JPS6121869B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6121869B2
JPS6121869B2 JP14267980A JP14267980A JPS6121869B2 JP S6121869 B2 JPS6121869 B2 JP S6121869B2 JP 14267980 A JP14267980 A JP 14267980A JP 14267980 A JP14267980 A JP 14267980A JP S6121869 B2 JPS6121869 B2 JP S6121869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
idler
annular body
elastic annular
groove
segment
Prior art date
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Expired
Application number
JP14267980A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5766077A (en
Inventor
Yoshio Kawachi
Hideki Yui
Masako Fujita
Yoshitomo Nozawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Mitsubishi Ltd filed Critical Caterpillar Mitsubishi Ltd
Priority to JP14267980A priority Critical patent/JPS5766077A/ja
Publication of JPS5766077A publication Critical patent/JPS5766077A/ja
Publication of JPS6121869B2 publication Critical patent/JPS6121869B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は装軌式車輌のアイドラまわりにおける
騒音低減装置に関する。
従来、装軌式車輌のアイドラまわりにおける騒
音低減装置として、トラツクチエーンのトラツク
リンクとアイドラの第二踏面との間の直接係合に
よる金属打音を緩和させるために、第1図乃至第
4図に示すように、アイドラ2の第一踏面4に沿
つて環状の凹溝6を設けて該凹溝6内にセグメン
ト状の弾性環状体8を周設し、弾性環状体の各セ
グメントを周方向に適宜間隔を置いた複数位置で
アイドラの内方(第1図および第2図)、又はア
イドラ2の外方(第3図および第4図)よりアイ
ドラ外周壁にボルト10止めし、弾性環状体8の
外周面にてトラツクチエーン12のトラツクブツ
シユ14を半径外方に押圧することによりトラツ
クリンク16をアイドラの第二踏面18より離間
させるようにした騒音低減装置は既に公知であ
る。
しかしながら、上記従来装置の中、弾性環状体
8をアイドラ内方よりボルト止めするタイプのも
のは、アイドラ2に弾性環状体を固定するにア
イドラ側壁20の狭い孔22を介してボルト10
の取付作業をしなければならず取付作業が面倒で
あること、アイドラ外周壁に多数のボルト孔を
穿設するためにアイドラの強度低下が避けられな
いこと、弾性環状体8をボルト10頭部又は先
端にて保持する取付構造となつているために取付
部が弱くこれをカバーすべく弾性環状体の裏面全
体に亘つて補強金属板24を張設する必要がある
こと、および弾性環状体のトラツクブツシユと
の接触巾が狭いために接触面圧が大きく該環状体
の摩耗が激しい等の欠点がある。一方、従来装置
の中、弾性環状体をアイドラ外方よりボルト止め
するタイプのものは、上記,およびの欠点
に加え、弾性環状体の各セグメントの表面にボル
ト頭部収納用の複数の凹所26を設ける必要があ
るために弾性環状体はブツシユとのくり返し接触
により該凹所26より容易に破損し易い欠点を有
する。
本発明は上記従来の欠点を除去すべくなされた
ものであつて、このため本発明は、装軌式車輌の
アイドラまわりにおける騒音低減装置であつて、
アイドラの第一踏面に沿つて環状の凹溝を設け、
該凹溝内にセグメント状の弾性環状体を周設し、
前記アイドラの凹溝両側壁および該凹溝内に嵌合
された弾性環状体の各セグメントの部分に周方向
に適宜間隔を置いてほゞアイドラ軸と平行に伸び
る貫通孔を形成し、該貫通孔内にアイドラ一側よ
りボルトを挿入することにより弾性環状体をアイ
ドラに固定し、前記弾性環状体は前記凹溝外にて
前記第一踏面上のほゞ全面に伸びる頭部を含み、
該頭部が第一踏面上に固着されており、前記弾性
環状体の各セグメントの部分に形成される貫通孔
が該セグメント部分に埋設された剛性管状部片に
より形成されており、該弾性環状体の外周面にて
トラツクブツシユを半径外方に押圧することによ
りトラツクリンクをアイドラの第二踏面より離間
せしめるようにしたことを特徴とする。
以下本発明の内容を添附図に示した実施例に沿
つて説明するに、第5図および第6図は本発明の
好適な一実施例を示すもので、該実施例装置では
アイドラ2の第一踏面4中央に沿つて環状の凹溝
6を形成し、該凹溝6内にセグメント状の合成ゴ
ム等よりなる弾性環状体8を周設する。各弾性環
状体8は図示のように断面T字形をなし上記凹溝
6内に嵌入される脚部8aと該凹溝6外にあつて
トラツクリンク16のトラツクブツシユ14と係
合する拡大頭部8bとを含む。該弾性環状体8の
高さは、図示のように弾性環状体の外周面が通常
トラツクブツシユ14を半径外方に押圧してトラ
ツクリンク16をアイドラの第二踏面18より離
間せしめるような高さに選ばれる。弾性環状体8
の各セグメントの脚部8aには周方向に適宜間隔
を明けた位置にアイドラ軸とほゞ平行に伸びる剛
性の管状部片28が埋設固定されており、該管状
部片28の管孔30はアイドラ2の上記凹溝6両
側壁62,32に周方向に適宜間隔をおいて穿設
されたボルト孔34,34と整合してアイドラ一
側よりアイドラ他側に亘つてアイドラ軸とほゞ平
行に伸びる貫通孔を形成している。上記整合した
ボルト孔34,34と管孔30にはボルト36が
アイドラト一側より挿入され、アイドラ他側にて
該ボルト36先端(螺部側)をナツト38止めす
ることにより弾性環状体8がアイドラ2に固定さ
れている。なお、図中40はボルト頭部およびナ
ツト38を収容する座ぐり穴を示す。
本発明装置においては、上記のように弾性環状
体8をアイドラ2に固定するに、弾性環状体8の
各セグメントに設けた管孔30とアイドラ2のボ
ルト孔34,34とを整合した後該整合した孔内
にアイドラ側部よりボルト36を挿入することに
より固定できるようにしたのでアイドラへの弾性
環状体の取付作業が容易となり、またアイドラ2
の外周壁にボルト取付孔を穿設することが無いか
らアイドラの強度を低下させることもない。ま
た、弾性環状体8内に剛性の管状部片28を埋設
固定して該管状部片をボルト36全体で保持する
ようにしたから取付部が強化され、従来のように
弾性環状体8の裏面全体に亘つて補強金属板を張
設する必要が無いから装置全体を簡単にすること
ができる。さらに、弾性環状体8の外周面にはボ
ルト収納用の凹所を設ける必要が無いからトラツ
クブツシユ14とのくり返し接触により該凹所よ
り破損することもない。またさらに、図示のよう
に弾性環状体の断面形状をT字形となし、これに
よりトラツクブツシユ14との接触巾Wを大きく
して接触面圧を小さくすることにより弾性環状体
の寿命を大巾に延長させることができる。なおこ
の場合、弾性環状体8の頭部8bと第一踏面4と
の間を通常の接着方法により固着して弾性環状体
8をアイドラ2により強固に固定することが望ま
しい。
以上のように本発明によればアイドラへの弾性
環状体の取付が容易であり、かつアイドラおよび
弾性環状体の強度および耐久性を向上させること
ができ、しかも構造簡単な装軌式車輌のアイドラ
まわりにおける騒音低減装置が得られる。
なお本発明装置においてはアイドラまわりにト
ラツクチエーンを巻装したまゝ弾性環状体の取
付、取外しが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の部分的断面図、第2図は第
1図の−線に沿う断面図で一部省略せる図、
第3図は他の従来装置の部分的断面図、第4図は
第3図の−線に沿う断面図で一部省略せる
図。第5図は本発明装置の側面図、第6図は第5
図の−線に沿う断面図である。 2……アイドラ、4……第一踏面、6……凹
溝、8……弾性環状体、8a……脚部、8b……
頭部、14……トラツクブツシユ、16……トラ
ツクリンク、18……第二踏面、28……管状部
片、32……側壁、34……ボルト孔、36……
ボルト、38……ナツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 装軌式車輌のアイドラまわりにおける騒音低
    減装置であつて、アイドラの第一踏面に沿つて環
    状の凹溝を設け、該凹溝内にセグメント状の弾状
    環状体を周設し、前記アイドラの凹溝両側壁およ
    び該凹溝内に嵌合された弾性環状体の各セグメン
    トの部分に周方向に適宜間隔を置いてほゞアイド
    ラ軸と平行に伸びる貫通孔を形成し、該貫通孔内
    にアイドラ一側よりボルトを挿入することにより
    弾性環状体をアイドラに固定し、前記弾性環状体
    は前記凹溝外にて前記第一踏面上のほゞ全面に伸
    びる頭部を含み、該頭部が第一踏面上に固着され
    ており、前記弾性環状体の各セグメントの部分に
    形成される貫通孔が該セグメント部分に埋設され
    た剛性管状部片により形成されており、該弾性環
    状体の外周面にてトラツクブツシユを半径外方に
    押圧することによりトラツクリンクをアイドラの
    第二踏面より離間せしめるようにしたことを特徴
    とする装軌式車輌のアイドラまわりにおける騒音
    低減装置。
JP14267980A 1980-10-13 1980-10-13 Reducer for noise around idler of crawler type vehicle Granted JPS5766077A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14267980A JPS5766077A (en) 1980-10-13 1980-10-13 Reducer for noise around idler of crawler type vehicle

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JP14267980A JPS5766077A (en) 1980-10-13 1980-10-13 Reducer for noise around idler of crawler type vehicle

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5766077A JPS5766077A (en) 1982-04-22
JPS6121869B2 true JPS6121869B2 (ja) 1986-05-29

Family

ID=15320989

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14267980A Granted JPS5766077A (en) 1980-10-13 1980-10-13 Reducer for noise around idler of crawler type vehicle

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Families Citing this family (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6631961B1 (en) * 2001-08-27 2003-10-14 Caterpillar Inc Isolated rim idler
US8770676B2 (en) 2010-12-21 2014-07-08 Caterpillar Inc. Rotatable idler for undercarriage system in a track-type machine
US8770677B2 (en) 2010-12-21 2014-07-08 Caterpillar Inc. Compound rim assembly for idler in an undercarriage system of a track-type machine
KR101878277B1 (ko) * 2014-04-16 2018-07-13 가부시키가이샤 고마쓰 세이사쿠쇼 아이들러 및 엔드레스 트랙식 주행 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5766077A (en) 1982-04-22

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