JPS61224020A - リモ−トコントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ｃ産業上の利用分野Ｊ 本発明は、ニアコンディショナ、オーディオ機器、テレ
ビ等の負荷をリモートコントロールするためのリモート
コントロール装置に関する。

［従来技術〕 従来より、この種のリモートコントロール装置の一例と
して、複数のスイッチ要素を有したパネル状のスイッチ
機構を備え、オン操作されたスイッチ要素に対応したリ
モートコントロール信号を出力してその信号により特定
される負荷を制御するように構成したものがある。しか
しながら、斯かる従来のリモートコントロール装置では
、１つのスイッチ要素に対し１種類の制御モードを割当
てる構成としているのが通常であるため、負荷制御モー
ドの数だけスイッチ要素が必要になるという事情下にあ
る。このため、例えば自動車のように、オーディオ機器
、ニアコンディショナ等の負荷を１台のリモートコント
ロール装置で制御することが望ましい場合には、制御モ
ードが非常に多くなってスイッチ要素の必要数も増加し
、その結果として装置全体が大形化する問題点があり、
しかも斯様に装置そのものが大形化すると、リモートコ
ントロール装置本来の目的である操作性の著しい低下を
来たすばかりか実用性も低下するという不具合が若起さ
れる。

［発明の目的］ 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、。

その目的は、被制御負荷の制御モードが多い場合でも必
要となるスイッチ要素の数を少なく抑制でき、以て全体
の小形化を実現できると共に操作性及び実用性の向上を
図り得、さらには斯様に被制御負荷の制御モードが多い
場合でも操作ミスの発生を確実に現象させ得る等の効果
を奏するリモートコントロール装置を提供するにある。

［発明の要約］ 本発明は上記目的を達成するために、多数のスイッチ要
素を有したパネル状のスイッチ手段のうち少なくとも１
つ以上のスイッチ要素に対応した部分を透明に形成する
と共に、上記透明部分の下方に位置した表示要素を有し
この表示要素により２種類以上の形象を表示可能な表示
手段と、この表示手段による表示形象の種類を切換える
切換手段と、この切換手段による表示内容の切換えに応
じて前記スイッチ要素のオン操作により出力されるリモ
ートコントロール信号の種類を変更する制御手段とを夫
々設ける構成としたものであり、これによって１個のス
イッチ要素に対し負荷の制御モードを２種類以上割当て
得るようになすと共に、そのスイッチ要素による制御内
容を常に正しく表示し得るようにしたものである。

［実施例］ 以下、本発明を自動車用負荷のリモートコントロール装
置に適用した第１及び第２の各実施例について説明する
に、まず第１の実施例について第１図乃至第４図を参照
しながら説明する。

第１図において、１は全体が透明に形成されたスイッチ
手段たるパネル状のスイッチ機構で、これは透明基板２
と可撓性ある透明フィルム３とを所定間隙を存して配設
すると共に、これら透明基板２の上面及び透明フィルム
３の下面に夫々互に対向させて複数対の透明状接点４ａ
、４ｂを添設し、以てこれら複数対の接点４ａ、４ｂに
より複数のスイッチ要素４（このスイッチ要素４の配置
は第２図（Ａ）に破線で示す）を形成する構成としたも
のである。尚、図示はしないが透明基板２と透明フィル
ム３との間にはスペーサが介在されている。一方、５は
スイッチ機構１の下面に配設された表示手段たる例えば
液晶ディスプレイで、これは第２図（Ａ＞、（Ｂ）に示
すように、前記各スイッチ要素４の下方に位置するよう
に形成された複数群の表示要素５１〜５ｇ及びスイッチ
要素４とは対向しない位置に設けられた表示要素５Ｔを
有し、このうち表示要素５２〜５Ｔは、負荷たる例えば
オーディオ機器、ニアコンディショナの複数の制御モー
ドに対応した夫々異なる種類の形象を表示できるように
構成されている。ここで、各表示要素５１〜５１による
表示形象は以下のような意味を持つものである。表示形
象５１・・・・・・ＡＵＤＩＯ（オーディオ機器）選択
スイッチ及びＡ／Ｃ（ニアコンディショナ）選択スイッ
チ、表示形象５２・・・・・・オーディオ機器のチ１−
ニングスイツチ若しくはニアコンディショナの温度調節
スイッチ、表示要＊　５３・・・・・・オーディオ機器
のｒＡＭＪ、ｒＦＭＪ切換スイッチ若しくはニアコンデ
ィショナの吹出し口選択スイッチ、表示要素５４・・・
・・・オーディオ機器のプリセットチャンネル選択スイ
ッチ若しくはニアコンディショナの吹出し口選択スイッ
チ、表示要素５５・・・・・・オーディオ機器のボリュ
ーム調節スイッチ若しくはニアコンディショナの風ｍｓ
節スイッチ、表示要素５６・・・・・・オーディオ機器
のプログラムスイッチ及び電源スイッチ若しくはニアコ
ンディショナの電源スィッチ及びオート運転モード選択
スイッチ、表示要素５□・・・・・・オーディオ機器の
チューニング周波数表示若しくはニアコンディショナの
設定温度表示。尚、第２図は各表示要素５１〜５Ｔによ
る表示形象の一例を示すもので、従って液晶ディスプレ
イ５による表示パターンはこの例に限らないことは勿論
である。また、上記ＡＵＤＩＯ選択スイッチ及びＡ／Ｃ
選択スイッチを示す表示要素５工に対応したスイッチ要
素（特にこれを符号４１．４２で示す）は、本発明でい
う切換手段に相当する。

電気的構成を示す第３図において、６は制御手段たる制
御回路で、これはマイクロコンピュータ７及び液晶ドラ
イバ８より成り、前記スイッチ機構１からの出力信号に
基づいて前記液晶ディスプレイ５及び送信部９を第４図
のフローチャートに示す如く制御する。尚、上記送信部
９は、ＬＥＤドライバ１０及び赤外ＬＥＤ１１より成り
、制御回路６からの指令によって赤外光を媒体としたリ
モートコントロール信号を出力するものであり、斯様な
リモートコントロール信号によって図示しない負荷（オ
ーディオ機器或はエアコンイショナ）がその信号によっ
て特定されるモードにて制御されるようになる。

さて、制御回路６による制御内容について第４図を参照
しながら説明する。即ち、判断行程（ａ）においては、
スイッチ機構１内のスイッチ要素４がオンされたか否か
を判断し、その判断がＥＹＥＳ」になったときに初めて
次の判断行程（ｂ）へ移行する。この判断行程（ｂ）で
は、オンされたスイッチ要素４が表示要素５１に対応し
たちのく即ち、切換手段たるスイッチ要素４１．４２　
）か否かを判断し、ｒＹＥｓＪの場合には表示パターン
切換行程（Ｃ）へ移行する。この行程（Ｃ）では、入力
された信号の種類に応じて液晶ディスプレイ５の表示パ
ターンを第２図（Ａ）或は（Ｂ）のいずれかに切換える
ものであり、実際にはスイッチ要素４！がオンされたと
きに第２図（Ａ）の表示パターンに切換え、スイッチ要
素４２がオンされたときに第２図（Ｂ）の表示パターン
に切換える。そして、この後には、次の表示パターン記
憶行程（ｄ）へ移行して現在表示中の表示パターンをメ
モリに記憶した後に前記判断行程（ａ）へ戻る。一方、
前記判断行程（ｂ）で１ＮＯ」と判断された場合には、
送信信号作成行程（ｅ）へ移行して、オンされたスイッ
チ要素４の種類に対応し且つ前記メモリに記憶された表
示パターン（液晶ディスプレイ５に現在表示されている
パターン）に即した内容のリモートコントロール信号を
作成し、次の送信信号出力行程（ｆ）へ移行する。この
送信信号出力行程（ｆ）では、上記のように作成された
リモートコントロール信号を赤外ＬＥＤ１１から所定の
搬送周波数にて出力し、この後に判断行程＜ａ）へ戻る
。

上記した本実施例によれば、１個のスイッチ要素４にて
２種類のリモートコントロール信号を送信できる構成、
換言すれ啄１個のスイッチ要素４に対し負荷の制御モー
ドを２種類割当て得る構成であるから、被制御負荷の制
御モードが多く設定されている場合でも必要となるスイ
ッチ要素の数を従来の半分程度に抑制できる。従って、
コントロール装晋全体の小形化を実現できて、その操作
性を向上させ得ると共にその取り回しを良好にできて実
用性の向上を図り得る。また、スイッチ要素４による制
御内容が切換えられたとき（換言すればリモートコント
ロール信号の種類が変更されたとき）には、液晶ディス
プレイ５による表示パターンも同時に自動的に切換えら
れるから、スイッチ要素４の制御内容を常に正しく表示
でき、従って操作ミスの発生が少なく押さえられるよう
になる。

次に、第５図乃至第７図に示す本発明の第２の実施例に
ついて前記第１の実施例と異なる部分のみ説明する。

即ち、前記第１図に相当した第５図においては、液晶デ
ィスプレイ５の下面を覆うように配置された反射板１２
、この反射板１２と液晶ディスプレイ５との間に配置さ
れた光源たる例えば冷陰極放電管１３を追加した点が第
１の実施例と責なる。

そして上記冷陰極放電管１３の点灯に応じて液晶ディス
プレイ５及びスイッチ機構１を介した所謂透過照明が行
なわれるようになっている。尚、液晶ディスプレイ５に
代えて例えばＥＬ表示パネルのように自己発光タイプの
表示手段を使用する場合には、上記反射板１２及び冷陰
極放電管１３は当然不要となる。

前記第３図に相当した第６図においては、受信部１４を
設けた点が第１の実施例と異なる。この受信部１４は、
負荷制御部からその負荷の動作状態に対応して送信され
るモニタ信号を受信するために設けられているもので、
受光素子１５．受信アンプ１６．バンドパスフィルタ１
７及び積分回路１８によって構成されている。この場合
、バンドパスフィルタ１７の中心周波数は受信回線の搬
送周波数と一致されており、斯かる搬送周波数は送信部
から送信されるリモートコントロール信号の搬送周波数
と異なる値に設定されている。そして、受信部１４の受
信信号は制御回路６に与えられるようになっており、制
御回路６はこの受信信号及びスイッチ機構１からの出力
信号に基づいて、液晶ディスプレイ５及び送信部９を第
７図のフローチャートに示す如く制御する。

さて、前記第４図に相当した第７図においては、判断行
程（ｇ＞及び動作状態表示行程（ｈ）が余分に設けられ
ている点が第１の実施例と異なる。

即ち、判断行程（Ｑ）では、前記モニタ信号が受信され
ているか否かを判断し、ｒＮＯＪの場合には判断行程（
ａ）へ移行して前記第１の実施例と同様の動作を実行し
、ｒＹＥｓＪの場合には動作状態表示行程（ｈ）を通っ
て判断行程（ａ）へ移行する。上記動作状態表示行程（
ｈ）では、現在リモートコントロール装置で制御中の負
荷の種類及び負荷の動作状態（受信部１４が受信したモ
ニタ信号によって特定される）に応じて液晶ディプレイ
５を第２図（Ａ＞、（Ｂ）のいずれかのパターンで表示
すると共に各表示要素のＯＮマークを適宜表示するよう
に駆動し、以てＩＩＮＩＩ中の負荷（オーディオ機器或
はニアコンディショナ）の動作状態を表示する。

従って、本実施例の構成によれば、負荷の動作状態を、
その負荷の状態を確認せずともリモートコントロール装
置にてモニタできるものであり、実際の使用上極めて便
利になる。しかも、斯様なモニタ用の動作状態表示部（
表示要素５Ｔ等）を液晶ディスプレイ５に組込むように
したから、この面からも全体の小形化を促進できる。ま
た、受信部１４による受信回線と送信部９による送信回
線とで搬送周波数を異ならせたから、全二重通信が可能
となる利点もある。

尚、上記各実施例では、２種類の形象を表示可能な表示
要素５１〜５Ｔから成る液晶ディスプレイ５を設ける構
成としたが、他の表示手段を用いても良いことは勿論で
あり、また負荷の種類等に応じてさらに多種類の形象を
選択的に表示可能な表示要素を備えた表示手段を用いて
も良い。

さらに、上記各実施例におけるスイッチ機構１に代えて
、第８図及び第９図に示す本発明の第３の実施例の如き
スイッチ手段１′或は第１０図乃至第１１図に示す本発
明の第４の実施例の如きスイッチ手段１″を設ける構成
とすることもできる。

即ち、まず第３の実施例について説明する。第８図は前
記第１図に相当する図で、これに示されたスイッチ手段
１′において、４′は透明基板２上に形成された透明導
電膜より成るスイッチ要素、１９は透明基板２上にスイ
ッチ要素４′を覆うように形成された透明絶縁膜である
。尚、スイッチ要素４′の配置は第１の実施例と同様で
ある。

第９図には上記スイッチ要素４′がオン操作された状態
を検出するための回路構成が示されている。この第９図
において、２０は正弦波の発振回路で、その出力は抵抗
２１を介してスイッチ要素４′に与えられる。スイッチ
要素４′と抵抗２１の共通接続点は、信号処理回路２２
の入力端子（Ａ点）接続されている。信号処理回路２２
は入力される正弦波の信号の大小を判定して、ディジタ
ル化した信号をマイクロコンピュータ７へ出力する。２
３は指（又は人体の一部）がスイッチ要素４′の対向す
る面に接触したとき形成される指及びスィッチ要素４′
間の静電容量と人体及び回路系アースライン間のインピ
ーダンスを等価的に表わしたインピーダンスである。

斯様な構成のスイッチ手段１′にあっては、スイッチ要
素４′の対向する面に、指が触れていないときは、Ａ点
の電圧は大きいが指が触れるとインピーダンス２３が形
成される為、Ａ点の電圧は小さくなる。そして信号処理
回路２２は入力電圧の大小に応じてディジタル化信号を
出力する。従って、本実施例のスイッチ手段においても
ＯＮ操作が検出できるから第１の実施例のスイッチ機構
１と同じ作用をする。

この実施例の効果は、第１及び第２の実施例のように透
明フィルム３を使用していないため、スイッチ部の構成
が中線となり耐環境性及び視認性が向上する。

次に第４の実施例について説明する。即ち、スィッチ手
段１″全体が透明に形成されたパネル状をなし、これは
透明基板２と可撓性ある透明フィルム３とを所定間隔を
存して配設すると共に、これら透明基板２の上面及び透
明フィルム３の下面に、夫々面状の透明導電膜２４．２
５を添設し、透明導電膜２４．２５の夫々において対向
する一対の辺には電極２４ａ　、２４ｂ　、２５ａ　、
２５ｂが設けられ、電極２４ａ　、２１のなす軸と電極
２５ａ　、２５ｂのなす軸は直交している。尚、図示は
しないが透明基板２と透明フィルム３との間にはスペー
サが介在されている。

この構成において第１１図及び第１２図中の＊印点が押
圧されているとすると、押圧点の座標（Ｘ　、　Ｖ　）
は、 Ｘ　＝Ｉ−Ｘ　−Ｒｔ　／　（Ｒｔ　＋Ｒ２）＝７×　
・Ｖ２　／　（Ｖｌ　＋Ｖ２　）Ｖ　＝ＬＶ−Ｒ３，／
　（Ｒ３＋Ｒ４）＝Ｌ　Ｖ　−Ｖａ　／　（Ｖ３　＋Ｖ
ａ　）で表わされる。尚、Ｒ１，Ｒ２、Ｒ３、Ｒａは各
々＊印点から２５ａ　、２５ｂ　、２４ａ　、２４ｂま
テノ抵抗値テアリ、Ｖｔ　、　Ｖ２　、　Ｖ３　、　Ｖ
ｔ　ハ各々ｒ１．ｒ２．ｒ３．ｒ４の両端の電圧である
。

従つｒＶｔ　、Ｖ２　、Ｖ３　、Ｖ＜を計測すｔＬハ、
押圧点の座標つまり位置が決まり、その該当位置が多数
のスイッチ要素として機能するものである。

この実施例の効果はスイッチ要素の数が増加しても、電
極の取り出し線数が増加しない（常に４本である）こと
と、スイッチ要素の配置が、表示形象毎に自由に設定で
きる点である。

その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施例に限定
されるものではな（、例えば被制御負荷として他のもの
を適用しても良い等その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施することができる。

［発明の効果］ 本発明によれば以上の説明によって明らかなように、複
数のスイッチ要素を備えたパネル状のスイッチ機構を備
え、オン操作されたスイッチ要素に対応したリモートコ
ントロール信号を出力してその信号により特定される負
荷を制御するようにしたリモートコントロール装置にお
いて、被制御負荷の制御モードが多く設定される場合で
も必要となるスイッチ要素の数を少なく抑制することが
できて、全体の小形化並びにこれに伴う操作性及び実用
性の向上を図り得、同時に被制御負荷の制御モードが多
く設定されたとしても操作ミスの発生を確実に減少させ
得るという優れた効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の第１の実施例を示づもので
、第１図は要部の縦断面図、第２図は同要部の平面図、
第３図は電気的構成を示すブロック図、第４図は制御回
路の制御内容を示すフローチャートである。また第５図
、第６図、第７図は本発明の第２の実施例を示す夫々第
１図、第３図。 第４図相当図、第８図及び第９図は本発明の第３の実施
例を示すもので、第８図は第１図相当図、第９図はオン
操作状態検出用の回路図である。さらに、第１０図、第
１１図、第１２図は本発明の第４の実施例を示すもので
、第１０図は第１図相当図、第１１図はスイッチ手段の
要部を示す斜視図、第１２図は同スイッチ手段の機能説
明用の図である。 図中、１はスイッチ機構（スイッチ手段）、１ｒ、１ｎ
はスイッチ手段、４．４’　はスイッチ要素、４１．４
２はスイッチ要素（切換手段）、５は液晶ディスプレイ
（表示手段〉、５１〜５アは表示要素、６は制御回路（
制御手段）、９は送信部、１４は受信部を示す。 出願人　　株式会社東海理化電機製作所第　１ｒＸＪ 第　２　図 第　３　図 第４図 Ｉ！ｓ５！！］ ｚ 第６０ｉ１ ’ＩＱ　　　　１／１崎　　　１ｂ　　　　　　１コ第
　７　図 第　８　図 第９図 第１０図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. １．　多数のスイッチ要素を有したパネル状のスイッチ
   手段を備え、オン操作されたスイッチ要素に対応したリ
   モートコントロール信号を出力してその信号により特定
   される負荷を制御するようにしたリモートコントロール
   装置において、前記スイッチ手段のうち多数のスイッチ
   要素の少なくとも一個以上に対応した部分を透明に形成
   すると共に、以下（イ），（ロ），（ハ）の各手段を設
   けたことを特徴とするリモートコントロール装置。 （イ）前記スイッチ手段における透明部分に設けられた
   スイッチ要素の下方に位置された表示要素を有し、この
   表示要素により２種類以上の形象を表示可能な表示手段
   。 （ロ）前記表示手段による表示形象の種類を切換える切
   換手段。 （ハ）前記表示手段の表示内容の切換に応じて前記スイ
   ッチ要素のオン操作により出力されるリモートコントロ
   ール信号の種類を変更する制御手段。
2. ２．　切換手段は、多数のスイッチ要素の一部によって
   構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   に記載のリモートコントロール装置。