JPS61210600A - マスクromに記憶されたプログラムの一部修正装置 - Google Patents

マスクromに記憶されたプログラムの一部修正装置

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JPS61210600A
JPS61210600A JP60051156A JP5115685A JPS61210600A JP S61210600 A JPS61210600 A JP S61210600A JP 60051156 A JP60051156 A JP 60051156A JP 5115685 A JP5115685 A JP 5115685A JP S61210600 A JPS61210600 A JP S61210600A
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JP
Japan
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address
mask rom
program
memory
microprocessor
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JP60051156A
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English (en)
Inventor
Shinichi Isobe
磯部 信一
Mikio Yonekura
米倉 幹夫
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は、マスクROMに記憶されたプログラムを一部
修正する装置において、マスクROMに記憶された修正
すべきプログラムがアクセスされたときにマイクロプロ
セッサに分岐命令を実行させ、マスクROMの内容の代
りに分岐先の修正用メモリに記憶された修正プログラム
を実行させることにより、アクセスタイムを劣化させる
ことなくマスクROMに記憶されたプログラムの一部修
正を可能としたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はマスクROMに記憶されたプログラムを一部修
正する装置に関する。
マスクROMは、記憶素子の製造段階で記憶情報を書込
んでしまうもので、他のタイプのROM例えば破壊式プ
ログラマブルROMや消去可能なプログラマブルROM
に比ベビット当りの価格が安くチップ当りの記憶容量を
大きくできるという優れた長所を有する。しかしその反
面、一度書込んだ記憶内容を変更することは不可能であ
り、また書込み費用が高く且つ書込み情報を決めてから
その情報が書込まれたROMを製造するまでに長時***
するという欠点がある。そこで、マスクROMに記憶さ
れた修正すべき情報にとって代る情報を破壊式プログラ
マブルROM等他の形式のROMに記憶させ、マスクR
OMの記憶内容の一部を短期間で修正する技術が従来よ
り提案されている。
〔従来の技術〕
マスクROMの記憶内容の一部を修正する技術としては
、例えば特開昭51−9535号公報に見られるものが
知られている。
第10図はこの構成説明図であり、マスクROM1とは
別に、マスクROMIの修正すべき情報にとって代る修
正データを記憶する修正用ROM3と、マスクROMI
に加わるアドレスの一部を入力とし、マスクROMIの
修正不要な領域がアクセスされたときオア回路4の出力
によりイネーブル端子E1を1”としてマスクROMI
へのアクセスを有効なものとし、修正が必要な領域がア
クセスされたときオア回路4によりマスクROM1への
アクセスを禁止すると共にインバータ5により修正用R
OM3のイネーブル端子E2を“1″として修正用RO
M3へのアクセスを可能とし、且つマスクROMIへの
アドレスを修正用ROM3へのアドレスに変換するアド
レス変換ROM2とを設けたものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成では、実質的なアクセス
タイムはアドレス変換ROM2のアクセスタイムと修正
用ROM3のアクセスタイムとの和となるので、アクセ
スタイムが大きくなるという欠点を有する。
また、マスクROMIの例えば1oワードの領域を例え
ば20ワードという元より長いデータに修正することは
不可能である。
本発明はこのような従来の問題点を解決したものであり
、その目的は、アクセスタイムを劣化させることなく且
つワード数の拡大、削除といった修正も可能な修正装置
を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記問題点を解決するために、マスクROMに
記憶されたプログラムを一部修正する装置において、前
記マスクROMと同一のアドレス空間を有し前記マスク
ROMの修正すべきプログラムが記憶されている一連の
アドレスの先頭アドレスと同一のアドレスに修正要を示
す1ビットの情報を記憶するメモリと、分岐命令を記憶
するレジスタと、分岐先アドレスを指定する分岐先指定
回路と、該分岐先指定回路で指定されたアドレス以降の
アドレスに修正プログラムを記憶すると共にその後のア
ドレスに前記マスクROMへの復帰命令を記憶する修正
用ROMと、前記メモリから修正要を示す前記情報が出
力されたときに前記レジスタからの分岐命令と前記分岐
先指定回路からの分岐先アドレスをマイクロプロセッサ
にこの順番で読取らせ、その他の期間は前記マスクRO
M又は前記修正用ROMの出力を前記マイクロプロセッ
サに読取らせる切換手段とを設ける。
〔作用〕
マイクロプロセッサがマスクROMの修正すべきプログ
ラムの先頭をアクセスすると、メモリから修正要を示す
情報が出力されるので、切換手段によりマスクROMの
記憶内容に代えてレジスタからの分岐命令と分岐先指定
回路からの分岐先アドレスがマイクロプロセッサにデー
タとして送出される。従って、マイクロプロセッサは修
正用メモリの指定されたアドレスに分岐し、そこに予め
記憶された修正プログラムを実行する。そして、f1正
プログラムを実行し終えると復帰命令を実行することに
よりマスクROMのアドレス、即ち修正すべきプログラ
ムの終了アドレスの次のアドレスに復帰する。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例の要部ブロック図である。
同図において、10はマイクロプロセッサであり、aQ
−a15の計16ビットのアドレスバス11と、dO−
d 15の16ビットのデータバス13と、リード信号
線12とを有する。アドレスバス11はマスクROM1
4.メモリ比、修正用メモリ托及びデコーダ詔に接続さ
れ、データバス13はセレクタ19の出方側に接続され
、リード信号線12はマスクROM14゜メモリI5.
修正用メモリ16.レジスタ172分岐先指定回路18
およびフリップフロップ(FF)21にそれぞれ接続さ
れる。マスクROM14は例えば第2図に示すように(
0000)  (16進数表示、以下同じ)〜(7FF
F)までの32 K Wのアドレス空間を有し、1ワー
ドは16ビットである。このマスクROM14はアドレ
スバス11の複数ビットをデコードするデコーダ23の
出力でチップセレクトされ、アドレスバス11の残りの
アドレス線により内部のワードが選択される。メモリ1
5は第2図に示すようにマスクROM14と同一のアド
レス空間を有するように、マスクROM14に加わるチ
ップセレクト信号をチップセレクト信号とし、且つマス
クROM14に加わるアドレスと同一のアドレスが加え
られている。このメモリ15の出力は1ビットである。
修正用メモリ16は、マスクROM14の修正すべきプ
ログラムに代る修正プログラムを記憶するメモリであり
、例えば第2図に示すように(COOO)から所定容量
だけの記憶容量を有する。この修正用メモリ16はデコ
ーダおからのチップセレクト信号でチップ選択され、ア
ドレスバス11の残りのアドレス線で選択されたアドレ
スのデータを出力する。
修正用メモリ16の1ワードは16ビットである。上記
メモリ15及び修正用メモリ16は例えば破壊式プログ
ラマブルROMで構成される。
また、レジスタ17は、ジャンプ命令をセレクタ20に
出力する。ここで、ジャンプ命令とは、分岐命令のうち
分岐時にスタックに戻り番地をセントしないタイプの分
岐命令をいう。なお、後述するサブルーチンコール命令
は、分岐命令のうち分岐時にスタックに戻り番地をセッ
トし、分岐先のリターン命令によりスタックの番地に戻
るような命令をいう。また、分岐先指定回路18は、こ
の実施例では(C00O)のアドレスをセレクタ20に
出力する。セレクタ20は、リード信号1?Dのタイミ
ングでフリップフロップ21の出力が“O”のときレジ
スタ17のジャンプ命令をセレクタ19に加え、フリッ
プフロップ21の出力が“11のとき分岐先指定回路1
8の出力をセレクタ19に入力する。セレクタ19の一
方の入力にはマスクROM14の出力と修正用メモリ1
6の出力とのワイヤードOR出力が入力され、他方の入
力にセレクタ20の出力が入力される。
このセレクタ19はオア回路22の出力が“0”のとき
マスクROM14.修正用メモリI6の出力をデータバ
ス13に送出し、オア回路22の出力が1″のときセレ
クタ20の出力をデータバス13に出力する。
メモ1月5の1ビット出力はフリップフロップ21のセ
ット端子に入力され、フリップフロップはメモリ15か
ら“I”が出力されたときリード信号R[)の立下がり
のタイミングでセットされ、次のリード信号RDの立下
がりでリセットされる。
第3図及び第4図は第1図示装置の動作説明図であり、
第3図はマスクROM14の修正すべきプログラムが記
憶されている領域と、メモリ15の内容と、修正用メモ
リ托の内容の説明図、第4図はプログラムが修正される
過程のタイミングチャートである。
マイクロプロセッサ10がアドレスバス11に(IFF
F)を出力している場合、セレクタ19はマスクROM
 14 、修正用メモリ用例に切換えられているので、
リード信号RDが送出されたときマスクROM14の(
IPPP)に記憶されたマスクROMデータがセレクタ
19を介してマイクロプロセッサ1oに入力される。マ
イクロプロセッサ1oのプログラムヵウンタが+1歩進
して(2000)のアドレスがアドレスバス11に出力
されると、メモリ15から“1”が出力され、オア回路
22の出力によってセレクタ19はセレクタ20側に切
換えられる。従って、リード信号RDが送出されたとき
レジスタ17からのジャンプ命令がセレクタ20.19
を介してデータとしてマイクロプロセッサ10に入力さ
れる。そして、リード信号RDの立下がりでフリップフ
ロップ21がセットされ、セレクタ20が分岐先指定回
路18側に切換えられるので、マイクロプロセッサ10
が分岐先アドレスを読み取る為にアドレスバスに(20
01)を出力したとき、分岐先指定回路1日から出力さ
れた( C00O)がセレクタ20.19を介してマイ
クロプロセッサ10に入力される。マイクロプロセッサ
10はこの分岐命令及び分岐先アドレスを読取ることに
よりプログラムカウンタを(C00O)に変更し、アド
レスバス11に(C00O)を送出す名ことによりジャ
ンプ動作を行なう。アドレス(C00O)は修正用メモ
リ托の先頭番地であり、そこには修正用プログラムが記
憶されているので、マイクロプロセッサ10は順次その
修正用プログラムを読取り実行を行なう。768W分の
修正用プログラムを実行したのち、アドレスバス11に
(C300)が出力されると修正用メモリ16に記憶さ
れたジャンプ命令が読取られ、続<  (C301)の
アドレスが送出されたときに予め記憶された(2100
)のジャンプ先アドレスがマイクロプロセッサ10に入
力される。このためマイクロプロセッサ10はプログラ
ムカウンタを、マスクROM14の修正すべきプログラ
ムが記憶されている次のアドレスである(2100)に
変更してジャンプ動作を行なう。このようにしてマスク
ROM14のアドレス(2000)〜(2OFF)まで
の256Wのプログラムが修正用メモリ16の(C00
O)〜(C2FF)までに記憶された768Wの修正プ
ログラムに置換、即ち修正される。
以上の実施例は、修正箇所のアドレスに関係なく修正用
ROMの先頭番地にジャンプする方式であり、従って1
箇所の修正しtできない。第5図はこの点を改善した実
施例の要部ブロック図であり、第1図の構成と相違する
ところは、先ず分岐先指定回路50の構成である。即ち
分岐先指定回路(資)にはアドレスバス11の下8ビッ
トaO−a7がオフセットアドレスとして入力されてい
る。
第6図は分岐先指定回路50の実施例のブロック図であ
り、レジスタR1の記憶値即ち1,1.O。
o、o、o、oをデータバス13のデータ線d9〜(4
15に接続し、アドレス線aO〜a7をデータバス13
のデータ線d1〜d8に接続し、レジスタR2の出力(
0)をデータバス13のデータ線dOに接続したもので
ある。今、マイクロプロセッサ10が第6図に括弧書き
で示すようにdo−d15の内容をそれぞれアドレスa
O〜a15として認識する場合、マイクロプロセッサ1
0のアドレスバス11にA+2というアドレス値が出力
された場合、アンド回路GO〜G15の出力を読取った
マイクロプロセッサ10が認識するアドレスは次式に示
すものとなる。
Co OOH+ ((A+2)  ・0FFH) X2
(但し、・はAND演算を示す) 即ち、アドレスバス11の下8ビットのアドレス値のそ
れぞれに対応して2アドレス毎の新たなアドレスが発生
されることになり、その先頭アドレスは(C00O)と
なる。
第5図の実施例において例えば第7図に示すようにマス
クROM14の(2000)〜(23PF)までのIK
Wのプログラム(A領域)と、(4011)〜(421
@での512Wのプログラム(B領域)のそれぞれを修
正する場合、メモリ15の(2000)及び(4011
)にそれぞれ“1”を記憶させておく。又修正用メモリ
16の(COO2)にジャンプ命令、  (COO3)
にジャンプ先アドレスとして(C200) 、  (C
O24)にジャンプ命令、  4 (CO25)にジャ
ンプ先アドレスとして(C502)をそれぞれ記憶させ
ておくと共に、(C200)〜(C4FF)までのIK
Wの領域にA領域用修正プログラムを記憶させ、次のア
ドレス(C500>にジャンプ命令、更に次のアドレス
(C501)にジャンプ先アドレス(戻り先アドレス)
として(2400)を記憶させ、また、(C502)〜
(C801)までのIKWの領域にB領域用修正プログ
ラムを記憶させると共に、次のアドレス(C802)に
ジャンプ命令を、(C803)に゛ジャンプ先アドレス
として(4211)をそれぞれ予め記憶させておく。
このような構成にしておくと、マイクロプロセッサ10
がアドレスバス11に(2000)を出力したとき、メ
モリ15から“1”が出力されることによりレジスタ1
7に記憶されたジャンプ命令がセレクタ20.19を介
してマイクロプロセッサ10に入力され、続いてマイク
ロプロセッサ10が(2001)をアドレスバス11に
出力したとき、分岐先指定回路50からは(COO2)
のアドレスがセレクタ20.19を介してマイクロプロ
セッサ10に入力されることになる。
このため、マイクロプロセッサ10はプログラムカウン
タを(COO2)に変更し、これをアドレスバス11に
出力することにより修正用メモリ16の(COO2)に
ジャンプする。この(COO2)には、更にジャンプ命
令が記憶されており、マイクロプロセッサ10は次の(
COO3)にあるジャンプ先即ち(C200)に従って
修正用メモリ16のA領域用修正プログラムの先頭番地
に更にジャンプする。マイクロプロセッサ10がA領域
用修正プログラムを実行し終えると、次の(C500)
と(C501)にはアドレス(2400)へのジャンプ
命令が記憶されているので、マイクロプロセッサ10は
プログラムカウンタを(2400)に変更し、マスクR
OM14の当該番地へ復帰し、以後の動作を続行する。
またマイクロプロセッサ10が(4011)のアドレス
を出力すると、メモリ15から“1”が出力されること
によりレジスタ17からのジャンプ命令がマイクロプロ
セッサ10に入力され、続いて分岐先指定回路50から
(CO24)の分岐先アドレスが出力されるので、マイ
クロプロセッサ10は修正用メモリ16の(CO24)
にジャンプする。この(CO24)と次の(CO25)
には(CO50)へのジャンプ命令が記憶されているの
で、マイクロプロセッサ10は更にその番地へジャンプ
し、B領域用修正プログラムを実行し、(C802) 
、  (C803)に記憶されているジャンプ命令を実
行してマスクROM14の修正が必要でない領域に復帰
する。
このように第5図の実施例によれば、マスクROM14
の16進数で表した場合の下位2桁のアドレス値が異な
っておれば、それぞれ異なる番地にジャンプさせること
ができ、分岐先指定回路50で発生されるであろう分岐
先アドレス領域としては(COOO)〜(CIFF)ま
での512Wの領域を確保しておけば、(C200)か
らの領域は無駄なく有効に利用できる。
第8図は第5図示実施例の別の動作の説明図である。第
8図に示すように、マスクROM 14の修正すべきプ
ログラムの記憶されているアドレスの先頭番地が(20
00) 、  (4000)の如く下2桁が同一である
場合、分岐先指定回路50では同一の分岐先アドレスを
発生するので両者の区別が困難となる。本実施例はこの
ような場合に有効な構成を提案するものである。即ち、
この場合先ず第1に、レジスタ17から送出される分岐
命令をジャンプ命令でなくサブルーチンコール命令とし
、第2に修正用メモリ16の中に、サブルーチンコール
命令によりスタックされたリターン先アドレスを検知す
ることによりA領域、B領域のいずれから分岐されたか
を判別し、且つスタックの内容を変更することにより復
帰位置を自由に変更可能とする。以下、本実施例の動作
を説明する。
第8図に示すようにマスクROM14の(2000)〜
(22FF)のIKWと(4000)〜(41FF)の
lKWを共に修正する場合、メモリ15の(2000)
 、  (4000)に1”を先の実施例と同様に記憶
させておく。また、修正用メモリ16の(COO2)に
ジャンプ命令を、(COO3)にジャンプ先アドレスと
して(C200)を記憶しておく。また、(C200)
以降の記憶内容として、サブルーチンコール命令により
スタックされた内容を検知するリターン先検知プログラ
ムと、そのリターン先アドレスがA領域のものであるか
、B領域のものであるかにより条件ジャンプを行なわせ
る条件ジャンプ命令と、B領域からのサブルーチンコー
ル命令の場合に行なわれる条件ジャンプのジャンプ先ア
ドレス(α)を記憶する部分と0.A領域用修正プログ
ラムと、A領域用修正プログラムを実行し終えた後マス
クROM14の(2400)に復帰するためにスタック
の内容を(2002)から(2400)に変更するスタ
ック内容変更プログラムと、マスクROM14に復帰さ
せるためのリターン命令と、アドレス(α)から始まる
B領域用修正プログラムと、B領域用修正プログラムを
実行し終えた後マスクROM14の(4200)に復帰
させるためにスタックの内容を(4002)から(42
00)に変更させるためのスタック内容変更プログラム
と、マスクROM14への復帰を指令するリターン命令
とをそれぞれ予め記憶させておく。
第9図はA領域用修正プログラムが実行された際の第5
図示装置各部の動作タイミングチャートである。
マイクロプロセッサ10からアドレス(IFFF)が出
力されているときは、セレクタ19はマスクROM14
.修正用メモリ16側に切換ねっており、マスクROM
14から出力されたマスクROMデータがセレクタ19
を介してマイクロプロセッサ10に入力される。プログ
ラムカウンタが(2000)に歩進され、そのアドレス
がアドレスバス11に出力されると前述と同様にメモリ
】5から1”が出力されることによりセレクタ19はセ
レクタ20側に切換えられ、レジスタ17に記憶された
サブルーチンコール命令がセレクタ20.19を介して
マイクロプロセッサIOに入力される。マイクロプロセ
ッサ10はこのサブルーチンコール命令が入力されたこ
とにより分岐先のアドレスを読取るためにプログラムカ
ウンタを(2001)に変更し、これを出力する。なお
、このときサブルーチンコール命令が2ワード命令であ
ることからマイクロプロセッサ10は内部のスタックに
戻り先アドレスとして(2002)を記憶する。アドレ
スバス11に(2001)が出力されると、分岐先指定
回路50からは(COO2)のアドレスが出力されるこ
とになる。これがマイクロプロセッサ10に入力され、
マイクロプロセッサ10はプログラムカウンタの内容を
(COO2)に変更し、サブルーチンコール動作を行な
う。サブルーチンコール動作により分岐された先の(C
OO2)にはジャンプ命令が記憶されていると共に次の
アドレス(COO3)にジャンプ先アドレスとして(C
200)が記憶されいているので、マイクロプロセッサ
10はジャンプ動作を行ない、修正用メモリ16の(C
200)にジャンプする。アドレス(C200)以降に
はリターン先検知プログラムが記憶さているので、スタ
ックの内容を読取り、いずれの番地からコールされたか
を検知する。またスタックの内容と(2002)が一致
するか否かを判別し、一致した場合条件ジャンプ命令を
実行せず、一致しなかった場合条件ジャンプ命令を実行
して(α)番地にジャンプする。
この例では領域Aのアクセス中にサブルーチンコール動
作が行なわれたのであるからスタックには(2002)
が記憶されているので、条件ジャンプ命令を実行するこ
となくA領域用修正プログラムを実行する。そして、こ
のA領域用修正プログラムの実行が終了すると、スタッ
クの内容を(2002)から(2400)に変更する処
理をスタック内容変更プログラムにより実行し、そして
修正用メモリ16に記憶され゛ているリターン命令を実
行する。この場合、スタックは(2400)に変更され
ているので、マイクロプロセッサ10はプログラムカウ
ンタの内容を(2400)に変更し、マスクROM14
の当該アドレスに復帰する。
このようにサブルーチンコール命令を用いた場合はジャ
ンプ命令の場合に比べて修正ROM内のプログラムが多
少複雑になるが、これは修正を要する命令のアドレス下
位7ビットが一致する場合のみ複雑になるだけで、その
他はジャンプ命令と同様でよい。従って、分岐命令レジ
スタ17にはジャンプ命査とサブルーチンコール命令の
両方を切換える必要はなく、一般的にサブルーチンコー
ル命令のコードを入れておけばすべての場合をカバーで
きる。
なお、以上の各実施例では、マイクロプロセッサ10の
データバスは16ビットとじてか、これは説明の便宜工
のためであり、例えば8ビットのデータバスを有するマ
イクロプロセッサに通用することも可能である。また、
データバスが8ビットの場合、ジャンプ命令、サブルー
チンコール命令が3バイト命令となる場合には、第1図
及び第5図のレジスタ17−からジャンプ命令、サブル
ーチンコール命令が出力された後、2サイクルの期間だ
け分岐先指定回路側にセレクタ19.20を切換え、且
つ分岐先指定回路から8ビットずつ2回データが出力さ
れ且つこのデータをマイクロプロセッサ10が取り込む
ようにハードウェアを若干追加すれば良い。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、マスクROMの修正す
べきプログラムが記憶されているアドレスの先頭をアク
セスする状態になればメモリから修正要を示す1ビット
の情報が出力されると共に、レジスタに記憶された分岐
命令(ジャンプ命令或はサブルーチンコール命令)と分
岐先指定回路からの分岐先アドレスがデータとしてマイ
クロプロセッサに入力され、マイクロプロセッサは修正
用メモリに分岐して修正プログラムを読取るものである
から、アクセスタイムはマスクROM、修正用メモリ、
メモリの最大のアクセスタイムのもので決定され、従来
のようにアクセスタイムがほぼ倍になるというような問
題はなくなる。また、分岐命令によって修正用メモリに
分岐し、そこに記憶されているプログラムを修正用プロ
グラムとすも容易に行なうことができる。
また、各修正箇所に対応する修正用プログラムはそれぞ
れが必要とする長さだけ(1ワードで済む場合もある)
領域を確保しておけば良く、それらをすきまなく詰めて
配置することができる。即ち、修正用メモリとしては無
駄になる部分が少ない効果がある。従来技術では修正要
/不要にかかわりなく一定量の修正用メモリが必要であ
ったのに比べるとこれも本発明の優れた利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部ブロック図、第2図は
第1図示装置のアドレス空間の説明図、第3図はマスク
ROM14の修正すべきプログラムが記憶されている領
域と、メモ百月5の内容と、f1正用メモリ16の内容
の説明図、第4図はプログラムが修正される過程のタイ
ミングチャート、第5図は本発明の別の実施例の要部ブ
ロック図、箪6図は分岐先指定回路50の実施例の要部
ブロック図、第7図は第5図示装置におけるメモリ内容
の説明図、第8図は第5図示装置における別のメモリ内
容の説明図、第9図は第5図示装置の動作タイミングチ
ャート、第10図は従来技術の説明図である。 10はマイクロプロセッサ、14はマスクROM。 15はメモリ、16は修正用メモリ、17はレジスタ、
18、50は分岐先指定回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  マスクROMに記憶されたプログラムを一部修正する
    装置において、 前記マスクROMと同一のアドレス空間を有し前記マス
    クROMの修正すべきプログラムが記憶されている一連
    のアドレスの先頭アドレスと同一のアドレスに修正要を
    示す1ビットの情報を記憶するメモリと、 分岐命令を記憶するレジスタと、 分岐先アドレスを指定する分岐先指定回路と、該分岐先
    指定回路で指定されたアドレス以降のアドレスに修正プ
    ログラムを記憶すると共にその後のアドレスに前記マス
    クROMへの復帰命令を記憶する修正用ROMと、 前記メモリから修正要を示す前記情報が出力されたとき
    に前記レジスタからの分岐命令と前記分岐先指定回路か
    らの分岐先アドレスをマイクロプロセッサにこの順番で
    読取らせ、その他の期間は前記マスクROM又は前記修
    正用ROMの出力を前記マイクロプロセッサに読取らせ
    る切換手段とを具備したことを特徴とするマスクROM
    に記憶されたプログラムの一部修正装置。
JP60051156A 1985-03-14 1985-03-14 マスクromに記憶されたプログラムの一部修正装置 Pending JPS61210600A (ja)

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JP60051156A JPS61210600A (ja) 1985-03-14 1985-03-14 マスクromに記憶されたプログラムの一部修正装置

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JP (1) JPS61210600A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5051897A (en) * 1988-03-11 1991-09-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Single-chip microcomputer with memory patching capability

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US5051897A (en) * 1988-03-11 1991-09-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Single-chip microcomputer with memory patching capability

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