JPS61196411A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS61196411A JPS61196411A JP3609185A JP3609185A JPS61196411A JP S61196411 A JPS61196411 A JP S61196411A JP 3609185 A JP3609185 A JP 3609185A JP 3609185 A JP3609185 A JP 3609185A JP S61196411 A JPS61196411 A JP S61196411A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- exceeds
- adhesion
- magnetic head
- sio2
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/07—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing lead
- C03C3/072—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing lead containing boron
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気ヘッドの構成に関するものであり、さらに
詳しくは、磁気ギャップ部の固着および補強またはチッ
プのスライダーへの埋め込み等にガラスを用いた磁気ヘ
ッドの改良に関するものである。
詳しくは、磁気ギャップ部の固着および補強またはチッ
プのスライダーへの埋め込み等にガラスを用いた磁気ヘ
ッドの改良に関するものである。
[従来の技術]
従来から、フェライトまたは金属などの磁性材料からな
るコアや、基板上に形成された磁性薄膜コアなどを使用
して磁気ヘッドの磁気回路部を構成するコアチップを形
成する際、あるいは形成されたコアチップをスライダー
などに埋め込む際には、これらの使用される材料ととも
にガラスや樹脂を使用してコア相互間またはコアチップ
と他部材との固着または空隙部の充填・補強などが行わ
れている。
るコアや、基板上に形成された磁性薄膜コアなどを使用
して磁気ヘッドの磁気回路部を構成するコアチップを形
成する際、あるいは形成されたコアチップをスライダー
などに埋め込む際には、これらの使用される材料ととも
にガラスや樹脂を使用してコア相互間またはコアチップ
と他部材との固着または空隙部の充填・補強などが行わ
れている。
このような目的に使用されるガラスとしては、例えば特
開昭58−74539号公報に記載されている様に50
0〜600℃と比較的低い温度にその融着作業温度範囲
をもつガラスや、それよりも高い750〜900℃に融
着温度範囲をもっPbO,Na2O・K2Oを単独また
は2種類以上含むガラスなどが □知られており
、広く使用されてきている。これらのガラスはフェライ
ト、金属などの磁性材料を使用して作られた磁気へラド
コアの非磁性間隙層を作るだけでなく、チタン酸バリウ
ムやチタン酸カルシウムなどのセラミックスなどととも
に部品として形成するときのガラスとしても利用されて
いる。
開昭58−74539号公報に記載されている様に50
0〜600℃と比較的低い温度にその融着作業温度範囲
をもつガラスや、それよりも高い750〜900℃に融
着温度範囲をもっPbO,Na2O・K2Oを単独また
は2種類以上含むガラスなどが □知られており
、広く使用されてきている。これらのガラスはフェライ
ト、金属などの磁性材料を使用して作られた磁気へラド
コアの非磁性間隙層を作るだけでなく、チタン酸バリウ
ムやチタン酸カルシウムなどのセラミックスなどととも
に部品として形成するときのガラスとしても利用されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、従来より使用されてきたガラスは、微小
間隙を介して対向配置された部材の間へ流れ込み易い特
長を有するものは耐湿性および耐摩耗性に関して性能が
劣るという短所があり、このためにヘッドチップの加工
中または実装中にガラスの部分が失透したり、結晶化し
たり、さらにはib落または摩耗によりガラス部分にく
ぼみが出来ることがある。
間隙を介して対向配置された部材の間へ流れ込み易い特
長を有するものは耐湿性および耐摩耗性に関して性能が
劣るという短所があり、このためにヘッドチップの加工
中または実装中にガラスの部分が失透したり、結晶化し
たり、さらにはib落または摩耗によりガラス部分にく
ぼみが出来ることがある。
この様な場合には磁気ヘッドの性能を著しく劣化させる
ことは明らかであり、実際には出力特性が低下したり、
ヘッドクラッシュの原因となるとされている。
ことは明らかであり、実際には出力特性が低下したり、
ヘッドクラッシュの原因となるとされている。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、上記問題点を解決するために接着性。
耐水性、耐摩耗性に優れた新規な組成のガラス、すなわ
ち、Si 02 8203PI) 0−TI 203か
らなる組成のガラスを用いて磁気ヘッドを構成したこと
を特徴とするものである。
ち、Si 02 8203PI) 0−TI 203か
らなる組成のガラスを用いて磁気ヘッドを構成したこと
を特徴とするものである。
本発明における上記ガラスは、3iQ2−8203
Pb OTl 203 (7)成分系カラなり、その組
成範囲は3i02j〜40重堡、82035〜20重間
%、Pb035〜70重量%、およびTl2O35〜4
0重量%である。
Pb OTl 203 (7)成分系カラなり、その組
成範囲は3i02j〜40重堡、82035〜20重間
%、Pb035〜70重量%、およびTl2O35〜4
0重量%である。
Si 02が2%に満たない場合には、ガラスの耐水性
および耐摩耗性が劣り、また40重量%を越えると軟化
点が150℃以上となり、作業温度が高くなりすぎるた
めに、磁性材料の特性を損ねることになる。
および耐摩耗性が劣り、また40重量%を越えると軟化
点が150℃以上となり、作業温度が高くなりすぎるた
めに、磁性材料の特性を損ねることになる。
B2O3が5重量%より少ないときには熱膨張係数が小
さくなり、フェライトおよび金属材料との接着に適さず
、また20重量%を越えると耐水性が劣化し結晶化、失
透などの現象が起こる。PbOが35重量%に満だない
場合には熱膨張係数が小さくなりすぎて接着の際にクラ
ックを生じたり、軟化点が高くなり接着作業を行いにく
くなってくる。また、70重量%を越えるとガラスが再
加熱された場合に失透しやすくなる。
さくなり、フェライトおよび金属材料との接着に適さず
、また20重量%を越えると耐水性が劣化し結晶化、失
透などの現象が起こる。PbOが35重量%に満だない
場合には熱膨張係数が小さくなりすぎて接着の際にクラ
ックを生じたり、軟化点が高くなり接着作業を行いにく
くなってくる。また、70重量%を越えるとガラスが再
加熱された場合に失透しやすくなる。
Tl2O3が5重量%に満だない場合には接着の際の流
動性が悪くなり、40重量%を越える場合には、再加熱
による失透、耐水性の劣化が起こる。
動性が悪くなり、40重量%を越える場合には、再加熱
による失透、耐水性の劣化が起こる。
以上述べた組成範囲にある本発明におけるガラスは、軟
化温度が400〜600℃であり、熱膨張係数は70〜
120x 10’ deg−’のものである。
化温度が400〜600℃であり、熱膨張係数は70〜
120x 10’ deg−’のものである。
上記特性のガラスを用いて本発明の磁気ヘッドを組立て
た場合には磁気ヘッドの非磁性間隙層を空孔等の存在し
ない良好な状態で作ることができ、その耐水性、耐摩耗
性は非常に良くなる。
た場合には磁気ヘッドの非磁性間隙層を空孔等の存在し
ない良好な状態で作ることができ、その耐水性、耐摩耗
性は非常に良くなる。
なお、上記本発明におけるガラスは各成分酸化物の夫々
の組成範囲内量をルツボ内で加熱混合。
の組成範囲内量をルツボ内で加熱混合。
溶融させることにより容易に製造することができる。
[実施例コ
以下本発明を実施例によりさらに詳述する。
所望の組成のガラスが1%られるように、3i02 、
B20a 、Pb O,Tl 203の夫々一定けを採
取し白金ルツボ中で1400℃で30分間溶融・混合し
た。得られたガラスの組成と特性を第1表に示す。
B20a 、Pb O,Tl 203の夫々一定けを採
取し白金ルツボ中で1400℃で30分間溶融・混合し
た。得られたガラスの組成と特性を第1表に示す。
第1表
試料N001の組成の溶融物から直径約0.6mn+の
ガラス棒を作製した。このガラス棒を1μmの間隙に設
定した一対のMn−Znフェライトコアの非磁性間隙部
の上部に載置し、電気炉中で650℃に加熱しても管現
象を利用して間隙部にガラスを浸透させた。次いで65
0℃に30分間保持し、その侵に炉冷した。なお、上記
工程において、電気炉内は窒素ガス雰囲気で満しておい
た。
ガラス棒を作製した。このガラス棒を1μmの間隙に設
定した一対のMn−Znフェライトコアの非磁性間隙部
の上部に載置し、電気炉中で650℃に加熱しても管現
象を利用して間隙部にガラスを浸透させた。次いで65
0℃に30分間保持し、その侵に炉冷した。なお、上記
工程において、電気炉内は窒素ガス雰囲気で満しておい
た。
以上の様にして作製された磁気へラドコアのガラス部分
は実装試験により耐水性、耐摩耗性において十分満足す
るものであることが確認された。
は実装試験により耐水性、耐摩耗性において十分満足す
るものであることが確認された。
同様に試料N002〜4のガラス組成の直径0.4〜0
.6ffillのガラス棒を作製し、0.8〜1.1μ
mの間隙に600〜670℃に加熱流入させた。このガ
ラスで固着された磁気ギャップ部は強固であり、かつ耐
水、耐摩耗性に優れていた。
.6ffillのガラス棒を作製し、0.8〜1.1μ
mの間隙に600〜670℃に加熱流入させた。このガ
ラスで固着された磁気ギャップ部は強固であり、かつ耐
水、耐摩耗性に優れていた。
[発明の効果コ
以上詳述した如く、新規な組成のガラスを用いて製造し
た本発明磁気ヘッドは、固着強度が優れ、かつ耐水性、
耐摩耗性に優れた固着層を有する磁気ヘッドであるため
、その工業上の価値は大である。
た本発明磁気ヘッドは、固着強度が優れ、かつ耐水性、
耐摩耗性に優れた固着層を有する磁気ヘッドであるため
、その工業上の価値は大である。
Claims (1)
- 重量%でSiO_2 2〜40、B_2O_3 5〜2
0、PbO 35〜70、Tl_2O_3 5〜40か
らなる組成のガラスを、コアの固着または埋め込み等に
用いてあることを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3609185A JPS61196411A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3609185A JPS61196411A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61196411A true JPS61196411A (ja) | 1986-08-30 |
Family
ID=12460078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3609185A Pending JPS61196411A (ja) | 1985-02-25 | 1985-02-25 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61196411A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05319864A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Sharp Corp | 磁気ヘッド溶着用ガラス組成物 |
-
1985
- 1985-02-25 JP JP3609185A patent/JPS61196411A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05319864A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-12-03 | Sharp Corp | 磁気ヘッド溶着用ガラス組成物 |
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