JPH0126360B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126360B2 JPH0126360B2 JP55154885A JP15488580A JPH0126360B2 JP H0126360 B2 JPH0126360 B2 JP H0126360B2 JP 55154885 A JP55154885 A JP 55154885A JP 15488580 A JP15488580 A JP 15488580A JP H0126360 B2 JPH0126360 B2 JP H0126360B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing instrument
- solenoid
- drawing surface
- pen
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は自動製図機のペン即ち筆記具の駆動装
置に関する。本発明の目的は、ペンの上昇位置を
二段階に設定し、作図時におけるペンの上昇位置
を低い方の段階に設定することによつてペンのア
ツプダウン速度を高め、高速で自動製図を行うこ
とができるようにするとともに、用紙の張り替え
をする時や、ペンを上昇させた状態でヘツドを図
板面に沿つて移動制御するときは、ペンの上昇位
置を高い方の段階に設定することによつてペン先
が不用意に用紙に触れないようにすることであ
る。
置に関する。本発明の目的は、ペンの上昇位置を
二段階に設定し、作図時におけるペンの上昇位置
を低い方の段階に設定することによつてペンのア
ツプダウン速度を高め、高速で自動製図を行うこ
とができるようにするとともに、用紙の張り替え
をする時や、ペンを上昇させた状態でヘツドを図
板面に沿つて移動制御するときは、ペンの上昇位
置を高い方の段階に設定することによつてペン先
が不用意に用紙に触れないようにすることであ
る。
以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例に
基いて詳細に説明する。
基いて詳細に説明する。
２は自動製図機のテーブルであり、これにＸ座
標杆４，６が固定され、該Ｘ座標杆４，６にはＸ
カーソル８，１０が移動自在に取付けられてい
る。１２は前記Ｘカーソル８，１０間に架設され
たＹ座標杆であり、これにＹカーソル１４が移動
自在に取付けられている。前記Ｘカーソル８，１
０及びＹカーソル１４には、Ｘモータ１６，１８
とＹモータ２０が固設され、コンピユータ２２に
よつて前記Ｘモータ１６，１８が駆動されると、
前記Ｘカーソル８，１０はＸ座標杆４，６に沿つ
て移動し、Ｙモータ２０が駆動されると、Ｙカー
ソル１４はＹ座標杆１２に沿つて移動するように
構成されている。２４は前記Ｙカーソル１４に固
定されたヘツドであり、これに複数個のペン昇降
装置２６が設けられている。前記複数個のペン昇
降装置２６の中の一つを第２図を参照して説明す
る。２８，３０は、ヘツド基板３２に固設された
ガイド軸であり、これに昇降板３４の孔が摺動自
在に嵌合し、該昇降板３４にはボールペンから成
る筆記具３６が取付けられている。３８は基板３
２に透設された縦穴に摺動自在に支持された昇降
軸であり、これの下部は前記昇降板３４に固定さ
れ、該昇降軸３８はコイルばね４０，４２の弾力
によつて上方向に付勢されている。４６はヘツド
基板３２に固定されたブラケツトであり、これに
第二のソレノイド４４が固定されている。ソレノ
イド４４の駆動軸４８の下端は前記昇降軸３８の
上端に当接している。駆動軸４８にはストツパー
盤５０が固定され、該ストツパー盤５０がソレノ
イド４４のケーシングの上面に当接した状態にお
いて、前記筆記具３６の先端がテーブル２面上の
画紙に弾接するように設定されている。５２は基
板３２に固定されたブラケツト５４に固定された
第一のソレノイドであり、これの駆動軸５６の下
端は前記駆動軸４８の上端に当接し、該軸５６の
上端はヘツド基板３２に設けられたストツパー面
５８にコイルばね４０，４２の弾力によつて弾接
している。駆動軸５６にはストツパー盤６０が固
定され、該ストツパー盤６０下面とソレノイド５
２のケーシング上面との間隔は、前記ストツパー
盤５０とソレノイド４４のケーシング上面との間
隔の略1/2に設定されている。図は上記ソレノイ
ド４４，５２がオフの状態即ち、コイルが励磁さ
れていない状態を示し、該状態において、筆記具
３６はテーブル２面に対して最上昇位置に位置し
ている。他のペン昇降装置２６も上記と同様の構
成となつている。
標杆４，６が固定され、該Ｘ座標杆４，６にはＸ
カーソル８，１０が移動自在に取付けられてい
る。１２は前記Ｘカーソル８，１０間に架設され
たＹ座標杆であり、これにＹカーソル１４が移動
自在に取付けられている。前記Ｘカーソル８，１
０及びＹカーソル１４には、Ｘモータ１６，１８
とＹモータ２０が固設され、コンピユータ２２に
よつて前記Ｘモータ１６，１８が駆動されると、
前記Ｘカーソル８，１０はＸ座標杆４，６に沿つ
て移動し、Ｙモータ２０が駆動されると、Ｙカー
ソル１４はＹ座標杆１２に沿つて移動するように
構成されている。２４は前記Ｙカーソル１４に固
定されたヘツドであり、これに複数個のペン昇降
装置２６が設けられている。前記複数個のペン昇
降装置２６の中の一つを第２図を参照して説明す
る。２８，３０は、ヘツド基板３２に固設された
ガイド軸であり、これに昇降板３４の孔が摺動自
在に嵌合し、該昇降板３４にはボールペンから成
る筆記具３６が取付けられている。３８は基板３
２に透設された縦穴に摺動自在に支持された昇降
軸であり、これの下部は前記昇降板３４に固定さ
れ、該昇降軸３８はコイルばね４０，４２の弾力
によつて上方向に付勢されている。４６はヘツド
基板３２に固定されたブラケツトであり、これに
第二のソレノイド４４が固定されている。ソレノ
イド４４の駆動軸４８の下端は前記昇降軸３８の
上端に当接している。駆動軸４８にはストツパー
盤５０が固定され、該ストツパー盤５０がソレノ
イド４４のケーシングの上面に当接した状態にお
いて、前記筆記具３６の先端がテーブル２面上の
画紙に弾接するように設定されている。５２は基
板３２に固定されたブラケツト５４に固定された
第一のソレノイドであり、これの駆動軸５６の下
端は前記駆動軸４８の上端に当接し、該軸５６の
上端はヘツド基板３２に設けられたストツパー面
５８にコイルばね４０，４２の弾力によつて弾接
している。駆動軸５６にはストツパー盤６０が固
定され、該ストツパー盤６０下面とソレノイド５
２のケーシング上面との間隔は、前記ストツパー
盤５０とソレノイド４４のケーシング上面との間
隔の略1/2に設定されている。図は上記ソレノイ
ド４４，５２がオフの状態即ち、コイルが励磁さ
れていない状態を示し、該状態において、筆記具
３６はテーブル２面に対して最上昇位置に位置し
ている。他のペン昇降装置２６も上記と同様の構
成となつている。
次に本実施例の作用について説明する。まず、
コンピユータ２２が複数のペン昇降装置２６のう
ちから一つの昇降装置２６を選択する。この選択
された昇降装置２６以外の昇降装置２６のソレノ
イド４４，５２は両方ともオフ状態を保持し、非
選択昇降装置の筆記具３６は最上昇位置に保持さ
れる。従つて、ヘツド２４移動中、選択されない
筆記具３６の先端が不用意に画紙面に接触するこ
とがない。次にコンピユータ２２でXYモータ１
６，１８，２０を駆動し、ヘツド２４をテーブル
２面に対して水平な平面内で所定の方向に移動制
御するとともに、選択したペン昇降装置２６の筆
記具３６の先端を画紙面に対して接離させ、画紙
面上に所定のパターンを作画する。作図中におけ
る筆記具３６のテーブル２面に対す昇降制御は、
コンピユータ２２の指令で第一のソレノイド５２
をオンの状態に保持させ、ストツパー盤６０をソ
レノイド５２のケーシング上面に当接させ、該状
態で第二のソレノイド４４をオン、オフ制御して
行う。第一のソレノイド５２をオン、第二のソレ
ノイド４４をオフにすると昇降軸３８は下降し、
筆記具３６の先端は前記最上昇位置より、テーブ
ル２方向に接近した第二の上昇位置に位置する。
次に、第二のソレノイド４４をオンとすると、駆
動軸４８はストツパー盤５０がソレノイド４４の
ケーシング上面に係止されるまで下降し、筆記具
３６の先端はテーブル２面上の画紙に弾接する。
このように第一のソレノイド５２をオンにした状
態で、第二のソレノイド４４をオンオフ制御すれ
ば、筆記具３６を短いストロークでテーブル２面
上の画紙に対して接離させることができ、従つて
高速度で作画動作を行うことができる。単一の昇
降装置のみから成るヘツド２４の場合には、画紙
のテーブル２面に対する出し入れのときに、筆記
具３６を最上昇位置に設定することによつて、筆
記具３６の先端が画紙面に触れるのを防止するこ
とができ、画紙のテーブル２面に対する出し入れ
を容易に行うことができる。尚、上記ソレノイド
４４，５２の替りにロータリソレノイドを用いて
も、筆記具の上昇位置を二段階に設定することが
可能である。尚、本発明の実施に際しては、テー
ブル２の上面は作画面を構成しているが、作画面
を構成する手段はテーブル２に特に限定されるも
のではない。また、ソレノイド５２は、作画面に
対して接離方向に筆記具３６を駆動するための第
一の駆動手段５２を構成し、ソレノイド４４は、
第二の駆動手段４４を構成している。該駆動手段
５２，４４はソレノイドに特に限定されるもので
はない。
コンピユータ２２が複数のペン昇降装置２６のう
ちから一つの昇降装置２６を選択する。この選択
された昇降装置２６以外の昇降装置２６のソレノ
イド４４，５２は両方ともオフ状態を保持し、非
選択昇降装置の筆記具３６は最上昇位置に保持さ
れる。従つて、ヘツド２４移動中、選択されない
筆記具３６の先端が不用意に画紙面に接触するこ
とがない。次にコンピユータ２２でXYモータ１
６，１８，２０を駆動し、ヘツド２４をテーブル
２面に対して水平な平面内で所定の方向に移動制
御するとともに、選択したペン昇降装置２６の筆
記具３６の先端を画紙面に対して接離させ、画紙
面上に所定のパターンを作画する。作図中におけ
る筆記具３６のテーブル２面に対す昇降制御は、
コンピユータ２２の指令で第一のソレノイド５２
をオンの状態に保持させ、ストツパー盤６０をソ
レノイド５２のケーシング上面に当接させ、該状
態で第二のソレノイド４４をオン、オフ制御して
行う。第一のソレノイド５２をオン、第二のソレ
ノイド４４をオフにすると昇降軸３８は下降し、
筆記具３６の先端は前記最上昇位置より、テーブ
ル２方向に接近した第二の上昇位置に位置する。
次に、第二のソレノイド４４をオンとすると、駆
動軸４８はストツパー盤５０がソレノイド４４の
ケーシング上面に係止されるまで下降し、筆記具
３６の先端はテーブル２面上の画紙に弾接する。
このように第一のソレノイド５２をオンにした状
態で、第二のソレノイド４４をオンオフ制御すれ
ば、筆記具３６を短いストロークでテーブル２面
上の画紙に対して接離させることができ、従つて
高速度で作画動作を行うことができる。単一の昇
降装置のみから成るヘツド２４の場合には、画紙
のテーブル２面に対する出し入れのときに、筆記
具３６を最上昇位置に設定することによつて、筆
記具３６の先端が画紙面に触れるのを防止するこ
とができ、画紙のテーブル２面に対する出し入れ
を容易に行うことができる。尚、上記ソレノイド
４４，５２の替りにロータリソレノイドを用いて
も、筆記具の上昇位置を二段階に設定することが
可能である。尚、本発明の実施に際しては、テー
ブル２の上面は作画面を構成しているが、作画面
を構成する手段はテーブル２に特に限定されるも
のではない。また、ソレノイド５２は、作画面に
対して接離方向に筆記具３６を駆動するための第
一の駆動手段５２を構成し、ソレノイド４４は、
第二の駆動手段４４を構成している。該駆動手段
５２，４４はソレノイドに特に限定されるもので
はない。
本発明は上述した如く構成したので、作画時に
おける筆記具の駆動ストロークを短く設定するこ
とができるので作画スピードの高速化を図ること
ができ、しかも、画紙の張り替えや、ヘツドの移
動中に、作画を行わない筆記具の先端が画紙面に
誤つて触れるのを防止することができる効果が存
する。
おける筆記具の駆動ストロークを短く設定するこ
とができるので作画スピードの高速化を図ること
ができ、しかも、画紙の張り替えや、ヘツドの移
動中に、作画を行わない筆記具の先端が画紙面に
誤つて触れるのを防止することができる効果が存
する。
図は本発明の好適な実施例を示し、第１図は平
面図、第２図は説明図、第３図は説明図である。 ２……テーブル、４，６……Ｘ座標杆、１２…
…Ｙ座標杆、１４……Ｙカーソル、１６，１８…
…Ｘモータ、２０……Ｙモータ、２２……コンピ
ユータ、２４……ヘツド、２６……ペン昇降装
置、３２……ヘツド基板、３６……筆記具、３８
……昇降軸、４４……ソレノイド、５２……ソレ
ノイド。
面図、第２図は説明図、第３図は説明図である。 ２……テーブル、４，６……Ｘ座標杆、１２…
…Ｙ座標杆、１４……Ｙカーソル、１６，１８…
…Ｘモータ、２０……Ｙモータ、２２……コンピ
ユータ、２４……ヘツド、２６……ペン昇降装
置、３２……ヘツド基板、３６……筆記具、３８
……昇降軸、４４……ソレノイド、５２……ソレ
ノイド。
Claims (1)
- １ 作画面に対して、一定の間隔を保持して、こ
れに対して相対的に移動制御されるヘツド２４に
筆記具３６を前記作画面に対して接離方向に移動
自在に保持し、前記ヘツド２４に、前記作画面に
対して接離方向に前記筆記具３６を駆動するため
の第一及び第二の駆動手段５２，４４を配設し、
該第一及び第二の駆動手段５２，４４のそれぞれ
の出力側を前記筆記具３６に連繋し、前記第一の
駆動手段５２によつて前記筆記具３６を、前記作
画面から離反した第一の待機位置から、該第一の
待機位置より前記作画面に近接した第二の待機位
置まで駆動し、前記第二の駆動手段４４によつて
前記筆記具３６を、前記第二の待機位置から筆記
具３６の先端が前記作画面に対して作画可能状態
の位置に達するまで駆動するように構成したこと
を特徴とする自動製図機の筆記具駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15488580A JPS5777595A (en) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | Lifting gear for pen of automatic drawing machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15488580A JPS5777595A (en) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | Lifting gear for pen of automatic drawing machine |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5777595A JPS5777595A (en) | 1982-05-14 |
| JPH0126360B2 true JPH0126360B2 (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=15594076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15488580A Granted JPS5777595A (en) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | Lifting gear for pen of automatic drawing machine |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5777595A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60239298A (ja) * | 1984-05-14 | 1985-11-28 | 松下電器産業株式会社 | 記録装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5246163U (ja) * | 1975-09-29 | 1977-04-01 | ||
| JPS5382526A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | Multicolor printer |
| JPS54154632A (en) * | 1978-05-13 | 1979-12-05 | Rotring Werke Riepe Kg | Automatic drafter |
-
1980
- 1980-11-04 JP JP15488580A patent/JPS5777595A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5246163U (ja) * | 1975-09-29 | 1977-04-01 | ||
| JPS5382526A (en) * | 1976-12-27 | 1978-07-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | Multicolor printer |
| JPS54154632A (en) * | 1978-05-13 | 1979-12-05 | Rotring Werke Riepe Kg | Automatic drafter |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5777595A (en) | 1982-05-14 |
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