JPS61197293A - 自動製図機の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は用紙載置面上の画線ヘッドを、該用紙載置面の
ＸＹ方向にコントローラによって駆動制御し、用紙載置
面上の用紙に所定の作図を行うようにした自動製図機の
制御方法に関する。

〔従来の技術〕

此種の自動製図機は、用紙載置面と、該用紙載置面の両
側部に互いに平行に配設された案内レールと、該案内レ
ールに対して直角関係を有して該案内レールに移動可能
に掛架された移動レールと、該移動レールに移動可能に
取り付けられた画線ヘッドと、前記画線ヘッドを移動レ
ールに沿って駆動する第１のモータと、前記移動レール
を前記案内レールに沿って駆動する第２のモータと、前
記モータを制御するコントローラとから構成され、コン
トローラによって前記画線ヘッドは用紙載置面上を所定
のＸＹ方向に移動制御され、用紙載置面上の用紙に所定
のパターンが自動的に作図されるものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

作図作業が完了したとき、あるいは作図作業を中断させ
たとき、移動レールは、用紙載置面上で停止し、次の移
動指令が与えられるまでその停止状態を保持する。その
ため、用紙載置面上に用紙の張り替えを行うとき、移動
レールが邪魔になり、用紙張り替え作業が行い難いとい
う欠陥が存した。

本発明は上記欠陥を除去することを目的とするものであ
る。

〔問題点を解決する手段〕

本発明は上記目的を達成するため、用紙載置面と、該用
紙載置面の側部に配設された案内レールと、該案内レー
ルに対して直角関係を有して該案内レールに移動可能に
連結された移動レール４と、該移動レール４に移動可能
に取り付けられた両線ヘッド６と、前記画線ヘッド６を
移動レール４に沿って駆動する第１のモータ１６と、前
記移動レール４を前記案内レールに沿って駆動する第２
のモータ１８と、前記モータを制御するコントローラ２
０とから成る自動製図機において、前記コントローラ２
０に、前記移動レール４を前記画線ヘッド取付側とは反
対方向の前記用紙載置面から外れた所定位置に移動待機
させるためのプログラム制御情報を入力し、該プログラ
ム制御情報によって前記移動レールを上記所定待機位置
に移動させるようにしたものである。

〔作用〕

従って、作図完了時又は、用紙交換のための作図中断時
、コントローラに移動レールを画線ヘッド取付側とは反
対方向の用紙載置面から外れた所定位置に移動待機させ
るためのプログラム制御情報が入力され、この制御情報
によって移動レールは上記所定位置に自動的に移動し、
該位置で待機する。

〔実施例〕

以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例を参照して
詳細に説明する。

２はＸ−Ｙ自動製図機の機体であり、これの両側部２ａ
、２ｂには案内レール（図示省略）が配設され、該案内
レールに移動レール４の両端部がＸカーソル（図示省略
）を介して滑動自在に取付けられている。前記移動レー
ル４には、Ｙカーソル（図示省略）が滑動自在に取付け
られ、該Ｙカーソルに画線ヘッド６が固設されている。

前記画線ヘッド６の昇降板（図示省略）にはペン支持ア
ーム８が支承され、該ペン支持アーム８に筆記ペン１０
が支持されている。前記画線ヘッド６の昇降板は１画線
ヘッド６の基板に固設されたソレノイド１２の出力軸に
連係している。前記ソレノイド１２が通電されてその出
力軸が一方向に駆動されると、前記昇降板が下降し、筆
記ペン１０の先端が、テーブル１４上の用紙に、ソレノ
イド１２の励磁力によって決定される筆圧で当接する。

前記ソレノイド１２への通電が遮断されると、その出力
軸が復帰ばねによって他方向に駆動され、これによって
、前記昇降板が所定位置まで上昇し、筆記ペン１０の先
端がテーブル１４上の用紙に対して離反するように構成
されている。機体２に内蔵されたＸモータ１６がマイク
ロコンピュータ２０から成るコントローラによって駆動
されると、前記Ｙレール４がＸレールに沿って移動し、
機体２に内蔵されたＹモータ】８が駆動されると、前記
Ｙカーソルが前記Ｙレール４に沿って移動するように構
成されている。

前記機体２にはマイクロコンピュータ２０が内蔵され、
該マイクロコンピュータ２０を操作するためのキーボー
ド２６が機体２のパネルに配設されている。前記パネル
には、作図スタート信号を出力するためのリモートスイ
ッチ２８と、Ｙレール４を用紙載置面から離脱する所定
位置に移動させるためのローカルスイッチ３０が設けら
れている。３２はホストコンピュータでありコントロー
ラ２０に接続している。

次に本実施例の作用を第１図に示すフローチャートを参
照して説明する。

まずマイクロコンピュータ２０を電源オンとすると、初
期設定が行われる（ステップ１゜２）。ホストコンピュ
ータ３２からの作図情報はマイクロコンピュータ２０の
バッファに入力され、バッファは、モード端子のレベル
がリモートモードになっていると（ステップ６．７）、
上記作図情報をマイクロコンピュータ２０のモータ制御
手段に供給する。これによってモータ制御手段はＸ、Ｙ
モータ１６゜１８を駆動する正逆駆動用パルスを出力す
る。

一方、バッファからペンアップダウン信号がマイクロコ
ンピュータ２０のソレノイド制御手段に供給され、これ
により該手段は、ソレノイド１２を通電又は非通電状態
とする信号を出力する。上記マイクロコンピュータ２０
のモータ制御手段、及びソレノイド制御手段の駆動制御
信号によってＸＹモータ１６，１８とソレノイド１２が
駆動され、テーブル１４の用紙載置面上の用紙に所定の
作図が行われる（ステップ１０）。作図の一工程が完了
すると、用紙の張り替えのために、ホストコンピュータ
３２から移動レール除去信号がマイクロコンピュータ２
０に入力され、上記バッファはローカルモード即ち、デ
ータは受は取るが出力しない状態に移行する（ステップ
３）、一方、ソレノイド制御手段の入力端にペンアップ
信号が入力される。これによりソレノイド制御手段はソ
レノイド１２にペンアップ信号（電流ゼロ）を出力し１
画線ヘッド６のペン支持アーム８が上昇し、ペンアップ
状態となる。次に、ホストコンピュータ３２の上記移動
レール除去信号により、マイクロコンピュータ２０の一
方向高速パルス発振手段のパルス信号がＸ、Ｙモータ１
６，１８のドライバに供給され、　Ｘ−、Ｙモータ１６
，１８が正方向に高速回転し、移動レール４が第２図中
、＋Ｙ座標方向に１画線ヘッド６が移動レール４に沿っ
て＋Ｘ座標方向に高速で移動する。

移動レール４がテーブル１４上の用紙載置面から＋Ｙ方
向に離脱した所定の位置まで移動し、画線ヘッド６が移
動レール４の第２図中。

右端まで移動したところでＸ、Ｙモータ１６゜１８が停
止する。移動レール４が用紙載置面から離脱した設定位
置に待機した状態において、操作者は、テーブル１４上
に用紙を張り替える。次にホストコンピュータ３２がら
リモートコマンド信号が入力されると（ステップ６）、
マイクロコンピュータ２ｏはＸ、Ｙモータ１６，１８を
駆動して、画線ヘッド６を原点位置まで移動させ、しか
る後に、ホストコンピュータ３２から供給される各種作
図コマンドに基き、マイクロコンピュータ２゜はＸ、Ｙ
モータ１６，１８及びソレノイド１２を制御して所定の
作図を行う。

尚１作図動作が中断されたときも、移動レールは紙面解
放位置に移動し１作図スタート信号によってヘッドは、
作図続行位置に移動するようにホストコンピュータにプ
ログラムが組み込まれている。

〔効果〕

本発明は、上述の如く、移動レールを、所定の用紙載置
面解放位置に自動的に移動させ、該位置に待機させるよ
うにしたので、用紙載置面への用紙の張り替え作業を迅
速に行うことができ、作図作業能率を高めることができ
る効果が存する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の好適な実施例を示し、第１図は、フローチ
ャート、第２図は、全体平面図、第３図はブロック説明
図である。 ２・・・・機体、　４・・・・移動レール、　６・・・
・画線ヘッド、　　８・・・・ペン支持アーム、　　１
０・・・・筆記ペン、　　１２・・・・ソレノイド。 ２０・・・・コントローラ、　３２・・・・ホストコン
ピュータ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）用紙載置面と、該用紙載置面の側部 に配設された案内レールと、該案内レールに対して直角
   関係を有して該案内レールに移動可能に連結された移動
   レール４と、該移動レール４に移動可能に取り付けられ
   た画線ヘッド６と、前記画線ヘッド６を移動レール４に
   沿って駆動する第１のモータ１６と、前記移動レール４
   を前記案内レールに沿って駆動する第２のモータ１８と
   、前記モータを制御するコントローラ２０とから成る自
   動製図機において、前記コントローラ２０に、前記移動
   レール４を前記画線ヘッド取付側とは反対方向の前記用
   紙載置面から外れた所定位置に移動待機させるためのプ
   ログラム制御情報を入力し、該プログラム制御情報によ
   って前記移動レールを上記所定待機位置に移動させるよ
   うにしたことを特徴とする制御方法。