JPS6118300A - 光学的マイクロホン - Google Patents

光学的マイクロホン

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JPS6118300A
JPS6118300A JP13843084A JP13843084A JPS6118300A JP S6118300 A JPS6118300 A JP S6118300A JP 13843084 A JP13843084 A JP 13843084A JP 13843084 A JP13843084 A JP 13843084A JP S6118300 A JPS6118300 A JP S6118300A
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JP
Japan
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light
optical
sound receiving
optical fiber
light source
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JP13843084A
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Inventor
Michio Matsumoto
松本 美治男
Katsunori Fujimura
藤村 勝典
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R23/00Transducers other than those covered by groups H04R9/00 - H04R21/00
    • H04R23/008Transducers other than those covered by groups H04R9/00 - H04R21/00 using optical signals for detecting or generating sound

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Transform (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学的マイクロホンに関し、従って音圧の変
化によって光強度の変化を生じる音響−光変換器に関す
る。
従来例の構成とその問題点 近年、半導体レーザや光ファイバなどが実用期に入った
ことにより、。光固有の特性を音響信号の計測や伝送に
利用した種々の変換原理に基づく光学的マイクロホンの
提案がなされている。
一般に、このような゛光学的マイクロホンの特徴は、光
の耐電磁誘導性や高品質伝送性に着目すると、照明2周
囲装置、電力供給線などから発生する電磁誘導の高い環
境や、長い信号伝送路を必要とする環境において、例え
ば、放送局のスタジオ。
工場などにおいて、高品質の収音・伝送が可能と・なる
ことである。又、光の耐環境性、小形・軽量性、安全性
などの特性に着目すると、例えば化学・石油プラント、
トンネル、炭鉱などの防災分野、又、血圧・心音測定な
どの医療分野においても有効となることである。
以下に従来の光学的マイクロホンとして、受音部での繰
返反射干渉を利用した光学的マイクロホンについて説明
する。
まず、繰返反射干渉による音響−光変換の原理について
、第1図および第2図を用いて説明する。
第1図は繰返反射干渉系の構成図である。1は第1の媒
質、2は第1の媒質1に対して間隔βをおいて平行に配
置した第2の媒質で、第1の媒質1と第2の媒質2との
対向面は共に平面である。
3は第1の媒質1と第2の媒質2との間の空気層である
。同図において、境界面A、境界面Bは各々第1の媒質
1と空気層3との境界面、第2の媒質2と空気層3との
境界面である。rAz rnは各々空気層3から媒質に
向って進行する光波に対する第1の媒質1および第2の
媒質2の振幅反射係数である。又、工iは第1の媒質1
がら空気層3への入射光、IRは空気層3内の繰返反射
光、工。
は空気層3から第1の媒質1への帰還光である。
以上のように構成した系は、繰返反射干渉系を形成する
ことが知られている。
以上のように構成された繰返反射干渉系について以下そ
の動作について説明する。
入射光Ii  を、第1媒質1を介して、境界面Aに垂
直に空気層3に入射すると、入射光重、は境界面Aで一
部反射され、残部は透過して空気層3に入射する。空気
層3に入射した光は、境界面人と境界面Bで反射を繰り
返し、境界面ムと境界面Bは繰返反射干渉系を形成する
。その繰返反射干渉、は、反射を繰り返す毎に一部が透
過光となって繰返反射干渉系の外(出射される。帰還光
IOは繰返反射干渉系から第1の媒質1への透過光の合
成波である。入射光I主の波長をλ、全空気屈折率をn
とすると、繰返反射干渉系を1往復する光路差Δは、 Δ=2nd    ・・・・・・・・・・・・    
(1)で与えられる。又、その光路差による位相差δは
、で与えられる。このとき繰返反射干渉系から第1の媒
質1への透過光の合成波である帰還光重。の振幅反射係
数Rは、 で与えられる。したがって、その強度反射係数lR12
は、Hの絶対値を自乗す不ことにより、で与えられる。
第2図は、(4)式を基に、rA=rB=rとし、rを
パラメータにして計算した繰返反射干渉系の強NrB 
の場合、強度反射係数lR12に零点が現われなくなる
が、それでも曲線の形はこれらに類似したものになる。
強度反射係数lR12はnβに関し1の媒質1と第2の
媒質2との間隔βの変化Δlが波長λより十分率ならば
、実用上IRI  はΔβと直線関係にあるとしてよい
以下に前述の繰返反射干渉を受音部に利用した従来の光
学的マイクロホンについて説明する。
第3図は繰返反射干渉を受音部に利用した従来の光学的
マイクロホンのシステム構成図である。
10は単一モード直線偏光で発振しているヘリウム・ネ
オンガスレーザである。11はレーザ出力光aを参照光
すと計測光Cとに2分割する第1のビームスプリッタ、
12は第1のビームスプリッタ11によって分割された
参照光すの出射側に配置されたグレイフィルタ、13は
グレイフィルタ12を透過した光を検出する参照光用光
電子増倍管、14は第1のビームスグリツタ11の計測
光Cの出射側に配置された偏光板、16は偏光板14の
出射側に配置された%波長板、16は%波長板16の出
射側に配置された第2のビームスプリッタ、17はビー
ム第2のスプリッタ16の透過光軸上に配置されたレン
ズ、18はレンズ17に光学的に結合された光ファイバ
、19は受音板、2Qは第2のビームスプリッタ16の
、受音板19からの帰還光dすなわち信号光eが回折出
射する側に配置されたマスク、21はマスク20を透過
した光を検出する信号光用光電子増倍管、22は参照光
用光電子増倍管13と信号光用光電子増倍管21に電気
的に接続された差動増幅器、23は差動増幅器22の出
力端子である。
第4図は第3図に示した光学的マイクロホンの受音部1
92Lの構造図である。24は光ファイバ18の端面と
受音板19との空気層、26は光ファイバ18の光フア
イバホルダ、26は受音板19と光ファイバ18の端面
を平行に固定するスペーサである。受音板19は可動部
直径が2ruIL、厚さ1571mの雲母薄板製受音板
である。光ファイバ18はコア直径60μm 、クラッ
ド外径160μmの光ファイバである。受音板19およ
び光ファイバ18の互いに対向する面は振幅反射率が0
.5になるようにアルミ蒸着されている。スペーサ26
は、中心に光ファイバ18のコア部に対応して小開口を
有し、受音板19からの反射光がクラッド部へ入射する
のを阻止している。空気層24は光フアイバホルダ26
と光ファイバ18との間の微小な空隙を介して外部に開
放されている。
以上のように構成された従来の光学的マイクロホンにつ
いて以下その動作について説明する。
まず、ヘリウム・ネオンガスレーザ1oから出射した光
ビームは、第1のビームスプリッタ11により参照光す
と計測光Cとに2分割され、参照光すはグレイフィルタ
12を経て、参照光用光電子増倍管13によって検出さ
れ光電変換されて差動増幅器22に入力する。一方、計
測光は偏光板14および狐波長板16を経て第2のビー
ムスプリッタ16に導かれる。第2のビームスグリツタ
16を透過した光はレンズ17によりモード整合されて
光ファイバ18に入射する。光ファイバ18を伝幡した
光は、受音板19に達し、受音板19と光ファイバ18
の端面間で繰返反射をおこなう。
受音板19と光ファイバ18の端面で形成された繰返反
射干渉系を通過し光ファイバ18に帰還した帰還光dは
再び光ファイバ18を逆方向に伝幡して第2のビームス
プリッタ16を経て、さらにマスク20を通過して信号
光用光電子増倍管21に導かれ光電変換されて差動増幅
器22に入力する。差動増幅器22において、参照光用
光電子増倍管13の出力と信号光用光電子増倍管21の
出力とが差動増幅され、出力端子23から最終出力が取
り出される。受音板19に音圧が印加されると、受音板
19が変位し、受音板19と光ファイバ18の端面で形
成される繰返反射干渉系の間隔−が変化するため、(4
)式の関係式に従って帰還光dの強度が変化する。受音
板19の変位が入射光fの波長よりも十分率ならば、帰
還光の強度は受音板19の変位と直線関係にあるとして
よい。このようにして、受音板19の音圧に対する変位
は、出力端子23から取り出される。このような構成の
光学的マイクロホンは、光ファイバ18を長くすること
により、電気系を含まない光学系での遠隔測定が可能と
なり、耐電磁誘導性、高品質伝送性、耐環境性、小形・
軽量性、安全性の優れたマイクロホンを提供することが
できる。
しかしながら前記従来の構成では、光源にヘリウム・ネ
オンガスレーザを用いて波長を固定していたために、受
音部19aにおける繰返反射干渉系の最適動作点の設定
が困難であるという問題点を有していた。第6図は、受
音部191Lにおける繰返反射干渉系の動作点をパラメ
ータにして、入力波形すなわち受音板19の振動波形と
、出力波形すなわち帰還光dの強度変化との関係を示し
た繰返反射、干渉系の入出力変換図である。縦軸は帰撫
光dの強度反射係数IRI2.横軸は旦である。
λ 受音板19および光ファイバ18の端面の振幅反射係数
を共にr=o、sとした場合である。p、 、 p2゜
P3 は各々動作点を示す。このように動作点の設定値
により出力波形が変化する。マイクロホンとしては、変
換効率が高くかつ歪の小さい最適動作点に設定すべく、
繰返反射干渉系の間隔lを調整しなければならない。そ
のためには、少くなくとも波長λの一程度の精度でスペ
ーサを製作しなければならない。その値は、例えばヘリ
ウム・ネオンガスレーザの場合、λ= 6328 A 
fxのテ約60人程度の精度を必要とし、極めて困難で
ある。
又、変換効率を向上するには第2図から明らかなように
rを大きくすればよいが、その時さらにその困難度が増
すという問題点を有していた。
発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解消するもので、受音部の
繰返反射干渉系の最適動作点を容易に設定することので
きる光学的マイクロホンを提供することを目的とする。
発明の構成 本発明は、単一波長でかつ連続して波長を変えることが
できる連続波長可変光源と、上記連続波長可変光源と光
学的に結合された光分岐器と、上記光分岐器の上記光源
からの入射光の出射端に光学的に結合された光ファイバ
と、上記光ファイバの出射端面との間で繰返反射干渉系
を形成する平面受音板と、上記光分岐器の、上記光ファ
イバを介して伝帳される上記平面受音からの帰還光の出
射端に光学的に結合された光検出器とを備えた光学的マ
イクロホンで、上記光源の波長を変化することにより、
受音部の繰返反射干渉系の最適動作点の設定を容易にす
ることができるものである。
実施例の説明 第6゛図は本発明の第1の実施例における光学的マイク
ロホンのシステム構成図である。30は連続波長可変光
源で連続波長可変レーザを用いている。31は連続波長
可変光源3oの出射側に配置した集光レンズ、32は集
光レンズ31の出射側に配置された光分岐器で、連続波
長可変光源30の出力光りを参照光、jと計測光にとに
2分割する。
光にの出射側に配置された光フアイバ結合用レンズ、3
5は光フアイバ結合用レンズ34と光学的に結合された
光ファイバ、36は光ファイバ36の出射端に間隔Eを
おいて平行に配置された平面受音板で、可動部直径が2
B、厚さ2μmのニッケル製の金属薄膜を用いている。
37は光分岐器32の、平面受音板36からの帰還光m
すなわち信号光pが回折出射する側に配置された信号光
用光検出器、38は参照光用光検出器33および信号光
用光検出器37に電気的に接続された差動増幅器、39
は差動増幅器38の出力端子である。
以上のように構成された本実施例の光学的マイクロホン
について以下その動作を説明するみまず、連続波長可変
光源30から出射された単一波長の光は、集光レンズ3
1を経て、光分岐器32に導かれ、そこで参照光jと計
測光にとに2分割される。参照光jは参照光用光検出器
33によりて光電変換される。一方、計測光には光7ア
イバ結合用レンズ34を経て、光ファイバ35の内部を
伝幡し、平面受音板36と光ファイバ36の端面とで形
成された繰返反射干渉系の内部に導かれる。そこで繰返
反射をおこない繰返反射干渉系を通過し光ファイバ36
に帰還した光は、再び光ファイバ36の内部を逆方向に
伝幡して、光フアイバ結合用レンズ34および光分岐器
32を経て、信号光用光検出器37に導かれ、そこで光
電変換される。参照光用光検出器33卦よび信号光用光
検出器37の出力は、差動増幅器38によって差動増幅
され、出力端子39から取り出される。
いま、音圧が平面受音板36に印加されると、平面受音
板36が変位し、平面受音板36と光ファイバ35の端
面で形成される繰返反射干渉系の間隔Eが変化するため
、(4)式の関係式に従って帰還光mの強度が変化する
。平面受音板36の変位が光源の波長よりも十分小なら
ば、帰還光mの強度は平面受音板36の変位と直線関係
にあるとしてよい。このようにして、平面受音板36の
音圧に対する変位は、出力端子39から取り出される。
繰返反射干渉系の動作点は、第6図からも明らかなよう
に、nl の値゛で決定される。したがって、λ 繰返反射干渉系の間隔lが固定されていても、波長λを
変化することによシ、最適動作点の設定が可能となる。
繰返反射干渉系の最適°動作点の設定は、一定周波数の
音圧を平面受音板36に印加し、出力端子39の出力波
形を観測しながら、その出力波形から変換効率が太きく
かつ歪が小さくなるように連続波長可変光源300波長
を調節する。
入力音圧を徐々に大きくしていき、上記操作を繰り返す
。以上のようにして、繰返反射干渉系の最適動作点の設
定が終了すると、連続波長可変光源30の波長を固定す
る。
以上のように本実施例によれば、単一波長でかつ連続し
て波長を変えることができる連続波長可変光源3Qと、
上記連続波長可変光源30と光学的に結合された光分岐
器32と、上記光分岐器32の上記連続波長可変光源3
0からの入射光の出射端に光学的に結合された光ファイ
バ35と、上記光ファイバ36の出射端面に対向して平
行に配置され上記光ファイバ35の出射端面との間で繰
返反射干渉系を形成する平面受音板36と、上記光分岐
器32の、上記光ファイバ36を介して伝幡される上記
平面受音板36からの帰還光にの出射端に光学的に結合
された光検出器37とを備えた力学的マイクロホンで、
上記連続波長可変光源の波長を変化することにより、受
音部の繰返反射干渉系の最適動作点の設定が容易となる
以下本発明の第2の実施例について図面を参照しながら
説明する。
第7図は本発明の第2の実施例を示す光学的マイクロホ
ンのシステム構成図である。
第7図において、31は集光レンズ、32は光分岐器、
33は参照光用光検出器、34は光フアイバ結合用レン
ズ、36は光ファイバ、36は平面受音板、37は信号
光用光検出器、38は差動増幅器、39は出力端子で、
以上は第6図の構成と同様なものである。第6図の構成
と異なるのは、第6図における連続波長可変光源3oを
連続スペクトル分布を有する光源40と、その平行ビー
ム形成レンズ41と、ファプリ・ペローのエタロン42
とで形成した点である。連続スペクトル分布を有する光
源4oは発光ダイオードを用いた。
以上のように構成された第2の実施例の光学的マイクロ
ホンについて以下その動作を説明する。
まず、連続スペクトル分布を有する光源40から出射し
た光は平行ビーム形成レンズ41により平行ビームにさ
れ、ファベリ・ペローのエタロン42に導かれる。ファ
プリ・ペローのエタロン42に入射した光は、その共振
器長dで決まる特定の波長の光だけが波長選択されて出
射する。
第8図はファプリ・ペローのエタロン42のフィルタ効
果を示す図で、第8図(a)はエタロン42の入射光の
スペクトル分布図、第8図(b)はエタロンの構成図、
第8図(0)はエタロン42を通過した出射光のスペク
トル分布図である。ファプリ・ペローのエタロン42か
ら出射した光は、以下箱1の実施例と同様な動作をする
以上のように本実施例によれば、単一波長で連続波長の
連続波長光源を、連続スペクトル分布を有する光源と、
ファブリ・ペローのエタロンとで形成し、エタロンの共
振器を変化することにより、受音部の繰返反射干渉系の
最適動作点の設定に対して第1の実施例と同様な効果が
得られる。
なお、第1の実施例において平面受音板36は金属薄膜
としたが、平面受音板36はポリニス系フィルムに金属
蒸着してなる受音板としてもよい。
また、第2の実施例において連続スペクトル分布を有す
る光源40は発光ダイオードとしたが、連続スペクトル
分布を有する光源40はハロゲンランプとしてもよい。
また、第2の実施例において、ファプIL、・ペローの
エタロン42は、誘電体の多層膜コーティングをし、波
長領域を限定したエタロンとすることで高品質の単一波
長が得られ、上記光学的マイクロホンの歪を低減できる
また、第2の実施例において、ファブリ・ペローのエタ
ロン42は、エタロンを形成している可動ガラス板を圧
電セラミックで保持し、圧電セラムツクに電圧を印加し
エタロンの共振器長dを可変することにより、高精度で
共振器dの調整が可能となり、高精度で波長の調整すな
わち繰返反射干渉系の最適動作点の設定が可能となる。
さらに、出力端坪39の出力の直流成分を圧電セラミッ
クに負帰還することにより、ファブリ・ペローのエタロ
ン42によって型成される波長の変動を抑制することが
できる。
また、第1および第2の実施例において、平T受音圧板
36および光ファイバ35は、(4)式から明らかなよ
うにそれらが互に対向している面の振幅反射係数が同一
になるように、それぞれ誘電体の多層膜コーティングを
することにより、上記光学的マイクロホンのダイナミッ
クレンジを拡大することができる。
発明の効果 本発明は、音響信号の計測・伝送に光を用いたことによ
り、電気系を含まない光学系での遠隔測定が可能となり
、耐電磁誘導性、高質伝送性、耐環境性、小形・軽量性
、安全性が優れることに加多て、光源を連続波長可変に
したことにより、変1換器の最適動作点の設定を可能に
かつ容易にでき、したがって変換器を高感度・低歪率に
設定でき、さらに、同一の振幅反射係数を有する繰返反
射干渉系を形成することにより、変換器のダイナミック
レンジを拡大することができる優れた光学的マイクロホ
ンを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は繰返反射干渉系の構成図、第2図は第との関係
図、第3図は従来の光学的マイクロホンのシステム構成
図、第4図は第3図の従来の光学的マイクロホンの受音
部の構造図、第5図は同受音部における繰返反射干渉系
の動作点をパラメータにした入出力変換図、第6図は本
発明の第1の実施例における光学的マイクロホンのシス
テム構成図、第7図は本発明の第2の実施例における光
学的マイクロホンのシステム構成図、第8図(2L)〜
(C)は第7図のエタロンのフィルタ効果を示す図であ
゛る。 3o・・・・・・連続波長可変光源、31・・・・・・
集光レンズ、32・・・・・・光分岐器、33・・・・
・・参照光用光検出器、34°°“・・・光ファイ、バ
結合用レンズ、36・・・・・・光ファイ′4・36−
°−パ平面受音板、37・・・・・・信号光用光検出器
、38・・・・・・差動増幅器、39・・・・・・出力
端子、4o・・・・・・連続スペクトル分布を有する光
源、41−=−・・・平行ビーム形成レンズ、42・・
・・・ファフリ自ペローのエタロン。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 第2図 第3図 第5図 第6図 7図 第8図 (ill、ン            (b)    
        (C)、2

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単一波長でかつ連続して波長を変えることができ
    る連続波長可変光源と、上記連続波長可変光源と光学的
    に結合された光分岐器と、上記光分岐器の、上記連続波
    長可変光源からの入射光の出射端に光学的に結合された
    光ファイバと、上記光ファイバの出射端面に対向して平
    行に配置され上記光ファイバの出射端面との間で繰返反
    射干渉系を形成する平面受音板と、上記光分岐器の上記
    光ファイバを介して伝幡される上記平面受音板からの帰
    還光の出射端に光学的に結合された光検出器とを備えた
    ことを特徴とする光学的マイクロホン。
  2. (2)連続波長可変光源は、連続スペクトル分布を有す
    る光源と、共振器長を可変としたファブリ・ペローのエ
    タロンとで形成した光源であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の光学的マイクロホン。
  3. (3)連続波長可変光源は、連続波長可変レーザである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光学的マ
    イクロホン。
  4. (4)平面受音板は、金属薄膜からなる受音板であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光学的マイ
    クロホン。
  5. (5)平面受音板は、ポリエステル系フィルムに金属蒸
    着してなる受音板であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の光学的マイクロホン。
  6. (6)平面受音板および光ファイバは、それらが互いに
    対向している面の振幅反射係数が同一になるように、そ
    れぞれ誘電体の多層膜コーティングしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の光学的マイクロホン。
  7. (7)連続スペクトル分布を有する光源はハロゲンラン
    プであることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    光学的マイクロホン。
  8. (8)連続スペクトル分布を有する光源は発光ダイオー
    ドであることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    光学的マイクロホン。
  9. (9)エタロンは、エタロンを形成している可動ガラス
    板が圧電セラミックで保持され、圧電セラミックに電圧
    を印加することによりエタロンの共振器長を可変にした
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の光学的マ
    イクロホン。
  10. (10)エタロンは、誘電体の多層膜コーティングをし
    波長領域を限定したエタロンであることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載の光学的マイクロホン。
JP13843084A 1984-07-04 1984-07-04 光学的マイクロホン Pending JPS6118300A (ja)

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