JPS61226597A - タ−ボ分子ポンプ用ロ−タ - Google Patents

タ−ボ分子ポンプ用ロ−タ

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Publication number
JPS61226597A
JPS61226597A JP6806985A JP6806985A JPS61226597A JP S61226597 A JPS61226597 A JP S61226597A JP 6806985 A JP6806985 A JP 6806985A JP 6806985 A JP6806985 A JP 6806985A JP S61226597 A JPS61226597 A JP S61226597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
bell
recessed parts
shaped rotor
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6806985A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Narita
潔 成田
Juichi Kawaguchi
川口 重一
Hideto Nishikawa
秀人 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP6806985A priority Critical patent/JPS61226597A/ja
Publication of JPS61226597A publication Critical patent/JPS61226597A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、磁気軸受を利用したターボ分子ポンプに供さ
れるロータに関するものである。
【従来の技術1 従来、ターボ分子ポンプ(以下、TMPと略称する)の
ロータシャフトを軸承する軸受には、ポールベアリング
のような接触形軸受の使用が一般的であったが、最近で
は摩擦抵抗を減じると同時にオイルフリーのクリーンな
真空雰囲気を達成する見地より非接触形の磁気軸受を利
用することが推進されつつある。ところで、磁気軸受方
式の場合に限らず、−・般にTMPではそのロータに第
4図に示す如き釣鐘形のものを用いることが多いが、特
に磁気軸受を利用する場合においてこの釣鐘形状のロー
タを使用すると、その運転中にロータから不快な共鳴音
を発する例が頻発している。
そして、このような共鳴音を発するものでは、TMFそ
れ自身は優秀な性能を具備するものであっても、その不
快な共鳴音の故のみで商品価値を著しく下落するものと
なる。
[発明が解決しようとする問題点] そこで、本発明者はかかる問題点を解消するために鋭意
研究した結果、上記共鳴現象を起す原因について次のよ
うに認識するに到った。これを−例として示す第4図の
概略構成のものを例に説明すると、このTMPでは外周
にロータ翼列fを有する釣鐘形ロータRをそのロータ室
内で超高速回転させるロータシャフトSを、該シャフト
Sに回転駆動力を与える機械室内で適数個のラジアル磁
気軸受Br1.Br2と一対のスラスト磁気軸受Bs、
Bsの反発もしくは吸引力で浮上させ、その回転系を空
中に完全に浮かせるようにして軸支しているものである
、そして、このさい各磁気軸受はロータシャフトSの変
位をフィードバックして、通常数KHzの周波数で回転
系の変位を制御している。換言すれば、これらの磁気軸
受は、上記周波数で回転系に振動を与えているものであ
る。
しかるに、このTMPのシャフトを含む回転系は、その
形状や肉厚等の条件によって定まるある一定の固有振動
数をもっており、この固有振動数に前記磁気軸受が与え
る振動の周波数が近似すると、共鳴(共振)を起してそ
のロータから人間にとって不快な共鳴音を発することに
なる。そして、特に前記釣鐘形ロータRの場合では、外
部からの振動に対しその固有振動数が近似しており。
そのために共鳴現象を起し易いものと考えられるのであ
る。
L問題点を解決するための手段j 本発明は、以上のような考察結果を基にして、簡単確実
にロータの共鳴現象を防IFできるようにしたものであ
って、釣鐘形ロータの内周面に複数の凹部又は凸部を設
けたことを特徴としているものである。
[作用] すなわち、このような凹部又は凸部を設けるようにすれ
ば、その有無によるロータ振動時の振動形態の変化の有
様等は必ずしも正確に把握できないけれども、その部分
的僅かな肉厚変化によっても釣鐘形ロータの固有振動数
を相当大きく変更させることができ、そのため従来この
種ロータに生じていた共鳴現象を的確に除去することが
できるものとなる。そして、これら複数の凹部又は凸部
は例えば淳角間隔に設けるようにすればロータの動バラ
ンスを失することがなく、また前述のようにその深さ又
は高さが小さくても著効し得るものであるからロータ自
体の強度などに与える影響も無視できる。
L実施例] 以下1本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は1本発明に係るTMP用の釣鐘形ロータを示し
、この場合特に該ロータには、上方側にロータ翼列を設
ける一方、下方側にネジ溝付きロータを連設してなる高
圧縮比特性を有する新形のものを示している。すなわち
、この複合型ともいうべき釣鐘形ロータ1は、吸気口側
に当る上方の小径筒部IAにロータ翼1aを多段に嵌着
して。
ステータ翼(図示せず)と共にタービン翼列を構成する
ロータ翼列fを設けるようにしている一方、排気ロ側に
当る下方の大径筒部IBには、外周面にその溝深さがテ
ーパ面tに従って徐々に浅くなる適数状の螺旋溝2を設
けて、これら溝2.2の間の部分に広幅の螺旋翼部3を
設けるようにしているものである。そして、この各螺旋
溝2には外周から環状のステータ翼板(図示せず)が突
設され、前記螺旋翼部3と該ステータ翼板とによる共同
作用で、TMPに低真空域に対しても大きな排気性能を
可使にする圧縮比増大機構をこの部分で作り出すように
しているのである。
しかして、この釣鐘形ロータlはその内面中途部に設け
たテーパ状の軸貫通孔1cに、第4図の場合と同様にロ
ータシャフトを通して該シャフトに固定され、その大径
筒部IBの部分が中心のシャフトまわりに釣鐘状に吊り
下げられることになるのであるが、この大径筒部IBの
内周面1bに、第1図および第2図に示すように、該大
径筒部IBの肉厚を浅く円弧状に切欠いた5個の凹部4
.4Φ・・を、その中心0に対し等角間隔で設けている
。これらの各四部4は、適宜の回転工具でその内面1b
の適当な軸長部分の肉厚を回転円Cの一部として削り出
したものである。
さて、このような凹部4.4・・φを設けたものであれ
ば、これら凹部を付ける以前とこの釣鐘形ロータlの固
有振動数が変化して、従前共鳴現象により該ロータ1か
ら不快な共鳴音を発していたものも、その共鳴音を皆無
乃至は著しく減少することができ、TMPの運転音を静
粛なものとすることができる。そして、これら四部4.
4拳・Φは等角間隔に設けられるからロータ1の動バラ
ンスを失する不都合も蒙らない、また、凹部4゜4番・
・の深さは極浅いもので奏効することが確かめられてい
るので、超高速回転して強力な遠心力を受けるロータl
の強度に悪影響を及ぼす心配も無い、したがって、こめ
改良された釣鐘形ロータ1では、その内周面に凹部4.
4・・・を設けるだけのきわめて簡単な方策により、こ
の種ロータにおけるやっかいな運転音の発生を的確に防
止することができる。
以上、好適なる一実施例について詳述したが、本発明は
前記凹部4に代えて、第3図に示すように、凸部5,5
・・・を設けるようにしても実施でさるものである。す
なわち、この場合には加工面から見ると必ずしも得策で
はないが、これら凸部5(図では第2図に対応させて円
弧状に設ける場合を例示している)を設けた場合も、や
はり釣鐘形ロータlの固有振動数に変化を与えることが
でき、したがって前記の場合と同様の消音効果を奏する
ものとなるからである。
本発明は、このように釣鐘形ロータlの内周面に四部4
又は凸部5を設けるようにしたものであるが、これら凹
部4又は凸部5は少なくとも複数個(2個以に、)等角
間隔に配置して設けるようにすればよく、その個数が特
に@要な意味をもつものではない、また、これら四部4
又は凸部5は、必ずしも等角間隔に配設する場合に限ら
ず、ロータ1の動バランスさえ確保されれば不等角間隔
に設けることも可能である0例えば、その内周面lbの
一側に偏して2個の四部4を設け1両者の中間部位のロ
ータlにバランスウェイトを埋設することなどが考えら
れる。さらに、これら四部4又は凸部5の断面形状とし
て、実施例ではいずれも弦月状のものを示しているが、
釣鐘形ロータlに強度低下や応力集中を来すおそれの少
ないものであれば、その他の形の断面形状のものにして
もよい。
なお、第1図に示した釣鐘形ロータlは前述のようにや
や特殊なものであるが1本発明が適用されるロータは勿
論この種のものに特定される訳ではなく、第4図に示さ
れるもののような一般的な釣鐘形ロータRに対しても全
く同様に適用されるものであって、特に磁気軸受を利用
したTMPの運転中にロータから発生するJ(鳴音を防
上するという点に関する限り、その効果は同一である。
[発明の効果] 以上のように、本発明は釣鐘形ロータの内周面に凹部又
は凸部を設けるだけの簡便なる工夫により、TMP運転
中の不快な共鳴音の発生を的確に防止できるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すTMP用釣鐘形ロータ
の半部断面側面図である。第2図は第1図のI−I線断
面図である。第3図は、他の実施例を示す第2図相当の
ロータ横断面図である。第4図は磁気軸受を利用したT
MPの構成例を示す概略断面図である。 l・・・釣鐘形ロータ IA−拳・小径筒部 1B−・拳大径筒部 1a・・−ロータ翼 tb・・・内周面 1c・−ψ軸貫通孔 2・・会螺旋溝 3・・・螺旋央部 4・・・四部 5・1凸部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 釣鐘形ロータの内周面に複数の凹部又は凸部を設けたこ
    とを特徴とするターボ分子ポンプ用ロータ。
JP6806985A 1985-03-30 1985-03-30 タ−ボ分子ポンプ用ロ−タ Pending JPS61226597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6806985A JPS61226597A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 タ−ボ分子ポンプ用ロ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6806985A JPS61226597A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 タ−ボ分子ポンプ用ロ−タ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61226597A true JPS61226597A (ja) 1986-10-08

Family

ID=13363114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6806985A Pending JPS61226597A (ja) 1985-03-30 1985-03-30 タ−ボ分子ポンプ用ロ−タ

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JP (1) JPS61226597A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149798A (ja) * 1988-10-10 1990-06-08 Leybold Ag 高真空ポンプ用のポンプ段
KR100880504B1 (ko) * 2001-11-16 2009-01-28 에드워즈 가부시키가이샤 진공 펌프

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02149798A (ja) * 1988-10-10 1990-06-08 Leybold Ag 高真空ポンプ用のポンプ段
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