JPS61193389A - 電磁力駆動型スパ−クプラグ - Google Patents

電磁力駆動型スパ−クプラグ

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JPS61193389A
JPS61193389A JP3317585A JP3317585A JPS61193389A JP S61193389 A JPS61193389 A JP S61193389A JP 3317585 A JP3317585 A JP 3317585A JP 3317585 A JP3317585 A JP 3317585A JP S61193389 A JPS61193389 A JP S61193389A
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JP
Japan
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electrode
spark plug
parallel
discharge
electrodes
Prior art date
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Pending
Application number
JP3317585A
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English (en)
Inventor
飯田 幹夫
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP3317585A priority Critical patent/JPS61193389A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 し産業上の利用分野」 本発明は、内燃機関に使用されるスパークプラグに関す
るものである。
「従来の技術」 通常、ガソリンエンジン等の内燃機関では、噴霧状のガ
ソリンを空気と混合してシリングへ送り込み、その混合
気を圧縮し点火して爆発せしめて一定の動力を取り出す
仕組になっている。そして、かかる場合の点火装置とし
ては、第8図に示すようなものがある。すなわち、この
ものは、イグニッションスイッチ31をONにした状態
でエンジンのクランクシャフトを回転させると、コンタ
クトカム32が作動してコンタクトアーム33がポイン
ト34を開成させ、−次コイル35を流れていた電流を
急に遮断するようになっている。それによって、二次コ
イル36に相互誘導作用による高電圧(数千ポルトル2
万ポルト)を誘起させ、その高電圧をディストリビュー
タ37のロータ38よりサイドターミナル39および高
圧コード40を通してスパークプラグ43に導くように
し、そのスパークプラグの電極間に火花放電を発生させ
るようになっている。
しかして、このような点火装置に使用されるスパークプ
ラグの先行技術として、特開昭50−59634号に示
すようなものがある。すなわち、このスパークプラグ4
3は、第9図に示すように、絶縁材44の軸心部に固設
した中心電極41と、前記絶縁材44を包持する導電ケ
ース46の一ト端に一体的に突設され前記中心電極41
の先端に所足の隙間dを介して対抗する鉤形の接地電極
42とを具備してなるもので、前記中心電M41に直結
した端子47に高電圧を印加することによって、前記両
電極41.42間に火花放電を発生させるようになって
いる。
[発明が解決しようとする問題一点J しかして、このような従来のものは、火花放電が中心型
841の先端で発生するようになっており、その位置が
変化することはない。そのため、エンジンの燃焼室内に
おける燃焼は、その電極間位置、つまり、点火の始まっ
た点より球面状を呈して広がる。ところが、このような
火炎組幅のみによる燃焼では、その燃焼速度を高めるの
が難しく、特に、希薄な混合気で充分な出力を発揮させ
るには、燃焼室に導入する混合気の流れに人為的な乱れ
を与えるなど、種々の1夫が必要となる。
本発明は、このような問題点を解消し、燃焼室における
燃焼展開を無理なく迅速化することができるようにした
スパークプラグを提供することを目的としている。
1問題点を解決するための手段」 本発明は、このような目的を達成するために、第1図に
示すように、火花放電を相当長さを有した対をなす平行
電極(2)、(3)間で発生させ得るようにするととも
に、これら両平行電極(2)、(3)の基端部間にトリ
ガー電極(4)を配設してなるものにしたことを特徴と
する。
し作用」 本発明を、かかる構成とすれば、平行電極(2)、(3
)間に所定の高電圧を印加した状態で、まず、トリガー
電極(4)と一方の平行電極(2)との間に火花放電を
発生させると、それに続いて連鎖的に平行電極(2)、
(3)間に放電現象が生じる。しかして、その放電電流
を持続させると、この平行電極(2)、(3)間の火花
が平行電極(2)、(3)の先端方向へ高速度で移動し
、周囲の混合気へ次々と着火していくのである。 以下
、その原理を第2図に基いて説明する。
第2図は、平行電極(2)、(3)間に火花放電が生じ
ている場合を示している。この放電によって、電極(3
)と電極(2)との間に電流が流れるが、この場合の任
意の点Pでは、1フレミング左手の法則」によって、電
極先端方向へ力Fが作用する。すなわち、電−極3では
図面の矢印の方向へ、電極3と電極2の間では電極3か
ら電極2の方向へ、そして、電極2では、図面□の矢印
の方向へと電流が流れるが、この電流による磁界は、1
右ねしの法則1によって、紙面の裏から表の方向、つま
り、紙面に対して垂直上方を向いてい氷。よって、任意
□゛の点Pには、電極元端方向へ1フレミングの左手の
法則jによって力Fが作用するので、火花は平行電Fi
(2)、(3)の基端部から先端方向へと高速度で走る
のである。
この電磁力Fは、 F=IXBXL=IXgHXL [、NJとして表され
る。
ここに、■:電濠 B;磁束密度[W b / m2 J H:磁化力 [AT/m  J L:導体長 [m ] しかして、電流によって発生する磁化力Hは、第3図お
よび第4図を参照して説明すると、θ1−90°のと、
ころでは、 となる。
平行電極間では導体ABよりXの点を考えると、である
。そして、 ■。
。。5o2=   ” LZ +(a、−x) 1 であるから 故に、’il(磁力Fによって火花放′市は平行電極(
2)、(3)の先端方向へ高速度で移動するのである。
そして、この火花放電は、スパークプラグ(1)周囲゛
の混合気を燃焼室中心方向へ次々と点火するので、燃焼
展開を早めるように作用する。
L実施例」 以下、本発明の一実施例を図面な番照して説明する。
この実施例のスパークプラグ1は、第5図に示すように
、絶縁材5に一方の平行電極2と、初期放電発生用のト
リが一電極4とを保持させるとともに、この絶縁材5を
包持する導電ケース6の先端に他方の平1丁電極3を突
設してなるもので、前記両平行電極2.3は、所足の隙
間りを介して平行に対向させである。なお、前記導電ケ
ース6は、エンジンのシリングヘッドに螺着し得るよう
になっている。
第6図は、このようなスパークプラグ1−す使用した場
合のエンジン点火装置の電気配線図である。本発明に係
るスパークプラグlは、エンジンの各気筒宛一本つつ装
置しであるが、この図面では、その内の一本のみを図示
しである。
しかして、各スパークプラグlの一方の平行電極2をデ
ィストリビュータ7を介してず電流供給源たるコンデン
サ8の一方の端子8aに接続するとともに、他方の平行
電極3を前記コンデンサ8の他方の端子8bに+1ak
Mし、このコンデンサ8をバッテリ9に接続したDC−
’DCコン八−メータ11いて充電するようにしている
。具体的には、各気筒のスパークプラグlの一方の平行
電極2をディストリビュータ7の各サイトターミナル1
2に接続するとともに、このディストリビュータ7のロ
ータ13をタイオード14およびフィルター用のコイル
15を介して前記コンデンサ8の一方の端子8aに接続
している。そして、このコンデンサ8の一方の端子8a
に前記DC−DCコンバータ11の出力端子11aをフ
ィルター用コイル16を介して接続し、このコンデンサ
8をtooov〜2000 V程度に充電するようにし
ている。
また、前記一方の平行電8i2とトリガー電極4とをタ
イオード17を介してイグニッションコイル18の二次
コイル19に接続している。そして、このイグニッショ
ンコイル18の一次コイル21を、イグニッションスイ
ッチ22およびコンタクトアームーカ23を直列に接続
してなる低圧電源回路24に介挿している。
次いで、この実施例の作動を説明する。イグニッション
スイッチ22がONの状態で、エンジンのクランク軸が
回転し、コンタクトアームーカ23のコンタクトカム2
5がコンタクトアーム26を押圧してポイント27を開
成させると、二次コイ −ル19に相互誘導作用によっ
て高電圧が誘起される。そして、その電圧がディストリ
ビュータフを介して一方の平行電極2とトリガー電極4
との間に印加され、それら両電極2.4間に初期放電を
起さしめる。このようにトリガー電極4を設ける理由は
次のようである。すなわち、平行電極のみを設けた場合
には、初期放電を開始する位置が決らず放電が不安定に
なることが考えられるため、トリガー電i4と一方の平
行電極2との間に初期放電を発生させ、それによって本
格的な火花放電を誘発させるようにしているのである。
この場合のポイント27のON・OFF状態と、二次コ
イル19に発生する高電圧との経時的関係を第7図に示
している。
このようにして、トリガー電極4と一方の平行電極2ど
の間に初期放電が発生すると、それに誘発されて前記内
子行電極2.3の基端部間に火花放電が発生する。すな
わち、初期放電が発生した時点では、前記内子行電極2
.3間には、コンデンサ8により100OV〜2000
V程度の電圧が印加されるため、その初期放電に誘起さ
れて、前記内子行電極2.3間に本格的な火花放電が開
始される。しかして、この火花放電は、前記コンデンサ
8に蓄積されていた電気エネルギを放出することにより
励起されるものであり、極短時間ではあるが持続的に発
生する。そのため、この火花放電部分は、第2図〜第4
図に基いて説明した原理によって、電8i2.3の先端
方向に高速度で移動し、その周囲に存在する混合気に次
々に点火していく。しかして、その放電電流や放電時間
は、前記コンデンサ8の容量調整等によって、制御する
ことができる。なお、前記コンデンサ8は、ディストリ
ビュータ7のロータ13が隣接するサイドターミナル1
2に対応する位置に到達するまでの期間中に充電される
したがって、このようなスパークプラグl〒あれば、前
記平行電極2.3を、例えば、燃焼室の立体的中lIi
>に向けて配設しておけば、平行電極2.3の基端部分
で発生した火花が、燃焼室の中心に向かって放出される
ことになり、燃焼室内における燃焼展開を迅速化するこ
とができる。したがって、燃焼効率を無理なく向上させ
ることが可能となり、希薄な混合気を用いて経済的な運
転を行なうことができる。また、いわゆるノッキング現
象は、プラグの点火からめ正しい火炎の広がりによる燃
焼ではなく、未燃焼混合気部分が断熱圧縮により突然自
然発火し急激に燃焼し爆発して生じるものであるため、
本スパークプラグlを用いて、火炎を高速で定らせて混
合気に点火するようにすれば、このような小止発火によ
るノッキングの発生を有効に防11−することもできる
。したがって、無理なくエンジンの圧縮比を高゛めるこ
とが可能となり、この点からも、燃焼効率を有効に向上
させることができる。
なお、電極の長さや形状は、前記実施例のものに限定さ
れないのは勿論であり、本発明のsl旨を逸脱しない範
囲で種々変形が可能である。
E発明の効果」 以上詳述したように、本発明は、発生させた火花を移i
させながら燃焼室内の混合気に点火することができるよ
うにしているので、燃焼室内の燃焼展開の迅速化を図っ
て燃焼効率を無理なく有効に向上させるのに役立つ電磁
力駆動型スパークプラグを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
$1図は、本発明を明示するための構成説明図、第2図
〜第4図は本発明の詳細な説明する説明図である。第5
図は、本発明の一実施例を示す部分断面図、第6図は同
実施例を示す回路説明図、゛第7図は同実施例にiける
ポインの開閉と二次コイルに発生する電圧との関係を示
す図である。第8図および第9図は従来例を示し、第8
図、は配線図、第9図はスパークプラグの断面図である
。 l・゛・・スパークプラグ 2.3・Φ・平行電極 4・・・トリガー電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 相当長さを有した対をなす平行電極と、これら両平行電
    極の基端部間に配設した初期放電発生用のトリガー電極
    とを具備してなることを特徴とする電磁力駆動型スパー
    クプラグ。
JP3317585A 1985-02-20 1985-02-20 電磁力駆動型スパ−クプラグ Pending JPS61193389A (ja)

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JP3317585A JPS61193389A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 電磁力駆動型スパ−クプラグ

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JPS61193389A true JPS61193389A (ja) 1986-08-27

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JP3317585A Pending JPS61193389A (ja) 1985-02-20 1985-02-20 電磁力駆動型スパ−クプラグ

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