JPS61223100A - 透明石鹸 - Google Patents
透明石鹸Info
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- JPS61223100A JPS61223100A JP6433685A JP6433685A JPS61223100A JP S61223100 A JPS61223100 A JP S61223100A JP 6433685 A JP6433685 A JP 6433685A JP 6433685 A JP6433685 A JP 6433685A JP S61223100 A JPS61223100 A JP S61223100A
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- Japan
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- dimethyl
- transparent
- lysine
- fatty acid
- soap
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は改良された透明石鹸に間する。詳しくはNα、
Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジンの1種または
2種以上を配合することにより、透明性、硬水中ての性
能及び生産性の改善された透明石鹸に間する。
Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジンの1種または
2種以上を配合することにより、透明性、硬水中ての性
能及び生産性の改善された透明石鹸に間する。
従来の技術
透明石鹸はその美麗な外観や、透明化剤として配合され
ているグリセリンや砂糖の作用によるしっとりした洗い
あがりが好まれ、顔や手指の洗浄用の高級石鹸として広
く用いられている。一般に透明石鹸は、脂肪酸ナトリウ
ムを主成分とする脂肪酸石鹸素地に水及び透明化剤とし
て、エタノールやグリセリン、砂糖を配合して作られる
が、脂肪酸ナトリウムは本来結晶性のものであって、透
明化剤を加えなければ通常の不透明のものしか得られな
い。これにエタノールやグリセリン、砂糖なとの透明化
剤を加えて結晶成長を妨げ、微細結晶状態で透明性を保
持している。しかしながら透明性はエタノールや水分の
留去により徐々に発現するので、製造に極めて長期間を
要し、製造当初には十分な透明性をもった透明石鹸が得
られるかどうか判別しに<<、製造には極めて微妙な製
造条件のコントロールを要するため、例えば乾燥工程に
おける温度、湿度コントロールが不適切であると透明性
の不十分なものが得られたりして、生産性が非常に低い
。また、洗浄による水分の付着により、容易に失透し商
品としての価値が失われたりする。或いは硬水中で使用
すると、スカム(水不溶性の金属石鹸)を発生しせっか
くの透明美麗な外観が損なわれる。これらの問題点を改
善しようとして、透明化剤の配合割合や種類0の変更、
添加剤等が種々検討されてきた。例えばアシル化ポリペ
プチドを添加することによって透明性を向上させる方法
(特公昭52−30408号公報)、ある種の遊離脂肪
酸を添加することによって透明性を向上すt) ル方法
(特公昭45−18984号公va)、N−長鎖アシル
グルタミン酸塩と結合剤を添加することによって硬水中
での性能を向上させる方法(特開昭51−24606号
公報)等が試みられているが、透明性、硬水中での性能
、生産性のいずれもを一挙に改善する方法については知
られていなかった。
ているグリセリンや砂糖の作用によるしっとりした洗い
あがりが好まれ、顔や手指の洗浄用の高級石鹸として広
く用いられている。一般に透明石鹸は、脂肪酸ナトリウ
ムを主成分とする脂肪酸石鹸素地に水及び透明化剤とし
て、エタノールやグリセリン、砂糖を配合して作られる
が、脂肪酸ナトリウムは本来結晶性のものであって、透
明化剤を加えなければ通常の不透明のものしか得られな
い。これにエタノールやグリセリン、砂糖なとの透明化
剤を加えて結晶成長を妨げ、微細結晶状態で透明性を保
持している。しかしながら透明性はエタノールや水分の
留去により徐々に発現するので、製造に極めて長期間を
要し、製造当初には十分な透明性をもった透明石鹸が得
られるかどうか判別しに<<、製造には極めて微妙な製
造条件のコントロールを要するため、例えば乾燥工程に
おける温度、湿度コントロールが不適切であると透明性
の不十分なものが得られたりして、生産性が非常に低い
。また、洗浄による水分の付着により、容易に失透し商
品としての価値が失われたりする。或いは硬水中で使用
すると、スカム(水不溶性の金属石鹸)を発生しせっか
くの透明美麗な外観が損なわれる。これらの問題点を改
善しようとして、透明化剤の配合割合や種類0の変更、
添加剤等が種々検討されてきた。例えばアシル化ポリペ
プチドを添加することによって透明性を向上させる方法
(特公昭52−30408号公報)、ある種の遊離脂肪
酸を添加することによって透明性を向上すt) ル方法
(特公昭45−18984号公va)、N−長鎖アシル
グルタミン酸塩と結合剤を添加することによって硬水中
での性能を向上させる方法(特開昭51−24606号
公報)等が試みられているが、透明性、硬水中での性能
、生産性のいずれもを一挙に改善する方法については知
られていなかった。
本発明が解決しようとする問題点 °゛本発明は、より
安定な透明状態を保持し、製造条件の変動に対しても許
容度が大きく、洗浄による水分の付着に対しても失透し
にくいのみならず、硬水中においてもスカム(水不溶の
カルシウム石鹸)を発生せず良好な泡立ちを有し、更に
透明性において一段と優れた透明石鹸を提供せんとする
ものである。
安定な透明状態を保持し、製造条件の変動に対しても許
容度が大きく、洗浄による水分の付着に対しても失透し
にくいのみならず、硬水中においてもスカム(水不溶の
カルシウム石鹸)を発生せず良好な泡立ちを有し、更に
透明性において一段と優れた透明石鹸を提供せんとする
ものである。
問題を解決するための手段
本発明者らは鋭意研究した結果、以下の構造を有するN
α、Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジンの1種或
いは2種以上を配合した透明石鹸は、従来の透明石鹸に
くらべ透明性が一層向上し、製造当初から高い透明性を
発現し、また製造時の条件の変動に対しても許容度が大
きく、水分付着による失透がなく、硬水中でもスカムを
発生せず良好な泡立ちを有することを見いだし、本発明
を完成した。
α、Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジンの1種或
いは2種以上を配合した透明石鹸は、従来の透明石鹸に
くらべ透明性が一層向上し、製造当初から高い透明性を
発現し、また製造時の条件の変動に対しても許容度が大
きく、水分付着による失透がなく、硬水中でもスカムを
発生せず良好な泡立ちを有することを見いだし、本発明
を完成した。
(式中RCOは炭素数8〜22の飽和或いは不飽和の直
鎖或いは分岐鎖脂肪族アシル基を表わす。)Nα、Nα
−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジンは特開昭58−1
68697号公報において有用な固形洗剤となることが
知られ、また特開昭57−55074号公報においては
アニオン界面活性剤と併用したとき優れた泡立ち、洗浄
性、安全性を発揮し、例えば化粧石鹸素地と配合して硬
水中でも良好な泡立ち・洗浄力を有する固形洗剤が得ら
れることが示ヤh 71.NスーI、 +I)I、 t
p fイ^−賄賄酸石飴麦地か主要成分とする透明石鹸
においてNα、Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジ
ンが前述の優れた効果を発揮することは、本発明によっ
て初めて明らかにされた。
鎖或いは分岐鎖脂肪族アシル基を表わす。)Nα、Nα
−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジンは特開昭58−1
68697号公報において有用な固形洗剤となることが
知られ、また特開昭57−55074号公報においては
アニオン界面活性剤と併用したとき優れた泡立ち、洗浄
性、安全性を発揮し、例えば化粧石鹸素地と配合して硬
水中でも良好な泡立ち・洗浄力を有する固形洗剤が得ら
れることが示ヤh 71.NスーI、 +I)I、 t
p fイ^−賄賄酸石飴麦地か主要成分とする透明石鹸
においてNα、Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジ
ンが前述の優れた効果を発揮することは、本発明によっ
て初めて明らかにされた。
本発明における透明石鹸は、Nα、Nα−ジメチル−N
ε−長鎖アシルリジン及び脂肪酸石鹸素地、水、透明化
剤を主成分とする。さらに、Nα。
ε−長鎖アシルリジン及び脂肪酸石鹸素地、水、透明化
剤を主成分とする。さらに、Nα。
Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジンと脂肪酸石鹸
素地は1対30ないし2対lの割合であり、両者の合計
が30ないし70重量%になるように配合 j′さ
れる。Nα、Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシ ニ
ルリジンの配合量が上記範囲より少ないと透明性
:や硬水中での性能が充分でなく、また多いと固形
□化しにくくなったり透明性がかえって低下したり
□する。両者の合計が30重量%より少ないと固形
化 :しにくかったり、固形化しても硬さが不充分
だっ :たりする。また合計が70重量%を超える
と透明性 1が低下する。
素地は1対30ないし2対lの割合であり、両者の合計
が30ないし70重量%になるように配合 j′さ
れる。Nα、Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシ ニ
ルリジンの配合量が上記範囲より少ないと透明性
:や硬水中での性能が充分でなく、また多いと固形
□化しにくくなったり透明性がかえって低下したり
□する。両者の合計が30重量%より少ないと固形
化 :しにくかったり、固形化しても硬さが不充分
だっ :たりする。また合計が70重量%を超える
と透明性 1が低下する。
本発明において用いられるNα、Nα−ジメチ 1
ルーNε−長鎖アシルリジンの具体例としては、
)例えばNα、Nα−ジメチル−Nt−ココイルリジン
、Nα、Nα−ジメチル−Nt−タウロイルリジン、N
α、Nα−ジメチル−Nt−カプリロイルリジン、Nα
、Nα−ジメチル−Nt−ラウロイルリジン、Nα、N
α−ジメチル−Nt−硬化牛脂アシルリジン、Nα、N
α−ジメチル−Nt−ミリストイルリジン、Nα、Nα
−ジメ□チルーNε−バルミトイルリジン、Nα、Nα
−ジメチル−Nt−ステアロイルリジン、Nα、Nα−
ジメチル−Nt−オレイルリジン、Nα、Nα−ジメチ
ル−Nt−イソステアロイルリジン、Nα。
ルーNε−長鎖アシルリジンの具体例としては、
)例えばNα、Nα−ジメチル−Nt−ココイルリジン
、Nα、Nα−ジメチル−Nt−タウロイルリジン、N
α、Nα−ジメチル−Nt−カプリロイルリジン、Nα
、Nα−ジメチル−Nt−ラウロイルリジン、Nα、N
α−ジメチル−Nt−硬化牛脂アシルリジン、Nα、N
α−ジメチル−Nt−ミリストイルリジン、Nα、Nα
−ジメ□チルーNε−バルミトイルリジン、Nα、Nα
−ジメチル−Nt−ステアロイルリジン、Nα、Nα−
ジメチル−Nt−オレイルリジン、Nα、Nα−ジメチ
ル−Nt−イソステアロイルリジン、Nα。
Nα−ジメチル−Nt−ベヘノイルリジン等があげられ
、これらは単独あるいは2種以上混合して用いられる。
、これらは単独あるいは2種以上混合して用いられる。
、
脂肪酸石鹸素地としては通常、炭素数8〜22の脂肪酸
のナトリウム塩が用いられるが、必要に応じて一部をカ
リウム塩やトリエタノールアミン塩、リジン塩、アルギ
ニン塩、カルシウム・塩、マグネシウム塩の1種または
2種以上で置き換えて、もよい。脂肪酸の組成は、単一
脂肪酸であっても混合脂肪酸であってもよい。
のナトリウム塩が用いられるが、必要に応じて一部をカ
リウム塩やトリエタノールアミン塩、リジン塩、アルギ
ニン塩、カルシウム・塩、マグネシウム塩の1種または
2種以上で置き換えて、もよい。脂肪酸の組成は、単一
脂肪酸であっても混合脂肪酸であってもよい。
透明化剤としては、低級アルコールとして゛メタノール
、エタノール、プロパツール、イソプロパツール等が、
多価アルコールとしてグリセリン、エチレングリコール
、プロピレングリコール等が、炭水化物として砂糖、ソ
ルビット、マンニット、キシリット、グルコース、フラ
クトース等が用いられるが、このうち低級アルコ−′ル
としてはエタノールが用いられることが通常である。こ
れらの透明化剤は単独または2種以上組み合わせて用い
られる。
、エタノール、プロパツール、イソプロパツール等が、
多価アルコールとしてグリセリン、エチレングリコール
、プロピレングリコール等が、炭水化物として砂糖、ソ
ルビット、マンニット、キシリット、グルコース、フラ
クトース等が用いられるが、このうち低級アルコ−′ル
としてはエタノールが用いられることが通常である。こ
れらの透明化剤は単独または2種以上組み合わせて用い
られる。
このほか、本発明の透明石鹸の特徴を損なわない・範囲
で池の添加成分、例えば、香料;色素;防腐剤:殺菌剤
:EDTA等の金属イオン封止剤;1酸化防止剤;湿潤
剤例えば乳酸ナトリウム、膿素、ポリエチレングリコー
ル、ピロリドン力、ルボン酸のナトリウム塩、カリウム
塩、トリエタノールアミン塩、リジン塩、アルギニン塩
等;・カチーオン界′面活性剤、アニオン界面活性剤、
ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤′;酸性、中性及
び□塩基性アミノ酸またはその塩;無機塩;ポリアクリ
ル酸塩゛′、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、ア
・ルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコ゛
−ル、カルボキシビニルポリマー、トラガント、ボ゛リ
ビニルビロリドン、ヒドロキシプロルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等の増粘剤・;カチオン化澱粉、
カチオン化セルロース、カチオン化ペプチド等のコンデ
ィショニング剤;ハーブエキス、シコンエキス等の植物
抽出エキス;過脂肪剤等を配合することも差し支えない
。
で池の添加成分、例えば、香料;色素;防腐剤:殺菌剤
:EDTA等の金属イオン封止剤;1酸化防止剤;湿潤
剤例えば乳酸ナトリウム、膿素、ポリエチレングリコー
ル、ピロリドン力、ルボン酸のナトリウム塩、カリウム
塩、トリエタノールアミン塩、リジン塩、アルギニン塩
等;・カチーオン界′面活性剤、アニオン界面活性剤、
ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤′;酸性、中性及
び□塩基性アミノ酸またはその塩;無機塩;ポリアクリ
ル酸塩゛′、ポリビニルアルコール、アラビアゴム、ア
・ルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコ゛
−ル、カルボキシビニルポリマー、トラガント、ボ゛リ
ビニルビロリドン、ヒドロキシプロルセルロース、ヒド
ロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等の増粘剤・;カチオン化澱粉、
カチオン化セルロース、カチオン化ペプチド等のコンデ
ィショニング剤;ハーブエキス、シコンエキス等の植物
抽出エキス;過脂肪剤等を配合することも差し支えない
。
作用
Nα、Nα−ジメチル−Nt−長鎖ア“ツルリジンは両
性界□面活性剤として、硬水中で極めて良好・な性能を
発揮するのみならず、これを石鹸に配合した場合優れた
スカム分散・可溶化剤として作用する。そのためNα、
Nα−ジメチル−Nt−長・鎖アシルリジ′ンを配合し
た透明石鹸は、硬水中でた、Nα、Nα−ジメチル−N
t−長鎖アシルリジンと脂肪酸石鹸の混合系は、脂肪酸
石鹸単独より水に対する親和“性が強′くなり、二のた
め透明な微細結晶状態がより安定しで存在し、また透明
度も高いと考えられる。このことは含有水分の変:動に
対し)で透明状態がより安定であることも意味′し、水
分付着による失透を起こりに<<シてい4も′のと考え
′られる。
性界□面活性剤として、硬水中で極めて良好・な性能を
発揮するのみならず、これを石鹸に配合した場合優れた
スカム分散・可溶化剤として作用する。そのためNα、
Nα−ジメチル−Nt−長・鎖アシルリジ′ンを配合し
た透明石鹸は、硬水中でた、Nα、Nα−ジメチル−N
t−長鎖アシルリジンと脂肪酸石鹸の混合系は、脂肪酸
石鹸単独より水に対する親和“性が強′くなり、二のた
め透明な微細結晶状態がより安定しで存在し、また透明
度も高いと考えられる。このことは含有水分の変:動に
対し)で透明状態がより安定であることも意味′し、水
分付着による失透を起こりに<<シてい4も′のと考え
′られる。
実施例 ゛ ′ ・ ・・ ′以下実施
例により説明するが゛、゛本発明が実゛施・例°′の5
みに限定されないのは勿論であ°る。尚、実施例中の□
部は重量部を表わ゛す。、t ・′員゛パ・−一実施例
1 脂肪酸石鹸素地 2q、6m’(牛脂
脂肪′酸寸トリ°ウム80′%゛ンヤ″シ油ブ □
脂肪酸ナトリウム20%)・ ′ パNα
、Nα−ジメチルーNε−ラウロイパ ′グリセリン
7.0部砂糖
12.0部エタノール
17.0部精製水
10.0部色素 適量上
記の成分(処方Aとする)を混合攪はんしながら80℃
に加熱し溶解する。これを型に流し込み、40℃の乾燥
庫(相対湿度30%)に保存した。1日後に観察したと
ころ、固化し高い透明度を有した。
例により説明するが゛、゛本発明が実゛施・例°′の5
みに限定されないのは勿論であ°る。尚、実施例中の□
部は重量部を表わ゛す。、t ・′員゛パ・−一実施例
1 脂肪酸石鹸素地 2q、6m’(牛脂
脂肪′酸寸トリ°ウム80′%゛ンヤ″シ油ブ □
脂肪酸ナトリウム20%)・ ′ パNα
、Nα−ジメチルーNε−ラウロイパ ′グリセリン
7.0部砂糖
12.0部エタノール
17.0部精製水
10.0部色素 適量上
記の成分(処方Aとする)を混合攪はんしながら80℃
に加熱し溶解する。これを型に流し込み、40℃の乾燥
庫(相対湿度30%)に保存した。1日後に観察したと
ころ、固化し高い透明度を有した。
対照として、上記成分中Nα、Nα−ジメチル−Nε−
ラウロイルリジンを脂肪酸石鹸素地で置き換えた処方(
処方Bとする)では、40℃乾燥庫に° 1日保存した
ところ、はぼ透明に固化したが、その透明度は処方Aに
はるかに及ばなかった。
ラウロイルリジンを脂肪酸石鹸素地で置き換えた処方(
処方Bとする)では、40℃乾燥庫に° 1日保存した
ところ、はぼ透明に固化したが、その透明度は処方Aに
はるかに及ばなかった。
次に、処方A、Bをそれぞれ溶解、型に流し込んだ後、
15℃の乾燥庫(相対湿度40%)で保存しIたところ
、18後処方Aは透明に固化したが、処方Bは不透明で
あった。
15℃の乾燥庫(相対湿度40%)で保存しIたところ
、18後処方Aは透明に固化したが、処方Bは不透明で
あった。
40℃の乾燥庫で固化した処方AおよびBを型から取り
出し、引き続き同乾燥庫で1か月乾燥したのち、面取り
型打ちして透明石鹸AおよびBを作った。透明石鹸Aは
2枚重ねて透明石鹸81枚と同程度の、高い透明性を有
した。硬水中での性能について検討するため、500p
p−の硬水中で手を洗ったところ、透明石鹸Bは多量の
スカムを発生し、泡立ちが悪く石鹸自体がスカムで汚れ
て透明美麗な外観が損なわれたのに対し、透明石鹸Aは
よく泡立ち、スカムを全く発生せず、その透明美啜な外
観が保持された。水分付着に対する安定性を検討するた
め、1日lO回の手洗いテストを行なったところ、透明
石鹸Bは11日めに水分の付着した部分が失透したのに
対し、透明石鹸Aは水分の付着した部分が若干軟化した
が失透は起こらなかった。
出し、引き続き同乾燥庫で1か月乾燥したのち、面取り
型打ちして透明石鹸AおよびBを作った。透明石鹸Aは
2枚重ねて透明石鹸81枚と同程度の、高い透明性を有
した。硬水中での性能について検討するため、500p
p−の硬水中で手を洗ったところ、透明石鹸Bは多量の
スカムを発生し、泡立ちが悪く石鹸自体がスカムで汚れ
て透明美麗な外観が損なわれたのに対し、透明石鹸Aは
よく泡立ち、スカムを全く発生せず、その透明美啜な外
観が保持された。水分付着に対する安定性を検討するた
め、1日lO回の手洗いテストを行なったところ、透明
石鹸Bは11日めに水分の付着した部分が失透したのに
対し、透明石鹸Aは水分の付着した部分が若干軟化した
が失透は起こらなかった。
実施例2
脂肪酸石鹸素地(実施例1と同じ) 30.0部Nα、
Nα−ジメチルーNε−ラウ ロイルリジン 8.0部Nα、N
α−ジメチルーNε−ココ イルリジン 2.0部N−
アシルグルタミン酸ナトリウム5.0部、(商品名:ア
ミソフトMS−21) 砂糖 10.0部グリセリ
ン 7.0部精製水
18.5部エタノール
18.0部上記の成分を混合攪はんしながら
加熱し、均一に溶解した。これを型に流し込み、室温で
静置した。翌日透明に固化したので型からとりだし、引
き続き室内に静置し乾燥した。lか月後面取り型打ちし
、透明石鹸を作った。このものは、対照としてNα、N
α−ジメチル−Nε−ラウロイルリジン及UNα、Nα
−ジメチル−Nε−ココイルリジンを脂、肪酸石鹸素地
で置き換えた透明石鹸よりあきらかに高い透明性を有し
、繰り返し洗浄によっても失透しなかった。
Nα−ジメチルーNε−ラウ ロイルリジン 8.0部Nα、N
α−ジメチルーNε−ココ イルリジン 2.0部N−
アシルグルタミン酸ナトリウム5.0部、(商品名:ア
ミソフトMS−21) 砂糖 10.0部グリセリ
ン 7.0部精製水
18.5部エタノール
18.0部上記の成分を混合攪はんしながら
加熱し、均一に溶解した。これを型に流し込み、室温で
静置した。翌日透明に固化したので型からとりだし、引
き続き室内に静置し乾燥した。lか月後面取り型打ちし
、透明石鹸を作った。このものは、対照としてNα、N
α−ジメチル−Nε−ラウロイルリジン及UNα、Nα
−ジメチル−Nε−ココイルリジンを脂、肪酸石鹸素地
で置き換えた透明石鹸よりあきらかに高い透明性を有し
、繰り返し洗浄によっても失透しなかった。
実施例3
脂肪酸石鹸素地(実施例1と同じ)40部 1N
α、Nα−ジメチル−Nε−ココ イルリジン 5部1・ゞ
“−9yl f /l/ −N t−t< 7Ll
1ミドイルリジン
1部Nα、Nα−ジメチルーNε−ステ アロイルリジン 1部
[□ 1□、 :精製水
19部 1エタノール
17部 i′色素
適量 :上記処
方によって作られた透明石鹸は、高い透 ゛明性を有
し、硬水中でもスカムを発生することな 1く良好
な泡立ちを示した。 i効果 実施例でもあきらかな通り、本発明の透明石鹸 :乾
燥条件の変動によって透明性が損なわれたりすることが
ないため、生産性が高い、また従来の透明石鹸より透明
性が良好で、水分の付着により失透することもなく、硬
水中でもスカムを発生せず優れた泡立ち・洗浄力を発揮
するなど、使用面においても大変に優れたものである。
α、Nα−ジメチル−Nε−ココ イルリジン 5部1・ゞ
“−9yl f /l/ −N t−t< 7Ll
1ミドイルリジン
1部Nα、Nα−ジメチルーNε−ステ アロイルリジン 1部
[□ 1□、 :精製水
19部 1エタノール
17部 i′色素
適量 :上記処
方によって作られた透明石鹸は、高い透 ゛明性を有
し、硬水中でもスカムを発生することな 1く良好
な泡立ちを示した。 i効果 実施例でもあきらかな通り、本発明の透明石鹸 :乾
燥条件の変動によって透明性が損なわれたりすることが
ないため、生産性が高い、また従来の透明石鹸より透明
性が良好で、水分の付着により失透することもなく、硬
水中でもスカムを発生せず優れた泡立ち・洗浄力を発揮
するなど、使用面においても大変に優れたものである。
Claims (2)
- (1)脂肪酸石鹸素地、水、透明化剤、および、下記の
構造を有するNα,Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシル
リジンの1種または2種以上を配合することを特徴とす
る透明石鹸。 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中RCOは炭素数8〜22の飽和或いは不飽和の直
鎖または分岐鎖脂肪族アシル基を表わす。) - (2)Nα,Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシルリジン
と脂肪酸石鹸素地の配合比が1対30ないし2対1の範
囲にあり、かつNα,Nα−ジメチル−Nε−長鎖アシ
ルリジンと脂肪酸石鹸素地を合わせた配合量が30ない
し70重量%であるところの特許請求の範囲第1項記載
の透明石鹸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6433685A JPS61223100A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 透明石鹸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6433685A JPS61223100A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 透明石鹸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61223100A true JPS61223100A (ja) | 1986-10-03 |
JPH0471438B2 JPH0471438B2 (ja) | 1992-11-13 |
Family
ID=13255295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6433685A Granted JPS61223100A (ja) | 1985-03-28 | 1985-03-28 | 透明石鹸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61223100A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005343922A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Nof Corp | 固形洗浄剤組成物 |
-
1985
- 1985-03-28 JP JP6433685A patent/JPS61223100A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005343922A (ja) * | 2004-05-31 | 2005-12-15 | Nof Corp | 固形洗浄剤組成物 |
JP4501534B2 (ja) * | 2004-05-31 | 2010-07-14 | 日油株式会社 | 固形洗浄剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471438B2 (ja) | 1992-11-13 |
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