置。
（３）変更手段を、上下移動するための昇降装置によっ
て構成したことを特徴とする特許請求範囲第１項に記載
の医用Ｘ線診断装置。
（４）変更手段を相互に交差するブロックを開閉する装
置によって構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
１項に記載の医用Ｘ線診断装置。